ハイテンションなギャクの中に、負の側面が見え隠れする『美少年名言集』

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『美少年名言集』(桂明日香、太田
出版)

 「イケメン」という言葉はカラッとしていて面白くない。淫靡なニオイもなく、直球すぎるのだ。それには、「イケメン」という言葉が持つ概念が広すぎて、「雰囲気イケメン」などもはや「美」を基準にした言葉ではなくなっていること。そして、数年前に流行した「ただしイケメンに限る」のように、自己否定に見せかけた、強烈な自己愛を表す利便性の高い言葉として男性の中で定着してしまったことが根底にあるように思えてならない。

 それに比べて、「美少年」という言葉がもらたす響きは圧倒的だ。そもそも「あの子は美少年だね」という会話は、日常ではなかなか耳にしない。人々が「美少年」と共通の認識を持てるのは、ごくわずかな人だけだから。リバー・フェニックスにしろ、エドワード・ファーロングにしろ、美少年の絶頂期は恐ろしいほどに美しい。それは同性さえも魅了してしまうほどであり、その禁忌的イメージを彷彿させる力こそが「美少年」の危うげな一面なのだ。

「次の選考委員は町田康? 角田光代?」石原慎太郎辞任で芥川賞はどう変わるか?

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まさかの降板劇となった石原氏。
 第146回芥川賞が先日発表されたのはご存じの通り。発表前には候補者に「話題性の高い作家がいない」ことなどから、地味な受賞になるのではとの声もあった。が、一転、歴史的大騒ぎの芥川賞となったのだ。もちろんその立役者は田中慎弥。地味な風貌の田中だが、受賞決定後の不機嫌会見&石原慎太郎"東京都知事閣下"への宣戦布告ともいうべき発言で、ワイドショーなどでも大きく取り上げられる事態となった。  さらにこれを受けて、当の石原都知事は「芥川賞選考委員を辞める」との辞意を表明したのだ。 「ただ石原さんはこれまで何度も辞める、辞めると狼少年のように繰り返していたから、当初は今回もブラフだと思われていました」(文芸評論家)  しかし騒動は拡大。本当に辞任を正式に表明した。 「彼のプライドもありますが、騒動が大きくなったため、結局は引くに引けなくなり、辞任に追い込まれたのでしょう」(前同)  その後も文藝春秋には芥川賞受賞作家2人宛てにプラスチックケースに入った「黒い粉」が送りつけられ、またまた騒動に。さらに封筒には「赤報隊」と記されていたことからも騒動は拡大したが、今のところ悪質ないたずらとの見方が強い。  そこで問題になっているのが、「今後の芥川賞選考委員」だ。2011年には池澤夏樹が主催者側の慰留にもかかわらず委員を辞任、さらに同年末には黒井千次も今回の選考会をもって辞任することを表明していた。さらにイレギュラー的に石原慎太郎が辞任したことで、芥川賞選考委員は、短期間に小川洋子、川上弘美、高樹のぶ子、山田詠美、島田雅彦、宮本輝、村上龍の7人と少人数になってしまったのだ。 「通常、芥川賞選考委員は10人前後の要員でしたので、今後早急に補充が必要だと主催者サイドは考えているようです」(前同)  そのため石原辞任表明直後から、次期選考員候補の名前が文芸関係者の間で取り沙汰されているのだ。 「有力なのが町田康、多和田葉子という2人の芥川賞作家と、そして角田光代といわれています。角田は直木賞作家ですが、それ以前には何度か芥川賞にノミネートされたこともある。直木賞作家の山田詠美が芥川賞選考委員になった前例もありますから、可能性はあるでしょう。そして、もしこれが実現すれば男4人vs 女6人と女性が多くなる。これは芥川賞史上初めてのことになるのです」(文芸編集者)  そうなると、文壇においても女性の発言力はさらに大きくなり、中でも芥川賞の山田詠美と直木賞の林真理子という"2大女帝時代"の到来か!! との声も出てきそう。ともあれ今後の選考委員人事という事態にまで発展させた新キャラが登場した今回の芥川賞。田中氏の受賞作『共喰い』(集英社)の売れ行きも早くも10万部突破と順調だとか。同じく、破天荒な芥川賞受賞作家としてそのキャラが注目され、結局は大手芸能プロダクション・ワタナベエンターテインメントに所属し、テレビでも活躍中の西村賢太と同様、人前で話すのが嫌いな田中氏にも、芸能事務所からのオファーが舞い込んでいるとの情報もあるらしい(笑)。 (文=神林広恵)
共喰い Amazon品切れ中。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 ・『猫とあほんだら』著者・町田康さんに学ぶ、猫との微妙なカンケイついにロリマンガ消滅へ 業界団体が示した「自粛案」の苛烈さ「ビジネス書籍も氷河期時代に......」老舗出版社にも倒産ラッシュか?

「次の選考委員は町田康? 角田光代?」石原慎太郎辞任で芥川賞はどう変わるか?

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まさかの降板劇となった石原氏。
 第146回芥川賞が先日発表されたのはご存じの通り。発表前には候補者に「話題性の高い作家がいない」ことなどから、地味な受賞になるのではとの声もあった。が、一転、歴史的大騒ぎの芥川賞となったのだ。もちろんその立役者は田中慎弥。地味な風貌の田中だが、受賞決定後の不機嫌会見&石原慎太郎"東京都知事閣下"への宣戦布告ともいうべき発言で、ワイドショーなどでも大きく取り上げられる事態となった。  さらにこれを受けて、当の石原都知事は「芥川賞選考委員を辞める」との辞意を表明したのだ。 「ただ石原さんはこれまで何度も辞める、辞めると狼少年のように繰り返していたから、当初は今回もブラフだと思われていました」(文芸評論家)  しかし騒動は拡大。本当に辞任を正式に表明した。 「彼のプライドもありますが、騒動が大きくなったため、結局は引くに引けなくなり、辞任に追い込まれたのでしょう」(前同)  その後も文藝春秋には芥川賞受賞作家2人宛てにプラスチックケースに入った「黒い粉」が送りつけられ、またまた騒動に。さらに封筒には「赤報隊」と記されていたことからも騒動は拡大したが、今のところ悪質ないたずらとの見方が強い。  そこで問題になっているのが、「今後の芥川賞選考委員」だ。2011年には池澤夏樹が主催者側の慰留にもかかわらず委員を辞任、さらに同年末には黒井千次も今回の選考会をもって辞任することを表明していた。さらにイレギュラー的に石原慎太郎が辞任したことで、芥川賞選考委員は、短期間に小川洋子、川上弘美、高樹のぶ子、山田詠美、島田雅彦、宮本輝、村上龍の7人と少人数なってしまったのだ。 「通常、芥川賞選考委員は10人前後の要員でしたので、今後早急に補充が必要だと主催者サイドは考えているようです」(前同)  そのため石原辞任表明直後から、次期選考員候補の名前が文芸関係者の間で取り沙汰されているのだ。 「有力なのが町田康、多和田葉子という2人の芥川賞作家と、そして角田光代といわれています。角田は直木賞作家ですが、それ以前には何度か芥川賞にノミネートされたこともある。直木賞作家の山田詠美が芥川賞選考委員になった前例もありますから、可能性はあるでしょう。そして、もしこれが実現すれば男4人vs 女6人と女性が多くなる。これは芥川賞史上初めてのことになるのです」(文芸編集者)  そうなると、文壇においても女性の発言力はさらに大きくなり、中でも芥川賞の山田詠美と直木賞の林真理子という"2大女帝時代"の到来か!! との声も出てきそう。ともあれ今後の選考委員人事という事態にまで発展させた新キャラが登場した今回の芥川賞。田中氏の受賞作『共喰い』(集英社)の売れ行きも早くも10万部と突破と順調だとか。同じく、破天荒な芥川賞受賞作家としてそのキャラが注目され、結局は大手芸能プロダクション・ワタナベエンターテインメントに所属し、テレビでも活躍中の西村賢太と同様、人前で話すのが嫌いな田中氏にも、芸能事務所からのオファーも舞い込んでいるとの情報もあるらしい(笑)。 (文=神林広恵)
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カリスマ起業家が教える「新規事業成功のための8つのポイント」


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小澤隆生氏
 2011年12月、ある企業の東証マザーズ上場が密かに話題となった。その会社の名前は「リブセンス」。掲載料不要の求人サイトを運営する会社であるが、社長の村上太一氏はなんと25歳、国内史上最年少上場記録を塗り替えた。  11年はこのほかにも、東日本大震災という逆境をもろともせず、上場企業数が実に前年度比7割増となるなど、ライブドア事件、長引く不況のあおりも受け、元気をなくしていた日本のベンチャー企業家たちにとって、序々に明るいニュースが聞こえるようになってきた。    そんななか、将来の上場を目指し日々格闘しているベンチャー企業家や、新規ビジネスに携わるビジネスパーソン人にとって、モデルケースとなる人物がいる。  それが、楽天元執行役員・小澤隆生氏である。  ネット上では「おざーん」の愛称で親しまれている小澤氏は、27歳という若さで、社員数2人でビズシークという会社を起業。「ネット上で買い手が『こういうモノをこれくらいの値段で買いたい』と呼びかけ、それに対し売り手が反応して取引が成立する」という、いわゆるリバースオークションを利用した同社のビジネスモデルは当時画期的だった。加えて、ユーザのサイト内での行動を解析するという、これまた当時では革命的なマーケティング手法を確立した。  創業後しばらくの間は、そのサービスとマーケティングの先端性のあまり、ベンチャーキャピタルからは「意味が理解できない」と追い返されるなど、決して順調ではなかった。  しかし、渋谷を中心にベンチャー企業集積地をつくる=「ビットバレー」提唱者であり、ネットエイジ代表取締役の西川潔氏をはじめ、小澤氏同様時代の先を行く理解者たちの協力を得て、わずか2年目には5億円もの増資を行う。  その後、のちに楽天がこの事業を丸ごと買収すると同時に、小澤氏は楽天執行役員として同社のオークション事業を飛躍的に成長させるほか、楽天イーグルス取締役事業本部長として、同球団立ち上げの陣頭指揮をとった。そして、いきなり初年度、同球団を日本の球団の中で唯一の黒字経営へと導いたのが、小澤氏が新規ビジネス成功のカギを握るとまで断言する、「打ち出し角度」の設定だったという。  現在は楽天顧問として、同社経営の中枢に携わるほか、日本のビジネス業界を活気づけるべく、10社以上のベンチャー企業への投資やコンサルティング業を通じて、資金、ノウハウの両面にて積極的に新しい起業家たちのサポートを行う中で、常にビジネスの最前線に身を置いている。  また近年は、NPO法人、政府、企業を結びつけて、迅速かつ的確な災害対策支援を実現するための、プラットフォームを提供する社団法人Civic Force理事として、東日本大震災被災者の生活再建や企業/産業復興の活動にも取り組んでいる。  今回、そんな小澤氏を講師として迎え、2月8日(水)午後7時~第6回「サイゾーpresents"本音の"ビジネスキャリア塾」を開催することが決定した。  飽くなきまでに挑戦し続け、常に自らのキャリアを切り開きながら、ビジネスの最前線に立ってきた小澤氏に、 「ベンチャー起業、新規ビジネスで成功するための、『打ち出し角度』設定の仕方」 「今ビジネスパーソンが身につけるべきこととは?」  などについて、この講演会で語っていただく。    もちろん質問や相談があれば、小澤氏にその場で直接聞けるインタラクティブな交流の時間もたくさん設け、みなさまの満足度100%を目指します。  講演会は先着順で参加者募集中ですので、ふるってご参加ください。人数が定員になり次第、募集は終了いたします。 ※詳細内容の確認、お申し込みは、こちらのサイトよりお願いします。 ■イベント詳細 【第6回 サイゾーpresents"本音の"ビジネスキャリア塾】 「新規ビジネス成功の極意」 ■講演者 小澤隆生 楽天株式会社顧問(同社 元楽天イーグルス取締役事業本部長) 小澤総合研究所所長 一般財団法人ジャスト・ギビング・ジャパン 理事 公益社団法人Civic Force 理事
 スターフェスティバル株式会社 取締役
 株式会社インテリジェンステクノロジー 取締役
 株式会社ロケットスタート パトロン
 (千葉県出身/1972年生まれ/早稲田大学法学部卒)       ■日時 2月8日(水) 午後7時~9時(開場午後6時半) (構成) 午後7時〜8時 講演 午後8時〜9時 事前メール、及び会場受講者から小澤氏への質疑応答 ※終了後、小澤氏との名刺交換のお時間がございます(ご希望者のみ) ■場所 渋谷区道玄坂(詳細は参加者にお知らせします) ■参加費 銀行振込  :3,000円(税込)
  当日現金払い:3,500円(税込)
  ※特別割引価格の「銀行振込」をお薦めします。 ■お問い合わせ窓口 css@cyzo.com ※詳細内容の確認、お申し込みは、こちらのサイトよりお願いします。 ※当イベントの録音や録画、撮影は禁止です。また、メディアからの取材は受け付けておりません。
 ■主催 株式会社サイゾー

カリスマ起業家が教える「新規事業成功のための8つのポイント」

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小澤隆生氏
 2011年12月、ある企業の東証マザーズ上場が密かに話題となった。その会社の名前は「リブセンス」。掲載料不要の求人サイトを運営する会社であるが、社長の村上太一氏はなんと25歳、国内史上最年少上場記録を塗り替えた。  11年はこのほかにも、東日本大震災という逆境をもろともせず、上場企業数が実に前年度比7割増となるなど、ライブドア事件、長引く不況のあおりも受け、元気をなくしていた日本のベンチャー企業家たちにとって、序々に明るいニュースが聞こえるようになってきた。    そんななか、将来の上場を目指し日々格闘しているベンチャー企業家や、新規ビジネスに携わるビジネスパーソン人にとって、モデルケースとなる人物がいる。  それが、楽天元執行役員・小澤隆生氏である。  ネット上では「おざーん」の愛称で親しまれている小澤氏は、27歳という若さで、社員数2人でビズシークという会社を起業。「ネット上で買い手が『こういうモノをこれくらいの値段で買いたい』と呼びかけ、それに対し売り手が反応して取引が成立する」という、いわゆるリバースオークションを利用した同社のビジネスモデルは当時画期的だった。加えて、ユーザのサイト内での行動を解析するという、これまた当時では革命的なマーケティング手法を確立した。  創業後しばらくの間は、そのサービスとマーケティングの先端性のあまり、ベンチャーキャピタルからは「意味が理解できない」と追い返されるなど、決して順調ではなかった。  しかし、渋谷を中心にベンチャー企業集積地をつくる=「ビットバレー」提唱者であり、ネットエイジ代表取締役の西川潔氏をはじめ、小澤氏同様時代の先を行く理解者たちの協力を得て、わずか2年目には5億円もの増資を行う。  その後、のちに楽天がこの事業を丸ごと買収すると同時に、小澤氏は楽天執行役員として同社のオークション事業を飛躍的に成長させるほか、楽天イーグルス取締役事業本部長として、同球団立ち上げの陣頭指揮をとった。そして、いきなり初年度、同球団を日本の球団の中で唯一の黒字経営へと導いたのが、小澤氏が新規ビジネス成功のカギを握るとまで断言する、「打ち出し角度」の設定だったという。  現在は楽天顧問として、同社経営の中枢に携わるほか、日本のビジネス業界を活気づけるべく、10社以上のベンチャー企業への投資やコンサルティング業を通じて、資金、ノウハウの両面にて積極的に新しい起業家たちのサポートを行う中で、常にビジネスの最前線に身を置いている。  また近年は、NPO法人、政府、企業を結びつけて、迅速かつ的確な災害対策支援を実現するための、プラットフォームを提供する社団法人Civic Force理事として、東日本大震災被災者の生活再建や企業/産業復興の活動にも取り組んでいる。  今回、そんな小澤氏を講師として迎え、2月8日(水)午後7時~第6回「サイゾーpresents"本音の"ビジネスキャリア塾」を開催することが決定した。  飽くなきまでに挑戦し続け、常に自らのキャリアを切り開きながら、ビジネスの最前線に立ってきた小澤氏に、 「ベンチャー起業、新規ビジネスで成功するための、『打ち出し角度』設定の仕方」 「今ビジネスパーソンが身につけるべきこととは?」  などについて、この講演会で語っていただく。    もちろん質問や相談があれば、小澤氏にその場で直接聞けるインタラクティブな交流の時間もたくさん設け、みなさまの満足度100%を目指します。  講演会は先着順で参加者募集中ですので、ふるってご参加ください。人数が定員になり次第、募集は終了いたします。 ※詳細内容の確認、お申し込みは、こちらのサイトよりお願いします。 ■イベント詳細 【第6回 サイゾーpresents"本音の"ビジネスキャリア塾】 「新規ビジネス成功の極意」 ■講演者 小澤隆生 楽天株式会社顧問(同社 元楽天イーグルス取締役事業本部長) 小澤総合研究所所長 一般財団法人ジャスト・ギビング・ジャパン 理事 公益社団法人Civic Force 理事
 スターフェスティバル株式会社 取締役
 株式会社インテリジェンステクノロジー 取締役
 株式会社ロケットスタート パトロン
 (千葉県出身/1972年生まれ/早稲田大学法学部卒)       ■日時 2月8日(水) 午後7時~9時(開場午後6時半) (構成) 午後7時〜8時 講演 午後8時〜9時 事前メール、及び会場受講者から小澤氏への質疑応答 ※終了後、小澤氏との名刺交換のお時間がございます(ご希望者のみ) ■場所 渋谷区道玄坂(詳細は参加者にお知らせします) ■参加費 銀行振込  :3,000円(税込)
  当日現金払い:3,500円(税込)
  ※特別割引価格の「銀行振込」をお薦めします。 ■お問い合わせ窓口 css@cyzo.com ※詳細内容の確認、お申し込みは、こちらのサイトよりお願いします。 ※当イベントの録音や録画、撮影は禁止です。また、メディアからの取材は受け付けておりません。
 ■主催 株式会社サイゾー

知事「見てきたから安心」発言も……対話進まぬ神奈川の被災地がれき受け入れ問題

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「対話の広場」はUSTREAMでも配信された。
画面は参加者の質問に応じる神奈川県知事・黒岩氏
 1月30日夜、東日本大震災で生じたがれきの受け入れを表明している神奈川県の黒岩祐治知事は、県民への説明会を横浜市中区の県庁で開催した。こうした説明会は過去2回開かれているが、黒岩知事が県民と直接対話することで県民の理解を得ようという趣旨だったものの、約220人の参加者のほとんどが受け入れ反対の立場なだけに今回も物別れに終わった格好だ。それどころか、参加者からは「論点をそらすばかりで、こちらの質問にまったく答えていない」「全然対話になっていない噴飯ものの説明会」などと批判が相次いだ。  「緊急開催! 黒岩知事との対話の広場」と題されたこの説明会だが、開始早々から場内から怒号が飛び交う騒然とした雰囲気。ヤジで県側の説明も聞こえないほどで、興奮した参加者同士が小競り合いを始める場面も見られた。登壇したのは黒岩知事のほか、神奈川県の担当者や前川和彦・東大名誉教授、被災地の岩手県関係者らだったが、横浜市在住の40代の男性参加者は次のように憤る。 「がれきの処理で生じる放射線量の安全性を訴えるのにレントゲンや飛行機に乗ることによる被ばくを例に持ち出すなんて、今どき子どもだましですよ(苦笑)。とにかく、まず"受け入れありき"の県側のスタンスに不信感を持ちましたね。大体、前川教授なんて原子力安全研究協会の御用学者じゃないですか。黒岩知事にしても『自分は実際に被災地へ行って見てきた。安心だ』と、科学的に無根拠なことを繰り返すばかり。『見てきた』なんて、大体、放射能が目に見えるのかという話ですよ!」  "対話の広場"と謳う割には主催者側の説明ばかりが続き、実質的な質疑応答の時間も短かった。説明会そのものは2時間にわたって行われたが、質疑応答に当てられた時間はわずか30~40分程度。質問は1人1問で3分以内のため、質問者は10人にも満たない上、追加の質問ができないので対話は一向に深まらない。しかも、参加者らの厳しい追及に対して論点をそらし、まともに応じようしないので、彼らのフラストレーションも溜まるばかり。 「質問しようと放射能問題に精通していそうな市民運動関係者が挙手しても、司会者がスルーしていましたからね。面倒臭そうな人は最初からしゃべらせる気がなかったようです。それと、記録のためと称して説明会の様子を撮影していましたが、なぜかヤジを飛ばしたりしている人たちを中心に撮影していました。撮影者も県の職員じゃないような気がしましたね。とにかくイライラばかりが募る説明会で、質問者の口調も自ずと厳しくなってしまい、終盤では黒岩知事もしどろもどろになって答えていました」(同参加者)  黒岩知事側としては、神奈川県民と直接対話することでがれき受け入れに対する不安を払拭しようという思惑があったのかもしれないが、これではまるで逆効果。"シャンシャン総会"を目論んではみたものの失敗して荒れてしまった企業の株主総会のようだった。黒岩知事は「今後も地元のみなさんと膝を突き合わせて丁寧に説明していく」と意欲をみせているが、現状を見る限りでは県民の理解を得るのは困難だといえそうだ。 (文=牧隆文)
がれきの中で本当にあったこと ウラ金? amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 ・【シリーズ・震災遺体(上)】釜石市、市長たちが語る遺体安置所の光景「住民票を移すか、子どもを関東に戻すか」原発事故 自主避難家族に迫られる理不尽な選択「復興支援は新たなステージに」これからの被災地支援のカギとは?

知事「見てきたから安心」発言も……対話進まぬ神奈川の被災地がれき受け入れ問題

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「対話の広場」はUSTREAMでも配信された。
画面は参加者の質問に応じる神奈川県知事・黒岩氏
 1月30日夜、東日本大震災で生じたがれきの受け入れを表明している神奈川県の黒岩祐治知事は、県民への説明会を横浜市中区の県庁で開催した。こうした説明会は過去2回開かれているが、黒岩知事が県民と直接対話することで県民の理解を得ようという趣旨だったものの、約220人の参加者のほとんどが受け入れ反対の立場なだけに今回も物別れに終わった格好だ。それどころか、参加者からは「論点をそらすばかりで、こちらの質問にまったく答えていない」「全然対話になっていない噴飯ものの説明会」などと批判が相次いだ。  「緊急開催! 黒岩知事との対話の広場」と題されたこの説明会だが、開始早々から場内から怒号が飛び交う騒然とした雰囲気。ヤジで県側の説明も聞こえないほどで、興奮した参加者同士が小競り合いを始める場面も見られた。登壇したのは黒岩知事のほか、神奈川県の担当者や前川和彦・東大名誉教授、被災地の岩手県関係者らだったが、横浜市在住の40代の男性参加者は次のように憤る。 「がれきの処理で生じる放射線量の安全性を訴えるのにレントゲンや飛行機に乗ることによる被ばくを例に持ち出すなんて、今どき子どもだましですよ(苦笑)。とにかく、まず"受け入れありき"の県側のスタンスに不信感を持ちましたね。大体、前川教授なんて原子力安全研究協会の御用学者じゃないですか。黒岩知事にしても『自分は実際に被災地へ行って見てきた。安心だ』と、科学的に無根拠なことを繰り返すばかり。『見てきた』なんて、大体、放射能が目に見えるのかという話ですよ!」  "対話の広場"と謳う割には主催者側の説明ばかりが続き、実質的な質疑応答の時間も短かった。説明会そのものは2時間にわたって行われたが、質疑応答に当てられた時間はわずか30~40分程度。質問は1人1問で3分以内のため、質問者は10人にも満たない上、追加の質問ができないので対話は一向に深まらない。しかも、参加者らの厳しい追及に対して論点をそらし、まともに応じようしないので、彼らのフラストレーションも溜まるばかり。 「質問しようと放射能問題に精通していそうな市民運動関係者が挙手しても、司会者がスルーしていましたからね。面倒臭そうな人は最初からしゃべらせる気がなかったようです。それと、記録のためと称して説明会の様子を撮影していましたが、なぜかヤジを飛ばしたりしている人たちを中心に撮影していました。撮影者も県の職員じゃないような気がしましたね。とにかくイライラばかりが募る説明会で、質問者の口調も自ずと厳しくなってしまい、終盤では黒岩知事もしどろもどろになって答えていました」(同参加者)  黒岩知事側としては、神奈川県民と直接対話することでがれき受け入れに対する不安を払拭しようという思惑があったのかもしれないが、これではまるで逆効果。"シャンシャン総会"を目論んではみたものの失敗して荒れてしまった企業の株主総会のようだった。黒岩知事は「今後も地元のみなさんと膝を突き合わせて丁寧に説明していく」と意欲をみせているが、現状を見る限りでは県民の理解を得るのは困難だといえそうだ。 (文=牧隆文)
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水嶋ヒロの話はダメなの? 絢香の"ブチ切れ"メール騒動に見る夫婦関係

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「どうしてこうなった!?」って
今の自分に問いたくならない?

 31日発売の「女性自身」(光文社)に、2年間の活動休止を経て復帰した歌手・絢香が『とくダネ!』(フジテレビ系)の小倉智昭キャスターに"ブチ切れ"メールを送ったことが報じられた。

 小倉はかねてより絢香と親交があり、絢香の曲をベタ褒めするなど大のお気に入りだった。俳優・水嶋ヒロとの結婚時にも、番組内で絢香から送られてきたメールの内容を明かしたこともあった。

 そんな良好な関係を築いていた両者だが、トラブルの発端となったのは1月4日に放送されたインタビュー。「女性自身」によれば、収録では小倉が絢香の復帰について話を聞くとともに、活動休止中に絢香を支えた夫・水嶋のことにも質問が及んだという。

食道がんで休養のやしきたかじんに付きまとう暴力団との"黒い交際"説

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『たかじんnoばぁ~DVD-BOX THEガォー!
LEGEND II 』(東宝)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  "浪速の視聴率男"と呼ばれている、歌手でタレントのやしきたかじんが、食道がんのために長期休養することを1月31日深夜に発表した。発表直前から、たかじんの電撃引退情報は流れていた。理由は、暴力団との黒い交際が発覚したというもの。  たかじんは、島田紳助引退時に「(引退会見での紳助は)歯切れ悪いですね。本質が暴力団とのメールだけで吉本興業は切らないと思いますが」などとTwitterで発言し、紳助と暴力団の間に、さらなる深い関係があるのではないかという点をにおわせていた。今度は、そのたかじん本人に"黒い火の粉"が降りかかったというのだ。  その真偽不明の情報は具体的で、四国に本拠を置く山口組系暴力団幹部とのツーショット写真が出回ったという内容。しかも、情報源は警察庁や大阪府警だということで、マスコミ各社が一斉に裏取りに動いた。筆者も、たかじんと親しいお笑い関係者と連絡を取って、情報収集。だが、「たかじんが紳助の引退問題に言及したことで、暴力団関係者から脅されていたようだ」という情報はあったものの、暴力団交際説の裏は取れずじまいだった。それだけに、たかじんの口から、長期休養の真相を聞きたいものだ。  筆者はたかじんの「東京」がヒットしたころ――確か、1993年ごろだと記憶しているが――彼の熱愛疑惑を取材するために、大阪の実家を直撃したことがある。熱愛の相手は、松竹新喜劇の大スターだった故・藤山寛美さんの長女で、舞台女優の藤山直美だった。情報源が確かだったことから、始発の新幹線で大阪に向かい、たかじんのマンションに着いて、部屋のブザーを押したところ、たかじんが「こんな早い時間から何の用や」と言いながら顔を出した。彼に取材主旨を告げると、すぐに部屋に入れてくれた。朝方まで飲んで帰ってきたところだったのだ。  たかじんは藤山との関係は否定したが、筆者のことを「面白い男だ」と歓迎してくれ、2人でビールを飲み始めた。その後、昼には毎日放送のラジオの生番組があるというので、局まで同行した。そして、筆者が『佐賀のがばいばあちゃん』でその後、再ブレークした元「B&B」の島田洋七と親しいことを知ったたかじんは、「今度、東京に行くから、3人で飲もう」と言い、再会を約束して別れた。初対面の芸能記者に対して、こうした対応ができるとは、たかじんの器の大きさを感じさせるエピソードといえるだろう。  大阪での約束は、しばらくたってから実行された。3人は夜の銀座に9時に集合、5軒のクラブをハシゴして、ホステスを連れてアフターへ。カラオケでは、たかじんが「東京」を歌ってくれた。すると、ホステスの一人が「ワッ、たかじん、そっくり」と感動。たかじんが「わいや。わいがたかじんや!」と言ったのを忘れない。  彼は東京で顔が売れていないことにかなりのショックを受けたようだ。しかし、筆者がごちそうしたことへの感謝の気持ちとして、義理堅く「今後はわいが北新地を案内します」と誘ってくれた。後日、洋七のスケジュールに合わせて大阪に行ったが、たかじんは体調を崩してドタキャン。それ以来、たかじんとは会っていないが、その後、彼は"浪速の視聴率男"として本格的にブレーク。うれしい限りだが、同時に筆者には、たかじんが北新地で残している"武勇伝"がしばしば聞こえてきただけに、何も起こらなければいいがと危惧していた。  北新地には、暴力団を含め、有象無象が集まる。たかじんのようなスターのもとに、そうした勢力が喜んで近づいてくることは想像にかたくない。  長期休業の裏に、何らかのトラブルがあったという見方は依然拭えないが、何より心配なのはたかじんの体調だ。がんを克服して、暴力団交際説の裏取りに翻弄された芸能マスコミに、いつものように毒づいてほしいものだ。 (文=本多圭)
たかじんnoばぁ~DVD-BOX THEガォー!LEGEND II 後釜はミヤネで本当にいいの? amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 ・「喉に穴が開き、高熱を押して......」故・立川談志が筆談で弟子に残した4文字「本当は『ミヤネ屋』を辞めたかった?」"不倫・隠し子"宮根誠司 おとがめなしの裏事情「第2第3のスキャンダルも噴出寸前!?」"二股・隠し子"宮根誠司に視聴者から抗議殺到中

食道がんで休養のやしきたかじんに付きまとう暴力団との"黒い交際"説

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『たかじんnoばぁ~DVD-BOX THEガォー!
LEGEND II 』(東宝)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  "浪速の視聴率男"と呼ばれている、歌手でタレントのやしきたかじんが、食道がんのために長期休養することを1月31日深夜に発表した。発表直前から、たかじんの電撃引退情報は流れていた。理由は、暴力団との黒い交際が発覚したというもの。  たかじんは、島田紳助引退時に「(引退会見での紳助は)歯切れ悪いですね。本質が暴力団とのメールだけで吉本興業は切らないと思いますが」などとTwitterで発言し、紳助と暴力団の間に、さらなる深い関係があるのではないかという点をにおわせていた。今度は、そのたかじん本人に"黒い火の粉"が降りかかったというのだ。  その真偽不明の情報は具体的で、四国に本拠を置く山口組系暴力団幹部とのツーショット写真が出回ったという内容。しかも、情報源は警察庁や大阪府警だということで、マスコミ各社が一斉に裏取りに動いた。筆者も、たかじんと親しいお笑い関係者と連絡を取って、情報収集。だが、「たかじんが紳助の引退問題に言及したことで、暴力団関係者から脅されていたようだ」という情報はあったものの、暴力団交際説の裏は取れずじまいだった。それだけに、たかじんの口から、長期休養の真相を聞きたいものだ。  筆者はたかじんの「東京」がヒットしたころ――確か、1993年ごろだと記憶しているが――彼の熱愛疑惑を取材するために、大阪の実家を直撃したことがある。熱愛の相手は、松竹新喜劇の大スターだった故・藤山寛美さんの長女で、舞台女優の藤山直美だった。情報源が確かだったことから、始発の新幹線で大阪に向かい、たかじんのマンションに着いて、部屋のブザーを押したところ、たかじんが「こんな早い時間から何の用や」と言いながら顔を出した。彼に取材主旨を告げると、すぐに部屋に入れてくれた。朝方まで飲んで帰ってきたところだったのだ。  たかじんは藤山との関係は否定したが、筆者のことを「面白い男だ」と歓迎してくれ、2人でビールを飲み始めた。その後、昼には毎日放送のラジオの生番組があるというので、局まで同行した。そして、筆者が『佐賀のがばいばあちゃん』でその後、再ブレークした元「B&B」の島田洋七と親しいことを知ったたかじんは、「今度、東京に行くから、3人で飲もう」と言い、再会を約束して別れた。初対面の芸能記者に対して、こうした対応ができるとは、たかじんの器の大きさを感じさせるエピソードといえるだろう。  大阪での約束は、しばらくたってから実行された。3人は夜の銀座に9時に集合、5軒のクラブをハシゴして、ホステスを連れてアフターへ。カラオケでは、たかじんが「東京」を歌ってくれた。すると、ホステスの一人が「ワッ、たかじん、そっくり」と感動。たかじんが「わいや。わいがたかじんや!」と言ったのを忘れない。  彼は東京で顔が売れていないことにかなりのショックを受けたようだ。しかし、筆者がごちそうしたことへの感謝の気持ちとして、義理堅く「今後はわいが北新地を案内します」と誘ってくれた。後日、洋七のスケジュールに合わせて大阪に行ったが、たかじんは体調を崩してドタキャン。それ以来、たかじんとは会っていないが、その後、彼は"浪速の視聴率男"として本格的にブレーク。うれしい限りだが、同時に筆者には、たかじんが北新地で残している"武勇伝"がしばしば聞こえてきただけに、何も起こらなければいいがと危惧していた。  北新地には、暴力団を含め、有象無象が集まる。たかじんのようなスターのもとに、そうした勢力が喜んで近づいてくることは想像にかたくない。  長期休業の裏に、何らかのトラブルがあったという見方は依然拭えないが、何より心配なのはたかじんの体調だ。がんを克服して、暴力団交際説の裏取りに翻弄された芸能マスコミに、いつものように毒づいてほしいものだ。 (文=本多圭)
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