大橋裕之・短期集中連載!! ロンドン五輪特別企画マンガ 「オリンピック奇想譚 vol.1ハンマーズ・ハイ」

【サイゾーpremiumより】 ――哀愁と笑いが交錯したなんとも言いがたい唯一無二の世界観で読む者を脱力、そして困惑させる『シティライツ』(講談社)で、一躍マンガ界の“辺境”に躍り出た大橋裕之。「五輪にはまったく興味なかったんですが、全力で調べます!」とがぜんやる気を出した彼が描くオリンピックとは「現実」なのか? はたまた「白昼夢」なのか? スタジアムの熱狂とともに"マジックリアリズム・マンガ"がここにお目見えする! (第1話は無料ですべて読めます!)
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(作/大橋裕之)
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「サイゾーpremium」とは? 雑誌「サイゾー」のほぼ全記事が、
月額525円読み放題! (バックナンバー含む)

大橋裕之・短期集中連載!! ロンドン五輪特別企画マンガ 「オリンピック奇想譚 vol.1ハンマーズ・ハイ」

【サイゾーpremiumより】 ――哀愁と笑いが交錯したなんとも言いがたい唯一無二の世界観で読む者を脱力、そして困惑させる『シティライツ』(講談社)で、一躍マンガ界の“辺境”に躍り出た大橋裕之。「五輪にはまったく興味なかったんですが、全力で調べます!」とがぜんやる気を出した彼が描くオリンピックとは「現実」なのか? はたまた「白昼夢」なのか? スタジアムの熱狂とともに"マジックリアリズム・マンガ"がここにお目見えする! (第1話は無料ですべて読めます!)
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なでしこ丸山は勝負パンツ、女子柔道福見はフクロウグッズ! 五輪選手のゲン担ぎ

【ハピズムより】

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『ロンドン五輪サッカー女子代表応援
MAGAZINE なでしこジャパン!!』
(オークラ出版)

 スポーツの祭典、ロンドンオリンピックがいよいよ開幕しました。オリンピックとスピリチュアル、一見まったく相いれない関係に思えるかもしれませんが、この大舞台のためにたゆまぬ努力を積んだアスリートたちの最後の心のよりどころとして、必勝祈願やゲン担ぎといったものを行う選手はたくさんいます。そう考えると、この2つの関係は非常に近いといえるのではないでしょうか? そこで今回は、ロンドン五輪に出場するアスリートたちのさまざまな必勝祈願とゲン担ぎを紹介します。

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元・女子アナが三角ビキニでキワドイショットを披露!?

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 元千葉テレビアナウンサーの谷岡恵里子が、初めてのイメージDVD『幸せのスパイラル』発売を記念し、東京・秋葉原でイベントを開催した。
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 5月にバリで撮影した本作。雑誌グラビアは経験済みだったというが、DVD撮影は、またひと味違った苦労と快感があったという。 「1泊2日の弾丸撮影だったんですが、日本の夏と同じような気候で、蒸し暑かったです。初めての動画で緊張して、特に初日はギコチない動きになっていると思います(笑)」 ――どんな内容ですか? 「自分なりに『表現力』というものをテーマにしていました。局アナウンサーとは違った表現が求められるので。ポーズひとつとっても、何も知らない状態で。でもそれはフリーとして必要なものだと思っています」 ――どんな『表現』にチャレンジしていますか? 「自分の雑誌グラビアを見て、深く反省するところがありまして。千葉テレビ時代の上司や同僚からの評判も『色気がない』と散々だったんです(笑)。今回は伏し目がちの表情にこだわってみました。男性は伏し目がちな女性が好きなんですよね?」 ――それはどうかと(笑)。オススメのシーンは? 「背中の露出ですね。日焼けしてしまいました(笑)。UVケアが大事だということも、学んだことのひとつです(笑)。三角ビキニが多くて、特に肌色のビキニはきわどいなと思いました。あとは、プールで泳いでいるところを、水中から撮影したシーンは恥ずかしかったですね」  タイトルは、特にブログのタイトルと同じものにしたという。今後もタレントとして、フリーアナウンサーとして活動する予定とのこと。
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◆谷岡恵里子オフィシャルブログ「幸せのスパイラル」 http://ameblo.jp/ac-hana/

元・女子アナが三角ビキニでキワドイショットを披露!?

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 元千葉テレビアナウンサーの谷岡恵里子が、初めてのイメージDVD『幸せのスパイラル』発売を記念し、東京・秋葉原でイベントを開催した。
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 5月にバリで撮影した本作。雑誌グラビアは経験済みだったというが、DVD撮影は、またひと味違った苦労と快感があったという。 「1泊2日の弾丸撮影だったんですが、日本の夏と同じような気候で、蒸し暑かったです。初めての動画で緊張して、特に初日はギコチない動きになっていると思います(笑)」 ――どんな内容ですか? 「自分なりに『表現力』というものをテーマにしていました。局アナウンサーとは違った表現が求められるので。ポーズひとつとっても、何も知らない状態で。でもそれはフリーとして必要なものだと思っています」 ――どんな『表現』にチャレンジしていますか? 「自分の雑誌グラビアを見て、深く反省するところがありまして。千葉テレビ時代の上司や同僚からの評判も『色気がない』と散々だったんです(笑)。今回は伏し目がちの表情にこだわってみました。男性は伏し目がちな女性が好きなんですよね?」 ――それはどうかと(笑)。オススメのシーンは? 「背中の露出ですね。日焼けしてしまいました(笑)。UVケアが大事だということも、学んだことのひとつです(笑)。三角ビキニが多くて、特に肌色のビキニはきわどいなと思いました。あとは、プールで泳いでいるところを、水中から撮影したシーンは恥ずかしかったですね」  タイトルは、特にブログのタイトルと同じものにしたという。今後もタレントとして、フリーアナウンサーとして活動する予定とのこと。
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◆谷岡恵里子オフィシャルブログ「幸せのスパイラル」 http://ameblo.jp/ac-hana/

事故から5カ月経過も続報一切なし、料理研究家・ケンタロウの不透明な現状

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『ケンタロウ「魚!」ムズカシイこ
とぬき!』/講談社

 今年2月、オートバイを運転中に転倒事故を起こした料理研究家のケンタロウ。事故から半年が経過したが、現在の状況について続報は皆無の状態だ。6月28日にはTOKIO・国分太一と共にレギュラー出演していた『太一×ケンタロウ 男子ごはん』(テレビ東京系)からの降板も発表されており、その容体が心配されている。

 ケンタロウは今年2月4日、首都高速道路をバイクで走行中、カーブを曲がりきれず壁に衝突し、高さ1mほどの側壁を乗り越え、約6m下の路上に転落するという大事故に遭った。幸いにも命に別状はなかったが、脚と頭蓋骨を骨折する重傷だったという。

事故から5カ月経過も続報一切なし、料理研究家・ケンタロウの不透明な現状

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『ケンタロウ「魚!」ムズカシイこ
とぬき!』/講談社

 今年2月、オートバイを運転中に転倒事故を起こした料理研究家のケンタロウ。事故から半年が経過したが、現在の状況について続報は皆無の状態だ。6月28日にはTOKIO・国分太一と共にレギュラー出演していた『太一×ケンタロウ 男子ごはん』(テレビ東京系)からの降板も発表されており、その容体が心配されている。

 ケンタロウは今年2月4日、首都高速道路をバイクで走行中、カーブを曲がりきれず壁に衝突し、高さ1mほどの側壁を乗り越え、約6m下の路上に転落するという大事故に遭った。幸いにも命に別状はなかったが、脚と頭蓋骨を骨折する重傷だったという。

本がない!? 東京国際ブックフェアで見えたどん底の出版業界

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 山本一郎「警察庁がぱちんこ営業のグレーゾーンに全力できた」 宝くじ利権をしっかり組み込んだ総務省とみずほ銀行 逮捕もされない!?ネット犯罪予告で成功する方法とは? ■特にオススメ記事はこちら! 本がない!? 東京国際ブックフェアで見えたどん底の出版業界 - Business Journal(7月26日)
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一見すると盛況の様子だが……。
 7月5日~8日に東京・有明の東京ビッグサイトで開かれた東京国際ブックフェア(TIBF)。各出版社が本の展示や著作権取引などを目的に出店し、2010年は世界25カ国から984社が出展、今年で19回目を迎えた同フェアだが、出展する出版関係者の間では、ある“異変”が囁かれた。 「事前に文藝春秋、筑摩書房、中央公論新社など名だたる出版社が出ないことは聞いていた。しかし、会場に来て驚いたのは、大手が出店していないどころか、文芸書は河出書房新社、語学書は白水社、ビジネス書は明日香出版社と、それぞれのジャンルに1社しか出ていなかったんです」  そう驚くのは、何年も出展してきた人文・社会科学系の出版社の営業担当者だ。ここ数年、単独ブースで出展する出版社が減少してきていると言われてきたが、今年のありさまは例年にないほどひどいものだった。  どれだけ出版社が少なかったのか。TIBFの会場図(PDF)を見てもらえれば一目瞭然だ。さすがに業界トップスリーの講談社、小学館、集英社は出展していた。しかし、ブースの規模も展示内容も以前に比べて華やかさに欠けた上に、総合出版社である小学館は児童書ゾーンでブースを展開するのみ。ハースト婦人画報社、徳間書店も会社の規模に見合わない小ブース。さらに、河出書房新社1社と同じ広さのブースに角川グループ関連10社がまとまって出展している。会場図をご覧になった読者の皆様に伺いたい。果たして、ご存じの出版社がどれほどあったのかと。  ある出展社の担当者は「弊社のブースに来られた一般読者の方に『新潮社のブースはどこか』と聞かれ、残念ながら今回も出展していませんと答えると、がっかりした様子で去って行きました」と話す。こうした趣旨の問い合わせは、たびたびあったという。  そんな状況下で唯一救いだったのが、人文・社会科学書のゾーンだ。岩波書店、平凡社、みすず書房、国書刊行会、吉川弘文館、東京大学出版会といった版元が単独出展したほか、大学出版部協会、歴史書懇話会、国語・国文学出版会などの団体による出展もあった。一般客にとっての初日となった7日には、「書物復権8社の会」のブースに長蛇の列ができていた(写真)。  なぜ著名な出版社の出展が少なかったのか。そのひとつの要因が、2011年の東日本大震災に際し運営と出版社の間で起こったトラブルだと指摘するのは、出展する老舗出版社の営業担当者。 「11年は大震災のため、出展を予定していた出版社が見合わせる、いわゆる自粛ムードがあった。しかし、キャンセル料が発生するため、主催者と多少のトラブルがあったようだ。それに抗議する意味で、今年の出展を見合わせた社もあったのではないか」  また、別の出展社社員は「出版社が共同のブースで出展することに、主催者側が様々な注文を付けてきた。ブース内での公開セミナーについても、色々と内容ややり方を制限するようなことを言われた。その交渉が嫌になって、今回は見送った共同ブースもあるようだ」と話す。  しかし、この手のトラブルはたびたび発生するもので、その影響は短期的なものであろう。問題なのは、ここ数年の出版社による単独ブースでの出展だ。減少傾向にある原因を、中小出版社の営業担当者はこう語る。 「同フェアに出展するメリットが見えないのが本当の問題だろう。かつて、海外の出版社向けに出版物の版権販売を行う場という名目で東京国際ブックフェアは開かれてきた。しかし昨今では、すでにTIBFが開かれる頃には海外出版社との版権交渉は済んでおり、今更、TIBFで交渉する必要もなくなった。そのため、版権の売買を求める旨のプレートをブースに掲げる出展社もほとんどなくなった」  たしかにTIBFのスタート時は、世界最大のブックフェアと言われるドイツの「フランクフルトブックフェア」をみならって、版権売買の場であった。しかし、先述のような状況になり、その機能は薄れていった。これではいけないと、主催者が次に掲げたのが書店と出版社との「商談会」の場という機能だ。  しかし、ある中堅出版社の営業担当者は「商談会がスタートした頃は、弊社も取り組んでいたが、会場に来るのは現場の担当者ではなく、役員や社長クラスが多かった。発注権限がある店舗の担当者が少なく、出展費用と効果を考えると、営業マンが地方に出張して注文を取ってきた方がはるかに効果的だ。それに加えて最近、首都圏と大阪で書店主導による商談会というものも始まった。それが今年は九州地区にも広まった。多くの出版社は、商談会はここでと考えている。というのも、出展費用がケタ違いに安いからだ」  一方で、こんな意見もある。 「番線印(本を発注するために必要な印鑑のようなもの)を持ってきた書店さんもいた。こうした書店さんの来場が増えれば、商談会の場として会を行う意味はある。だが、今回はそうした人は極少数だった。とくに最近は書店業界も疲弊していて、地方の書店さんは2年に1度など訪れる頻度が少なくなり、送りこむ書店員の数も減らしている」(出展出版社のブース担当者)  商談会を行う出展社がなくなったわけではない。アスク出版のような直取引(卸会社を通さず、自ら書店に配本する取引)出版社にとっては、訪れた書店員との商談にこそ出展する意味がある。しかし、そうしたブースは少数派になってしまった。今では、ほとんどのブースが在庫一掃セールを目的とした「安売り市」化してしまった。  それが悪いというのではない。1年に1度、定価販売が法律で定められている本が2割引きなどで安く買えるという意味では、読者サービスの一環の活動といえる。しかし、安売りするのがTIBFの目的なのだろうか。そう考える出版社が、そこにメリットがあると考えて、出展し続けていくのならそれもいいだろう。だが、多くの出版社が安売り市のために出展するメリットは少ないと考えているからこそ、出版社の出展が激減しているのではないだろうか。
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 加えて、近年の電子出版EXPOの華々しさも、TIBFを見劣りさせている。今回からは、開催日を1日ずらして別会場で開かれたが、10年にはグーグルの出展、今年は楽天koboの発売など、その話題性の高さに、会場には多くの関係者が訪れた。とくに、同時開催していた昨年までは、ネット関連業者が訪れたため来場者の質が変わり、もはや電子出版フェアではないかともいわれるほどだった。  来年、20回目という節目を迎えるTIBF。出展社の多くから、1年に1度のお祭りをやめよとまでの意見は出ていない。ただ、出版産業の変遷に対応した新しいブックフェアの模索も同時に必要となる。主催者に課せられた宿題は難しいかもしれないが、新たなメリットの創出を早期に望む。 (文・写真=碇 泰三) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 山本一郎「警察庁がぱちんこ営業のグレーゾーンに全力できた」 宝くじ利権をしっかり組み込んだ総務省とみずほ銀行 逮捕もされない!?ネット犯罪予告で成功する方法とは? 円をアメリカに流す!? アフラックの経営姿勢にかみついたダイヤモンド サイフは親!“賢い”女子たちが切り開く親孝行マーケット アップル元社員「ジョブズは他人の成果を自分のものに…」 上層部の保守的なムードにうんざり ソニー社員は阿鼻叫喚

本がない!? 東京国際ブックフェアで見えたどん底の出版業界

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 山本一郎「警察庁がぱちんこ営業のグレーゾーンに全力できた」 宝くじ利権をしっかり組み込んだ総務省とみずほ銀行 逮捕もされない!?ネット犯罪予告で成功する方法とは? ■特にオススメ記事はこちら! 本がない!? 東京国際ブックフェアで見えたどん底の出版業界 - Business Journal(7月26日)
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一見すると盛況の様子だが……。
 7月5日~8日に東京・有明の東京ビッグサイトで開かれた東京国際ブックフェア(TIBF)。各出版社が本の展示や著作権取引などを目的に出店し、2010年は世界25カ国から984社が出展、今年で19回目を迎えた同フェアだが、出展する出版関係者の間では、ある“異変”が囁かれた。 「事前に文藝春秋、筑摩書房、中央公論新社など名だたる出版社が出ないことは聞いていた。しかし、会場に来て驚いたのは、大手が出店していないどころか、文芸書は河出書房新社、語学書は白水社、ビジネス書は明日香出版社と、それぞれのジャンルに1社しか出ていなかったんです」  そう驚くのは、何年も出展してきた人文・社会科学系の出版社の営業担当者だ。ここ数年、単独ブースで出展する出版社が減少してきていると言われてきたが、今年のありさまは例年にないほどひどいものだった。  どれだけ出版社が少なかったのか。TIBFの会場図(PDF)を見てもらえれば一目瞭然だ。さすがに業界トップスリーの講談社、小学館、集英社は出展していた。しかし、ブースの規模も展示内容も以前に比べて華やかさに欠けた上に、総合出版社である小学館は児童書ゾーンでブースを展開するのみ。ハースト婦人画報社、徳間書店も会社の規模に見合わない小ブース。さらに、河出書房新社1社と同じ広さのブースに角川グループ関連10社がまとまって出展している。会場図をご覧になった読者の皆様に伺いたい。果たして、ご存じの出版社がどれほどあったのかと。  ある出展社の担当者は「弊社のブースに来られた一般読者の方に『新潮社のブースはどこか』と聞かれ、残念ながら今回も出展していませんと答えると、がっかりした様子で去って行きました」と話す。こうした趣旨の問い合わせは、たびたびあったという。  そんな状況下で唯一救いだったのが、人文・社会科学書のゾーンだ。岩波書店、平凡社、みすず書房、国書刊行会、吉川弘文館、東京大学出版会といった版元が単独出展したほか、大学出版部協会、歴史書懇話会、国語・国文学出版会などの団体による出展もあった。一般客にとっての初日となった7日には、「書物復権8社の会」のブースに長蛇の列ができていた(写真)。  なぜ著名な出版社の出展が少なかったのか。そのひとつの要因が、2011年の東日本大震災に際し運営と出版社の間で起こったトラブルだと指摘するのは、出展する老舗出版社の営業担当者。 「11年は大震災のため、出展を予定していた出版社が見合わせる、いわゆる自粛ムードがあった。しかし、キャンセル料が発生するため、主催者と多少のトラブルがあったようだ。それに抗議する意味で、今年の出展を見合わせた社もあったのではないか」  また、別の出展社社員は「出版社が共同のブースで出展することに、主催者側が様々な注文を付けてきた。ブース内での公開セミナーについても、色々と内容ややり方を制限するようなことを言われた。その交渉が嫌になって、今回は見送った共同ブースもあるようだ」と話す。  しかし、この手のトラブルはたびたび発生するもので、その影響は短期的なものであろう。問題なのは、ここ数年の出版社による単独ブースでの出展だ。減少傾向にある原因を、中小出版社の営業担当者はこう語る。 「同フェアに出展するメリットが見えないのが本当の問題だろう。かつて、海外の出版社向けに出版物の版権販売を行う場という名目で東京国際ブックフェアは開かれてきた。しかし昨今では、すでにTIBFが開かれる頃には海外出版社との版権交渉は済んでおり、今更、TIBFで交渉する必要もなくなった。そのため、版権の売買を求める旨のプレートをブースに掲げる出展社もほとんどなくなった」  たしかにTIBFのスタート時は、世界最大のブックフェアと言われるドイツの「フランクフルトブックフェア」をみならって、版権売買の場であった。しかし、先述のような状況になり、その機能は薄れていった。これではいけないと、主催者が次に掲げたのが書店と出版社との「商談会」の場という機能だ。  しかし、ある中堅出版社の営業担当者は「商談会がスタートした頃は、弊社も取り組んでいたが、会場に来るのは現場の担当者ではなく、役員や社長クラスが多かった。発注権限がある店舗の担当者が少なく、出展費用と効果を考えると、営業マンが地方に出張して注文を取ってきた方がはるかに効果的だ。それに加えて最近、首都圏と大阪で書店主導による商談会というものも始まった。それが今年は九州地区にも広まった。多くの出版社は、商談会はここでと考えている。というのも、出展費用がケタ違いに安いからだ」  一方で、こんな意見もある。 「番線印(本を発注するために必要な印鑑のようなもの)を持ってきた書店さんもいた。こうした書店さんの来場が増えれば、商談会の場として会を行う意味はある。だが、今回はそうした人は極少数だった。とくに最近は書店業界も疲弊していて、地方の書店さんは2年に1度など訪れる頻度が少なくなり、送りこむ書店員の数も減らしている」(出展出版社のブース担当者)  商談会を行う出展社がなくなったわけではない。アスク出版のような直取引(卸会社を通さず、自ら書店に配本する取引)出版社にとっては、訪れた書店員との商談にこそ出展する意味がある。しかし、そうしたブースは少数派になってしまった。今では、ほとんどのブースが在庫一掃セールを目的とした「安売り市」化してしまった。  それが悪いというのではない。1年に1度、定価販売が法律で定められている本が2割引きなどで安く買えるという意味では、読者サービスの一環の活動といえる。しかし、安売りするのがTIBFの目的なのだろうか。そう考える出版社が、そこにメリットがあると考えて、出展し続けていくのならそれもいいだろう。だが、多くの出版社が安売り市のために出展するメリットは少ないと考えているからこそ、出版社の出展が激減しているのではないだろうか。
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 加えて、近年の電子出版EXPOの華々しさも、TIBFを見劣りさせている。今回からは、開催日を1日ずらして別会場で開かれたが、10年にはグーグルの出展、今年は楽天koboの発売など、その話題性の高さに、会場には多くの関係者が訪れた。とくに、同時開催していた昨年までは、ネット関連業者が訪れたため来場者の質が変わり、もはや電子出版フェアではないかともいわれるほどだった。  来年、20回目という節目を迎えるTIBF。出展社の多くから、1年に1度のお祭りをやめよとまでの意見は出ていない。ただ、出版産業の変遷に対応した新しいブックフェアの模索も同時に必要となる。主催者に課せられた宿題は難しいかもしれないが、新たなメリットの創出を早期に望む。 (文・写真=碇 泰三) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 山本一郎「警察庁がぱちんこ営業のグレーゾーンに全力できた」 宝くじ利権をしっかり組み込んだ総務省とみずほ銀行 逮捕もされない!?ネット犯罪予告で成功する方法とは? 円をアメリカに流す!? アフラックの経営姿勢にかみついたダイヤモンド サイフは親!“賢い”女子たちが切り開く親孝行マーケット アップル元社員「ジョブズは他人の成果を自分のものに…」 上層部の保守的なムードにうんざり ソニー社員は阿鼻叫喚