ムツゴロウを超える世界のアニマルヒューマン6選
動物と会話する少女
ナミビアで生まれたティッピという少女。

オリンパス公式サイトより
粉飾決算事件に揺れたオリンパスの臨時株主総会では、不正告発で解任されたマイケル・ウッドフォード元社長の復帰を求める動きもあったが、それをかき消したのはまるで暴力団組員のようなコワモテ来場者だった。
「おい早く進めろよ、ゴラァ!」
「腹減ったよ、もういいよ!」
ドスの効いた声は大半が関西弁。面々の顔も、暴力団かと思うような怖い顔をした中年男性ばかりだった。野次は追い詰められる経営陣に飛んでいるのかと思いきや、どうも様子がおかしい。「NO個人株主軽視」とプリントされたトレーナーを着た男性がウッドフォード氏の復帰を求めたときだったからだ。
20日、招集通知には「混雑が予想されますので」とあったが、ホテルニューオータニの大会場「鶴の間」は半分ほどしか埋まらず、場内アナウンスも「空いているお席にお座りください」とあったほど。
おかげでこうした強烈な野次には場内が静まり、その野次を飛ばしていたひとりと見られる男性が質問者として関西訛りでまくし立てた。
「あなた方がやったことは世界中に恥をさらした。経営の根幹が腐っとる。菊川という奴は悪い奴だ。この会社は内視鏡屋さんでしょ! 会社の金庫にまず内視鏡入れなさいよ。これ以上、何かを隠していませんと言いなさいよ!」
一見、経営陣に対する厳しい声だが、その中身は具体性に乏しく、まるで時間稼ぎをしているようにも見えた。
事実、この質問者はその後も品の悪い連中と一緒に大声を出し、この日のハイライトであったウッドフォード氏の質問中も、「質問がなげえんだよ!」「ここは日本だぞぉ!」と遮っていた。
「おそらく、彼らはオリンパス経営陣が呼び込んだ総会屋でしょう」
場内にいた株主のひとりは、そうつぶやいた。関西訛りの質問者はその後、取締役役員とは掛け合い漫才のような馴れ合いを繰り返したあげく、「議長、早く決議しろ!」と終了を促した。まったくもって会社側に都合の良い質問者と野次だったのだ。
終了後には「どう見てもヤクザのような奴らがいたね」という株主たちの声が多々聞かれたが、今回の招集通知には不祥事後に結成された「第三者委員会」の調査と報告書が添付され、「反社会勢力との関係等」という項目も一応あった。ただ、その中身は「反社会勢力の関与は認められませんでした」という短文のみ。
「翌日の報道では“大荒れ”と書いているバカな新聞もありましたが、結局はかつて日本で横行した無風のシャンシャン総会。10年以上前から日本の商法が改正され続け、企業の国際化やコンプライアンス強化が謳われてきたんですが、このオリンパス総会で昔ながらのシャンシャン総会がそのまま残っていたことを示しましたね」(株主男性)
ただ、かつては企業側を糾弾するために存在した総会屋も、いまや“従来型のシノギ”が厳しいからか、その業態は“モノ言う個人株主を恫喝する”という真逆の立場になっているようだ。
(文=鈴木雅久)

オリンパス公式サイトより
粉飾決算事件に揺れたオリンパスの臨時株主総会では、不正告発で解任されたマイケル・ウッドフォード元社長の復帰を求める動きもあったが、それをかき消したのはまるで暴力団組員のようなコワモテ来場者だった。
「おい早く進めろよ、ゴラァ!」
「腹減ったよ、もういいよ!」
ドスの効いた声は大半が関西弁。面々の顔も、暴力団かと思うような怖い顔をした中年男性ばかりだった。野次は追い詰められる経営陣に飛んでいるのかと思いきや、どうも様子がおかしい。「NO個人株主軽視」とプリントされたトレーナーを着た男性がウッドフォード氏の復帰を求めたときだったからだ。
20日、招集通知には「混雑が予想されますので」とあったが、ホテルニューオータニの大会場「鶴の間」は半分ほどしか埋まらず、場内アナウンスも「空いているお席にお座りください」とあったほど。
おかげでこうした強烈な野次には場内が静まり、その野次を飛ばしていたひとりと見られる男性が質問者として関西訛りでまくし立てた。
「あなた方がやったことは世界中に恥をさらした。経営の根幹が腐っとる。菊川という奴は悪い奴だ。この会社は内視鏡屋さんでしょ! 会社の金庫にまず内視鏡入れなさいよ。これ以上、何かを隠していませんと言いなさいよ!」
一見、経営陣に対する厳しい声だが、その中身は具体性に乏しく、まるで時間稼ぎをしているようにも見えた。
事実、この質問者はその後も品の悪い連中と一緒に大声を出し、この日のハイライトであったウッドフォード氏の質問中も、「質問がなげえんだよ!」「ここは日本だぞぉ!」と遮っていた。
「おそらく、彼らはオリンパス経営陣が呼び込んだ総会屋でしょう」
場内にいた株主のひとりは、そうつぶやいた。関西訛りの質問者はその後、取締役役員とは掛け合い漫才のような馴れ合いを繰り返したあげく、「議長、早く決議しろ!」と終了を促した。まったくもって会社側に都合の良い質問者と野次だったのだ。
終了後には「どう見てもヤクザのような奴らがいたね」という株主たちの声が多々聞かれたが、今回の招集通知には不祥事後に結成された「第三者委員会」の調査と報告書が添付され、「反社会勢力との関係等」という項目も一応あった。ただ、その中身は「反社会勢力の関与は認められませんでした」という短文のみ。
「翌日の報道では“大荒れ”と書いているバカな新聞もありましたが、結局はかつて日本で横行した無風のシャンシャン総会。10年以上前から日本の商法が改正され続け、企業の国際化やコンプライアンス強化が謳われてきたんですが、このオリンパス総会で昔ながらのシャンシャン総会がそのまま残っていたことを示しましたね」(株主男性)
ただ、かつては企業側を糾弾するために存在した総会屋も、いまや“従来型のシノギ”が厳しいからか、その業態は“モノ言う個人株主を恫喝する”という真逆の立場になっているようだ。
(文=鈴木雅久)

『家族のうた』(フジテレビ系)公式サイトより
日曜夜9時のフジテレビ系ドラマ枠『ドラマチック・サンデー』が、開始1年半にして「初の打ち切りを決行するのでは」と囁かれている。現在放送中のオダギリジョー主演『家族のうた』第二話が、2010年10月の枠開設から現在までで最低視聴率にあたる3.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録してしまったからだ。
同枠の高視聴率番組といえば、昨年4月の『マルモのおきて』だろう。初回から11.6%と二桁を記録し、芦田愛菜のブレイクと並行して視聴率も上昇し続け、最終回は23.9%の同枠開始以来の高視聴率を獲得した。しかし前田敦子が主演した次クール『花ざかりの君たちへ』は、初回こそ10.1%と好スタートを切ったものの一時は5.5%まで低下。最終回まで6~7%台のまま終了となった。

屋上の様子。
10人以上の死者を出した従業員連続自殺騒動が世間を騒がせた、米アップル社製品の委託生産先でもある、フォックスコンの深セン工場で再び騒動が勃発した。4月11日、工場の屋上に約20人の従業員が上り、飛び降りることをほのめかしたのだ。 彼らは、11日の午前8時から翌日午前10時まで屋上にとどまり続けたが、やがて全員無事、現場を後にした。
実はこれ、工場の移転に反対するための抗議活動である。
連続自殺騒動を機に、労務環境への批判が集中したフォックスコンは、従業員の給与のベースアップを行った。しかし、それをきっかけに周辺地域の賃金相場は上昇。結果、人件費の高騰に耐え切れなくなった同社は、内陸部など賃金相場の低い地域への生産拠点の移転を進めている。
同社は移転にともない、これまで深セン工場で雇用していた従業員の多くに対し、新工場への異動か退職を迫っていたが、同工場での勤続を希望する一部の従業員と争議となっていた。今回、抗議活動を行った従業員は、深セン市から100キロほど離れた広東省恵州市の新工場への異動を求められていたが、これを拒否していたという。
ちなみにこの騒動に関し、香港系のニュースサイト「鳳凰網」がネット上で行った世論調査によると、約2万人の回答者のうち約72%が従業員を支持している。
連続自殺騒動の舞台となった深セン工場を縮小することとなったフォックスコンだが、今後どこへ移転しようとも、権利意識に目覚めた労働者たちの容赦ない突き上げに晒されそうだ。
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