外人コンプレックス? 老化に対する拒絶? 浜崎あゆみの"新ビジュアル"が話題!!


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※イメージ画像:「LANDS OF Eden.」公式サイトより
【メンズサイゾーより】  現在放送中のドラマ『最後から二番目の恋』(フジテレビ系)主題歌「how beautiful you are」を含む14曲が収録されたアルバム『Party Queen』を3月21日に発売する浜崎あゆみ。全曲ロンドンでレコーディングされた本アルバムは、DVD付属バージョン2種とCDのみのバージョン計3種のほか、再生専用音楽プレイヤー"PLAYBUTTON"でのリリースも決定しているという。  この発売に伴ってか、浜崎のTwitterアカウントアイコンが更新された。ピンクのロングヘアにカラーコンタクトの浜崎の顔のアップ、そして"Pink Queen"の文字。ところが、これについてネット上で「誰だよ」などと話題になっているほか......

激しいベッドシーンで思わず号泣!高崎翔太&新井裕介が語るBL映画の本音

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プライベートも知れた仲? 高崎くん(左)と新井くんが登場☆

 1994年のシリーズ開始以来、19年に渡って人気を博しているボーイズラブ小説シリーズが、待望の実写映画化! 『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』に主出演するのは、高崎翔太くんと新井裕介くん。富士見二丁目交響楽団のコンサートマスター守村悠季の前に現れたのは、天才指揮者の桐ノ院圭。悠季には恋い焦がれる女性がいるというのに、会ったばかりの圭にいきなり押し倒されて......!? BL映画史上かつてないほど激しいと言われるベッドシーンもこなしたふたりに、インタビューを敢行。実際はとても仲の良い高崎くんと新井くん。もしかして実生活もBL風味なの!?

CIA女性工作員がブッシュ政権と対決  実録サスペンス『フェア・ゲーム』

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実在の元女性工作員とその夫がホワイトハウスとの戦いに挑んだ『フェア・ゲーム』。DVDとブルーレイが3月2日(金)よりリリース。
(c)2010 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
 戦争は一体どのようにして起きるのか? 最初の引き金は、誰がどのようなタイミングで引くのか? ポリティカルサスペンス『フェア・ゲーム』は戦争が始まる瞬間の内幕を描いた実録ドラマだ。フェア・ゲームとは"正しいゲーム"ではなく、"格好の標的"という意味。禁猟期間が開け、ハンターたちが狙いを定めたシカなどの獲物のことを指す。2003年、大量破壊兵器を保有しているという理由からイラク戦争に踏み切ったブッシュ政権に対し、大量破壊兵器は存在しないという"真実"を公表したために、政府側の"標的"となったCIA女性工作員とその夫の孤立無援の戦いを描いたノンフィクションストーリーだ。  本作のモデルとなったのは「プレイム事件」。イラクのフセイン政権が核兵器を開発しているらしいという噂をキャッチした米国政府は、CIAに調査を指示。現地に飛んだCIAの女性工作員ヴァレリー・プレイム(金髪の美女!)は民間人の協力を得て、湾岸戦争後のイラクには核開発する技術はないことを確かめる。さらに中東・アフリカを専門とした元外交官の夫ジョー・ウィルソンも協力し、イラクにイエローケーキ(ウラン燃料)を入手した事実はないという裏付け調査を行なう。だが、イラクとの開戦を既定路線としていたブッシュ政権は、CIA上層部に圧力を掛けた上でプレイム夫妻の調査報告は不十分とし、イラクの脅威を世論に訴え続ける。2003年3月のイラク開戦後、大量破壊兵器が見つからなかったことは周知の事実だ。  同年9月に夫ジョー・ウィルソンが「ブッシュ政権は正しい情報をねじ曲げた」との批判記事をNYタイムスに寄稿したところ、これに怒った副大統領チェイニーの首席補佐官ルイス・リビーらが懇意にしている記者を動かし、ジョーの妻はCIAの工作員であることをマスコミに暴露してしまう。CIAの秘密工作員がその身元を明かされれば、その工作員は社会的に抹殺されたことを意味する。職務が続けられないだけでなく、海外にいる民間の協力者たちを危険にさらし、テロリストから狙われることになる。さらに夫や子どもたちとの家庭生活までも崩壊の危機に瀕する......。  実在の元CIA女性工作員ヴァレリー・プレイム役に扮したのはナオミ・ワッツ。CIA工作員が受ける過酷なトレーニングを体験した上で撮影に参加。職務に対する忠誠心と愛する家庭との板ばさみになるヒロイン像にリアルに迫っている。ナオミ・ワッツと『21グラム』(03)、『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』(04)で共演した演技派ショーン・ペンが、彼女の推薦で夫ジョー役を熱演。プレイム夫妻が驚くほど、ジョーの口調や仕草を完璧にコピーした。末期とはいえ当時のブッシュ政権を敵に回すという危険を冒して、本作に製作から関わったのはダグ・リーマン監督。『ボーン・アイデンティティー』(02)で秘密工作員が生きる冷酷な世界をアクションたっぷりに描き、『Mr.&Mrs.スミス』(05)でスパイ夫婦の家庭生活の悩みをコメディに仕立てたダグ・リーマン監督が、その両作の延長線上にあるようなノンフィクション作品に挑んだことも興味深い。中東ロケパートでは監督自身がカメラを持って撮影したほどの熱の入れようだ。
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(c)2010 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
 秘密工作員の素顔に肉迫した本編同様に注目したいのは、セルDVDの特典。プレイム事件の当事者であるヴァレリー・プレイム&ジョー・ウィルソン夫妻がオーディオコメンタリーに参加しており、「このシーンは本当にあった」など各場面の解説は聴きごたえ充分。ともに交渉術を最大の武器とする工作員、外交官というプロフィールの持ち主だけに、夫妻のあうんの呼吸のトークセンスが光る。前半、CIAのロビーに現われたショーン・ペンがロビーの壁に刻まれている星マークを見つめるシーンがある。ここで、ジョー・ウィルソンがぽつりと呟く。「あの星マークは、殉職したCIA局員の数を示しているんだよね」と。本編だけ見ていると何でもない1シーンなのだが、当事者たちのツボを心得た解説によって、CIAという職務の特殊さ、妻の安否を気遣う夫の心情が濃厚に伝わってくる。  各国の情報を集めるCIA工作員の視点に立った『フェア・ゲーム』を観ることで、戦争が起きる裏事情がよく分かる。権力側にいる人間は自分の考えや意見に固執し、頑として自説を曲げようとしない。少しでも弱気を見せると自国内で足元をすくわれるからだ。本来は政府に対して正しい情報を提供することで国の安全を守ることを目的としているCIAだが、権力側の圧力に屈して、都合のいい情報を提供するイエスマンと化してしまう。CIAのトップもまた自分の立ち場や家庭を守らなくてはならないからだ。そんな密室で起きた茶番劇によって、"正義"だと信じ込んだ若者たちが最前線に次々と送り込まれ、イラクの街はガレキの山となった。特典映像のインタビューで、2児の母親でもあるナオミ・ワッツはこう語っている。「これは米国だけ限ったことではない。どの国、どの政府でも常に起きうることだと思う」と。 (文=長野辰次) ●『フェア・ゲーム』 監督・撮影・製作/ダグ・リーマン 出演/ナオミ・ワッツ、ショーン・ペン、サム・シェパード、ノア・エメリッヒ、ブルース・マッギル、デヴィッド・アンドリュース 
フェア・ゲーム [Blu-ray] 発売元・販売元:ポニーキャニオン DVD¥3,990(税込) Blu-ray¥4,935(税 込) http://visual.ponycanyon.co.jp/pickup/movie/pcbp52470/ amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 ・『デビルズ・ダブル』原作者の告白「ウダイを殺れなかったのが心残り」70年前と変わらない日本人の精神構造『聯合艦隊司令長官 山本五十六』原発事故を描いた『カリーナの林檎』と今関あきよし監督の背負った贖罪

上戸彩の後継者は武井咲か剛力彩芽? はたまた……

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『滴~Shizuku~』(集英社)

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎そこまで欲しいポジションか?

 ジャニーズとオスカーが売ると決めた人間が売れるのが芸能界。わかっちゃいるが、武井咲と剛力彩芽のあの「売れ方」はないよなぁ。既成事実ナシだもんなぁ。ま、世間てタレントに関して「よく見る」と「売れてる」をイコールで結びつけちゃう単純なところがあるから。これだけ後継ぎがしっかりしてれば、上戸彩も安心して嫁に行けるだろう。
 しかし、そもそも上戸彩って、そんなに二代目を探さなきゃならんような物件なんだろうか。そんなに死に物狂いのやっつけ仕事で首すげ替えるくらいなら、もういっそ「上戸彩」自体を襲名制にしちゃどうか。「二代目・上戸彩」を巡って、『ガラスの仮面』の紅天女みたいに、武井と剛力でどっかの山でガチンコ勝負。意外と忽那汐里が勝ったりして。ま、あとはこの二人(三人か)に、どうやって既成事実が後付されていくのか、紫のバラの人気分で見守るのみだ。

小沢健二の打ち上げにも同伴! ファンタジスタさくらだとBOSEが熱愛

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『あやまんJAPANのDVD -ポテトが熱く
て食べられない- 』/よしもとアー
ル・アンド・シー

 2日発売の「フライデー」(講談社)に、あまりにも意外なカップルが報じられた。ラップグループ「スチャダラパー」のMC・BOSEと、女性エンターテインメント集団「あやまんJAPAN」の"おっぱい担当"ファンタジスタさくらだが、現在半同棲中の熱愛関係だという。

 お下品トークで昨年大ブレイクしたあやまんJAPANと、活動22年目に突入した大ベテランのスチャダラパー。さくらだとBOSEが接点を持ったきっかけや時期については不明だが、同誌によるとさくらだは最初に買ったCDがスチャダラパーの「今夜はブギー・バック」で、かねてから同グループの大ファンなのだという。小沢健二との共作で94年にリリースされた「ブギー・バック」は、宇多田ヒカルや嵐の櫻井翔らもカバーするなどジャンルも世代も超えて愛される名曲だ。

友人カップルと4人で温泉旅行! 次第に変な雰囲気になってきて……

【作品名】『湯~わく★覗き露天風呂』 【作者】蒼樹まぁさ

【作品紹介】高級温泉旅館でダブルデートの私たち。4人で露天風呂に入ったけど、親友のサキちゃんがのぼせて彼氏のコウ君も介抱に行っちゃって。残った私と彼氏のヒロムは次第にエッチな感じに......。

【サイゾーウーマンリコメンド】 いや~、本当に純粋にこのタイトルを付けた編集者に嫉妬します。「湯~わく」ですよ? 端的に設定と状況を表わしていて、あまりの才能に地団太踏みます。マンガ自体は、大学生によくあるパターンです。ただ、友人のセックスを見たという苦々しい青春の1ページが思い出され、なんとも言えない気分になります。まあ、あれですよ。「人のセックスを笑うな」ってヤツですよ。必見ポイントは、彼氏のイチモツがゴーストバスターズみたいになっているところですっ!

【追加募集】フェルディナント・ヤマグチ!ビジネス/人生を成功に導く"ひとり多角化術"


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フェルディナント・ヤマグチ氏
「18~34歳未婚男性の61.4%は、異性の交際相手がいない」(国立社会保障・人口問題研究所調べ) 「12年卒学生が会社選びで最も重視するポイントの一位は、『自分が成長できるか』『やりたいことができるか』を差し置き、『社風、社内の雰囲気』」(新卒採用メディア『ジョブウェブ』調べ)  昨年公表された各種調査結果の一部を見るだけでも、崩壊からすでに20年以上が経過したバブル経済を支えた、「必死で働き、必死で遊ぶ」という価値観は、もはや過去の産物になったと思えてしまう。  特に昨年は、「若者男子の草食化が日本を滅ぼす?」といった煽るような特集が、テレビをはじめとするメディアで多く目にされたが、ただの"煽り"では済まない可能性もある模様だ。実際に某大手総合商社では、入社式で会長が「将来海外駐在したい人は?」と新入社員に質問したところ、ひとりも手が挙がらず青ざめた、という話まで聞こえてくる。  こうした風潮に異を唱え、「必死で働き、必死で遊ぶ」バブルさながらな毎日を送る人物がいる。その名は、フェルディナント・ヤマグチ。 「週刊朝日」「日経ビジネスオンライン」など、多数の連載を抱え、今までに出版した著書は6冊、先日は日産のゴーン社長と対談etc. と、今、各媒体から引く手数多の人気コラムニストである。  一方では、某優良企業に勤務し多くの部下をマネジメントする、第一線で活躍するビジネスパーソンでもある。堪能な英語を駆使し、日々海外とやりとりをしながら、高いパフォーマンスを出し続けている。  その派手な活躍とは裏腹に、ヤマグチ氏について紹介することは難しい。なぜなら、覆面で隠されたイケメンな素顔同様、そのプロフィールもまた謎に包まれているからだ。 「大手N村證券の社員じゃない?」 「いや、土地持ちのボンボンでしょ」  と、ネット上ではその素性についてさまざまな噂が飛び交っている。長年ヤマグチ氏の連載を担当している雑誌編集者でさえ、いまだにこうした噂を信じている人がいるほどだ。  まず、ヤマグチ氏のコラムニストとしての顔を見てみよう。  03年に始まった連載「優良銘柄診断〜投資家のための合コン講座〜」(「月刊ビジスタ」ソフトバンク・パブリッシング)でデビュー。この処女連載がいきなり読者の反響を呼び、書籍化され、続く「週刊SPA!」(扶桑社)の連載「恋愛の利回り」は、同誌連載の中で常に読者人気トップを誇った。  コラムで語られる、クルマ、海外旅行、デート、ホテル、レストラン、ワイン etc.といった幅広い分野におけるヤマグチ氏の"体験的"知識は、まさに「オトナに遊ぶためのマナーテキスト」と呼ばれ、男女問わず多くの支持を得ている。  また、ヤマグチ氏のツイッターからは、有名企業OL、女医、CA、タレントから、ピーチジョン創業者のミカジョンなどの経営者、山形浩生、辛酸なめこといった文化人まで、多彩な顔ぶれとの交友録がうかがえる。  そんなヤマグチ氏が、信条としていることがあるという。それは、 「ビジネスパーソン」「スポーツマン」「コラムニスト」「趣味人」  という4つの"自分"に、それぞれ真剣に取り組むことだという。  深夜2時まで情報収集のための会食を楽しみ、帰宅後にトライアスロンのトレーニングをして、翌朝7時には海外との電話会議ということもザラだというから、己に対して決して手を抜くことを許さないオトコである。  今回、そんなヤマグチ氏を講師として迎え、3月7日(水)19:00〜第9回「サイゾーpresents"本音の"ビジネスキャリア塾」を開催することが決定した。  仕事、家庭、プライベート、趣味に全力で取り組みながらも、ビジネスの最前線に立ってきたヤマグチ氏に、 「こうすれば、常に高いモチベーションとパフォーマンスを発揮できる!」 「『ひとり多角化』することで、自分=人生を刺激的にできる!」 「『ひとり多角化』するために実践できるノウハウ!」  などについて、この講演会で語っていただく。    もちろん質問や相談があれば、ヤマグチ氏にその場で直接聞けるインタラクティブな交流の時間もたくさん設け、みなさまの満足度100%を目指します。  講演会は先着順で参加者募集中ですので、ふるってご参加ください。人数が定員になり次第、募集は終了いたします。 ※詳細内容の確認、お申し込みは、こちらのサイトよりお願いします。 ■イベント詳細 【第9回 サイゾーpresents"本音の"ビジネスキャリア塾】 「ビジネス/人生を成功に導く"ひとり多角化術"」 ■講演者 フェルディナント・ヤマグチ コラムニスト、某企業で働くビジネスパーソン、趣味人 出身地:ドイツ・ボン、年齢:不詳、家族構成:既婚(詳細不詳) 連載媒体:「日経ビジネスオンライン」、「週刊朝日」、「Tarzan」  著書:『結果を出す!NISSANのグローバル仕事術 英語だけではダメなのよ。』(日経BP社) 『恋愛は投資である』『悪魔のモテ理論』(ともに扶桑社)他 趣味:自動車、トライアスロン、食事、デート ■日時 3月7日(水) 午後7時~9時 (開場午後6時半) (構成)午後7時〜8時 講演     午後8時〜9時 事前メール、及び会場受講者からヤマグチ氏への質疑応答 ■場所 渋谷駅徒歩圏内(詳細は参加者にお知らせします) ■参加費 銀行振込  :3,000円(税込)
  当日現金払い:3,500円(税込) ※特別割引価格の「銀行振込」をお薦めします。
 ■お問い合わせ窓口 css@cyzo.com ※詳細内容の確認、お申し込みは、こちらのサイトよりお願いします。 ※当イベントの録音や録画、撮影は禁止です。 ■主催 株式会社サイゾー

巨匠の溢れんばかりの映画愛がつまった『ヒューゴの不思議な発明』

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(C)Paramount Pictures 2011
 第84回アカデミー賞は、白黒サイレント映画『アーティスト』の作品賞など5冠獲得で幕を閉じた。日本では4月に公開される同作の紹介は別の機会に譲るとして、やはり今年のアカデミー賞に多くの部門でノミネートされた実力も話題性も十分の注目作2本を取り上げたい。  3月1日公開の『ヒューゴの不思議な発明』(2D/3D上映)は、世界中でベストセラーとなった冒険ファンタジー小説を巨匠マーティン・スコセッシ監督が映画化したハートウォーミングな作品。1930年代、パリ駅の時計塔に隠れ住んでいる少年ヒューゴ(エイサ・バターフィールド)。亡き父(ジュード・ロウ)が遺した機械人形を修理するため、駅構内の玩具屋で部品やオモチャを盗もうとするが、老店主ジョルジュ(ベン・キングズレー)に見つかってしまう。ジョルジュは機械人形の秘密を知っている様子で、彼の養女イザベル(クロエ・グレース・モレッツ)は機械人形の鍵穴にぴったり合う鍵を持っていた。ついに機械人形が動き出すとき、3人の運命も大きく変わり始める。  映画草創期の監督ジョルジュ・メリエスとその作品群に、スコセッシ監督が心からのオマージュを捧げた作品。溢れんばかりの映画愛に加え、自らの監督人生をジョルジュに託した心情がうかがわれ、何やら切なくもある。当時のパリの街並みや駅構内、時計塔内部を、CGを駆使して味わい豊かに再現。完璧にコントロールされた3D映像は、タイムスリップしてその場に居合わせているかのような臨場感をもたらす。今年のアカデミー賞では最多11部門ノミネート、撮影賞・美術賞・視覚効果賞・録音賞・音響編集賞という『アーティスト』と並ぶ5部門での受賞を果たした。ピュアな存在感が光るヒューゴ役のバターフィールド(『縞模様のパジャマの少年』)、演技面でも身体的にも成長を感じさせるイザベル役のモレッツ(『キック・アス』『モールス』)の2人にももちろん要注目だ。  続いて3月2日に封切られる『戦火の馬』は、1980年代にイギリスで発表された小説をスティーブン・スピルバーグ監督が映画化した感動の歴史ドラマ。第1次大戦前夜のイギリスのある農村。農家の少年アルバートは、父が競り落としてきた美しいサラブレッドにジョーイと名付け、農耕馬として育てて苦楽を共にしてきた。だがある日、ジョーイは軍馬として騎馬隊に売られてしまう。フランスの戦地に赴いたジョーイを探すため、アルバートは徴兵年齢未満で入隊し、ドイツと激戦を繰り広げるフランスの地へと向かう。  主人公アルバート役のジェレミー・アーヴィン、母親役のエミリー・ワトソンらによる好演も光るが、本作の目玉は何と言っても、表情豊かで説得力ある馬の演技。しかも、危険なシーンでごくわずかにCGが使われただけで、ほぼすべて実写で撮影されたというから一層驚かされる。傷を負った仲間の馬を助けるため、自ら苦役を買って出るシーンなど、涙なくして見られない名場面も数多い。英国ダートムアの雄大な景観の中、人と馬が力を合わせて過酷な試練を乗り越えていく姿は、どこか米国の西部開拓史の情景にも似た映画的郷愁を誘う。6部門にノミネートされたアカデミー賞の受賞はならなかったが、戦争で人間同士が傷つけ殺し合うことの愚かさ、厳しくつらい時代にも希望を失わず未来を信じることの素晴らしさを教えてくれるスピルバーグ監督の最新作、どうぞお見逃しなく。 (文=映画.com編集スタッフ・高森郁哉) 『ヒューゴの不思議な発明』作品情報 <http://eiga.com/movie/56064/> 『戦火の馬』作品情報 <http://eiga.com/movie/55976/>
ジョルジュ・メリエスの月世界旅行 他三編/映画創世期短編集 映画界の魔術師。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 ・2大ヴァンパイア映画が激突! 『トワイライト』『アンダーワールド ピラミッドは古代からのメッセージ!? 歴史ミステリー『ピラミッドの謎』 韓国映画の名匠が明かす"創作の極意"イ・チャンドン監督『ポエトリー』

ヨーカドーの服が好き、美容院は禁止!?  寂寥感漂う「MORE」娘の貯蓄生活

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「MORE」4月号(集英社)

 韓国人男性を彼に持つ女の子が、朝から韓国海苔を頬張ったり、夜はマッコリバーに繰り出したりするというストーリー......先月の「MORE」の着回しコーデが"不自然なまでの韓国推し"としてネットの話題に上がっていました。あらためて読み返したのですが、これくらいの「ありえへん」は毎度のことのため筆者は完全にスルーしておりました。

 トンデモな設定を打ち出し、力技で○○daysを駆け抜ける。モンスター級の「そんなヤツおらへんやろ~」が割拠する。女性誌内のシチュエーションコント、それが着回し企画です。不自然過ぎ! というツッコミ自体がこの企画には虚しく響きます。そもそも着回しコーデに"自然"など存在しませんから! 個人的には愛されOLみっこ(矢野未希子)の「OLからスイーツコラムニストへ華麗なる転身!」の方がひっくり返りました。韓国大好きOLの設定にびっくらこいた方々は、是非これを機会にさまざまな女性誌の着回しコーデをチェックしてみてくださいまし。ちなみに今月のみっこは「スイート江戸っ娘みっこ」として着回し企画を賑わしておりますよ。どんな江戸っ子!!

<トピックス>
◎かわいい!使える!「ほめられ春服」誌上展示会
◎スペシャル本音トーク 赤西仁 Here I am
◎貯蓄エキスパートの「貯まる生活」30Days