
今や関ジャニ∞の顔!?
「正直、最低限の数字は確保しましたが、期待ハズレとの声が多いですね。もう一度くらいはチャンスはあると思いますが、"一流女優"の仲間入りをするには、せめて2桁後半の数字は取らないと......」(フジテレビ関係者)
そう辛口評価されているのは、今クールの"月9"『全開ガール』主演を務めた"ガッキー"こと新垣結衣。
「実は、ガッキーは意外にも今作が連続ドラマ初主演だったんです。初の弁護士役、初のラブコメディーと、初ものづくしで挑戦したのですが、視聴率が2話目には2桁を切ってしまって......。現場はかなり焦りましたね」(ドラマスタッフ)
そういった雰囲気を打開するのも主演の務めなのだが、まだガッキーには荷が重かったのか、現場の重たい空気を変えたのは、共演の錦戸亮だったという。
「錦戸さんは、"イクメン"の役だったので、常に子どもたちと一緒にいたんです。それで、子どもが好きそうな『うんこ』とか『ちんちん』とかを連呼して、子どもたちの緊張をほどいてました。ガッキーにも言うように誘ってましたが、乗ってきませんでしたね。それでも、子どもたちは大笑いするので、自然と現場の雰囲気も明るくなってました」(同スタッフ)
一方のガッキーは、常に同性のスタイリストやマネジャーたちとばかり話をして、スタッフたちと絡むことはあまりなかったそうだ。
「打ち上げでは、ガッキーは『震災があって、こんなコメディーをやっていいのかと悩んだ』と優等生的なコメントをしていましたが、錦戸さんは『ガッキーとチューできてよかった』って会場を爆笑させてました。『お人好しの役でプライベートでも良い思いさせてもらいました』とまで言ってましたからね。やっぱり、場の空気を作るのは上手でしたね。どちらが主役か分かりませんでしたよ」(芸能事務所関係者)
さすがは錦戸といったところだが、スタッフの中には「ガッキーの『うんこ』『ちんちん』も聞きたかった」という不満の声があったとかなかったとか......。
月別アーカイブ: 2011年9月
ブータンと水俣市に学ぶ震災後のあるべき日本の姿【前編】
ビデオジャーナリストと社会学者が紡ぐ、ネットの新境地
今月のゲスト 草郷孝好[関西大学社会学部教授] ──東日本大震災から半年がたった現在、わずかではあるが復興事業は前へ進みつつあるように思われる。だが、日本全体を覆う暗い陰は、いまだ晴れる様子はない。そんな中、「日本を本当に幸せな国に変えるには、ブータンと熊本県水俣市の取り組みを学ぶべきだ」と、関西大学社会学部の草郷孝好教授は語る。国民の生活水準だけを見ると、決して豊かとはいえないアジアの小国ブータンは、高い国民総幸福量を誇るが、水俣市は長い間、公害に悩まされてきた都市として知られている。お金や物資に頼らない"本当の幸せ"とは、どのようにもたらされるのだろうか? 震災後のあるべき日本の姿について、考えてみたい。 神保 東日本大震災を奇貨として、日本をより幸せな国にするために、我々は何をすればいいのか。今回はその一例として、ヒマラヤ山脈麓の小さな国・ブータンと、意外な共通点がある熊本県水俣市の取り組みを見ていきたいと思います。 まず、ブータンといえばGNH(Gross National Happiness/国民総幸福量)が有名ですが、宮台さんはどんなイメージを持っていますか? 宮台 仏教国で、貧しいが信仰生活が根付き、子どもも大人も生き生きしているイメージです。物が溢れ、部屋の中はガジェット満載なのに、誰もが浮かない顔をしている日本と対照的です。世界30カ国それぞれの「統計的中流」に属する家族の人と家財道具一式を家の前に並べて1枚の写真に収めた、『地球家族』(TOTO出版)という写真集があるけど、一番浮かない顔をしているのは日本人、一番輝いているのがブータンです。 神保 2005年の政府の調査では、ブータンは国民の97%が「幸せ」もしくは「まあまあ幸せ」と答える国で、国民の幸福度が非常に高い国だといわれています。国策としてGDP(国内総生産)やGNP(国民総生産)ではなく、GNH、つまり幸福量を増すための政策を追求していることで知られています。もっともGNHについては、「ブータンのような小国だから可能なことで、日本では難しい」といって、相対化するような見方もあります。 宮台 日本は、個人別GDPが世界2位だった10年以上前の時代でさえ、幸福度調査で世界75位より上になったことがない。今でこそ個人別GDPは23位ですが、それでも幸福度の順位とは差がありすぎる。これだけ経済的に豊かで、こんなに不幸なのは、スキャンダルです。イギリスの3倍にも及ぶ自殺率との関連でも、GNH上昇は喫緊の課題で、「GNHを上げるのは現実的でない」とほざく議論はナンセンス。GNHが低い理由を直ちに分析するべきです。 神保 今回のゲストは、タイやマレーシア、モンゴルなど、途上国の開発問題を研究してこられた、関西大学社会学部の草郷孝好教授です。まずは総論として、長期にわたる経済的な停滞や自殺問題などが取りざたされて久しい日本ですが、今年の3月に東日本大震災があり、原発事故もあった。これはある意味で、これまで私たちが歩んできた道を再考するいい機会だと思いますが、その際に、草郷さんが今こそ日本がブータンを見習うべきだと考える理由とは? 草郷 日本はこれまで、GDPやGNPを国の開発を測る物差しとしてきました。これは「富国強兵」の時代までさかのぼることができます。戦後に「強兵」の部分はなくなったものの、「富国」志向は健在で、経済競争の末に達成したものは、当然ながらGDPを物差しにした平均的な意味での幸せです。つまり、この国は「物の豊かさが保障されれば、国民は幸せになれる」という前提で成り立ってきた。幸せ=物の豊かさと定義するならば、「日本はすでに達成できた」と言い切れます。 しかし、3年に一度、「国民の意識とニーズ」を調査する国民生活選好度調査----「生活全般に満足しているか、それとも不満か」という指標を見るとどうか。84年は「満足」「やや満足」と答える割合が64・2%でしたが、これを頂点に数字は下がり続けています。GDPが幸せに直結するなら、70~80%になっていなければおかしい。日本は"幸福のパラドックス"に陥っているといえます。 神保 同調査では、05年には「満足」と答えた人が4%を切ったとのこと。つまり日本では、自分の生活に満足していると感じている人が、25人に1人もいないのですね。 草郷 震災をきっかけにして「どういう生活が必要なのか」を考えるとしたら、社会のあり方論が重要になると思います。日本人がどんな生活を求め、またGDP型のモデルとは違うモデルを見つけることができるのか。僕は見つけられると考えて、ブータンのモデルを研究してきました。 ほぼすべての先進国は、日本と同じような問題にぶち当たっています。若者の疲弊、大卒者の就職難、人間関係の希薄さ、家族の崩壊など、社会問題を取り上げてみると、本当によく似ている。そこで、今までのGDP型モデルが社会や人々に与えるダメージは過小評価できないから、ほかの国でも「違う物差しを探そうじゃないか」という話になっています。OECD(経済協力開発機構)からつい最近出された「より良い暮らし指標(Your Better Life Index)」が顕著な例です。 神保 国の発展の指標としてGDPやGNPを使うことには問題があると?
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「あなたはいい女優よ!」2ちゃんねるを見て落ち込む石原さとみを江角マキコが激励

日本テレビ 『ブルドクター』公式サイトより
女優の江角マキコが4年ぶりに主演を務めたドラマ『ブルドクター』(日本テレビ系)が今クール2番目の平均視聴率を獲得した。1位はシリーズ物の『新・警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)なので、新規ドラマとしてはトップということだ。
スタート当初から、江角の久しぶりのドラマ復帰ということや、14年ぶりに共演するSMAPの稲垣吾郎の出演など話題性が高かったが、前評判以上の結果となった。
「やはり江角さんの功績でしょうね。収録のときには、必ずといっていいほどスタッフや出演者全員に差し入れをしてましたし、アジア人初の快挙となる全米アルバムチャート初登場8位を記録し、ドラマの主題歌を担当したCHARICEを現場に呼んで、即興ライブをやったりしました。それも、番組の予算とかでなく、自腹ですからね。とにかく現場の雰囲気はよかったですよ」(番組スタッフ)
何より、江角の功績は、石原さとみの悩み相談に乗っていたことだという。
「実は石原さん、結構『2ちゃんねる』を見るみたいで、ドラマ板の『ブルドクター』スレを毎日のようにチェックしていたそうです。それで、『あんな刑事はいない』とか『しゃべり方が変』とか、結構たたかれてかなり落ち込んでいたみたいですね。そういうこともあって、石原さんが江角さんに『私の演技、これでいいですかね? 変じゃないですか?』と毎日のように相談してたんです。江角さんは『あなたは大丈夫、いい女優さんよ』と励ましていました。そのおかげなのか、石原さんの演技もさらに良くなって、高視聴率につながったと思います」(テレビ局関係者)
石原が「2ちゃん」を見ていることにも驚きだが、さすがは姉御肌の江角。続編にも期待したいところだ。
「会った瞬間釣りの話」NEWS・加藤成亮と大野智の不思議な関係

趣味の方向性が三宅健と長野博に近
いっすね
釣り、料理、浮世絵など幅広い趣味を持ち、プライベートでの友人も多いNEWS・加藤成亮。反面、NEWSメンバー以外のジャニーズ内交流はさほど盛んではないようだが、その中で趣味を通じて親交を深めているのが嵐・大野智だ。その交流エピソードは何度か紹介しており、昨年は嵐の国立公演を鑑賞したことは既にお伝えした通り。今年も嵐の全国ツアー『Beautiful World』の国立公演を訪れた加藤が、自身のラジオ『SORASHIGE BOOK』(FM横浜)でその裏話を語ってくれた。
葉山エレーヌは女子アナ界きってのヤリ●ン!?

※画像は『ベスト・ヒット!日テレ55』より
【メンズサイゾーより】
朝の人気情報番組『スッキリ!!』(日本テレビ系)の司会である同局アナウンサー、葉山エレーヌが恋人との沖縄旅行を「フライデー」(講談社)にスクープされたのは9月15日のこと。お相手は人気グループ「GReeeeN」のリーダー、HIDEの兄であり、音楽プロデューサーのJIN。ロックバンド「High Speed Boyz」のボーカルも務める男性だ。誌面には、ふたりが機内で体を寄せ合ってぐっすり眠る写真や、仲むつまじく腕を組んで空港らしき場所を歩く写真が掲載された。現在日テレでは、この熱愛報道がことのほか問題視され始めているという。
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「人生に起きるすべてのことを細かく観察したい」中国ネット世代のアーティスト

「54boy アニメーション」<http://potot.com/?p=1436>
『AKIRA』『ドラゴンボール』『ドラえもん』......子どものころ、僕らの心をアツくさせた漫画やアニメが、海の向こうに住むアジアの子どもたちの心にも火をつけていた。今や日本人だけのものではなくなった、ジャパニーズ・ポップカルチャー。その影響を受けて育った、アジアの才能豊かなクリエーターたちを紹介します。
第19回
アーティスト
Wen Ling(ウェン・リン/温凌)
Wen Lingは、ちょっと変わり種だ。児童書の挿し絵画家の父を持ち、"中国の芸大"である北京の中央美術学院でクラシックな絵画技法を学んだアートエリート。でも最初の仕事は京華時報という新聞のフォト・ジャーナリスト。採用されたきっかけは、アメリカの人気フォト・ブログ・サイトに触発されて作った自分のフォト・ブログだという。
以前このコーナーに登場した"中国のガロ系"漫画家、ヤン・コンと、今年の7月に北京の798にあるギャラリーで二人展を開いた。そのときに出版した初のコミック『54boy』(ウェンの漫画家としてのペンネームでもある)は、父親が病気で亡くなるまでの自分と家族の生活を淡々と描いたものだ。
その筆致は、シンプル&シュール。しかしその実、登場する人やモノのリアルさ、生々しさに驚かされる。コンビニのおにぎり、KFCのファミリ−パック、公共のゴミ箱、町中に始終たむろっている(?)公安、そしてスマートフォンやPCで常に行われるSMSやネットサーフィン。
「中国では、僕らみたいな若者は、情報はほとんどインターネットで手に入れています。日本のテレビ番組や映画、コミックやバンドのPVも、いつでも見ることができますよ。僕が影響を受けたものはすべて、インターネットで見たもの。というか、逆にインターネットでしか見てないとも言えるけど」
テレビドラマの『GTO』が大好きだったというウェン。
「中国版YouTubeの土豆網(http://www.tudou.com/)や優酷網(http://www.youku.com/)などで、何でもダウンロードできます。今ハマっているのは『勇者ヨシヒコと魔王の城』です」
「あと日本のもので好きなのは、『MEN'S NON-NO』にセブンーイレブン。え? セブンーイレブンはもともとアメリカのコンビニ? 知らなかった。かわいくて、これぞ"ジャパニーズカルチャー"って感じなのに!」
フォト・ブログにしても、漫画にしても、ウェンは、ごく普通の日常をそこにぼんとさらけ出すだけ。なのに、受け取った瞬間に感じるずっしりとした手応えと、なかなか消化されない感じ。それは、彼の作品に収納された膨大な"彼自身の"リアリティーゆえなのかもしれない。

『ドラえもん 1』(小学館)
「人生で起きる、経験するすべてのことを細かく観察したいんです。例えば、病気で充血してしまった父の両目、車を運転しながら感じたこと、見慣れた街路樹の枝の模様、新しく買ったアンドロイド3Gでネットサーフしたときの感覚、常に無数のカメラや警官や公安の監視の下にある北京の生活、長安街(北京のメインストリート)で、警官に呼び止められIDカード(をちゃんと携帯しているかどうか)をチェックされたこと、亡くなっていく父を看取る感情......こうした感覚をコミックで表すときに、僕はいつも『写しとりたい』と願うんです。例えば携帯のブランドまでも、まるでメーンキャラクターであるかのように写実したい、と」
そんな彼のコミック作品に強い影響を与えたのは、『ドラゴンボール』と『ドラえもん』。
「だって、すごくかわいいでしょう」。
今、ウェンは、バンドを作りたいと思っている。好きなのは日本のポスト・ロックバンドのMONO。これもインターネットで見つけた。
「今、ポスト・ロックがマイブームなので。自分では楽器は弾けないんですが、バンドは僕の夢です」
それと映画。
「自分のコミックをベースにした映画を作りたい」
ウェンのバンドにも興味はあるが、映画は是非とも近い将来に実現してもらいたい。彼独自の写実主義に貫かれた、極めてシュールなものになるに違いない。
●Wen Ling
1976年北京生まれ。2000年中央美術学院卒業後、パーソナル・アニメーション・サイト、54boy.comを立ち上げる。2001年にフォト・ブログ・サイトziboy.comを設立。2002〜03年、北京の新聞社「京華時報」でフォト・ジャーナリストとして活動。並行して2002年より、友人のLv, Lan LanとBreathと共に、アーティスト・コミュニティのプラットフォーム、緑校(Lvxiao /GreenSchool)を運営。2010年自身のコミック・サイトpotot.comオープン。2011年、コミック作品『54boy』出版(Star Gallery)。
54boy.com <http://potot.com/?p=1436>
pototo.com <http://potot.com/>
緑校 <http://lvxiao.blogbus.com/>
●なかにし・たか
アジアのデザイナー、アーティストの日本におけるマネジメント、プロデュースを行なう「ASHU」代表。日本のクリエーターをアジア各国に紹介するプロジェクトにも従事している。著書に『香港特別藝術区』(技術評論社)がある。<http://www.ashu-nk.com >
オンラインTシャツオンデマンド「Tee Party」<http://teeparty.jp/ashu/>
ドラえもん (1) 万国共通。
■バックナンバー 【vol.18】「ヒーローは宮崎駿と奈良美智」シンガポールのマルチスタイル・アーティスト 【vol.17】「ルーツは『天空の城 ラピュタ』」ウォン・カーウァイに見い出された香港の若き才能 【vol.16】怖かわいい魑魅魍魎が暴れ回る! ヤン・ウェイの妖魔的異界 【vol.15】「原点は日本のコミック」東南アジアを席巻する都会派クリエーター 【vol.14】エロ×宗教×故事が混在!? 中国版・寺山修司が造り出すカオスな世界 【vol.13】昼間はOL、夜は寡黙なアーティスト ソン・ニが描く秘密の快楽の世界 【vol.12】まるで初期アニメ ローテクを駆使する南国のアート・ユニット「トロマラマ」 【vol.11】「造形師・竹谷隆之に憧れて......」 1000の触手を持つ、マレーシアのモンスター 【vol.10】"中国のガロ系"!? 80年代以降を代表するコミック・リーダー ヤン・コン 【vol.9】大のラーメンおたく!? シンガポールデザイン界を率いる兄貴、クリス・リー 【vol.8】メイド・イン・ジャパンに憧れて...... 香港の文学系コミック作家・智海 【vol.7】「血眼になってマンガを追いかけた」海賊版文化が育んだ中国の新しい才能 【vol.6】裸人間がわらわら 香港ピクセル・アートティストが放つ"アナログデジタル"な世界 【vol.5】ダメでも笑い飛ばせ! 香港の国民性を体現したグラフィック・ノベリスト 【vol.4】「教科書はガンダムの落書きだらけだった」 香港・原色の魔術師の意外な原点 【vol.3】「懐かしいのに、新しい」 読むほどにクセになる"タイ初の日本漫画家"タムくん 【vol.2】 マイブームはBL!? 香港の腐女子が描きとめる、消えゆく都市の記憶 【vol.1】「 :phunk版ガッチャマンが作りたい」 シンガポール発のデザイン集団が描く夢
亀梨和也、中国雑技団直伝の大技をやり切り「もっと進化する」
「KDDIの社員は口が軽いんだよ」ドコモもあきれる「iPhone5騒動記」の行方は?

「米アップルが今秋にも発売する『iPhone5』を、KDDIが日本で販売することが判明した。日本では初代iPhoneから3年間続いたソフトバンク(SB)による独占販売体制が崩れる」(以上、9月22日付け日経ビジネスオンラインより)
日経ビジネスオンラインが報じた「KDDIがiPhone5参入」の記事が波紋を呼んでいる。その後、日経本紙や他メディアもこぞって追随し、この結果ソフトバンクの株価が下落するなどの騒ぎになっている。これまでiPhoneといえば、国内ではソフトバンクモバイル1社の独占販売。報道が事実なら、スマートフォン市場で出遅れたKDDIの大幅な巻き返しが予想される。
しかしこのニュース、関係者の間では真偽のほどを疑う声も少なくない。第一報を報じた日経ビジネスオンラインも、それを後追いした一般紙も、情報ソースを明らかにしているところは一社もないからだ。場合によっては、各メディア総ぐるみの世紀の大誤報ということにもなりかねない。KDDI側は「当社からアナウンスしたものではないから、コメントのしようがない」(広報部)、「メディアさんが勝手に言っているだけでこちらは何も聞いていません」(都内auショップ)の一点張り。ライバル会社であるドコモのある関係者は、今回の報道のソースについて「日経ビジネスオンラインの記者が個人的なコネクションでKDDIの関係者から聞き出したということでしょう。政治記者が個々の情報ソースを秘書や代議士に持っているのと同じです」と推測するが、「事実かどうかは課内でも懐疑的」だという。
これについて、「可能性は極めて高い」と言うのは、ITジャーナリストの石川温氏だ。
「22日の報道を知った後に、私も複数の関係筋に確認したのですが、その感触では信ぴょう性は非常に高いというのが実感です。今のところ、誤報という結果にはならないと感じています」
発売時期を日経ビジネスオンラインが「11月」と報じた点については(他メディアは「年明けの可能性」とも報道)、アメリカでのiPhone5発売時期と関係しているという。アップルでは北米におけるiPhone5の発表を10月4日に、発売を中旬ごろに開始するとしており、日本のソフトバンクもこのスケジュールに準ずることが予測される。KDDIの「11月」は、これに極力近づけたいという意思の表れだというのだ。
KDDIは現在、Cメールをグローバル機種でも送受信できるように、メッセージングサービスを国際規格であるSMS/MMSに対応させようとシステムの改修を進めており、この完了が来年1月ごろといわれています。それを待ってiPhone5を発売するのか、前倒ししてソフトバンクのスケジュールに合わせるかという判断だと思います」
ただ、課題も残されていると石川氏は言う。
「当然ながら、料金体系もキャンペーンもアップルが仕切る形になりますし、相当量の販売ノルマも課せられる中で、KDDIが主導権を握れるかという懸念があります」
また、ユーザーの増加でネットワークのキャパシティーにも不安が残る。
「iPhoneユーザーがau利用者に拡大すれば、ネットワークも当然ながらひっ迫します。結果的に今のソフトバンクと同じくらい、つながりにくい状態になる可能性も否定できません」
一方、「今回の報道はあまりにソースがあいまい」として、情報自体の信ぴょう性を疑うのは、モバイル業界に詳しい武蔵野学院大学准教授の木暮祐一氏だ。
「交渉自体はauもドコモもアップルとはしてきているはずですから、その意味ではどちらも可能性がゼロということはありませんが、現時点での報道内容を見る限り、懐疑的にならざるをえませんね」
また、KDDIの社風という観点からも疑問を呈する。KDDIは自社のビジネス目的の達成のために、メーカーや販売店に制約をかける傾向が、他のキャリアより非常に強い企業なのだと木暮氏は言う。
「この26日に発表されたモトローラ社の『PHOTON(ISW11M)』は、本来は世界中で通信ができるようにさまざまな通信システムを搭載するように設計された機種なんです。ところが、今回KDDIを通して発売するにあたり、ドコモやソフトバンクが採用しているW-CDMAや、国際規格のGSMを外してしまった。完全に国内使用限定モデルにしてしまったわけです。SIMカードを外して海外などで使わせないようにとの意図なんでしょうが、設計段階の思想を崩壊させてまでも、わざわざコストをかけてユーザーの利便性に反することをする。そういう企業文化の会社が、果たしてiPhone5を扱えるのかという疑問は残ります」
さらに、今回の一連の報道のソースがKDDIからのリークであった場合、契約に厳密な米アップルが黙っているかという問題もある。
「アメリカでは機密保持契約に対する概念が、日本とは比較にならないくらい厳しい。過去にも海外で、アップルと提携した経営者が記者発表の前日にポロっとしゃべってしまい、それで契約破棄になったという事例もあります。国内でも過去にドコモの山田社長が『iPadで使えるSIMを提供する』としゃべってしまい、後日撤回する騒ぎがありました。仮に今回、KDDIが本当にアップルと合意に達していたとしても、この大騒ぎをアップルがどう見るかというのは、今後注目すべきところでしょう」
KDDIは26日、スマートフォン秋冬モデルの新作発表を都内で行ったが、記者からのiPhone5に関する質問に対しては、予想通りノーコメントを通した。
冒頭でコメントしたドコモ関係者があきれ気味に言う。
「そもそもKDDIは脇が甘い会社でしてね。ドコモ以上に官僚体質というか、頭が固い会社の割に、口が軽い方が比較的多いんですよ(笑)。記者からドキっとする裏情報を聞いたときは、たいがいソースがKDDIだったりする。今に何か大きな問題に発展すると噂していたんですが......」
今回の報道で多くのauユーザーが歓喜したことは想像に難くない。しかし、彼らの手にiPhone5が届くまでには、まだまだ多くの紆余曲折を経る必要がありそうだ。
(文=浮島さとし)
ココがとうとうオレのことを呼んだ! 予想外のことに感動しました……

(C)倉田真由美
現在、ココは1歳9カ月。妻くらたまのことは「ママ、ママ」と言うのに、オレのことは指差して」「あー、あー」と言ってるだけなんですよ。ココになんて呼ばせようかといろいろ考えた結果、「とうちゃん」にしました。「パパ」「お父さん」だとオレ的にしっくりこないんですよね。で、毎日のように、ココにオレのことを「これは"とうちゃん"! 分かった? とーちゃん!」と指差して覚えさせてたんだけど、まったくもって無反応! が! 先日の夜、ココをベッドで寝かしつけているとウトウトしてたので、こっそり寝室を出ようとしたら、ココがボソッと「とっちゃん」とオレのことを呼んだんです! いや、マジでうれしかった! 「やっとオレのこと認識してきたか」と感動しましたよ。それからはたまに「とっちゃん」と呼んでくれるようになりました。まあそんな感じで、日々少しずつ成長しています。




