サイゾーテレビ【ニコニコキングオブコメディ】第44回、配信しました!

「キングオブコント2010」王者・キングオブコメディのガチゆるハートウォーミングバラエティ『ニコニコキングオブコメディ』第44回放送です。 主演映画『くそガキの告白』でゆうばり国際ファンタスティック映画祭4冠という栄光に輝いた今野くんですが、今回はそのゆうばり直前に収録。どうしても北海道に行きたかったパーケン氏の激しい嫉妬ぶりがお楽しみいただけます。 うでしにはひさびさにあの人! ●「ニコニコキングオブコメディ」アーカイブ集 http://www.cyzo.com/2010/08/post_5162.html ●サイゾーテレビ http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120 ●サイゾーテレビ on Twitter http://twitter.com/cyzoTV 番組DVDについては以下より!
10月4日に発売されたDVD『ニコニコキングオブコメディ 冗談にもほどがある!』の予告ムービーを先行ドロップ! サイゾーテレビでのぐだぐだ放送から、まさかのDVD化にいたった本作はなんと、(ほとんど)オール撮り下ろしです!
ニコニコキングオブコメディ 冗談にもほどがある! 10月4日発売です! amazon_associate_logo.jpg
さらに、編集部では番組プロデューサーディレクターの佐藤ムー太郎さんに緊急インタビューを敢行! その様子を以下に大公開です。 ――いよいよ番組DVDの発売が明日に迫りました。いまのご気分は。  生きてるといろんなことがあるなぁ、と思っています。どきどきします。 ――番組開始当初、DVD化は想定していなかった?  してないですね。全部無料で見られるというコンセプトで始めた番組でしたし、現にアーカイブはすべて無料で公開していますので、発売元のハピネットさんからDVD化のお話をいただいたときは、正直「どうなのかね?」と思いました。 ――DVDの発売でアーカイブはどうなるのでしょうか。  そのまま残します。今回のDVDはほとんど全部撮り下ろしで、番組のトーク内容をキングの2人が検証してゆくという企画なので、アーカイブを見てからDVDを見た方が楽しめますし、DVDを見て気になった部分のトークをアーカイブで振り返ったりもできる。そういう楽しみ方ができるソフトになっています。DVDには『ニコキン』各回のダイジェスト的な説明を一覧にしたチラシを封入していますので、DVDとサイゾーテレビを行ったり来たりしてほしいですね。 ――メディアミックスですね。  そうですね、結果的にメディアミックスっぽい形になりましたね。メディアミックスってこういうことでいいんでしょうか。 ――いいと思います。では、DVDの中でオススメの検証VTRをひとつ挙げるとしたら?  やはり「高橋バカ部屋」です。あのVTRを見てたら、なぜかくしゃみが止まらなくなりました。 ――ありがとうございました。
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眞鍋かをり、喜びの報告から一転、悔しさにじむ発言の背後には元妻?

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真鍋かをり2010年カレンダー/トライ
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 「機密を守り切れませんでした。(写真誌に)撮られたことに全く気づいていませんでした」と悔しそうにレギュラー出演しているテレビ大阪の番組『たかじんNOマネー』で発言したタレントの眞鍋かをり(31)。前日に出演したフジテレビ系『とくダネ!』でニコニコと「お付き合いさせていただいております」と認め、「昨年、偶然にお会いできるタイミングがあって、いい方で意気投合した。パワフルなところがいいでもすべて順調で幸せな状態なので」と、笑顔でのろけていたときとは大違いだった。

「ファンタジーな金縛りに悩まされている!?」福田萌がホラー映画『スクリーム4』をPR

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 全世界を恐怖に包んだあの"ゴーストフェイス"が帰ってくる――。  正体不明の殺人鬼が引き起こした連続殺人事件の顛末を描くホラー・サスペンス『スクリーム』シリーズの最新作『スクリーム4 ネクスト・ジェネレーション』。3月2日に発売されるDVD&Blu-rayの記念イベントが2月29日、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIで行われ、バラエティなどで活躍する福田萌が登壇した。  前作『スクリーム3』から実に11年ぶりとなる今作は、最後まで予想できない謎解き要素がつまったスリリングなジェットコースター・ショッカー・ミステリーで、シリーズ"最恐"傑作との呼び声も高い。  10年前に発生したウッズボロー連続殺人事件で生き残ったシドニー(ネーヴ・キャンベル)は、今では作家となり成功を収めていた。しかし、シドニーが本の宣伝のために故郷へ戻ったのを機に、2人の女子高生が惨殺される事件が勃発。厳戒体制が敷かれる町でシドニーの周囲にいる人たちが次々と狙われていく......。   6人の"ゴーストフェイス"に囲まれて登壇した福田は、「(ゴーストフェイスに)すごく見つめられていますが、急に襲ってこないかすごくドキドキしてます」と少し緊張気味。 moefukuda0229DPP_0017.jpg  もともとホラー映画は苦手だというが、「今回の作品はいろいろ謎解きの要素が多かったり、真犯人は誰なのかすごく気になってDVDの裏に載っている登場人物の関係図と照らし合わせながら見ました。遊びの要素もあって、すごく楽しめました」とコメント。  さらに、ホラー映画のトリビアが多数散りばめられている本作の見どころを"萌ポイント"として解説。「『すぐ戻る』と言ってはダメ」「電話に出てくる映画クイズに要注意」「豪華なカメオ出演」の3つを挙げたが、とくにおすすめなのは、劇中に登場するオリジナル・ホラー映画『スタブ』のシーンだそう。豪華な特別ゲストが多数出演しており、監督はなんと巨匠ロバート・ロドリゲス。ミニコーナーながらも見逃せない。  映画にちなんで、最近の怖い体験について司会者から尋ねられると、「実は金縛りに遭うことが多いんです。夢かもしれないんですが、先日2メートルくらいのジャガイモの形で顔がライオンのポップなゴーストが私の布団をバタバタと開け閉めするということがありました。たぶん夢だと思うんですが(笑)、ファンタジーな感じの金縛りでしたね」と会場の笑いを誘った。  一方で、報道陣から「ウワサの彼氏が『よしもと男前ランキング』で2位に入りましたが」と報道陣に振られると、「見た目にはこだわらないので、中身が素敵だなと思います」と笑顔でコメント。「彼は来年は一緒に1位を取りたいと言っていましたが、それは結婚ということ?」という質問には、「うふふ」と言葉を濁しながらも、「いつか1位になってくれたらうれしい」とエールを送った。 (撮影=オカザキタカオ)  
スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション ■発売日【セル&レンタル】3月2日(レンタルはTSUTAYAのみ) ■品番【レンタル】<DVD>CPCD-10571/<BD>CPCD-10570    【セル】<DVD>ACBF-10850/<BD>ACXF-10850 ■価格 <DVD>3,990円(税込)/<BD>4,935円(税込) ■時間 111分 ■【レンタル】発売・販売元:カルチュア・パブリッシャーズ 【セル】発売元:カルチュア・パブリッシャーズ/販売元:アスミック(販売協力:角川書店) ■コピーライト:(c)2011 The Weinstein Company LLC.All Rights Reserved. amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 ・お天気だけじゃない! 福田萌はジャーナリストの素質あり!?オリエンタルラジオさんの至言「"変わってるって思われたい自分"も見透かされてる」「アイツをなんとかしろ!」母親のせいで窮地に立たされたオリラジ・藤森の今後  

ジャニーズとAKBが初タッグを組むドラマに潜むバクダンとは?


※イメージ画像:日本テレビ系
『私立バカレア高校』HPより
【メンズサイゾーより】  4月から始まる日本テレビ系深夜ドラマ『私立バカレア高校』で、ジャニーズJr.とAKB48が共演することが発表された。このドラマは秋元康が原作を手掛け、不良ばかりがいる「馬鹿田高校」と学業優秀なお嬢様学校である「第一カトレア学園」が合併した「私立バカレア高校」を舞台に青春物語が繰り広げられるというもの。ドラマには、ジャニーズJr.からは森本慎太郎、松村北斗、京本大我ら6人とAKB48側から島崎遥香、大場美奈、島田晴香らチーム4のメンバーと研究生らの6人が出演することが決定している。  ジャニーズJr.とAKB48のグループとしての初共演が話題となる今作だが、制作記者会見の場では、日本テレビのプロデューサーから"校則"として恋愛禁止、ケータイ番号、メアドの交換禁止、早寝早起きが申し渡されたという。"恋愛禁止"が発表された際にAKB48のメンバーたちは「いつものことですので!」と笑顔で切り返したというが、ネット上ではすでに両者のファンと思われる人たちから"不安"の声が上がって......

ジャニーズとAKBが初タッグを組むドラマに潜むバクダンとは?

※イメージ画像:日本テレビ系
『私立バカレア高校』HPより
【メンズサイゾーより】  4月から始まる日本テレビ系深夜ドラマ『私立バカレア高校』で、ジャニーズJr.とAKB48が共演することが発表された。このドラマは秋元康が原作を手掛け、不良ばかりがいる「馬鹿田高校」と学業優秀なお嬢様学校である「第一カトレア学園」が合併した「私立バカレア高校」を舞台に青春物語が繰り広げられるというもの。ドラマには、ジャニーズJr.からは森本慎太郎、松村北斗、京本大我ら6人とAKB48側から島崎遥香、大場美奈、島田晴香らチーム4のメンバーと研究生らの6人が出演することが決定している。  ジャニーズJr.とAKB48のグループとしての初共演が話題となる今作だが、制作記者会見の場では、日本テレビのプロデューサーから"校則"として恋愛禁止、ケータイ番号、メアドの交換禁止、早寝早起きが申し渡されたという。"恋愛禁止"が発表された際にAKB48のメンバーたちは「いつものことですので!」と笑顔で切り返したというが、ネット上ではすでに両者のファンと思われる人たちから"不安"の声が上がって......

山下智久、「女性にスケベなことも言おうと思っています」と爆弾宣言

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【ジャニーズ研究会より】

 2月29日放送の『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の「テレフォンショッキング」に山下智久が出演しました。中山秀征の紹介で、この日発売の山下の新曲「愛、テキサス」のポスターを持参して登場。

 山下がタモリと初めて会ったのは11歳の時で、歌番組の収録の時だったそうです。おそらく『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)でしょう。そんな山下と長く面識のあるタモリが、山下に「いつか言おうと思ってたんだけどさ」と切り出しました。「はい」とかしこまる山下。何を言い出すのかと思えば、「テンション低いよね」。これには会場は爆笑。山下も「そうですかね」と苦笑。山下とタモリは福山雅治らも交えて飲む仲だそうで、その時に山下は「すごく先輩の方がたくさんいる中でいちばん年下の僕がテンション上げるのもどうかなと思い、なるべく酔わないように精神統一してたんですよ」とテンションが低い理由を語っていました。タモリは山下を「礼儀正しい」と評価。飲み会の場に山下が先に着いていてもタモリら先輩が来るまでは水一杯にも口を付けていなかったそう。

山下智久、「女性にスケベなことも言おうと思っています」と爆弾宣言

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【ジャニーズ研究会より】

 2月29日放送の『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の「テレフォンショッキング」に山下智久が出演しました。中山秀征の紹介で、この日発売の山下の新曲「愛、テキサス」のポスターを持参して登場。

 山下がタモリと初めて会ったのは11歳の時で、歌番組の収録の時だったそうです。おそらく『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)でしょう。そんな山下と長く面識のあるタモリが、山下に「いつか言おうと思ってたんだけどさ」と切り出しました。「はい」とかしこまる山下。何を言い出すのかと思えば、「テンション低いよね」。これには会場は爆笑。山下も「そうですかね」と苦笑。山下とタモリは福山雅治らも交えて飲む仲だそうで、その時に山下は「すごく先輩の方がたくさんいる中でいちばん年下の僕がテンション上げるのもどうかなと思い、なるべく酔わないように精神統一してたんですよ」とテンションが低い理由を語っていました。タモリは山下を「礼儀正しい」と評価。飲み会の場に山下が先に着いていてもタモリら先輩が来るまでは水一杯にも口を付けていなかったそう。

テレビ業界で強まる「芸能人の喫煙シーンは問題!」の声

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とばっちりで喫煙がバレちゃった

 仲間由紀恵と温水洋一が「ファイザー株式会社 禁煙治療啓発キャンペーン」の新CM発表会に登場し、喫煙歴25年という温水が現在禁煙に挑戦中ということを明かした。愛煙家の肩身が狭くなっていく昨今、影響力の強い芸能人にもその影響は広がっているといわれる。しかし、そもそも公表するものでもないタレントの喫煙事情について、意外な事実やウラ事情を探った。

「CM発表会ニュースを見て思い出したのが、一時期『仲間はかなりのヘビースモーカー』というウワサが飛び交っていたこと。しかし本人や事務所が公言しているわけでもなく、これはガセネタだったようですが。主催者側も『仲間さんは喫煙者ではなく、誰からも愛されるクリーンなイメージということでキャスティングしました』とコメントしています」(スポーツ紙記者)

テレビ業界で強まる「芸能人の喫煙シーンは問題!」の声

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とばっちりで喫煙がバレちゃった

 仲間由紀恵と温水洋一が「ファイザー株式会社 禁煙治療啓発キャンペーン」の新CM発表会に登場し、喫煙歴25年という温水が現在禁煙に挑戦中ということを明かした。愛煙家の肩身が狭くなっていく昨今、影響力の強い芸能人にもその影響は広がっているといわれる。しかし、そもそも公表するものでもないタレントの喫煙事情について、意外な事実やウラ事情を探った。

「CM発表会ニュースを見て思い出したのが、一時期『仲間はかなりのヘビースモーカー』というウワサが飛び交っていたこと。しかし本人や事務所が公言しているわけでもなく、これはガセネタだったようですが。主催者側も『仲間さんは喫煙者ではなく、誰からも愛されるクリーンなイメージということでキャスティングしました』とコメントしています」(スポーツ紙記者)

1991年、ボクらはこんなエロマンガを読んでいた「美少女漫画大百科」

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「美少女漫画大百科」
(辰巳出版/1991年12月)
 今さら言うまでもないが近年、1970年代以降の漫画・アニメを中心とした大衆文化研究が盛んに行われるようになっている。その半面、体系的な史料を手に入れるには困難がともなう。読み捨てられたような昔の漫画やサブカル雑誌は、ごく稀に喉から手が出るほど欲しいというマニアがいる一方、古書業界では「値段がつかない」ことを理由に、ほとんど取り扱ってもらえないからだ。文化研究の中でひとつの重要な軸になるであろう、いわゆるエロ漫画も、10数年前に発行されたものを手に入れようとすると、極めて困難である。書誌情報も明らかでないから、いつ頃、どのような雑誌あるいは単行本が出版されたのか、すべてを知ることは難しい。そのため、96年 91年から始まった成年コミックマーク(黄色い楕円のアレ/90年に出版倫理協議会が導入を決定。マーク付きの第一号は、こばやしてつや、1991/2、『IKENAI!いんびテーション第3巻』講談社 参考資料→橋本健午、2002/11、『有害図書と青少年問題 大人のオモチャだった"青少年"』明石書店・コミック表現の自由を守る会、1993/9、『誌外戦』創出版)が付いていない単行本を見つけたらとりあえず買う。あるいは「Yahoo!オークション」などを丹念にチェックして、やっぱり手当たり次第に買い漁るといった方法しかない。いずれは、明治大学の米沢嘉博記念図書館なんかにまとまって所蔵され、全体像をより簡単に俯瞰できるようになるのだろうけれど、今は手当たり次第買い漁るくらいしか手段はない。  そうした中で今回紹介する「美少女漫画大百科」(辰巳出版)は、全体像を把握する一助になる1冊だ。発行は1991年12月。表紙で「決定版!美少女コミックカタログ」「特選漫画単行本373冊紹介」を謳っている。「特選」とはなっているが、この時点で発行されていた「エロ漫画」単行本の大半を扱っていると思われる。「美少女漫画」とタイトルに銘打っているのに、官能劇画系の単行本も扱っているのだが、やまだのら、永田トマトといった面々も官能劇画のページに分類されているので「定義って難しいなあ......」と考え込んでしまうところだが(実際、迷うよね?)。  定価1,000円とちょっと強気な値段設定をしている本書だが、それだけの価値はある。当時の第一線級の漫画家16人のインタビューがそれだ。
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とにかく、どの写真もみんな若い!
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 掲載されている漫画家を羅列すると、唯登詩樹・亜麻木硅・塔山森(山本直樹)・MEEくん・舞井武依・ITOYOKO・MON-MON・南野琴・飛龍乱・まいなぁぼぉい・幻超二・佐藤丸美・おおぬまひろし・よしだけい・田沼雄一郎・猫島礼の面々である。今でも商業誌やコミケで活躍する面々もいる一方で、すでに鬼籍に入られた方もいるし、まったく作品の発表が途絶えている人も。20年あまりの月日の流れは重い。
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こうした絵柄だとホッ落ち着くのは筆者が歳を取ってしまったからなのか......?
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 それにしても、『魔王の子供達』も『ドラゴンピンク』も『カリーナの冒険』も続きはどうなったんだ。まだ待っているのは筆者だけではないハズ。  ところが、20年の月日を経て、本書で行われているインタビューはむしろ価値があるものになっている。それは、各人にデビューに至る経緯とデビュー作について聞いている部分である。
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わたべ淳の『レモンエンジェル』もアニメ化された時代。
誰が、わたべが『遺跡の人』のような作品を描くと予想できただろうか
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 「明治大学に入学してSF研究会に入ったら、そこにコミケの関係者がいたんです。その人に渋谷のコミケ部屋(4畳半位のアパートの一室に同人誌の見本誌が集めて置いてあった)に連れて行かれて、ロリコンの火つけ役になった"シベール"という同人誌を見せられたんです。それで衝撃を受けまして」と語るまいなぁぼぉい。「コミックホットミルク」(怖マガジン)に読者投稿したら、編集から「仕事を頼む」という手紙をもらったので漫画を描いたという唯登詩樹。デビュー作は森山塔の穴うめだったと語る飛龍乱。はたまたデビュー作は講談社の「モーニング増刊」だったという猫島礼。まさに、人に歴史ありといったところだろう。  さらに、森山塔というか塔山森というか山本直樹が読者に対して「マンガの森ばっかりいってちゃダメだよ。もっと幅広い知識。興味を持ちなさい」とコメントしているのは、ネタなのかマジなのか? このインタビュー、半数近くは顔出ししているのだが、あの漫画家もこの漫画家も昔は若かったんだなと感慨深くなる(猫島礼は除く、念のため)。 ■ここにも忘れられた歴史が眠っている  さらに、本書の価値を高めているのは売れ筋のエロゲーを「美少女パソコンBEST28」として紹介していることだ(パソコン"ゲーム"の誤植かと思うのだが表紙にも目次にも"美少女パソコン"と記載されている、謎だ)。  この時代のエロゲーは、エロ漫画以上にもはや入手するのが困難なものであることは間違いない。『ドラゴンナイト』とか『ランス2』といった有名どころの作品はともかく、全流通やハート電子産業の作品は、今はどうやったら現物を見ることができるのだろうか。念のため、Googleで検索してみたところ、ウィキペディアにはILLUSION(『人工少女』で有名なエロゲーブランド)の項目にハート電子産業の系譜であることが記されていたり、全流通の『艶談』シリーズ(伝説的バカ歴史エロゲー)の項目もあるので、ちゃんと保存しているコレクターがいると信じたいところだ。なお、『電脳学園』の紹介ページで「コミック、アニメ界では著名な人々をスタッフに迎えているシリーズだけに、グラフィック面でも期待大」と記しているのは、ホントに的確だ。
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こうしてみるとヌキゲーって、伝統的に存在してきたジャンルなんだな
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 もうひとつ、巻末に米澤嘉博が「マンガにおける性(SEX)と愛の流れ 戦後"SEXコミック"史試論」と題した文章を寄せていることにも着目したい。ここで米澤は、限られたページの中で昭和20年代からの漫画における性愛表現の変遷を順序立てて解説している。この試論が、後に『戦後エロマンガ史』(2010/青林工藝舎)として結実すると誰が予測し得ただろうか。さらに米澤は、同人誌紹介のページも担当しているが(無署名だが、巻末のスタッフクレジットに阿島俊の表記があるので推定)、ここでは80年代の同人誌の流れについて「(85年頃からのキャプ翼ブームに際して)この女の子たちの圧倒的なパワーの前に、男性のサークルは、衰退していった。それは、クラリス、ラナ、ラムといったロリコンブーム期の少女キャラクターに代わるものを時代が生み出させなかった故でもあるし、商業誌での同人誌的マンガ、エロチックコメディの隆盛のためでもあったろう。なんにしても、85~88年にかけて、男性サークルは元気がなかったのだ。しかし、89年頃よりまた時代は変化し始める。美少女コミック商業誌の衰退、M事件etcがきっかけとなって、男性系創作サークルが増え、従来のサークルが頑張りはじめたのだ」と記されている。
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カタログページを見ると、ゴブリン森口の名前も。諸行無常。
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 どうだろう? この一文の中に「自分たちの知らない歴史が眠っている」と、感じないか?  「『キャプ翼』ブームで、女性向けジャンルが隆盛を極めた」という話は昔語りで聞くこともあるけど、同時期の男性向けジャンルの動向は聞いたことがない。「美少女コミック商業誌の衰退」もどういったものだったのか明瞭に記した文献は見当たらない。失われていく歴史をいかに収集し、整理して保存していくか? それは今でなくてはできないことだと思う。 (文=昼間たかし 文中敬称略)
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夭折した、よしだけい。本気で惜しい才能だったと思う。
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空想美少女大百科―電脳萌え萌え美少女大集合! こちらも90年代アニメ・漫画満載。 amazon_associate_logo.jpg
■「100人にしかわからない本千冊」バックナンバー 【第4回】そして『孤独のグルメ』だけが残った......月刊「PANjA」とB級グルメの栄枯盛衰 【第3回】「いけないCOMIC」1985年1月号大特集 戸川純にただ単にミーハーしたいっ! 【第2回】あの頃、俺たちはこんな本でモテようとしていた『東京生活Qどうする?』 【第1回】超豪華"B級"文化人がロリコンで釣ってやりたい放題『ヘイ!バディー』終刊号