「空いた時間はボランティア!」デキ婚で干された元KAT-TUN赤西仁がすっかり改心!?

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これでももうすぐパパ!
 今年2月にデキちゃった結婚した、元KAT-TUNの赤西仁と女優の黒木メイサ。  黒木は10月に第1子を出産予定だが、早くも来年の綾瀬はるか主演のNHK大河ドラマ『八重の桜』に出演することが決定。十分な産休を取ることなく仕事復帰となりそうだが、赤西はすっかり干されてしまった。 「ジャニーズ事務所は、予定されていたツアーの中止を発表しただけでなく、主演予定だった7月スタートのドラマ『GTO』(フジテレビ系)からの降板を申し入れ、EXILEのAKIRAが赤西の代役として主演している。今年12月公開予定の、キアヌ・リーブス主演のハリウッド映画『47RONIN』には出演しているものの、PRチームに入るかは微妙なところ」(スポーツ紙芸能デスク)  仕事がないだけに、一部では身重の黒木に付き添って買い物を楽しむ姿が報じられるなど、このままだと多忙な黒木に代わり“主夫”として第1子の育児をすることになりそうだ。そんな中、赤西が空き時間に意外な場所へ出かけていたことが発覚した。 「息子が養護学校に通っているという父親の、Twitterへの書き込みによると、どうやら、赤西はボランティアで同校をに訪れ、子どもたちと触れ合っていたようだ。かつては山下智久や錦戸亮を率いて『赤西軍団』と呼ばれ、都内の繁華街で夜遊び三昧だったものの、事実上『軍団』は解散。赤西は仕事が入っていないこともあり、有効に時間を使っているようだ」(女性誌記者)  Twitterに書き込まれたのは6月中旬で、その父親はフォロワーに赤西がどんな人物かを確認した上で、「ジャニーズはsmap しかわからないから。赤西仁、息子の運動会のボランティアで来てくれたんですよ。子供達に慕われて好青年でしたよ。黒木メイサと電撃してお子さんいるのかな?だからあんな子供達が安心できる接し方ができたのかな。教えてくれてありがとう。(原文ママ)」と書き込み、赤西への感謝を表している。  子どもができたとあって、すっかりかつてのとげとげしさがなくなってしまった様子の赤西だが、素行不良が改善されたとしたら、ジャニーズサイドが据えたキツイお灸の効果が絶大だったということかもしれない!?

エド・はるみが営業に必死! イメージ回復を狙うも厳しすぎる現状

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『グーグー体操』/よしもとアール・
アンド・シー

 島田紳助の怒りを買い、芸能界から“干された”といわれていたエド・はるみが、自身のブログで前代未聞の釈明を行ってから、早半年以上。テレビの仕事が減ってしまった理由をマネジャーの仕事ぶりのせいだと告白していたが、やはり現在でもなかなかオファーが掛からない状態が続いているようだ。

 エドが問題のブログを更新したのは昨年12月のこと。自身の露出が激減した理由は、紳助との確執ではなく、自身のマネジャーによる問題行動が原因だったという。「連絡がつかない、携帯もメールも出ない」「『エドはスケジュールが一杯』と、仕事のオファーも簡単に断ってしまう」など具体的な事例をこれでもかと書き連ねていたが、最後には「もちろん、TVに今、出られない理由は、私自身のこともあるのでしょう」と締めくくっていた。

男性の10人に1人が精子に問題アリ あなたも不妊症かも?

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 脱法市場のパチンコ業界がクリーンになる? 合コンで大人気!化粧品K男性社員は毎晩自社商品で全身を… アップル元社員語る「過酷な社内政治とクレイジーな要求」 ■特にオススメ記事はこちら! 男性の10人に1人が精子に問題アリ あなたも不妊症かも? - Business Journal(7月19日)
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(右)「週刊ダイヤモンド 7/21号」
(左)「週刊東洋経済 7/21号」二段目
経済の神学論争!? ダイヤモンドの激論企画 「週刊ダイヤモンド 7/21号」の大特集は『激論! 日本経済 答えはどこにあるのか?』。バブル崩壊後からの“失われた20年”で深刻化した経済迷走の「なぜ?」を論客対決で明らかにしようという試みだ。 『日本経済復活の処方箋はこれだ!』をテーマに、池田信夫アゴラ研究所所長と飯田泰之駒澤大学准教授。『財政再建優先か景気回復優先か』をテーマに、河野龍太郎BNPパリバ証券経済調査本部長と若田部昌澄早稲田大学大学院教授。 『金融政策でデフレ脱却できるか』をテーマに、池尾和人慶應義塾大学教授と武藤敏郎大和総研理事長。  ……といった具合に、それぞれの議論の有名な論者が議論を交わしている。このほかにも『グローバル化の中で日本企業が生き残る条件』『社会保障は削減か充実か』『日本はTPPに参加すべきか』『経済学は実際の経済に役立つか』『脱原発を進めるべきか』といったテーマで議論がなされている。  1990年代初頭のバブル景気崩壊以降、長期の景気低迷に入っている。経済学上、景気低迷の解決方法をめぐっては財政政策と金融政策という経済政策が議論される。財政政策とは、予算配分、財政出動、増減税、規制緩和といったもの。一方、金融政策とは中央銀行(日本で言えば日本銀行)が行う政策で、一定のインフレ(物価上昇)におさまるように通貨供給を行うものだ。この2つが、経済政策の両輪であり、双方を巧みにコントロールすれば経済は安定すると考えられてきている。  日本で言えば、“失われた10年”というべき90年代は、経済への大きな重荷となっていたバブル崩壊による不良債権の処理が必要であったが、これを後回しにして、財政政策による財政出動を積極的に行い日本経済を支えた。ただし、この財政出動の結果として累積する債務残高が大きく膨らむこととなった。さらに、00年代後半にはリーマンショック後の景気対策としての財政出動もあって、借金は大きく膨らみ財政政策の限界が考えられるようになってきた。現時点で打つことができる財政政策は、増減税、規制緩和といったものしかない。  そこで浮上してきたのが、金融政策への期待だ。  現在勢いが出てきているのが、金融政策のインフレターゲット有効派(リフレ派)だ。これは、米国の経済学者ポール・クルーグマンなどが提唱しているもので、中央銀行が市場に資金をより供給し、インフレのターゲットを示すことで「将来インフレになる(物の値段が上がる)から今のうちに買っておこう」という意識が高まり、景気がよくなるとする考え方だ(今回の特集でいえば飯田泰之駒澤大学准教授、若田部昌澄早稲田大学大学院教授がその立場だ)。  ただし、金融政策にはそれほどの効果はない。中央銀行にはインフレターゲットの有効性を疑問視する経済学者は多い(今回の特集でいえば、池田信夫アゴラ研究所所長、河野龍太郎BNPパリバ証券経済調査本部長、池尾和人慶應義塾大学教授だ)。「00年代はゼロ金利どころか量的緩和政策で市場にお金をジャブジャブにしてきた。にもかかわらず、景気がよくなっていないのは、金融政策にそれほどの力がないためだ」と批判する。  一方でリフレ派は経済学的には少数派なのだが、現在、デフレの日本経済をインフレにすれば、税収も増加し債務も軽減できることから、政治家もこの説に飛びつきはじめている。政党でいえば、リフレ派の高橋洋一氏がブレーンとなっている「みんなの党」がここにあてはまる。  実は、今回の論客対決の多くは、この金融政策の問題について議論しているに過ぎない。リフレ派の学者は、金融政策が物足りないと主張している。リフレ派でない学者は、金融政策の効果は期待できずに、増減税、規制緩和といった財政政策を行うしかないという主張をしている。現実的には、大蔵省事務次官、日本銀行副総裁も務めた武藤敏郎大和総研理事長の「しかし、10年金利が1%の日本では結局、量的緩和以外に選択肢がない。少しは意味があることをやり続けるのは、理論的には議論があるかもしれないが、実務的には決して軽視すべきではない」といった発言が、現実的な答えになりそうだ。  しかし、こうした議論は、経済学上のモデルをもとにした議論であって、複雑な要因がからみあう現在経済にどこまで有効なのかという疑問がつきまとう。クルーグマンも過去30~40年の経済学を「よく言って役に立たない、悪く言えば有害だ」と言い切っているほどだ。  当サイトの記事、『岩瀬大輔(ライフネット生命副社長)・キュレーション第3回 岩瀬大輔「日銀は無関係!?円高要因は実需、輸出、ユーロ危機」』では、「『日銀の緩和が十分でないからデフレが続いている』『いや十分な金融緩和を行ってきた、問題は実体経済だ』という経済学者間の議論がありますが、これはもはや神学論争に近いと思います。デフレの要因は複合的であり、どちらの主張が絶対的に正しいかということは実証できないのです」と指摘しているが、まさにこうした論客対決は宗教間対立でしかないのかもしれない。  一般の汗水たらして働くビジネスマンからすれば、経済学の宗教は、どうでもいいから、まずは景気を良くしてくれ! 給料を上げてくれ! ということだろう。 現代の難問 不妊に迫った東洋経済 「週刊東洋経済 7/21号」の大特集は『不妊の原因、その半分は男性 みんな不妊に悩んでる』。世界中で患者数が拡大している不妊症。一般に、2年以上避妊なしで性交しても妊娠しない場合、不妊症と判断されており、どの国でも不妊症を抱えるカップルが10~15%の割合で存在するといわれている。  しかも、日本の場合、晩婚化と晩産化が不妊を深刻化させている。「今、不妊治療を受けている人の約9割は、10年前に子どもを作ろうとしていれば、自然に妊娠できていたのではないか」と専門家が語っているほどだ。  別の専門家は「生殖年齢の“定年”は今も江戸時代と変わらない。出産の適齢期は25~35歳だ」と話している。ところが、ある調査では、「36歳を境にして女性の妊娠力は低下する」という現実を知っている日本人は29.6%で、カナダの82.1%、英国の71.9%の半分以下と知識が不足しているのだ。  現在、日本において不妊治療を行う病院・クリニック数は約600件。米国の500件を上回り世界一の数字になっている。体外受精、顕微授精などの高度生殖医療(ART)の治療件数でも日本は年間21.3万件と世界トップ。09年にはARTにより2.6万人の新生児が生まれた。今や「新生児の40人に1人は体外受精児」時代だ。  不妊治療は巨大産業へと成長している。ARTにかかる費用を1回40万円として計算すると、それだけで市場規模は852億円。全体の規模は1000億円を超えると見られているという。少子化に悩む日本にとって今後ますます注目される分野になりそうだ。  日本の特有の問題は「不妊をタブー視」し、「不妊は女性だけに原因がある」という偏見が強い点だ。しかし、実際には、WHO(世界保健機関)によると、不妊原因のうち、「男性のみ(に原因がある)」は24%にも上る。男女双方に原因がある場合を加えると、約半分のケースで男性が関係していることになる。「精子になんらかの問題がある人は10人に1人」と専門家は指摘するほどだ。『PART1 精子はこうして作られる 男性不妊の原因はこれだ!』の不妊の原因ベスト3によれば、第1位は精子の数が少ない乏精子症、第2位は精液のなかに精子が見当たらない無精子症、第3位は精子を作る機能が低下している精子無力症だ。  乏精子症は、長時間座っていたときに痛みがある場合、無精子症はいつの間にか陰嚢がはれた場合、精子無力症はおたふく風邪の経験がある場合に注意が必要だという。  気になる男性は、奥さんと一緒に産婦人科を受診すべきだろう。その後、専門クリニックで検査という流れになるが、実際の検査時間は30分ほど、検査費用はおよそ1万5000円程度だ。  特集では『あなたの精子を守るための10カ条』が紹介されているが、そのうち、ビジネスマンにとって重要なのは、「禁煙」、「ブリーフよりもトランクス」、「飲酒は適量に」といったものだ。また、熱に弱い精巣の温度を上げてしまう電車の座席で「膝上でノートPCを使うこと」はNGだという。  専門家によれば、精子の質を上げるためには、ビタミンC、ビタミンEを摂取すること、色素リコピンに効果があるとされるトマトもよい効果がありそうだという。  やはり規則正しい生活が精子形成にもプラス効果をもたらすようだ。 (文=松井克明/CFP) <おすすめ記事> 脱法市場のパチンコ業界がクリーンになる? 合コンで大人気!化粧品K男性社員は毎晩自社商品で全身を… アップル元社員語る「過酷な社内政治とクレイジーな要求」 広告、消したい過去…日経が野村インサイダーに“甘い”ワケ トヨタが独法などで官僚流「利権温存」の隠れ蓑に利用される? 深夜強盗の影響で「すき家」の売り上げが激減 平穏な民家に特殊部隊が突入! 原因は無線LAN

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(右)「週刊ダイヤモンド 7/21号」
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(左)「週刊東洋経済 7/21号」二段目
経済の神学論争!? ダイヤモンドの激論企画 「週刊ダイヤモンド 7/21号」の大特集は『激論! 日本経済 答えはどこにあるのか?』。バブル崩壊後からの“失われた20年”で深刻化した経済迷走の「なぜ?」を論客対決で明らかにしようという試みだ。 『日本経済復活の処方箋はこれだ!』をテーマに、池田信夫アゴラ研究所所長と飯田泰之駒澤大学准教授。『財政再建優先か景気回復優先か』をテーマに、河野龍太郎BNPパリバ証券経済調査本部長と若田部昌澄早稲田大学大学院教授。 『金融政策でデフレ脱却できるか』をテーマに、池尾和人慶應義塾大学教授と武藤敏郎大和総研理事長。  ……といった具合に、それぞれの議論の有名な論者が議論を交わしている。このほかにも『グローバル化の中で日本企業が生き残る条件』『社会保障は削減か充実か』『日本はTPPに参加すべきか』『経済学は実際の経済に役立つか』『脱原発を進めるべきか』といったテーマで議論がなされている。  1990年代初頭のバブル景気崩壊以降、長期の景気低迷に入っている。経済学上、景気低迷の解決方法をめぐっては財政政策と金融政策という経済政策が議論される。財政政策とは、予算配分、財政出動、増減税、規制緩和といったもの。一方、金融政策とは中央銀行(日本で言えば日本銀行)が行う政策で、一定のインフレ(物価上昇)におさまるように通貨供給を行うものだ。この2つが、経済政策の両輪であり、双方を巧みにコントロールすれば経済は安定すると考えられてきている。  日本で言えば、“失われた10年”というべき90年代は、経済への大きな重荷となっていたバブル崩壊による不良債権の処理が必要であったが、これを後回しにして、財政政策による財政出動を積極的に行い日本経済を支えた。ただし、この財政出動の結果として累積する債務残高が大きく膨らむこととなった。さらに、00年代後半にはリーマンショック後の景気対策としての財政出動もあって、借金は大きく膨らみ財政政策の限界が考えられるようになってきた。現時点で打つことができる財政政策は、増減税、規制緩和といったものしかない。  そこで浮上してきたのが、金融政策への期待だ。  現在勢いが出てきているのが、金融政策のインフレターゲット有効派(リフレ派)だ。これは、米国の経済学者ポール・クルーグマンなどが提唱しているもので、中央銀行が市場に資金をより供給し、インフレのターゲットを示すことで「将来インフレになる(物の値段が上がる)から今のうちに買っておこう」という意識が高まり、景気がよくなるとする考え方だ(今回の特集でいえば飯田泰之駒澤大学准教授、若田部昌澄早稲田大学大学院教授がその立場だ)。  ただし、金融政策にはそれほどの効果はない。中央銀行にはインフレターゲットの有効性を疑問視する経済学者は多い(今回の特集でいえば、池田信夫アゴラ研究所所長、河野龍太郎BNPパリバ証券経済調査本部長、池尾和人慶應義塾大学教授だ)。「00年代はゼロ金利どころか量的緩和政策で市場にお金をジャブジャブにしてきた。にもかかわらず、景気がよくなっていないのは、金融政策にそれほどの力がないためだ」と批判する。  一方でリフレ派は経済学的には少数派なのだが、現在、デフレの日本経済をインフレにすれば、税収も増加し債務も軽減できることから、政治家もこの説に飛びつきはじめている。政党でいえば、リフレ派の高橋洋一氏がブレーンとなっている「みんなの党」がここにあてはまる。  実は、今回の論客対決の多くは、この金融政策の問題について議論しているに過ぎない。リフレ派の学者は、金融政策が物足りないと主張している。リフレ派でない学者は、金融政策の効果は期待できずに、増減税、規制緩和といった財政政策を行うしかないという主張をしている。現実的には、大蔵省事務次官、日本銀行副総裁も務めた武藤敏郎大和総研理事長の「しかし、10年金利が1%の日本では結局、量的緩和以外に選択肢がない。少しは意味があることをやり続けるのは、理論的には議論があるかもしれないが、実務的には決して軽視すべきではない」といった発言が、現実的な答えになりそうだ。  しかし、こうした議論は、経済学上のモデルをもとにした議論であって、複雑な要因がからみあう現在経済にどこまで有効なのかという疑問がつきまとう。クルーグマンも過去30~40年の経済学を「よく言って役に立たない、悪く言えば有害だ」と言い切っているほどだ。  当サイトの記事、『岩瀬大輔(ライフネット生命副社長)・キュレーション第3回 岩瀬大輔「日銀は無関係!?円高要因は実需、輸出、ユーロ危機」』では、「『日銀の緩和が十分でないからデフレが続いている』『いや十分な金融緩和を行ってきた、問題は実体経済だ』という経済学者間の議論がありますが、これはもはや神学論争に近いと思います。デフレの要因は複合的であり、どちらの主張が絶対的に正しいかということは実証できないのです」と指摘しているが、まさにこうした論客対決は宗教間対立でしかないのかもしれない。  一般の汗水たらして働くビジネスマンからすれば、経済学の宗教は、どうでもいいから、まずは景気を良くしてくれ! 給料を上げてくれ! ということだろう。 現代の難問 不妊に迫った東洋経済 「週刊東洋経済 7/21号」の大特集は『不妊の原因、その半分は男性 みんな不妊に悩んでる』。世界中で患者数が拡大している不妊症。一般に、2年以上避妊なしで性交しても妊娠しない場合、不妊症と判断されており、どの国でも不妊症を抱えるカップルが10~15%の割合で存在するといわれている。  しかも、日本の場合、晩婚化と晩産化が不妊を深刻化させている。「今、不妊治療を受けている人の約9割は、10年前に子どもを作ろうとしていれば、自然に妊娠できていたのではないか」と専門家が語っているほどだ。  別の専門家は「生殖年齢の“定年”は今も江戸時代と変わらない。出産の適齢期は25~35歳だ」と話している。ところが、ある調査では、「36歳を境にして女性の妊娠力は低下する」という現実を知っている日本人は29.6%で、カナダの82.1%、英国の71.9%の半分以下と知識が不足しているのだ。  現在、日本において不妊治療を行う病院・クリニック数は約600件。米国の500件を上回り世界一の数字になっている。体外受精、顕微授精などの高度生殖医療(ART)の治療件数でも日本は年間21.3万件と世界トップ。09年にはARTにより2.6万人の新生児が生まれた。今や「新生児の40人に1人は体外受精児」時代だ。  不妊治療は巨大産業へと成長している。ARTにかかる費用を1回40万円として計算すると、それだけで市場規模は852億円。全体の規模は1000億円を超えると見られているという。少子化に悩む日本にとって今後ますます注目される分野になりそうだ。  日本の特有の問題は「不妊をタブー視」し、「不妊は女性だけに原因がある」という偏見が強い点だ。しかし、実際には、WHO(世界保健機関)によると、不妊原因のうち、「男性のみ(に原因がある)」は24%にも上る。男女双方に原因がある場合を加えると、約半分のケースで男性が関係していることになる。「精子になんらかの問題がある人は10人に1人」と専門家は指摘するほどだ。『PART1 精子はこうして作られる 男性不妊の原因はこれだ!』の不妊の原因ベスト3によれば、第1位は精子の数が少ない乏精子症、第2位は精液のなかに精子が見当たらない無精子症、第3位は精子を作る機能が低下している精子無力症だ。  乏精子症は、長時間座っていたときに痛みがある場合、無精子症はいつの間にか陰嚢がはれた場合、精子無力症はおたふく風邪の経験がある場合に注意が必要だという。  気になる男性は、奥さんと一緒に産婦人科を受診すべきだろう。その後、専門クリニックで検査という流れになるが、実際の検査時間は30分ほど、検査費用はおよそ1万5000円程度だ。  特集では『あなたの精子を守るための10カ条』が紹介されているが、そのうち、ビジネスマンにとって重要なのは、「禁煙」、「ブリーフよりもトランクス」、「飲酒は適量に」といったものだ。また、熱に弱い精巣の温度を上げてしまう電車の座席で「膝上でノートPCを使うこと」はNGだという。  専門家によれば、精子の質を上げるためには、ビタミンC、ビタミンEを摂取すること、色素リコピンに効果があるとされるトマトもよい効果がありそうだという。  やはり規則正しい生活が精子形成にもプラス効果をもたらすようだ。 (文=松井克明/CFP) <おすすめ記事> 脱法市場のパチンコ業界がクリーンになる? 合コンで大人気!化粧品K男性社員は毎晩自社商品で全身を… アップル元社員語る「過酷な社内政治とクレイジーな要求」 広告、消したい過去…日経が野村インサイダーに“甘い”ワケ トヨタが独法などで官僚流「利権温存」の隠れ蓑に利用される? 深夜強盗の影響で「すき家」の売り上げが激減 平穏な民家に特殊部隊が突入! 原因は無線LAN

男性の10人に1人が精子に問題アリ あなたも不妊症かも?

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 脱法市場のパチンコ業界がクリーンになる? 合コンで大人気!化粧品K男性社員は毎晩自社商品で全身を… アップル元社員語る「過酷な社内政治とクレイジーな要求」 ■特にオススメ記事はこちら! 男性の10人に1人が精子に問題アリ あなたも不妊症かも? - Business Journal(7月19日)
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(右)「週刊ダイヤモンド 7/21号」
(左)「週刊東洋経済 7/21号」二段目
経済の神学論争!? ダイヤモンドの激論企画 「週刊ダイヤモンド 7/21号」の大特集は『激論! 日本経済 答えはどこにあるのか?』。バブル崩壊後からの“失われた20年”で深刻化した経済迷走の「なぜ?」を論客対決で明らかにしようという試みだ。 『日本経済復活の処方箋はこれだ!』をテーマに、池田信夫アゴラ研究所所長と飯田泰之駒澤大学准教授。『財政再建優先か景気回復優先か』をテーマに、河野龍太郎BNPパリバ証券経済調査本部長と若田部昌澄早稲田大学大学院教授。 『金融政策でデフレ脱却できるか』をテーマに、池尾和人慶應義塾大学教授と武藤敏郎大和総研理事長。  ……といった具合に、それぞれの議論の有名な論者が議論を交わしている。このほかにも『グローバル化の中で日本企業が生き残る条件』『社会保障は削減か充実か』『日本はTPPに参加すべきか』『経済学は実際の経済に役立つか』『脱原発を進めるべきか』といったテーマで議論がなされている。  1990年代初頭のバブル景気崩壊以降、長期の景気低迷に入っている。経済学上、景気低迷の解決方法をめぐっては財政政策と金融政策という経済政策が議論される。財政政策とは、予算配分、財政出動、増減税、規制緩和といったもの。一方、金融政策とは中央銀行(日本で言えば日本銀行)が行う政策で、一定のインフレ(物価上昇)におさまるように通貨供給を行うものだ。この2つが、経済政策の両輪であり、双方を巧みにコントロールすれば経済は安定すると考えられてきている。  日本で言えば、“失われた10年”というべき90年代は、経済への大きな重荷となっていたバブル崩壊による不良債権の処理が必要であったが、これを後回しにして、財政政策による財政出動を積極的に行い日本経済を支えた。ただし、この財政出動の結果として累積する債務残高が大きく膨らむこととなった。さらに、00年代後半にはリーマンショック後の景気対策としての財政出動もあって、借金は大きく膨らみ財政政策の限界が考えられるようになってきた。現時点で打つことができる財政政策は、増減税、規制緩和といったものしかない。  そこで浮上してきたのが、金融政策への期待だ。  現在勢いが出てきているのが、金融政策のインフレターゲット有効派(リフレ派)だ。これは、米国の経済学者ポール・クルーグマンなどが提唱しているもので、中央銀行が市場に資金をより供給し、インフレのターゲットを示すことで「将来インフレになる(物の値段が上がる)から今のうちに買っておこう」という意識が高まり、景気がよくなるとする考え方だ(今回の特集でいえば飯田泰之駒澤大学准教授、若田部昌澄早稲田大学大学院教授がその立場だ)。  ただし、金融政策にはそれほどの効果はない。中央銀行にはインフレターゲットの有効性を疑問視する経済学者は多い(今回の特集でいえば、池田信夫アゴラ研究所所長、河野龍太郎BNPパリバ証券経済調査本部長、池尾和人慶應義塾大学教授だ)。「00年代はゼロ金利どころか量的緩和政策で市場にお金をジャブジャブにしてきた。にもかかわらず、景気がよくなっていないのは、金融政策にそれほどの力がないためだ」と批判する。  一方でリフレ派は経済学的には少数派なのだが、現在、デフレの日本経済をインフレにすれば、税収も増加し債務も軽減できることから、政治家もこの説に飛びつきはじめている。政党でいえば、リフレ派の高橋洋一氏がブレーンとなっている「みんなの党」がここにあてはまる。  実は、今回の論客対決の多くは、この金融政策の問題について議論しているに過ぎない。リフレ派の学者は、金融政策が物足りないと主張している。リフレ派でない学者は、金融政策の効果は期待できずに、増減税、規制緩和といった財政政策を行うしかないという主張をしている。現実的には、大蔵省事務次官、日本銀行副総裁も務めた武藤敏郎大和総研理事長の「しかし、10年金利が1%の日本では結局、量的緩和以外に選択肢がない。少しは意味があることをやり続けるのは、理論的には議論があるかもしれないが、実務的には決して軽視すべきではない」といった発言が、現実的な答えになりそうだ。  しかし、こうした議論は、経済学上のモデルをもとにした議論であって、複雑な要因がからみあう現在経済にどこまで有効なのかという疑問がつきまとう。クルーグマンも過去30~40年の経済学を「よく言って役に立たない、悪く言えば有害だ」と言い切っているほどだ。  当サイトの記事、『岩瀬大輔(ライフネット生命副社長)・キュレーション第3回 岩瀬大輔「日銀は無関係!?円高要因は実需、輸出、ユーロ危機」』では、「『日銀の緩和が十分でないからデフレが続いている』『いや十分な金融緩和を行ってきた、問題は実体経済だ』という経済学者間の議論がありますが、これはもはや神学論争に近いと思います。デフレの要因は複合的であり、どちらの主張が絶対的に正しいかということは実証できないのです」と指摘しているが、まさにこうした論客対決は宗教間対立でしかないのかもしれない。  一般の汗水たらして働くビジネスマンからすれば、経済学の宗教は、どうでもいいから、まずは景気を良くしてくれ! 給料を上げてくれ! ということだろう。 現代の難問 不妊に迫った東洋経済 「週刊東洋経済 7/21号」の大特集は『不妊の原因、その半分は男性 みんな不妊に悩んでる』。世界中で患者数が拡大している不妊症。一般に、2年以上避妊なしで性交しても妊娠しない場合、不妊症と判断されており、どの国でも不妊症を抱えるカップルが10~15%の割合で存在するといわれている。  しかも、日本の場合、晩婚化と晩産化が不妊を深刻化させている。「今、不妊治療を受けている人の約9割は、10年前に子どもを作ろうとしていれば、自然に妊娠できていたのではないか」と専門家が語っているほどだ。  別の専門家は「生殖年齢の“定年”は今も江戸時代と変わらない。出産の適齢期は25~35歳だ」と話している。ところが、ある調査では、「36歳を境にして女性の妊娠力は低下する」という現実を知っている日本人は29.6%で、カナダの82.1%、英国の71.9%の半分以下と知識が不足しているのだ。  現在、日本において不妊治療を行う病院・クリニック数は約600件。米国の500件を上回り世界一の数字になっている。体外受精、顕微授精などの高度生殖医療(ART)の治療件数でも日本は年間21.3万件と世界トップ。09年にはARTにより2.6万人の新生児が生まれた。今や「新生児の40人に1人は体外受精児」時代だ。  不妊治療は巨大産業へと成長している。ARTにかかる費用を1回40万円として計算すると、それだけで市場規模は852億円。全体の規模は1000億円を超えると見られているという。少子化に悩む日本にとって今後ますます注目される分野になりそうだ。  日本の特有の問題は「不妊をタブー視」し、「不妊は女性だけに原因がある」という偏見が強い点だ。しかし、実際には、WHO(世界保健機関)によると、不妊原因のうち、「男性のみ(に原因がある)」は24%にも上る。男女双方に原因がある場合を加えると、約半分のケースで男性が関係していることになる。「精子になんらかの問題がある人は10人に1人」と専門家は指摘するほどだ。『PART1 精子はこうして作られる 男性不妊の原因はこれだ!』の不妊の原因ベスト3によれば、第1位は精子の数が少ない乏精子症、第2位は精液のなかに精子が見当たらない無精子症、第3位は精子を作る機能が低下している精子無力症だ。  乏精子症は、長時間座っていたときに痛みがある場合、無精子症はいつの間にか陰嚢がはれた場合、精子無力症はおたふく風邪の経験がある場合に注意が必要だという。  気になる男性は、奥さんと一緒に産婦人科を受診すべきだろう。その後、専門クリニックで検査という流れになるが、実際の検査時間は30分ほど、検査費用はおよそ1万5000円程度だ。  特集では『あなたの精子を守るための10カ条』が紹介されているが、そのうち、ビジネスマンにとって重要なのは、「禁煙」、「ブリーフよりもトランクス」、「飲酒は適量に」といったものだ。また、熱に弱い精巣の温度を上げてしまう電車の座席で「膝上でノートPCを使うこと」はNGだという。  専門家によれば、精子の質を上げるためには、ビタミンC、ビタミンEを摂取すること、色素リコピンに効果があるとされるトマトもよい効果がありそうだという。  やはり規則正しい生活が精子形成にもプラス効果をもたらすようだ。 (文=松井克明/CFP) <おすすめ記事> 脱法市場のパチンコ業界がクリーンになる? 合コンで大人気!化粧品K男性社員は毎晩自社商品で全身を… アップル元社員語る「過酷な社内政治とクレイジーな要求」 広告、消したい過去…日経が野村インサイダーに“甘い”ワケ トヨタが独法などで官僚流「利権温存」の隠れ蓑に利用される? 深夜強盗の影響で「すき家」の売り上げが激減 平穏な民家に特殊部隊が突入! 原因は無線LAN

一生懸命おバカを演じる、関ジャニ∞の『エイトレンジャー』お宝写真集発売

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『関ジャニ∞ エイトレンジャー・
ワールド』(鹿砦社)

 関ジャニ∞が正義のヒーローに扮し、荒廃した近未来を舞台にテロリスト集団と戦う近未来SFアクション映画『エイトレンジャー』が、7月28日に公開されます。それを記念して写真集『関ジャニ∞ エイトレンジャー・ワールド』(鹿砦社)が出版されました。

 ∞レンジャーは、2005年、『関ジャニ∞クリスマスパーティー2005』でミュージカル風のコントとして初披露されました。以来、瞬く間に人気となり、関ジャニ∞のコンサートには欠かせないモノに。本書は、06年の『関ジャニ∞ Concert Tour 2006 Funky Tokyo Osaka Nagoya』から、07年『関ジャニ∞ えイトっ!ホンマ!?ビックリ!! ドームコンサート in OSAKA』、08年『KANJANI∞ LIVE TOUR 2008 ∞だよ!全員集合』、09年『関ジャニ∞ TOUR 2009 PUZZLE』、10年『横山YOUがヤっちゃいます第3弾コンサート 2010春』、そしてしばしの封印期間を経て11年『KANJANI∞ 五大ドームTOUR EIGHT×EIGHTER おもんなかったらドームすいません』で復活するまでの軌跡を追ったお宝写真集となっています。

大人げない大人たちの『ウレロ☆未完成少女』という夏祭り

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『ウレロ未完成少女』公式サイトより
「テレビはつまらない」という妄信を一刀両断! テレビウォッチャー・てれびのスキマが、今見るべき本当に面白いテレビ番組をご紹介。 「大人は信用できないと思ってた」  『ウレロ☆未完成少女』(テレビ東京系)開始前の出演者座談会の冒頭で、早見あかりは言った。17歳の少女にそんなことを言わせてしまうような、どんな過去があったのかはひとまず置いておいて、彼女にとって『ウレロ』の大人たちは「信用」に値する大人だったようだ。  この番組は、『ウレロ☆未確認少女』に続く『ウレロ』シリーズのシーズン2である。コント番組すら成立させることが難しい昨今のテレビ業界の中で、さらに日本で成功例の少ないシチュエーションコメディを毎回丸一日かけて作り上げ、客前一発本番というスタイルで実現したのが『ウレロ』である。  それを演じるために、『オモバカ』絶対王者の劇団ひとり、『IPPONグランプリ』絶対王者のバカリズム、『キング・オブ・コント』王者の東京03、そして大ブレイク前夜のももいろクローバー(現・ももいろクローバーZ)を脱退した直後だった早見あかり。さらに劇中には登場しない陰の主役として、ももいろクローバーZまで集結した奇跡のような番組だ。  劇団ひとり演じる川島が社長を務める弱小芸能事務所「@川島プロダクション」を舞台に、バカリズムと東京03、早見あかりが演じる事務所の面々がアイドルグループ「未確認少女隊UFI」(ユーフィ)を売り出し、同事務所の再建を目指すという設定で、毎回伏線だらけのドタバタ騒動が繰り広げられる。  ゲスト出演した大竹まことは「次の時代は、こういう奴らが担ってほしい」と賛辞を送り、マキタスポーツは「あの連中が“たった一日”であのレベルの芝居をするなら、三谷幸喜いらないじゃんと思うほどのレベル」と絶賛していた。  「奇跡はあるって信じたい!」と、シーズン1の途中からファンはもちろん、出演者からもシーズン2が熱望されていた。しかし、多忙を極めるこのメンバーを再び集結させることも、シチュエーションコメディの企画(実際、シーズン1の視聴率は高いとはいえなかった)を通すのも、今のテレビ界では難しい。それが冒頭の早見あかりの言葉にもつながる。  しかし、一部で「実現の神」とまで呼ばれる、この番組の演出兼プロデューサーの佐久間宣行は、そのハードルを次々突破。ファン、スタッフ、出演者全員が望む最高の形のまま、まさかの1年を待たずしてのシーズン2開始。それはまさに奇跡だった。  『ウレロ』の魅力は数多くあるが、その最大の“発見”は早見あかりだろう。日本屈指のコント師を向こうに回して、堂々たる立ち居振る舞い。コメディ女優としての高い能力を見せつけた。大女優と呼ばれる人には必ず、圧倒的な輝きを見せる旬な時期があるといわれるが、キラキラして瑞々しい、そしてどこか危うい魅力を放っている今の彼女は、まさにその直前なのではないだろうか(すなわち、一番見ておくべき時期だ)。ももクロを辞めて、いつもそばにいた仲間を失った早見あかり。その隙間に『ウレロ』というチームがぴったりとハマった。だからシーズン2が実現した時のうれしそうな表情ったらなかったし、彼らに鍛えられて、いつの間にか大ボケまでこなすコメディエンヌになっていた。    シーズン2開始にあたり、その舞台設定は徹底して隠されていた。シーズン1と同じアイドル芸能事務所のまま続けるのか、あるいはメンバーだけそのままで違う設定にするのか――。シーズン1の最終回に合わせて行われたニコニコ生放送の『ウレロ』実況では、出演者たちはシーズン2が実現したらどのような設定にするのかという話で盛り上がったが、その場で実施された視聴者アンケートでは、「探偵事務所」という設定案が僅差でトップだった。  いよいよ番組が開始されるも、その設定がなかなか判明しない。何やら「事件」のにおいを漂わせつつ、やがてハードボイルドな衣装をまとった豊本(東京03)が「@豊本探偵事務所」という看板を持ち込むと「今度はやっぱり探偵か!」と僕らが思った刹那、川島(劇団ひとり)の「豊本は元スパイ」という前シーズンの設定とつながるセリフに、頭の中が一瞬で「?」に。そして、この番組で「武闘派」として新境地を切り開いているバカリズムが「ここは芸能事務所だろ!」と看板を叩き割ると、ついに正真正銘、前作の「続き」だということが分かるのだ。見事に騙された。うれしい裏切り。しかも第1話では物語の進行とともに、ちゃんと探偵設定まで生かして「事件」も解決する巧妙な構成。続編ということでキャラクターの輪郭が最初から鮮明なため、全員が躍動していた。あの楽しかった前作のまま、いや間違いなくパワーアップして『ウレロ』が帰ってきた! そう思わせてくれる第1話だった。  このシーズン2を熱望するあまり、劇団ひとりは「実現できなかったら丸坊主ね!」とプロデューサーに迫り、バカリズムは「まだ撮ってない(『ウレロ』用の)コントがあれば終わらないと思って」と必要以上のコントを書いてきたという。  なんという大人げなさ。けれど、そんな大人げなさは本気になった大人だけの特権である。  「みんなといると超楽しいんだけどー!」と、みんなが「青春バカ」状態に陥る『ウレロ』。シーズン1がプロが作った学園祭なら、シーズン2はさながらプロフェッショナルたちの夏祭りだ。祭りへの参加資格はただひとつ。大人げなく全力で楽しむ。それだけだ。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) ●【テレビ裏ガイド】INDEX 【第3回】有吉イジリの“陰の帝王”は夏目三久? 本当は怖い『怒り新党』 【第2回】「正義は少年ジャンプの中にしかない!?」“絆”を裁く『リーガル・ハイ』の正義 【第1回】怖さと面白さが同居した新たな笑い?『テベ・コンヒーロ』の悪意

大人げない大人たちの『ウレロ☆未完成少女』という夏祭り

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『ウレロ未完成少女』公式サイトより
「テレビはつまらない」という妄信を一刀両断! テレビウォッチャー・てれびのスキマが、今見るべき本当に面白いテレビ番組をご紹介。 「大人は信用できないと思ってた」  『ウレロ☆未完成少女』(テレビ東京系)開始前の出演者座談会の冒頭で、早見あかりは言った。17歳の少女にそんなことを言わせてしまうような、どんな過去があったのかはひとまず置いておいて、彼女にとって『ウレロ』の大人たちは「信用」に値する大人だったようだ。  この番組は、『ウレロ☆未確認少女』に続く『ウレロ』シリーズのシーズン2である。コント番組すら成立させることが難しい昨今のテレビ業界の中で、さらに日本で成功例の少ないシチュエーションコメディを毎回丸一日かけて作り上げ、客前一発本番というスタイルで実現したのが『ウレロ』である。  それを演じるために、『オモバカ』絶対王者の劇団ひとり、『IPPONグランプリ』絶対王者のバカリズム、『キング・オブ・コント』王者の東京03、そして大ブレイク前夜のももいろクローバー(現・ももいろクローバーZ)を脱退した直後だった早見あかり。さらに劇中には登場しない陰の主役として、ももいろクローバーZまで集結した奇跡のような番組だ。  劇団ひとり演じる川島が社長を務める弱小芸能事務所「@川島プロダクション」を舞台に、バカリズムと東京03、早見あかりが演じる事務所の面々がアイドルグループ「未確認少女隊UFI」(ユーフィ)を売り出し、同事務所の再建を目指すという設定で、毎回伏線だらけのドタバタ騒動が繰り広げられる。  ゲスト出演した大竹まことは「次の時代は、こういう奴らが担ってほしい」と賛辞を送り、マキタスポーツは「あの連中が“たった一日”であのレベルの芝居をするなら、三谷幸喜いらないじゃんと思うほどのレベル」と絶賛していた。  「奇跡はあるって信じたい!」と、シーズン1の途中からファンはもちろん、出演者からもシーズン2が熱望されていた。しかし、多忙を極めるこのメンバーを再び集結させることも、シチュエーションコメディの企画(実際、シーズン1の視聴率は高いとはいえなかった)を通すのも、今のテレビ界では難しい。それが冒頭の早見あかりの言葉にもつながる。  しかし、一部で「実現の神」とまで呼ばれる、この番組の演出兼プロデューサーの佐久間宣行は、そのハードルを次々突破。ファン、スタッフ、出演者全員が望む最高の形のまま、まさかの1年を待たずしてのシーズン2開始。それはまさに奇跡だった。  『ウレロ』の魅力は数多くあるが、その最大の“発見”は早見あかりだろう。日本屈指のコント師を向こうに回して、堂々たる立ち居振る舞い。コメディ女優としての高い能力を見せつけた。大女優と呼ばれる人には必ず、圧倒的な輝きを見せる旬な時期があるといわれるが、キラキラして瑞々しい、そしてどこか危うい魅力を放っている今の彼女は、まさにその直前なのではないだろうか(すなわち、一番見ておくべき時期だ)。ももクロを辞めて、いつもそばにいた仲間を失った早見あかり。その隙間に『ウレロ』というチームがぴったりとハマった。だからシーズン2が実現した時のうれしそうな表情ったらなかったし、彼らに鍛えられて、いつの間にか大ボケまでこなすコメディエンヌになっていた。    シーズン2開始にあたり、その舞台設定は徹底して隠されていた。シーズン1と同じアイドル芸能事務所のまま続けるのか、あるいはメンバーだけそのままで違う設定にするのか――。シーズン1の最終回に合わせて行われたニコニコ生放送の『ウレロ』実況では、出演者たちはシーズン2が実現したらどのような設定にするのかという話で盛り上がったが、その場で実施された視聴者アンケートでは、「探偵事務所」という設定案が僅差でトップだった。  いよいよ番組が開始されるも、その設定がなかなか判明しない。何やら「事件」のにおいを漂わせつつ、やがてハードボイルドな衣装をまとった豊本(東京03)が「@豊本探偵事務所」という看板を持ち込むと「今度はやっぱり探偵か!」と僕らが思った刹那、川島(劇団ひとり)の「豊本は元スパイ」という前シーズンの設定とつながるセリフに、頭の中が一瞬で「?」に。そして、この番組で「武闘派」として新境地を切り開いているバカリズムが「ここは芸能事務所だろ!」と看板を叩き割ると、ついに正真正銘、前作の「続き」だということが分かるのだ。見事に騙された。うれしい裏切り。しかも第1話では物語の進行とともに、ちゃんと探偵設定まで生かして「事件」も解決する巧妙な構成。続編ということでキャラクターの輪郭が最初から鮮明なため、全員が躍動していた。あの楽しかった前作のまま、いや間違いなくパワーアップして『ウレロ』が帰ってきた! そう思わせてくれる第1話だった。  このシーズン2を熱望するあまり、劇団ひとりは「実現できなかったら丸坊主ね!」とプロデューサーに迫り、バカリズムは「まだ撮ってない(『ウレロ』用の)コントがあれば終わらないと思って」と必要以上のコントを書いてきたという。  なんという大人げなさ。けれど、そんな大人げなさは本気になった大人だけの特権である。  「みんなといると超楽しいんだけどー!」と、みんなが「青春バカ」状態に陥る『ウレロ』。シーズン1がプロが作った学園祭なら、シーズン2はさながらプロフェッショナルたちの夏祭りだ。祭りへの参加資格はただひとつ。大人げなく全力で楽しむ。それだけだ。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) ●【テレビ裏ガイド】INDEX 【第3回】有吉イジリの“陰の帝王”は夏目三久? 本当は怖い『怒り新党』 【第2回】「正義は少年ジャンプの中にしかない!?」“絆”を裁く『リーガル・ハイ』の正義 【第1回】怖さと面白さが同居した新たな笑い?『テベ・コンヒーロ』の悪意

大人げない大人たちの『ウレロ☆未完成少女』という夏祭り

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『ウレロ未完成少女』公式サイトより
「テレビはつまらない」という妄信を一刀両断! テレビウォッチャー・てれびのスキマが、今見るべき本当に面白いテレビ番組をご紹介。 「大人は信用できないと思ってた」  『ウレロ☆未完成少女』(テレビ東京系)開始前の出演者座談会の冒頭で、早見あかりは言った。17歳の少女にそんなことを言わせてしまうような、どんな過去があったのかはひとまず置いておいて、彼女にとって『ウレロ』の大人たちは「信用」に値する大人だったようだ。  この番組は、『ウレロ☆未確認少女』に続く『ウレロ』シリーズのシーズン2である。コント番組すら成立させることが難しい昨今のテレビ業界の中で、さらに日本で成功例の少ないシチュエーションコメディを毎回丸一日かけて作り上げ、客前一発本番というスタイルで実現したのが『ウレロ』である。  それを演じるために、『オモバカ』絶対王者の劇団ひとり、『IPPONグランプリ』絶対王者のバカリズム、『キング・オブ・コント』王者の東京03、そして大ブレイク前夜のももいろクローバー(現・ももいろクローバーZ)を脱退した直後だった早見あかり。さらに劇中には登場しない陰の主役として、ももいろクローバーZまで集結した奇跡のような番組だ。  劇団ひとり演じる川島が社長を務める弱小芸能事務所「@川島プロダクション」を舞台に、バカリズムと東京03、早見あかりが演じる事務所の面々がアイドルグループ「未確認少女隊UFI」(ユーフィ)を売り出し、同事務所の再建を目指すという設定で、毎回伏線だらけのドタバタ騒動が繰り広げられる。  ゲスト出演した大竹まことは「次の時代は、こういう奴らが担ってほしい」と賛辞を送り、マキタスポーツは「あの連中が“たった一日”であのレベルの芝居をするなら、三谷幸喜いらないじゃんと思うほどのレベル」と絶賛していた。  「奇跡はあるって信じたい!」と、シーズン1の途中からファンはもちろん、出演者からもシーズン2が熱望されていた。しかし、多忙を極めるこのメンバーを再び集結させることも、シチュエーションコメディの企画(実際、シーズン1の視聴率は高いとはいえなかった)を通すのも、今のテレビ界では難しい。それが冒頭の早見あかりの言葉にもつながる。  しかし、一部で「実現の神」とまで呼ばれる、この番組の演出兼プロデューサーの佐久間宣行は、そのハードルを次々突破。ファン、スタッフ、出演者全員が望む最高の形のまま、まさかの1年を待たずしてのシーズン2開始。それはまさに奇跡だった。  『ウレロ』の魅力は数多くあるが、その最大の“発見”は早見あかりだろう。日本屈指のコント師を向こうに回して、堂々たる立ち居振る舞い。コメディ女優としての高い能力を見せつけた。大女優と呼ばれる人には必ず、圧倒的な輝きを見せる旬な時期があるといわれるが、キラキラして瑞々しい、そしてどこか危うい魅力を放っている今の彼女は、まさにその直前なのではないだろうか(すなわち、一番見ておくべき時期だ)。ももクロを辞めて、いつもそばにいた仲間を失った早見あかり。その隙間に『ウレロ』というチームがぴったりとハマった。だからシーズン2が実現した時のうれしそうな表情ったらなかったし、彼らに鍛えられて、いつの間にか大ボケまでこなすコメディエンヌになっていた。    シーズン2開始にあたり、その舞台設定は徹底して隠されていた。シーズン1と同じアイドル芸能事務所のまま続けるのか、あるいはメンバーだけそのままで違う設定にするのか――。シーズン1の最終回に合わせて行われたニコニコ生放送の『ウレロ』実況では、出演者たちはシーズン2が実現したらどのような設定にするのかという話で盛り上がったが、その場で実施された視聴者アンケートでは、「探偵事務所」という設定案が僅差でトップだった。  いよいよ番組が開始されるも、その設定がなかなか判明しない。何やら「事件」のにおいを漂わせつつ、やがてハードボイルドな衣装をまとった豊本(東京03)が「@豊本探偵事務所」という看板を持ち込むと「今度はやっぱり探偵か!」と僕らが思った刹那、川島(劇団ひとり)の「豊本は元スパイ」という前シーズンの設定とつながるセリフに、頭の中が一瞬で「?」に。そして、この番組で「武闘派」として新境地を切り開いているバカリズムが「ここは芸能事務所だろ!」と看板を叩き割ると、ついに正真正銘、前作の「続き」だということが分かるのだ。見事に騙された。うれしい裏切り。しかも第1話では物語の進行とともに、ちゃんと探偵設定まで生かして「事件」も解決する巧妙な構成。続編ということでキャラクターの輪郭が最初から鮮明なため、全員が躍動していた。あの楽しかった前作のまま、いや間違いなくパワーアップして『ウレロ』が帰ってきた! そう思わせてくれる第1話だった。  このシーズン2を熱望するあまり、劇団ひとりは「実現できなかったら丸坊主ね!」とプロデューサーに迫り、バカリズムは「まだ撮ってない(『ウレロ』用の)コントがあれば終わらないと思って」と必要以上のコントを書いてきたという。  なんという大人げなさ。けれど、そんな大人げなさは本気になった大人だけの特権である。  「みんなといると超楽しいんだけどー!」と、みんなが「青春バカ」状態に陥る『ウレロ』。シーズン1がプロが作った学園祭なら、シーズン2はさながらプロフェッショナルたちの夏祭りだ。祭りへの参加資格はただひとつ。大人げなく全力で楽しむ。それだけだ。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) ●【テレビ裏ガイド】INDEX 【第3回】有吉イジリの“陰の帝王”は夏目三久? 本当は怖い『怒り新党』 【第2回】「正義は少年ジャンプの中にしかない!?」“絆”を裁く『リーガル・ハイ』の正義 【第1回】怖さと面白さが同居した新たな笑い?『テベ・コンヒーロ』の悪意