予告!サイゾーテレビ【小明の副作用】第53回生放送は12日(木)22時です

夏ってなんかむかつくよねーと思っている方々に向けてアイドルライター小明がお送りするサイゾーテレビ『小明の副作用』第53回生放送は、7月12日(木)の22時より公開となります。いつも通りニコ生&Ustreamの二元生中継です。無料ですヌホホ。 ●会場はこちら Ustreamhttp://www.ustream.tv/user/cyzo_tv 上は、前回分。

予告!サイゾーテレビ【小明の副作用】第53回生放送は12日(木)22時です

夏ってなんかむかつくよねーと思っている方々に向けてアイドルライター小明がお送りするサイゾーテレビ『小明の副作用』第53回生放送は、7月12日(木)の22時より公開となります。いつも通りニコ生&Ustreamの二元生中継です。無料ですヌホホ。 ●会場はこちら Ustreamhttp://www.ustream.tv/user/cyzo_tv 上は、前回分。

親友=お金を貸してくれる、女友達=SEXさせてくれる!? 品性お下劣男の青春『苦役列車』

kueki_ressha1.jpg
西村賢太の私小説『苦役列車』を山下敦弘監督が映画化。
貫多(森下未来)は想いを寄せる康子(前田敦子)に露骨に迫る。
金もなければ、ムードもなし。
 受賞直後のコメント「そろそろ風俗に行こうと思っていた。行かなくてよかった」で話題を呼んだ西村賢太の芥川賞受賞小説『苦役列車』が、山下敦弘監督によって映画化された。やはり、山下監督は『マイ・バック・ページ』(11)のインテリ青年よりも、『どんてん生活』(99)や『ばかのハコ船』(02)のようなどーしようもないダメ男を描くほうがイキイキしてくる。日雇い労働で日銭を稼ぎ、風俗に行くことを数少ない楽しみにしている主人公・北町貫多に『モテキ』(11)の森山未來。地方から上京してきたばかりで、都会への免疫がない日下部に若手演技派の高良健吾。貫多が惚れる古本屋の看板娘に前田敦子というキャスティングだ。汗あり、友情あり、そして汁ありの“王道”青春映画に仕上がっている。  大阪芸大出身の山下監督というと、大学時代からの盟友である人気脚本家・向井康介とのコンビで知られるが、今回はあえて定番となっている座組を変えて、ピンク映画界で活躍するいまおかしんじ監督が脚本を担当。この起用がうまくハマった。いまおか監督はデビュー作『彗星まち』(95)や林由美香主演の代表作『たまもの』(04)で青春時代の終わりを切なく描く一方、クリストファー・ドイルが撮影を担当した『おんなの河童』(11)や青春Hシリーズの一編『若きロッテちゃんの悩み』(11)などで独特のユーモアを漂わせている。原作者・西村賢太の若き日の姿である北町貫多の下品でお下劣などんぞこ生活が、いまおか流に脚色されることで青春の軽みや生きることのおかしみが加わったように思う。山下監督はいまおか監督より11歳年下だが、『たまもの』のトークイベントに呼ばれてから懇意となり、『苦役列車』で初めて一緒に仕事することになった。林由美香主演作を介して、2人の才人が出会ったというエピソードも、映画好きにはぐっと込み上げてくるものがあるではないか。  『苦役列車』の舞台は、日本がバブル期へと突入した1980年代後半の東京。でも、北町貫多(森山未來)はバブルとはまったく無関係の最下層の住人。小学生のとき、夜のワイドショー『ウィークエンダー』で父親が性犯罪を起こしたことが放映され、一家は夜逃げ&離散。中学を卒業した貫多は日雇い労働で汗を流し、稼いだバイト代は酒と風俗に消えていた。将来の夢も恋人もいない、味気ない毎日だ。そんな貫多に初めて親友と呼べる存在ができた。専門学校に通う日下部(高良健吾)とバイト先で仲良くなり、仕事帰りに一緒に飲みに行くようになる。気のいい日下部は、貫多が憧れている古本屋に勤めるバイト学生・康子(前田敦子)との仲介役を引き受け、口ベタな貫多は康子と“友達”になることに成功。灰色の日々を送っていた貫多の生活が、いっきにカラフルに色づき始める。
kueki_ressha2.jpg
友達のいなかった貫多だったが、バイト先で
同い年の専門学校生・日下部(高良健吾)と
仲良くなる。日下部はスポーツマンタイプ
のいいヤツ。
 貫多は自分の欲望にとことん忠実な男だ。最初の頃はそんな貫多のことを「気取りのない、真っ正直なヤツ」と好意的に感じていた日下部だが、家賃を滞納しまくった貫多が借金を申し込むあたりから次第にうんざりしてくる。康子とせっかく友達になれたにもかかわらず、貫多の頭の中には「女友達=セックスさせてくれる」という図式しか入っていない。性欲がみなぎった野獣のような貫多の表情に康子は怯える。自分に正直なのが貫多の数少ない長所なのだが、あまりに正直すぎるために貫多は社会生活において度々問題を引き起こす。貫多の青春は、まるでできそこないの線香花火のようにあっけなく終わる。  前田敦子演じる康子は映画版でのオリジナルキャラクターだが、マキタスポーツ演じるバイト先の同僚・高橋も原作では端役だったのが映画版ではかなり膨らんだキャラクターとなっている。人気ミュージシャンの思想模写で知られるマキタスポーツは40歳すぎてから売れ始めた、いわば“苦役列車芸人”。マキタスポーツの“所帯を持ち、芸人をしながらミュージシャン活動もする”というプロフィールがバイトしながら歌手を目指している高橋役にぴったりだったことから、オーディションなしで本作のキーパーソン役に抜擢された。  貫多よりかなり年上の高橋だが、この2人はひどく仲が悪い。休憩中に「お前ら、若いのに夢もないのか。オレは歌がうまいから、歌手になるぞ」と貫多と日下部に説教を垂れる高橋はうっとうしい存在だ。歌手になんか簡単になれるわけがない。夢を見れば、それだけ生きるのが虚しくなるだけだ。貫多にとっては、自分の将来の姿を見せつけられているようでムカムカする。高橋もまだ若くて人生のやり直しが可能な貫多に向かって、つい余計なひと言が言いたくなる。似た者同士でいがみ合ってしまうのだ。貫多にとって高橋は親友でもなければ尊敬できる先輩でもない。ただ、バイト先ですれ違っただけの関係。ところが意外にも高橋の存在が、無目的に生きていた貫多の人生に光を注ぐことになる。高橋自身も『小僧の神様』みたいに、そのことに気づいていない。人生を生きていく中で、家族、親友、恋人といった存在はもちろん大きいが、そうでない人たちの存在もけっこー大きいことを本作は教えてくれる。面白い人、つまんない人、面倒くさい人、いろんな人たちがいる中を、苦役列車は進んでいく。
kueki_ressha3.jpg
いつも自慢話か説教しかしない高橋(マキタス
ポーツ)のことが貫多は嫌い。でも、親しい
人には言えないことが、親しくない高橋には
言えてしまう。
 最後になったが、ヒロインである康子を演じた前田敦子について。AKB48卒業を心に秘め、かなり気合いを入れて本作に挑んだと思われる。でも、その気合いを入れてます感を感じさせないところが彼女の魅力なのだろう。寝たきりのおじいちゃんの下半身に溲瓶(しびん)をあてがうシーン、下着姿で冬の海に入るシーン、グチョグチョになりながらのキスシーン……。山下監督が用意したイジワルな難関を、まだピカピカの女優魂で挑んでいく。演技がうまいというのとは違うが、初めての山下組の撮影現場での、ちょこんとした身の置き方、控えめな佇まいが、地方から上京してきた康子のキャラクターと重なり、いい感じで作品に溶け込んでいる。  山下監督に女優・前田敦子の印象を聞いたところ、「つかみどころのない女の子。会う度に違った印象がある。できれば違う役でもう一本、彼女を撮ってみたい」と語っていた。山下監督の『リアリズムの宿』(03)では尾野真千子、『リンダ リンダ リンダ』(05)ではペ・ドゥナがやはりつかみどころのない不思議な女の子役で出演し、その後ブレイクを果たしている。山下監督のこの言葉は、AKBを離れて、彼女なりの“苦役列車”に乗り込む前田敦子にとって何よりもの餞別だろう。 (文=長野辰次) kueki_ressha4.jpg 『苦役列車』 原作/西村賢太 脚本/いまおかしんじ 監督/山下敦弘 出演/森山未來、高良健吾、前田敦子、マキタスポーツ、田口トモロヲ  R15 配給/東映 7月14日(土)より丸の内TOEI、新宿バルト9ほか全国ロードショー <http://www.kueki.jp> (c)2012「苦役列車」製作委員会 ●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第178回]“沢尻エリカ”という名のアトラクションムービー『ヘルタースケルター』が描く無常の世界 [第177回]毒カレー、オウム真理教、光市母子殺害……“悪魔の弁護人”と呼ばれる男の素顔『死刑弁護人』 [第176回]“芸能生活30周年”ニコラス・ケイジの会心作! 被災地に流布する暗号『ハングリー・ラビット』 [第175回]やめろと言われても、今では遅すぎたッ! 妻夫木聡&武井咲主演の過剰なる純愛劇『愛と誠』 [第174回]年間自殺者数3万人を越える現代社会への提言 自殺対策の現状を追った『希望のシグナル』 [第173回]“三島割腹事件”を若松孝二監督が映画化!『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』 [第172回]実在の事件を題材にした“命の授業”『先生を流産させる会』がついに劇場公開! [第171回]自由社会に順応できない“脱北者”の過酷な現状 無垢なる季節との決別『ムサン日記 白い犬』 [第170回] 世界興収100億突破のSF大作『ロボット』はあらゆる既成概念を破壊する!! [第169回]“エンタの神さま”ツイ・ハークが大復活! B級映画マニアの心を焦がす『王朝の陰謀』 [第168回]人はお下劣な分だけ、強く優しくなれる!? 結婚を控えた女たちの本音『ブライズメイズ』 [第167回]行きすぎたシステム社会に警鐘を鳴らす“ユナボマー・マニフェスト”の映画化『モンスターズクラブ』 [第166回]祭りの終わりと新ステージの幕開け、3部作完結『サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』 [第165回]すばらしき“コーマン野郎”の世界!『コーマン帝国』、愛と欲望の歴史 [第164回]懐かしき香り漂う、新感覚サスペンス 破滅へ突き進む男の悲劇『ドライヴ』 [第163回] 災害に備えた地下シェルターは必要? 心理ホラー『テイク・シェルター』 [第162回] 森田芳光監督の最終列車『僕達急行』人生は出会いと旅立ちのリフレイン! [第161回] 鬼才キム・ギドクの"多重人格ショー"セルフドキュメンタリー『アリラン』 [第160回]映画創成期に散った"殉教者"への聖歌 3D映画『ヒューゴの不思議な発明』 [第159回]これはホラー? それともコメディ? 勘違い女が爆走『ヤング≒アダルト』 [第158回] ピラミッドは古代からのメッセージ!? 歴史ミステリー『ピラミッドの謎』 [第157回] 韓国映画の名匠が明かす"創作の極意"イ・チャンドン監督『ポエトリー』 [第156回] ローカル局で"伝説となった男"の生涯『木村栄文レトロスペクティブ』 [第155回] 米国に半世紀も君臨した"影の大統領" FBI初代長官『J・エドガー』 [第154回]犯罪者たちに学ぶ"人心掌握術"の奨め『アニマル・キングダム』『預言者』 [第153回]"地獄"からの生還者・板尾創路の凄み 古典落語を過激に脚色『月光ノ仮面』 [第152回]早くも2012年ベスト1映画が登場!"代理殺人"を巡る恐怖『哀しき獣』 [第151回]父殺し、自分殺し、そして再生の物語 園子温流ラブストーリー『ヒミズ』 [第150回]米国お笑い横断旅行『宇宙人ポール』人間のちっぽけな悩みはETが解決! [第149回]70年前と変わらない日本人の精神構造『聯合艦隊司令長官 山本五十六』 [第148回]追悼......"永遠の反逆児"原田芳雄さん幻の主演作『原子力戦争』がDVD化 [第147回]"ファスト風土"を舞台にした犯罪喜劇 J・アイゼンバーグ主演『ピザボーイ』 [第146回]"正義のゾンビ"が犯罪者を貪り喰う! イラク戦争奇談『ゾンビ処刑人』 [第145回] "時代の寵児"の未ソフト化作品上映!「松江哲明グレイテスト・ヒッツ」 [第144回]原発事故を描いた『カリーナの林檎』と今関あきよし監督の背負った贖罪 [第143回]"窮屈なモラル"を脱ぎ捨てた裸の女たち 園子温監督の犯罪エロス『恋の罪』 [第142回]ノーベル賞作家・川端康成が夢想した新風俗『スリーピングビューティー』 [第141回]横暴な上司は有志社員が制裁します!『モンスター上司』のブラックな笑い [第140回]"クソみたいな社会を変えたい!"高校生テロリストの凄春『アジアの純真』 [第139回] うつ病なんかヘーキ!? 宮崎あおい主演作『ツレがうつになりまして。』 [第138回]"神話"が生まれる瞬間を目撃せよ! 人類への黙示録『猿の惑星:創世記』 [第137回]刑務所で食する至高の味『極道めし』ヒロインの後ろ姿に、むせび泣き! [第136回]"理想の恋人"という偶像を破壊せよ 深夜番長の劇場デビュー作『モテキ』 [第135回]"城定秀夫監督、ブレイク前夜の予感! 闘争本能を呼び覚ます『タナトス』 [第134回]"人間失格"の道を選んだ映画監督の業 林由美香の最新主演作『監督失格』 [第133回]ホラ吹きのホラを見破る特異な職能 ポランスキー監督『ゴーストライター』 [第132回]芦田愛菜、6歳にして危険な魅力!? 子連れで全力疾走『うさぎドロップ』 [第131回]元"暴走族"が書いた旧友への鎮魂歌 青春懺悔録『アメイジング グレイス』 [第130回]V・ギャロ主演のサバイバルグルメ!? 『エッセンシャル・キリング』 [第129回]『キック・アス』より悪趣味で泣ける 中年男の悪ノリ暴走劇『スーパー!』 [第128回]この夏の清涼剤、地方少女のダンス成長記『あぜみちジャンピンッ!』 [第127回]竹ヤリで世界進出"スシタイフーン"『エイリアンVSニンジャ』ほか逆上陸 [第126回]イーモウ監督、久々のアイドル映画 中華的妹萌え『サンザシの樹の下で』 [第125回]ナタリー・ポートマン vs. ヘビメタ野郎 人気女優の隠し球『メタルヘッド』 [第124回]黒澤明の名作『生きる』のラテン版! ヤモメ男が残した遺産『BIUTIFUL』 [第123回]北国で93年間営業を続ける"大黒座"と町の記録『小さな町の小さな映画館』 [第122回]新幹線がすれ違う瞬間、願いが叶う? 小学生の目線で描かれた『奇跡』 [第121回]理想と情熱がもたらした"痛い現実" 青春の蹉跌『マイ・バック・ページ』 [第120回]胸に響く金言"プロとは手を抜くこと" 職人秘話『アトムの足音が聞こえる』 [第119回]危険な出会い、井口昇ミーツ仲村みう 悪夢の遊園地『富江 アンリミテッド』 [第118回]ナタリー・ポートマン"第1章"の終幕 虚実が攻め合う『ブラック・スワン』 [第117回]"セカイ"を旅立った少女の地底探検記 新海誠監督の新作『星を追う子ども』 [第116回] 美少女たちの輝きが脳裏から離れない。青春ムービー『魔法少女を忘れない』 [第115回] 恋愛が与える"陶酔"とリアルな"痛み"サブカル活劇『スコット・ピルグリム』 [第114回]妄想、空想、そして現実からの大脱走 美少女革命『エンジェル ウォーズ』 [第113回]"3.11"後の新しい映画モデルとなるか『劇場版 神聖かまってちゃん』の挑戦 [第112回]マスコミが讃えた"楽園"のその後、ひとりの少女の成長記録『愛しきソナ』 [第111回]閉鎖的な"村社会"をブチ破ったれ! 韓流サバイバル劇『ビー・デビル』 [第110回]"粋"を愛したフランスの伯父さん J・タチ主演『イリュージョニスト』 [第109回]自分にとって家族は敵か、味方か? オスカー2冠受賞『ザ・ファイター』 [第108回]コーエン兄弟『トゥルー・グリット』40年で変化した"米国のヒーロー像" [第107回]ジョニー・デップが愛した"極道記者" 『GONZO』奇人がスターだった時代 [第106回] 巨匠イーストウッド監督の異色作! "あの世"はあるか?『ヒア アフター』 [第105回] キレ味、喉ごしが違うアクション! 黒帯美少女の"涙拳"が炸裂『KG』 [第104回] 高齢化するニートはどこに行くのか? "戸塚校長"のその後『平成ジレンマ』 [第103回]堀北真希&高良健吾主演作『白夜行』闇に生きる"影男"の密やかなる喜び [第102回]園子温の劇薬ムービー『冷たい熱帯魚』"救いのない結末"という名の救い [第101回] NHKが放映しない"裏プロジェクトX" AV界のカリスマ監督『YOYOCHU』 [第100回]エロスとタブーを交配した"至高の美女" 禁断のサイエンスホラー『スプライス』 [第99回]2010年に活躍した女優を勝手に表彰! 満島ひかりに"面倒くさい女"大賞を [第98回]大人だって"ドラえもん"にいて欲しい 残念男の逆転劇『エリックを探して』 [第97回]平凡な高校生デイヴは2度変身する!原点回帰のヒーロー『キック・アス』 [第96回]村上春樹の超絶ベストセラーの映画化『ノルウェイの森』はどこにある? [第95回]実在した"奇妙な高額バイト"の顛末 心理サスペンス『エクスペリメント』 [第94回]"アル中"カメラマンの泣き笑い人生『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』 [第93回]朝ドラと異なる映画『ゲゲゲの女房』ゴールなき"貧乏耐久"2人3脚走 [第92回]バラエティーでの実績は通用するか? テリー伊藤の初監督作『10億円稼ぐ』 [第91回] 不謹慎なる社会派エンタテイメント『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』 [第90回]"世界のナベアツ"大阪府知事に就任! 政治コメディ『さらば愛しの大統領』 [第89回]自分の恋愛もプロデュースする女優、ドリュー・バリモア主演『遠距離恋愛』 [第88回]スタローンが立ち上げた"筋肉共和国"男たちの祭典『エクスペンダブルズ』 [第87回]元"おはガール"安藤聖の再起動ドラマ 就職氷河期を生きる『バカがウラヤマシイ』 [第86回]マイノリティーは"理想郷"を目指す。筒井文学の金字塔『七瀬ふたたび』 [第85回]清純派・佐藤寛子が美しく"変態"! 官能サスペンス『ヌードの夜──』 [第84回]死を意識して、ギラギラ輝く男たち! 三池節、大バクハツ『十三人の刺客』 [第83回] 女を食い物にする男どもは全員処刑! モダン社会の闇を暴く『ミレニアム』 [第82回] "企画AV女優"たちの青春残酷物語 性なる鎮魂劇『名前のない女たち』 [第81回]猫を見れば、人間社会が見えてくる! 世界の人気猫大集合『ネコを探して』 [第80回]原恵一監督の新作は辛口ファンタジー 退屈な"日常生活"を彩る『カラフル』 [第79回]米軍に実在した"超能力部隊"の真実!? ムー民、必見『ヤギと男と男と壁と』 [第78回]戦場から帰還した夫は"芋虫男"だった! ヤクザ監督の反戦映画『キャタピラー』 [第77回] 白ユリの花開くガールズの妖しい世界 H系ホラー『ジェニファーズ・ボディ』 [第76回] 爽やか系青春ゾンビ映画にホロリ......夏休みは『ゾンビランド』に集結せよ [第75回] "生きる"とは"見苦しい"ということ 藤沢周平の時代活劇『必死剣 鳥刺し』 [第74回]初恋の美少女は200歳の吸血鬼だった! 北欧産のホラー映画『ぼくのエリ』 [第73回] "三億円事件"の真相を解き明かす! 桜タブーに挑んだ『ロストクライム』 [第72回/特別編] 上映反対で揺れる問題作『ザ・コーヴ』"渦中の人"リック・オバリー氏の主張 [第71回] 女子にモテモテになる方法、教えます。軟派少年の実話物語『ソフトボーイ』 [第70回] 下町育ちの"北野少年"が見た現代社会 人間同士の食物連鎖『アウトレイジ』 [第69回] "リアルと虚構の狭間"を生きる男、アントニオ猪木初主演作『アカシア』 [第68回] ヒーローも神もいない現代社会の惨劇 井筒監督の問題作『ヒーローショー』 [第67回] アイドルが地獄で微笑む『戦闘少女』ギャグ×血しぶき×殺陣の特盛り丼! [第66回]アナーキーな"社歌"で生産性アップ! 満島ひかり大進撃『川の底からこんにちは』 [第65回]超ヘビー級なシリアス劇『プレシャス』"家族"という名の地獄から脱出せよ [第64回]乱れ咲く"悪の華"ゼブラクイーン! 仲里依紗が過激変身『ゼブラーマン2』 [第63回] オタク王が見出した"夢と現実"の接点 ティム・バートン監督作『アリス──』 [第62回] バッドテイストな感動作『第9地区』 アナタはエビ人間とお友達になれるか? [第61回]スコセッシ監督の犯罪アトラクション『シャッターアイランド』へようこそ! [第60回]宮崎あおいの"映画代表作"が誕生! 毒を呑んでも生き続けよ『ソラニン』 [第59回]"おっぱいアート"は世界を救えるか? 母乳戦士の記録『桃色のジャンヌ・ダルク』 [第58回]現代に甦った"梶原一騎ワールド"韓流ステゴロ映画『息もできない』 [第57回]命知らずの変態レポーター、中東へ! 史上最大のどっきり?『ブルーノ』 [第56回]仲里依紗がアニメから実写へと跳躍! 母娘2代の時空旅行『時をかける少女』 [第55回]ビグロー監督はキャメロンより硬派! 人間爆弾の恐怖『ハート・ロッカー』 [第54回] "空気を読む"若者の悲劇『パレード』楽しいルームシェア生活の行き先は? [第53回]社会の"生け贄"に選ばれた男の逃亡劇 堺雅人主演『ゴールデンスランバー』 [第52回]『男はつらいよ』の別エンディング? "寅さん"の最期を描く『おとうと』 [第51回]ひとり相撲なら無敵のチャンピオン! 童貞暴走劇『ボーイズ・オン・ザ・ラン』 [第50回]ヒース・レジャーが最後に見た夢の世界 理想と欲望が渦巻く『Dr.パルナサスの鏡』 [第49回]トニー・ジャーは本気なんジャー! CGなしの狂乱劇再び『マッハ!弐』 [第48回]全米"オシャレ番長"ズーイー、見参! 草食系に捧ぐ『(500日)のサマー』 [第47回]市川崑監督&水谷豊"幻の名作"『幸福』28年の歳月を経て、初のパッケージ化 [第46回]押井守監督、大いなる方向転換か? 黒木メイサ主演『アサルトガールズ』 [第45回]ドラッグ漬けの芸能関係者必見!"神の子"の復活を追う『マラドーナ』 [第44回] 暴走する"システム"が止まらない! マイケル・ムーア監督『キャピタリズム』 [第43回]"人は二度死ぬ"という独自の死生観『ガマの油』役所広司の監督ぶりは? [第42回]誰もが共感、あるあるコメディー! 2ちゃんねる発『ブラック会社』 [第41回]タラとブラピが組むと、こーなった!! 戦争奇談『イングロリアス・バスターズ』 [第40回]"涅槃の境地"のラストシーンに唖然! 引退を賭けた角川春樹監督『笑う警官』 [第39回]伝説の男・松田優作は今も生きている 20回忌ドキュメント『SOUL RED』 [第38回]海より深い"ドメスティック・ラブ"ポン・ジュノ監督『母なる証明』 [第37回]チャン・ツィイーが放つフェロモン爆撃 悪女注意報発令せり!『ホースメン』 [第36回]『ソウ』の監督が放つ激痛バイオレンス やりすぎベーコン!『狼の死刑宣告』 [第35回]"負け組人生"から抜け出したい!! 藤原竜也主演『カイジ 人生逆転ゲーム』 [第34回]2兆円ペット産業の"開かずの間"に迫る ドキュメンタリー『犬と猫と人間と』 [第33回]"女神降臨"ペ・ドゥナの裸体が神々しい 空っぽな心に響く都市の寓話『空気人形』 [第32回]電気仕掛けのパンティをはくヒロイン R15コメディ『男と女の不都合な真実』 [第31回]萩原健一、松方弘樹の助演陣が過剰すぎ! 小栗旬主演の時代活劇『TAJOMARU』 [第30回]松本人志監督・主演第2作『しんぼる』 閉塞状況の中で踊り続ける男の悲喜劇 [第29回]シビアな現実を商品化してしまう才女、西原理恵子の自叙伝『女の子ものがたり』 [第28回]"おねマス"のマッコイ斉藤プレゼンツ 不謹慎さが爆笑を呼ぶ『上島ジェーン』 [第27回]究極料理を超えた"極地料理"に舌鼓! 納涼&グルメ映画『南極料理人』 [第26回]ハチは"失われた少年時代"のアイコン  ハリウッド版『HACHI』に涙腺崩壊! [第25回]白熱! 女同士のゴツゴツエゴバトル 金子修介監督の歌曲劇『プライド』 [第24回]悪意と善意が反転する"仮想空間"細田守監督『サマーウォーズ』 [第23回]沖縄に"精霊が暮らす楽園"があった! 中江裕司監督『真夏の夜の夢』 [第22回]"最強のライブバンド"の底力発揮! ストーンズ『シャイン・ア・ライト』 [第21回]身長15mの"巨大娘"に抱かれたい! 3Dアニメ『モンスターvsエイリアン』 [第20回]ウディ・アレンのヨハンソンいじりが冴え渡る!『それでも恋するバルセロナ』 [第19回]ケイト姐さんが"DTハンター"に! オスカー受賞の官能作『愛を読むひと』 [第18回]1万枚の段ボールで建てた"夢の砦"男のロマンここにあり『築城せよ!』 [第17回]地獄から甦った男のセミドキュメント ミッキー・ローク『レスラー』 [第16回]人生がちょっぴり楽しくなる特効薬 三木聡"脱力"劇場『インスタント沼』 [第15回]"裁判員制度"が始まる今こそ注目 死刑執行を克明に再現した『休暇』 [第14回]生傷美少女の危険な足技に痺れたい! タイ発『チョコレート・ファイター』 [第13回]風俗嬢を狙う快楽殺人鬼の恐怖! 極限の韓流映画『チェイサー』 [第12回]お姫様のハートを盗んだ男の悲哀 紀里谷監督の歴史奇談『GOEMON』 [第11回]美人女優は"下ネタ"でこそ輝く! ファレリー兄弟『ライラにお手あげ』 [第10回]ジャッキー・チェンの"暗黒面"? 中国で上映禁止『新宿インシデント』 [第9回]胸の谷間に"桃源郷"を見た! 綾瀬はるか『おっぱいバレー』 [第8回]"都市伝説"は映画と結びつく 白石晃士監督『オカルト』『テケテケ』 [第7回]少女たちの壮絶サバイバル!楳図かずおワールド『赤んぼ少女』 [第6回]派遣の"叫び"がこだまする現代版蟹工船『遭難フリーター』 [第5回]三池崇史監督『ヤッターマン』で深田恭子が"倒錯美"の世界へ [第4回]フランス、中国、日本......世界各国のタブーを暴いた劇映画続々 [第3回]水野晴郎の遺作『ギララの逆襲』岡山弁で語った最後の台詞は...... [第2回]『チェンジリング』そしてイーストウッドは"映画の神様"となった [第1回]堤幸彦版『20世紀少年』に漂うフェイクならではの哀愁と美学

親友=お金を貸してくれる、女友達=SEXさせてくれる!? 品性お下劣男の青春『苦役列車』

kueki_ressha1.jpg
西村健太の私小説『苦役列車』を山下敦弘監督が映画化。
貫多(森下未来)は想いを寄せる康子(前田敦子)に露骨に迫る。
金もなければ、ムードもなし。
 受賞直後のコメント「そろそろ風俗に行こうと思っていた。行かなくてよかった」で話題を呼んだ西村賢太の芥川賞受賞小説『苦役列車』が、山下敦弘監督によって映画化された。やはり、山下監督は『マイ・バック・ページ』(11)のインテリ青年よりも、『どんてん生活』(99)や『ばかのハコ船』(02)のようなどーしようもないダメ男を描くほうがイキイキしてくる。日雇い労働で日銭を稼ぎ、風俗に行くことを数少ない楽しみにしている主人公・北町貫多に『モテキ』(11)の森山未來。地方から上京してきたばかりで、都会への免疫がない日下部に若手演技派の高良健吾。貫多が惚れる古本屋の看板娘に前田敦子というキャスティングだ。汗あり、友情あり、そして汁ありの“王道”青春映画に仕上がっている。  大阪芸大出身の山下監督というと、大学時代からの盟友である人気脚本家・向井康介とのコンビで知られるが、今回はあえて定番となっている座組を変えて、ピンク映画界で活躍するいまおかしんじ監督が脚本を担当。この起用がうまくハマった。いまおか監督はデビュー作『彗星まち』(95)や林由美香主演の代表作『たまもの』(04)で青春時代の終わりを切なく描く一方、クリストファー・ドイルが撮影を担当した『おんなの河童』(11)や青春Hシリーズの一編『若きロッテちゃんの悩み』(11)などで独特のユーモアを漂わせている。原作者・西村賢太の若き日の姿である北町貫多の下品でお下劣などんぞこ生活が、いまおか流に脚色されることで青春の軽みや生きることのおかしみが加わったように思う。山下監督はいまおか監督より11歳年下だが、『たまもの』のトークイベントに呼ばれてから懇意となり、『苦役列車』で初めて一緒に仕事することになった。林由美香主演作を介して、2人の才人が出会ったというエピソードも、映画好きにはぐっと込み上げてくるものがあるではないか。  『苦役列車』の舞台は、日本がバブル期へと突入した1980年代後半の東京。でも、北町貫多(森山未來)はバブルとはまったく無関係の最下層の住人。小学生のとき、夜のワイドショー『ウィークエンダー』で父親が性犯罪を起こしたことが放映され、一家は夜逃げ&離散。中学を卒業した貫多は日雇い労働で汗を流し、稼いだバイト代は酒と風俗に消えていた。将来の夢も恋人もいない、味気ない毎日だ。そんな貫多に初めて親友と呼べる存在ができた。専門学校に通う日下部(高良健吾)とバイト先で仲良くなり、仕事帰りに一緒に飲みに行くようになる。気のいい日下部は、貫多が憧れている古本屋に勤めるバイト学生・康子(前田敦子)との仲介役を引き受け、口ベタな貫多は康子と“友達”になることに成功。灰色の日々を送っていた貫多の生活が、いっきにカラフルに色づき始める。
kueki_ressha2.jpg
友達のいなかった貫多だったが、バイト先で
同い年の専門学校生・日下部(高良健吾)と
仲良くなる。日下部はスポーツマンタイプ
のいいヤツ。
 貫多は自分の欲望にとことん忠実な男だ。最初の頃はそんな貫多のことを「気取りのない、真っ正直なヤツ」と好意的に感じていた日下部だが、家賃を滞納しまくった貫多が借金を申し込むあたりから次第にうんざりしてくる。康子とせっかく友達になれたにもかかわらず、貫多の頭の中には「女友達=セックスさせてくれる」という図式しか入っていない。性欲がみなぎった野獣のような貫多の表情に康子は怯える。自分に正直なのが貫多の数少ない長所なのだが、あまりに正直すぎるために貫多は社会生活において度々問題を引き起こす。貫多の青春は、まるで線香花火のようにあっけなく終わる。  前田敦子演じる康子は映画版でのオリジナルキャラクターだが、マキタスポーツ演じるバイト先の同僚・高橋も原作では端役だったのが映画版ではかなり膨らんだキャラクターとなっている。人気ミュージシャンの思想模写で知られるマキタスポーツは40歳すぎてから売れ始めた、いわば“苦役列車芸人”。マキタスポーツの“所帯を持ち、芸人をしながらミュージシャン活動もする”というプロフィールがバイトしながら歌手を目指している高橋役にぴったりだったことから、オーディションなしで本作のキーパーソン役に抜擢された。  貫多よりかなり年上の高橋だが、この2人はひどく仲が悪い。休憩中に「お前ら、若いのに夢もないのか。オレは歌がうまいから、歌手になるぞ」と貫多と日下部に説教を垂れる高橋はうっとうしい存在だ。歌手になんか簡単になれるわけがない。夢を見れば、それだけ生きるのが虚しくなるだけだ。貫多にとっては、自分の将来の姿を見せつけられているようでムカムカする。高橋もまだ若くて人生のやり直しが可能な貫多に向かって、つい余計なひと言が言いたくなる。似た者同士でいがみ合ってしまうのだ。貫多にとって高橋は親友でもなければ尊敬できる先輩でもない。ただ、バイト先ですれ違っただけの関係。ところが意外にも高橋の存在が、無目的に生きていた貫多の人生に光を注ぐことになる。高橋自身も『小僧の神様』みたいに、そのことに気づいていない。人生を生きていく中で、家族、親友、恋人といった存在はもちろん大きいが、そうでない人たちの存在もけっこー大きいことを本作は教えてくれる。面白い人、つまんない人、面倒くさい人、いろんな人たちがいる中を、苦役列車は進んでいく。
kueki_ressha3.jpg
いつも自慢話か説教しかしない高橋(マキタス
ポーツ)のことが貫多は嫌い。でも、親しい
人には言えないことが、親しくない高橋には
言えてしまう。
 最後になったが、ヒロインである康子を演じた前田敦子について。AKB48卒業を心に秘め、かなり気合いを入れて本作に挑んだと思われる。でも、その気合いを入れてます感を感じさせないところが彼女の魅力なのだろう。寝たきりのおじいちゃんの下半身に溲瓶(しびん)をあてがうシーン、下着姿で冬の海に入るシーン、グチョグチョになりながらのキスシーン……。山下監督が用意したイジワルな難関を、まだピカピカの女優魂で挑んでいく。演技がうまいというのとは違うが、初めての山下組の撮影現場での、ちょこんとした身の置き方、控えめな佇まいが、地方から上京してきた康子のキャラクターと重なり、いい感じで作品に溶け込んでいる。  山下監督に女優・前田敦子の印象を聞いたところ、「つかみどころのない女の子。会う度に違った印象がある。できれば違う役でもう一本、彼女を撮ってみたい」と語っていた。山下監督の『リアリズムの宿』(03)では尾野真千子、『リンダ リンダ リンダ』(05)ではペ・ドゥナがやはりつかみどころのない不思議な女の子役で出演し、その後ブレイクを果たしている。山下監督のこの言葉は、AKBを離れて、彼女なりの“苦役列車”に乗り込む前田敦子にとって何よりもの餞別だろう。 (文=長野辰次) kueki_ressha4.jpg 『苦役列車』 原作/西村賢太 脚本/いまおかしんじ 監督/山下敦弘 出演/森山未來、高良健吾、前田敦子、マキタスポーツ、田口トモロヲ  R15 配給/東映 7月14日(土)より丸の内TOEI、新宿バルト9ほか全国ロードショー <http://www.kueki.jp> (c)2012「苦役列車」製作委員会 ●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第178回]“沢尻エリカ”という名のアトラクションムービー『ヘルタースケルター』が描く無常の世界 [第177回]毒カレー、オウム真理教、光市母子殺害……“悪魔の弁護人”と呼ばれる男の素顔『死刑弁護人』 [第176回]“芸能生活30周年”ニコラス・ケイジの会心作! 被災地に流布する暗号『ハングリー・ラビット』 [第175回]やめろと言われても、今では遅すぎたッ! 妻夫木聡&武井咲主演の過剰なる純愛劇『愛と誠』 [第174回]年間自殺者数3万人を越える現代社会への提言 自殺対策の現状を追った『希望のシグナル』 [第173回]“三島割腹事件”を若松孝二監督が映画化!『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』 [第172回]実在の事件を題材にした“命の授業”『先生を流産させる会』がついに劇場公開! [第171回]自由社会に順応できない“脱北者”の過酷な現状 無垢なる季節との決別『ムサン日記 白い犬』 [第170回] 世界興収100億突破のSF大作『ロボット』はあらゆる既成概念を破壊する!! [第169回]“エンタの神さま”ツイ・ハークが大復活! B級映画マニアの心を焦がす『王朝の陰謀』 [第168回]人はお下劣な分だけ、強く優しくなれる!? 結婚を控えた女たちの本音『ブライズメイズ』 [第167回]行きすぎたシステム社会に警鐘を鳴らす“ユナボマー・マニフェスト”の映画化『モンスターズクラブ』 [第166回]祭りの終わりと新ステージの幕開け、3部作完結『サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』 [第165回]すばらしき“コーマン野郎”の世界!『コーマン帝国』、愛と欲望の歴史 [第164回]懐かしき香り漂う、新感覚サスペンス 破滅へ突き進む男の悲劇『ドライヴ』 [第163回] 災害に備えた地下シェルターは必要? 心理ホラー『テイク・シェルター』 [第162回] 森田芳光監督の最終列車『僕達急行』人生は出会いと旅立ちのリフレイン! [第161回] 鬼才キム・ギドクの"多重人格ショー"セルフドキュメンタリー『アリラン』 [第160回]映画創成期に散った"殉教者"への聖歌 3D映画『ヒューゴの不思議な発明』 [第159回]これはホラー? それともコメディ? 勘違い女が爆走『ヤング≒アダルト』 [第158回] ピラミッドは古代からのメッセージ!? 歴史ミステリー『ピラミッドの謎』 [第157回] 韓国映画の名匠が明かす"創作の極意"イ・チャンドン監督『ポエトリー』 [第156回] ローカル局で"伝説となった男"の生涯『木村栄文レトロスペクティブ』 [第155回] 米国に半世紀も君臨した"影の大統領" FBI初代長官『J・エドガー』 [第154回]犯罪者たちに学ぶ"人心掌握術"の奨め『アニマル・キングダム』『預言者』 [第153回]"地獄"からの生還者・板尾創路の凄み 古典落語を過激に脚色『月光ノ仮面』 [第152回]早くも2012年ベスト1映画が登場!"代理殺人"を巡る恐怖『哀しき獣』 [第151回]父殺し、自分殺し、そして再生の物語 園子温流ラブストーリー『ヒミズ』 [第150回]米国お笑い横断旅行『宇宙人ポール』人間のちっぽけな悩みはETが解決! [第149回]70年前と変わらない日本人の精神構造『聯合艦隊司令長官 山本五十六』 [第148回]追悼......"永遠の反逆児"原田芳雄さん幻の主演作『原子力戦争』がDVD化 [第147回]"ファスト風土"を舞台にした犯罪喜劇 J・アイゼンバーグ主演『ピザボーイ』 [第146回]"正義のゾンビ"が犯罪者を貪り喰う! イラク戦争奇談『ゾンビ処刑人』 [第145回] "時代の寵児"の未ソフト化作品上映!「松江哲明グレイテスト・ヒッツ」 [第144回]原発事故を描いた『カリーナの林檎』と今関あきよし監督の背負った贖罪 [第143回]"窮屈なモラル"を脱ぎ捨てた裸の女たち 園子温監督の犯罪エロス『恋の罪』 [第142回]ノーベル賞作家・川端康成が夢想した新風俗『スリーピングビューティー』 [第141回]横暴な上司は有志社員が制裁します!『モンスター上司』のブラックな笑い [第140回]"クソみたいな社会を変えたい!"高校生テロリストの凄春『アジアの純真』 [第139回] うつ病なんかヘーキ!? 宮崎あおい主演作『ツレがうつになりまして。』 [第138回]"神話"が生まれる瞬間を目撃せよ! 人類への黙示録『猿の惑星:創世記』 [第137回]刑務所で食する至高の味『極道めし』ヒロインの後ろ姿に、むせび泣き! [第136回]"理想の恋人"という偶像を破壊せよ 深夜番長の劇場デビュー作『モテキ』 [第135回]"城定秀夫監督、ブレイク前夜の予感! 闘争本能を呼び覚ます『タナトス』 [第134回]"人間失格"の道を選んだ映画監督の業 林由美香の最新主演作『監督失格』 [第133回]ホラ吹きのホラを見破る特異な職能 ポランスキー監督『ゴーストライター』 [第132回]芦田愛菜、6歳にして危険な魅力!? 子連れで全力疾走『うさぎドロップ』 [第131回]元"暴走族"が書いた旧友への鎮魂歌 青春懺悔録『アメイジング グレイス』 [第130回]V・ギャロ主演のサバイバルグルメ!? 『エッセンシャル・キリング』 [第129回]『キック・アス』より悪趣味で泣ける 中年男の悪ノリ暴走劇『スーパー!』 [第128回]この夏の清涼剤、地方少女のダンス成長記『あぜみちジャンピンッ!』 [第127回]竹ヤリで世界進出"スシタイフーン"『エイリアンVSニンジャ』ほか逆上陸 [第126回]イーモウ監督、久々のアイドル映画 中華的妹萌え『サンザシの樹の下で』 [第125回]ナタリー・ポートマン vs. ヘビメタ野郎 人気女優の隠し球『メタルヘッド』 [第124回]黒澤明の名作『生きる』のラテン版! ヤモメ男が残した遺産『BIUTIFUL』 [第123回]北国で93年間営業を続ける"大黒座"と町の記録『小さな町の小さな映画館』 [第122回]新幹線がすれ違う瞬間、願いが叶う? 小学生の目線で描かれた『奇跡』 [第121回]理想と情熱がもたらした"痛い現実" 青春の蹉跌『マイ・バック・ページ』 [第120回]胸に響く金言"プロとは手を抜くこと" 職人秘話『アトムの足音が聞こえる』 [第119回]危険な出会い、井口昇ミーツ仲村みう 悪夢の遊園地『富江 アンリミテッド』 [第118回]ナタリー・ポートマン"第1章"の終幕 虚実が攻め合う『ブラック・スワン』 [第117回]"セカイ"を旅立った少女の地底探検記 新海誠監督の新作『星を追う子ども』 [第116回] 美少女たちの輝きが脳裏から離れない。青春ムービー『魔法少女を忘れない』 [第115回] 恋愛が与える"陶酔"とリアルな"痛み"サブカル活劇『スコット・ピルグリム』 [第114回]妄想、空想、そして現実からの大脱走 美少女革命『エンジェル ウォーズ』 [第113回]"3.11"後の新しい映画モデルとなるか『劇場版 神聖かまってちゃん』の挑戦 [第112回]マスコミが讃えた"楽園"のその後、ひとりの少女の成長記録『愛しきソナ』 [第111回]閉鎖的な"村社会"をブチ破ったれ! 韓流サバイバル劇『ビー・デビル』 [第110回]"粋"を愛したフランスの伯父さん J・タチ主演『イリュージョニスト』 [第109回]自分にとって家族は敵か、味方か? オスカー2冠受賞『ザ・ファイター』 [第108回]コーエン兄弟『トゥルー・グリット』40年で変化した"米国のヒーロー像" [第107回]ジョニー・デップが愛した"極道記者" 『GONZO』奇人がスターだった時代 [第106回] 巨匠イーストウッド監督の異色作! "あの世"はあるか?『ヒア アフター』 [第105回] キレ味、喉ごしが違うアクション! 黒帯美少女の"涙拳"が炸裂『KG』 [第104回] 高齢化するニートはどこに行くのか? "戸塚校長"のその後『平成ジレンマ』 [第103回]堀北真希&高良健吾主演作『白夜行』闇に生きる"影男"の密やかなる喜び [第102回]園子温の劇薬ムービー『冷たい熱帯魚』"救いのない結末"という名の救い [第101回] NHKが放映しない"裏プロジェクトX" AV界のカリスマ監督『YOYOCHU』 [第100回]エロスとタブーを交配した"至高の美女" 禁断のサイエンスホラー『スプライス』 [第99回]2010年に活躍した女優を勝手に表彰! 満島ひかりに"面倒くさい女"大賞を [第98回]大人だって"ドラえもん"にいて欲しい 残念男の逆転劇『エリックを探して』 [第97回]平凡な高校生デイヴは2度変身する!原点回帰のヒーロー『キック・アス』 [第96回]村上春樹の超絶ベストセラーの映画化『ノルウェイの森』はどこにある? [第95回]実在した"奇妙な高額バイト"の顛末 心理サスペンス『エクスペリメント』 [第94回]"アル中"カメラマンの泣き笑い人生『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』 [第93回]朝ドラと異なる映画『ゲゲゲの女房』ゴールなき"貧乏耐久"2人3脚走 [第92回]バラエティーでの実績は通用するか? テリー伊藤の初監督作『10億円稼ぐ』 [第91回] 不謹慎なる社会派エンタテイメント『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』 [第90回]"世界のナベアツ"大阪府知事に就任! 政治コメディ『さらば愛しの大統領』 [第89回]自分の恋愛もプロデュースする女優、ドリュー・バリモア主演『遠距離恋愛』 [第88回]スタローンが立ち上げた"筋肉共和国"男たちの祭典『エクスペンダブルズ』 [第87回]元"おはガール"安藤聖の再起動ドラマ 就職氷河期を生きる『バカがウラヤマシイ』 [第86回]マイノリティーは"理想郷"を目指す。筒井文学の金字塔『七瀬ふたたび』 [第85回]清純派・佐藤寛子が美しく"変態"! 官能サスペンス『ヌードの夜──』 [第84回]死を意識して、ギラギラ輝く男たち! 三池節、大バクハツ『十三人の刺客』 [第83回] 女を食い物にする男どもは全員処刑! モダン社会の闇を暴く『ミレニアム』 [第82回] "企画AV女優"たちの青春残酷物語 性なる鎮魂劇『名前のない女たち』 [第81回]猫を見れば、人間社会が見えてくる! 世界の人気猫大集合『ネコを探して』 [第80回]原恵一監督の新作は辛口ファンタジー 退屈な"日常生活"を彩る『カラフル』 [第79回]米軍に実在した"超能力部隊"の真実!? ムー民、必見『ヤギと男と男と壁と』 [第78回]戦場から帰還した夫は"芋虫男"だった! ヤクザ監督の反戦映画『キャタピラー』 [第77回] 白ユリの花開くガールズの妖しい世界 H系ホラー『ジェニファーズ・ボディ』 [第76回] 爽やか系青春ゾンビ映画にホロリ......夏休みは『ゾンビランド』に集結せよ [第75回] "生きる"とは"見苦しい"ということ 藤沢周平の時代活劇『必死剣 鳥刺し』 [第74回]初恋の美少女は200歳の吸血鬼だった! 北欧産のホラー映画『ぼくのエリ』 [第73回] "三億円事件"の真相を解き明かす! 桜タブーに挑んだ『ロストクライム』 [第72回/特別編] 上映反対で揺れる問題作『ザ・コーヴ』"渦中の人"リック・オバリー氏の主張 [第71回] 女子にモテモテになる方法、教えます。軟派少年の実話物語『ソフトボーイ』 [第70回] 下町育ちの"北野少年"が見た現代社会 人間同士の食物連鎖『アウトレイジ』 [第69回] "リアルと虚構の狭間"を生きる男、アントニオ猪木初主演作『アカシア』 [第68回] ヒーローも神もいない現代社会の惨劇 井筒監督の問題作『ヒーローショー』 [第67回] アイドルが地獄で微笑む『戦闘少女』ギャグ×血しぶき×殺陣の特盛り丼! [第66回]アナーキーな"社歌"で生産性アップ! 満島ひかり大進撃『川の底からこんにちは』 [第65回]超ヘビー級なシリアス劇『プレシャス』"家族"という名の地獄から脱出せよ [第64回]乱れ咲く"悪の華"ゼブラクイーン! 仲里依紗が過激変身『ゼブラーマン2』 [第63回] オタク王が見出した"夢と現実"の接点 ティム・バートン監督作『アリス──』 [第62回] バッドテイストな感動作『第9地区』 アナタはエビ人間とお友達になれるか? [第61回]スコセッシ監督の犯罪アトラクション『シャッターアイランド』へようこそ! [第60回]宮崎あおいの"映画代表作"が誕生! 毒を呑んでも生き続けよ『ソラニン』 [第59回]"おっぱいアート"は世界を救えるか? 母乳戦士の記録『桃色のジャンヌ・ダルク』 [第58回]現代に甦った"梶原一騎ワールド"韓流ステゴロ映画『息もできない』 [第57回]命知らずの変態レポーター、中東へ! 史上最大のどっきり?『ブルーノ』 [第56回]仲里依紗がアニメから実写へと跳躍! 母娘2代の時空旅行『時をかける少女』 [第55回]ビグロー監督はキャメロンより硬派! 人間爆弾の恐怖『ハート・ロッカー』 [第54回] "空気を読む"若者の悲劇『パレード』楽しいルームシェア生活の行き先は? [第53回]社会の"生け贄"に選ばれた男の逃亡劇 堺雅人主演『ゴールデンスランバー』 [第52回]『男はつらいよ』の別エンディング? "寅さん"の最期を描く『おとうと』 [第51回]ひとり相撲なら無敵のチャンピオン! 童貞暴走劇『ボーイズ・オン・ザ・ラン』 [第50回]ヒース・レジャーが最後に見た夢の世界 理想と欲望が渦巻く『Dr.パルナサスの鏡』 [第49回]トニー・ジャーは本気なんジャー! CGなしの狂乱劇再び『マッハ!弐』 [第48回]全米"オシャレ番長"ズーイー、見参! 草食系に捧ぐ『(500日)のサマー』 [第47回]市川崑監督&水谷豊"幻の名作"『幸福』28年の歳月を経て、初のパッケージ化 [第46回]押井守監督、大いなる方向転換か? 黒木メイサ主演『アサルトガールズ』 [第45回]ドラッグ漬けの芸能関係者必見!"神の子"の復活を追う『マラドーナ』 [第44回] 暴走する"システム"が止まらない! マイケル・ムーア監督『キャピタリズム』 [第43回]"人は二度死ぬ"という独自の死生観『ガマの油』役所広司の監督ぶりは? [第42回]誰もが共感、あるあるコメディー! 2ちゃんねる発『ブラック会社』 [第41回]タラとブラピが組むと、こーなった!! 戦争奇談『イングロリアス・バスターズ』 [第40回]"涅槃の境地"のラストシーンに唖然! 引退を賭けた角川春樹監督『笑う警官』 [第39回]伝説の男・松田優作は今も生きている 20回忌ドキュメント『SOUL RED』 [第38回]海より深い"ドメスティック・ラブ"ポン・ジュノ監督『母なる証明』 [第37回]チャン・ツィイーが放つフェロモン爆撃 悪女注意報発令せり!『ホースメン』 [第36回]『ソウ』の監督が放つ激痛バイオレンス やりすぎベーコン!『狼の死刑宣告』 [第35回]"負け組人生"から抜け出したい!! 藤原竜也主演『カイジ 人生逆転ゲーム』 [第34回]2兆円ペット産業の"開かずの間"に迫る ドキュメンタリー『犬と猫と人間と』 [第33回]"女神降臨"ペ・ドゥナの裸体が神々しい 空っぽな心に響く都市の寓話『空気人形』 [第32回]電気仕掛けのパンティをはくヒロイン R15コメディ『男と女の不都合な真実』 [第31回]萩原健一、松方弘樹の助演陣が過剰すぎ! 小栗旬主演の時代活劇『TAJOMARU』 [第30回]松本人志監督・主演第2作『しんぼる』 閉塞状況の中で踊り続ける男の悲喜劇 [第29回]シビアな現実を商品化してしまう才女、西原理恵子の自叙伝『女の子ものがたり』 [第28回]"おねマス"のマッコイ斉藤プレゼンツ 不謹慎さが爆笑を呼ぶ『上島ジェーン』 [第27回]究極料理を超えた"極地料理"に舌鼓! 納涼&グルメ映画『南極料理人』 [第26回]ハチは"失われた少年時代"のアイコン  ハリウッド版『HACHI』に涙腺崩壊! [第25回]白熱! 女同士のゴツゴツエゴバトル 金子修介監督の歌曲劇『プライド』 [第24回]悪意と善意が反転する"仮想空間"細田守監督『サマーウォーズ』 [第23回]沖縄に"精霊が暮らす楽園"があった! 中江裕司監督『真夏の夜の夢』 [第22回]"最強のライブバンド"の底力発揮! ストーンズ『シャイン・ア・ライト』 [第21回]身長15mの"巨大娘"に抱かれたい! 3Dアニメ『モンスターvsエイリアン』 [第20回]ウディ・アレンのヨハンソンいじりが冴え渡る!『それでも恋するバルセロナ』 [第19回]ケイト姐さんが"DTハンター"に! オスカー受賞の官能作『愛を読むひと』 [第18回]1万枚の段ボールで建てた"夢の砦"男のロマンここにあり『築城せよ!』 [第17回]地獄から甦った男のセミドキュメント ミッキー・ローク『レスラー』 [第16回]人生がちょっぴり楽しくなる特効薬 三木聡"脱力"劇場『インスタント沼』 [第15回]"裁判員制度"が始まる今こそ注目 死刑執行を克明に再現した『休暇』 [第14回]生傷美少女の危険な足技に痺れたい! タイ発『チョコレート・ファイター』 [第13回]風俗嬢を狙う快楽殺人鬼の恐怖! 極限の韓流映画『チェイサー』 [第12回]お姫様のハートを盗んだ男の悲哀 紀里谷監督の歴史奇談『GOEMON』 [第11回]美人女優は"下ネタ"でこそ輝く! ファレリー兄弟『ライラにお手あげ』 [第10回]ジャッキー・チェンの"暗黒面"? 中国で上映禁止『新宿インシデント』 [第9回]胸の谷間に"桃源郷"を見た! 綾瀬はるか『おっぱいバレー』 [第8回]"都市伝説"は映画と結びつく 白石晃士監督『オカルト』『テケテケ』 [第7回]少女たちの壮絶サバイバル!楳図かずおワールド『赤んぼ少女』 [第6回]派遣の"叫び"がこだまする現代版蟹工船『遭難フリーター』 [第5回]三池崇史監督『ヤッターマン』で深田恭子が"倒錯美"の世界へ [第4回]フランス、中国、日本......世界各国のタブーを暴いた劇映画続々 [第3回]水野晴郎の遺作『ギララの逆襲』岡山弁で語った最後の台詞は...... [第2回]『チェンジリング』そしてイーストウッドは"映画の神様"となった [第1回]堤幸彦版『20世紀少年』に漂うフェイクならではの哀愁と美学

いまだ根強い人気の聖子に、なぜか好感度アップの紗栄子……CMギャラの秘密

saeko-book01.jpg
『Saeko One and only』(集英社)

編集S 「女性自身」(光文社)7月24・31日号に、広告代理店が交渉の際に基準としている価格をランク付けした「2012年下半期CMギャラランキング」が掲載されていたわよ。優雅な数字ね~、こっちなんてホルモンを3回食べに行ったら消えそうな額しかボーナスをもらえないというのに。

しいちゃん どれどれ、1位は澤穂希で「3,000~4,000万円+チーム協賛2,000万円」、3位にも川澄奈穂美が入っているね。芸能人のトップは安室奈美恵。5,000万円で抜群の安定感を誇っている。

編集S アムロってすごいわね。90年代に席巻した華原朋美、鈴木亜美、TRF、globeら“小室ファミリー”が軒並み没落していった中、いまだに根強く「ディーバ」として支持されてる。紅白で森口博子のバックダンサーを務めて、森口からディーバの座を奪ったのよね!

「婦人公論」で河本準一問題をまだまだ追及! 片山さつきのしつこさに恐怖

hujinkouron120722.jpg
「婦人公論」(中央公論新社)2012年
7月22日号

 「婦人公論」7月22日号の表紙、パッと見て誰かわからず、クレジットを確認したところ、長澤まさみでした。今まで見たどの長澤まさみよりもオバ……否、大女優ふうに写っています。撮影はグラビア界の林家ぺーこと巨匠篠山紀信なので、長澤サイドも写りに不満があっても「キシンだから何も言えねえ」状態なのでしょうね。もともともっさり美人なのに、さらにもさもさに撮られてしまったまさみたんを哀れに思いながら、中のインタビューを読んだら、第一文が「この6月で25歳になりました」でした。まだ25歳とは! まるでこの熟女写りを言い訳するような文に、“老害”の2文字がはっきり浮き上がって見えましたよ。余談ですがモジャモジャ具合は、スナップ界の篠山紀信こと林家ぺーが勝ってます!

 別のグラビアコーナー「愛でたい男」には、人気爆発中の綾野剛が登場しています。1ページ、ワンカットだけなのですが、目力が強烈で、エロスが溢れんばかり。撮影は、イケメン撮影の巨匠・小林ばく氏です。ああ素材を生かすも殺すも写真家次第……てなことを、まさみたんと見比べて思っちゃいました。ちなみに、綾野については、脚本家・大石静の連載コラム「うるさくてもシズカ」でも触れられていました。大石が脚本を書いたドラマ『クレオパトラな女たち』(日本テレビ系)の打ち上げで、綾野は気持ちよさそうにカラオケを歌っていたそうです。そんなおちゃめさに萌え萌えしながら、グラビアでどきゅん! しちゃってください。

<トピック>
◎特集「老化防止のカギがここに うつな気分に負けない生き方」
◎片山さつき「河本さんを追及している真意を知ってほしい」
◎岩井志麻子×工藤美代子「“死霊”より“生霊”が本当に恐ろしい」