
『檀れい写真集 Ray』(マガジンハウス)
視聴率の低迷や歴史解釈への疑問符、兵庫県知事による演出への"ダメ出し"など、ネガティブな話題には事欠かないNHK大河ドラマ『平清盛』に、今度は女優陣の不仲説が取り沙汰されている。
「檀れいが松田聖子に対して『所作も声の出し方もなっていない。演技の練習はしなくていいのかしら』などとダメ出ししたことが女性誌に報じられるなど、女優陣の溝は日々深まるばかり。現場も"聖子ならしょうがない"という雰囲気でしたが、檀が松雪泰子や杏にまで演技指導をするものだから、気が気じゃないですよ」(ドラマ関係者)
檀がこのような態度に出てしまうのは、彼女のプロ意識とプライドの高さが故という話もある。ある芸能ジャーナリストによれば、「宝塚の娘役トップスターだった彼女が当初当てられるはずだった配役に、アイドル上がりの松田聖子が起用されてしまった。おまけに聖子がVIP待遇を受けているために、反感をつのらせてこのような態度に出てしまっている」との見方があるようだ。
そんな現場の温度差に万策尽きたのか、スタッフがトラブル解決のために"陰陽師"を呼んだのだという。
「『平家物語』には鵺(ぬえ)や目比(めくらべ)といった妖怪が多数出てくる上に、女性同士の争いも描かれている。松田聖子の血筋は平安時代の貴族につながっていると言われており、やはりなんらかの因縁めいたものや"物の怪"が関係して、現場でも女性同士の諍いが起きてしまっているのではないかと現場を指揮するスタッフが考えたようです。お祓いの効果が出ているのかは"経過観察中"だそうですが......」(前出の関係者)
傍目には混乱が増すばかりにしか見えない『平清盛』、女同士の衝突は果たしてどのような解決を見るのだろうか。
月別アーカイブ: 2012年3月
SMAPと嵐の意外な交流! 紅白の舞台裏で、木村拓哉と大野智がコント!?

ジャニタレ随一の天然ぶりにキムタ
クもびっくり
4月スタートの月9ドラマ『鍵のかかった部屋』(フジテレビ系)で主演を務めることが決定した嵐・大野智。大野が扮するのは、あらゆるセキュリティシステムを知り尽くした"防犯オタク"で、警備会社の片隅で日々研究に没頭する変わりモノ。そんな彼がひょんなことから密室事件の真相解明を依頼され、鮮やかにトリックを破っていく。「一見近寄りがたい風体」「あまり感情を出さない淡々とした語り口調」「防犯アイテムの知識はもちろんのこと、物理や化学、建築などに関するあらゆる基礎的理論にも造詣が深い」(公式HPより)というキャラクター設定は、のほほんとした大野とは真逆のイメージ。それだけにどのような役作りを見せてくれるのか気になるところだ。
そんな大野が、先日のラジオでちょっと懐かしい話を披露してくれた。発端は、リスナーからのこんな話題。
北山宏光、恋愛観で進行形の思わせるイミシン発言!

<アイドル誌チェック!!>
「ポポロ」4月号(麻布台出版社)は、「春の花咲くスーパーSEXY SHOW開幕!」と題して、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、Sexy Zoneの大特集を掲載。どれも鼻血モノのショットが満載です! まずHey! Say! JUMPは"フラワー王子"になるという設定で色とりどりの花が咲き乱れる中、上半身ハダカでうるうるした瞳でこちらを見つめています。キラースマイルの山田涼介、アンニュイな表情の中島裕翔、ツルッツルの肩をしている知念侑李......みんなセクシーすぎてヤバいです。
インタビューのテーマは、"大人の男の条件"について。知念は、"まとめ買い"ができることが大人と回答。お菓子の大人買いにチャレンジしてみたいそうです。岡本圭人は、ブラックコーヒーが飲めないそうで、「オシャレなカフェで、さりげなくブラックコーヒーが飲めたら、完全に大人の男って感じだね(笑)」とのこと。さらに、食べ物の好き嫌いが多く「とくにセロリがムリっ! 絶対にムリっ!」だそうなので、「好ききらいがない人」が大人の条件だと回答していました。知念も岡本もセクシーショットでは完全に"大人の男"の表情を見せていたのに、インタビューの回答は完全にお子ちゃま。そこがまたキュートですね。
『笑っていいとも!』で芥川賞作家が放送事故レベルの危険発言!?

※イメージ画像:『苦役列車』
/著:西村賢太/新潮社
【メンズサイゾーより】
5日に放送された『笑っていいとも!』(フジテレビ系)に芥川賞作家の西村賢太氏(44)が出演した回が、ネット上で「放送事故だ」と話題になっている。
西村氏が登場したのは、SMAP・香取慎吾(35)がMCを務める「ちょっと怪しい課外授業」。個性的なゲスト講師が風変わりな課外授業をするというコーナーだが、最初に西村氏は芥川賞受賞後の変化として「女性からメールアドレスを渡されるようになった」ことを挙げ、「肉体関係を持ちたいからメールを送ってみたが、返事が全くない」とサラっと語り、さらに「実際に見たらとんでもないブス」と初っ端から飛ばしぎみのトークを展開......
どんぐりの背くらべ!? 元・名物編集長が斬る週刊誌小粒ネタ6連発

「週刊ポスト」3月16日号 公式サイトより
どんぐり賞
「オセロ中島と木嶋佳苗、『洗脳』と『名器』の最強コラボに期待するぜ」(「週刊ポスト」3月16日号)
「『1日1食』で寿命が15%延びる!?」(同)
「フジテレビがヒタ隠す<火渡り>で老人に重傷を負わせた最低の番組」(「週刊文春」3月8日号)
「<大震災1年>喪失の夜を越えて」(「週刊新潮」3月8日号)
「『放射能コワイ』で暴騰する『東北除染30兆円利権』の争奪戦」(「週刊ポスト」3月16日号)
「遥かなる『文藝春秋』」(同)
どんぐり賞とは、はてな? と思われた方も多いと思う。帯&たすき賞にしようかとも思った。どんぐりは「どんぐりの背べ」、帯&たすきは「帯に短したすきに長し」の意である。
スクープでも佳作でもない、その下のクラスの記事だと思っていただきたい。
一番手は元「文藝春秋」編集長・白川浩司の連載である。前の「諸君」の時の思い出話も面白かったが、今回のは秀逸である。
なぜなら白川の怒りがもろに出ているからである。怒りの対象は同じ会社の「週刊文春」の某編集長に対してである。
前号では1993年当時、「週刊文春」が連続して美智子皇后バッシングをやり、そうしたことが重なり皇后が失語症になってしまった時のことについて書いている。
このニュースを聞いて白川の頭に浮かんだのは、かつて「中央公論」が深沢七郎の『風流夢譚』を掲載して、これに怒った少年が社長夫人とお手伝いを殺傷した事件だったという。
「週刊文春」は結局、「宮内庁への詫び状ともなんともつかぬ文章を掲載して、ひとまず皇室記事を終えた」(白川)が、その後、社長宅に銃弾が2発撃ち込まれる。
白川は、皇室の動静をあれこれ取り上げて売り上げを伸ばすやり方を痛烈に批判している。この時の「週刊文春」編集長は花田紀凱である。
今号では、翌年の6月に発売された「週刊文春」に掲載された『JR東日本に巣くう妖怪』について書いている。発売後JR東日本が「週刊文春」をキヨスクで売ることを拒否し、告訴合戦になった。結局、「週刊文春」は全面降伏して大きな謝罪広告を出さざるを得なくなるのである。
ここに書かれている内容はだいぶ前に白川のところにも来た怪文書まがいのものがベースになっており、白川はその内容を部員に調査させ、事実だと確認できたところまでしか掲載しなかった。なのに、その連載記事は「怪文書を元にした記事の主要部分において、取材不十分なままの強引ともいえるストーリーづくり」(白川)がなされたためにJRと紛争になり、敗北したのだ。
このJR批判の連載は花田編集長の時ではない。彼は、私の記憶では、その少し前に「マルコポーロ」編集長に異動している。だが、これだけの連載を用意するためにはかなりの取材時間があったことは間違いないだろう。
さすれば、花田が編集長在任中にこの企画が進んでいたと考えてもいいのではないか。白川はこの記事を作る前になぜ自分のところに聞きに来なかったのか、取材を含めて「あまりにも傲慢かつ愚昧であろう」と厳しく難じている。
またJR側との和解が長引いたのは役員の中にJRと戦うべしという強硬な主戦論者がいたのかもしれないと、「あのときの文藝春秋は、組織として明らかに壊れていたのではないか」と述懐している。
文藝春秋という会社は、講談社や小学館のようなオーナー企業ではない。いいところも多々あるが、そうした組織の常として派閥抗争は熾烈なものがあったと聞いている。その名残だろうか、名前こそ出してはいないが、かなり一方的な書き方である。
今は文藝春秋を離れ月刊「WiLL」をやっている花田編集長は、これを読んでどう思うのだろうか。ぜひ反論を含めて聞いてみたいものだ。
不可解なのはこの連載、9回で「最終回」である。まだまだ書くことはあると思うが、何か不都合なことでもあったのだろうか。
東日本大震災から早1年が経とうとしている。各誌もかなりのページを割いて特集を組んでいるが、異曲同工の記事が多い。
「ポスト」の記事は、福島第一原発20キロ圏内で始まった除染作業の待遇のよさから書き出している。かなりの重労働ではあるが1日2万円、4時間労働で、無料宿泊施設に泊まれて労災も適用される。
野田佳彦総理が「除染をしっかりすることが福島の再生につながる」と号令をかけ、費用を1兆円規模としたことから、除染利権の争奪戦が起きているのだという。政府が示した工程表は、14年3月末までに放射線量を半分にし、長期的には年間1ミリシーベルト以下を目指す。
だが、民家の屋根などの線量は3割程度しか下がらず、1ミリシーベルト以下まで除染するとなると20~30年はかかるから、その総額は30兆円にも上るだろうというのである。
大手ゼネコンにとってはよだれが垂れるおいしい話なのだ。しかし、ウクライナやベラルーシを訪れた福島県の調査団は、「除染を実施したがコストがかかりすぎて、効果がなかった」と報告している。
結局、ゼネコンだけが儲かることになりはしないか。そう「ポスト」は警鐘を鳴らしている。
「新潮」のワイド特集は19本。中にいくつか読むべきものがある。「瓦礫は拒否でも『さいたまスーパーアリーナ』隣に核廃棄物ドラム缶4万本」は、被災地の瓦礫受け入れを拒否しているさいたま市だが、スーパーアリーナに近い住宅街の地下に、核廃棄物ドラム缶が4万本も置かれているというのだ。この廃棄物が発覚したのは13年前。放置したのは三菱マテリアルで、同社の関係者が事情をこう話している。
「昭和63年頃まで、三菱マテリアル(当時は三菱金属)や三菱原子力工業などが、ここで核燃料や原子炉などの研究を行っていたのです。日本初の原子力船『むつ』の原子炉がここで設計されるなど、大宮の施設はいわば日本の原子力研究の一大拠点でした」
その後、親会社に吸収されたり茨城県東海村へ引っ越したりして、残ったのが三菱マテリアルだった。
「新潮」はさいたま市に対して、こう皮肉っている。
「アリーナの横にある大量の核廃棄物は、いずれどこかに処分を頼まなくてはならないかもしれない。そのとき何と言ってお願いするのだろうか」
絆、絆と掛け声ばかり掛けるが、住民の反対から瓦礫受け入れを表明しているのは4自治体しかないのはおかしいとも批判している。もっともである。
もう1本は「『補償金リッチ』で『避難準備区域』解除でも自宅に帰らない」という記事。
広野町では人口約5,500人のうち地元に戻った住民は約250人に過ぎない。それは東電から避難者に対して補償金が出るからで、帰宅すると支給が打ち切られてしまうからだ。
もはや補償金はある種の既得権になっていて、そうしたカネを使って遊ぶからパチンコや競輪場が賑わっている。そうした村民に「帰村宣言」を発表したのは川内村村長・遠藤雄幸氏である。
「与えられることに慣れ便利な都市生活を感じている村民が、働く意欲や耕作意欲、故郷に戻りたいという思いを失ってしまうのではないか、と危惧しています」
南相馬市の櫻井勝延市長もこう話す。
「復興とはふるさとに戻り、仕事をし、生活することです。東電の補償金がその妨げの要因になっていることは間違いない。(中略)生活を取り戻そうと努力する住民にこそ、補償金は使われなければならないのです」
もっともな意見だと思うが、ならば、国や自治体が東電に働きかけ、地元へ戻って昔の生活に復するまで補償金を払うことを求めたらいいのではないか。
週刊誌はもとより新聞、テレビでも震災1年を扱ったものが多くあるが、どれを見ても怒りが湧いてくるのは、まだ復興どころか復旧もほとんど進んでいないことである。国会は消費税増税などで駆け引きしていないで、まずは被災地の復旧・復興に目処をつけることに専念するべきであろう。
「文春」は、テレビのバラエティ番組で人身事故が多発しているのに、一向にそうしたバカ番組を止めようとしないテレビのアホさ加減を追及している。
2月2日、上越国際スキー場の150メートル・ハーフパイプ用の急斜面を、パンツ一丁のお笑いコンビ・ずんのやすが水上スキー用のゴムボートで滑り降り、物置小屋の屋根に激突した。
やすは腰椎破裂骨折、両下肢マヒなどの重傷を負った。この番組はフジテレビの『とんねるずのみなさんのおかげでした』だった。
フジテレビでは、タレントにロケット花火数千本を背負わせて着火し1カ月の火傷を負わせたり、クレーン車に吊り下げられたスタッフが落下して腰椎骨折したりという事故が絶えない。
今回問題になっているのはやや古い話だが、03年末から04年にかけて放送されたフジテレビの『退屈貴族』で起きた深刻な事故である。
出演者は一般人の74歳の独居老人。都内の河川敷に灯油を撒いて火をつけ、10メートルほど並べられた段ボールの上をパンツ一丁の老人に渡らせたのである。
炎の中を少し歩いた老人は激痛に耐えきれず横に逸れた。その時すでに火傷は足裏から太ももにまで及んでいたという。老人は持参した軟膏をつけただけで歩くこともできず、ディレクターらが背負ってタクシーに乗せ自宅に送った。だが、2万円の出演料を払っただけで、なんら火傷の処置はしないままディレクターらは帰社してしまったのだ。
その後、老人の容体が悪化して老人の兄によって救急車で運ばれたが、火傷は全身の3割近くにまで達していた。警察が病院の通報でフジテレビ側に問い合わせをしたが、フジテレビは「該当するロケはない」と回答、警察は自傷事故として処理してしまった。
その後も老人は生死の境を彷徨う。信じられないことにフジテレビは、撮影から1カ月半近く経ってから、そのシーンを「東洋のランボー」と銘打って放送するのである。番組を見た視聴者からの「やり過ぎだ」という電話で初めて、フジテレビはそうしたロケがあったことに気づく。このテレビ局の危機管理はどうなっているのだろう。
この件で番組スタッフの事情聴取も処分もなかったそうだ。
老人は事故から4年後ぐらいに腎不全で死亡する。「文春」によると「腎機能の低下は火傷によってもたらされたもの」だという。記事はこう結んでいる。
「事故の検証を怠って隠蔽し続ける限り、同じことが再び繰り返されるに違いない」
昨今「『空腹』が人を健康にする」(南雲吉則著・サンマーク出版)という本が売れているそうだ。講談社プラスα新書の同じ著者による『50歳を超えても30代に見える生き方』も好調だという。
クリニックをやっている56歳の医師だが、骨年齢28歳、血管年齢26歳なのだそうだ。
この御仁、前は暴飲暴食で77キロまで太っていたそうだが、1日1食にしたらやせて生活習慣病も正常値になったという。彼によれば食事を40%減らせば寿命は1.5倍になるのだそうである。
以上は「現代」からの引用だが、「ポスト」によれば学術誌「ネイチャー」に掲載されて話題になっているのがサーチュイン遺伝子で、これは長寿遺伝子や若返り遺伝子と呼ばれるそうだ。
この遺伝子のスイッチを入れるには「腹ペコ」でガマンすること。その理由は、
「サーチュイン遺伝子は、空腹の状態、つまり摂取カロリーが減ると活性化する。これは動物としての防護機能と考えられ、食料が減って養分が足りなくなると、細胞レベルの損傷を防ぐために修復機能が活性化するというわけである」
老化の原因になる活性酸素は食物から作られるので、食べれば食べるほど活性酸素を取り込み、体を壊していくそうだ。
ここでも南雲医師が「腹六分目」「一汁一菜」にすれば健康で若くいられると言っている。毎日ひもじい思いをしてまで長生きしたいか、酒も好きなものも食べてそこそこの年まで生きるか。私は後者を取ってきたから年より老けて見えるし、体は生活習慣病の宝庫だが、致し方ないのだろう。
最後はビートたけしの連載「21世紀毒談」のひと言。メディアのオセロ中島に対するバカ騒ぎに対して。
「どう見たって、元気だったときより今の方が世の中の話題の中心にいるわけでね、かわいそうな言い方だけど、マスコミにとっちゃ『芸人・中島』より『マインドコントロールされたタレント』のほうがニーズがあったってことなんだよ。(中略)でも、テレビっていうのはつくづくいい加減だよ。最近まで、『あなたの前世がわかる』『オーラが見える』なんてインチキ臭い番組をジャンジャンやってやがったのに、いざこんな事件が起これば一転『霊能者はケシカラン』ってことになっちまうわけでね」
たけしはこの騒動は中島一世一代の大芝居ではないかと疑う。今後、告白本や独占インタビューに応じれば、「これから先、中島には大もうけのチャンスがジャンジャンあるってことなんだよ。芸能界復活どころか、これまでよりビッグになれる可能性だって十分あるね」と語っている。
3人の男を殺したとして裁判にかかっている木嶋佳苗とオセロ中島、同居していた女霊能者3人でスナックでも開けば大盛況間違いなし。そして、こういう本を出せばベストセラーも間違いなしだそうだ。「デブでもブスでも男を虜にする方法」。
(文=元木昌彦)

1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
タモリ+NHKだから許される? フジの"あの番組"に潜入した『ブラタモリ』

『ブラタモリ』公式サイトより
今回ツッコませていただくのは、『ブラタモリ』(NHK)。もともとNHKの新番組発掘プロジェクト『番組たまご』から誕生し、2009年10月からシリーズ化。「古地図好きのタモリとともに、現代の街並みに見え隠れする歴史の痕跡を探し歩く『探検散歩番組』」という内容だが、実に「タモリらしさ」を尊重しているだけに、スタート当初は「『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)のパクリをNHKがやり始めたのか」といった印象が強かった。
2歳を過ぎても卒乳しない娘に、オレのおっぱいを見せてみました!

(C)倉田真由美
ココは今2歳3カ月です。いまだに妻くらたまの母乳飲んでるんですよ! 昼寝と夜寝る時は母乳がないと寝ません。なのでオレひとりではまだ寝かしつけられないんですよ。妻からしてみれば、たまにはオレに寝かしつけてほしいようですが、母乳がないと寝ないので無理。ちなみにココにオレの乳首を見せると、思いっきり「イヤー!」と叫んでましたね。0歳児の時はオレの乳首を間違えて吸おうとしたんだけどな~。
周りの子持ちの人にまだ母乳をあげてると言うと、みなさん驚愕します。だいたいが1歳半くらいで卒乳するみたいですね。ココは一体いつ母乳飲まなくなるんだろ? 妻ももうやめたいみたいなので「1日母乳なしで過ごしてみれば?」と提案したんですが、「母乳がないと寝ないし、ココも『オッパイ! オッパイ!』と騒ぐし、あげないとかわいそうなんだよ」。確かにココはことあるごとに「オッパイ!」と叫びます。本人が母乳飲まなくなるまであげ続けるしかないのかも。一般的にどうやって卒乳させてるのかを育児雑誌やネットで調べてみたんですが、母親が自主的に止めてるんですよ。赤ん坊が母乳を欲しがっても我慢するそう。それができりゃやめさせたいですよ! くらたまはココが欲しがったらあげちゃうんだよなあ。どうしたもんかね。甘やかし過ぎなのか。
フェルディナント・ヤマグチ!ビジネス/人生を成功に導く"ひとり多角化術"

フェルディナント・ヤマグチ氏
「18~34歳未婚男性の61.4%は、異性の交際相手がいない」(国立社会保障・人口問題研究所調べ)
「12年卒学生が会社選びで最も重視するポイントの一位は、『自分が成長できるか』『やりたいことができるか』を差し置き、『社風、社内の雰囲気』」(新卒採用メディア『ジョブウェブ』調べ)
昨年公表された各種調査結果の一部を見るだけでも、崩壊からすでに20年以上が経過したバブル経済を支えた、「必死で働き、必死で遊ぶ」という価値観は、もはや過去の産物になったと思えてしまう。
秋葉原事件が題材の『RIVER』で、新境地に挑んだ蓮佛美沙子の素顔


(c)2011ギャンビット


七瀬ふたたび DVD-BOX 代表作
予算は控えめ、計画は壮大 新たな漫画の潮流を生み出すか?「京都版トキワ荘事業」
大学、専門学校から塾など多様な形で漫画家を養成することを目指すシステムが、次々と生まれている。そうした中で、京都市が2012年度から新たな事業として「京都版トキワ荘事業(仮称)」を計画している。その内容は、京都市内にある京町家で、漫画家志望の若者たちに共同生活を送りながら執筆に専念してもらおうというものだ。
同様の事業としては、東京都のNPO法人NEWVERYが行っている「トキワ荘プロジェクト」がよく知られている。こちらは06年の活動スタート以来、既に何人かの漫画家をデビューさせることに成功している。全国唯一の「マンガ学部」を持つ京都精華大学をはじめ、京都国際マンガミュージアムといった漫画関係の拠点施設も持つ京都市。そうした中で、行政主導によって新たな事業を行う目的は、どこにあるのか?
「京都精華大学や京都造形芸術大学をはじめとして、漫画について学ぶことのできる大学はいくつもあります。ところが、そこで漫画を学んだ学生たちが卒業後にどうするかといえば、ほとんどが出版社の集まる東京に行ってしまいます。そこで、漫画家志望の方々に京都に留まってもらう方法を考える中で、今回の計画は生まれました」
と語るのは、京都市産業振興室の草木大さん。せっかく漫画について学べる大学がそろい、漫画家志望の若者が集まっているのに卒業したらみんな出て行ってしまう。それでは惜しい、ということが事業の出発点。大学でも漫画の描き方を含めて教えているわけで、やっている内容がかぶる気もするが、京都市の事業は「大学よりも実践的な作品づくりを行ってもらう」ことに目的を絞って計画しているという。
そのため、予定では募集人数は男女計8人と少なめだ。もちろん、単にカンヅメにして執筆させるわけでなく、プロの漫画家による勉強会を行うなど実践的な指導も行っていく予定だという。人数も控えめだが、12年度の予算案に盛り込んでいる予算も約300万円と控えめだ。予算の主な使い道は、まず、市が漫画家育成を行うということを広く知ってもらうための事業だ。現役のプロ漫画家を招いてセミナーを開催するなど、さまざまな形で周知を図っていく予定だという。
本格的な事業の開始は13年度からで、12年度の1年間を事業の周知に充てていることや、控えめな予算案を見ると、かなり慎重に計画を進めている。これが好印象なのか、議会でも特に反対意見はなく、むしろ議員からも応援されているのだという。大企業の工場を誘致して、雇用を生み出し、瞬く間に地域も潤うといったものとは違い、文化産業はジワジワと効果が表れていくもの。いきなり壮大な計画を提示して何億円もの予算を提示したりすれば「そんなの、ウチの地域でやる意味あるのか?」と反発されるのは必至(実際に「漫画で町おこし」をもくろんだはいいが、そうした問題を抱えている自治体もある)。まず、準備にじっくりと時間を取って事業を進める計画を立案するあたり、担当者も漫画のことを「よくわかっている」のだと思われる。
実際、最初から志望者に住んでもらう物件を決めて事業を進める案もあったそうだが「やはり、十分な準備期間が必要」ということに落ち着いたそうだ。ちなみに、物件は京都国際マンガミュージアム周辺で探す予定だそうで、かなり漫画に囲まれた時間を過ごすことができる形になりそうだ。
■地域の特性を生かして漫画に京都ブランドを
しかし、それでも気になるのは「京都で漫画を描くことにメリットがあるのか?」という点である。
「京都は映画発祥の地でもありますし、神社仏閣も数多い、漫画以外の文化もとても充実している街なんです。ですので、実際に住んでいただくことで、そうしたさまざまな文化に触れて創作活動に役立ててもらうことができると考えているんです」
と、前出の草木さんは話す。地域の持つ文化レベルの高さという点では、京都は東京に匹敵する、あるいは凌駕している街であるのは間違いない。また、地域の特徴として学生が多い、イコール未来を目指している若者が東京よりも狭い地域に密集して暮らしていることも、大きなメリットとして挙げられる。こうした利点を、いかに利用できるかが事業の成功のカギになっているのではないだろうか。
この事業は、単にプロ漫画家を育成するだけでなく、京都を漫画文化発信の一大拠点にまで成長させる壮大な計画のための一環だという。いずれは京都発の漫画が、漫画産業の中のひとつの核となる時代がやって来るのかもしれない。
(取材・文=昼間たかし)
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