一番の開運メンバーは誰だ!? 「AKB48開運ワンダフルストラップ総選挙」

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メンバーの中で一番勢いがあるさしこ

――顔はその人の本質を表し、真実を宿す場所。顔面評論家で知られる池袋絵意知先生に、話題の芸能人の"顔"から、テレビだけでは分からないホントの姿を検証してもらいます。

 アサヒ飲料のコーヒー飲料 「ワンダ(WONDA)」の新商品「ワンダ キングロースト 焦がし微糖」についてくる「AKB48開運ワンダフルストラップ」の評判がいい。今回は10人のメンバー(前田敦子、大島優子、柏木由紀、篠田麻里子、渡辺麻友、小島陽菜、高橋みなみ、板野友美、指原莉乃、横山由依)の中で一番開運効果があるのは誰のストラップなのかを鑑定しよう。u>」

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赤西仁、できちゃった婚報道で「もうファンやめる」の声続出

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【ジャニーズ研究会より】

 赤西仁が黒木メイサと結婚すると、2月9日付けの「スポーツニッポン」が報じました。黒木はすでに妊娠しているとのこと。赤西と黒木は数年前からの知り合いで、今年1月中旬頃から目撃情報が多く伝えられ、1月25日には直前に東京ディズニーシー(TDS)でデートしていたことが報じられました。その際、ジャニーズ事務所は「友人とは聞いているが、交際の事実はない。TDSには複数の友人と行ったと聞いている」とコメント。黒木の所属事務所も「TDSに行ったのは事実だが友人と複数で行っており、友人の1人です」と両者とも交際を否定していました。

 今回のできちゃった婚報道を受けて、赤西のファンはショックを隠せないようです。

「ミポリン議員誕生!?」女優・中山美穂に政界のキーマンが出馬オファーの動き

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『CATCH THE NITE』(キングレコード)
 女優・中山美穂が政界転出か――? ある野党議員が、中山に出馬オファーをしたいと漏らしている。 「あの震災から数カ月後、知人の結婚式で会ったのがきっかけで話をしたら日本の政治にガッカリしていると言っていました。まさか政治に興味があるとは思わなかったのでビックリしましたね。もし彼女にその気があるなら、ぜひ出馬をお願いしたいと思っています」  この議員は知名度こそ高くないが、石原慎太郎東京都知事らが構想中の新党への合流を見据えて複数の議員と動いている政界のキーマン。中山を獲得できれば、それを手土産に所属を離れて石原新党に入りたいと目論んでいるようだ。  中山がここのところ政治への興味を強めているのは、彼女が名前を隠して運営している匿名Twitterからもうかがえる。  昨年12月16日に野田首相が原発事故の収束宣言をした際は「あまりの滅茶苦茶宣言に 疑問 怒り 失笑 落胆 再び怒り のループで笑顔を忘れてた」と激怒。特に原発への関心が高いようで「それでもやはり原発を売り込むのですか?」と脱原発の姿勢を見せており、昨年12月に渋谷で行われた脱原発の署名にも参加。 「署名やデモはこの国において意味があるのか疑問があるけれど、可能性を感じるものは参加してきました」「いくつかの署名を持って立ち向かいそれが却下された時、私たちには次なる道があるんだろうか」(Twitterより)  また「こっそりと、民意を無視する法案提出。しっかりと、見えるところでやっていただきたいけれど。努力して身を削って頑張っている人任せの空気、切ない。自分も含めて」と、いても立ってもいられないような発言も散見される。  中山は震災直後に被災地応援ソングとして10年ぶりの新曲を発表。以来、被災地を訪問して絵本を寄付するなどの活動も続けている。曲も絵本も夫の辻仁成が制作に携わったもので、もし中山が出馬に前向きとなっても夫に理解はしてもらえそうだ。  ただ、政治記者からは「もし出馬しても、決して大きな支持が得られるとは思えない」という厳しい声もある。 「震災に同情しても彼女はしょせん、海外在住。それも原発大国のフランスにいるわけですから、脱原発なんて言葉だけになってしまう。パリで優雅に子育てをしている姿に主婦層から共感を得られることもなさそう。石原は原発推進派なので新党にも合わない」(同記者)  ミポリン出馬となれば大きな話題となるだろうが、見通しは決して甘くはなさそうだ。政治への興味はTwitterにとどめておくのが無難か。 (文=鈴木雅久)
CATCH THE NITE まずは日本に帰ってきたら? amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 ・やっぱり出馬打診されていた! 友近の政界進出を阻む父の存在「ヤワラちゃんの対抗馬!?」"キング・カズ"三浦知良 満を持して自民党から出馬か「谷でも金、民主でも金(カネ)」!? 谷亮子の国政進出、応援しますか?

「ミポリン議員誕生!?」女優・中山美穂に政界のキーマンが出馬オファーの動き

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『CATCH THE NITE』(キングレコード)
 女優・中山美穂が政界転出か――? ある野党議員が、中山に出馬オファーをしたいと漏らしている。 「あの震災から数カ月後、知人の結婚式で会ったのがきっかけで話をしたら日本の政治にガッカリしていると言っていました。まさか政治に興味があるとは思わなかったのでビックリしましたね。もし彼女にその気があるなら、ぜひ出馬をお願いしたいと思っています」  この議員は知名度こそ高くないが、石原慎太郎東京都知事らが構想中の新党への合流を見据えて複数の議員と動いている政界のキーマン。中山を獲得できれば、それを手土産に所属を離れて石原新党に入りたいと目論んでいるようだ。  中山がここのところ政治への興味を強めているのは、彼女が名前を隠して運営している匿名Twitterからもうかがえる。  昨年12月16日に野田首相が原発事故の収束宣言をした際は「あまりの滅茶苦茶宣言に 疑問 怒り 失笑 落胆 再び怒り のループで笑顔を忘れてた」と激怒。特に原発への関心が高いようで「それでもやはり原発を売り込むのですか?」と脱原発の姿勢を見せており、昨年12月に渋谷で行われた脱原発の署名にも参加。 「署名やデモはこの国において意味があるのか疑問があるけれど、可能性を感じるものは参加してきました」「いくつかの署名を持って立ち向かいそれが却下された時、私たちには次なる道があるんだろうか」(Twitterより)  また「こっそりと、民意を無視する法案提出。しっかりと、見えるところでやっていただきたいけれど。努力して身を削って頑張っている人任せの空気、切ない。自分も含めて」と、いても立ってもいられないような発言も散見される。  中山は震災直後に被災地応援ソングとして10年ぶりの新曲を発表。以来、被災地を訪問して絵本を寄付するなどの活動も続けている。曲も絵本も夫の辻仁成が制作に携わったもので、もし中山が出馬に前向きとなっても夫に理解はしてもらえそうだ。  ただ、政治記者からは「もし出馬しても、決して大きな支持が得られるとは思えない」という厳しい声もある。 「震災に同情しても彼女はしょせん、海外在住。それも原発大国のフランスにいるわけですから、脱原発なんて言葉だけになってしまう。パリで優雅に子育てをしている姿に主婦層から共感を得られることもなさそう。石原は原発推進派なので新党にも合わない」(同記者)  ミポリン出馬となれば大きな話題となるだろうが、見通しは決して甘くはなさそうだ。政治への興味はTwitterにとどめておくのが無難か。 (文=鈴木雅久)
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吸血鬼ブームの反動? ゾンビドラマ『ウォーキング・デッド』人気の要因とは

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『ウォーキング・デッド DVD-BOX』/角川書店
――海外生活20年以上、見てきたドラマは数知れず。そんな本物の海外ドラマジャンキーが新旧さまざまな作品のディティールから文化論をひきずり出す!  アメリカのB級ホラー映画界で不動の人気を誇るキャラクターといえば、ずばりゾンビである。視覚的に刺激的で、いつどこから襲われるか分からないというゾクゾクするスリル感。容赦なく無差別的に、そして黙々と人を襲うゾンビは、アメリカ人にとって恐怖のツボをピンポイントに突く存在なのである。  そんなアメリカで大人気のゾンビだが、そのルーツはコンゴにあると言われている。コンゴで信仰されていた不思議な力を持つ神「ンザンビ」が、アメリカに連れてこられた奴隷たちの口伝えによりいつの間にかお化けという意味の「ゾンビ」に変わってしまったというのだ。初期のゾンビは魂のない体だけの奴隷のようなもので、1932年にゾンビが初登場した映画『ホワイト・ゾンビ』でも、機械のような奴隷マシーンとして描かれている。

吸血鬼ブームの反動? ゾンビドラマ『ウォーキング・デッド』人気の要因とは

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『ウォーキング・デッド DVD-BOX』/角川書店
――海外生活20年以上、見てきたドラマは数知れず。そんな本物の海外ドラマジャンキーが新旧さまざまな作品のディティールから文化論をひきずり出す!  アメリカのB級ホラー映画界で不動の人気を誇るキャラクターといえば、ずばりゾンビである。視覚的に刺激的で、いつどこから襲われるか分からないというゾクゾクするスリル感。容赦なく無差別的に、そして黙々と人を襲うゾンビは、アメリカ人にとって恐怖のツボをピンポイントに突く存在なのである。  そんなアメリカで大人気のゾンビだが、そのルーツはコンゴにあると言われている。コンゴで信仰されていた不思議な力を持つ神「ンザンビ」が、アメリカに連れてこられた奴隷たちの口伝えによりいつの間にかお化けという意味の「ゾンビ」に変わってしまったというのだ。初期のゾンビは魂のない体だけの奴隷のようなもので、1932年にゾンビが初登場した映画『ホワイト・ゾンビ』でも、機械のような奴隷マシーンとして描かれている。

『孤独のグルメ』原作者・久住昌之インタビュー「店選びは失敗があるから面白いんでしょ」(後編)

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前編はこちらから ──いわゆる美食にはあんまり関心がないんですか? 久住 ないです、全然。結局、育ちなんじゃないですかね。うちは貧しかったし、でも家で何でも作ってたからね。「おふくろの味」ってわけでもないけど、たとえば漬物は絶対漬けてたから。朝ごはんに茄子の漬物が出てくると「夏休み近いな」とか、食べ物で季節の変化を感じたり。わりとそういうのを丁寧に作ってたのかもしれないですね。  おばあちゃんが面白い人で、「おいしいものは知ってなきゃだめだ」って言ってたんですよ。田舎に行った時にたまたまウニが出てきたんだけど、子どもなんてウニが好きなわけないじゃない? 「うわ、まっずい!気持ち悪い!」って言ったら、「ウニってのはすごくおいしいものだ」って。それの味がわかると他のこういうものも食べれるって言ってたの。だから「ぜいたくはいけないけど、おいしいものの味は知ってたほうがいい」っていう、昔にしては変わった考えの人で。けっこう影響受けてる気がしますね。  小学校の時、魚が嫌いで。それで給食で嫌いだったのがアジフライだったんだけど、おかずは残しちゃいけなかったから、もう本当に泣きそうな思いで食べ切ったのね。それが大人になっておいしいアジフライ食べたら「なんだよ、俺だまされてた!」って思って。そっち(おいしいほう)を最初に食べてれば、あっち(まずいほう)だって食べれてたんじゃないかと思うよね。おいしいほうを先に食べてれば、「おいしくないなあ」って思いながらも頭の中ではおいしい味のベースができてるから、まあ許せちゃうっていうか。   ──子どもの頃、嫌いだったものを大人になって好きになるということはよくあることですよね。しかも「だんだん」じゃなくて、「急に」だったりして。 久住 好き嫌いがあるというのは、(嫌いなものを)好きになる余地があって将来に楽しみがあるってことだからね。子どもの頃なんて"ひかりもの"が全然食べられなかったの。コハダとかしめ鯖とか怖いの、メタルで(笑)。それが酒飲むようになって食べてみると、「なんだ、おいしいじゃないか」と思って。そうするとオセロで駒がいっぱいひっくり返されるように、自分の駒がいっぱい増えるっていうかね。だから好き嫌いが多い人を見るとうらやましいよね。俺はもうかなり少なくなっちゃったから。 ──逆に、子どもの頃は好んで食べてたけど、大人になって冷静に考えると「実はおいしくなかったのでは?」と思うものもあるんじゃないですか? 久住 そういうのあるよね。駄菓子とか、あんなものよく好きで食べてたよね。あとは......グミとか食べてたからね。 ──えっ、グミ? 久住 庭に生えてるほうのグミね。桑の実も食ってたよ。 ──桑の実ってうまいんですか? 久住 まずいんじゃない(笑)? ──はははははは! 久住 ちょっとは甘いけどね。そういえば、水木しげるさんが軍隊でラバウルに行った時、現地の人が焼いてくれたタロ芋を食べて、「軍隊の食い物よりうまい!」って言ってたんだけど、20年経って現地に行ったら「ほら、お前の好きなタロ芋だ」っていっぱい出してくれたけど、まずくて食えなかったって(笑)。 ──ははははは! でもそういうのはありますよね。それでいくと、今の時代って普通に生活してたら「劇的にまずいもの」ってほとんど出合ないですよね。 久住 今の給食なんておいしいからね。やんなっちゃうよ。今の小学生の給食で人気一位って何だと思います? ──えっ、カレーじゃないんですか? 久住 俺たちはそうだったよね。度肝を抜かれましたよ.........バイキングだって。 ──ええええええええええ! 久住 一年に一回あるんだって。違うじゃん、ジャンルが。あまりの感覚の違いにびっくりしましたね。俺、『中学生日記』(扶桑社)ってマンガ書いてて、子どもが中学の時、親と先生が給食を食べながら話す会があったから、「取材だ!」と思って出かけたんですよ。そこでやっぱり人気のメニューを出してくれたんだけど、それが「こぎつねごはん」っていうやつで。ごはんに油揚げを煮たのとニンジンとかを混ぜた、要はまぜご飯なんだけど、それがすごいおいしいんだ! でもおいしすぎるとマンガにできないんだよね。おいしいけど面白くないんだよ。「おいしいね、今の子っていいよね」で終わっちゃうじゃない。それよりは昔のまずかった話のほうが面白いからね。 ──で、放送中のドラマ『孤独のグルメ』についてですが。実際にご覧になってみて、マンガ版とは違う発見みたいなものはありましたか? 久住 マンガは自分のペースで読めるじゃないですか。だけど映像は向こうのペースに合わせて見ることになる。そこが一番違うところで。マンガはパパっと読んでても、いっぱい情報は得てるんだよね。だけどテレビの場合は見てるとじれったいって感じはあると思うんだよね。「何やってんだ、早く食え」とか。第一話の放送後、制作者に言ったんだけど、「僕は食べ物のマンガを描いてきたからよくわかるんだけど、なかなか食べないとみんなイライラするんですよ」と。 ──たしかに最初、食べるまでずいぶん時間かかるなと思いました。 久住 食欲と性欲を置き換えてみればわかる。エロビデオを借りてきて、前置きが長かったら「早くヤれよ!」ってなるよね(笑)。だからそれまでに、なんでもいいから食べるシーンを入れようと。メインの食べものじゃなくてもいいから。 ──エロビデオでいうと、ペッティング的な。 久住 イメージシーンだけでは飽きちゃうのと同じだよね。イメージシーンは早送りで飛ばせるけど、テレビは(リアルタイムで見てると)飛ばすことができないからね。 ──じゃあ、これからもっとよくなっていくと。 久住 制作者が原作をとても大事にしてくれているドラマですからね。期待していいと思いますよ。 (取材・文=前田隆弘/撮影=オカザキタカオ) ● くすみ•まさゆき 1958年東京生まれ。美学校・絵文字工房で赤瀬川原平に師事する。1981年に美学校の同期生である泉晴紀と組んだ「泉昌之」として、ガロ「夜行」でデビュー。1990年には実弟の久住卓也とのユニット「QBB」で発表した「中学生日記」で第45回文藝春秋漫画賞を受賞。原作者としても活動しており、代表作に谷口ジローとの共著『孤独のグルメ』、水沢悦子との共著『花のズボラ飯』などがある。 ●ドラマ『孤独のグルメ』 個人で輸入雑貨商を営む男・井之頭五郎は商用で日々いろいろな街を訪れる。そして一人、ふと立ち寄った店で食事をする。そこで、まさに言葉で表現できないようなグルメたちに出会うのだった――。 原作:『孤独のグルメ』作・久住昌之、画・谷口ゴロー/脚本:田口佳宏、板坂尚/音楽:久住昌之、Pick & Lips(フクムラサトシ 河野文彦)ほか/主演:松重豊 毎週水曜深夜0時43分~放送中 <http://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume/> ※次回放送は2月15日放送
孤独のグルメ 【新装版】 「ほほう、いいじゃないか」 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 ・「取材できなくなる!」グルメ雑誌ライターを悩ます存在とはフードライターは店側とズブズブの関係? 「飲食業界ムラ」の闇を辛口評論家が暴く!気鋭の旅情推理作家が迫る"食"のノンフィクション『「食」の匠を追う』

『孤独のグルメ』原作者・久住昌之インタビュー「店選びは失敗があるから面白いんでしょ」(後編)

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前編はこちらから ──いわゆる美食にはあんまり関心がないんですか? 久住 ないです、全然。結局、育ちなんじゃないですかね。うちは貧しかったし、でも家で何でも作ってたからね。「おふくろの味」ってわけでもないけど、たとえば漬物は絶対漬けてたから。朝ごはんに茄子の漬物が出てくると「夏休み近いな」とか、食べ物で季節の変化を感じたり。わりとそういうのを丁寧に作ってたのかもしれないですね。  おばあちゃんが面白い人で、「おいしいものは知ってなきゃだめだ」って言ってたんですよ。田舎に行った時にたまたまウニが出てきたんだけど、子どもなんてウニが好きなわけないじゃない? 「うわ、まっずい!気持ち悪い!」って言ったら、「ウニってのはすごくおいしいものだ」って。それの味がわかると他のこういうものも食べれるって言ってたの。だから「ぜいたくはいけないけど、おいしいものの味は知ってたほうがいい」っていう、昔にしては変わった考えの人で。けっこう影響受けてる気がしますね。  小学校の時、魚が嫌いで。それで給食で嫌いだったのがアジフライだったんだけど、おかずは残しちゃいけなかったから、もう本当に泣きそうな思いで食べ切ったのね。それが大人になっておいしいアジフライ食べたら「なんだよ、俺だまされてた!」って思って。そっち(おいしいほう)を最初に食べてれば、あっち(まずいほう)だって食べれてたんじゃないかと思うよね。おいしいほうを先に食べてれば、「おいしくないなあ」って思いながらも頭の中ではおいしい味のベースができてるから、まあ許せちゃうっていうか。   ──子どもの頃、嫌いだったものを大人になって好きになるということはよくあることですよね。しかも「だんだん」じゃなくて、「急に」だったりして。 久住 好き嫌いがあるというのは、(嫌いなものを)好きになる余地があって将来に楽しみがあるってことだからね。子どもの頃なんて"ひかりもの"が全然食べられなかったの。コハダとかしめ鯖とか怖いの、メタルで(笑)。それが酒飲むようになって食べてみると、「なんだ、おいしいじゃないか」と思って。そうするとオセロで駒がいっぱいひっくり返されるように、自分の駒がいっぱい増えるっていうかね。だから好き嫌いが多い人を見るとうらやましいよね。俺はもうかなり少なくなっちゃったから。 ──逆に、子どもの頃は好んで食べてたけど、大人になって冷静に考えると「実はおいしくなかったのでは?」と思うものもあるんじゃないですか? 久住 そういうのあるよね。駄菓子とか、あんなものよく好きで食べてたよね。あとは......グミとか食べてたからね。 ──えっ、グミ? 久住 庭に生えてるほうのグミね。桑の実も食ってたよ。 ──桑の実ってうまいんですか? 久住 まずいんじゃない(笑)? ──はははははは! 久住 ちょっとは甘いけどね。そういえば、水木しげるさんが軍隊でラバウルに行った時、現地の人が焼いてくれたタロ芋を食べて、「軍隊の食い物よりうまい!」って言ってたんだけど、20年経って現地に行ったら「ほら、お前の好きなタロ芋だ」っていっぱい出してくれたけど、まずくて食えなかったって(笑)。 ──ははははは! でもそういうのはありますよね。それでいくと、今の時代って普通に生活してたら「劇的にまずいもの」ってほとんど出合ないですよね。 久住 今の給食なんておいしいからね。やんなっちゃうよ。今の小学生の給食で人気一位って何だと思います? ──えっ、カレーじゃないんですか? 久住 俺たちはそうだったよね。度肝を抜かれましたよ.........バイキングだって。 ──ええええええええええ! 久住 一年に一回あるんだって。違うじゃん、ジャンルが。あまりの感覚の違いにびっくりしましたね。俺、『中学生日記』(扶桑社)ってマンガ書いてて、子どもが中学の時、親と先生が給食を食べながら話す会があったから、「取材だ!」と思って出かけたんですよ。そこでやっぱり人気のメニューを出してくれたんだけど、それが「こぎつねごはん」っていうやつで。ごはんに油揚げを煮たのとニンジンとかを混ぜた、要はまぜご飯なんだけど、それがすごいおいしいんだ! でもおいしすぎるとマンガにできないんだよね。おいしいけど面白くないんだよ。「おいしいね、今の子っていいよね」で終わっちゃうじゃない。それよりは昔のまずかった話のほうが面白いからね。 ──で、放送中のドラマ『孤独のグルメ』についてですが。実際にご覧になってみて、マンガ版とは違う発見みたいなものはありましたか? 久住 マンガは自分のペースで読めるじゃないですか。だけど映像は向こうのペースに合わせて見ることになる。そこが一番違うところで。マンガはパパっと読んでても、いっぱい情報は得てるんだよね。だけどテレビの場合は見てるとじれったいって感じはあると思うんだよね。「何やってんだ、早く食え」とか。第一話の放送後、制作者に言ったんだけど、「僕は食べ物のマンガを描いてきたからよくわかるんだけど、なかなか食べないとみんなイライラするんですよ」と。 ──たしかに最初、食べるまでずいぶん時間かかるなと思いました。 久住 食欲と性欲を置き換えてみればわかる。エロビデオを借りてきて、前置きが長かったら「早くヤれよ!」ってなるよね(笑)。だからそれまでに、なんでもいいから食べるシーンを入れようと。メインの食べものじゃなくてもいいから。 ──エロビデオでいうと、ペッティング的な。 久住 イメージシーンだけでは飽きちゃうのと同じだよね。イメージシーンは早送りで飛ばせるけど、テレビは(リアルタイムで見てると)飛ばすことができないからね。 ──じゃあ、これからもっとよくなっていくと。 久住 制作者が原作をとても大事にしてくれているドラマですからね。期待していいと思いますよ。 (取材・文=前田隆弘/撮影=オカザキタカオ) ● くすみ•まさゆき 1958年東京生まれ。美学校・絵文字工房で赤瀬川原平に師事する。1981年に美学校の同期生である泉晴紀と組んだ「泉昌之」として、ガロ「夜行」でデビュー。1990年には実弟の久住卓也とのユニット「QBB」で発表した「中学生日記」で第45回文藝春秋漫画賞を受賞。原作者としても活動しており、代表作に谷口ジローとの共著『孤独のグルメ』、水沢悦子との共著『花のズボラ飯』などがある。 ●ドラマ『孤独のグルメ』 個人で輸入雑貨商を営む男・井之頭五郎は商用で日々いろいろな街を訪れる。そして一人、ふと立ち寄った店で食事をする。そこで、まさに言葉で表現できないようなグルメたちに出会うのだった――。 原作:『孤独のグルメ』作・久住昌之、画・谷口ゴロー/脚本:田口佳宏、板坂尚/音楽:久住昌之、Pick & Lips(フクムラサトシ 河野文彦)ほか/主演:松重豊 毎週水曜深夜0時43分~放送中 <http://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume/> ※次回放送は2月15日放送
孤独のグルメ 【新装版】 「ほほう、いいじゃないか」 amazon_associate_logo.jpg
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「どうぞお座りください」連発! 7歳の鈴木福くんにも容赦ない徹子

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『マル・マル・モリ・モリ!』/ユ
ニバーサルミュージック

 「徹子VS妖怪人間ベロ!」または、「徹子VS仮面ライダーピザ!」といったところなのだろうか。

 2月2日、この日で放送37年目に突入という『徹子の部屋』(テレビ朝日系)。記念すべきこの日のゲストは、鈴木福くん。福くんは花束を手に登場。徹子も「アナタにお目にかかれてね、本当にうれしいです」と歓迎ムードでスタート。福くんが「もう一個渡したいものがあって」と言い、「おめでとう 37ねんめ」という言葉と、徹子と福くんの似顔絵入りの色紙をプレゼント。徹子の似顔絵は髪型をちゃんと再現しているのだが、福くんの似顔絵に対して徹子は、

「福ちゃんの顔は......ま、似てる? これ似てる?」