ポスト『まどマギ』!? "アニメ界の小室哲哉"が放った力作『輪るピングドラム』を再考

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『輪るピングドラム1(期間限定版)』
(キングレコード)
 一時期、ブログのエントリや掲示板の書き込みで、「生存戦略」という耳慣れない四字熟語を目にしたことはなかっただろうか? なんでもコレ、進化論の用語で、動植物が生き残るために、種としての最適な行動をとることを指す言葉らしい。こんな専門用語がどうして急に広くネット上に出回り始めたのか。答えは簡単、昨クールのNo.1アニメ『輪るピングドラム』(TBS系)という作品に登場していたからである。  この『輪るピングドラム』を送り出したのは、「アニメ界の小室哲哉」という異名もある(らしい)、イケメンカリスマアニメ監督・幾原邦彦。『美少女戦士セーラームーン』シリーズの中でも、随所に漂う耽美的な雰囲気からファン人気の高い『美少女戦士セーラームーンR』『美少女戦士セーラームーンS』や、天井桟敷などのアングラ演劇的世界観をアニメに導入して高い評価を得た『少女革命ウテナ』などが代表作だ。  本作は、幾原が映画『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』以来、12年ぶりに送り出す完全新作オリジナルアニメーションとして、作品内容の情報露出がかなり絞られていたにもかかわらず、放送前から大きな期待を集めていた。そして、実際にフタを開けてみても、コミカルな味わいもありながら、スリリングでドラマチック、それでいてハートフルな物語と、ピクトグラムなど象徴的な表現を巧みに盛り込んだ先鋭的なビジュアルが同居する、現在のアニメシーンにおいて唯一無二の存在感がある作品として話題を集めた。「生存戦略」という言葉がネット流行語になるのも、むべなるかな。  物語の中心となるのは、冠葉・晶馬・陽毬の高倉三兄弟妹(きょうだい)。長患いの果てに病気で命を落としたはずの陽毬が、奇妙なペンギン帽子に宿った力で生き延びた代わりに、冠葉と晶馬は「ピングドラム」という正体不明のアイテムを探し求めることになる。  ピングドラムの鍵となるのは、荻野目苹果という少女が持つ、彼女の死んだ姉・桃果の日記帳。それを奪い取ろうと画策する人物が次々に現れ、多様な思惑が複雑に交錯する。中盤には、すべての登場人物が、過激派テロリスト集団によって1995年に起こされた地下鉄爆破事件(当然ながら、これはオウム真理教による地下鉄サリン事件を想起せずにはいられない)になんらかの形でかかわっていたことが明かされ、さらに物語は複雑さを増す。過去と現在が交錯しながら、クライマックスへ向けて物語が集約されていく展開は圧巻だ。  また、作中に散りばめられた、物語を読解する補助線となるような要素も魅力的だ。登場人物の名前(「カンパ(ネルラ)」=「冠葉」、ジョバ(ンニ)=「晶馬」)を始めとする宮沢賢治作品を想起させる要素、ロックバンド・ARBの女性ボーカルユニットによるカバー楽曲などが、多様な読解を可能にする深みを作品に与えていた。ARBのカバー曲を全収録したミニアルバム『トリプルH』が2万枚を超える売り上げを記録し、現在も数字を伸ばし続けている。  阪神大震災以来となる3・11の震災や、元・オウム真理教の平田信の自首などで、忘れかけていた95年の記憶が強烈に日本社会全体で思い返されている昨今。また『魔法少女まどか☆マギカ』や『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のヒットで、原作のないアニメオリジナル企画に注目が集まってもいる。放送は終わったものの、まだまだ『輪るピングドラム』は同時代的なインパクトを持ち続けそうだ。未見の人は是非チェックしてみてほしい。 (文=麻枝雅彦)
輪るピングドラム1(期間限定版) クセは強いですが......。 amazon_associate_logo.jpg
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「メリー・ジェーン」は別人だった? 知られざる"つのだ☆ひろ"の世界

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『ゴールデン☆ベスト つのだ☆ひろ BEST』
(ユニバーサル インターナショナル)

 いったい我々は、「つのだ☆ひろ」について、どのぐらいのことを知っているのだろうか。

 名前に「☆」が入っていること。名曲「メリー・ジェーン」を歌っていること。お兄さんが『恐怖新聞』でおなじみのマンガ家・つのだじろうであること。あと見た目にかなりインパクトがあること。そのぐらいでしょうか。

 1月10日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、つのだ☆ひろが登場した。冒頭では、「ドラマー、そしてシンガーソングライター、時には俳優としてもご活躍の方」という紹介のされ方をしていたが、「メリー・ジェーン」は今年で40周年なんだそう。

 オープニングのあと、徹子がさらっと言った。

「ご存じのように8人きょうだいでいらっしゃる」

 !! 8人!? 兄・じろうだけじゃなく、こんなにもきょうだいがいたのか、☆ひろさん(こうやって区切って表記するとき、「☆」は名字に含まれるのか、名前に含まれるのか、どっちなんだろう)。ちっとも「ご存じ」じゃなかった。

オリラジ中田、福田萌との結婚を前向きに考え、彼女好みのセックステクを勉強中?

【ハピズムより】

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あっちゃんはいつだって勉強熱心!

――いま話題のカップルの「顔」から、二人の性格、相性、はたまた夜の相性はどうなのかを勝手に占い、のぞき見しちゃいましょう!

■今回のターゲット
中田敦彦(オリエンタルラジオ)
福田萌

 タレント・福田萌さんとの熱愛が報じられたオリエンタルラジオの中田敦彦さん。先日、新番組の初回収録に集まった報道陣に「彼女ができました。福田萌さんです」と堂々と交際宣言し、結婚を視野に入れた付き合いであることも明かしました。しかし、『アメトーーク』(テレビ朝日系)の「中学の時イケてないグループに属してた芸人」でもある中田さん。相方の藤森慎吾さんと比べて女性にモテた経験がなく、扱いもあまりなれていないのでは? と邪推してしまいます。そんな二人の性癖や体の相性を、占い師&メイクプランナーのショウさんに人相学から鑑定してもらいました。

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「チケット即完売→ヤフオク大量出品」の"次世代K-POPスター"TEENTOPって誰?

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TEENTOPジャパンオフィシャル
ファンクラブサイトより
 16日、韓国の有力紙「中央日報」の日本語版公式ホームページに「韓国新鋭TEENTOP、欧州で注目されている理由とは?」との記事が掲載された。記事の内容は新進K-POPグループのTEENTOP(ティーントップ)がフランスやブラジルの芸能情報番組で取り上げられたことを紹介したものだ。しかし、このTEENTOP、日本ではあまりなじみがないが、どのようなグループなのか。 「2010年に韓国でデビューした10代ばかりのイケメン6人組です。デビュー直後から人気を集めていて、日本での公式デビューはまだにもかかわらず、昨年12月に渋谷で行われたファンミーティングのチケットは発売1分で完売したほど。今年のK-POPグループの本命アイドルとして、女性誌や芸能誌が注目している存在です」(女性誌編集者)  公式デビュー前にもかかわらずチケットが1分で完売してしまうとはなんともすさまじい人気だが、「そのほとんどがネットオークションに流れたのでは?」と指摘するのは、K-POP雑誌編集者だ。 「いわゆる"ヤラセ"ですよ。こうしたK-POPの"ソッカン(即完売)"報道の裏では、人気ぶりを演出するための組織買いが日常的に行われているんです」(同編集者)  実際、過去のオークション落札相場が検索できるサイトで調べてみると、くだんのファンミーティングチケットが大量出品されていたことが分かる。ほとんどが定価より低い価格で落札されており、中には1,000円程度の大幅ディスカウント価格だったものもある。ちなみに同サイトでは、落札されなかった出品物は検索できない。入札ゼロの出品も少なからずあったと予想されるが......。 「デビュー前にさも人気があるように演出し、箔をつけてから日本進出しようというK-POPにありがちな戦略ですね。中央日報の報道も、よく読めばTEENTOPがフランスやブラジルで人気があるということではなく、韓国での熱狂ぶりが取り上げられたというだけ。そんなことは韓国側の売り込み次第でどうとでもなりますからね。それがああした見出しによって、いかにもフランスやブラジルで人気があるように日本のファンをミスリードしてしまう。そして、いつの間にか『欧米でも人気のTEENTOPが、いよいよ日本公式デビュー!』となるわけです。日本の韓流ファンは、TEENTOP自体にではなく、捏造された彼らの人気に熱狂するのです」(同編集者)  韓国側によって作られた偽りの人気を日本のメディアが既成事実化し、日本のファンたちはそれを疑いもなく受け入れてしまう――。いつものK-POPブームゴリ押しの構図である。もう、こんなことを繰り返すのはやめにしたらどうか。 (文=牧隆文)
Roman-1st Mini Album なんかSMAPみたい。 amazon_associate_logo.jpg
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浅田真央本、出版中止のウラでは"相当な条件"が交わされていた?

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浅田真央公式写真集 「MAO」/徳間
書店
【サイゾーウーマンより】 フィギュアスケート・浅田真央の著書が、発売1カ月を前に中止となったことが波紋を呼んでいる。「広告が出る直前にお蔵入りした書籍はごまんとありますが、予約も始まって印刷作業も開始していた段階での中止はほぼあり得ないこと。たとえ著者本人であろうと、そうそう簡単にストップを掛けることなどできないはずです」(週刊誌記者)というから、まさに異例の事態だろう。  浅田のエッセー『大丈夫、きっと明日はできる』はポプラ社から2月8日に発売予定で、昨年末の段階で予約数は10万部を突破していたという。これまでのポプラ社による発表をまとめると、販促用のポスターや書籍に掛けられた帯の内容が、浅田の意にそぐわなかったとみられている。

【シリーズ・震災遺体(上)】釜石市、市長たちが語る遺体安置所の光景

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「東日本大震災では政策ばかりが議論される。しかし大切なのは、犠牲になられたご遺体にどう接して、どう尊厳を守るかということだった。そして、それをやってくれていたのが、遺体安置所で働いていた地元の人たちだった」(岩手県釜石市、野田武則市長)  東日本大震災で岩手県釜石市は約1,100人の死者・行方不明者を出した。昨年10月には同市の遺体安置所を舞台にしたノンフィクション『遺体――震災、津波の果てに』(石井光太著・新潮社)が発売。現在九刷のベストセラーとなっているが、その発売を記念して、仮設商店街にある「復興ハウス」で講演会が行われた。  講演会では、野田市長をはじめ、遺体安置所での仕事にかかわった人々が登壇。当時の遺体安置所でくり広げられていた光景について語った。  市長によれば、遺体安置所の設置が決まったのは、3月11日の震災直後だった。津波が町を襲った後、警察関係者が被災した市役所にいた野田市長(当時58歳)のもとへ駆けつけた。 「膨大な数の遺体が出る可能性がある。すぐに遺体安置所を設置したい」  すぐにそれに応じ、5年前に廃校になっていた釜石第二中学校の体育館を遺体安置所にすることに決めた。野田市長は当時の思いを次のように語った。 「波が去った後、町はがれきの山になり、そこにご遺体がバラバラと転がっている状態でした。あっちで2体見つかった、こっちで4体見つかったと次から次に報告が来るのです。一体どれだけの犠牲者数になるか想像もつきませんでした。私としては、がれきの中にあるご遺体の尊厳を守りたいという一心で遺体安置所をいち早くつくったのです」  町で見つかった遺体は、報告があった順から体育館の床に並べられた。棺もなく、毛布にくるまれた状態のままだった。  翌朝の明け方には、岩手県警のチームが到着。9時からは地元の開業医や歯科医が遺体安置所に集結し、停電で明かりすらつかない冷たい体育館内で、死体検案、歯型確認、身元確認作業が行われた。  当時、遺体安置所にいた関係者は、犠牲者数がまさか1,100人にのぼるとは想像もしていなかった。大半の者たちが津波によって沿岸への道が行き止まりになっていたため、わずか3キロ先の被災地まで行けず、何が起きていたのかわからなかったのだ。  だが、この日の朝に秋田県から入った陸上自衛隊が被災地で次々と遺体を発見する。瓦礫をどかす度に、次々と遺体が出てくるのだ。また、地元住民からも「倒壊した家に知らない人の遺体がある」とか「うちの父の遺体が車の中にある」という通報が入った。  急遽、これらの町で発見された遺体を遺体安置所へ運ぶ班が必要となった。  釜石市で遺体搬送を行うことになったのは市の職員だった。遺体安置所の管理や遺体の搬送は自治体の責任で行われていたため、働くのは市の職員になる。  その一人、松岡公浩(当時46歳)は教育委員会に属する生涯学習スポーツ課の職員だった。13日の朝、課長から呼び出され突然辞令を出された。そしてわけもわからぬままダンプカーを運転して被災地へ赴いた。  そこで目にしたのは、空き地に並べられた遺体の山だった。毛布をめくると、松岡の知り合いが冷たくなって横たわっていた。お腹の大きな妊婦もいた。母子ともに津波に飲まれてしまったのだ。  松岡は語る。 「初めは愕然としました。しかし、犠牲者を泥だらけのまま、ここに放置しておくわけにいきません。なんとか家族のもとへ返してあげたい。そういう思いで、3体ずつダンプカーの荷台に載せて遺体安置所へ運びました。しかし、次から次に運ばなくてはならない遺体は増えてくる。一体いつになれば終わるのかという思いでした」  一方、遺体安置所では急ピッチで死体検案や身元確認作業が行われていた。  この時、70歳になる一人の男性が遺体安置所を訪れる。千葉淳だ。彼は民生委員として避難者の支援を行っていたが、膨大な犠牲者が運ばれていると聞いて遺体安置所に駆けつけたのだ。  そこで目にしたのは、体育館の床に隙間もなく並べられた遺体だった。どの遺体も死後硬直し、助けを求めるように手が曲がっていたり、苦しそうに口を開けていたりしていた。家族がこれを見たらどう思うだろうか。  千葉は3年前まで地元の葬儀社で働いていた。自分ならば、遺体の尊厳を守り、家族に引き渡してあげられる。  そう決心すると無償のボランティアとして遺体安置所の管理人をすることになった。  千葉が行ったのは冷たくなった遺体に声をかけることだった。生きていた時と同じように声をかければ死者は尊厳を取り戻す。  毎朝5時半に遺体安置所へ行くと、千葉は一体ずつドライアイスを取り換えながら声をかけた。 「昨日は寒かったね、ごめんね。でも、今日こそ家族が見つけに来てくれるからね。それまできれいでいるために少しだけ辛抱してね」  昼になると、少しずつ家族がやってくるようになる。行方不明の肉親が運ばれてきていないかどうか捜しに来るのだ。家族は次々と肉親が遺体となって横たわっているのを発見する。あちらこちらで嗚咽する声が響く。  ある親は毎日のように安置所にやってきて、生後54日の赤ちゃんの遺体の前で泣いていた。津波に飲み込まれた際、手を離したばかりに赤ちゃんだけ波に飲まれてしまったのだ。親は遺体の前で泣きながらくり返し謝っていた。 「ごめんね。死なせてしまってごめんね」と。  悔やんでも悔やみきれなかったのだろう。そんな時、千葉はそっと傍に寄り添い、こう語りかけた。 「坊やは、ママやパパが助けようとしてくれたことを感謝しているもんな。恨んでなんかいないもんな。天国からありがとうって言ってるもんな」  この言葉によって、遺された両親はどれだけ救われただろう。  千葉は、このように遺体や遺族に語りかけつづけた。死化粧をしたり、死後硬直をほどいたりしながら声をかけたこともあった。そのようなことのつみ重ねでしか、遺族の心を和らげることはできないことを知っていたからだ。  震災発生から約2カ月間、被災地の遺体安置所ではこうした光景が絶え間なくくり広げられていたのである。  2012年、1月14日に仮設商店街の「復興ハウス」で行われた講演会では、野田市長、遺体搬送班の松岡、民生委員の千葉などが次々と登壇。2時間にわたって、当時遺体安置所で起きていたことを生の言葉で語った。  千葉は涙にむせびながら当時をふり返り、松岡は奥歯をかみしめてうつむいていた。生後54日の赤ちゃんを失った夫婦も客席にすわり、涙を流していた。  その前で、野田市長は次のように話した。 「ああいう状況下では、行政にできることは限られています。遺族や犠牲者の尊厳を守ることまで手が回らなくなってしまうのです。また、ルールとしてできることも限られています。しかし、今回の震災では遺体安置所にかかわった一人一人の〈思い〉が足りない部分を補い、傷ついた遺族を支えました。こうした〈思い〉こそが、被災地の復興において非常に大切なことになってくるのです」  あと1カ月強で、被災地は一周年を迎えようとしている。だが、今でも月に何体も遺体が見つかっている。それをささえているのが、地元の人たちの一人一人の〈思い〉なのである。  現在、野田市長は仮設住宅などのインフラを整える一方で、ことある度に遺体安置所の光景が書かれた『遺体――震災、津波の果てに』を読むように勧めているという。先日は岩手県知事にも勧めた。  被害者の心の復興のために必要な〈思い〉を考えてほしいからだという。  テレビや新聞は、遺体の尊厳ということに、ずっと目をつぶりつづけていた。  しかし、被災地では一年が経ち、尊厳についてもう一度考え直そうという動きが生まれつつある。  被災地以外の地域に暮らす人々も、今だからこそ改めてそのことについて考えていかなければならない。
遺体―震災、津波の果てに ぜひ、ご一読を。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 ・遺体安置所で遺体と向き合う人々を追った壮絶ルポ『遺体 震災、津波の果てに』「ご先祖様に会ったときに恥ずかしくないように」被災地で死者に語り掛ける納棺師最下層で生きる子どもたちの生の声が鋭く心に突き刺さる『レンタルチャイルド』

浅田真央本、出版中止のウラでは"相当な条件"が交わされていた?

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浅田真央公式写真集 「MAO」/徳間
書店

フィギュアスケート・浅田真央の著書が、発売1カ月を前に中止となったことが波紋を呼んでいる。「広告が出る直前にお蔵入りした書籍はごまんとありますが、予約も始まって印刷作業も開始していた段階での中止はほぼあり得ないこと。たとえ著者本人であろうと、そうそう簡単にストップを掛けることなどできないはずです」(週刊誌記者)というから、まさに異例の事態だろう。

 浅田のエッセー『大丈夫、きっと明日はできる』はポプラ社から2月8日に発売予定で、昨年末の段階で予約数は10万部を突破していたという。これまでのポプラ社による発表をまとめると、販促用のポスターや書籍に掛けられた帯の内容が、浅田の意にそぐわなかったとみられている。

「報道でも言われているように、『ママ、ほんとうにありがとう』という文言が浅田の不快感を招く原因になりました。浅田の母は昨年12月9日に急逝しており、そのことを書籍の宣伝に使われたように感じてしまったというわけです。またポプラ社といえば"ヤラセ疑惑"で騒動となった、水嶋ヒロの処女作が『第5回ポプラ社小説大賞』の大賞を受賞した事件など、近年ではあまりいいイメージが浮かばないことも事実です」(前出記者)

 しかし、宣伝広告展開においてポプラ社がここまでの失態を犯すものだろうか。業界からはこんな声も。