前田敦子の"求心顔"こそ現代の美の象徴!?

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※画像は『前田敦子 2011年
カレンダー』
より
【メンズサイゾーより】  いまや国民的アイドルグループと呼ばれて久しいAKB48。アイドル戦国時代とも言われる昨今"国民的"という冠がつくことは、このアイドル戦国時代における覇者であることを意味する。つまりAKB48で総選挙1位を獲得した前田敦子は、アイドルの中のアイドルとも言える存在だろう。そうなれば、おのずと世間からの注目も集まる。今、そんな前田について取り上げた、ある女性誌の記事が物議をかもしている。  女性ファッション誌「mina」(主婦の友社)12月号に掲載された「人気読モのコンプレックス克服メイク術」。これは、女性が持つ顔のコンプレックス別にメイクの処方箋を示すタイプの記事で、女性誌ではよくある特集だ。ここに「すっぴんに目ヂカラがないのが悩み」とするモデルに......

池田大作重病説は本当だった!? 元・看護師が明かす厳戒病室

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「週刊文春」10月27日号 中吊り広告より
第1位 「モノクログラビア 誕生日は、3月11日」(「週刊文春」10月27日号) 第2位 「池田大作『創価学会』名誉会長『厳戒病室』本当の病状」(「週刊文春」10月27日号) 第3位 「ミステリー作家黒川博行『怒りの独占手記』週刊現代デッチ上げで『かい人21面相』にされた私」(「週刊文春」10月27日号)  1週間の中国旅行から帰った金曜日の夜、家人に買っておいてもらった週刊誌を読む。面白い。新聞はiPadでチェックしていた。週刊誌は雑誌の中吊りアプリでタイトルは見てはいたが、内容を読めない欲求不満がたまっていたから貪るように読んだ。  厚生労働省が突然、年金部会に提示した「年金開始年齢を68~70歳で検討している。65歳に引き上げの前倒しもある」という理不尽な案に、当然ながら各誌が怒っている。だが、幾分不満なのは、ではどうすればいいのかという具体策について頷けるものはなかった。  「フライデー」の「宮崎あおい、夫・高岡蒼甫とついに別居!」は、宮崎が二人の愛の巣を出て東京都下のマンションで暮らし、すでに二人の仲は破局していることを丹念な取材で明らかにしている。  「週刊新潮」が東京都世田谷区の住宅街で発生した高い放射線量騒動を取り上げている。結果、放置された夜光塗料に使われていたラジウム226だったが「年間30ミリシーベルトを50年浴びた『女性』はガンになったか!」と、92歳の女性もその家族もガンでなくなった人はいないと、放射能にビクビクしている読者に、そう心配しなくていいのだといっている。  22日土曜日の夜、お茶の水の山の上ホテルで行きつけのバーの「5周年を祝う」会があった。そこで話題になっていたのが、3位に上げた黒川博行の手記である。  「週刊現代」でノンフィクション・ライターの岩瀬達哉が、時効になったグリコ森永事件を取材して連載した「スクープ直撃!あなたが『21面相』だ」の中で、仮名だが犯人と断定されたと怒っている。  前の週の「週刊朝日」が黒川の「現代」告発を取り上げているが、こちらはより詳しく伝えている。  事件当時、黒川はデビュー作が脅迫状の文面や身代金の受け渡し方法が酷似していたことで、兵庫県警に事情聴取されているが、その時点で疑いは晴れているとしている。岩瀬と編集者に3回取材されたが、「あなたが真犯人ではないのか」という質問はなかったという。  岩瀬が黒川を真犯人だと疑う根拠は、犯人とされる人間との身長と年齢が合致、犯行に使用された車と似た車に乗っていた、容易に青酸ソーダを入手できた、脅迫テープに言語障害を持つ子どもの声が録音されているが、黒川の妹の息子にも言語障害がある、犯行現場に土地勘がある、などである。  だが黒川は、妹に言語障害の息子はいない、土地勘はない、青酸ソーダを入手できるメッキ工場は親族が経営しているが、事件当時はプレス工場だったと3点は間違いだと主張している。  取材の際のやりとりのおかしさから、黒川が真犯人だという思いこみが前提にあったとも指摘している。  当然のことながら、岩瀬と「現代」に対して抗議したが誠意ある回答はないと憤る。今回「文春」も岩瀬と「現代」に取材しているが、コメントはない。  私は岩瀬を知っているが、地道に取材をするライターである。年金問題を暴いたことでも有名で、彼が単なる思いこみで書くとは思いにくいのだが。  「朝日」は今号でも、犯人らがグリコ社長拉致に使用した車について、岩瀬の重大な事実誤認があると批判している。「週刊ポスト」も、かつて犯人のキツネ目の男に酷似しいているといわれた作家の宮崎学を、この件でインタビューしている。宮崎は連載も読んでいないし、コメントのしようがないとつれないが。  仮名で書いたのだからという言い逃れはできない。「現代」と岩瀬側はどんな反論をするのかと期待して「現代」を読んでみたが、おいおい、一行も触れていないではないか。  2年前になるが、「新潮」で朝日新聞襲撃犯の手記を掲載し、それがまったくのウソだったことが朝日新聞や他誌の指摘で明らかになり、ついには告白した当人が「文春」などで、手記は「新潮」に強制されたと告白して、「新潮」は大失態を演じた。  そのこともあって「新潮」だけではなく、他の週刊誌も売上げが減少し、存亡の危機に立たされたことを思い出す。  その後、「現代」は鈴木章一編集長が「団塊向け週刊誌」という原点帰りをして部数を少しずつ戻し、東日本大震災や島田紳助スキャンダルで勢いをつけ、ナンバー1の「文春」に迫ろうかという時期に起きた大トラブルである。  岩瀬も「現代」編集部も、黒川の批判にきちっと答える義務がある。小沢一郎のカネの問題で説明責任を果たせと追及してきた「現代」が、この問題に説明責任を果たさなければ、小沢追及とはいったい何だったのかを問われるのは間違いない。次号でやらなければ時機を逸し、また週刊誌への不信が高まり、「新潮」の二の舞になる。岩瀬と鈴木「現代」編集長が記者会見を開いて、説明すべきだと思うが。  さて、池田大作創価学会名誉会長といえば、日本を牛耳るドンのナンバー1といってもいい人物である。その池田名誉会長が昨年5月中旬以降、公の場に姿を見せていないことから重病説もささやかれてきた。  83歳だから、失礼だが病気で伏せっていてもおかしくはないが、なにせ大組織・創価学会を率いる人だから、万が一のことがあれば、組織や公明党まで、大きな影響を及ぼす。  「文春」は、その池田名誉会長の病状を間近で見たというAさんから話を聞いている。これが今週の2位。  Aさんは東京信濃町にある創価学会の医療関連施設「南元センター」で看護師として勤務していたという。数カ月にわたり看護をしてきたAさんは、池田名誉会長の病状をこう語っている。 「先生の病気は、脳梗塞です。梗塞は2カ所にあり、もともと糖尿病という持病をお持ちなので、合併症を誘発する恐れもあります。自力で歩くことはできず、移動は車椅子でした」  聞き取りづらい部分はあったが、入院当初は会話はできていたという。しかし東日本大震災以降、他人の認識できないこともあり、咀嚼が困難になり、食事をきちんと摂れなくなったため、誤嚥性肺炎の恐れから1日3回、経管注入で栄養剤を入れているという。  なぜ彼女は神のように崇めていた人の病状を明らかにしたのか。 「(中略)幹部の方々は、心配する我々学会員に対して『先生は元気です』とアピールするばかりです。しかし、それは学会員を欺き、池田先生を冒涜しているのと同じではないでしょうか。末端の学会員にも先生の現状をお知らせして、先生のために大勤行会を開いた方がいいと思うのです」  私が読んだ印象では、この告白の信ぴょう性はかなり高いと思う。どちらにしても池田名誉会長の体調ははかばかしくなく、近い将来、後継者問題が表面化してくることは間違いない。次期リーダーに誰がなったとしても、彼ほどのカリスマ性を持ったリーダーにはなり得ないから、この大宗教団体の今後は波乱含みであろう。  東日本大震災の傷跡はまだそこかしこに残り、復旧、復興はかけ声ばかりで、政治も役人も心底から被災者のことを思ったいるのか疑問に思えてならない。  しかし、どんなに被害を受けようとも、新しい命が生まれ、育っていくことを、この「文春」のグラビア特集は気付かせてくれる。  ここには3月11日に被災地で誕生した11の新しい命が載っている。春晴(はるせ)、瑞萌(みづき)、輝道(てるみち)、陽生(はるき)など、被災した親の思いがこもっている名前が多い。  春晴ちゃんは「早朝、石巻の病院で生まれる。(中略)交通手段もなく、家族が全員で顔を合わすことができたのは、4月6日。『春晴という名のように、よく晴れた日で、一生忘れられないと思います』と父・健司さん」  輝道ちゃんは、母親が初乳をあげようとしていたとき地震に襲われた。母親はとっさに輝道ちゃんにおおいかぶさると、その上から助産婦もおおいかぶさってくれたという。  陽生ちゃんは地震の直後に生まれた。母親は福島県の病院の陣痛室でその時を迎えた。看護婦の誘導で、寒い中大きなお腹を抱えて病院の駐車場に移動し、彼女の父親の車のシートを倒して布団を敷き、そこで産んだ。  お湯は出なかったから沐浴はできず、出生時刻を忘れないようにと、生まれたばかりの陽生ちゃんの足にマジックで書いたという。  虎ちゃんが生まれたのは地震から40分後。仙台市内の病院の受付の奥にある簡易ベットだった。生まれたはいいが余震が続く。へその緒を切るはさみやタオルがなく、看護師が探してくれた。書くものがなかったので、生まれた時刻はその場にいたみんなで覚えた。父親は虎ちゃんが息をしていないことに気付く。看護師が管を見つけてきてくれて、虎ちゃんののどに入れ、吸引して泣き声が戻る。その後、外へ出ると、避難していた人たちが「良かったね」と拍手をしてくれたという。  凛ちゃんの母親は青森市内の病院の分娩室にいるときに震災が起き、停電になった。「部屋が暗くなっていくので、早く産まなくちゃと焦った」と母親は話している。その夜は懐中電灯一つで過ごした。「人の痛みが分かる優しい子に育ってほしいと」と父親が言っている。  「天から遣わされた」ような命がすくすくと育っていってほしいと思う。切った張ったばかりではなく、こうした目線が読む側をほのぼのと温かくしてくれる。これが今週のグランプリである。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
池田大作名言100選 沁みるっ!! amazon_associate_logo.jpg
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川島なお美(50歳)が「美ST」でおしり丸出しのセミヌードを公開

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「美ST」2011年12月号(光文社)

 今月号の「美ST」の表紙は川島なお美です。『お笑いマンガ道場』(日本テレビ系)で車だん吉の隣にいたあのころのように、初々しく、かわいらしく、はにかんだふうにニッコリとしています。それはまるで乙女のように、乙女のように、乙女のように......って、よく見たら、おしりがスケスケ、ノーパンじゃないすか。しかも、う●こ座りしてる! パンツを脱いで、うん●座りして、はにかんで、「こっち見ちゃイヤン」てな感じで、トイレットペーパーみたいなのを体にくるくる巻き付けて......ちょ、これは刺激的すぎます! やばいです!! 一体何がどうしてこうなったのでしょうか。では、さっそく中身を見てみましょう。

松本潤、マネキンファイブで「イタリア票」は獲れたのか?

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【ジャニーズ研究会より】

 嵐メンバーのファッションセンスが露になる、『ひみつの嵐ちゃん』(TBS系)の「マネキンファイブ特別編 秋の2時間SP」が10月20日に放送されました。今回、メンバーが「秋のデート服」をテーマに買い物をしたのは、「横浜ランドマークプラザ」&「クイーンズイースト」。

旅行中に娘ココの体調が急変……病院まで1時間半の山道をどうする?

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(C)倉田真由美

 週末に2泊3日で軽井沢に行ってきました。このコラムの担当Sさんから、「叶井さん、マジで旅行しすぎです」とツッコまれたが、オレにはファミリー用旅行誌に掲載されてるすべての「赤ちゃんペンション」に行くという目標があるんだよ!

巨大資本・文教堂の参入で激化する同人誌書店のシェア争いの行方

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同人誌専門「アニメガ」をオープン
した文教堂
 巨大資本の参入で、オタク産業の一角を担う同人誌書店に業界再編の兆しが見え始めている。かつては同人誌即売会でなければ手に入らなかったマンガ・アニメ等の同人誌を、いつでも気軽に買えるものへと変貌させた、同人誌書店。果たして生存競争に勝利するのは、どの書店なのか。  オタクの街、秋葉原。そこには「コミックとらのあな」「COMIC ZIN」「アニメイト」「メロンブックス」などいくつもの店舗が軒を連ねている。これらの書店が、同人誌市場を巨大化させる一翼を担ってきたことは、いうまでもない。  このマーケットに新たに参入を決めたのが、大手新刊書店チェーンの「文教堂」だ。文教堂は、大日本印刷の連結子会社で、首都圏を中心に182店舗(2010年8月時点)の書店を運営する日本最大規模の書店チェーンだ。近年では、新刊書籍の販売だけでなく、一部の書籍を対象に税抜き定価の3割で買い取り、ネット販売する新古書販売事業にも参入し注目を集めている。  現在は、販売を委託してくれる同人誌を募っている段階で、当面は9月24日に1号店がオープンした専門店「アニメガ」での取り扱いがメインだが、徐々に取扱店を増やしていく予定だという。今後、同人誌を取り扱う店舗数が増加すれば、同人誌を購入できる書店が、一気に増加していくことになる。  もうひとつ、業界での大きな話題が、今月、「アニメイト」と関係の深い同人誌書店「らしんばん」が秋葉原に進出したことだ。長らく秋葉原に店舗を持たなかった同社が、秋葉原に進出した背景には、さまざまな憶測が流れている。「アニメイト」はグループ会社や関連企業も含めれば、同人誌の取り扱いだけでなく、版権管理やキャラクターグッズの製作、映像や音楽の製作、出版も行うオタク業界の巨大企業だ。今年6月には神保町の大型新刊書店「書泉ブックマート」などを運営する「株式会社書泉」も傘下に収めている。新店舗のオープンと並行して、新たな買収で更なる体制強化を図っているとの見方もある。  こうした競争激化の中で、一部の同人誌書店は人気のある同人漫画家の囲い込みに躍起になっているという話も聞こえてくる。囲い込みとは、文字通り人気作家の同人誌を即売会後に自店舗だけの専売にすること。どの同人誌書店も、売り上げを確保する最良の手段としているようだが、その中である大手同人誌書店の「失敗」が秋葉原の同人誌書店関係者の中では語り草になっている。 「最近、秋葉原でも古参の大手同人誌書店が、同人誌の専売を断った漫画家に対して、その漫画家の商業出版された作品が入荷した際に、即日返品する"報復"を行う事件が起こった。当然、ひんしゅくを買う結果に終わってしまい、ほかの漫画家も"そんなところには販売委託できない"と、離れつつある」(ある同人誌書店員)  あえて名前は伏せるが、この話題に上がった店舗は、創業者である社長が大学などでも積極的に講演を行ったりしている、本当の意味での「古参」だ。にも関わらず「報復」が他社を潤す結果に終わるだけだと見通せなかった理由は謎だ。この書店、新刊書籍の取り扱いも行っているのだが、店頭を覗いてみると既刊の補充が十分に行われていないのが目につき(1巻があるのに、2巻がなくて3巻がある)、組織自体が、なんらかの問題を抱えていることを窺わせる。通販で売り上げを確保しているかもしれないが、供給源である漫画家から忌避されるような同人誌書店に、果たして未来はあるのだろうか。  いずれにせよ、同人誌市場のシェア争いは、大手の参入によって新たな段階に入ったといえるだろう。巨大化したとはいえ、同人誌市場は、日本のコンテンツ産業全体からすれば、僅かな部分を占めているに過ぎない。巨大化した同人誌書店同士の競争が、市場を拡大することになるのだろうか。そもそも、書店で手軽に購入できる物が「同人誌」なのかは、甚だ疑問だが。 (取材・文=昼間たかし)
同人誌やイラストの美しいデザイン100―レイアウトの基本から配色、文字組みまで もはや無視できないマーケット。 amazon_associate_logo.jpg
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NPO法人に2,000万円が消えた! 世田谷区で補助金スキャダルが発覚

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"市民派"だったはずの保坂展人世田谷区長
も、なぜかこの問題への対応は鈍い。
 実態の伴わないNPO法人に、東京都の世田谷区が2,000万円もの補助金を投入した結果、事業が頓挫して補助金が消えただけでなく、区が事態の隠ぺい工作を重ねて責任逃れを図っていたことが、地元区議らの追求で発覚した。NPOと区との間に不透明な金の流れがないか捜査機関が関心を持っているとの情報もあり、事件は今後さらに広がりを見せる可能性もありそうだ。  舞台となったのは、世田谷区で計画されていた「二子玉川デジタル映像コンテンツ産業誘致集積支援事業」(以下、「デジコン支援事業」)。世田谷区内にある東宝スタジオ(成城)や円谷プロ(八幡山)などの既存の映像関連企業を、民間主導で二子玉川地区周辺に集積し、同地区をデジタルコンテンツ産業のメッカとして活性化を図ろうというもの。事業体は民間から公募し、区はそれに対して10年度2,000万円、11年度4,000万円、12年度3,000万円を上限として負担するというのが大きな流れだ。  ところが、公募で選ばれた「特定非営利活動法人ディジタル・コンテンツ・インスティテユート」(略称:「DCIn」・東京都品川区・太田直久理事長)は、区から10年度の補助金2,000万円を交付されながら、交付後わずか1カ月で事業の廃止を区に報告。区はこれを承認し、補助金の行方も責任の所在も曖昧なままという異常な事態に陥っている。  これを問題視した地元区議らが今年の夏以降、区に対して真相究明と関係書類の提出を再三にわたり求めてきたが、所管部署である産業政策部長や工業・雇用促進課長は、証拠となる書類の存在や事実関係を一貫して否定し続けてきた。  その後も区議による情報公開請求などの厳しい追及が続くと、区は10月の決算委員会最終日になり、ようやく一枚の文書の存在を明らかにした。それは、デジコン支援事業の失敗に関して、保坂展人区長がNPO法人の太田理事(当時・現理事長)と区役所の応接室で会談した内容を、同席した工業・雇用促進課長がメモした「会議録」である。区ではそれまで、「会議録」の存在はおろか、保坂区長と理事長とは「一度も会ったことがない」として、会談の事実そのものを認めていなかったのだ。  実はこの前夜、事件の調査に中心的な役割を果たしてきた世田谷区議の桃野よしふみ氏が、担当部課長の非協力的な対応に業を煮やし、「明日の委員会で区長に直接質問をする」と伝えていた。このままでは区長の虚偽答弁を避けられないと追い込まれた区側は、委員会最終日当日の朝という異常ともいえるギリギリの段階で、「会議録」の写しを苦渋の選択で全議員に配布したのである。
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工業・雇用促進課による会議録まで制作していた
のに、世田谷区はその存在を否定し続けてきた。
(クリックで拡大表示します)
 こうした区の対応に対し、「虚偽の答弁を繰り返しながら情報隠ぺいを図ってきた行為は許し難い」と憤るのは、同じく真相究明を続けてきた世田谷区議歴13年の田中優子氏だ。 「区はようやく『会議録』を提出しましたが、例えばこの書類だけで、担当課長は3つの嘘をついていました。ひとつは、区長と太田理事とは『一度も会ったことがない』と繰り返していたのに、実際は会っていたこと。ふたつ目は、会ったことを認めた後も、『会議録やメモはない』と言い張っていたのに、メモが存在したこと。最後にメモの存在が発覚した後も、『備忘録しかない。議事録はない』と言っていたのに、メモをもとにパソコンで作られたワード文書が出てきました。嘘を塗り重ねてきた区の対応は、議会軽視であるとともに区民への背信行為です。許されることではありません」  決算委員会では保坂区長と板垣正幸・秋山由美子の両副区長が、これまでの虚偽報告について謝罪をする異例の事態となった。もっとも、区長は一連の虚偽対応はあくまで課長の独断で行われたものと主張し、「なぜ課長が独断で嘘をつく理由があるのか」との質問には「わからない」と回答。また、課長の直属の上司にあたる産業政策部長も、課長に対する「指導不足」を謝罪したものの、課長に虚偽対応をする旨の指示は「出していない」と否定し、「会議録」の存在についても「記憶にない」との答弁に終始した。  しかし、課長が残した会議録には、区長や両副区長、産業政策部長が出席していたことが記録されている。彼らは全員、同じ応接室で課長が記録を取っていたことに気付かなかったとでもいうのだろうか。  ましてや役所という組織の性格上、こうした重要な会議の場で記録を残さないなどありえることではない。「会議録の存在を知らなかった」などという説明は到底通らない。となれば、世田谷区のトップ4人が議会で虚偽答弁を行った疑いが、極めて濃くなったといえるだろう。  それにしても、情報開示請求に対して「ない」と拒み続け、ボロが出始めると嘘を塗り重ねていく世田谷区の姿勢は、自治体の情報公開の原則から見ても恥ずべき行為と言う他ない。ましてや、今回の事件は「NPOゴロによる補助金詐欺」(区関係者)という刑事事件の可能性も否定できず、ひいてはNPOから区へ金銭のキックバックさえも疑われる極めて疑わしい図式である。区は呑気に書類の隠ぺいなどしている場合だろうか。  一方、事件の存在や一連の虚偽回答が表に出た以上、世田谷区はせめて事実究明には積極的な動きを見せ始めたのだろうか。また、NPO法人に対して現在、どのような弁済請求を行っているのだろうか。  これについて、「区がNPOと結んだ弁済契約は、恐ろしくゆるい内容です。貴重な税金を取り戻そうという真剣な姿勢がまるで見えません」とあきれるのは、前出の桃野議員だ。 「私が入手した弁済契約書によると、区が弁済を求めているのはDCInに交付した2,000万円全額ではなく、DCInが現在保有している財産の3分の2にあたる956万円だけなのです。しかも、返済は月々わずか16万円の5年払いで、保証人もつけていません。それほどゆるい条件にもかかわらず、現時点での弁済状況は最初の一回分だけ。その後の支払いは履行されていないのです」  あまりに杜撰なNPOと呑気で無反省な世田谷区。彼らは2,000万円という公金が消えた事実を一体どう捉えているのだろうか。また、世田谷区がここまで生ぬるい対応をNPOに取り続ける理由は果たして何なのだろうか。これについて、ある区の関係者は匿名を条件に次のように答えてくれた。 「普通に推測すれば、理由は2つ。ひとつはDCInと世田谷区の間に金銭に絡んだ不適切な関係性があったこと。もうひとつは、区職員にとっては税金なんて他人の金。いくら溶けようが、痛くも痒くもないんでしょう。これだけディスクロージャー(情報公開)が叫ばれて情報がダダ漏れになっている時代に、いまだにコソコソと情報隠ぺいする役所の体質には呆れかえるしかないですね」
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2009年と10年に総務省からDCInに渡った計約2億円の
補助金の問題点を指摘する「AERA」の記事。
 実は、NPO法人のDCInが補助金絡みで問題視されたのは今回が初めてではない。09年と10年に総務省の「ICTふるさと元気事業」などの2つの事業で、DCInへの交付が決まっていた1億9,900万円の補助金及び委託事業費に対し、今年3月1日に同省が補助金適正化23条に基づく異例の立ち入り検査を実施したことを、雑誌「AERA」(朝日新聞出版)3月14日号が、「総務省デタラメ予算配分」と題する記事で報じている。こうした経歴を持つ団体をあえて選んで多額の補助金を交付し、全額返済を求めない世田谷区の対応に謎は深まるばかりだ。  桃野区議らは、これまで区が虚偽の説明を続けながら事実の隠ぺいを図ってきたことを厳しく非難したうえで、事件の全容解明に向けた第三者機関による調査・検証を強く要求している。 (文=浮島さとし)
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モヒカン姿で「私は、絵筆です」とツイートするジム・キャリー、うつ病悪化か?

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ジェニー・マッカーシーと写る、ジム・キャリー。このこ
ろはまだ安定してた?

 奇行続きで、うつ病が悪化しているのではないかと心配されていた人気喜劇俳優のジム・キャリーに、新恋人ができたことが明らかになった。ローレン・ホリー、レネー・ゼルウィガー、ジェニー・マッカーシーなどブロンド美女好きで知られるジムの新しいロマンスのお相手は、ニコール・リッチーに似たブロンド美女。パパラッチされた写真には、うれしくて仕方がないといった表情で彼女の手を握りしめているジムの姿が写っている。

松本人志、AKB48……アイドルと芸人のコント・シットコムが急増した背景

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NHK『松本人志のコントMHK』公式サイトより
 ネタ見せお笑いブームが終了し、地デジ化、島田紳助の引退と過渡期を迎え、テレビ局各局が大幅な改編を行った秋クール。その中で増加したのが、芸人とアイドルによるコントやシットコム(シチュエーション・コメディー)番組だ。コントでは、NHKが『松本人志のコントMHK』を月1レギュラー化させ、TBSでは、若手芸人出演の『パワー☆プリン』が放送開始。シットコムでは『SKE48のマジカル・ラジオ』(日本テレビ系)、劇団ひとり、東京03、バカリズム、早見あかりら出演の『ウレロ☆未確認少女』(テレビ東京系)がスタートした。 「『松本人志のコントMHK』は昨年10月15日に特番として放送され、視聴率6.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったコント番組。今年11月5日から毎月第1土曜日の放送としてレギュラー化。第1回は浜田雅功が出演し、10年ぶりに松本とコント番組で共演することも話題。彼らが司会した『キングオブコント2011』(TBS系)で準優勝だった2700のほか、ジャングルポケット、スパイクら若手芸人出演の『パワー☆プリン』は、TBSには珍しい芸人のショートコント企画。出演は全員よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属で、ネタ見せ番組なき後の芸人の受け皿的番組です」(テレビ情報誌記者)  キャリアは大きく違うが芸人たちがコントに励む一方、アイドルが芸人とともに参加するのが、舞台設定を固定させたドラマのようなストーリー性があるシットコムだ。『SKE48のマジカル・ラジオ』は松井珠理奈、高柳明音がラジオDJ、松井玲奈、オードリーの若林正恭、佐藤二朗が番組スタッフ役。打ち切り寸前のラジオ番組制作を主軸に、アドリブも加わる。一方、『ウレロ☆未確認少女』は、劇団ひとりら演じる弱小芸能事務所の社員たちがアイドルグループ・UFIを売り出す戦略を練っていく。ももいろクローバーZがナレーションなどを担当しており、今後も何らかの形で番組に関わってくるようです」(同)  ひかりTVではAKB48のコント番組『びみょ~』が始っており、アイドルのコントやシットコムが突如急増。その理由を前出の記者は次のように分析した。 「AKB48は『AKBINGO!』(日本テレビ系)、『週刊AKB』(テレビ東京系)など数多くのバラエティー番組があり、企画も飽和状態。その中でコントは未開拓の分野であり、人気上位メンバー以外も出演しており、メンバーたちの女優修業の場にもなります。シットコムなら、セットが一つで済むのでコストも抑えられるという利点もあります」  クイズ、ネタ見せ、グルメ一辺倒だったテレビの世界に新たに吹いたコントとシットコムの風。栄枯盛衰のテレビの世界の中で、新たなブームとなっていくのか注目だ。 (文=都井ナツオ)
松本人志 仕事の流儀 最近のまっちゃんってどうなの? amazon_associate_logo.jpg
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まるで小学生のじゃれ合い? タモリと和田アキ子の甘酸っぱいカンケイ

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好きな子ほどいじめちゃうってヤツですか?
――誰もが知ってるお昼の番組『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のテレフォンショッキング。初対面でもたった数分で面白いトークを展開させないといけないこのコーナー。トークの腕はもちろん、ゲストとタモリの相性も大きく影響してしまいます。そんな2人の相性を、勝手に答え合わせ占いしちゃいまぁ~す。  テレフォンショッキング、10月19日のゲストは和田アキ子。 タモリ 1945年8月22日生まれ しし座 和田アキ子 1950年4月10日生まれ おひつじ座