唯一の被爆国・日本が選んだ原発大国への知られざる道程【前編】

ビデオジャーナリストと社会学者が紡ぐ、ネットの新境地
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今月のゲスト 武田 徹[ジャーナリスト] ──東日本大震災による福島原発問題は、多くの課題と問題を日本に突きつけている。マル激では多角的に福島原発問題をあつかってきたが、そもそも日本が世界屈指の原子力大国への道を突き進んだ背景には、どのような理由があったのだろうか? 唯一の被爆国だからこそ知る"原子力の巨大な力"に引きつけられた歴史を、『私たちはこうして「原発大国」を選んだ』の著者であるジャーナリストの武田徹氏と共に追う──。 神保 今回も原発関連のテーマでお送りします。福島第一原発の事故をめぐっては、原子力の是非だけではなく、日本の民主主義はどうなっているのか、メディアのチェック機能は機能しているのか、そして我々は今、歴史上どの地点に立っているのか......など、これまで水面下でくすぶっていた多くの問題を、マル激では浮き彫りにしてきました。 宮台 福島第一原発の事故を契機に起こっている議論は、技術的合理性に関するものが大半です。でも僕は「原発を可能にする社会」に問題があったのではないかと主張しています。つまり、原発事故の原因を、日本社会の各所を覆う〈悪い共同体〉と、それに結びついた〈悪い心の習慣〉に引きつけて考えるべきだと考えたい。  そうしたやり方とは別に、歴史に力点を置いて議論する方法もあります。社会的な物事には、過去にたまたまある方向に踏み出してしまうと、簡単に引き返せずに積み重ねが生じ、ますます引き返せなくなる構造があります。とりわけ技術の社会的利用には、そうした側面が大きい。そしてしばしば技術の採用に伴って構造的に抱え込んでしまう負の領域があります。そこに原発がハマって引き返せなくなったという面も、〈悪い共同体〉問題とは別にあり得ます。  僕は「今更やめられない」というキーワードを使います。〈悪い共同体〉ゆえの「今更やめられない」もあれば、歴史的な不可逆性ゆえの「今更やめられない」もあります。どちらも克服すべきですが、克服するにも「やめられなさ」に向かい合う必要があります。だから、原発の出発点で、僕らがどんな楽観論を持ち、どんな技術信仰に基づいてステアリングを切ったのかを考えることが重要です。そこをクリアにせず、後知恵的に原発政策を難詰しても、学びが得られません。 神保 次の一歩を踏み出すためには、歴史的な文脈をしっかりと見ておく必要があります。今回のゲストは、マル激の司会者としてもお馴染みのジャーナリスト、武田徹さんです。5月10日、武田さんの著作『私たちはこうして「原発大国」を選んだ』(中公新書ラクレ)が発売されました。原子力関連の書籍の多くは、武田さんがカタカナで書く、"スイシン"と"ハンタイ"の文脈に落とし込まれていて、逆意見の人にとっては読む価値がないものになりがち。しかし、この本は極めて冷静な視点で書かれており、立場を問わず考えさせられる部分が大きいと思います。今回は、この本に沿った形で議論を進めていきましょう。  さて、日本は被爆国として、核の怖さを本当の意味で知っている唯一の国です。それにもかかわらず、被爆10年後の1955年には原子力基本法ができ、原子力開発を進めることを決定。これは、日本がなぜ原発を推進したのかを考えるとき、最初に浮かぶ不合理な点だと思います。「被爆をした」という事実と、日本が「原子力大国」を目指したという2つの相反するかに見える事実。このアンビバレントな関係を、武田さんはどのように整理していますか? 武田 光と影の関係だと思います。日本は過去に被爆し、その力に圧倒された経験がある。だからこそ、その力に期待する。原子力待望論が強かったのは、被爆した経験の裏返しでしょう。例えば、原子力委員会の初代委員長、正力松太郎の背後にいたとされる、柴田秀利(連合軍総司令部担当記者、日本テレビの設立などにかかわる)は、「毒をもって毒を制する」という言葉を使いました。また日本には、エネルギー不足を危惧して太平洋戦争に踏み込んだ歴史があり、「今度こそ石油や石炭ではないエネルギーに期待をした」という事情もあったのかもしれません。 宮台 45年の敗戦も46年の新憲法公布も、一部の国民や政治家には「去勢体験」だと感じられました。原子力基本法成立の3年前、52年にサンフランシスコ講和条約が結ばれました。全面講和ではなく単独講和で、調印翌日に吉田茂がダレス国務長官にいわば羽交い締めにされて安保条約に調印させられた。これも「去勢体験」でした。  柴田の「毒」を「パワー」と読み換えると、日本が45年から52年までに経験した幾度もの「去勢体験」を埋め合わせるために、核の「パワー」を希求したように思います。原子力基本法の55年は、55年体制が成立する年。翌年には「もはや戦後ではない」という言葉(旧経済企画庁が発行した経済白書『日本経済の成長と近代化』の結び)が有名になる。その意味で、新しい市民社会への踏み出しに際し、「去勢」された日本人が必要とした「パワー」のシンボルが、たとえ平和利用だろうが核だったのだと感じます。
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ストーカー事件に続く衝撃! Hey!Say!JUMP森本龍太郎の喫煙写真の波紋

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こんな可愛い時もありました
【サイゾーウーマンより】  今日(6月28日)発売の「週刊女性」(主婦と生活社)に「Hey!Say!JUMP」の最年少メンバーである森本龍太郎の喫煙写真が掲載された。レンズを見つめながら、唇の端でタバコをふかす写真と、メガネ姿の森本がタバコ片手にぼーっとした表情を横から撮った写真の計2枚。 「昨年5月に撮影されたもので、森本はこのとき15歳」 「昨年1月に撮影された写真。当時まだ14歳」  という詳細な説明文が付され、現場にいたか、写真を撮った何者かによって写真が持ち込まれたような記述がされている。  森本が所属するHey!Say!JUMPといえば、春校バレーのスペシャルサポーターを務め、爽やかなイメージでの露出が多いが、実際はいろいろと"問題"を抱えるグループだという。

「ある意味、ひな壇芸人!?」多様化するおネエタレントたち

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『尾木ママの黙ってられない! 』
(ベストセラーズ)
 近ごろ、再び「おネエ系」タレントをたびたびテレビで見るようになった。  思えば、2006年から放送されていた『おネエ★MANS』(日本テレビ系)が09年3月に終了し、一時は終息したかに見えた「おネエブーム」。同番組終了頃には、「さすがにもう、おネエはおなかいっぱい」と感じていた人も少なくなかったのではないだろうか。  だが、4月13日放送分『さんまのホントの恋のかま騒ぎ』(TBS系)でIKKO、KABA.ちゃん、クリス松村、楽しんご、はるな愛、マツコ・デラックス、マロン、ミッツ・マングローブなどが勢ぞろいしたのを皮切りに、おネエタレントが「チーム」のように集められる番組が次々に放送されている。  5月9日放送分『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の「ビストロスマップ~最強おネエ軍団出演」では、おすぎ、ピーコ、ミッツ・マングローブ、尾木直樹、楽しんごの5人が登場。  5月10日放送分『ロンドンハーツ2時間SP 格付しあうおネエたち』(テレビ朝日系)では、IKKO、小椋ケンイチ、KABA.ちゃん、クリス松村、楽しんご、はるな愛、前田健、真島茂樹、ミッツ・マングローブ、山咲トオルなどが集合。  その好評を受けてか、6月7日には再び『ロンドンハーツ』に5月出演のおネエたちが集結し、おネエ&男芸人のカップル成立を目指す恋愛シミュレーション「オネマゲドン」が放送されていた。  ネットなどの反響を受け、評判の良いものはすかさず取り入れてくる対応の早さは、さすがの『ロンドンハーツ』だが、それにしても、なぜ再びオネエキャラブームが?  これについて、あるテレビ関係者は言う。 「もともとおネエキャラの人たちは、メイク、ファッション、料理、華道、振付、整体などなど、一芸に秀でた人が多いので、間が持ちやすいですよね。ただ、それは以前からのおネエキャラブームと同じですが、さらに最近は楽しんごなど、"毒舌キャラ"以外のキャラクターも出てきて、おネエの多様化が進んだことはあると思いますよ」  そういえば、楽しんご以外にも、実際には"おネエ"ではないのに"おネエ系"とされる教育評論家・尾木ママなども、最近、テレビで重宝されている。  おネエ言葉を使っておネエキャラとして売りつつも、自ら「ホントは女が好き」と異性愛者であることを公言した山咲トオルにいたっては、一時はテレビでの露出がなくなっていたにもかかわらず、最近再びフツウに「おネエキャラ」としてテレビに戻ってきている。  ある構成作家は言う。 「おネエキャラの多様化にともなって、『空気が読めるおネエ』『チームプレイができるおネエ』が増えているということはありますね。おネエキャラが増えたことで、誰と誰が仲良いとか、おネエ同士は仲が悪いとかも言われますが、お互いに自分の与えられた役割・期待されているポジションに応じて、きっちり仕事をしているということではないかと思います。本当のおネエかどうかはともかく、キャラクター性の強い、空気の読める、一種の『ひな壇芸人』ということですよ」  確かに、おすぎとピーコなど、昔からの本物おネエタレントと違い、横並びで押したり引いたりできる近年のおネエタレントたち。モメてみせるのも、仲が悪そうに見せるのも、予定調和の集団劇ということなのかも。
尾木ママの黙ってられない! 新ジャンル。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 「私のブームはあと2年」マツコ・デラックスが語ったテレビという"怪物" マツコ・デラックス版"一人ごっつ"!? フジテレビ『マツコの部屋』が気になる件 本当に人気あるの? テレビ界を席巻する「マツコ的」なる者たち

NMB48「おさわりパニック握手会」に見るAKBビジネスの危うさ

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※画像は「絶滅黒髪少女」
laugh out loud recordsより
【メンズサイゾーより】  25日土曜日、大阪・心斎橋筋商店街がパニックになった。「NMB48 心斎橋エリアキャンペーン 心斎橋に、恋ッ!!」の一環で、同商店街の「一日理事長&店長」を務めたNMB48のメンバー、山本彩、渡辺美優紀ら4名が、「L.D.S心斎橋」「メガネの三城心斎橋本店」「大丸心斎橋店」などの店舗を訪問するというイベントでのこと。大丸前に約1,000人もの人だかりができ、騒然とした状態になったという。本来は商店街を練り歩く予定だったが、急遽中止となり、さらなる混乱を避けるため、店舗間の移動も裏口を使ったという。しかもこの日、主催者側が動員した100人の警備員がいたにもかかわらず、柵や防護用のロープの外から次々にファンの手が伸び、メンバーらはカラダのあちこちを触られたというのだ。警備員のひとりは、「本当に危険な状態だった」とサンケイスポーツの取材に答えている。  「現役アイドルたちが衆人観衆の前でカラダを触られる」というのは、イベントの性質上ある種の"集団心理"が働いた可能性が高く、犯罪性が強いわけではないとも考えられるが、多くの健全なファンにとっても運営側にとっても、異常事態であったことは間違いない......
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ストーカー事件に続く衝撃! Hey!Say!JUMP森本龍太郎の喫煙写真の波紋

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こんな可愛い時もありました

 今日(6月28日)発売の「週刊女性」(主婦と生活社)に「Hey!Say!JUMP」の最年少メンバーである森本龍太郎の喫煙写真が掲載された。レンズを見つめながら、唇の端でタバコをふかす写真と、メガネ姿の森本がタバコ片手にぼーっとした表情を横から撮った写真の計2枚。

「昨年5月に撮影されたもので、森本はこのとき15歳」
「昨年1月に撮影された写真。当時まだ14歳」

経産省ではスキャンダルは出世に響かない!? 愛人発覚・西山審議官の厚顔無恥ぶり

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「週刊新潮」6月30日号 中吊り広告より
第1位 「経産省『美人職員』を弄ぶ『西山審議官』」(「週刊新潮」6月30日号) 第2位 「朝日新聞が『(親)原発』に転向した日」(「週刊文春」6月30日号) 第3位 「ガイガーカウンターでは被曝量は測れない<知っていましたか?>」(「週刊ポスト」7月8日号)  先週は1本もなかった「ポスト」に、今週は1本だけ放射能関連の記事が出ている。あおり派批判は一貫しているが、内容は、私も以前から触れていることなので興味を持って読んだ。  通称「ガイガーカウンター(正式にはガイガー=ミュラー計数管)」を持った週刊誌記者たちが日本中で放射線量を測り、特集を組んでいる。  「現代」は「大反響第2弾 列島縦断 放射能はこんなに出ている」。「AERA」も「放射線量マップ 第3弾」をやっている。  また県民の不安に答えるために、福島県は子どもたちと妊婦合わせて30万人に、計数管を配るそうだ。  だが、カウンターの性能は千差万別、オモチャのような計数管も多く売られている。  GM管式とシンチレーション式でも、測れる放射線の種類が違う。そうしたことは、これまでほとんど報じられてこなかった。  「ポスト」によれば、計数管(ここではGM計数管のこと=筆者注)が計測しているのは、放射線の数であり、人体が放射能によって受ける影響を表す単位のシーベルトは分からないのだそうだ。したがって、計測値から対象物のベクレルを「推計」するのがせいぜいだという。  さらに、代表的な放射線にはアルファ線、ベータ線、ガンマ線、エックス線、中性子線があるが、このGM計数管が主に検出するのはベータ線だという。  したがって、人体への影響を正確に調べるためには、「シンチレーション検出器」や「ゲルマニウム半導体検出器」でなくてはいけないのだが、高価なことと動作環境にも制限がある。  だが、いま行政がやっているモニタリングポストはシンチレーション方式だから、素人たちがGM計数管で測った値より信用できるとしている。  週刊誌(ここではそうは書いていないが、「ポスト」はこう言いたいのであろう=筆者注)や市民団体などが公表している数値は、ベータ線を遮断しないなど、測り間違いが多いと、ある技術者に言わせている。  要は、いまあおり派が放射線量が高い高いと騒いでいるが、安物の計数管を使って、しかも測り方を間違えているから、「無知な者が危険をあおるために用いれば、害にしかならない」と決め付けている。  確かに私が知る限り、いまのモニタリングポストも県や市町村が独自に測っているやり方も、ベータ線を遮断している。  こうしないと、さまざまな種類の放射線を計測してしまうため、高い値が出てしまうからだ。そこで疑問なのは、アルファ線やベータ線は測らなくていいのだろうか? これらには危険はないのだろうか?  放射線に詳しい私の知人によると、アルファ線はガンマ線の20倍、人体への危険性があるという。アルファ線やベータ線は衣服やマスク、手袋で遮断できるかもしれないが、すべての子どもたちが外にいるとき、必ずマスクをしているわけではないから、口などから入って内部被曝する危険はあるはずだ。  また、GM管方式では、シーベルトが分からないという決め付け方には違和感を持つ。私の友人が開発した放射線量公開システムはGM管を使っているが、アメリカの認証を取り、この中でも書いてあるように、計算式を用いて10秒ごとの放射線量を記録し、シーベルトで表示できる。  この記事中では、いまのほとんどのモニタリングポストが地上からかなり高いところに置かれ、1日のうち1時間だけしか測定せず、それに24時間かけたものを1日の放射線量としていることに触れていないのは、故意なのだろうか。  シンチレーション方式は、アルファ線やベータ線を測るのには適さないようだ。だが政府や行政がこの方式を使うのは、ガンマ線だけに特定すれば、値が低く抑えられるからではないのか。  一番大事なのは、放射線の影響を受けやすい子どもたちが生活している高さや周辺で、正確に計測して公表することであるはずだ。  年間20ミリシーベルトが人体に影響があるかないかは、10年、20年後までフォローしてから決めるべきもので、少しでも健康に影響があると予想される被曝量なら、即刻子どもたちだけでも、そこから安全なところへ集団疎開させるべきである。  先ほど情報が入った。数日前、福島市の廃棄物処理業者が市民の説明会で、公園の廃棄物の中からプルトニウムが検出されたと発表したそうである。  「ポスト」の記事は、目の付けどころ、問題提起としての意味はある。「ポスト」から批判されるあおり派週刊誌は黙殺しないで、批判や論争を挑むべき記事である。これからの論議を期待したい。  第2位は、「文春」の小さな記事で、自社の宣伝臭が強いが、重要な意味を持っていると思うので、取り上げた。  読売新聞の正力松太郎社主(当時)が「原子力の父」と呼ばれることは、さまざまなところで書かれてきた。  正力の政治的な野心から、原子力の平和利用という名目で、ノーベル賞受賞者・湯川秀樹まで巻き込み、読売の紙面でも原発を礼賛し、次々に原発をつくる世論を形成していった。  それに対して、朝日新聞は反原発派の牙城であった。だがやがて現実に押し流され、原発には「No,but」(基本的には反対)というスタンスでようやく踏みとどまっていたが、1973年の石油危機をきっかけに、原発容認派が大勢を占め、ついに74年7月に1ページの3分の2を占める原子力のPR広告が、朝毎読の三大紙の中でいち早く掲載された。それを契機に、原発に対して「Yes,but」(基本的に賛成)へと大転換していく。  79年には、原子力問題を担当する記者21人が集められ、記者個人が原発に反対するのは自由だが、その記事をボツにするかどうかの権限は編集局にあると、当時の編集担当専務が言い放ったと書いてある。  この「東電帝国 その失敗の本質」を書いたのは元朝日新聞電力担当記者の志村嘉一郎(69)。先の朝日新聞への原子力広告は、読売が2番目で、反原発の連載などをやっていた毎日が、再三毎日側がお願いしても出してもらえず、だいぶ遅れて出広してもらったと本にある。  この朝日の原発容認への転向は、反原発運動にも大きな影響を与えた。原発関連のPR費用は年間3,000億円と志村氏は書く。その莫大なカネを使って政治家、官僚、マスコミからマスゴミまでをたらし込み、安全神話が何の批判にもさらされず、歯止めのきかない原発大国への道をまっしぐらに突き進んできたのである。  その朝日の現在の紙面に、原発批判、東電の責任問題、復興増税問題への追及がゆるいと感じるのは、私だけではないはずだ。  さて、今週の文句なしのスクープ賞は「新潮」の記事。  福島第一原発事故以来、原子力安全・保安院のスポークスマンを務め、日本中に顔が知れ渡ってしまった西山英彦審議官(54)が、あろうことか「経産省の美人職員を弄んでいる」というのだから、驚いた。  書き出しは6月17日の23時過ぎ。20代後半と思しき清楚な女性と西山審議官が、ホテルオークラのオーキッドバーに連れだって現れた。  女性が飲んだのはアマレットなどのカクテルで、西山審議官はテキーラや赤ワインを注文したとある。これほど詳しいのは、目撃していたのだろう。  午前0時半過ぎにホテルから出てきた二人は、アメリカ大使館の前を通り、坂を歩き始める。その間に、西山審議官は彼女の手を握り腰に手を回す。  あるマンションの前、オープンスペースに彼女を引き込むと、西山審議官が嫌がる彼女に迫り、唇を二度三度と奪った。  ぬぬ、ここからは、ホテルへ一直線かと思ったが、期待に反して、彼女はホテルへ戻り、そそくさとタクシーで帰ってしまうのである。  日本を代表する有名官僚の一夜だけの御乱行か。そう思って読み進めると、二人の仲は経産省の仲では有名で、1年前から「特別な関係」が続いているというではないか。  特にデートの回数が増えたのは昨年11月からで、11月7日から1週間開かれたAPECの高級実務者会合で議長を務めていた西山審議官は、何と彼女と6回も夕食を共にしたという。  さらに12月のデートの回数は10回にも上り、1日、3日......27日、28日だとある。しかし、これほど詳しい日にちは、当事者のどちらかが明かさなければ分かるはずはない。  はてどちらか? 二人は食事の後よくカラオケに行ったそうだが、歌も唄わず、ラブホテル代わりにしていたという。さらに、こんなことまでバラされてしまうのだから、有名にはなりたくないものだ。 「西山さんは古いカツラを使っているので、激しい動きをすると、カツラがズレてしまうとか。だからゴルフとかはやらない。笑っちゃいけないけど、セックスする際、上の肌着を脱ぐとカツラが引っ掛かってズレてしまう。そのため、パンツは脱いでも上は着たまま、しちゃうそうです」(事情通)  経産省のスーパーエリートは、原発事故以来のそつのない答弁で、次官の目も出てきていたようだ。彼の長女も東京電力に入社、清水正孝社長ともじっこんで、東電ベッタリ人間だった。  こんな人間が、原発をチェックする側にいたのでは、まともなことができるわけはない。  西山審議官は「新潮」の取材に対して、 「いつもの冷静さを失い、当初、中村さんと(愛人の仮名=筆者注)カラオケ店に行ったことを認めたものの、なぜか直ぐに前言を撤回。最後は『ノーコメント』を連発し、開き直るのであった」  この記事で西山審議官はスポークスマンを外れ、エリート転落かと思っていたら、そうではないというのだから、二度ビックリである。記者に問われた西山審議官は、こう言ったそうだ。 「こういう記事が出ること自体が私の至らなさを示している。深く反省している」  古い流行語だが、反省はサルでもする。聞けば、経産省というのは元々不倫の多いところで、こうしたスキャンダルは出世に響かない伝統があるのだそうだ。  いくら厚顔無恥な御仁でも、この国難の時、これほどのスキャンダルが表沙汰になれば、身を引くのが筋ではないか。そんな常識さえもわからない経産官僚たちに、原発の安全など任しておいたのが間違いだった。つくづくそう思わざるを得ない。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
重要会議ではヅラをかぶろう ヅラより不倫より、やることがあるでしょうが。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 「"生命"は維持できても"人生"は奪われている」いまも南相馬市に暮らす住民の訴え 「地デジ普及率95%」はウソ!? 総務省アンケートのトリックにポストが斬り込む! 原発事故「みんなも無責任であるのです」議論を呼ぶ小学6年生"ゆうだい君"の投稿

カバラとの決別が転機? マドンナの怒りを買っても運気は上昇のブリトニー

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ダサくてもあやしくても、セレブがやると何で
もカッコよく見えるから不思議。

 トップアイドルから転落し好奇の目に晒されるようになっても、新曲を出せば大ヒットするという強運歌手、ブリトニー・スピアーズ。5月22日に開催された『ビルボード・ミュージック・アワード2011』で、リアーナとコラボ・ステージパフォーマンスを行ったときも、場末のストリッパーのような気だるいダンスを披露したにも関わらず、観客は大熱狂した。

飯島直子が新恋人と仲良くゴルフ !? 「ゴルフ&オンナ大好き」TUBE前田は何を思う

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※画像は
『40女と90日間で結婚する方法』
エイベックス・マーケティングより
【メンズサイゾーより】 芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、芸能界の裏側に横たわるオトコとオンナの深い業を掘り起こします。  TUBEのボーカル・前田亘輝と離婚して、もう10年になる女優の飯島直子に新恋人の存在があることを先日女性誌が報じた。奇しくもその数日前、筆者は栃木県のアパレルメーカーが経営するゴルフ場で飯島の最新情報を入手していたので報告したい。このゴルフ場のキャディによると、飯島は泊まりで、先輩俳優の柴俊夫らと2組でプレー。どうも、その中に新恋人がいたようなのだ。  飯島と前田は、4年越しの恋を実らせて1997年に結婚。前田は当時から六本木のクラブやキャバクラが大好きで、女遊びが盛んだったことから、筆者としては夫婦関係は長続きしないと思っていた。現に、前田の女遊びは結婚後も止まらなかった。結婚した当初、TUBEは毎年2月になるとハワイでレコーディングをしていたが、ハワイの親しい友人から、「前田はレコーディングの合間をぬって、昼はゴルフ三昧。夜はワイキキのクラブに出没して女遊びを繰り返している」という報告を受けた。そんな状況に加えて、二人の間に子どもができなかったこともあって、常に離婚の話が持ち上がっていた。  2000年6月、"夏男"のイメージが強い前田は、TUBEデビュー15周年を記念して、ハワイのアロハ・スタジアムで日本人初のコンサートを開いた。メディアは、飯島は来るのかと注目。筆者も妻と二人でバカンスを兼ねて、ハワイのコンサートを見に行った。その会場には飯島の姿があった。これで、離婚の噂は払拭されたかのように思われた。しかし、筆者は直後にこんな状況を目にした。
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すべてはオレのせい? 医師に深刻な顔で注意された、ココの1歳半健診

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(C)倉田真由美

 先日、ココの1歳半健診に行ってきました。妻くらたまは仕事で外出していなかったので、オレがココを連れて病院に行くことに。受付をして診察室に行くと、看護師さんを見ただけでココは号泣。もうね、ハンパじゃないですよ! 手足バタバタつかせながら、「ウギャー!」と叫びながら泣きまくりです! ワクチン注射の時も号泣だったので、看護師さんを見ると条件反射で「何かされる」と思い、相当嫌なんだろうな。