「帰る場所を奪わないで」めざまし・大塚範一 "卒業"でネット大荒れ!!


※イメージ画像:フジテレビ系『めざましテレビ』
公式サイトキャスター紹介より
【メンズサイゾーより】  急性リンパ性白血病と診断され、昨年11月から休養している『めざましテレビ』(フジテレビ系)のメインキャスター、大塚範一が3月末で同番組を"卒業"することが28日に発表された。替わって4月からは三宅正治アナウンサーがメインキャスターに就任する。三宅アナは「三宅に任せてよかった......大塚さんにそう思ってもらえるように精一杯がんばります」とコメントを寄せており、一方の大塚キャスターは「回復した際にはスタジオにお邪魔してお礼の挨拶をしたい」とコメント。療養にはしばらく時間がかかるとも明かしている。しかし、この大塚キャスターの"卒業"発表にネット上では批判が渦巻いているようだ。  主な声は「えげつない」「10年以上頑張ってきたのに病気と一緒にクビ切りてあんまりだわ」「復帰待っててあげろよ」など......

映画創成期に散った"殉教者"への聖歌 3D映画『ヒューゴの不思議な発明』

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1930年代のパリを舞台にした『ヒューゴの不思議な発明』。
身寄りのないヒューゴ少年(エイサ・バターフィールド)が
コドクから解放される様子を描く。
(C)2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved
 コドクな少年が、ある宗教の存在によって救済される。その宗教とは、キリスト教でも仏教でもイスラム教でもない。教会で神父さまのありがたい説教に耳を傾ける代わりに、その宗教はスクリーンに投影されたフィクションの世界に胸を躍らせることで、信者たちの心はすっきりと浄化される。マーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』は、ひとりぼっちの少年と"映画教"との幸福な出会いについて描いている。本作は映画教の教祖であるジョルジュ・メリエスにまつわる光と影のドラマであり、スコセッシ監督自身の映画教への信心深さを伝えるものだ。  『ヒューゴの不思議な発明』はスコセッシ監督にとって初の3D作品であり、家族向け映画でもある。『タクシードライバー』(76)、『レイジング・ブル』(80)、『グッドフェローズ』(90)のようなバイオレンスシーンを期待して劇場に足を運ぶと肩すかしをくらう。予告編を見ると、機械人形をめぐる大冒険ファンタジーのような印象を抱くが、それもビミョーに異なる。近年は古典映画の修復事業にも取り組むスコセッシ監督が、主人公ヒューゴ少年(エイサ・バターフィールド)を介して映画創成期の偉人ジョルジュ・メリエス(1861~1938)の業績を讃える内容となっている。
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『キックアス』(10)のヒットガールで人気者
になったクロエ・グレース・モレッツが共演。
今回は殺戮シーンはなし。
 映画史上初となるSF映画『月世界旅行』(1902)の監督として有名なジョルジュ・メリエスは、もともとは奇術師であり、パリで小さな劇場を経営する興行主でもあった。新しいもの、珍しいもの好きなメリエスは、リュミエール兄弟が開発したシネマトグラフに驚嘆し、みずから映画の製作・監督・上映を始める。生まれたばかりの映画はイリュージョン、錬金術の一種だったのだ。リュミエール兄弟が作っていた映画はもっぱら世界各地のエキゾチックな光景を映し出したドキュメンタリー的内容だったが、奇術師兼劇場オーナーであったメリエスが製作・監督することで映画は幻想性・演劇性を持つもショーへと変容していった。メリエスは映画の中で、アポロよりも早く月世界へ行き、メフィストに変身し、美とエロス溢れる女神たちをスクリーンいっぱいに踊らせた。いわゆるエンターテイメントとしての映画を生み出したのが、メリエスだった。フィルムに着色したカラー映画や撮影カメラを2台並べた3D撮影にも取り組んだパイオニアだった。  2月16日、来日会見を開いたスコセッシ監督は、プロデューサーと奥さんから『ヒューゴの不思議な発明』のヒューゴ少年はスコセッシ監督自身であることを指摘されたと語った。NYのダウンタウンで生まれ育ったスコセッシ監督は、ぜんそくに苦しむ脆弱な少年だった。運動することも動物や植物に触れることもできなかったスコセッシ少年の心が唯一ときめいたのは、父親に連れられて映画館へ行くとき。映画を観ながらイマジネーションの世界で、スコセッシ少年は存分に暴れ回った。敬虔なカトリック信者でもあったスコセッシ少年は司祭になることも考えたが、神学の道はドロップアウトしてしまう。そんな彼を受け入れてくれたのが、またもや映画の世界だった。近所で育った俳優のロバート・デ・ニーロやハーヴェイ・カイテルらと組んで、映画の世界で名を挙げていく。『タクシードライバー』をはじめとするバイオレンスものは、自由に遊ぶことができなかった少年時代の裏返しだったのだ。
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パパ・ジョルジュ役を演じたのは『ガンジー』
(82)、『エレジー』(08)の名優ベン・
キングスレー。風格あります。
 スコセッシ少年をはじめ、世界中に熱烈な信者を抱える映画教だが、映画が誕生した19世紀末は映画教に携わる人たちにとっては受難の時代だった。メリエスは生涯に500本以上の作品を撮る人気監督だったが、巨大化していく映画産業の波に押し流され、多くのフィルムは消失し、晩年はモンマルトル駅のキヨスクでひっそりオモチャを売って生計を立てていた。メリエスが映画製作にのめり込むきっかけを作った発明家シャルル・エミール・レイノーは世界初のアニメーション作家として映画史に名を残しているが、生きている間はお金と名声に恵まれなかった。苦労して作った作品を河に棄てて、失意のうちに他界している。また、スコセッシ監督は少年の頃に観たイギリス映画『マジックボックス』(51)がとても印象に残っていると会見で話した。『マジックボックス』はイギリスの発明家ウィリアム・フリーズ・グリーンの伝記もの。撮影カメラ、映写機の仕組みを発案した人物だが、グリーンもまた悲劇的な一生を終えている。彼らに共通していたのは今までにない新しい発明品をつくることで、みんなが驚いたり、喜んだりするのを生き甲斐としていたこと。発明でお金儲けすることは後回しだった。発明王エジソンのようなビジネス的才能には恵まれなかった。いわば、彼らは映画教の誕生に尽力した聖なる殉教者たちなのだ。  実態のないものを信じるという点では、宗教も映画も同じだ。コドクな人間を救うということも、巨大化した宗教や映画は信者たちから金を巻き上げるシステムへと変じていくことでも似ている。スコセッシ監督自身、恵まれた環境でメジャー大作を撮るようになり、興行成績とは反比例して、かつての映画教原理主義者的な過激さは薄れていった印象を与える。そのことを大人としての成熟と見るか、社会への迎合と見るかは人それぞれだろう。ただし、『ヒューゴの不思議な発明』を観る限り、少年時代の自分を救ってくれた映画と映画史の先人たちへの信仰心をスコセッシ監督は忘れていないことは確かなようだ。 (文=長野辰次) hugo4.jpg 『ヒューゴの不思議な発明』 監督/マーティン・スコセッシ 脚本/ジョン・ローガン 出演/ベン・キングスレー、エイサ・バターフィールド、クロエ・グレース・モレッツ、サシャ・バロン・コーエン、ジュード・ロウ 配給/パラマウント ピクチャーズ ジャパン 3月1日(木)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー <http://www.hugo-movie.jp>
ヒューゴの不思議な発明 公式ガイドブック ファン必読。 amazon_associate_logo.jpg
●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第159回]これはホラー? それともコメディ? 勘違い女が爆走『ヤング≒アダルト』 [第158回] ピラミッドは古代からのメッセージ!? 歴史ミステリー『ピラミッドの謎』 [第157回] 韓国映画の名匠が明かす"創作の極意"イ・チャンドン監督『ポエトリー』 [第156回] ローカル局で"伝説となった男"の生涯『木村栄文レトロスペクティブ』 [第155回] 米国に半世紀も君臨した"影の大統領" FBI初代長官『J・エドガー』 [第154回]犯罪者たちに学ぶ"人心掌握術"の奨め『アニマル・キングダム』『預言者』 [第153回]"地獄"からの生還者・板尾創路の凄み 古典落語を過激に脚色『月光ノ仮面』 [第152回]早くも2012年ベスト1映画が登場!"代理殺人"を巡る恐怖『哀しき獣』 [第151回]父殺し、自分殺し、そして再生の物語 園子温流ラブストーリー『ヒミズ』 [第150回]米国お笑い横断旅行『宇宙人ポール』人間のちっぽけな悩みはETが解決! [第149回]70年前と変わらない日本人の精神構造『聯合艦隊司令長官 山本五十六』 [第148回]追悼......"永遠の反逆児"原田芳雄さん幻の主演作『原子力戦争』がDVD化 [第147回]"ファスト風土"を舞台にした犯罪喜劇 J・アイゼンバーグ主演『ピザボーイ』 [第146回]"正義のゾンビ"が犯罪者を貪り喰う! イラク戦争奇談『ゾンビ処刑人』 [第145回] "時代の寵児"の未ソフト化作品上映!「松江哲明グレイテスト・ヒッツ」 [第144回]原発事故を描いた『カリーナの林檎』と今関あきよし監督の背負った贖罪 [第143回]"窮屈なモラル"を脱ぎ捨てた裸の女たち 園子温監督の犯罪エロス『恋の罪』 [第142回]ノーベル賞作家・川端康成が夢想した新風俗『スリーピングビューティー』 [第141回]横暴な上司は有志社員が制裁します!『モンスター上司』のブラックな笑い [第140回]"クソみたいな社会を変えたい!"高校生テロリストの凄春『アジアの純真』 [第139回] うつ病なんかヘーキ!? 宮崎あおい主演作『ツレがうつになりまして。』 [第138回]"神話"が生まれる瞬間を目撃せよ! 人類への黙示録『猿の惑星:創世記』 [第137回]刑務所で食する至高の味『極道めし』ヒロインの後ろ姿に、むせび泣き! [第136回]"理想の恋人"という偶像を破壊せよ 深夜番長の劇場デビュー作『モテキ』 [第135回]"城定秀夫監督、ブレイク前夜の予感! 闘争本能を呼び覚ます『タナトス』 [第134回]"人間失格"の道を選んだ映画監督の業 林由美香の最新主演作『監督失格』 [第133回]ホラ吹きのホラを見破る特異な職能 ポランスキー監督『ゴーストライター』 [第132回]芦田愛菜、6歳にして危険な魅力!? 子連れで全力疾走『うさぎドロップ』 [第131回]元"暴走族"が書いた旧友への鎮魂歌 青春懺悔録『アメイジング グレイス』 [第130回]V・ギャロ主演のサバイバルグルメ!? 『エッセンシャル・キリング』 [第129回]『キック・アス』より悪趣味で泣ける 中年男の悪ノリ暴走劇『スーパー!』 [第128回]この夏の清涼剤、地方少女のダンス成長記『あぜみちジャンピンッ!』 [第127回]竹ヤリで世界進出"スシタイフーン"『エイリアンVSニンジャ』ほか逆上陸 [第126回]イーモウ監督、久々のアイドル映画 中華的妹萌え『サンザシの樹の下で』 [第125回]ナタリー・ポートマン vs. ヘビメタ野郎 人気女優の隠し球『メタルヘッド』 [第124回]黒澤明の名作『生きる』のラテン版! ヤモメ男が残した遺産『BIUTIFUL』 [第123回]北国で93年間営業を続ける"大黒座"と町の記録『小さな町の小さな映画館』 [第122回]新幹線がすれ違う瞬間、願いが叶う? 小学生の目線で描かれた『奇跡』 [第121回]理想と情熱がもたらした"痛い現実" 青春の蹉跌『マイ・バック・ページ』 [第120回]胸に響く金言"プロとは手を抜くこと" 職人秘話『アトムの足音が聞こえる』 [第119回]危険な出会い、井口昇ミーツ仲村みう 悪夢の遊園地『富江 アンリミテッド』 [第118回]ナタリー・ポートマン"第1章"の終幕 虚実が攻め合う『ブラック・スワン』 [第117回]"セカイ"を旅立った少女の地底探検記 新海誠監督の新作『星を追う子ども』 [第116回] 美少女たちの輝きが脳裏から離れない。青春ムービー『魔法少女を忘れない』 [第115回] 恋愛が与える"陶酔"とリアルな"痛み"サブカル活劇『スコット・ピルグリム』 [第114回]妄想、空想、そして現実からの大脱走 美少女革命『エンジェル ウォーズ』 [第113回]"3.11"後の新しい映画モデルとなるか『劇場版 神聖かまってちゃん』の挑戦 [第112回]マスコミが讃えた"楽園"のその後、ひとりの少女の成長記録『愛しきソナ』 [第111回]閉鎖的な"村社会"をブチ破ったれ! 韓流サバイバル劇『ビー・デビル』 [第110回]"粋"を愛したフランスの伯父さん J・タチ主演『イリュージョニスト』 [第109回]自分にとって家族は敵か、味方か? オスカー2冠受賞『ザ・ファイター』 [第108回]コーエン兄弟『トゥルー・グリット』40年で変化した"米国のヒーロー像" [第107回]ジョニー・デップが愛した"極道記者" 『GONZO』奇人がスターだった時代 [第106回] 巨匠イーストウッド監督の異色作! 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「なぜトロッコは人力?」コンサートの不思議に、ジャニタレが答える!

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【ジャニーズ研究会より】

 今月号の「Myojo」(集英社)は、同社から間もなくHey!Say!JUMPのカレンダーが発売されるということもあってか、Hey!Say!JUMPのボリュームが多いような......。そして年に1度の「JUMP読者コラボ祭り」が展開されています。「JUMPなんでも大賞」では、読者・ファンのメンバーに対するイメージが明るみになっています。

 例えば、「ツンデレそう」「メール打つのが速そう」には高木雄也が選ばれ、その理由も「JUMPでいちばんオレ様キャラだから(笑)」「なんかチャラいイメージだからなんとなく(笑)」とちょっとクールな遊び人キャラと認識されている様子。一方、有岡大貴は「晴れ男そう」「ちょんまげが似合いそう」「ドヤ顔してそう」と、まったく色気がない部門で選ばれています。「お母さんにしたい」という項目に選ばれたのは薮宏太。本人も「なんで俺がお母さん? 包容力があるってこと? 料理も洗濯もなーんにもできないのに...」と不思議な様子。

いつもは王子様のように完璧な彼、お酒を飲んだ瞬間に豹変!?

【作品名】『Sプレイ 快感の味』 【作者】桐嶋ショウコ

【作品紹介】 王子様みたいに優しくてカッコイイ彼氏・臣クンとは付き合って3カ月。「たまにはロマンチックな夜を」と思ってお酒を飲ませたら、超ドSに豹変!? ゴーインに唇をわって、「俺の上でよがらせてやる」なんて!!

【サイゾーウーマンリコメンド】 お酒を飲んだら、ビックリするぐらいのオレ様になるなんて、80年代のラブコメみたいで懐かして安心するわ~。「おれの上でよがらせてやる」なんて言われてみたいわ~。実際に言われたらグーパンチしちゃいそうだけど☆

いつもは王子様のように完璧な彼、お酒を飲んだ瞬間に豹変!?

【作品名】『Sプレイ 快感の味』 【作者】桐嶋ショウコ

【作品紹介】 王子様みたいに優しくてカッコイイ彼氏・臣クンとは付き合って3カ月。「たまにはロマンチックな夜を」と思ってお酒を飲ませたら、超ドSに豹変!? ゴーインに唇をわって、「俺の上でよがらせてやる」なんて!!

【サイゾーウーマンリコメンド】 お酒を飲んだら、ビックリするぐらいのオレ様になるなんて、80年代のラブコメみたいで懐かして安心するわ~。「おれの上でよがらせてやる」なんて言われてみたいわ~。実際に言われたらグーパンチしちゃいそうだけど☆

小向美奈子がビートたけしに熱烈キスも!『第21回東京スポーツ映画大賞』


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 2月26日(日)、港区の東京プリンスホテルでビートたけしが審査員長を務める『第21回東京スポーツ映画大賞』及び『第12回ビートたけしのエンターテインメント賞』の授賞式が行われた。  今年の『東京スポーツ映画大賞』は先の報道の通り、受賞作品は園子温監督の『冷たい熱帯魚』のみ。さらには主演男優賞、主演女優賞、新人賞など計5つの賞が「該当なし」という非常に寂しいものになってまった。  しかし、今回はたけしの「今回は映画を支えてくれている裏方さんも表彰しよう」という計らいのもと『技術スタッフ賞』が急きょ設立。これまで北野映画を支えてきたスタッフたちが会場に現れ、いつもとは一風違うものの、非常に賑やかな授賞式となった。  作品賞は前述の通り『冷たい熱帯魚』。この作品には助演男優賞にでんでん、そして園子温監督が監督賞を受賞した。園子温監督はかなり緊張していたのか「なんといっていいのか......」と終始シドロモドロな受け答えを連発し、司会のガダルカナル・タカから頭をハタかたれるというハプニングもあったが「感無量です」と感激の言葉を述べた。  また、『技術スタッフ賞』には特殊効果の納富喜久男、音響効果の柴咲憲治、特殊撮影機材の宗特機、殺陣師の二家本辰巳が受賞した。 tospo04.jpg  『技術スタッフ賞』と同じく、急きょ設立された『特別賞』には"日本一の斬られ役"として人気者となった俳優の福本清三が受賞。会場で行われた二家本氏との殺陣の実演では"日本一"の名に恥じない熱演を見せ、大きな拍手を受けた。  途中、特殊効果の納富氏が持ってきたマシンガンをたけし氏が会場で放ち、二家本がアクションをするというアトラクション(?)的要素もあり会場は大盛り上がりとなった。 tospo02.jpg  続いて行われた『第12回ビートたけしのエンターテインメント賞』の授賞式では博多華丸・大吉、ダイノジ、友近などが登壇。たけしの「映画賞が寂しかったぶん、エンターテインメント賞で楽しんでください」というプレッシャーにも負けず芸人たちはそれぞれのネタを披露した。 tospo03.jpg  今回、最も注目を集めたのは『カムバック賞』。これには鈴木宗男、小向美奈子、岡本夏生の3名が受賞した。鈴木宗男は「頭は薄いですが、心は熱いです。私は塀の中でも何もやましいことはしておりません。だから、塀の中にも鈴木ファンが多いんです」とウケを狙いつつも感激の言葉を述べた。  小向美奈子は久々のマスコミ露出に感激したのか、たけしに抱きつきアツアツなキスをしていた。 ●「第21回東スポ映画大賞受賞一覧」 作品賞:『冷たい熱帯魚』 監督賞: 園子温『冷たい熱帯魚』 主演男優賞:該当なし 主演女優賞:該当なし 助演男優賞:でんでん「冷たい熱帯魚」 助演女優賞:該当なし 新人賞:該当なし 外国作品賞:該当なし 特別賞:福本清三 「第12回ビートたけしのエンターテインメント大賞」 日本芸能賞:博多華丸・大吉、ダイノジ、友近 話題賞:加藤茶 特別賞:故・立川談志、山本耀司 ひな壇芸人賞:土田晃之、山崎弘也 カムバック賞:鈴木宗男、小向美奈子、岡本夏生 激励賞:ずん
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ニコ動と地上波の間に生まれたミラクル『gdgd妖精s』とは一体何なのか!?(前編)


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(c)2代目gdgd妖精s
 2011年10月クールのアニメ新番組で、ダークホース的な存在感を放った3DCGアニメ『gdgd妖精s(ぐだぐだふぇありーず)』(TOKYO MX)。ローポリゴンで描かれたピクピク(声:三森すずこ)、シルシル(声:水原薫)、コロコロ(声:明坂聡美)の3人の妖精が繰り広げる、タイトル通り「gdgd=ぐだぐだな」な雰囲気のトーク&コントはセンス抜群で、中毒状態に陥るファン多数。また、低予算で実験的な制作体制も興味深い。1月から順次発売されているDVD&Blu-rayも大ヒット中だ。アニメ&声優ファン、そしてサブカル好きを夢中にさせた異色アニメの秘密を、本作の中核スタッフである菅原そうた(企画・映像監督・キャラデザイン)、石舘光太郎(演出・脚本)のおニ人と、福原和晃プロデューサーに伺った。 ――『gdgd妖精s』という企画の始まりはどこから? 菅原そうた(以下、菅原) 最初は僕と福原さんで、アドリブの生っぽさを取り入れたCGギャグアニメをやろうと言ってたんです。CGのモーションキャプチャー技術がKinectの登場で盛り上がっていたので、それを活かした何かができないか、と。でも途中で福原さんが「今の時代は萌えじゃろう」と。 石舘光太郎(以下、石舘) 「じゃろう」?(笑)菅原さんは萌えから一番遠い人なのにね。 菅原 でも僕も「なるほど!」と。綾波とかアスカみたいなキャラを作ってみたいという気持ちは以前からあったんですけど、手の届かない高みにあると思っていたんですよね(笑)。そのあと、石舘さんと福原さんが奇跡的に出会ったんです。
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演出・脚本の石舘光太郎氏。
石舘 突然連れてこられて、最初はあまりコンセプトもわかってない状態だったんですよ(笑)。それで、アニメファンの人に話題にならないと大きな結果は生めないと思ったので、なんとかアニメファンの人に喜んでもらえるようなパッケージを作ろうと思ったんです。 菅原 そこから、石舘さんに萌えアニメの方程式をさんざん教えていただいて、企画を作り直したんです。 石舘 そうたくんの労力も考えて、序盤は会話で、顔だけ動いていれば成立するみたいなのを何分かやったほうがいいんじゃないかという話になったんですよ。 菅原 石舘さんももともとお笑いの方(元お笑い芸人)でもありますし、「すんげき部」という活動をやっていたんですよね。 石舘 「すんげき部」は女の子のお笑いアイドルユニットみたいなものです。 菅原 その「すんげき部」のキャラをまんまアニメでやったら、CG萌えアニメができるんじゃないかと感じたんです。 石舘 それでティータイムのコーナーを作ることになって、本来やろうと思ってたフリーの大喜利CG空間遊びは、「メンタルとタイムのルーム」のコーナーと、「アフレ湖」のコーナーに割った、という感じですね。そこに至るまでに、この番組はバラエティなのかアニメなのかは話し合いましたね。放送された形になるまでは、少し時間がかかりました。 菅原 僕が完璧に萌えアニメについてど素人だったこともあって、どっちかというと声優さんが生で動いているような感じの映像を最初は目指したんです。でもそれって、萌えアニメの方程式からすると動きすぎて気持ち悪かったんですよね。 石舘 ヌルヌル動くとなんか入り込めないんですよね、アニメとしては。
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企画・映像監督・キャラデザインの菅原そうた氏。
菅原 最初に実験で作ったときには、めっちゃくちゃ表情豊かなキャラクターを作ったんですよ。そうしたら「これはディ◯ニーっぽくて気持ち悪いからもっと動きを少なくしてくれ」と。そこからはひたすら動きを減らしていきました。 石舘 『けいおん!』とか『らき☆すた』とかいろいろ見てもらって、「ほら見て! みんな全然動いてないでしょ! 口しか動いてないでしょ!」って解説したんですよね。CGは普通の作画のアニメと違って、動いているところを描く必要がないので、労力をそれほどかけなくても動かそうと思えばいくらでも動かせちゃうわけですよ。なので、つい動かしちゃうんでしょうね。 菅原 CGが商業利用されるようになってから、まだ10年、20年くらいしか経っていないので、みんなまだ技術を見せたがっていることが多いんです。でも、みんなで相談したり、石舘さんの話を聞いたりすると、クオリティーの高いものを作ることよりかは、「お客さんが見て楽しいのは何か?」というところを意識したほうがいいんですね。だから目標としては、CGであるということから離れて、普通にエンターテインメントとして見てもらえたら勝ちだなと思えたんです。 石舘 技術自慢より、「どんなCGが一番この作品に合っているか?」というものから逆算して、そのために必要なCGを作ってもらうという発想でしたね。 菅原 髪の毛とかも、最初は揺らしたり、いろいろ考えたんですけど、記号としては完璧に止まっていたほうがいいんですよね。キャラとしてカチッとしたイメージになる。だから完成したものでは髪の毛もガチガチに止まっています。 石舘 なるべく記号っぽいもののほうが、見る方のハードルは下がるだろうなと。 菅原 とにかくそうして全体的にハードルを下げて、下げて......「期待しないで! しょうもないよ!」っていうアピールをしていったことが、いい方向につながった感じがします。 石舘 そうですね。みんなこういうものを作るのが初めてですし、大喜利みたいなことをやろうと思っても、声優さんだって芸人さんじゃないので。いかにハードルを下げて、「こんな変なものができました」というのを楽しんでもらえるか、というところに気を遣いましたね。 菅原 放送が始まってからは、ネット上でのリアクションが熱くなりました。放送前は、制作に参加してくれているメンバーみんなでいろいろしゃべって、その中間点というか、みんなが嫌だと思うところを削っていく......という感じで調整していたんです。でも放送後はニコニコ動画のコメントやネット上での反応を見て、それを受けてみんなで考えるようになりました。
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――制作にリアルタイム感があったわけですね。 菅原 1週間で1話分を制作するペースでしたからね(笑)。視聴者の皆さんとリアルタイムでキャッチボールしてるぞ! という感じはありました。 石舘 そうたくんはむしろそこに影響受けすぎちゃったところもあったよね(笑)。 ――中でも特に制作にあたって特に気をつけたところは? 菅原 ギャグの入れ方には気を遣いましたね。たとえば、第4話のRPG風のシーンで、かわいい女の子が気持ち悪くなる展開を入れたんです。これは笑いとしては正解なんですけど、萌えとしてはNGなんですね。キャラクターが汚されてしまったと思って、その女の子を好きになりづらくなってしまう。そういう、面白さとかわいさのあいだで、いつも葛藤していました。 石舘 かわいいことと面白くなることがうまく結びついた瞬間がいちばん爆発力があるんですよね。ちゃんとキャラがかわいく見えれば、とんがった映像も最初に見るときには違和感がちょっとあるんですけど、繰り返し見ているとなんだかじわじわと、どんどん面白くなるんですよ。 菅原 『gdgd妖精s』は全話見ると、その中で人が生きてて、こういう世界が続いていくと感じられて、好き度が上がる気がしますね。 石舘 でも、もともとわりとディスりようがない作品じゃない? 菅原 もともとディスられて当然みたいなとこから始まっちゃってるからね。 石舘 こんな弱い奴イジメてもしょうがないじゃん、みたいな。叩きようのない作品なんですよ。それがまたありがたかったですね。別に計算したわけじゃないんですけど。これがアニプレックスさんや京アニが作ったとなったら「えーっ!」となって急に大多数にディスられてたかもしれないですよね。
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――たしかに「『アニメノチカラ』の新作です!」とかだったら大炎上してたかもしれないですね(笑)。なるほどな~。確かに最近支持されるコンテンツの流行り方として、ある種、イジられるみたいなところが大事な感じはしますよね。 石舘 ネタ要素というか、ツッコまれる感じですよね。 菅原 そうですね。だいぶ隙があるところで、ツッコんで完成みたいなところがあって。やっぱり普通のアニメってアニメとして見ていいじゃないですか。このアニメの場合、コメント付きで見たときに面白さが全然違って、コメントありでみないと成立しないくらいのところが......(笑)。 石舘 コメントありバージョンも収録したかったくらいだよね。 ――ひょっとして、ご検討されたりとか? 福原 実はしました。やり方はあることはあるそうなんですけど、少し技術的に難しいということで、今回は間に合わなかったですね。次があったら、そのときこそ......という感じです。 石舘 本当はニコファーレとかで、みんなでコメントをつけながら一挙放送を見るイベントなんかもできたらいいんでしょうけどね。 菅原 近々じゃない、いつか未来に、声優さん3人が生でトークしている後ろにでっかいスクリーンとかでツッコミを入れてもらえたらいいですね。 石舘 いいかもしれない。 菅原 水原さんとかその場で「ヴァ」って書かれたら即反応しますよ。 石舘 水原さんはすぐ話がブレるからねー(笑)。『gdgd妖精s』はそういう、見ている人たちとのコールアンドレスポンスが楽しかったです。 (後半へ続く/構成=前田久) ●いしだて・こうたろう 1974年5月27日生まれ。株式会社グレープカンパニー所属。趣味は料理・アニメ鑑賞・LEGO収集。お笑い芸人としての活動を経て放送作家に。「HEY!HEY!HEY! music champ」「人志松本のすべらない話」「コスコスプレプレ」「プレミアの巣窟」など多くの番組に携わる。 ●すがわら・そうた 1979年生まれ。マンガ家、映像作家、CGグラフィックデザイナー。19歳でマンガ家としてデビュー。99年から「週刊SPA!」(扶桑社)でCGマンガ「みんなのトニオちゃん」を2年間連載し、以降も断続的に作品を発表している。ほかにも、PV、VJ、イラスト、3DCGアニメーションなど、多岐にわたる領域で旺盛に作品を発表し続けている。
gdgd妖精s 第3巻【BD】 品番:ENBD-5007 収録時間:本編53分+特典映像61分+CD74分 価格:6,090円(税込) 発売日:3月24日 発売元:(株)イーネット・フロンティア/ストロベリー・ミーツピクチュアズ(株) 販売元:(株)イーネット・フロンティア  ※第1~2巻は好評発売中 amazon_associate_logo.jpg
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デミ・ムーア、1泊13万の施設で"激痩せ&薬物依存"を克服中

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笑顔も眩しい時代

 1月23日に自宅で意識をなくし、けいれんを起こして病院に緊急搬送されたデミ・ムーア。退院後は専門家の治療を受けると宣言したものの、こつぜんと姿をくらましてしまい、一体どこで何をしているのか世間の注目を集めていた。リハビリ施設に入所した説、リハビリを拒否して家に立てこもっている説、スピリチュアル指導者に助けを求めている説、さまざまな臆測が飛び交っているが、どうやら"セレブ御用達"の五つ星リハビリ施設で薬物依存症と摂食障害の治療に励んでいるようである。

ブラックなのは居酒屋だけじゃない! 「ワタミの介護」元職員が労災申請拒否を告発

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『社長 渡邉美樹』(ポニーキャニオン)
 2008年、居酒屋チェーンのワタミフードサービス社員の女性が、入社2カ月後に自殺したのは「長時間労働による精神障害」によるものだったとして、約4年越しに労災認定された。  ところがワタミ側は「(労災認定は)当社の認識と異なっておりますので、今回の決定は遺憾」と回答。さらに同社の渡辺美樹会長も、Twitter上で「ワタミは天地神妙に誓ってブラック企業ではありません」と発言するなど、女性社員の死に関し、あくまで自らの非を認めない構えだ。  そんな中、ワタミグループの新たなブラック事情を告発する声が、記者の元に届いた。 「私も労災の申請を認めてもらえませんでした」  そう話すのは、同社のグループ企業のひとつ 「ワタミの介護」が運営する関東の老人ホーム施設で、昨年末まで勤務していた20代の女性介護福祉士だ。  「私の場合、残業は月に30時間程度でしたが、残業代は一切もらっていません。うちのグループでは施設ごとに厳しい収益ノルマが課せられていて、職員全員で経費軽減に取り組んでいました。そんな中、残業の申告などできない雰囲気。入社半年弱だった私にとってはなおさらでした」(女性介護福祉士)  彼女によると、1日12時間の肉体労働で月収は手取りで17万円ほど。それでいて業務内容は、肉体労働を極め、入浴サービス時の男性利用者からセクハラや肛門に指を突っ込んで排便させる摘便などにも耐えなければならない過酷なもの。こうした労働環境に耐えられず、同僚たちは次々と退職し、施設は慢性的な人手不足だったという。職員一人当たりにかかる負担が増大する中、彼女は腰痛を発症してしまう。  医者の勧めもあり、彼女は休養を申し出るが、 上司に「うちにそんな余裕がないのはあなたも分かっているでしょう」と一蹴されたという。彼女は仕方なく、無理を押して1カ月ほど勤務を続けるが、ベッドから自力で起き上がれないほどに症状は悪化。ついに退職を決意した。 「退職後は、労災の療養給付を利用して通院を続けるつもりでした。しかし、上司は『腰痛なんて我々の職業病みたいなもの。こんなものにいちいちハンを押していられない』と、何度頼んでも労災申請に必要な書類を用意してくれなかったんです。結局、私は労災の申請をあきらめ、実家に身を寄せて自費で療養するしかなかった」(女性介護福祉士)  腰痛は今でも完治せず、再就職もままならないという彼女は、なけなしの貯金を削りながら通院を続けている。こんな環境では、渡辺会長が「会社の存在目的の第一」とする社員の幸せはおろか、利用者の満足いく介護サービスなど、実現できるはずもない......。 (文=牧野源)
社長 渡邉美樹 ザ・ブラック! amazon_associate_logo.jpg
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