
ファン公認ならいいんじゃない?
人気歌手・福山雅治と女優の吹石一恵の熱愛が、27日発売の写真週刊誌「フライデー」(講談社)で報じられた。同誌によると、昨年12月ごろから帽子、メガネ、マスクなどで完全防備した吹石が都内にある福山の自宅マンションに頻繁に出入りしていたという。その警戒ぶりはすさまじく、マスコミとおぼしき不審車を察知した場合、無理にはマンションを訪れず、自宅にとんぼ帰りすることも......。
この時点でお相手が「超」のつく大物であることがうかがえる。決定的なツーショット写真はなく、当然のことながら双方の所属事務所は交際を完全否定。だが、同誌は自信を持って「熱愛発覚」と断言している。
これに別の週刊誌記者も追随する。
「狙っていたのは『フライデー』だけではありませんよ。某女性週刊誌も吹石が福山の自宅マンションに通う姿を撮っているようです。昨年秋から数カ月のスパンで取材を進めていたそうですよ」
別の記者も続ける。
「あるところから『吹石さんを福山さんのマンション周辺でよく見る』という情報が寄せられたそうです。最初は同じマンションに住むお笑い芸人の今田耕司さんを本線に取材していたそうですが、福山の熱心な女性ファンにその話をしたところ『あ~やっぱり!』ということになったそうです。福山ファンの間では彼女は"うすうす予感はしていたけど認めたくない"存在だったようですから」
福山のライブ会場でも変装した吹石の姿はたびたび目撃されており、「友達や仕事の関係者と思しき人物と一緒であることが多いんですが、ステージ上の彼を見つめる彼女の目はほかとは違う感じ」と証言する女性ファンもいるほどだ。
過去には内田有紀や白石美帆、小西真奈美との熱愛もウワサされた福山。その3人に対してファンは総じて「どうせ遊びでしょ」といった反応だったが、今回の「吹石一恵」の名前には激しく動揺し、「ついにこの日が来たか......」といった様子。福山も吹石も今回の報道を"なかったこと"にしたいようだが、その衝撃度は計り知れない――。
月別アーカイブ: 2012年1月
「今回だけはガチなのか」福山雅治と吹石一恵の熱愛は"ファン公認"だった!?

ファン公認ならいいんじゃない?
人気歌手・福山雅治と女優の吹石一恵の熱愛が、27日発売の写真週刊誌「フライデー」(講談社)で報じられた。同誌によると、昨年12月ごろから帽子、メガネ、マスクなどで完全防備した吹石が都内にある福山の自宅マンションに頻繁に出入りしていたという。その警戒ぶりはすさまじく、マスコミとおぼしき不審車を察知した場合、無理にはマンションを訪れず、自宅にとんぼ帰りすることも......。
この時点でお相手が「超」のつく大物であることがうかがえる。決定的なツーショット写真はなく、当然のことながら双方の所属事務所は交際を完全否定。だが、同誌は自信を持って「熱愛発覚」と断言している。
これに別の週刊誌記者も追随する。
「狙っていたのは『フライデー』だけではありませんよ。某女性週刊誌も吹石が福山の自宅マンションに通う姿を撮っているようです。昨年秋から数カ月のスパンで取材を進めていたそうですよ」
別の記者も続ける。
「あるところから『吹石さんを福山さんのマンション周辺でよく見る』という情報が寄せられたそうです。最初は同じマンションに住むお笑い芸人の今田耕司さんを本線に取材していたそうですが、福山の熱心な女性ファンにその話をしたところ『あ~やっぱり!』ということになったそうです。福山ファンの間では彼女は"うすうす予感はしていたけど認めたくない"存在だったようですから」
福山のライブ会場でも変装した吹石の姿はたびたび目撃されており、「友達や仕事の関係者と思しき人物と一緒であることが多いんですが、ステージ上の彼を見つめる彼女の目はほかとは違う感じ」と証言する女性ファンもいるほどだ。
過去には内田有紀や白石美帆、小西真奈美との熱愛もウワサされた福山。その3人に対してファンは総じて「どうせ遊びでしょ」といった反応だったが、今回の「吹石一恵」の名前には激しく動揺し、「ついにこの日が来たか......」といった様子。福山も吹石も今回の報道を"なかったこと"にしたいようだが、その衝撃度は計り知れない――。
けいれんで緊急搬送されたデミ・ムーア、原因は亜酸化窒素とあの人気飲料?

女グセが治らないアシュトンと、モノへの依存しがちな
デミという元夫婦
ハリウッドの美魔女として名高いデミ・ムーア(49)が、ロサンゼルスの大豪邸から救急搬送されるというショッキングなニュースが流れたのは1月23日のこと。拒食症で倒れた、薬物を過剰摂取した、自殺未遂だとさまざまな憶測が流れたが、彼女のスポークスマンは「極度の疲労が原因」だと発表。「今後、専門家の治療を受ける」とし、事態の収拾を図った。
しかし、ロサンゼルス郡消防局が公表した緊急通報電話の内容には、通報者の「(デミは)マリファナではないが、インセンス(お香)のような薬物を吸った」という言葉がはっきりと入っており、米マスコミの注目を集めている。
どう見てもギャグ!? 豪華スタッフなのにC級テイスト漂う『戦姫絶唱シンフォギア』

『戦姫絶唱シンフォギア』公式サイトより
ミュージカル嫌いで有名な芸能人といえばタモリ。彼いわく「なんでわざわざセリフを歌にするのかわからない。不自然じゃないか」と。この気持ち、わからないでもない。和歌の伝統がある我が国だけれども、近代的なドラマを歌とセットで見せられる文化はもともと存在していないのだもの。
はてさて、そんなミュージカル文化の根付いていないこの国で、歌とドラマの融合という無謀な挑戦に果敢に挑んでいるアニメがある。1月から放送中の『戦姫絶唱シンフォギア』(TOKYO MXほか)だ。
企画の中心になっているのは、声優にして紅白出場も果たした人気歌手でもある水樹奈々のプロデュースで知られる音楽制作集団「Elements Garden」と、ヒットゲーム『ワイルドアームズ』シリーズなどで知られるゲームクリエイター・金子彰史。異業種クリエイターの豪華コラボレーションだけでも不穏な気配に胸がざわめくが、さらに製作委員会には、『新世紀エヴァンゲリオン』のキングレコード、『魔法少女まどか☆マギカ』のアニプレックス、ニコニコ動画の運営元であるドワンゴ、そしてカードゲーム「ヴァイスシュヴァルツ」で我が世の春を謳歌するブシロードといった国内コンテンツ関連企業の有力株がこぞって参加しているのである。"覇権"の品格漂いまくりである。
実際のところ作品の内容も、『マクロスF』や『けいおん!』などのヒットを受けて、「歌とアニメの合わせ技こそがアニメーション企画の勝利の方程式だ!」と考えた人たちが生み出した、まるで戦艦大和のような大艦巨砲主義精神に満ち満ちている。
水樹はもちろん、『魔法少女まどか☆マギカ』の鹿目まどか役などで知られ、ソロアーティストデビューも決定している悠木碧、ユニット「TWO-MIX」としての活動で「声優にしてヒット歌手」の先駆者として知られる高山みなみ、ユニット「RO-KYU-BU」としてのアーティスト活動も記憶に新しい井口裕香ら、演技も歌もともに高い実力を備えたキャストを配した豪華な声優陣。彼女たちが演じる美少女たちが、サイバー感覚溢れるスーツを身に纏い、人々を苦しめる「ノイズ」と呼称されるモンスターたちと戦う。こう書けばなんだか楽しいオトナ向けプリキュアという雰囲気だが、問題なことに、彼女たちは戦闘シーンで歌いっぱなしなのである。おかげで、吉本新喜劇もかくやの衝撃コント時空が画面に発生してしまう。
もちろん作中では、彼女たちの歌の力がモンスターを倒すためにはどうしても必要なのだ......と理由付けがされてはいる。しかし、迫り来る攻撃を必死で潜りぬけ、鋭いパンチやキックを放ちながら、BPM高めのテンションアゲアゲなユーロビート調楽曲を歌い狂う姿は、どう見てもギャグ。笑ってはいけないアニメ選手権である。
考えてみれば『マクロスF』は歌う人と戦う人が別だったし、『けいおん!』だってライブはライブで、日常生活の中でいきなり歌い始めたりしない。発想の逆転、意外な新機軸を打ち出したつもりが、シリアスな笑い(by『バクマン。』)に繋がり、破天荒な面白さが生まれてしまったというオチか。
またさらに、必殺技を撃つたびに画面に現れる謎の書き文字が、珍奇な魅力をブーストしてくれる。まるでインチキ外人の描いた勘違い和風アートのような決めカットが、見る側の笑いのツボをグリグリと容赦なく刺激してくるのだ。
あまりにカオティックな魅力に、巷には作品名をもじった「シンフォギアン」を名乗るファンが急増中だそう。たまには、合成着色料バリバリの怪しいお菓子を食べるような感覚で、ジャンキーにアニメを見てみるのもよいのでは!? ラララ~♪
(文=御船藤四郎)
意外と身近にあるレイプ犯罪……被害に遭いやすい女性の傾向を把握
現役弁護士が、実際にあった法廷内外でのエピソードを披露! さらに、トラブルに合いやすい人の特徴、行動心理などを実例を交えて分析。具体的な対処法から、あなたの中にも潜んでいるかもしれない"トラブル体質"の改善法までをわかりやすく伝授します。

Photo by in_masato from Flickr
その後、刑事裁判になり慰謝料をもらうことになったMさんは、気にしていた弁護士費用も、その慰謝料から払うことができました。
一応の解決をみたMさんのケースですが、Mさんが強姦として認められやすかった要因のひとつに、"知らない人に突然襲われた"ということが挙げられます。逆にいえば、強姦には"顔見知りによる犯行"というケースも多いということですが、さらにこれが厄介なのは、加害者側から「同意の上での性交渉だ」「女性にもその気があった」「自宅に来たので同意の上だった」などと反論されてしまうことです。
意外と身近にあるレイプ犯罪……被害に遭いやすい女性の傾向を把握
現役弁護士が、実際にあった法廷内外でのエピソードを披露! さらに、トラブルに合いやすい人の特徴、行動心理などを実例を交えて分析。具体的な対処法から、あなたの中にも潜んでいるかもしれない"トラブル体質"の改善法までをわかりやすく伝授します。

Photo by in_masato from Flickr
その後、刑事裁判になり慰謝料をもらうことになったMさんは、気にしていた弁護士費用も、その慰謝料から払うことができました。
一応の解決をみたMさんのケースですが、Mさんが強姦として認められやすかった要因のひとつに、"知らない人に突然襲われた"ということが挙げられます。逆にいえば、強姦には"顔見知りによる犯行"というケースも多いということですが、さらにこれが厄介なのは、加害者側から「同意の上での性交渉だ」「女性にもその気があった」「自宅に来たので同意の上だった」などと反論されてしまうことです。
今年中にママになりたい! "できてない婚"の小森純の野望に助言するのは……

小森純公式ブログより
昨年7月に電撃結婚を果たした小森純。最近の芸能人には珍しく、"できちゃった婚"ならぬ"できてない婚"、そして手料理で彼の胃袋をつかんだ"胃袋婚"でも堅実な性格が知られることとなった。結婚相手は元ギャル男雑誌のモデルで現在はアパレル会社経営の今井諒氏。夫婦でCMや雑誌に登場することもあるなど仲良し夫婦として知られている。
昨年11月に都内で行われたイベント『ママコレクション』にゲストとして登場した小森は、「来年あたりはママとしてお仕事ができれば」と、子づくりに前向きな姿勢をみせた。お風呂は毎日一緒に入って、子づくりは2日に1回とも明かし、これはかなり本気と考えてよさそう......? とはいえ、夫に関する穏やかでない報道をされたこともあり、やはり心配は尽きない。
今年中にママになりたい! "できてない婚"の小森純の野望に助言するのは……

小森純公式ブログより
昨年7月に電撃結婚を果たした小森純。最近の芸能人には珍しく、"できちゃった婚"ならぬ"できてない婚"、そして手料理で彼の胃袋をつかんだ"胃袋婚"でも堅実な性格が知られることとなった。結婚相手は元ギャル男雑誌のモデルで現在はアパレル会社経営の今井諒氏。夫婦でCMや雑誌に登場することもあるなど仲良し夫婦として知られている。
昨年11月に都内で行われたイベント『ママコレクション』にゲストとして登場した小森は、「来年あたりはママとしてお仕事ができれば」と、子づくりに前向きな姿勢をみせた。お風呂は毎日一緒に入って、子づくりは2日に1回とも明かし、これはかなり本気と考えてよさそう......? とはいえ、夫に関する穏やかでない報道をされたこともあり、やはり心配は尽きない。
"バラエティーのフジ"から"ドラマのフジ"へ? 1月クールドラマ徹底検証(後編)

『ストロベリーナイト』公式サイトより
1月4日スタートの『孤独のグルメ』(テレビ東京系)を皮切りに、いよいよ約30作品が出そろった1月クールの連続ドラマ。残念なことに、初回平均視聴率15%を超えた作品は片手ほど。たしかにコレという話題作がないせいか、「一体どれを見たら損しないものか」と迷ってしまう印象だ。
約半月前の初回レビュー[前編]では、1月14日までに初回が放送された作品について考察したが、この[後編]では1月15日以降に始まったドラマを中心に見ていきたい。
■フジ好調♪ TBS苦戦! テレ朝&日テレはマイペース
まず、1月クール全体の初回平均視聴率のトップ10は以下の通り(『相棒ten』など、クールをまたいで放送中の連ドラは除く。視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。
1位『NHK大河ドラマ 平清盛』(NHK総合)17.3%
2位『ストロベリーナイト』(フジテレビ系)16.8%
3位『ラッキーセブン』(フジテレビ系)16.3%
4位『最高の人生の終り方~エンディングプランナー~』(TBS系)15.3%
5位『ハングリー!』(フジテレビ系)14.2%
6位『理想の息子』(日本テレビ系)13.9%
7位『運命の人』(TBS系)13.0%
8位『ダーティ・ママ!』(日本テレビ)12.7%
9位『最後から二番目の恋』(フジテレビ系)12.1%
10位『恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~』(TBS系)11.9%
今期、堅実なキャスティングが印象的なフジ系作品が2位、3位、5位、9位にランクイン。最近、フジの代名詞であるバラエティー番組の視聴者離れが浮き彫りになっているだけに、今後「バラエティーのフジ」から「ドラマのフジ」へとイメージが移行していくのかもしれない。
反面、TBS系列は20時台放送の上川隆也主演『ステップファザー・ステップ』が初回平均10.4%で以降も7%まで下降しているほか、同局で唯一初回15%超えの『最高の人生の終り方~エンディングプランナー~』も2話目で11.0%まで下がってしまった。仲間由紀恵主演『恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~』も芳しくないゆえ、今期のTBSが苦戦を強いられているのは確実だ。
一方、最近、バラエティー番組の数字がイケイケな日テレ系列は、トップ10中2作品のみ。しかしこれは、深夜帯枠を除く連ドラがこの2つしかないため。前期、『家政婦のミタ』で異例のヒットを飛ばした同局だが、視聴率が取れる時間帯はドラマよりもバラエティーを優先したい意向なのかもしれない。
同様にテレ朝系列も深夜枠を除くと新作の連ドラは『聖なる怪物たち』の1作品のみ。現在、『相棒ten』『科捜研の女』『土曜ワイド劇場』といった人気シリーズを引き続き放送し、他局とは一線を画すマイペースっぷりを見せている。それにしても『聖なる怪物たち』しかり、テレ朝は人が死ぬドラマばかりだ。
■重い『聖なる怪物たち』と、サクッと見れる『家族八景』に注目!
そんな独自のスタンスを崩さないテレ朝系ドラマだが、岡田将生主演の医療ミステリー『聖なる怪物たち』がいろんな意味で話題となっている。加藤あい演じる妊婦から、帝王切開で子どもを取り出すシーンでは、「これ本物の赤ちゃん?」「怖い怖い!」とネット上がザワザワ。血まみれの赤ちゃん(おそらく人形)がピクピクと奇妙に動いた後、息絶える様子はかなりショッキングであった。
ほかにも子どもの産めない体になり、うつろな目で半狂乱となる加藤あいの好演や、度が過ぎるほどミステリアスな雰囲気を漂わせる中谷美紀、さらに今や引っ張りだこの長谷川博己が脇役で出演するなど見どころ満載!......なのだが、初回平均10.8%と伸び悩んでいるのは、山P主演『最高の人生の終り方~エンディングプランナー~』が裏番組のせいだろうか。
そして木南晴夏主演の深夜30分ドラマ『家族八景』(TBS系)は、筒井康隆が原作、堤幸彦が監督と異色の組み合わせが注目のドラマ。"人の心を読めてしまう家政婦"である主人公が、毎回いろいろな家庭の内情を覗いていく。心を読まれている間、その人間は全裸(局部をあらゆるもので隠している)となる演出が施されているほか、初回ではセックスシーンもあったため、AV女優の星野あかりなどがキャスティングされていた。
同作は過去に多岐川裕美(1979年)、堀ちえみ(1986年)の主演でドラマ化されており、今回が3度目。原作ファンからは早くも「ドラマ化は今回のが一番いい!」との声も数々上がっており、コアなファンも納得の完成度のようだ。
■お決まり感、一昔感が漂う『恋愛ニート』
仲間由紀恵主演『恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~』は、「恋の仕方をすっかり忘れてしまった6人の男女が繰り広げる、世にも奇妙な恋のスクランブル模様を、コメディタッチで描きます!」(公式サイトより)と今期中、最もテンションの高い作品。
初回では、友人の離婚式に出席した仲間由紀恵が、会場で出会った3人の男性(佐々木蔵之介、永山絢斗、田中裕二)からプレゼントを贈られたり、待ち伏せされたり、つきまとわれたり、突然キスされたり......と激しいアプローチ責めに。のちの放送回で男性陣による恋愛ゲームであることが分かるのだが、ネット上では「これ、男が恋愛ゲームしてるパターンでしょ」と即座にバレバレ。
さらに「何から何までほかのドラマで見たことあるような感じ」「6人の並びが古臭い」など、脚本の陳腐さや、キャスティングの不満に関するコメントが多く見られた。確かに前クールでテーマの近い『私が恋愛できない理由』(フジテレビ系)の香里奈、吉高由里子、大島優子という旬過ぎる並びを見た直後では、『恋愛ニート』の仲間由紀恵、市川実日子、りょうの並びはテンションが上がりづらいのかもしれない。
というわけで、各局のドラマに対するスタンスの違いが分かりやすかった1月クール。近頃は深夜ドラマが増え、さらにそれ自体のクオリティーも上がっており、もはや連ドラとは興味がある人のみが録画して楽しむ"DVD感覚"のものへと移行しているのかもしれない。今やオンタイムで見なくても、各局の公式サイトでオンデマンド配信されている時代。もしここで気になった作品があれば、好きな時間にパソコンで見てみてはいかがだろうか。
(文=林タモツ)
"バラエティーのフジ"から"ドラマのフジ"へ? 1月クールドラマ徹底検証(後編)

『ストロベリーナイト』公式サイトより
1月4日スタートの『孤独のグルメ』(テレビ東京系)を皮切りに、いよいよ約30作品が出そろった1月クールの連続ドラマ。残念なことに、初回平均視聴率15%を超えた作品は片手ほど。たしかにコレという話題作がないせいか、「一体どれを見たら損しないものか」と迷ってしまう印象だ。
約半月前の初回レビュー[前編]では、1月14日までに初回が放送された作品について考察したが、この[後編]では1月15日以降に始まったドラマを中心に見ていきたい。
■フジ好調♪ TBS苦戦! テレ朝&日テレはマイペース
まず、1月クール全体の初回平均視聴率のトップ10は以下の通り(『相棒ten』など、クールをまたいで放送中の連ドラは除く。視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。
1位『NHK大河ドラマ 平清盛』(NHK総合)17.3%
2位『ストロベリーナイト』(フジテレビ系)16.8%
3位『ラッキーセブン』(フジテレビ系)16.3%
4位『最高の人生の終り方~エンディングプランナー~』(TBS系)15.3%
5位『ハングリー!』(フジテレビ系)14.2%
6位『理想の息子』(日本テレビ系)13.9%
7位『運命の人』(TBS系)13.0%
8位『ダーティ・ママ!』(日本テレビ)12.7%
9位『最後から二番目の恋』(フジテレビ系)12.1%
10位『恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~』(TBS系)11.9%
今期、堅実なキャスティングが印象的なフジ系作品が2位、3位、5位、9位にランクイン。最近、フジの代名詞であるバラエティー番組の視聴者離れが浮き彫りになっているだけに、今後「バラエティーのフジ」から「ドラマのフジ」へとイメージが移行していくのかもしれない。
反面、TBS系列は20時台放送の上川隆也主演『ステップファザー・ステップ』が初回平均10.4%で以降も7%まで下降しているほか、同局で唯一初回15%超えの『最高の人生の終り方~エンディングプランナー~』も2話目で11.0%まで下がってしまった。仲間由紀恵主演『恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~』も芳しくないゆえ、今期のTBSが苦戦を強いられているのは確実だ。
一方、最近、バラエティー番組の数字がイケイケな日テレ系列は、トップ10中2作品のみ。しかしこれは、深夜帯枠を除く連ドラがこの2つしかないため。前期、『家政婦のミタ』で異例のヒットを飛ばした同局だが、視聴率が取れる時間帯はドラマよりもバラエティーを優先したい意向なのかもしれない。
同様にテレ朝系列も深夜枠を除くと新作の連ドラは『聖なる怪物たち』の1作品のみ。現在、『相棒ten』『科捜研の女』『土曜ワイド劇場』といった人気シリーズを引き続き放送し、他局とは一線を画すマイペースっぷりを見せている。それにしても『聖なる怪物たち』しかり、テレ朝は人が死ぬドラマばかりだ。
■重い『聖なる怪物たち』と、サクッと見れる『家族八景』に注目!
そんな独自のスタンスを崩さないテレ朝系ドラマだが、岡田将生主演の医療ミステリー『聖なる怪物たち』がいろんな意味で話題となっている。加藤あい演じる妊婦から、帝王切開で子どもを取り出すシーンでは、「これ本物の赤ちゃん?」「怖い怖い!」とネット上がザワザワ。血まみれの赤ちゃん(おそらく人形)がピクピクと奇妙に動いた後、息絶える様子はかなりショッキングであった。
ほかにも子どもの産めない体になり、うつろな目で半狂乱となる加藤あいの好演や、度が過ぎるほどミステリアスな雰囲気を漂わせる中谷美紀、さらに今や引っ張りだこの長谷川博己が脇役で出演するなど見どころ満載!......なのだが、初回平均10.8%と伸び悩んでいるのは、山P主演『最高の人生の終り方~エンディングプランナー~』が裏番組のせいだろうか。
そして木南晴夏主演の深夜30分ドラマ『家族八景』(TBS系)は、筒井康隆が原作、堤幸彦が監督と異色の組み合わせが注目のドラマ。"人の心を読めてしまう家政婦"である主人公が、毎回いろいろな家庭の内情を覗いていく。心を読まれている間、その人間は全裸(局部をあらゆるもので隠している)となる演出が施されているほか、初回ではセックスシーンもあったため、AV女優の星野あかりなどがキャスティングされていた。
同作は過去に多岐川裕美(1979年)、堀ちえみ(1986年)の主演でドラマ化されており、今回が3度目。原作ファンからは早くも「ドラマ化は今回のが一番いい!」との声も数々上がっており、コアなファンも納得の完成度のようだ。
■お決まり感、一昔感が漂う『恋愛ニート』
仲間由紀恵主演『恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~』は、「恋の仕方をすっかり忘れてしまった6人の男女が繰り広げる、世にも奇妙な恋のスクランブル模様を、コメディタッチで描きます!」(公式サイトより)と今期中、最もテンションの高い作品。
初回では、友人の離婚式に出席した仲間由紀恵が、会場で出会った3人の男性(佐々木蔵之介、永山絢斗、田中裕二)からプレゼントを贈られたり、待ち伏せされたり、つきまとわれたり、突然キスされたり......と激しいアプローチ責めに。のちの放送回で男性陣による恋愛ゲームであることが分かるのだが、ネット上では「これ、男が恋愛ゲームしてるパターンでしょ」と即座にバレバレ。
さらに「何から何までほかのドラマで見たことあるような感じ」「6人の並びが古臭い」など、脚本の陳腐さや、キャスティングの不満に関するコメントが多く見られた。確かに前クールでテーマの近い『私が恋愛できない理由』(フジテレビ系)の香里奈、吉高由里子、大島優子という旬過ぎる並びを見た直後では、『恋愛ニート』の仲間由紀恵、市川実日子、りょうの並びはテンションが上がりづらいのかもしれない。
というわけで、各局のドラマに対するスタンスの違いが分かりやすかった1月クール。近頃は深夜ドラマが増え、さらにそれ自体のクオリティーも上がっており、もはや連ドラとは興味がある人のみが録画して楽しむ"DVD感覚"のものへと移行しているのかもしれない。今やオンタイムで見なくても、各局の公式サイトでオンデマンド配信されている時代。もしここで気になった作品があれば、好きな時間にパソコンで見てみてはいかがだろうか。
(文=林タモツ)


