恋人発覚の石川遼 ついにステージパパと決別か!?

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「女性セブン」11月10日号より
第1位 「石川遼 確執中の父と豪邸に泊める同級生カノジョ婚約者」(「女性セブン」11月10日号) 第2位 「独裁者『橋下知事』出生の秘密」(「週刊新潮」11月3日号) 第3位 「『週刊現代』は『年金カットやむなし』と主張するのですね」(「週刊ポスト」11月11日号)  このところ「週刊現代」に対する風当たりが強いようだ。原発事故後の放射能汚染報道では、その危険性を毎週キャンペーンして、「週刊ポスト」や「週刊新潮」から「あおり過ぎる」と批判された。  私は、放射能に関しては、どこからが安全だという基準が専門家でさえ分からない現状では、少ない線量でも浴びない方がいいと考えるから、「現代」の立場に近い。  最近では、ノンフィクション・ライターの岩瀬達哉がグリコ森永事件を取材した連載「21面相は生きている」の中で、作家・黒川博行が「犯人と断定された」と憤り、「週刊文春」や「週刊朝日」で手記を発表して話題になっている。  これに対して「現代」側は、誌面を見る限り反論も謝罪もしていないが、講談社の人間に聞いたところ、黒川側と話をつけるべく水面下で動いているようだ。  ということは、「現代」側が非を認めて非公式に謝り、何らかの見返りを渡すということなのだろうか。もしそんなことをすれば、ノンフィクション界を背負って立っている岩瀬に傷が付かないだろうか。この騒動の行方を注視しなければいけない。  今週は「ポスト」が巻頭で、先週号の「現代」の記事「亡国の年金改悪『30年計画』を暴く」を真っ向から批判している。  「ポスト」の要旨はこうである。「現代」の記事は一見、厚労省OBが年金行政の暗部を暴露するかのような記事に思えるが、内容は「支給額を減らせ」「保険料を上げろ」と国民に負担を押し付け、年金役人を喜ばせることを是としているとしか読めない。  しかも、話を聞いているOBというのが、年金大改悪のスタートとなった1985年の制度改革を手がけ、その後、天下りや渡りでしこたま年金を喰ってきた「ザ・年金官僚」ともいうべき坪野剛司元厚労省年金局数理課長ではないか。  坪野は年金制度を立て直すには「支給額を下げる、保険料率を引き上げる、支給開始年齢を上げる。この3つしかない」と言い切っているが、これでは年金の賭け金をコツコツと数十年にわたりマジメに払い込んできた国民に、三重苦を強いるべきだと言っているのと同じで、「だまし討ち」ではないかと批判している。  さらに「現代」が使っている「年金を支給」は官僚側からの発想で、年金は国民が当然受ける権利があるのだから「受給」とすべきだとしている。  「これでは『年金役人の広報誌』に成り下がったと断じざるを得ない」とし、「ポスト」はあくまでも国民の側に立って、年金を官僚から取り戻す姿勢を貫くと高らかに宣言している。  先週号の「現代」を読み返してみた。全体の論調は、これだけ年金制度が破綻しかけているのだから、全国民で痛みを分かち合う覚悟を持つべきだというものだが、いささか官僚側の言い分に寄り過ぎている印象は受ける。  さて、名指しされた「現代」はどうする。これまでと同じように、我関せずを通すのか。だが、少なくとも「21面相」問題については何らかの見解を公表しないと、「現代」ばかりでなく週刊誌全体の不信感につながりかねない。  第2位は、「大阪都」構想を引っ提げて市長選に立候補した、橋下徹知事のプライバシーを明かした「新潮」の記事である。  「同和」「ヤクザ」「殺人」など刺激的な言葉が小見出しに入っている。「文春」も似たような企画をやっているが、「新潮」の方が質量ともに勝っている。  最近、週刊誌にこれほどの悪口を書かれた人物は思い浮かばないが、「朝日」によれば本人は堺市内のホテルでの講演会で「これは戦争ですから、週刊誌にいろいろ書かれていますが......。まあ、ほぼ事実です」と話しているという。  そもそも発端は、「新潮45」(11月号)で橋下の叔父がこう語ったことからであった。 「あいつのオヤジは、ヤクザの元組員で、同和や」  叔父も、橋下の父・之峯(ゆきみね)も博徒系ヤクザ「土井組」の組員で、之峯がハシシタという読み方をハシモトに変えたのだそうだ。父親は博打好きで、ヤクザに借りた借金が返せずに自殺したのだと、父親の知人が語っている。  橋下の従兄弟には殺人での逮捕歴がある。橋下は知事になって府の財政をすべて見直すといっていたのに「同和予算」だけは削らない。  若手弁護士時代、大阪きっての売春地帯・飛田遊郭の法律相談を引き受けていた。橋下の秘書が大阪ミナミのラブホテルの最上階で乱痴気パーティーをやっていた。  虎の威を借る「大阪維新の会」の面々の中には叩けば埃が出る者がいるなど、これでもかのえげつない橋下攻撃である。  それも彼の持つ人気とカリスマ性からのものだが、このところ翳りが出てきているという。楽勝かと思われていた平松邦夫市長との"決戦"でも危ういという見方が出ているし、知事選に送り出した「大阪維新の会」の松井一郎府議は知名度がなく苦戦が予想されている。  「朝日」によれば橋下陣営は、直前で知名度のある東国原英夫前宮崎県知事に入れ替えようという「ウルトラC」を企んでいるという情報もある。  確かに面白いが、この"大阪の乱"に目を向けているうちに、野田どじょう総理がTPP加入を「決断」しかねない。こちらも目を離したらアカン。  さて今週のグランプリは「女性セブン」のスクープ。いまや国民的なアイドルになった石川遼(20)に恋人がいるというのだ。  「セブン」と「ポスト」は同じ小学館である。「ポスト」に面白いことが出ている。「セブン」が出る10日ぐらい前、編集部に石川の父親・勝美が「怒気を露わに」して電話をかけてきたそうだ。  散々怒った揚げ句、勝美は電話を切ったが、「ポスト」編集部には何のことだか分からない。数日後、母親・由紀子が代表を務めるマネジメント会社の代理人から配達証明があった。「小学館の所属を名乗る記者が問題を起こしている。(石川の)取材をしているのかどうか伺いたい」という内容だった。  「セブン」が書くと分かってからは、父親は「セブン」のスクープを潰すため、発売前に大慌てでマスコミ各社に「石川に交際女性がいる」とFAXを送ったのだ。  子どもの心親知らず。最近の石川は、まだ海外メジャーで戦う実力にないと判断し「素人である父のコーチでは限界があると、ジュニア時代に指導を受けたプロコーチと契約を結んだ」そうで、最近では練習場で父のアドバイスを無視する光景が見られるという。  「セブン」はこう書いている。10月16日、埼玉県松伏町にある石川の大豪邸の駐車場に1台の軽自動車がとまっていた。まだ石川は帰ってこない。  翌17日、再び同じ軽自動車が駐車場に現れる。「白いシャツを羽織り、足下は黒のブーツ。女優の水川あさみ似のA子さんは、さらさらのセミロングヘアをポニーテールにしていた。その車の助手席に座っていたのは赤いチェックシャツ姿の石川だった。ふたりはそろって豪邸の中へと入っていった」(セブン)  ふたりは中学校の同級生で、家も近く家族ぐるみの付き合いだそうだ。 「出会って7年。ふたりで密かに育んできた純愛は、石川に、父親から離れ、自分の手で新しい家族を作るという未来図を見せていたのだろう」(同)  「現代」によると「見た人はみな感動する 石川遼の彼女は美しすぎる」そうである。誌面には中学時代の記念写真を掲載し、ふたりがそろって写っているが、残念ながら彼女には目線が入っていて、ハッキリとは分からない。こちらは小西真奈美似だとある。  ゴルファーは結婚すると活躍するというジンクスがある。今年の石川はいまひとつ勝ち切れないが、これをきっかけにもうひとつ上のステージを目指しほしいものだ。そのためにはステージパパの父親が、息子離れする必要があるのは言うまでもない。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
石川遼の育て方 夢に向かってまっすぐな子が育つ石川家のルール42 ある意味、まっすぐに育ったね。 amazon_associate_logo.jpg
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"不良の格闘技大会"「THE OUTSIDER」にブラジリアン柔術が参戦!

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格闘技界の未来を語る前田日明
 アマチュア格闘技大会「THE OUTSIDER」を主催するリングス・前田日明が31日、都内で会見を行い、11月13日に開催される「THE OUTSIDER 第19戦」(神奈川・横浜文化体育館)にブラジリアン柔術の選手を招へいすることを明らかにした。  この日発表された追加対戦カードは3試合。うち、2試合にブラジリアン柔術の選手が登場し、アウトサイダー常連の"柔術弁護士"堀鉄平と"神速"ソルジャーボーイ一樹が迎え撃つことになった。  出場する柔術選手について前田は、「群馬や浜松にブラジル人コミュニティがあって、柔術の愛好者が日本で練習していることは知っていた。実際にリサーチしてみると、世界選手権のチャンピオンが教えているようなところもあり、なるほど、と思えるようなレベルだった」と語り、「プロにしてみたい選手もいる」と明かした。  また、今回ブラジリアン柔術選手との対戦となった堀鉄平は会見で「格闘技を始めたのは強いブラジル人に憧れて始めたので、喜んで対戦を受けさせていただきました。ブラジル人から一本勝ちしたいと思いますのでよろしくお願いします」と強気な一面を見せた。  この日の追加カードの発表により、「THE OUTSIDER 第19戦」は3階級のタイトル戦、ロシア対抗戦、ブラジリアン柔術戦と、盛りだくさんの内容となった。 ◆再始動リングスは「パウンド有り」ルール  また、前田は来年3月9日に10年ぶりに復活する格闘技大会「リングス」について話が及ぶと、注目されていた大会ルールについて言及。「リングスはKOKルールを想起される方もあるかと思うが、今回3月9日に復活するリングスはパウンド有りです」とした。  これにより、KOKルールを採用していた10年前のリングス後期より過激な試合となるが、前田は「総合の選手で、若いのに驚くほど壊れている選手がいる。これからは大会主催者側が選手の引退後の生活を奪わないということも考えていかなければならない」とし、あくまで安全志向、スポーツ志向のルール設定であることを強調。「総合格闘技を一時のブームではなく、永遠に格闘技スポーツのひとつのジャンルとして、バイオレンス(暴力)を見せるのではなく、選手の技能、技術、スピリットを見せるためのルールを形成していく」と語り、ダウン時の踏みつけやサッカーボールキックについては禁止する方向であるとした。  その他、韓国の総合格闘技団体「ロードFC」との提携や、ZSTとの合同大会などアクティブな2012年を迎えようとしているリングス。格闘技界全体が斜陽を迎えるなか、前田日明が再び台風の目になろうとしている。
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「潮吹き過ぎて脱水症状に!?」着エロ界の女神・RYUがついにAVデビュー!

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 累計10万枚セールスを誇る着エロ界の女神・RYU(リュウ)が、『芸能人RYU AV DEBUT』(SODstar)でついにAVデビューする。  その透き通るような柔肌と、完璧なボディーラインで人気絶頂の彼女が、今、AVに転身する理由とは? さらに、気になる初めてのAV撮影から彼女の素顔まで探るべく、いざ彼女の元へ!  しかし「日刊サイゾー」取材班は、目の前に登場したRYUちゃんの妖艶なオーラにクラクラ......。大人の魅力にすっかりやられてしまいましたとさ。 ――今回、AVに挑戦してみようと思ったきっかけは? RYU 着エロを長くやってきて、露出の部分などで「もうやることなくなっちゃったなあ。あとは内臓見せるしかなくなっちゃったなあ(笑)」って思っていたときに今回のお話が来たので、やってみようかと。 ――初めてのAV撮影の感想は? RYU 着エロの撮影とは全然違うな、と思いました。やっぱり、セックスしてるところを人に真剣に見られるのはすごく恥ずかしくて......。スタッフさんの人数も多かったので、緊張しまくりで最初はガチガチでした。あと、「こんなに潮って出るんだ!」ってビックリしました。 ――どのくらい出たの? RYU え~、どのくらいだろう......マッコウクジラくらい!?(笑) ――吹き過ぎ! RYU 潮吹き過ぎて、撮影後に脱水症状で、のどがカラカラになってしまって。あと、イッちゃいそうなときに、「尺を長くした方がいいのかな」と思って我慢したんです。そしたらあとで、スタッフさんに「あ、もう全然普通にイッちゃっていいから」って言われました。 ――気遣っちゃったのね(笑)。プロの男優さんとのセックスはどうでした? RYU 普通の人とは違うなって思いました。長くエッチできるし、手マンのときにツボを知ってて「これはすごい!」と思いました。 ――『芸能人RYU AV DEBUT』のみどころを教えてください。 RYU イキまくってるシーンとハメ潮かなあ。あとジャケットがお気に入りなんです。AVっぽくない感じが好き♪ ――今後、撮影でやってみたいプレイは? RYU マジックミラー号! スリルを味わってみたいし、面白そう! あとレズとかも。 ――楽しみにしてます! ここでRYUさんご自身についても少しうかがいたいのですが、恋には積極的な方? RYU う~ん、そうだと思います。でも、自分からは告白できないです。 ――なんで? RYU フラれるのが怖いから、告白してもらうようにする......。「好き」とは言うけど、「付き合って」は言えないです。 ――ズルーイ! ちなみに初体験はいつ? RYU 15歳。同じ学校の1個年上の彼氏です。痛くもかゆくもないし、気持ちよくもなくて。AVとかだとめちゃくちゃ喘いでるから、「喘いだ方がいいのかなあ......」って本気で悩んだのを覚えてます。 ――気持ちよくなるまでにどのくらいかかった? RYU 半年くらいかなあ。 ――好きな男性のタイプは? RYU マジメで仕事を一生懸命頑張ってる人に惹かれます。あ! あと、胃とかお腹の調子が悪くない人! お腹をすぐに壊す人とか、あんまりイヤ。 ――お腹ピーピーは嫌い? RYU だって、例えばふたりきりで遊びに行ってるときに、急にお腹痛くなって「トイレ行きたい」って言われたら、なんかイヤだなあと思って(笑)。 ――男性はお腹弱い人多いですからね~。では最後に、「日刊サイゾー」読者へメッセージをお願いします! RYU AV始めました、RYUです。ジャケットはあんまりAVっぽくないですが、中身はいやらしくて、私がドスケベ女に豹変する瞬間が見られるので、是非見てください。そして、イジッてください(笑)。 (取材・文=林タモツ/撮影=後藤匡人)
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【原田眞人】──"暴力"を描かないから日本映画界は生ぬるい!

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(写真/田中まこと)
 人を殺された怒りから組織に弓を引いたチンピラと、暗い過去を持つ日系ペルー人のタクシー運転手の邂逅を描いた、映画監督・原田眞人の"原点"ともいうべきロードムービー『KAMIKAZE TAXI』(1995年公開)が、11月にいよいよ国内初DVD化。その卓越した映像センスと軽妙なセリフ回しで、たちまち世界の度肝を抜いた傑作が、長い歳月を経てHDリマスターで新生する。 「続編を作ろうよって話は以前からあったし、僕の中でもずっと生き続けてきた作品だから、本来ならもっと早い段階で出したかったんだけどね。5~6年前に一度、ポニーキャニオンから出そうって話になったこともあったんけど、そのときは流れちゃって(笑)。  まぁでも、『わが母の記』が公開になる、このタイミングで出せるというのは自分にとってはよかったんじゃないかな。コアなファン以外にも観てもらえるという意味では、絶好の機会かな、と」  とはいえ、95年に世に出てから、今回のDVD化までに要した時間は実に16年。世界的に高く評価された作品でありながら、これまで放置され続けたその背景には、現在の日本映画に蔓延する、ビジネス至上主義が大きく影を落としていると言わざるをえない。 「これは今のアメリカにもいえることだけど、業界全体が低予算映画とイベントピクチャーとに二極化しちゃって、監督が最も作家性を、見せられるその中間的な作品が少なくなる一方なんだよね。そのうえ、日本では映画を本格的に学べるアメリカのフィルム・インスティテュートのようなアカデミックな場所が少ないから、カネのないところから出てくる連中を育てるやつも、その環境もない。  僕が、00年にPFF(ぴあフィルムフェスティバル)の審査員をやったときに準グランプリを獲った、上田大樹(『ワタシハコトバカズガスクナイ』)のような才能を持った若い世代が本編を撮れていない、この不幸。原作ありきの映画しか作れないってのは、やっぱり健全な状態ではないね」  すでに巨匠の原田ですら、オリジナル脚本は、97年の『バウンス ko GALS』を最後に15年近く実現していないという厳しき現実。DVDとなった自身の出世作を通じて原田が世に問うのは、そうした閉塞的な映画業界の現状だ。 「誤解を恐れずに言えば、こうなってしまったのはやっぱり日本映画がちゃんと暴力を扱わなくなった。その一点に尽きるよね。僕は映画祭なんかで演出姿勢を聞かれるといつも『コンバティブ(戦闘的な)』って答えるんだけど、映画監督の成長は"暴力"という言葉に含まれるエネルギッシュな自己表現の力や闘争心があってこそ。まさにこの作品で描いたような、エッジの効いた暴力の世界を全部拒否してしまう生ぬるい温室社会は、映画界の発展という意味ではマイナスでしかないんだよ。  実際、09年のカンヌ映画祭でグランプリを獲ったフランスの『A Prophet』や、その前年のベルリン映画祭で金熊賞を受賞したブラジルの『The Elite Squad』なんかは本当に素晴らしいのに、こと日本ではリスクを忌避して公開のメドすら立ってない。良質な映画を配給してきた会社が潰れ続ける現状では、容易なことではないだろうけど、若い世代がもっと冒険心を発揮できるような土壌になんとか改善していけたらなとは思うよね」  数多の大作を手がける現在にあっても、そのスタートにあるのは常に、この作品だと原田は言う。映画でしか味わえない醍醐味。それを今一度思いださせてくれる"原点"がここにある。 (文/鈴木長月) 原田眞人 1949年、静岡県生まれ。映画監督、映画評論家のほか俳優としても活躍。特に『金融腐蝕列島 呪縛』、『突入せよ! あさま山荘事件』や『クライマーズ・ハイ』など、社会派作品に定評があり、数多くの映画賞を受賞している。2012年公開予定の『わが母の記』(井上靖原作)が、第35回モントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリを受賞した。 『KAMIKAZE TAXI』
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もともとは、オリジナルビデオとして企画され、その後に劇場映画として公開された同作。国内外の監督や俳優にも多くのファンを持つ。初公開から16年の時を経て、日本では初めてHDリマスターでDVDとなった。世界初公開カットを含む削除シーン集など貴重な特典コンテンツも多数収録している。 発売/デイライト 販売/ポニーキャニオン 価格/5040円(税込) 発売日/11月2日

ココが緊急入院! 小さい体に管がつけられ、見ているだけで辛い

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(C)倉田真由美

(先週の続き)

 軽井沢から東京に戻ったのは日曜日だったので、近くにある救急病院・日赤病院に行きました。病院で診察を待ってる間もココは熱が下がらずにぐったりしてる。熱を測ると相変わらず39度。それでも鼻水も咳も出ないんです。お腹や背中、手足に赤い発疹が出てます。診察では、口の中を調べて、聴診器でお腹と背中を診る。すると、先生から「これは川崎病ですね」との診断が!!

【東京国際アニメ祭2011秋】「今後も大幅な品質向上は望めない?」中国アニメビジネスの現状

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 多くのアニメイベントが集中するこの季節、東京・秋葉原のUDXでは「東京国際アニメ祭2011秋」が10月27日・28日の2日間にわたって開催された(主催:経済産業省/一般社団法人日本動画協会、後援:東京都)。「アニメ ビジネスマッチング&カンファレンス」と銘打たれているように、現状を踏まえたアニメビジネスの展望や情報を発信していくことが狙いとなっている。  いくつかのカンファレンスとシンポジウムの内容を紹介しながらその傾向を探っていこう。    初日の午前中には「声優甲子園記者発表」と「キングランアニソン紅白2011記者発表会」があった。  前者に登壇した大崎徹哉SMN(NPO法人学校マルチメディアネットワーク支援センター)理事長によると、「声優甲子園」はコンテンツ制作の基盤を中高生に求めるべく、同NPOが主催する「音楽甲子園」「映画甲子園」「アニメ甲子園」に連なる企画であり、アニメ甲子園のボイスアクト部門を独立させた催しなのだという。今回の東京国際アニメ祭2011秋では28日夕方に「声優・音声製作の国際化」と題するカンファレンスもあった。声優という職業のステータスが上がってきていることの証だろう。  和田昌之X-Arts代表取締役によれば、ネットサービス「こえ部」(面白法人カヤック)を介してWebエントリーが可能。アニメシナリオ部門、朗読部門、歌唱部門いずれにも重複して応募できると、その敷居の低さと機会の多さを強調していた。参加資格は13歳から18歳。
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声優の江口拓也。
 ゲストに招かれた声優の江口拓也は、これから声優を目指す人々へのメッセージを求められ、「自分のときは声優になる方法が分からなかった。志望者にとってはいちばん分かりやすい」と、環境が整ってきている現在の状況が好ましいと語っていた。  昨年はアニソン100曲を旗印に掲げていた「アニソン紅白」は、方針を大きく変更。アーティストと楽曲の選考基準を2010年と11年のヒット曲に絞り、それぞれのアーティストが自身の持ち歌をフルコーラスで歌うことを原則として徹底するようだ。アーティスト数も紅白各8~10組と選りすぐりになる。ただし先行者をリスペクトする姿勢は変わらず、「特別コーナー」にてそれらの楽曲を放送する。  選考委員には作曲家の田中公平と畑亜貴が入る予定だ。また司会には鷲崎健が決定、そのMCぶりにも注目が集まる。   テレビ中継はBSスカパー!が担当。ノンスクランブル放送であり、加入者であれば誰でも視聴可能となっている。12月31日の22時から翌午前1時半までが放送枠だ。  東日本大震災の被災地となった東北各県ではパブリックビューイングが行われる。上映シアターは青森県1カ所、岩手県2カ所、山形県2カ所、宮城県2カ所、福島県1カ所の計8カ所で、トータルのキャパシティは3,000人に達するとのことだ。  現在のリスナーに合わせてイベントのコンセプトを修正してきた印象があるが、どの程度受け入れられるのか興味深い。いずれにしろ、アニメが音楽市場に活路を見出しているのは確かなことだろう。パッケージ販売でもライブイベントでも収益を上げられ、注目度も高い。夏にはアニサマという怪物的な規模のフェスまで存在する。アニソン紅白がブラッシュアップを図り、サバイブしようと眼の色を変える素地はある。  日本のアニメが海外でどのような評価を得ているか、どのように海外でマネタイズすればよいかということに関しては、非常に多くの時間が割かれている。27日午前には「アニメーションのヨーロッパマーケット事情と、日本作品の世界市場におけるトレードギャップ」、同日午後には「海外のファン、マーケットの動向」、明けて28日には「アニメーションの北米マーケットと、ワールドテレビネットワークでの日本作品の可能性」と題するカンファレンスが行われた。
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海外のファン、マーケットの動向。
日本アニメの海外販売は減少している。
 いわんとしていることは、ざっくりとは、日本のアニメは全世界で多くのファンに視聴されているが、ネットを通じてタダで観られているためにマネタイズできていない、ということである。いかにして日本の制作者に利益を還元させるか──対策として北米に於けるクランチロールのように日本以外でのネット配信拠点を設け、そこにアーカイブを集中させるという考えがあるようだが、はたしてうまくいくかどうか。27日のカンファレンスに関しては昼間たかし氏が詳しくレポートをする予定になっているのでそちらをご参照いただきたい。  国策としての日本アニメ輸出推進に関連したカンファレンスには前述した28日の「声優・音声製作の国際化」のほか、27日の「平成23年度クール・ジャパン戦略推進事業 日印アニメ共同製作・キャラクター開発プロジェクト」発表と「アニメ映画の国際共同製作支援作品」発表がある。  そうしたちょっとお固いタイトルのカンファレンスをよそに、27日夕方には「『80后』『90后』が変える中国のアニメビジネス」という活気あふれるシンポジウムが行なわれた。80后とは80年代生まれを指す中国語で、天安門事件以降の新世代のなかにアニメファンやヲタクが多く含まれ、この世代が中国のアニメビジネスを変えていくはずだという見方をベースに、中国と関わりの深い登壇者が語り合う趣旨のもの。  しかし実際には、発表のアテもなく規定時間数以上の作品をつくらなければお取りつぶしの目に遭う中国のアニメーション制作スタジオはどうしても粗製乱造になりがちで、今後も大幅な品質向上は望めず、ビジネスとしても大規模な展開は難しいのではないかという悲観的な見方が大勢を占めた。  コストがかかる手描きのアニメーションが減り、3DCGやフラッシュアニメが増える傾向からは、少なくとも日本の職人工芸的な作品づくりに対応できる制作スタジオは、そう多くないだろうことが推測できる。
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百元籠羊氏。
 2006年からはアニメの輸入を絞っているとのことだが、現在はどうなっているのか。シンポジウム終了後、登壇者のひとりであるブロガー、「『日中文化交流』と書いてオタ活動と読む」管理人の百元籠羊に聞いた。 「身も蓋もない話なんですが、ニコニコ動画が中国のヲタクの視聴スタイルに与えた影響は非常に大きいんですね。みんなで動画サイトを見ながらバンバン投稿する。あるいは違法ダウンロードになりますが、それを見てネットの掲示板に書く。体験を共有する。そうやって見るのがほとんどになっています」 ──2006年以降は正規ルートで入るアニメの数は減っているとのことですが、そうすると実際には日本最新の今期アニメが視聴されているということですか。 「そうですね、たとえば『Fate/Zero』のどこが楽しかったとか、『ガンダムAGE』つまんねーとか。『ガンダムAGE』は本当に俺たちの望むガンダムだったのか?  と、おまえらは何を語っているんだ(笑)と言いたくなる事態が起こっているんです」 ──では、感覚は共有できているわけですね。 「ときどきポロっと分からないところが出てきたりしますね。今期だと『ベン・トー』は日本のスーパーのシステムを知っていなければ(※スーパーで売られている弁当が閉店間際になると値引きのシールを貼られて価格が数十%から半額オフになる)難しいというのと、セガ(のゲーム機)なりなんなりの前提知識が必要になってしまうので。  ただ、一度ハマると非常に面白い。今期、ディープ層にウケたのが『境界線上のホライゾン』(※設定厨とでも呼ぶべき設定の細かさが特徴)、あれは世界観などの知識を前提として持っていれば持っているほど面白いということで、マニアの間では設定一覧表ができている」 ──いわゆる萌えアニメを見て、ブヒブヒ言っている人もいるんですか。 「はい、バッチリいます。『まよチキ!』が素晴らしいと言っている人間もとても多いんですよ。いま日本のヲタクがこれをチェックしているという最先端にはついてきていますね。ただ女性のヲタクは二次創作がメーンになるのでちょっと独自ですね。TIGER & BUNNY』も台湾で一度ブレークしてからでないと弾けませんでしたから。男性ファンに関しては日本のヲタクに近くなってきていると同時に、女性に関しては独自の市場が形成されつつあるというところです」  この「『80后』『90后』が変える中国のアニメビジネス」の前の時間帯には「アニメ音楽のマニア的分析」と題するシンポジウムがあった。  タイトルからすると、一見、商用メジャーアニメのサントラに対するウンチクかとも思ってしまうが、実際には、CHAGE and ASKAのキーボーディストでありアレンジャーの長池秀明が『セピアいろのとけい』(きのしたがく)の映像に合わせ、鍵盤で音を出しながら作曲者と映像作家の狙いを解読していくという非常に意欲的な取り組みだった。  スケール(音階)やコード(和音)にそれぞれ明るい(メジャー)、暗い(マイナー)などのキャラクターの違いがあることはよく知られているが、演出意図や映像のタイミングに合わせて丹念に音を織り込む劇伴音楽の作業はかなり精緻なものであることが分かる内容だった。  登場人物にピアノやチェロなど象徴的な音楽が割り振られる。シーンの冒頭にはそのくくりを表す、たとえば終礼の「キンコンカンコン」的な基本フレーズが奏でられ、そのバリエーションが展開していくことで同一性を保つ。登場人物の心情描写を音楽でつづけたあと、フレーズのおしりに「~何?」と言うような注意を喚起する音を付加して登場人物にこれから起きるドラマに視聴者の意識を引きつける。日本の昼メロだとディミニッシュコード一発で安直に「ガガーン」という雰囲気を出すところを、コードの下に半音をぶつけて不安定感を表現するなど、全篇にわたる作業をきめ細かく解きほぐしていく。  企画した清野一道(財団法人デジタルコンテンツ協会)は「大学の講義としても通用するレベルのもの。映像のクオリティーは上がってきたが、音(の演出)のクオリティーを上げないとトータルとしては上がっていかない。絵に潜んだ何かを音で表せるということを知らしめていかなければ」と、その使命感を語っていた。  アニソンが隆盛する一方で、細かな音響演出を必要とする繊細なアニメーション作品が少ないのも確か。CGツールの普及で映像制作そのものは高度化していても、音に理解がなければ音楽家に適切な注文ができず、作品総体としての質に影響する。  この日は映像をつくる側のクリエイターが質問をしていたが、そうした質疑応答の一つひとつ、あるいはこうしたシンポジウムを重ねて啓蒙していく必要があるのかもしれない。 <28日のレポートに続く> (取材・文・写真=後藤勝)
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事務所の体制変化か? 活発化するSMAPとJr.の共演、キーマンは……

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『Marching J』で登場したSMAPとKis-My-Ft2

 10月31日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)でスタートする新企画「がんばれジャニーズ!」。公式サイトによると木村拓哉&草なぎ剛、稲垣吾郎&香取慎吾がそれぞれチームに別れてジャニーズJr.と新ユニットを結成。「CDデビューをかけて」過酷なゲームに体を張って挑戦する企画......とのこと。Jr.がSMAPにタメ口をきいたり、ダメ出しするシーンも見られるなど、ファンにも本人たちにもドキドキ要素満載の展開となるようだ。

「スフィア」だけじゃない! ファン発狂・歴代アイドル声優の恋愛事件簿

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※画像は左上から時計回りに櫻井智/『ありがと
う』
『國府田マリ子 パーフェクト・ベスト』
『声優グランプリ 2011年 09月号』
平野綾写真集『Girlfriend』より
【メンズサイゾーより】  今や声優界でも飛ぶ鳥を落とす勢いのスーパーガールズユニット「sphere(スフィア)」が大いに揺れている。寿美菜子(ことぶきみなこ)、高垣彩陽(たかがきあやひ)、戸松遥(とまつはるか)、豊崎愛生(とよさきあき)の4人で構成されたユニットだが、メンバーである戸松遥や豊崎愛生の恋愛報道を発端に、個人ブログが彼女たちのプライベートに関わる情報をブログで公開するなどのストーカー行為が発覚、所属事務所が法的措置を検討するまでに事態が大きくなっている。  20年前までの声優は、演技力があれば顔や歌唱力は二の次で「あんな素敵な声なのに実際は...」ということもしばしばあったが、アイドルや女優のようにルックスを気にするものではなかった。しかし、ここ10数年で時代は変わり、元祖アイドル声優潘恵子の登場や林原めぐみのブレイクをきっかけに、声優本人を前面に押し出したアイドル売りが顕著になってきた。そこで問題となるのが、声優の恋愛やプライベートの流出で......

スクープ! キム兄と西方凌が"101回目のプロポーズ"でついに婚約!

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『キム兄の人間設計図 』(生活文化出版)
 "キム兄"ことお笑い芸人と木村祐一が交際中の新人女優・西方凌とついに婚約したようだ。すでに事務所関係者には報告済みで、近日中にも発表される見込み。  2人の交際が発覚したのは2009年4月。木村が監督を務めた映画『ニセ札』に西方を起用したことから、交際に発展した。2人を知る関係者によれば「ゾッコンだったのは実は彼女の方で、小さいころから木村さんのファンだったようです」。  プロポーズも木村ではなく彼女の方だったという。 「何度もキム兄に『結婚してください!』とプロポーズしていたそうです。その数は101回にも上るとか(笑)。そんな彼女の真剣さにほだされ、キム兄も『じゃあ、一緒になろうか』と再婚を決意した」(お笑い関係者)  すでに式場の選定に入っており、婚約指輪も交換済みという。前妻・辺見えみりとの離婚の際は、一部ゴシップ誌で木村の"DV疑惑"もささやかれたが、関係者によると「今回はそんなことあるわけないですよ。2人は常にラブラブで、そんな疑惑、微塵も感じさせません」と断言する。  今度こそ、キム兄の生涯の伴侶となるのだろうか。
キム兄の人間設計図 再再再婚。 amazon_associate_logo.jpg
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