
ロボットレストランとは一体……!?
珍奇なものをこよなく愛するライター・北村ヂンが、気になったことや場所にNGナシで体当たり取材していく【突撃取材野郎!】。第18回は、話題沸騰中の「ロボットレストラン」に行ってきました。
■うわさのロボットレストランとは……?
先日からネットを騒がせている、とあるレストランをご存じだろうか。料理が激ウマ? 雰囲気がすごくイイ? 超リーズナブル? ……そういう類の話題ではない。そのレストラン、とにかくいろんな意味で相当どーかしているらしいのだ。その名も「ロボットレストラン」! ロボットが料理を作ってくれるのか、ウェイトレスがロボットなのか、はたまたレストラン自体が変形してロボットになってしまったりするのか……店名からして謎は深まるばかり。
7月18日のオープンに先駆け、超爆乳の巨大女ロボットを搭載したトレーラーが都内各所に出没して「なんだアレは!?」と、Twitter上などで話題騒然となっていた「ロボットレストラン」だが、その宣伝方法だけではなく、お店自体もメガトン級にスゴイらしいのだ。こ……コレは行くっきゃ騎士(ナイト)!

看板もすさまじいインパクト。
さて、問題の「ロボットレストラン」があるという新宿・歌舞伎町へやって来たところ、この不景気な時代にあって、依然ネオンがギラギラビカビカで活気のある不夜城・歌舞伎町の中でもケタ外れにビッカビカなお店が。ムムム、ここかッ!? うわさによると、総工費100億円をつぎ込んだともいわれている、この「ロボットレストラン」。一体、いかなる店なのか!?

『スター・ウォーズ』のストーム・トルーパーっぽい人が
客引きをしていた(ロボットではないよね?)
■いきなりギラギラ&ビカビカ過ぎ!
店内に足を踏み入れると、いきなり上半身が爆乳ギャル、下半身がロボットという、21世紀のマーメイドとでもいうべき巨大なロボット女がお出迎え。このロボ女、機械化された下半身に取り付けられたタイヤで、縦横無尽に動き回ることができる『装甲騎兵ボトムズ』のアーマードトルーパーもビックリなマシーンなのだ。

高さ約3メートルほどの巨大ロボ女が!

待合室からもう、狂おしいまでにギラギラ!
そして、いよいよショーがスタート! 爆音で流れる和風アレンジのロックと共に、おっぱいをブルンブルン振り乱したギャルたちが登場し、和太鼓&ドラム、マーチングバンド、フラッグ・パフォーマンスを繰り広げる。中でも圧巻だったのが、ターンテーブルの上に乗せられた4台のドラムがグルングルン回転しながらの演奏。もちろん照明は、そこいら中がギラギラのビカビカで、調子悪い人が来たら泡吹いてぶっ倒れちゃうんじゃないかというくらいのド派手っぷり。

爆音と共に飛び出してきたおっぱいギャルたち。

パフォーマンスのテーマは「女戦」。

4台のドラムセットがグルングルン周りながら演奏を繰り広げる。

ホール中を舞い踊る龍!

なぜかマーチングバンドまで登場。
パフォーマンスの完成度も高く、オリエンタルな雰囲気で外国人が見たら大喜びしそうな内容ではあったものの、ここまでロボット要素は一切ナシ。あれ、ロボットは? ロボットレストランなのに……!?
■遂にロボットが登場
結局、ロボットの出番はないままに前半のショーが終了。これはもしかして、客引きのために店先に鉄道模型は置いてあるものの、そのほかには鉄道要素がまったくない「鉄道喫茶」的なことなのか? ……と若干不安になっていると、スタッフから「この前をロボットが通りますんで、少し後ろに下がって下さい」との指示が。うおおおおっ! 遂に出てくるのか、ロボットッ!

動くぞ、コイツ!?
再びBGMが爆音で流れ出すと、巨大女ロボにギャル(ホントの人間ね)が2人、タンデム状態で乗り込み、動き出したッ! これはまさに「巨大女ロボ、大地に立つ!!」。もしくは、ギャル(ロボ)、ギャル、ギャルのギャル三連星だ。
目がチカチカするほどの照明の中、巨大女ロボが客席の前をグイングイン動き回り、ももいろクローバーZの「Z伝説〜終わりなき革命〜」……っぽいBGM(絶対インスパイアされてるハズ!)に合わせてギャルたちが踊りまくる! 現実離れしまくった光景は、エレクトリカルな竜宮城とでもいうべきか。うーん、ここは天国……!? 想像を遙かに上回るショーに思考回路はショート寸前。の……脳がしびれるッ!

ロボット自体も電飾でビッカビカ!
さらにたたみかけるように突入した「戦争ダンス」(なんちゅう名前だ!)なるパフォーマンスは、アーミー風のセクシー衣装のギャルが踊り狂う中、第二次世界大戦中のアメリカ軍主力爆撃機・B-29を思わせる戦闘機が動き出す……ギャルを鈴なり状態でぶら下げて。

うわーっ! 店内でバイクを乗り回すアーミーギャル。

B-29(?)に鈴なり状態でギャルがぶら下がって登場。
驚いているヒマもなく、ステージ後方の扉がバカーンと開き、電飾全開の戦車まで登場。当然こちらもギャルを満載! まさに『馬鹿が戦車でやってくる』ならぬ「ギャルが戦車でやってくる」状態だ。

ギャルが戦車でやってくる!
お客さんたちの頭上を通り過ぎるB-29&鈴なりギャルズ(尻がホント頭のすぐ上に!)、そして目の前のフロアを進んでいくエレクトリカル戦車。さらに客席を取り巻くように小型ロボに乗ったギャル達もギュンギュン回る。BGMはもちろん(?)「檄!帝国華撃団」(『サクラ大戦』の主題歌)……これが「鋼鉄に武装する乙女」ってヤツか!? 戦争……というよりは、もはやハルマゲドンだよ!

小型ロボットに乗ったギャルも。

いいなぁ~、このロボット。
■総工費100億円ってホント!?
しかし、バブル全盛期ならともかく、こんだけ不景気だといわれている時代に、総工費100億円(!?)のバブリーにもほどがあるお店をどうして作ってしまったのだろうか!? お店のスタッフさんを直撃してみた。
「さまざまなエンタメ系飲食店を手がけてきたオーナーが、その総決算としてやりたいことをすべて詰め込んだのがこのロボットレストランなんです」
確かに、ロボット、おっぱい、バイク、戦車、飛行機と、男の夢とロマンが過剰なまでに詰め込まれているすさまじいショーだった。ところで、総工費100億円というのはホントなの?
「このビルを建てるための用地の買収や、建設費などを含めての値段ですが、確かにそれくらいはかかっていると聞いています」
ちなみに、あの巨大女ロボットは1台数千万クラスの開発費がかかっているとのこと。これだけお金をかけたショーを、フード、ドリンク付き3,000円で見られるというのは明らかに安い! ……というか、採算取れているのか心配になってしまうほどだけど。
さ、最後にお願いがあるんですけど……。このロボット、乗っちゃダメっすか?
「いいですよー!」

う……うれしいッ! この日ほど、ライターになって
よかったと
思った日はありませんでしたよ。
■ロボットレストラン
住所:東京都新宿区歌舞伎町1ー7ー1 新宿ロボットビルB2F
電話:03-3200-5500(予約 9:00〜24:00)
営業日、ショーのスケジュールなどはサイトを参照して下さい。
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http://www.shinjuku-robot.com/>

(取材・文・写真・イラスト=北村ヂン)
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