昭和の割腹事件を再現した『MISHIMA』 問題作の封印を解いた鹿砦社の"蛮勇"

mishima0702.gif
『三島由紀夫と一九七〇年』鹿砦社
 1970年11月25日に自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺を遂げた作家・三島由紀夫。性倒錯をテーマにした自伝的小説『仮面の告白』、大ベストセラーとなった実録犯罪小説『金閣寺』、純文学の中に宇宙人やUFOを登場させた『美しい星』など実に多彩な作品を45年の生涯の中に残した。三島の同名戯曲を原作にした美輪明宏主演映画『黒蜥蜴』(68)の劇中では蝋人形に扮し、美輪と濃厚なキスを交えている。三島が監督・主演した『憂国』(66)の切腹シーンは、4年後の三島事件を予告していたかのような衝撃がある。  スキャンダルに満ちた三島の生涯を再検証したのが、鹿砦社から出版された『三島由紀夫と一九七〇』だ。三島事件がきっかけで「一水会」を結成した鈴木邦男氏と『極説 三島由紀夫』(夏目書房)などの著書があるフラメンコ舞踏家である板坂剛氏が対談形式でタブーレスに三島について語り明かしている。ホモ疑惑のあった三島の交際相手、三島が結成した「楯の会」の選考基準はビジュアル重視、師匠にあたる川端康成のノーベル文学賞受賞作『山の音』は実は三島が書いていた......などのワクワクするエピソードが満載。そして、とりわけ注目したいのが巻末参考資料映像。"日本未公開映画"として知られる緒形拳主演の日米合作映画『MISHIMA』(85)が付録DVDとして封入されているのだ。  『タクシードライバー』(76)の脚本家であるポール・シュレイダーが監督した三島由紀夫の伝記映画『MISHIMA』は、85年のカンヌ国際映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞しながら、日本では劇場公開されなかった"封印映画"として有名だ。製作総指揮は『ゴッドファーザー』(72)のフランシス・F・コッポラ、『スター・ウォーズ』(77)のジョージ・ルーカス。日本側のプロデューサーに『太陽を盗んだ男』(79)の山本又一朗。キャストは三島役を緒形拳が演じている他、坂東八十助、佐藤浩市、沢田研二、倉田保昭、永島敏行、池部良、三上博史、横尾忠則......とうっとりするような豪華な配役となっている。  海外での公開タイトルは『MISHIMA A Life in Four Chapters』。厳格な祖母に育てられた虚弱な少年期から始まり、「楯の会」のメンバーと共に市ヶ谷駐屯地に乗り込み、割腹するまでの三島本人の伝記パートを軸に、三島の代表作である『金閣寺』『鏡子の家』『奔馬』の3作品が劇中劇として挿入されている。完璧なる美と自死への恍惚感に取り憑かれた男たちの3つの物語が次第に収斂していき、現実世界の主人公である三島本人を自決へと向かわせる構成が秀逸だ。製作当時はミスキャストとも言われた三島役の緒形だが、「楯の会」の制服に身を包み、総監室に立て篭るクライマックスシーンには異様な迫力が漂っている。  カンヌ国際映画祭での受賞後、同年よりスタートした第1回東京国際映画祭でも特別上映される予定となっていたが、一部の右翼による妨害活動があり、東京国際映画祭側が上映を取り止め。海外では一般上映され、ビデオ化、DVD化もされていたが、肝心の日本ではその後も一切上映されず、パッケージ化もされなかった。海外で販売されているDVDを取り寄せるしか視聴することができない"幻の映画"となっていた。  『MISHIMA』が日本で公開されなかった原因を探っていくと、同作を試写で観た三島由紀夫の未亡人である瑤子夫人が劇中の切腹シーンなどを嫌い、「肉親として気持ちいいものではない」と週刊誌に感想を述べたことが発端となったようだ。この記事を読んだ一部の右翼が上映反対のビラを街頭で蒔いたことから騒ぎに発展した。作品を観ることなく、週刊誌の記事を読んだ右翼が上映反対運動を起こしたドキュメンタリー映画『靖国 YASUKUNI』(07)のケースとよく似ている。  瑤子夫人がやはり切腹シーンを嫌ったことから短編映画『憂国』も三島の死後は上映の機会を失っていたが、瑤子夫人の死後、ようやく2006年にDVD化されるに至った。しかし、『MISHIMA』は依然"お蔵入り"したまま。『三島由紀夫と一九七〇』のあとがきによると、鹿砦社の社長・松岡利康社氏は「世界的名作がこのまま埋もれてしまっていいのだろうか」という心情から、三島の40回忌に合わせて発売された同書に『MISHIMA』をDVDとして封入する"蛮勇"を決意したとのことだ。『MISHIMA』は本当に封印されるべき作品だったのか。世界的作家・三島由紀夫の業績と封印映画の悲劇を改めて検証する上でも、絶好の機会だろう。一度手にしてみてほしい。
三島由紀夫と一九七〇年 あの封印映画がついに!

【関連記事】 "小栗旬の後見人"山本又一朗が明かす『TAJOMARU』の過剰すぎる舞台裏!! あの原発でゲリラ撮影を敢行! 原発不安で話題の映画『原子力戦争』が見たい! テレビじゃ絶対放送禁止 超過激DVD発売の江頭2:50を直撃!

登場人物と設定のどこにも共感ポイントがない、奇跡の『禁断』シリーズ

kindan.jpg
『禁断―秘密の花園 完全版』(小
学館)

――西暦を確認したくなるほど時代錯誤なセリフ、常識というハードルを優雅に飛び越えた設定、凡人を置いてきぼりにするトリッキーなストーリー展開。少女マンガ史に燦然と輝く「迷」作を、紐解いていきます。

新人グラドル・東條詩織 初DVDの出来は赤点!? 

 グラビアアイドル・東條詩織のファーストイメージDVD『NEW KISS』が、発売された。
tojoh0701_s02.jpg
クリックすると拡大します

tojoh0701_s03.jpg
クリックすると拡大します

tojoh0701_s04.jpg
クリックすると拡大します

tojoh0701_s06.jpg
クリックすると拡大します

 「ピンクと赤が好きなので、赤を選びました」と明るい色の水着でファンの前に登場した詩織ちゃん。完成したDVDを手にした感想を聞かれ、 「変な感じです(笑)。『うぉっ!』っていう感じ。違和感で私じゃないみたいです」  と話した。撮影は沖縄で行われたそうで、 「撮影は4月でしたが、まだ海は冷たかったです。とっても緊張して、自分じゃないなあって思いました(笑)。一番気に入っているシーンは、オレンジ色の水着で海で遊ぶシーンです。海でパチャパチャして遊んでます。あとはチューブトップですね。これも海のシーンなんですけど、気に入っています。チューブトップは普段着ないので恥ずかしかったです」  今後は「撮影会など頑張りたいです、あとは演技の仕事を一番やってみたいです」と抱負を語った。
『NEW KISS』 初キスは誰に? amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 あなたの心も縛っちゃう? "亀甲少女"グラビアアイドルがアキバに登場! ポッチャリ唇がチャームポイント! グラドル今野杏南の初イベント 「恋をしています。」清純派新人グラドル村瀬綾里子に恋人発覚!?

AKB48の創始者に"ドス黒い過去"!? 二極化が進む芸能メディア

813+ybAyW7L._AA1500_Z.jpg
*画像:『AKBがいっぱい ザ・ベスト・ミュー
ジックビデオ(Blu-ray)』
より
【メンズサイゾーより】  週刊誌「週刊文春」(文藝春秋社)が7月7日号で「オフィス48」の芝幸太郎社長のスキャンダルを報じている。  芝社長はAKB48の創始者の一人で、総合プロデューサーの秋元康氏、AKBの運営会社AKSの社長・窪田康志と共にAKBを立ち上げた。AKSの社名は3人のイニシャルからとったものというのも、ファンの間では有名な話。  発足当初は全メンバーがオフィス48の所属であり、現在も総選挙11位の宮澤佐江、17位の秋元才加、20位の増田有華、22位の梅田彩佳が所属し、秋葉原のAKB 48劇場の管理も同社が担当している。AKBの中枢の一つである同社だが、文春の報道によると、社長を務める芝氏は"ドス黒い過去"を持ち、背中には緋鯉のイレズミがあるという。  高校卒業後、後に社会問題となった「商工ファンド」に勤務した芝氏は、営業マンとして活躍し、22歳で山口支店長に抜擢された。だが、その後はヤミ金業を営むようになり......
続きを読む

「自我」よりも「彼好み」を優先する「CLASSY.」読者、その心に潜む闇とは?

classy1108.jpg
「CLASSY.」8月号(光文社)

 先月号のレビューでご案内した通り、今月号の「CLASSY.」は「夏よ、恋(はあと)」特集です。そして、メインの企画は「男女6人夏物語」。はいはいっと。レビューでその辺りを触れるとこちらが大けがしそうなので、無視して「CLASSY.」読者が結婚相手として狙う男に注目してみましょう。毎号どこを読んでも「結婚したい」という怨念が聞こえてくる「CLASSY.」。奇しくも今月号は「夏よ、恋」企画だけに、いつもよりも多くの男性(もしくは理想の男性像)が登場しているので、さっそく調査したいと思います。

浅野忠信がハリウッド本格デビューで魅せた!『マイティ・ソー』

THOR_FB_3460_MP_0134.jpg_rg.jpg
TM & (c)2010 Marvel (c)2010 MVLFFLLC. All Rights Reserved. 
 7月に入り、夏休み向けの娯楽大作映画の封切りもいよいよ本格化。今週は、壮大なスケールと豪華出演陣が話題のアメコミスーパーヒーローものと、二日酔いの男3人組による珍騒動を描いた大ヒットコメディーの続編を紹介したい。  まず7月2日公開の『マイティ・ソー』は、『スパイダーマン』『X-MEN』などの原作者スタン・リーによるマーベル・コミックを、ケネス・ブラナー監督が実写3D映画化した大作。神の世界で最強の戦士だったソーは、神々の王にして父のオーディンから高慢な性格を咎められ、能力と武器を奪われ地球へ追放される。人間界で暮らすうち、次第に謙虚さと愛を学ぶソー。そのころ、神世界の征服を企む邪神ロキが王オーディンの命を狙い、地球へも強大な"破壊者"を送り込む。はたしてソーは、失った力を取り戻し、天界と地上の危機を救うことができるのか......。  主演に抜てきされたオーストラリアの新鋭クリス・ヘムズワースは、役作りのためにビルドアップした肉体美を披露し熱演。そのソーと恋に落ちる科学者役を、『ブラック・スワン』(2011)でアカデミー主演女優賞に輝いたナタリー・ポートマンが可憐に演じる。本作でハリウッド映画本格デビューを果たした浅野忠信が、サムライを思わせる神々の国の戦士役で活躍しているのも、日本人観客としてうれしいポイント。さらに注目の女優として、『キミに逢えたら!』(08)でキュートなヒロインを演じ、本作ではメガネっ娘のインターン役でコミカルな魅力もみせたカット・デニングスの名を挙げておきたい。  舞台俳優としても活躍が知られるブラナー監督は、オーディン役に名優アンソニー・ホプキンスを迎え、北欧神話に基づく神々の世界を重厚かつ荘厳に演出。一方、地上でのストーリーには恋あり笑いありの軽妙な展開も折り込まれ、大人から子どもまで一緒に楽しめる、まさに夏向けのアクション娯楽作に仕上がっている。アメコミ映画のファンなら、事前に『アイアンマン2』(10)を見ておくと、ヒーローチーム「アベンジャーズ」につながる要素をさらに楽しめることだろう。  2本目のオススメは、7月1日公開の『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(R15+指定)。二日酔いで記憶をなくした男たちの騒動を描き、R指定のコメディー映画としては歴代1位の大ヒット作となった『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(10)の続編にあたる。  フィル、ステュ、アラン、ダグの4人は、タイ出身の花嫁を迎えるステュの結婚式に出席するためバンコクへ。前回の過ちを繰り返さぬよう、ビール1本だけのささやかなパーティーを開く。ところが、翌朝目覚めると例によって記憶はすべて飛び、部屋には猿がいて、アランは丸刈り、ステュの顔にはタトゥーが。さらに、一緒にいたはずの新婦の弟が行方不明に。式が始まるまでに弟を見つけ出そうと、3人組の悪戦苦闘が始まった......。  二日酔いで朦朧とした頭を抱えながら、行方不明の仲間を探す彼らに降りかかるドタバタに、徐々に明らかになる一夜の暴挙や愚行の数々が織りなす笑いの波状攻撃。前作の世界的ヒットの最大要因だった緻密な脚本のフォーマットを見事なまでにしっかり踏襲し、さらにパワーアップした続編で、型を丁寧になぞりながら新味もしっかり加えている点が素晴らしい。  監督のトッド・フィリップス、主演のブラッドリー・クーパーなど、前作のスタッフ・キャストが再結集。いい大人たちがこんなおバカで下品な映画を本気で作り、さらにそれが国境を越えて大ヒットしているという事実に、世界もまだまだ捨てたもんじゃないなという気にさせられる。「前作を見ていなくても楽しめる」というのは続編を紹介する際の常套句だが、本作に限っては、前作を未見の人と、見たけど細部を忘れたという人に、ぜひDVDなどで予習しておくことを強くおすすめしたい。前作を踏襲しているネタが隅々までわかり、2倍、3倍爆笑できること請け合いだ。 (文=eiga.com編集スタッフ・高森郁哉) 「マイティ・ソー」作品情報 <http://eiga.com/movie/54259/> 「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」作品情報 <http://eiga.com/movie/55407/>
ハングオーバー! マジ笑える。 amazon_associate_logo.jpg
天才から天才へと受け継がれるハリウッドの映画作り『SUPER 8 スーパーエイト』 超人チーム結成の経緯が明らかに! 『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』 新幹線がすれ違う瞬間、願いが叶う? 小学生の目線で描かれた『奇跡』

[秘蔵写真]深山咲輝ギャラリーvol.1

「婦長さんの見所は、ボケちゃってるところと仕事の出来るところの違いだと思うので、そこを観ていただけたら嬉しいなと思います。ダンスも一生懸命頑張ってます!」グラドルとして活躍中の深山咲輝チャンが舞台『ももいろナースステーション』で婦長役に挑戦した! 婦長とはいえ、衣装は萌え萌えナース姿。ダンスシーンからちょっぴり天然ながら現場をバッチリ仕切る姿、そして思わずパンチラしちゃいそうな・・・

今、何してる~? ~休日の過ごし方~

数ヶ月前の行動調査での事。その日、対象者の仕事が休日という事で、早朝から対象者の自宅周辺で張り込みを開始した。午前中が過ぎ……お昼が過ぎ……3時が過ぎ……。それでも、一歩も外に出てこない。対象者の自宅は1人暮らしのアパート。室内から物音が聞こえ、電気メーターも回っており、対象者は中にいる模様。さすがにちょっと位(コンビニ等)なら外出するだろうと思っていたが、夕方を過ぎても・・・
カテゴリー: 未分類 | タグ:

決定!日本で最も安全なアダルトサイトはここだ!

ネットで気軽にアダルトを閲覧・購入できるようになった昨今。しかしまだ悪徳業者は多く、ワンクリ・ツークリ詐欺や架空請求などユーザーにとって絶対に安全とは言えない。IPAの調査によれば昨年8月にワンクリ被害件数が935件と過去最高を記録。いまだ騙されるケースはあるようで、大金を悪徳業者に入金・泣き寝入りをするユーザーも多く存在する。おとなの探偵ではこうした現状を鑑み、真面目に真摯に・・・