大ブレイクに事務所もウハウハ! ローラ、スキャンダル体制も万全

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ローラ公式サイトより

 バラエティ番組でみせる絶妙な“返し芸”で人気に火が付き、いまや各メディアに引っ張りだこのローラ。先日も『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の新レギュラー枠を獲得、また『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した際には黒柳徹子にタメ口トークを展開したことも話題になった。

 2011年度のタレント番組出演本数ランキングのブレイクタレント部門では、出演数を4倍も増やして5位に。この“ローラブレイク”の恩恵をあずかり、所属事務所もウハウハだという。

“元祖プッツン女優”藤谷美和子の徘徊騒動にマスコミが深入りできない裏事情

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『BELIEVERS』
(コロムビアミュージックエンタテインメント)
 “元祖プッツン女優”の藤谷美和子が神奈川県小田原市内で徘徊生活を送っていると、6日発売の写真週刊誌「FRIDAY」(講談社)が報じた。そこには、うすら笑みを浮かべて歩く藤谷の変わり果てた姿が掲載されていた。  近隣住民いわく「数年前から毎日午後5時半に小田原駅前に必ず現れる」といい、猫に水を撒いたり、両手にゴミ袋を持ち、毎日同じコースをグルグルと回っているという。  一部スポーツ紙の報道によると、藤谷は2005年に結婚した演出家・岡村俊一氏との離婚を希望し、現在は芸能界復帰の意思がないという。  お笑いコンビ「オセロ」の中島知子の洗脳騒動も下火になってきた今、週刊誌やワイドショーにとっては格好のネタのように思えるが、大々的に報じたメディアは皆無。その理由について、ある芸能プロ関係者は「実は藤谷さんが尋常でないことは、以前からウワサになっていたんですよ。オセロの中島さんと違い、彼女の場合は本当に心の病のようです。不憫に思ったある関係者が、テレビ各局に『かわいそうだから、取り上げないでくれ』とお願いしたという話も聞きました」と明かす。  また、夫の岡村氏が週刊誌やテレビに直接連絡し、精神疾患を患う藤谷の病状を説明したという情報もある。テレビ関係者は「総合的に判断して、この問題を取り上げるのはNGということになりました。要は“ガチすぎる”ということです」。  今はそっとしておいてあげるのが一番なのかもしれない。

予告!サイゾーテレビ【ニコニコキングオブコメディ】第47回配信は12日(木)22時です

「キングオブコント2010」優勝コンビ・キングオブコメディのガチゆるハートウォーミングトークバラエティ『ニコニコキングオブコメディ』第47回放送が、明日29日(木)22時に公開となります。 今回は、今野くんがナレーションの仕事をしている新レギュラー番組『テレビスポーツ教室』と、22日に迫った映画『くそガキの告白』についてのお話。それと、パーケン氏の釣り談義。今回も「今野の仕事の話とパーケンの遊びの話」です。とはいえ、番組最後の告知コーナーではパーケンの雑誌「サイゾー」での新連載のお知らせもありますよ! うでしは見慣れたアレの見慣れないバージョン。大騒ぎです! ●「ニコニコキングオブコメディ」アーカイブ集 http://www.cyzo.com/2010/08/post_5162.html ●サイゾーテレビ http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120 ●サイゾーテレビ on Twitter http://twitter.com/cyzoTV 上の動画は、前回分。
10月4日に発売されたDVD『ニコニコキングオブコメディ 冗談にもほどがある!』の予告ムービーを先行ドロップ! サイゾーテレビでのぐだぐだ放送から、まさかのDVD化にいたった本作はなんと、(ほとんど)オール撮り下ろしです!
ニコニコキングオブコメディ 冗談にもほどがある! 売れてます! amazon_associate_logo.jpg
さらに、編集部では番組プロデューサーディレクターの佐藤ムー太郎さんに緊急インタビューを敢行! その様子を以下に大公開です。 ――いよいよ番組DVDの発売が明日に迫りました。いまのご気分は。  生きてるといろんなことがあるなぁ、と思っています。どきどきします。 ――番組開始当初、DVD化は想定していなかった?  してないですね。全部無料で見られるというコンセプトで始めた番組でしたし、現にアーカイブはすべて無料で公開していますので、発売元のハピネットさんからDVD化のお話をいただいたときは、正直「どうなのかね?」と思いました。 ――DVDの発売でアーカイブはどうなるのでしょうか。  そのまま残します。今回のDVDはほとんど全部撮り下ろしで、番組のトーク内容をキングの2人が検証してゆくという企画なので、アーカイブを見てからDVDを見た方が楽しめますし、DVDを見て気になった部分のトークをアーカイブで振り返ったりもできる。そういう楽しみ方ができるソフトになっています。DVDには『ニコキン』各回のダイジェスト的な説明を一覧にしたチラシを封入していますので、DVDとサイゾーテレビを行ったり来たりしてほしいですね。 ――メディアミックスですね。  そうですね、結果的にメディアミックスっぽい形になりましたね。メディアミックスってこういうことでいいんでしょうか。 ――いいと思います。では、DVDの中でオススメの検証VTRをひとつ挙げるとしたら?  やはり「高橋バカ部屋」です。あのVTRを見てたら、なぜかくしゃみが止まらなくなりました。 ――ありがとうございました。

木嶋佳苗の巨大な欲望の前に打ち砕かれた、男たちの“儚い夢”

 世間を戦慄させた殺人事件の犯人は女だった――。日々を平凡に暮らす姿からは想像できない、ひとりの女による犯行。彼女たちを人を殺めるに駆り立てたものは何か。自己愛、嫉妬、劣等感――女の心を呪縛する闇をあぶり出す。

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Photo by jun560 from Flickr

[第3回]

首都圏 婚活連続不審死事件

前回はこちら

【小明CD】初回限定版の追加で作った分が届きました!

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 こんばんは。  予想外の快進撃を見せる小明ニューシングル「君が笑う、それが僕のしあわせ」ですが、発売日前に品切れを起こしてしまった初回限定豪華版の追加で作った分が届きました。  さっそく出庫いたしましたので、Amazonでご注文をいただいて、お待たせしてしまったみなさまには、数日内にお手元に届くものと思います。  また、20日(金)にサイン会を開催していただくVV下北沢様をはじめ小売店への流通も始めていきます。もちろん、Amazonでの受注も今まで通り続くことになります。  というわけで、在庫を抱えてしまいました。  在庫を抱えてしまったんです。  逆に、今回追加で作った初回版がなくなって、まだまだ注文をいただけるようだったら、さらに初回版を作るかもしれません。もう開き直りました。  まずは20日VV下北沢、それから、6月9日大阪、それに、「春のTOKYO小明祭・第2弾」も、もうすぐ情報解禁となります。イベント以外にも、楽しんでいただけるプロモーション企画をいろいろ練っておりますので、引き続きご愛顧くださいませ。 (もぐもぐ)

勝手にコラボ! ケンタッキーフライドチキンラーメン

IMGP1843.jpg 料理の数だけダジャレがある――。ダジャレをこよなく愛する男が考案する、笑えるおいしいレシピ。  「ただいまー! ほーら、お土産買ってきたよー」  「あら、ケンタッキー。ありがとー。これ、たまに食べたくなるのよね」 IMGP1752.jpg  「このまま食べてもおいしいけれど、今日はこれでラーメンを作りまーす」  「え、ケンタッキーでラーメン?」  「そう、チキンラーメン!」 IMGP1807.jpg  「まず、冷めてしまったフライドチキンを、お湯で3分煮ます」  「フライドチキンを煮るって、なかなか斬新ね……」 IMGP1835.jpg  「次に、丼にチキンラーメンを入れて、この煮汁を注いで3分待ったら完成!」 IMGP1875.jpg  「名付けて、『ケンタッキーフライドチキンラーメン』!」  「なるほど、フライドチキンでダシを取って、さらにそれを具にしたのね」  「そう! ケンタッキーで、具とダシを兼ねる算段っす」  「兼ねる算段っす……」 父&母 「カーネルサンダース!」 ■材料  ・ケンタッキーフライドチキンのオリジナルチキン ・チキンラーメン ・水 ■作り方 1、鍋にお湯を沸かして、フライドチキンを3分程煮ます。 2、そのお湯でチキンラーメンを作ります。 3、お湯で煮たフライドチキンをトッピングします。 ■玉置メモ ・フライドチキンでダシを取ることで、チキンラーメンのスープに、コクとスパイシーさが加わります。 ・冷えてしまったフライドチキンも、煮込むことで肉が柔らかくなって一石二鳥。さらにフワフワになった衣と麺の相性もばっちりです。 ・フライドチキンを煮るのはもったいないという人は、食べ終わった後に残った骨でダシを取る方法もありますよ。 (文=玉置豊) ■男のダジャレレシピ・バックナンバー 【第25回】炊飯器で作る簡単ピラフ!「SPAM × SPAM」(SMAP×SMAP) 【第23回】北北西を向いてガブリ!「......え、フォー巻き!」 (恵方巻き) 【第22回】アラフォーはちょっとツラい!? 「とってもジューシー(牛脂)な格安すき焼き 」 【第21回】悪い酔いスウィーツで年忘れ!「レディーボーデン会 (女子の忘年会)」 【第20回】万能味噌を使った魔法の料理「西京の相性は黄身(最強の相性はキミ)」 【第19回】旬のサンマをギニア風に「イイコブ、ニコム、サンコン(イッコン、ニコン、サンコン)!」 【第18回】永谷園で作る秋の味覚「松タケご飯(まつたけご飯) 」 【第17回】アジ釣りで大漁! 「アジしめちゃいました(味占めちゃいました)」 【第16回】うなぎと乗り切れ! "ダシ"が違う夏のひつまぶし 【第15回】夏にピッタリ! 旬の魚で手軽にできちゃう「狂う水(クールビス)」 【第14回】蒸し暑い時期にピッタリ! 梅干しの酸味が効いた「上を向いて歩こう(梅と麦とアルコール)」 【第13回】レストランにも行きたくない出無精なあなたに「大型連休ギュウギュウ詰め(O型レンコン牛牛詰め)」 【第12回】旬の素材が盛りだくさん「ネギに大葉 ヤマウド・ノビル 初鰹(目には青葉 山ほととぎす 初鰹)」 【第11回】スタミナ満点! よくばりどんぶり「ごはんと胃・レバー・牛たくさん(ゴホンと言えば、龍角散)」 【第10回】甘党にはたまらん!  「オリゴ糖、黄身と和えて、ようかん食った(ありがとう、君と逢えて、よかった)」 【第9回】捌けなくても大丈夫! 包丁要らずのカンタン鍋「捌き無知鍋(サバキムチ鍋)」 【第8回】惚れてしまいそうな大人の味「バーレーン・タイ キッシュ(バレンタイン・キッス)」 【第7回】3分で出来るお祝い料理「脂肪コーン、5を書く!(志望校合格)」 【第6回】正月ボケに効果てきめん「意外! タイなら七臭粥(胃が痛いなら七草粥)」 【第5回】気分次第でアレンジ可能「麻婆茄子! 干し芋乗っかっちゃう!(まーボーナス! 欲しいもの買っちゃう)」 【第4回】三つの味が楽しめる豪華ディナー「三択ロース(サンタクロース)」 【第3回】ぜいたくの極み! 「いい肝のカワハギのいい肝ばかり(『いきものがかり』のいきものばかり)」 【第2回】ひと手間かければ豪華な一皿! 「タンカレー ナンバナナ天(タンカレー No.10)」」 【第1回】甘くて辛い 大人のおつまみ「マスタードナッツ(ミスタードーナツ)」

上地雄輔のブログが再びギネス記録を達成、泉ピン子は炎上中

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上地雄輔公式ブログより

編集S 上地雄輔のブログが「世界一コメント件数の多い個人ブログ」としてギネス世界記録に認定されたんだってね~。2007年6月から今年1月22日までの記事2,068本に対して、1,020万7,946件のコメントが寄せられたとか。そのブログのコメントを全部書き写した車を被災地に届ける、とか言い出しそうで怖いわ~。

しいちゃん ちょっとSったらなんてこと言うのよ! 上地はブログで「自分だけじゃなくみんなで作った記録って所が嬉しいし、いつも支えてもらってる自分らしい記録だと思ってます♪ (^∇^)おめでとう&ありがとう あなたが書いた手紙が記録になりましたよ☆」と書いてる。ジーンとしちゃうわね。上地はこの記録を含めて3つギネス記録を保持しているの。そのうちのひとつは、「世界一長いタオルのチェーンを作る」という記録。2011年10月に大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンで開催したファンイベントで、2万639人に黄色いタオルを配り結んで繋げたんだって。これには、人と人との“絆(黄綱)”という意味が込められてるの。ブログでは「これからも何があっても、何が起ころうとも、1人じゃないし たとえ離れてたって、みんな1つで一緒だべさ♪」って綴ってる。感動して泣けてくるわ~。

紫外線は美に必須だった!? “悪者”の恩恵から探る美と健康の両立点

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『サーファーに花粉症はいない』(小
学館)

 女性にとって紫外線とはできるだけ避けたいもの。日差しが強くなるこの時期からテレビでは日焼け止めのCMが流れ、女性誌では紫外線がいかに肌に悪影響を及ぼすか説いている。しかし、紫外線は花粉症や乳がんなどのリスクを下げ、うつ病にも効果があるということが最近の研究によって明らかになりつつある。医師・日本機能性医学研究所所長の斎藤糧三氏の著書『サーファーに花粉症はいない』(小学館)では、これまで悪者とされていた紫外線の必要性が説かれている。美容の大敵である紫外線との付き合い方について斎藤氏とコスメティックプランナーの恩田雅世氏に語ってもらった。

――これまでネガティブな印象しかなかった紫外線ですが、恩恵のほうが大きいとは意外でした。紫外線から合成されるビタミンDにその理由があると。

無人駅で孤独に過ごすぜいたくな一夜 鉄道旅行の至高の楽しみ方

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 旅行はしたいけれど、カネはない。時間はやりくり次第でなんとかなるかもしれないが、移動にも3度の食事にもカネがかかるもの。とくに無駄に感じるのは宿代である。露天風呂を楽しむとか、上げ膳据え膳で豪華な食事に舌鼓を打つのでなければ、寝るためだけに宿代を支払うのは無駄だ。  そこで挑戦してみたいのがSTB(station bivouac/ステーション・ビバーク)、すなわち、駅寝である。今回、飯田線沿線を旅することになった筆者は、最初から駅寝を前提に旅行計画を作成。途中でくじけないよう、財布の中には2万円だけ。東京駅で「青春18きっぷ」を購入したので、列車に乗ったときにはすでに残金は8,500円。駅寝前提ならば、これくらいで旅の資金は十分なのだ。  正直なところ、最近では駅寝をする人の姿を見かけることは少なくなった。インターネットで簡単に宿を探せるようになり、うまくいけば3,000円台の宿も見つけられるようになったからだろう。それに、終電近くまで乗り降りがある街に近い駅だと、自分が不審人物に間違われたり、危険な目に遭う可能性もある。筆者も、山形県の某駅で寝ていたら、ロータリーは暴走族のたまり場だったらしく、恐怖に震えたことも。  というわけで、まずは駅寝を愛好する人々に伝わる「STB憲章」を復唱して筆を進めていこう。 1 われわれは旅を愛し、旅の原点の「ビバーク」を愛する。 2 駅泊を旨とするが、1宿の義理は欠かさないつもりだ。「最終列車が 出るまで寝ない」「駅舎内で火は使わない」「始発列車が入るまでに去る」「ゴミはきちんとかたづける」。 3 そして人との「出会い」をたいせつにする。 ■秘境駅で夜を過ごしたいのは俺だけじゃなかった  さて、まず1泊目の宿に選んだのは、飯田線の秘境駅として名高いA駅(どの駅かは、空気を読んでね)である。最終電車を降りるときは、まさか誰も降りないだろうと思っていたが、なんと筆者のほかに2人も下車する人影が。先に駅舎に入った2人は早速、長椅子のあたりを確保していたので、まずはこちらからにこやかにあいさつ。お互いに「あれは何者だろう……」と不審な視線を送り合いながら一晩を過ごすのは、よい気分じゃない。大学生風の2人は友人同士のようで、なぜか手に持っていたスーパーの袋からはネギが飛び出していた。偶然出会った人とはあまり交流したくなさそうな雰囲気だったので、こちらからは積極的に話しかけないことにした。2人も気を遣っているのか、こちらが荷物を広げている間に、ホームの端まで移動して酒盛りを始めた。
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アウトドア用のコンロがあるだけで随分と捗るぞ。
使用は駅舎から十分に離れて、火の用心。
 この駅、事前にインターネットで情報を得た限りでは、たまに駅寝をする人もいる様子。深夜には駅の電灯が消えてしまうという情報もあったので、ヘッドライトを頭に装着してから行動を開始することに。まず、駅寝に欠かせないのは、自炊の装備である。筆者が持参したのは5,000円程度で揃う登山用のガスストーブとコッヘルだ。一度買えばそうそう壊れるものでもないので(次第に高級品が欲しくなる人もいるようだが)、重宝する。持参した食料は、白米と棒ラーメン。アウトドアでは非常食のアルファ化米を使う人が多いようだが、やはり米を持参して炊くに限る。棒ラーメンは、100円ショップでも必ず売られているものだが、2食分入って100円なので、貧乏旅行には欠かせない。
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無人駅ながら、駅舎が立派で過ごしやすい。
郵便ポストもあるから、ちょっと便利かも。

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ただし、ちょい広すぎて落ち着かない気も。
 さて、食事を終えて散策もしたら、やることもないので就寝。「始発までに去る」ルールを絶対視しているので、朝は早い。それに、朝もやの中でようやく自分が寝た駅の全貌が見えてくるのが駅寝の醍醐味なのだから。  ……と、目覚めはガサゴソと動く人の音だった。何かと見てみたら、まだ随分と早い時間なのに2人組は起き出しているではないか。見ると、彼らは寝袋は持参しているのに、駅舎のコンクリートの床に敷いているのはハイキングなどで使うレジャーシート……。この駅、ホーム側はドアがなくて、外気がモロに侵入してくる、ただでさえ寒さ対策が必要な構造なのだが……。せめて銀マットくらいは持ってこようよ! ■突然現れた人影  さて2晩目である。実は、伊那市駅の先のどこかの駅で寝ようかと思っていたのだが、田切駅で「登山ですか? 輪行ですか?」と話しかけてきた、地元の人から得た情報で予定を変更することに。筆者が正直に「昨晩も駅で寝たんですよ」と話したところ、「長野県側はもっと寒いし、このあたりは悪いヤツらが多いよ」と指差したのは伊那市駅よりも辰野・岡谷よりのあたり。なるほど、街に近づくに連れて人も増えるし、結果的にトラブルの可能性も高くなるのは間違いない。というわけで、天竜峡駅よりも豊橋寄りの秘境っぽい駅を探すことにする。しかし、情報は少ない。携帯でネットに接続して得られる情報(これだけでも、筆者が最初に駅寝した90年代初頭に比べてものすごい進化だが)は、せいぜい駅舎にドアがあるかどうかくらい。だが、そんな情報でも貴重だ。念のため、終電よりも2本ほど早い列車に乗って、候補地のB駅(『究極超人あ〜る』の光画部がみんなで泊まった駅だよ!)に到着。まったく人の気配はなし。前夜の駅と同じく、あたりは真っ暗である。
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この駅で、かけこみ乗車をする人がいるとは思えないけどね。
 設備的には、昨晩よりも豪華だ。駅舎にドアはあるし、トイレもキレイ。さっそく準備をして、とりあえず終電が過ぎるまで待つことに。と、そこへ突然、自動車の音が聞こえたかと思うと、駅舎の傍に停まるではないか。小心者の筆者は、思わず身を隠す。車から出てきた人も、なんだか恐る恐るこちらを伺っている様子だ。車の中でガサゴソやっている様子なので「何も見ていないことにしよう……」と、気配を消してみる。……保線区の人であった。単に作業着に着替えただけのようで、しばらく線路をうかがうと、また車に乗って去って行った。うーん、この真っ暗な山道を、一人で車でやってきた彼のほうが、よっぽど怖かったはず。  さて、この夜は完全に一人。川の流れを除いてはまったく音がしない、静まりかえった空間で過ごすことになった。これも駅寝の魅力の一つ。最近では、高い山に登っても、頂上は大賑わいだったりして、なかなか自然の中で孤独を楽しむのは難しい。何より、駅寝ならわざわざ岩にしがみついて山に登ったり、必死で自転車のペダルをこがなくても、孤独を楽しめるところへ運んでくれるのが楽だ(いや、もちろん登山も自転車も筆者は大好きです)。とはいえ、やはり一人だと、やることもなくて気がついたら深い眠りの中へ……。
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夜が明けると、目の前には天竜川が流れていた。

 翌朝目覚めて、驚いた。夜の闇でまったく見えなかったのだが、駅は天竜川の雄大な流れに面していたのだ。うん、やはり朝一番の驚きこそ駅寝の醍醐味だ。
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しばし、この風景も独り占めだ。

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天竜峡駅の船頭は外国人でした。
 単に駅で寝る。それだけのことで、ちょっとした冒険気分を味わうことができる、それが駅寝だ。おそらく冬の北海道でもなければ、日本のどこでも駅寝は可能なはず。ぜひ、多くの人々に挑戦してもらいたいものだ。あ、最初にやるなら夏になってからがいいよ! (取材・文=昼間たかし)