「綾瀬はるかの顔の横にペニスがズラリ!?」ポスト渾身のセックス特集

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「週刊ポスト」10月14日号 中吊り広告より
第1位 「仰天!男の『サイズ』を測る女たち」(「週刊ポスト」10月14日号) 第2位 「雅子さま愛子さま校外学習に宮内庁記者が『税金泥棒』『異常な母子』」(「週刊文春」10月6日号) 第3位 「円高ユーロ安で得する法」(「週刊朝日」10月14日号)  光文社の写真週刊誌「フラッシュ」が相当厳しいようだ。東日本大震災や島田紳助騒動でやや持ち直したものの、それでも実売率は60%程度で普段は50%前後だという。実売も10万部ぐらいで人件費や経費を切り詰めてもギリギリ、いつ休刊になってもおかしくないようだ。  かつては「フォーカス」(新潮社)、「フライデー」(講談社)、「フラッシュ」など5誌で約600万部もあった写真週刊誌だが、いまや「フライデー」がやや健闘しているだけになってしまった。  紳助と暴力団組長の写真を「フライデー」がすっぱ抜いたように、まだまだ写真週刊誌がやれることはあるし、ものによっては写真の持つ力は活字よりも大きい。「フラッシュ」にも最後の踏ん張りを見せてほしいものだが。  さて、「週刊朝日」と「ポスト」が怒っている。先日の小沢一郎の秘書3人の判決に対してである。「朝日」は「裁判所の暴走」、「ポスト」は「小沢『抹殺裁判』」と、口を極めて「こんな判決がまかり通るのはおかしい」と、まるで小沢の機関紙のように批判している。  東京地裁登石郁朗裁判長は「水谷建設」からの裏献金について「合計1億円を小沢事務所が要求し、被告人石川と同大久保が受け取ったことは、合理的な疑いなく認められる」とし、犯行動機を「被告らはゼネコンとの癒着が公になることを恐れ、犯行におよんだ」と断定した。  また、小沢がこれまで曖昧な説明に終始していることに対しても「4億円を用意した小沢の供述も変遷を繰り返しており(中略)信用できない」と指摘し、「被告らは法の趣旨を踏みにじり、政治活動や政治資金に対する国民の不信を増大させた社会的影響を見過ごすことはできない。不合理な弁解を弄して責任を頑なに否認し、反省の姿勢をまったく示していない」として有罪判決を下した。  両誌の批判の要点は、裁判は法と証拠に基づいて進められるべきなのに、裁判官は初めから「推定有罪」という予断をもって判決を出したという点だ。  「裁判所は検察のメンツを立てたのです」(魚住昭=朝日)と、裁判官は常に検察の方に顔を向けているから無罪判決を出す勇気などないと断じる。  「この国が恐ろしいのは、すべての権力が同じ方向を向いて走り、正義よりも自分たちの足下ばかり気にしている点だ。(中略)このような裁判がまかり通り、誰も『おかしい』と口を開かなくなれば、小沢自身も『有罪確定』と見て間違いない」(ポスト)と、このままではこれから始まる小沢の裁判も有罪判決が出る可能性が高いと危惧している。  私も、この判決は「あまりにも政治的」で「検察不信を払拭しようという司法の巻き返し」という底意があるように思う。だが注目すべきは、これが小沢時代の崩壊が始まった中で出されたということである。もはやこの流れは止めようがない。  小沢の父・佐重喜は69歳で亡くなっているが、小沢も同じ年になった。角栄になれなかった男はどう自分の政治家人生を締めくくるのだろうか。私の関心はそこにある。  今週の3位は、世界第2次恐慌までささやかれる中、いささか脳天気な「朝日」の記事。たしかにユーロ危機は深刻だろうが、こちとらビンボー人には「資産はこうして守れ」と言われても守るべき資産などない。ならば円高、ユーロ安で何かいいことはないのか。  並行輸入ならブランド品が半年前の3割安で買えるという。6万円のカルティエの長財布が3万9,000円、12万円のグッチのトートバックが9万6,000円だそうだ。  大手スーパーでは差益還元セールをやっているし、楽天市場やヤフーショッピングでもやっているから、オリーブオイルや岩塩、バルサミコ酢がお買い得だという。高級ワインなども昨年に比べて1~2割安で、楽天のワインショップは「シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ」2万1,800円を1万9,800円に引き下げたというが、自慢じゃないがこちとらワインは2,000円以下のものしか飲まないから関係ないね。  旅行は、大手ツアー会社は半期に一度しか見直しをしないから安くなるのはまだ先。狙いは個人旅行で、日本語のページもある世界最大旅行予約サイト「エクスペディア」がお薦めだそうだ。  このままいくと、輸入牛肉を使っているであろう「すき家」の牛丼も200円になるかも。  第2位は皇室ものでは昔から定評のある「週刊文春」の雅子妃についての記事。  宮内庁記者会といえば"上品"な記者たちが毒にも薬にもならない質問でお茶を濁すと思っていたが、こと雅子妃に関してはそうではないようだ。  ことの発端は先日行われた学習院初等科2泊3日の山中湖校外学習。これに雅子妃が同行したいと言い出したため厳戒態勢がとられ、山梨県警数十名も動員された。その上、雅子妃は愛子さまを含めた児童が宿泊したホテルの「インペリアルスイート」(1泊12万円)に泊まったことだった。  「文春」によれば9月22日、怒気を含んだ記者の声が宮内庁の報道室に響き渡った。 「今回のお付き添いは、極めつけの茶番ですよ。皇室の尊厳もくそもない!」  また別のベテラン記者はこう言った。 「(中略)震災から半年、国民が大増税の時代を迎えようとしているその時期に妃殿下は校外学習でインペリアルスイートに泊まられた。常識的に考えられない出費。"税金泥棒"との批判を受けるかもしれません。それを許した(皇太子)殿下はどうお考えなのですか」  毎日のように通学に付き添い、別室で授業が終わるまで待機して一緒に帰る愛子さまと妃殿下に対して「異様な母子」という言葉まで飛び出したというのである。戦前だったら間違いなく不敬罪で逮捕だね。  羽毛田信吾宮内庁長官も定例会見でこうコメントしている。 「校外学習ができたのは良いのですが、通常の形でないのは心配している」  この発言の裏には、両陛下が雅子さまのやり方に疑義を持たれていることがあるのではないかといわれる。  これから年末にかけて皇后さま、愛子さま、雅子妃、天皇陛下の誕生日が続く。そのときの会見で天皇陛下から、愛子さまの教育方針についての"不信感"が発せられないかと周囲はハラハラしているようだ。  皇室は世の中を映す鏡であるが、世の中が大乱のときこそ泰然として、われわれを温かく見守ってほしいと思うのだが、なかなかそうもいかないようである。  今週のグランプリは「ポスト」のセックス特集。おそらく、こうした記事がトップになったのは初めてではないか。快挙である。  これを選んだ理由は2つある。ひとつはこの特集が、われわれの世代には懐かしい「微笑」や「新鮮」という雑誌を取り上げているからだ。  今ひとつは、このページの右に綾瀬はるかのカラーグラビア、それもかわいい~顔のアップがあるからだ。はるかの顔のアップとさまざまなペニスの写真が載っている「サイズを測る女たち」を左右に並べたレイアウトは素晴らしい。  祥伝社から出された「微笑」(隔週刊誌)と「新鮮」(月刊誌)は、1970年代前半から90年代半ばにかけて大きなセンセーションを巻き起こした女性誌である。まだ性に関しておおっぴらに話せる雰囲気ではなかった時代に「愛棒身悶えるナメ方研究」「膣圧時計」「ペニス勃起度ゲージ」という特集を「淑女」たちがこぞって読んだのだ。  ペニスはもちろんヴァギナ、オナニーという単語が誌面に躍り、性をエンターテインメント化したのである。  これを創刊したのは今年80歳を迎えた櫻井秀勲である。櫻井は光文社にいて「女性自身」を国民雑誌にまでした伝説の編集長である。私が講談社に入ったときは残念ながら光文社の労働争議で辞められた後だったが、私を含めて多くの編集者にとって編集のバイブルのような存在である。  記事の中に「女を濡らした傑作タイトル選」がある。これが素晴らしい。「未確認ぶら下がり物体 よい『KOGAN』を見分ける」「ほのぼのレイプ」「本格膣圧計・ペニス長大器プレゼントつき!名器・名刀づくりカード」「1日10分!『締まるワギナ』蘇生ヨガ」  櫻井インタビュー「毎号、牢獄に入る覚悟で作っていました」もすこぶる面白い。  「微笑」が発売されて女性が自分からセックスに興味があるといえる環境ができたが、女性を性に目覚めさせたのは「微笑」ではないという。はるか昔からそういう女性がいたことを松本清張の『菊枕』を読んで知ったそうだ。女流俳人・杉田久女をモデルにした作品だった。時代を問わず悶々と性に悩む女性を檻から解放したい、そうした思いで「微笑」を作ったのだと話す。  彼の雑誌を成功させる技術のひとつに「振り子理論」がある。 「右に90度振り切って、左にも90度振り切る。『名器になりたい! この膣鍛錬で』という企画をやる一方で、『女性差別の原風景』という特集も組む。この"振り幅"が大きければ大きいほど、雑誌はウケる」  私も週刊誌編集長時代に「ヘア・ヌード」と「小沢一郎批判キャンペーン」をやって成功したが、これも振り子理論に当てはまるのだろう。  編集者諸君! 編集の奥義の詰まったこの特集を大至急読むべし。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
an・an (アン・アン) 2011年 9/7号 ananのセックス特集なんて大したことない? amazon_associate_logo.jpg
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恐るべき20歳・仲村みう、グラビア復活! 「衝撃展開」はAV? はたまた…

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※画像:「週刊プレイボーイ」10月17日号(集英社)
【メンズサイゾーより】  2005年にお菓子系アイドルとしてデビューし、キワドイ水着と男の欲情をそそるポーズで人気を得た仲村みう(20)。翌年にはミスヤングマガジンにも輝き、その人気は不動のものとなった。しかし、人気絶頂にあった09年に「FRIDAY」(講談社)でグラビア活動の引退を発表。この突然の引退劇には当時から「AV転向か?」など、さまざまな憶測が流れることとなった。  グラビアを封印してからは......
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結婚記念日よりもココの成長が楽しい! そしてプレゼントも買ってもらえた!

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(C)倉田真由美

 9月18日はオレの誕生日でもあり、結婚記念日。今回で2回目。というか、まだ結婚2年目か! と驚きました。妻くらたまとはもう10年くらい一緒にいるのかと思ってましたよ。ココがまだ2歳になってないんだから、そりゃそうか。ちなみに妻の誕生日は7月で、今年は「流しそうめん機」をプレゼントしました。電池で水流を作り、そうめんがグルグル回るんです。ココがそうめん好きなので、家族でイベン楽しみながら食べられるでしょ?

グルになって原告をダマす!? 弁護士と裁判官の"不適切な"関係

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東京地方裁判所。裁判官自ら同所内を
ガイドしてくれるツアーも実施している。
(画像はウィキペディアより)
「あなたね、私にこの証拠資料を全部読めって言うんですか? そんな暇ないですよ! 和解って言ったら、和解なんですよ!」  数年前にA氏(原告)が不当配置転換取り消しを求めて、勤務先である某大手メーカー(被告)を相手に起こしたある民事訴訟。A氏は、第1回と第2回口頭弁論の間に行われた裁判官、原告、弁護士による会議(後述参照)で、裁判官から和解を促されたが、「何とか判決を出してほしい」と嘆願していた。すると裁判官がバンバン机をたたきながら声を荒げ発したのが、冒頭の言葉である。A氏はその姿を見て、それまで抱いていた「冷静かつ公平な裁判官」というイメージが、一気に崩れたという。  ローソン子会社訴訟(5月判決)【註1】、JR西日本訴訟(7月判決)【註2】、オリンパス訴訟(8月判決)【註3】など、社員が勤務先の会社を相手に起こした民事訴訟で、原告側が勝訴する例が相次いでいる。しかし、これらのように原告の主張が認められ無事勝訴に至ることは未だに少なく、「その裏では、多くの原告が不条理ともいえる裁判の犠牲となり、泣き寝入りを強いられるケースが多い」(労働組合幹部)という。  その実態を探るため、前述のA氏の民事裁判を取材すると、そこには、裁判官と弁護士の"不適切"ともいえる関係が垣間見えてきた(なお、A氏のプライバシー保護のため、以降、一部曖昧な表現があることをご容赦いただきたい)。  まず、この裁判が始まって間もなく原告のA氏は、依頼人であるA氏の意向をことごとく無視する弁護士の姿勢に疑念を抱いたという。  「私の主張は、とにかく会社が私に行った一連の非人道的な行為の非を認めてもらいたい、不当配置転換を取り消して欲しいという点だけでした。ですので、それをA社が認めない限り、和解【編註:原告側と被告側が互いに譲歩し、争いを止める合意をすること。勝訴/敗訴の判決は出ない】などで妥協する気はまったくありませんでした。もちろん弁護士にも、その強い意向を伝えていましたが、弁護士はことあるごとに私に、『訴訟が公になったことで、あらぬ風評被害を会社側へ与え、ブランドを傷つけたことを詫びる』『配置転換を受け入れる』『和解金は受け取らない』という一方的に会社側が有利な内容で和解をするよう促してきました」(A氏)  こうして、原告と弁護士の意思疎通がぎくしゃくしたまま始まった裁判の途中で、弁護士は原告に対し、「和解は判決で勝訴を得るためのステップですので、戦略的に一旦和解しましょう」と提案してきた。A氏は「判決での勝訴を目指すのであれば」と、弁護士の言葉を信じて、その方向で裁判は進んだが、のちに弁護士は信じられない行為に及んだという。  「実は弁護士が和解して裁判を終わらせようとしていたことが判明し、弁護士に抗議しましたが、なんと弁護士は私の許可なく勝手に和解案を作成して、裁判官にFAXで送付するという暴挙に出たのです【編註:民事訴訟法上、和解が成立した時点で裁判は終了してしまうため、「和解成立後に再度判決を得るのは、実務上極めて困難」(労働問題に詳しい弁護士)】。正式な和解申し入れではなかったため、結局成立には至りませんでしたが、自分の味方をしてくれるはずの弁護士、裁判官、そしてもちろん被告側の全員が敵だと分かったときは、本気で自殺を考えました」(A氏)  そしてA氏は裁判を通じて、裁判官の驚くべき実態も知ることになる。  民事裁判は、原告と被告、及び両者の弁護士が裁判官をはさみ、法廷で主張や事実内容を争う「口頭弁論」が数回行われた後、最後の口頭弁論=結審を経て、通常その1〜2ヵ月後に判決が出される。実際にはその口頭弁論とは別に、法廷外の会議室などで、裁判官、原告、弁護士で裁判の争点や証拠の整理を行う会議(弁論準備手続きなど。通常、原告側と被告側に分けて別々に実施される)が開催される。第1回と第2回口頭弁論の間に実施された最初の会議で、裁判官もA氏に対してしきりに和解を勧めた。しかしその内容は、「配置転換を受け入れる」など到底合意できない内容であったため、A氏は和解ではなく判決を出してもらうよう求めたときの光景は、すでに冒頭で述べたとおりである。  「弁護士の『一旦和解』という偽りの戦術に乗ってしまったため、原告と被告双方が和解する前提で裁判が進み、結審を迎えようとしていました。しかし、弁護士にだまされていたことに気づいた私は、結審数日後に開かれた最後の会議で、和解を拒否し判決を求めたため、会議は大混乱となりました」(A氏)  A氏の話をもとに、その混乱模様を以下に再現してみよう。 裁判官(以下、裁)「それで、やはり和解はしないのですか?」 弁護士(以下、弁)「Aさんも十分に言いたいことは言いましたし、反省もしていますので、和解ということで......」 Aさん(以下、A)「ですから、和解はしません。判決を出してください」 「(裏返った声で)わがままを言うのも、いい加減にしなさい!」 「(Aをにらみ、机をたたきながら)ですから、和解! 和解しかないんですよAさん!」 A「裁判官、この人は私のただの代理です! 話を聞く必要はまったくありません! 今ここでクビにします! 私の話だけを聞いてください!」 「結構です。私は代理人を降ろさせていただきます!」 「(弁護士をにらみつける)」 「いや、ですから、そう意味ではなくて、降りるというのは撤回します......」  その後弁護士は、原告が裁判当初から何度も「払わせてくれ」とお願いしても、なぜか受け取りを拒んでいた着手金を、判決日直前にいきなり請求し、判決日の法廷に姿を現すことはなかった。もちろん判決の結果はいわずもがなであった。  ちなみに後日、裁判所に提出した証拠資料などを別の弁護士に見せたところ、「和解前提ではなく、判決で勝訴を得るための戦術を立てて普通に戦えば、間違いなく勝てたでしょう」と言われたという。 ■大手弁護士事務所は裁判官の"天下り先"!?  それにしても、なぜ裁判官と弁護士が一緒になって原告に和解を迫るなどという事態が起こるのだろうか? 不当解雇などの労働法関連の裁判に詳しい労働組合幹部と、企業のコンプライアンス制度に詳しい経営コンサルタントに尋ねると、「よくあることですよ」と口をそろえ、その理由を教えてくれた。 「社員対会社というA氏の事例のような労働法関連の裁判は、社員側が勝訴になる確率が低い上、たとえ勝訴しても賠償金は数百万円程度なので、弁護士にとってみればたいしたカネになりません。また、勝訴しても被告が控訴すれば、再びカネにならない裁判が延々続くので、判決まで行かずにさっさと和解で終わらせてしまった方が都合がいいのです。一方の裁判官も、労働法がらみの裁判は、判決を出しても負けた方が控訴するケースが少なくなく、控訴審で自分の判決を覆される可能性も出てくるため、できるだけ判決を出さずに済ませたい。結果として、裁判官と弁護士の利益が一致してしまうのです」(同労働組合幹部)  これでは、双方の弁護士と裁判官がグルになって、原告の訴えを潰そうとしていると言われてもおかしくない。そもそも、原告の利益を最大限優先するのが弁護士の使命ではないか? 「弁護士も裁判所あっての弁護士ですから。特に経験の浅い弁護士は、裁判官の機嫌を損ねてしまうと、裁判で必要以上に書類提出を求められたり、しつこく書類や手続きの不備をネチネチ指摘されたりといった意地悪をされてしまいます。また、裁判官の間で『アイツは勝たせてやらない』と裏でささやかれ、以降の裁判でなかなか勝てなくなってしまうこともあります」(同経営コンサルタント)  まるでテレビドラマでよく見る、お局様が新人OLをイジメる風景とまったく変わらないではないか......。  上記のような実態は果たして本当なのか? 裁判所職員OBのB氏に尋ねてみると「まー裁判官も人間ですからね」と答え、その背景にある現行の司法自体が抱える問題について説明してくれた。 「00〜10年の間、合格者の大幅増を目的のひとつとした新司法試験制度(06年開始)の影響もあり、弁護士の数は1.7倍に増えた一方、裁判官は1.3倍しか増えていません。加えて、06年以降消費者金融への過払い請求訴訟が急増し、扱わなければならない裁判の件数は、完全に裁判所の処理能力を超えています。例えば東京地裁の裁判官は、結論(判決、和解など)を出さなければならない事案が1人あたり月間平均40件もあり、みなさん土日も出勤して判決文を書いたりしています」  B氏によると、このように裁判官が激務を強いられている現状が、裁判官と大手弁護士事務所の癒着を生み出していると指摘する。 「はっきり言うと、裁判官は証拠資料をすべて読む時間的な余裕がないので、今回のAさんの裁判のように、原告と被告の主張が真っ向から対立する場合、会社側の代理人に大手弁護士事務所の弁護団がつくと、『大手だから信用できるだろう』と、安易に会社側の主張や証拠資料に基づいた事実認定【編註:証拠に基づき、判決を出すための事実を認定すること】を進めてしまいやすい。そして大手弁護士事務所側は、事務所のブランド力を高めるために毎年定年後の裁判官を一定数受け入れていますが、裁判を有利に進めるため、裁判官に定年後の"見返り"をちらつかせることもあります」  B氏によると、意外とこの方法は効くという。 「定年がない弁護士や、将来ヤメ検弁護士として活躍する道がある検察官と違い、裁判官の定年後の選択肢は狭い。そんな彼らにとって、大手弁護士事務所は、数少ない"おいしい"再就職先のひとつ。恥ずかしい話ですが、"天下り先"に目がくらみ、裁判官が裁判の過程でいろいろな手心を加えてしまうケースがあることは否定できません」  これから訴訟を起こそうと考えている人たちは、よく肝に命じておかなければならない。野田佳彦総理の大好きな相田みつを氏の言葉を借りるまでもなく、「"裁判官だって"人間だもの」という事実を。 (文=編集部) 【註1】 ローソンの完全子会社、九九プラスが運営する安売りコンビニエンスストア「SHOP99」の元店長が、権限のない「名ばかり管理職」として残業代なしの過酷な長時間労働で健康を壊したとして、未払い残業代と慰謝料の支払いを求めた訴訟。 【註2】 JR西日本が業務でミスをした運転士らを対象に行った「日勤教育(通常勤務から外れ、再発防止を教育する取り組みの通称)」で精神的苦痛を受けたとして、同社の運転士と車掌計258人が、同社に対し、損害賠償を求めた訴訟。 【註3】 社内のコンプライアンス窓口に通報したため不当に配置転換されたとして、オリンパスの社員が配転の無効確認などを求めた訴訟の控訴審。 
サマヨイザクラ裁判員制度の光と闇 お世話になりたくない。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 オリンパス敗訴で明らかになった女弁護士のブラック過ぎる手口 続報! 幹部が強制わいせつ疑惑の野村総研が被害者女性を逆提訴! スクープ! 野村総研の経営陣に強制わいせつ疑惑! 担当弁護士にも懲戒請求が出されるドタバタ劇

サイゾーウーマン モバイル、コメント欄閉鎖のお知らせ

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 サイゾーウーマン編集部です。

 昨年4月よりスタートした「サイゾーウーマン モバイル」もおかげさまで好評を頂いております。モバイル限定で運営していた「コメント機能」ですが、運営側の意図していた「コミュニティーの場」からかけ離れた場となってしまったため、誠に勝手ながら本日より閉鎖させて頂きました。再開の目処が立ち次第、改めてご案内致します。ご不便をおかけしますが、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 今後ともサイゾーウーマンを何卒よろしくお願い致します。

サイゾーテレビ【ニコニコキングオブコメディ】第33回「DVD発売直前生放送」アーカイブ配信しました!

「キングオブコント2010」王者・キングオブコメディのガチゆるハートウォーミングバラエティ『ニコニコキングオブコメディ』第33回「DVD発売直前生放送スペシャル」アーカイブです。 いよいよ目前に迫った番組DVD『ニコニコキングオブコメディ 冗談にもほどがある!』の発売を記念して9月29日に行われた生放送スペシャルのアーカイブです。番組開始から15カ月、関係者の誰もが予想だにしなかったDVD化がついに実現! しかし番組ではDVDの話題そっちのけで、先日の「キングオブコント2011」の話ばかりでした。5位入賞の鬼ヶ島からあの野田もゲストで登場ですよ! さらにはおなじみ「うでし!」にザンゼンジ武田くん、エンディング告知にピーナッツパンのんちゃんあらため「のんたなか」ちゃんと、ニコキンオールスターズが勢ぞろいの豪華版です! ●「ニコニコキングオブコメディ」アーカイブ集 http://www.cyzo.com/2010/08/post_5162.html ●サイゾーテレビ http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120 ●サイゾーテレビ on Twitter http://twitter.com/cyzoTV 番組DVDについては以下より!
10月4日に発売されるDVD『ニコニコキングオブコメディ 冗談にもほどがある!』の予告ムービーを先行ドロップ! サイゾーテレビでのぐだぐだ放送から、まさかのDVD化にいたった本作はなんと、(ほとんど)オール撮り下ろしです! こう御期待!!
ニコニコキングオブコメディ 冗談にもほどがある! 10月4日発売です!発売イベントもあるよ! amazon_associate_logo.jpg
さらに、編集部では番組プロデューサーディレクターの佐藤ムー太郎さんに緊急インタビューを敢行! その様子を以下に大公開です。 ――いよいよ番組DVDの発売が明日に迫りました。いまのご気分は。  生きてるといろんなことがあるなぁ、と思っています。どきどきします。 ――番組開始当初、DVD化は想定していなかった?  してないですね。全部無料で見られるというコンセプトで始めた番組でしたし、現にアーカイブはすべて無料で公開していますので、発売元のハピネットさんからDVD化のお話をいただいたときは、正直「どうなのかね?」と思いました。 ――DVDの発売でアーカイブはどうなるのでしょうか。  そのまま残します。今回のDVDはほとんど全部撮り下ろしで、番組のトーク内容をキングの2人が検証してゆくという企画なので、アーカイブを見てからDVDを見た方が楽しめますし、DVDを見て気になった部分のトークをアーカイブで振り返ったりもできる。そういう楽しみ方ができるソフトになっています。DVDには『ニコキン』各回のダイジェスト的な説明を一覧にしたチラシを封入していますので、DVDとサイゾーテレビを行ったり来たりしてほしいですね。 ――メディアミックスですね。  そうですね、結果的にメディアミックスっぽい形になりましたね。メディアミックスってこういうことでいいんでしょうか。 ――いいと思います。では、DVDの中でオススメの検証VTRをひとつ挙げるとしたら?  やはり「高橋バカ部屋」です。あのVTRを見てたら、なぜかくしゃみが止まらなくなりました。 ――ありがとうございました。
ニコニコキングオブコメディ 冗談にもほどがある! 10月4日発売です!発売イベントもあるよ! amazon_associate_logo.jpg

細川たかしと松方弘樹──芸能界のドンが"分ける"マル暴関与タレントの明暗

──月刊サイゾーの人気コンテンツがメールで届く「サイゾーメールマガジン」。ここでしか読めない芸能【裏】情報も毎週配信中。雑誌やウェブでは公開できない危険なウラ話を少しだけご紹介します。現在「サイゾーメールマガジン」は、期間限定キャンペーンを実施中! 通常価格の半額以下のお値段で購読できます。詳しくはこちらまで。
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松方弘樹出演の『十三人の刺客』
 島田紳助が暴力団関係者との関係を自ら告白して芸能界を引退するなど、10月1日から東京都で暴力団排除条例が施行されただけに、民放各局は"黒い交際"のある芸能人を一掃する方向だ。そんな中、「週刊文春」(文藝春秋)10月6日号でフジテレビが使用禁止令を出していることが報じられたのが、俳優の松方弘樹である。 「同誌によると、9月中旬に同局の編成幹部から内部にキャスティングに関する『注意案件』が通達されたという。松方はその対象で、新規キャスティングの見合わせ、ほかのタレントがトークのネタにすることすらNGになるなど事実上、同局からの"追放"となってしまった」(テレビ関係者) 続きは本日19時配信予定のサイゾーメールマガジンで! ■購読申し込みはこちらから

夢はピンク映画俳優! 親にソープ代100万円を払ってもらった懲りない男

――幸か不幸か、どんな生き方もアリになったこの時代、ふと気づけばゆるやかに"普通"から転がり落ちている人々がいる。彼らはどうやってこの平成日本を生き抜くつもりなのか。謎多き平成のろくでなしたちのブルースをお届けする。

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(C)山田参助

「薬師寺、きみまろ……」暴排条例施行もテレビには"確実アウト"芸能人が続々出演

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流出している綾小路きみまろの画像(YouTubeより)。
 10月1日、一般事業者に暴力団との徹底的な関係遮断を努力義務とする東京都暴力団排除条例が施行された。これを受け、暴力団関係者との"黒い交際"を避けては通れない芸能プロダクションと密接な関係にあるテレビ局は対応に追われているという。 「いちいちタレントや事務所の"身体検査"をするには手間暇がかかりすぎるから、インターネットや週刊誌の過去記事を検索し、各局独自にリストを作っている。そのため、たとえ、イニシャルでも関係があるような書き方をされたタレントは確実にリスト入り。先ごろ発売された『週刊文春』(文藝春秋)でフジテレビがかつて暴力団関係者のパーティーに出席したことを報じられた松方弘樹に対して出入り禁止に近い処分を下したことが報じられたが、具体的に名前が出たのは松方ぐらいで、すでに収録済みの番組などもあるから早急に対応というわけにはいかない」(テレビ関係者)  実際、条例が施行となった1日と2日の各局の番組を見ていても、かなり"グレーゾーン"の面々が番組を賑わせていた。  まずはTBS系で1日放送された改編期恒例の『オールスター感謝祭』。同番組は長年、8月に自ら"黒い交際"を告白し芸能界を引退した島田紳助が司会を務め、代役が注目されていたが、所属事務所・吉本興業の後輩である今田耕司、ロンドンブーツ1号2号の田村淳、東野幸治のリレーで行われ、無事に終わるかと思われたが、そうは問屋が卸さなかった。 「東野の司会の際、『週刊文春』で暴力団との交際を語り尽くしたビートたけしが、かつてツッパリだった紳助さんを小バカにしたような特攻服とリーゼント姿で乱入し大暴れ。ほかには、同日、8月に行われた長男・興毅の世界戦を暴力団関係者が観戦していたというニュースが報じられたボクシングの亀田三兄弟や、組長のパーティーに出席していた動画が流出した元ボクシング世界王者でタレントの薬師寺保栄が、何事もなかったかのようにアップになっていた」(週刊誌記者)  さらに、他局でも確実に"アウト"のタレントが長時間出演していたという。 「いずれも2日に放送されたが『徹子の部屋』(テレビ朝日系)の35周年特番には薬師寺同様、組長のパーティーへの出席動画が流出した綾小路きみまろが出演し、徹子と下町めぐりをしていた。また、組長のゴルフコンペに参加したとして『NHK紅白歌合戦』への出場できなかった年もあった演歌歌手の細川たかしは『カラオケ★バトル7』(テレビ東京系)で往年のヒット曲『北酒場』を熱唱していた。このままだと、"黒い交際"の影響で演歌枠の大幅減がささやかれている紅白もうやむやに終わりそうな予感がするが」(同記者)  奇しくも、1日と2日に産経新聞に掲載されたインタビューで司忍六代目山口組組長は「昔は興行でかかわったが、今はもう、われわれが芸能界から恩恵を受けることは一つもない」と芸能界との深い関係を否定した上で、「むしろ、われわれは利用されている。芸能事務所などが仕事を取るために、どこそこの組と関係があるとうたっている。祝儀をあてにしてわれわれのところを訪ねてくる芸能人もいる」と告白。  結局、各テレビ局もこれまでの芸能プロとの深い関係などを総合的に判断し、「疑わしきは罰せず」でやり過ごしてしまいそうだ。
綾小路きみまろ 爆笑!エキサイトライブビデオ 第4集 きみまろ漫談に爆笑する暴力団って、かなりシュール。 amazon_associate_logo.jpg
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