スーちゃん一周忌美談のウラで愛人・隠し子……夫・小達一雄氏の二面性

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「週刊女性」5月22日号(主婦と生活社)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の"欲望"に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第125回(5/8発売号より)

 いよいよ「マイナンバー」制度の国会審議が始まる。所得、医療、年金など個人情報が一元化されて管理される社会。情報漏えい対策は? 悪用の危険性は? 差別を助長させるのでは? さまざまな問題点があるにも関わらず、現実には大きな反対運動にはなっていない。マスコミも問題点を声高に指摘しない。住基ネットよりさらに進んだ国民管理の危険な法案だ。消費増税男・野田佳彦首相の危険性はさらに増していく。

1位「独占撮スクープ! 故田中好子さん 最期の病院横で夫が続けていた愛人との裏切り『微笑がえし』生活!」(「週刊女性」5月22日号)
2位「塩谷瞬 二股レンジャー『口説きの罠』にあの自殺アイドルも落ちていた!」(「女性自身」5月22日)
3位「氷川きよし『いい恋しろよ。応援するから…』“恩人”会長の遺言!」(「女性自身」5月22日)
※「女性セブン」は合併号休み

「留置所ではVIP待遇でした」解き放たれた“元アウトローのカリスマ”瓜田純士を独占取材(前編)

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 3月末、タレントJOYの姉を脅迫した容疑で警視庁田無署に逮捕された“元アウトローのカリスマ”こと表現者の瓜田純士(32歳)が、16日間の拘留を経て、先月中旬に釈放された。釈放後は「旅人」を名乗り、全国各地を転々としていた瓜田。一時帰京したゴールデンウィーク中に、「事件については一切触れない」という条件で日刊サイゾーの独占インタビューに応じ、逮捕時の状況、拘留中の生活、釈放後の胸中などを語った。  インタビュー場所として瓜田が指定したのは、新宿区内の喫茶店。約束の15分前に現れた瓜田は「この度は、お騒がせしちゃってすいません」と照れくさそうに言いながら、席に着いた。サングラスをかけているとはいえ、顔面タトゥーは非常に目立つ。それまで騒がしかったまわりの客が、瓜田のことを知ってか知らずか一瞬ギョッとした表情を浮かべ、やがて見て見ぬふりをするかのように静まり返った。こんな状況下でインタビューをしたら、発言内容が周囲に丸聞こえになってしまう。
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──場所、変えますか? 「いや、大丈夫です。ただし電話でも説明した通り、事件については一切触れません。これは弁護士サイドからの指示でもあるので、ご了承ください」 ──瓜田さんは結局、不起訴で釈放されたんですか? 「それについても何も言えない。ご想像にお任せします。16日拘留で出てきた、という事実だけを伝えてください」 ──事件後の報道にあった「酒に酔っていて覚えていない」という供述についても、深く突っ込むのはナシですか? 「常に1日10Lぐらい酒を飲んでますから、覚えてないんですよ。それ以上は何も言えない。申し訳ないけど」 ──分かりました。では本日、インタビュー場所として「新宿」を指定した理由を教えてください。 「やっぱ、『新宿といえば瓜田』というのが売りなんで。逃げも隠れもしませんよ、俺は堂々としてますよ、っていうPRも兼ねて、あえて地元の新宿を選びました」 uritafa5608.jpg ──逮捕された当日のことは覚えてますか? 「それは覚えてます。酔って寝てたら、いきなり『ピンポンピンポン!』って来て。最初、ガスか水道料金の回収かと思ったんだけど、『ガンガンガン!』ってドアを叩いてるから、こりゃ違うなと。時計を見たら朝の9時。俺、去年も傷害で捕まってるんですけど、そんときと一緒だな、と。刑事って役所仕事だから、だいたい平日の朝9時に来るんですよ。ドアを開けたら案の定、7~8人の刑事がいた。通称、マル暴の刑事ですね。で、逮捕状と家宅捜索令状を2つ同時に見せられた」 ──瓜田さんはそのとき、どのようなリアクションを? 「『あ、どうぞ』と家に入れてから、まず『令状が見えない』と言いました。『目が悪いから見えない』と。それから『煙草を吸わしてくれ』だの『歯が痛いから歯医者を呼べ』だのペラ回しつつ、煙草を5~6本吸って、刑事と世間話をして。心を落ち着かせてから、『車、何で来てんだ?』って聞きました」 ──それはなぜですか? 「僕もそれなりに名を売ってきた男だから、やっぱり恥をかきたくない。ちなみに去年パクられたときは、電動オープンのエルグランドだったんですよ。『今日は何の車で来てんだ?』って聞いたら、『瓜田に恥をかかせたくないから、アルファードで来た』と。『じゃあ乗ってやる』と言って、田無署へ行きました」 ──瓜田純士クラスともなれば、連行時の車種にもこだわると。 「こだわりますね。ちなみに多くの人が誤解しているようだけど、逮捕報道で流れた僕の映像は、家から出た瞬間じゃないですよ。あれは、田無署から地検に行くときの映像です」 uritaf5608.jpg ──撮られていることに気付きました? 「いや、全然。遠くから望遠レンズで狙われたので、まったく気付かなかった。サツもカメラの存在を知らなかったらしく、後日『こんな大ごとになるとは思わなかった。本当にすまなかった』と謝ってきました」 ──マスコミで大々的に報じられたことは、いつ知った? 「拘留中に、弁護士から聞きました。テレビは民放5社のニュースのほか、『ミヤネ屋』『スッキリ!!』『サンデー・ジャポン』『アッコにおまかせ!』など。紙媒体は東京スポーツの1面や、『FRIDAY』などで報じられたと」 ──それを聞いたときの心境は? 「やられたな、と。いろんな意味でね。あと、バンドのデビューライブや小説の出版を控えていたから、いろんな人に迷惑をかけてしまったな、終わったな、とも思いました。それと、一部報道で事実誤認もあったから頭に来た。逮捕歴12回と報じてる媒体があったけど、実際は23回目だし」 ──11回足りない(笑)。 「ふざけんな、と。男前キャラに扱ってくれた報道もあったようだけど、それについては、マスコミに対してありがとうというよりも、僕がイケメンですいません、っていう心境ですね」 ──留置所での16日間はいかがでしたか? 「取り調べについては事件に関わるので何も言えないけど、待遇はちょっと異常でした。ヤクザの直参でも捕まったのか、ってぐらいの扱い。アコーディオンカーテンで仕切られて、完全隔離、完全ひとり。ほかの被疑者との接触は一切ナシ。検事調べも、僕を守るようにやってくれたり」 ──ロイヤルVIPな扱いですね。 「ええ、ここまでのVIP待遇は今回が初めてでした」 ──食事はどうでした? 「食事はVIPじゃなかったです(笑)。一昔前の留置所なら、通称“面倒見”といって、取り調べ中に刑事からカツ丼やマックの差し入れがあったりしたのに、今回はそれがなかった。ただ、通常の食事に関して言えば、昔はコッペパンだったけど、今は食パンになっていたし、ジュースの種類も豊富になっていた。あと、留置所の変化で気付いたのは、以前は名前で呼ばれていたのに、今は拘置所と一緒で番号で呼ばれるようになっていた。だから僕は縁起のいい数字を選ばせてもらいました。22番」 ──なぜ22が縁起いいんですか? 「実は報道された一件とは関係なしに、一番最後に僕が付き合っていた10代の女性タレントがいて、その子の誕生日が22日だったので、22番にしてくれとお願いしました」 ──そうした主張が通ったとはいえ、留置所での暮らしはやはり、制約が多くて大変だったのでは? 「僕がパクられたのは3月27日なんですが、ちょうど4月1日からルールが変わって、煙草を1本も吸えなくなったんですよ。それが一番ショックだった。大好きな酒を飲めないことに関しては、酒を抜くいい機会かな、と。それまでは『酒に酔っていて覚えていない』毎日だったけど、中での生活は『酒に酔っていないから覚えている』んですよ(笑)」 ──面会や手紙は? 「面会は問い合わせだけで110件。でも会ったのは数人だけ。あとは申し訳ないけど、お断りしました。手紙は50通から100通ぐらい来たんじゃないかな」 ──手紙は読みました? 「最初は一切読む気なかったけど、検閲で開封されちゃってるし、することないから読みました。差出人の内訳は、1~2割が知り合いからで、8~9割が全国のファンや知らない人からでした。ぶっちゃけ、読んで勇気づけられる部分もかなりあったかな。ちょうど3月の頭に松本少年刑務所から出てきた人からも手紙が届いていて、その人は僕の自叙伝『ドブネズミのバラード』をすり切れるほど読んだらしく、『出所したら瓜田さんに会いたいとずっと思っていたのに、僕が出た直後に逮捕のニュースがあり、ショックを受けました。必ず無罪で戻って来てください』と書かれていたり。あとは千葉刑務所に殺人で入っている僕の先輩からも『名前が売れて良かったじゃん。本の宣伝になったじゃん。なにしろ酒に酔って覚えていないんだから仕方がないよね』と呑気かました手紙が来て(笑)。でも最後には『何があっても20日間で終わらせるつもりでいなさいよ』とあって、勇気づけられましたね」 uritaf5619.jpg ──現実には16日間で出られたわけですが、今回逮捕されたことによって、デビューライブを控えていたバンドは空中分解してしまいましたね。 「はい。5月22日に予定されていた、川崎クラブチッタのライブが流れてしまった。ライブを楽しみにしていたバンドのメンバーや、当日一緒に出る予定だったほかのバンドの方々、そしてプロデューサーには申し訳ないという気持ちでいっぱいです。心苦しいし、もちろん反省もしています。秋に予定されていた出版が延期になってしまったことについても同様ですね。多くの人に迷惑をかけてしまい、みんなの夢を奪ってしまった。だから、これから名誉挽回するしかない。今の僕のネームバリューがあれば、絶対みんなの信用を取り戻せると思ってます」 ──今年1月に出場した地下格闘技「BERSERKER」の会場で、アウトロー引退を宣言(記事参照)。その直後に警察沙汰を起こしたため、「裏切られた」という思いを抱いている人もいるかもしれません。 「BERSERKERで試合相手を務めてくれた内藤裕には、留置所を出た初日に謝って、彼からは『とにかく応援してる』というありがたい言葉をもらってます。バンドのメンバーにもちゃんと謝って、『純士さんだけの責任じゃない。心身ともに休めてください』という温かい言葉をもらってます。そういう筋は通してます」 ──しかしその一方で、今回の逮捕を機に、瓜田さんに三行半を突きつけた人もいるようですね。 「容疑者として報道されただけなのに急に手のひらを返す、容疑者の僕を犯罪者のように扱い僕についてコメントする、今までさんざん僕のことを神輿かついできたくせにそれを下ろすようなマネをしてみせる。彼らがなぜそういうことをできたのかというと、僕が実刑行くと思ったからでしょう。案の定、僕が出てきた途端に、みんな何も言えなくなってしまった。あるいは、逮捕されたときに僕のことをああだこうだ書いていた人間が、出てきた途端に『心配してた』と電話してきたり。薄っぺらいし、バカバカしい。そいつらを見返すために、これから頑張ろうと思ってます」 ──ファンへの謝罪は? 「ここでビッグニュースというか、楽しませちゃったらごめんなさいという予告がありまして。容疑者とはいえ世間を騒がせ、ファンの気持ちを裏切ってしまったのは事実です。だから、もしかしたら夏頃にまた、なんらかの地下格闘技興行に出て、そこでファンに対して正式に『すいませんでした』と謝るかもしれません。あと、音楽では、梅雨時にソロライブをやる予定です。日時や場所は未定ですけど、決まったらブログで告知しますんで楽しみにしていてください」  事件についての言及は避けたが、そのほかの部分においては相変わらず“舌好調”な瓜田。後編では、釈放後の「旅」について、そして今後の展望について語ってもらおう。 (後編につづく/取材・文=岡林敬太/撮影=島田十万)

「留置所ではVIP待遇でした」解き放たれた“元アウトローのカリスマ”瓜田純士を独占取材(前編)

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 3月末、タレントJOYの姉を脅迫した容疑で警視庁田無署に逮捕された“元アウトローのカリスマ”こと表現者の瓜田純士(32歳)が、16日間の拘留を経て、先月中旬に釈放された。釈放後は「旅人」を名乗り、全国各地を転々としていた瓜田。一時帰京したゴールデンウィーク中に、「事件については一切触れない」という条件で日刊サイゾーの独占インタビューに応じ、逮捕時の状況、拘留中の生活、釈放後の胸中などを語った。  インタビュー場所として瓜田が指定したのは、新宿区内の喫茶店。約束の15分前に現れた瓜田は「この度は、お騒がせしちゃってすいません」と照れくさそうに言いながら、席に着いた。サングラスをかけているとはいえ、顔面タトゥーは非常に目立つ。それまで騒がしかったまわりの客が、瓜田のことを知ってか知らずか一瞬ギョッとした表情を浮かべ、やがて見て見ぬふりをするかのように静まり返った。こんな状況下でインタビューをしたら、発言内容が周囲に丸聞こえになってしまう。
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──場所、変えますか? 「いや、大丈夫です。ただし電話でも説明した通り、事件については一切触れません。これは弁護士サイドからの指示でもあるので、ご了承ください」 ──瓜田さんは結局、不起訴で釈放されたんですか? 「それについても何も言えない。ご想像にお任せします。16日拘留で出てきた、という事実だけを伝えてください」 ──事件後の報道にあった「酒に酔っていて覚えていない」という供述についても、深く突っ込むのはナシですか? 「常に1日10Lぐらい酒を飲んでますから、覚えてないんですよ。それ以上は何も言えない。申し訳ないけど」 ──分かりました。では本日、インタビュー場所として「新宿」を指定した理由を教えてください。 「やっぱ、『新宿といえば瓜田』というのが売りなんで。逃げも隠れもしませんよ、俺は堂々としてますよ、っていうPRも兼ねて、あえて地元の新宿を選びました」 uritafa5608.jpg ──逮捕された当日のことは覚えてますか? 「それは覚えてます。酔って寝てたら、いきなり『ピンポンピンポン!』って来て。最初、ガスか水道料金の回収かと思ったんだけど、『ガンガンガン!』ってドアを叩いてるから、こりゃ違うなと。時計を見たら朝の9時。俺、去年も傷害で捕まってるんですけど、そんときと一緒だな、と。刑事って役所仕事だから、だいたい平日の朝9時に来るんですよ。ドアを開けたら案の定、7~8人の刑事がいた。通称、マル暴の刑事ですね。で、逮捕状と家宅捜索令状を2つ同時に見せられた」 ──瓜田さんはそのとき、どのようなリアクションを? 「『あ、どうぞ』と家に入れてから、まず『令状が見えない』と言いました。『目が悪いから見えない』と。それから『煙草を吸わしてくれ』だの『歯が痛いから歯医者を呼べ』だのペラ回しつつ、煙草を5~6本吸って、刑事と世間話をして。心を落ち着かせてから、『車、何で来てんだ?』って聞きました」 ──それはなぜですか? 「僕もそれなりに名を売ってきた男だから、やっぱり恥をかきたくない。ちなみに去年パクられたときは、電動オープンのエルグランドだったんですよ。『今日は何の車で来てんだ?』って聞いたら、『瓜田に恥をかかせたくないから、アルファードで来た』と。『じゃあ乗ってやる』と言って、田無署へ行きました」 ──瓜田純士クラスともなれば、連行時の車種にもこだわると。 「こだわりますね。ちなみに多くの人が誤解しているようだけど、逮捕報道で流れた僕の映像は、家から出た瞬間じゃないですよ。あれは、田無署から地検に行くときの映像です」 uritaf5608.jpg ──撮られていることに気付きました? 「いや、全然。遠くから望遠レンズで狙われたので、まったく気付かなかった。サツもカメラの存在を知らなかったらしく、後日『こんな大ごとになるとは思わなかった。本当にすまなかった』と謝ってきました」 ──マスコミで大々的に報じられたことは、いつ知った? 「拘留中に、弁護士から聞きました。テレビは民放5社のニュースのほか、『ミヤネ屋』『スッキリ!!』『サンデー・ジャポン』『アッコにおまかせ!』など。紙媒体は東京スポーツの1面や、『FRIDAY』などで報じられたと」 ──それを聞いたときの心境は? 「やられたな、と。いろんな意味でね。あと、バンドのデビューライブや小説の出版を控えていたから、いろんな人に迷惑をかけてしまったな、終わったな、とも思いました。それと、一部報道で事実誤認もあったから頭に来た。逮捕歴12回と報じてる媒体があったけど、実際は23回目だし」 ──11回足りない(笑)。 「ふざけんな、と。男前キャラに扱ってくれた報道もあったようだけど、それについては、マスコミに対してありがとうというよりも、僕がイケメンですいません、っていう心境ですね」 ──留置所での16日間はいかがでしたか? 「取り調べについては事件に関わるので何も言えないけど、待遇はちょっと異常でした。ヤクザの直参でも捕まったのか、ってぐらいの扱い。アコーディオンカーテンで仕切られて、完全隔離、完全ひとり。ほかの被疑者との接触は一切ナシ。検事調べも、僕を守るようにやってくれたり」 ──ロイヤルVIPな扱いですね。 「ええ、ここまでのVIP待遇は今回が初めてでした」 ──食事はどうでした? 「食事はVIPじゃなかったです(笑)。一昔前の留置所なら、通称“面倒見”といって、取り調べ中に刑事からカツ丼やマックの差し入れがあったりしたのに、今回はそれがなかった。ただ、通常の食事に関して言えば、昔はコッペパンだったけど、今は食パンになっていたし、ジュースの種類も豊富になっていた。あと、留置所の変化で気付いたのは、以前は名前で呼ばれていたのに、今は拘置所と一緒で番号で呼ばれるようになっていた。だから僕は縁起のいい数字を選ばせてもらいました。22番」 ──なぜ22が縁起いいんですか? 「実は報道された一件とは関係なしに、一番最後に僕が付き合っていた10代の女性タレントがいて、その子の誕生日が22日だったので、22番にしてくれとお願いしました」 ──そうした主張が通ったとはいえ、留置所での暮らしはやはり、制約が多くて大変だったのでは? 「僕がパクられたのは3月27日なんですが、ちょうど4月1日からルールが変わって、煙草を1本も吸えなくなったんですよ。それが一番ショックだった。大好きな酒を飲めないことに関しては、酒を抜くいい機会かな、と。それまでは『酒に酔っていて覚えていない』毎日だったけど、中での生活は『酒に酔っていないから覚えている』んですよ(笑)」 ──面会や手紙は? 「面会は問い合わせだけで110件。でも会ったのは数人だけ。あとは申し訳ないけど、お断りしました。手紙は50通から100通ぐらい来たんじゃないかな」 ──手紙は読みました? 「最初は一切読む気なかったけど、検閲で開封されちゃってるし、することないから読みました。差出人の内訳は、1~2割が知り合いからで、8~9割が全国のファンや知らない人からでした。ぶっちゃけ、読んで勇気づけられる部分もかなりあったかな。ちょうど3月の頭に松本少年刑務所から出てきた人からも手紙が届いていて、その人は僕の自叙伝『ドブネズミのバラード』をすり切れるほど読んだらしく、『出所したら瓜田さんに会いたいとずっと思っていたのに、僕が出た直後に逮捕のニュースがあり、ショックを受けました。必ず無罪で戻って来てください』と書かれていたり。あとは千葉刑務所に殺人で入っている僕の先輩からも『名前が売れて良かったじゃん。本の宣伝になったじゃん。なにしろ酒に酔って覚えていないんだから仕方がないよね』と呑気かました手紙が来て(笑)。でも最後には『何があっても20日間で終わらせるつもりでいなさいよ』とあって、勇気づけられましたね」 uritaf5619.jpg ──現実には16日間で出られたわけですが、今回逮捕されたことによって、デビューライブを控えていたバンドは空中分解してしまいましたね。 「はい。5月22日に予定されていた、川崎クラブチッタのライブが流れてしまった。ライブを楽しみにしていたバンドのメンバーや、当日一緒に出る予定だったほかのバンドの方々、そしてプロデューサーには申し訳ないという気持ちでいっぱいです。心苦しいし、もちろん反省もしています。秋に予定されていた出版が延期になってしまったことについても同様ですね。多くの人に迷惑をかけてしまい、みんなの夢を奪ってしまった。だから、これから名誉挽回するしかない。今の僕のネームバリューがあれば、絶対みんなの信用を取り戻せると思ってます」 ──今年1月に出場した地下格闘技「BERSERKER」の会場で、アウトロー引退を宣言(記事参照)。その直後に警察沙汰を起こしたため、「裏切られた」という思いを抱いている人もいるかもしれません。 「BERSERKERで試合相手を務めてくれた内藤裕には、留置所を出た初日に謝って、彼からは『とにかく応援してる』というありがたい言葉をもらってます。バンドのメンバーにもちゃんと謝って、『純士さんだけの責任じゃない。心身ともに休めてください』という温かい言葉をもらってます。そういう筋は通してます」 ──しかしその一方で、今回の逮捕を機に、瓜田さんに三行半を突きつけた人もいるようですね。 「容疑者として報道されただけなのに急に手のひらを返す、容疑者の僕を犯罪者のように扱い僕についてコメントする、今までさんざん僕のことを神輿かついできたくせにそれを下ろすようなマネをしてみせる。彼らがなぜそういうことをできたのかというと、僕が実刑行くと思ったからでしょう。案の定、僕が出てきた途端に、みんな何も言えなくなってしまった。あるいは、逮捕されたときに僕のことをああだこうだ書いていた人間が、出てきた途端に『心配してた』と電話してきたり。薄っぺらいし、バカバカしい。そいつらを見返すために、これから頑張ろうと思ってます」 ──ファンへの謝罪は? 「ここでビッグニュースというか、楽しませちゃったらごめんなさいという予告がありまして。容疑者とはいえ世間を騒がせ、ファンの気持ちを裏切ってしまったのは事実です。だから、もしかしたら夏頃にまた、なんらかの地下格闘技興行に出て、そこでファンに対して正式に『すいませんでした』と謝るかもしれません。あと、音楽では、梅雨時にソロライブをやる予定です。日時や場所は未定ですけど、決まったらブログで告知しますんで楽しみにしていてください」  事件についての言及は避けたが、そのほかの部分においては相変わらず“舌好調”な瓜田。後編では、釈放後の「旅」について、そして今後の展望について語ってもらおう。 (後編につづく/取材・文=岡林敬太/撮影=島田十万)

ワザと彼を怒らせて、激しくて男くさい本性をむき出しにするの!

【作品名】『濡れすぎ試着室~密室で強引に…!~』 【作者】一之瀬絢

【作品紹介】 やさしいけどちょっと淡白な彼氏・秀一。ヤキモチ焼かせたくて、彼のイトコと仲良くしてみたけど……。ひょんなことから浮気してるって誤解させてしまい、バイト先の試着室でいきなりエッチなお仕置開始!!

【サイゾーウーマンリコメンド】 鏡プレイって思いのほか楽しくないというのが世間一般の総意ですが、今回は鏡+露出(他人に気付かれちゃうかも)という二重のお楽しみですよ。しかし、彼もお仕置きまでの怒りはどこへやら、あっという間に誤解が解けたようです。もうちょっと話ちゃんと聞けばいいのに……。

ワザと彼を怒らせて、激しくて男くさい本性をむき出しにするの!

【作品名】『濡れすぎ試着室~密室で強引に…!~』 【作者】一之瀬絢

【作品紹介】 やさしいけどちょっと淡白な彼氏・秀一。ヤキモチ焼かせたくて、彼のイトコと仲良くしてみたけど……。ひょんなことから浮気してるって誤解させてしまい、バイト先の試着室でいきなりエッチなお仕置開始!!

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堀江由衣「Secret Mission Tour」超巨大メカクマスターとの死闘の果て、追加公演で物語が完結!!

_MG_0646.jpg  6年ぶり3回目となるライブツアー「堀江由衣をめぐる冒険3~Secret Mission Tour~」に臨んだ声優アーティストの堀江由衣。3月に東京、名古屋、福岡、神戸で5公演を行い、演劇仕立ての構成もあって話題を博したが、このほど4月27日に東京国際フォーラムホールAでツアーファイナルとなる追加公演を迎え、ストーリーを完結させた。  3DファンタジーRPG風の森を駆けるCGがスクリーンに映し出され、ライブは始まった。「追加公演なのに、遅刻したぁ~!」「毎回ライブの度に遅刻したり道に迷っている気がする」と、バックステージにいるとおぼしきほっちゃん本人の口からのメタ発言(この後も、こまめにメタ発言で笑いをとっていた)。森を抜けた先、山の頂上で「やっほー」と叫ぶと観客席のレスポンスがやまびことなり、1曲目「YAHHO!!」でいきなり会場の温度を上げる。フロアはこの時点で揺れている!  立て続けに2ビートでノリのいい「Love Countdown」を歌うと、ここでMC──ではなく芝居が入るのが「Secret Mission Tour」の特徴。この後、MCが入るべきタイミングはすべて幕間の芝居となり、すべての楽曲をシームレスにつなげる凝った構成のセットリストになっている。 _MH_0534.jpg _MH_1491.jpg _MH_2488.jpg  やまびこの妖精・エコーちゃんが登場、今いる森がミスモノクロームの侵攻を受けていることが分かり、彼女と戦わなくてはならないと、ライブの目的がはっきりする。ここまでの展開を含め、ストーリーの大部分は3月のツアー時と同様だ。  続く2曲は「ラブリ(ハートマーク)エブリデイ」と「CHILDISH(ハートマーク)LOVE(ハートマーク)WORLD」。芝居に挟まれた恰好の楽曲は、すべて曲の傾向ごとに分類され、美しく整えられている。  エコーちゃんがさらわれた後は「秘密~君を見てた~」。次に「Endless Star」を歌うと、ほっちゃんが大ピンチ。なんと敵につかまり、改造されてしまうハメに……といったところで、ラジオ番組『堀江由衣の天使のたまご』で募集したはがきを使って「ほっちゃん大喜利」が始まった!  おなじみのキャラクター、クマスターが登場して「ほっちゃんをロボットに改造、さてどんな機能が追加された?」というお題で、こんな珍機能があったらいいな……というネタが次々に披露されていく。  「外貨のレートがリアルタイムで分かる」「Wi-Fiのスポットになっている」と、ひとしきりトークを繰り広げると、いよいよ改造されたメカほっちゃんの出番。先ほどまでチェックのドレスにレザーブーツだった衣裳は銀色の光沢があるものとなり、「バニラソルト」「Coloring」「見つめられたら~when I fallin’love with you」「きれいな風が吹いている」の、テクノコンセプト4曲をクールに熱唱。ライブの折り返し地点を締める、とくに聴き応えのあるパートとなった。 _USA0659.jpg  ロボット化したほっちゃんを助けるために、森の動物がやまびこの妖精(観客)の力を借りるという筋書きになり、エコーちゃんの指導に従い、観客全員が振り付けを練習。オーディエンスの“やまびこ”が不可欠な「スクランブル」に始まり、「PRESENTER」「True truly love」、アップ度合いが著しい3曲でメカからの復活を印象づける。フロアのタテノリ具合が半端ではない。 _USA0304.jpg  次は、いよいよミスモノクロームが登場。銀髪ツインテールの3DCGキャラクターが舞台前方の小型スクリーンに投影されるバーチャルアイドル方式で歌い(声はもちろん堀江由衣)、踊る。この世界をモノクロにしてやる、というミスモノクロームが歌うのは「モノクローム」。 _USA0347.jpg  その白黒に抗うように、赤ラメの衣裳に身を包んだほっちゃんがカラフルな仲間を連れ、レーザービームが空間を切り裂く中「MISSION」を歌う。観客も赤いサイリウムで応戦だ。 _MG_1080.jpg  そして難解かつ劇的なプログレッシブ大曲「インモラリスト」を歌うと、ミスモノクロームの弱点を見抜いたほっちゃんは単三電池を抜いて敵の動きを止めてしまう。  めでたしめでたし……かと思ったが、森は元に戻らない。まだメカクマスターが残っていた! ラストバトルは17曲目「ヒカリ」に盛り込まれ、クライマックスを演出する。  ここで追加公演だけのサービス! メカクマスターが「仕方がない。ここは最終形態で戦うしかないようだな」と言うやいなや、舞台の天井から超巨大なメカクマスターの両腕が降り、舞台奥の大型スクリーンに表示した顔と合わせて巨大ロボット形態のメカクマスターを出現させると、詰めかけたファンもびっくりである。 _USA0439.jpg  これを「伝説のヒカリの剣」で倒すと、メカクマスターは「まだだ! まだ終わらんクマよ!!」と抵抗のそぶりを見せるが、単一電池を抜かれて万事休す(ミスモノクロームよりも大きいので、稼働に必要な電池も大きかったようだ)。  解放された森の動物たちがひとしきり、その喜びを表現するドラマ部分は藤原啓治(ライオン)、林原めぐみ(ウサギ)、森久保祥太郎(ヒョウ)、神田朱未(リス)、たかはし智秋(メヒョウ)といった超豪華声優陣によって演じられ、きちんと物語が閉じていく。メヒョウのたかはしはこの追加公演のみのキャスティングで、ヒョウカップルの再会、ジューシーなラブラブぶりが際立つ展開となっていた。 _USA0577.jpg  平和を取り戻した世界で「CHILDISH(ハートマーク)LOVE(ハートマーク)WORLD」「daisy」「Lady Go!」「秘密~待ち合わせ~」を歌い上げると、最後は「おまけコーナー」としてのアンコール。「kiss to you」の後、あみだくじで決めた「I wish」「Love Destiny」の2曲を歌い、ラストは「Happy happy*rice shower」で、文字通り多幸感に会場を包んでエンディングにたどり着いた。  アンコール前のエンドロールではエコーちゃんが単三電池を拾い、ミスモノクロームにセット、彼女がピンク色の頭髪となりカラーを獲得する様子が描かれており、今後に何かがありそうな(orあるといいな?)気配だ。 _USA0908.jpg  また、まとめのMCではアニメ『DOG DAYS』の2期『DOG DAYS'』のエンディングテーマ(タイトル、未定。発売日、未定。どんな曲か、未定。と、しみじみ告知)を歌うことが決まったと発表された。  堀江由衣本人が「変えるところがないくらい気に入っている」と言ったように、非常によくまとまったセットリストで充実の公演となったが、これもコンスタントに良曲をリリースしてきた結果。CVの導入も成功し、今後のライブがいっそう楽しみになってきた。 (取材・文=後藤勝)

堀江由衣「Secret Mission Tour」超巨大メカクマスターとの死闘の果て、追加公演で物語が完結!!

_MG_0646.jpg  6年ぶり3回目となるライブツアー「堀江由衣をめぐる冒険3~Secret Mission Tour~」に臨んだ声優アーティストの堀江由衣。3月に東京、名古屋、福岡、神戸で5公演を行い、演劇仕立ての構成もあって話題を博したが、このほど4月27日に東京国際フォーラムホールAでツアーファイナルとなる追加公演を迎え、ストーリーを完結させた。  3DファンタジーRPG風の森を駆けるCGがスクリーンに映し出され、ライブは始まった。「追加公演なのに、遅刻したぁ~!」「毎回ライブの度に遅刻したり道に迷っている気がする」と、バックステージにいるとおぼしきほっちゃん本人の口からのメタ発言(この後も、こまめにメタ発言で笑いをとっていた)。森を抜けた先、山の頂上で「やっほー」と叫ぶと観客席のレスポンスがやまびことなり、1曲目「YAHHO!!」でいきなり会場の温度を上げる。フロアはこの時点で揺れている!  立て続けに2ビートでノリのいい「Love Countdown」を歌うと、ここでMC──ではなく芝居が入るのが「Secret Mission Tour」の特徴。この後、MCが入るべきタイミングはすべて幕間の芝居となり、すべての楽曲をシームレスにつなげる凝った構成のセットリストになっている。 _MH_0534.jpg _MH_1491.jpg _MH_2488.jpg  やまびこの妖精・エコーちゃんが登場、今いる森がミスモノクロームの侵攻を受けていることが分かり、彼女と戦わなくてはならないと、ライブの目的がはっきりする。ここまでの展開を含め、ストーリーの大部分は3月のツアー時と同様だ。  続く2曲は「ラブリ(ハートマーク)エブリデイ」と「CHILDISH(ハートマーク)LOVE(ハートマーク)WORLD」。芝居に挟まれた恰好の楽曲は、すべて曲の傾向ごとに分類され、美しく整えられている。  エコーちゃんがさらわれた後は「秘密~君を見てた~」。次に「Endless Star」を歌うと、ほっちゃんが大ピンチ。なんと敵につかまり、改造されてしまうハメに……といったところで、ラジオ番組『堀江由衣の天使のたまご』で募集したはがきを使って「ほっちゃん大喜利」が始まった!  おなじみのキャラクター、クマスターが登場して「ほっちゃんをロボットに改造、さてどんな機能が追加された?」というお題で、こんな珍機能があったらいいな……というネタが次々に披露されていく。  「外貨のレートがリアルタイムで分かる」「Wi-Fiのスポットになっている」と、ひとしきりトークを繰り広げると、いよいよ改造されたメカほっちゃんの出番。先ほどまでチェックのドレスにレザーブーツだった衣裳は銀色の光沢があるものとなり、「バニラソルト」「Coloring」「見つめられたら~when I fallin’love with you」「きれいな風が吹いている」の、テクノコンセプト4曲をクールに熱唱。ライブの折り返し地点を締める、とくに聴き応えのあるパートとなった。 _USA0659.jpg  ロボット化したほっちゃんを助けるために、森の動物がやまびこの妖精(観客)の力を借りるという筋書きになり、エコーちゃんの指導に従い、観客全員が振り付けを練習。オーディエンスの“やまびこ”が不可欠な「スクランブル」に始まり、「PRESENTER」「True truly love」、アップ度合いが著しい3曲でメカからの復活を印象づける。フロアのタテノリ具合が半端ではない。 _USA0304.jpg  次は、いよいよミスモノクロームが登場。銀髪ツインテールの3DCGキャラクターが舞台前方の小型スクリーンに投影されるバーチャルアイドル方式で歌い(声はもちろん堀江由衣)、踊る。この世界をモノクロにしてやる、というミスモノクロームが歌うのは「モノクローム」。 _USA0347.jpg  その白黒に抗うように、赤ラメの衣裳に身を包んだほっちゃんがカラフルな仲間を連れ、レーザービームが空間を切り裂く中「MISSION」を歌う。観客も赤いサイリウムで応戦だ。 _MG_1080.jpg  そして難解かつ劇的なプログレッシブ大曲「インモラリスト」を歌うと、ミスモノクロームの弱点を見抜いたほっちゃんは単三電池を抜いて敵の動きを止めてしまう。  めでたしめでたし……かと思ったが、森は元に戻らない。まだメカクマスターが残っていた! ラストバトルは17曲目「ヒカリ」に盛り込まれ、クライマックスを演出する。  ここで追加公演だけのサービス! メカクマスターが「仕方がない。ここは最終形態で戦うしかないようだな」と言うやいなや、舞台の天井から超巨大なメカクマスターの両腕が降り、舞台奥の大型スクリーンに表示した顔と合わせて巨大ロボット形態のメカクマスターを出現させると、詰めかけたファンもびっくりである。 _USA0439.jpg  これを「伝説のヒカリの剣」で倒すと、メカクマスターは「まだだ! まだ終わらんクマよ!!」と抵抗のそぶりを見せるが、単一電池を抜かれて万事休す(ミスモノクロームよりも大きいので、稼働に必要な電池も大きかったようだ)。  解放された森の動物たちがひとしきり、その喜びを表現するドラマ部分は藤原啓治(ライオン)、林原めぐみ(ウサギ)、森久保祥太郎(ヒョウ)、神田朱未(リス)、たかはし智秋(メヒョウ)といった超豪華声優陣によって演じられ、きちんと物語が閉じていく。メヒョウのたかはしはこの追加公演のみのキャスティングで、ヒョウカップルの再会、ジューシーなラブラブぶりが際立つ展開となっていた。 _USA0577.jpg  平和を取り戻した世界で「CHILDISH(ハートマーク)LOVE(ハートマーク)WORLD」「daisy」「Lady Go!」「秘密~待ち合わせ~」を歌い上げると、最後は「おまけコーナー」としてのアンコール。「kiss to you」の後、あみだくじで決めた「I wish」「Love Destiny」の2曲を歌い、ラストは「Happy happy*rice shower」で、文字通り多幸感に会場を包んでエンディングにたどり着いた。  アンコール前のエンドロールではエコーちゃんが単三電池を拾い、ミスモノクロームにセット、彼女がピンク色の頭髪となりカラーを獲得する様子が描かれており、今後に何かがありそうな(orあるといいな?)気配だ。 _USA0908.jpg  また、まとめのMCではアニメ『DOG DAYS』の2期『DOG DAYS'』のエンディングテーマ(タイトル、未定。発売日、未定。どんな曲か、未定。と、しみじみ告知)を歌うことが決まったと発表された。  堀江由衣本人が「変えるところがないくらい気に入っている」と言ったように、非常によくまとまったセットリストで充実の公演となったが、これもコンスタントに良曲をリリースしてきた結果。CVの導入も成功し、今後のライブがいっそう楽しみになってきた。 (取材・文=後藤勝)

“技を技と思わせない”愛され力で、スーパー女子アナの座を射止めた高島彩

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『聞く 笑う、ツナグ。』(小学館)

――タレント本。それは教祖というべきタレントと信者(=ファン)をつな“"経典”。その中にはどんな教えが書かれ、ファンは何に心酔していくのか。そこから、現代の縮図が見えてくる......。

 オリコンの「好きな女子アナ」で5回連続1位を達成して殿堂入り、可憐なルックスと「愛されオーラ」に確かなアナウンス技術とMC力、フジテレビ・アナウンス部内の評価は「20年に一度の逸材」、あの千原ジュニアをして「ただの天才」と言わしめたスーパー女子アナ・高島彩。その初の著書となるのがこの『聞く 笑う、ツナグ。』だ。「繋ぐ」をカタカナで表記してしまうあたりの「ゆず風味」がいきなりツンと鼻をつくが、読みながら、その徹頭徹尾の「愛され力」に驚嘆する。ツッコミの余地がないのだ。魑魅魍魎が跋扈する女子アナ界において、彼女が相当なキレ者であり、策士であることは疑いのない事実だが、昨年末、32歳でフジテレビを寿退社するまで、老若男女、業界の内外を問わず不動の評価と人気を獲得し続けたのは、やはり彼女がきちんと「愛される」ための努力を続けてきた結果だということがわかる。

「私は今も、初めて会う人にも、いつもお世話になっている人にも、アイコンタクトをして、笑顔で、はっきりと挨拶することを心がけています」
「私のアナウンサーとしての役割は、出過ぎず、引き過ぎず、その場、空間の、幸せの総量を高めることだと思っています」
「(童話『北風と太陽』を引用して、自分は「太陽でありたい」としながら)強烈に存在を伝えることも、ときには大切です。そういう強さも必要かもしれません。それでも私は、照らし続けていたら『そういえばここ、暖かいね』と気づかれるような方法で伝えるほうが、自分には向いていると思っています」

 アナウンサーとしての分をわきまえる。自らの立ち位置を含めた「現場」を俯瞰で見て、空気を把握する。スタッフ・共演者への心配りを忘れない……なんだこの全部100点の回答。かといって「優等生ぶってんじゃねーよ」という反感も読者に抱かせない。大学時代、アナウンサー体験講座で実力のなさをこてんぱんに思い知らされ、それ以後「やる気」に火がついたという回想や、落ち込んだときには雨が降るのを待って車に乗り、車をたたく雨音を聴いて心を落ち着けるというエピソードなど、「不完全で弱い自分」要素も絶妙に盛り込み、共感を抱かせる(構成となっている)。

 思えば女子アナなんて「北風タイプ」ばかりじゃないか。同じフジテレビの平井理央に生野陽子、TBSで言うなら青木裕子に田中みな実。「私を見て! ねえ、かわいいでしょ? ねえ!!」とばかりに、「自己顕示」という名の北風をビュービュー吹かせている連中ばかりじゃないか。フットボールアワー 後藤流に言うなら「風強すぎてアナウンス原稿吹き飛ぶわ!」だ。こういう“自己顕示モンスター”たちと並べてみると、やはり高島彩は別格だと言わざるを得ない。「私を見て!」と言う前に、おのずと周りが「見てしまう」存在というか。たとえそれが練りに練られた彼女の策略であり、究極の自己顕示なのだとしても、高島彩のそれは、まるで武道を極めた者のみが持ちうる「速すぎて見えない」「技を技と思わせない」武術のように洗練されている。ちなみに筆者としては、真の太陽タイプはテレ東の大江麻理子アナだと思うわけだが。

 しかし、かくいう高島彩も、入社当初は秋元康プロデュースのもとCDデビューしたりしていたわけで、充分「北風」やってたんじゃないのか? という話なのだが、本書のなかでは「アイドル女子アナと思われるのが嫌だった」と当時を振り返っている。テレビでの自分の扱われ方に疑問を抱き、1年先輩の千野志麻(チノパン)に相談したという。

「『あんなことをやらされて、つらいです』と、つい、本音を言ったときのことです。『嫌なら最初に言わないとね』。千野さんは『スタッフのことを考えなさい』と教えてくれたのです」

 チノパン、意外にすげえ。

 イチ押し新人女子アナの登竜門である深夜番組のタイトルに由来し、代々続く「○○パン」という呼び名。スターターの「チノパン」は服のチノパンに掛けているので仕方ないとして、それ以降の「パン」が問題だ。当時「“アヤパン”?……彩“パンパン(売女)”?」と連想した人も少なくないのではないだろうか。事実、高島彩の登場以降、フジテレビはあからさまに女子アナを男性視聴者の性の道具として差し出してきた。確信犯的にチョコバナナ、フランクフルト、巻き寿司など棒状の食べ物を女子アナにくわえさせた。そして、この会社ぐるみのセクハラを最初に甘受したのも高島彩だった。チノパンに説教されて覚醒したアヤパンは、求められることには全力で取り組むよう改心したのだという。だから巻き寿司も全力でくわえた。

「求められることには全力で」。これこそが高島彩の真髄であり、人気の秘密ではないだろうか。それを裏付けるかのような、高校時代の逸話が、1996年の雑誌『POPEYE』に掲載されている。「美少女女子高生」として誌面に登場した高島について、当時交際中だった彼氏が、彼女の「忠誠心」を評価してこのようにコメントしている。

「フットワークは矢吹丈クラス、末脚の鋭さはトウカイテイオーばりで、10年に1人の逸材っスよー」(原文ママ)

 アナウンサーとして「20年に一度の逸材」と評される以前に、パシリとして「10年に1人の逸材」と評されていたアヤパン。しかも彼氏に。とにかくまあ、なんというか……尽くすタイプらしい。

 本書にも、夫となったゆずの北川悠仁から5年以上も結婚のお預けを喰らいながらも、忠犬のごとく待ち続けたエピソードが綴られている。さらには、宗教法人の教祖である北川の母から結婚への反対や激しい干渉に遭いながらも、根気強く説得を続け、教義の理解に努め、懐柔へと導いたというのだから恐れ入る。

 ビジネス誌『GOETHE(ゲーテ)』(幻冬舎)のインタビューで、高島彩は自分をこう評している。

「私はちょっと秘書気質もあるのかもしれません(笑)」

 昔パシリ、今秘書、か。

 ともあれ、史上最強女子アナ・高島彩は、フリーランスになった今後も、持ち前のパシリ魂と「技を技と思わせない」巧妙な人心掌握術で、華麗に世渡りしていくに違いない。嫁姑バトルもなんのその、スイスイ乗りこなしていくだろう。巷間取り沙汰される「次期教祖狙い」というのも、まんざら嘘ではないのかもしれない。今は秀吉よろしく草履を懐で温めながら、信長(義母)の首を虎視眈々と狙っているやもしれない。高島彩は、それぐらいの器だ。
(佃野デボラ/タンブリング・ダイス)


『聞く 笑う、ツナグ。』


絶対使ったことないのに、ビオレのCM出る厚顔ぶり=愛され力


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