
『加藤ローサ PHOTO BOOK MOST BE
AUTIFUL』(角川メディアハウス)
――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!
◎路線変更のススメ
電撃できちゃった婚を発表した加藤ローサとサッカー松井大輔選手。長距離恋愛でデキ婚て。シュート的中率高っ。ここはひとつ、オリジナルの子宝のお守りでも作ってみちゃどうか。二人のサイン入り。結構売れると思うが。マジで。

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◎路線変更のススメ
電撃できちゃった婚を発表した加藤ローサとサッカー松井大輔選手。長距離恋愛でデキ婚て。シュート的中率高っ。ここはひとつ、オリジナルの子宝のお守りでも作ってみちゃどうか。二人のサイン入り。結構売れると思うが。マジで。
6月23日付の「スポーツ報知」が、一面でサッカー日本代表のMF松井大輔と女優の加藤ローサの結婚ならびに加藤が現在妊娠4カ月であることをスクープした。 「恥ずかしい話、まったくノーマークだった。加藤ローサの所属事務所は『そのような報告を受けております』と事実を認めるコメントをしていたが、22日に2人が婚姻届けを出す直前になって知ったようで、あまり細かいところまで報告は受けていなかったとか。そもそも加藤はお笑い芸人の今田耕司との熱愛をスクープされたが、結局捨てられてしまった。まあ、記事を読むにつけ、松井中心の書き方なので、芸能ではなく運動部からのスクープだろう。報知はこの業界では珍しく(笑)、文化部と運動部の交流が多い新聞だから、十分考えられる。ただ、『デキ婚』などの文字がなく、いわゆる"きれいな記事"だったので、事務所の意向を汲んだことに疑いはない。だが、以前の水嶋ヒロと絢香の結婚といい、新社長になってからいまいちタレントのプライベートの管理はうまくいっていないようだ」(スポーツ紙デスク) 続きは本日21時配信予定のサイゾーメールマガジンで! ■購読申し込みはこちらから加藤ローサが主演する『パーフェクト
ブルー』のDVD。

※画像は「ハガネの女」公式HPより
【メンズサイゾーより】
昨年5月から7月にかけて放送されていたドラマ『ハガネの女』(テレビ朝日系)の続編である『ハガネの女 シーズン2』が6月16日に最終回を迎えた。主演の吉瀬美智子は2009年に放送されていた『BOSS』(フジテレビ系)に監察医の奈良橋玲子役としてレギュラー出演していたが、この続編である『BOSS 2ndシーズン』第1話(4月14日放送)において「ハガネの女になる」という台詞を残し、寿退社。その直後、4月21日から『ハガネの女 シーズン2』がスタートした。『BOSS 2ndシーズン』での台詞はそのまま『BOSS』シリーズと決別し、自らが主演を務める『ハガネの女』に専念する、といった意味合いが込められていたのだろう。
吉瀬が並々ならぬ決意で臨んだ『ハガネの女 シーズン2』は、最終回の視聴率は7.3パーセント、平均視聴率も同じく7.3パーセントであり、30日の最終回を目前にした現在、すべての回で視聴率10パーセント以上をキープしている『BOSS 2ndシーズン』と比較すると、いささか振るわない結果となっているが、吉瀬の凛としていながらもサバサバした雰囲気は、劇中のハガネこと芳賀稲子の役どころにマッチしていたのではないだろうか。
そんな『ハガネの女 シーズン2』をめぐり、原作者と制作サイドに問題が発生しているという。23日、原作者の深谷かほる氏が公式ホームページに、原作者を降板し、クレジットも削除したことを表明した。さらにはDVDを含むビデオグラム化、モバイル配信、インターネット配信についても反対の姿勢を示している。深谷氏はホームページ上で、「これは主に第2話の、教師としょうがい児童と保護者の描写に同意しないからです」と大まかな理由を説明しているが、詳細については明らかになっていない。
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【作品名】『ラブ☆エリア』 【作者】磐井ユタ
【作品紹介】 「私、サークル仲間の杉田クンから告られました」って言ったら、Sな彼氏の嫉妬&ゴーインH発動!! 忘れ物のケータイを届けに来てくれた杉田クンが玄関の向こうにいるのに、後ろから羽交い締めされて......。
【サイゾーウーマンリコメンド】 この彼氏はなかなかのSっぷりですな~。エンディングから察するに、悠馬と杉田くんのBL続編もいけそうな気がするのですが......。

※画像は『マリエ系』/講談社より
【メンズサイゾーより】
モデルでタレントのマリエ(24)が、芸能活動を休止しているのではないかとの情報が浮上している。「週刊女性」7月5日号(主婦と生活社)が「スケジュールが白紙状態」と報じたもので、同誌によると「留学したい」という本人の強い希望により、芸能活動のスケジュールが一旦白紙になったようだ。
歯に衣着せぬ毒舌キャラでファッションイベントからバラエティー番組まで引っ張りだこだったマリエだが、確かに最近はめっきりと露出が減った。同誌の取材に対し、所属事務所は「日本の仕事をしつつ、ファッションの勉強もしたいので、スキルアップのためにニューヨークと東京を行き来しています。休業や引退はありません」とコメントしているが、最近は後藤真希(25)のように突如として休業を発表するケースもあり、このままフェードアウトするのではないかと心配されている。
今年に入り、マリエはレギュラーを務めていた『プレミアの巣窟』(フジテレビ系)、『スペシャエリア』(スペースシャワーTV)を立て続けに降板。ドタキャンによって降ろされたというウワサもあり、テレビ業界では既に休業したと捉えている関係者もいるようだ。
マリエの変化の兆候は以前からあった。
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(C) 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
巨匠スティーブン・スピルバーグが製作、『スター・トレック』(2009)のJ・J・エイブラムスが監督を務めた話題の超大作、『SUPER 8 スーパーエイト』がいよいよ6月24日から日本公開となる。『未知との遭遇』(1977)『E.T.』(82)といったスピルバーグの名作SFにエイブラムスがオマージュを捧げ、謎をめぐるスリリングな展開、衝撃の映像、仲間や家族とのヒューマンドラマなど、たっぷりと魅力が詰まったぜいたくな娯楽作に仕上がっている。
79年夏、オハイオ州の小さな町。製鋼所の事故で母を亡くし、保安官の父と暮らす少年ジョーはある夜、仲間たち5人と8ミリ映画の撮影に出掛ける。その撮影中に米軍の貨物列車の大事故に遭遇し、貨車で運ばれていた"何か"をカメラが偶然撮影してしまう。事故現場に残された8ミリフィルムの空き箱を発見した米軍は、秘密の漏洩を防ぐためか、大掛かりな捜索を開始する。そのころ町では犬が一斉に消え、9人が行方不明になるなど、不可解な出来事が相次いで発生。映写したフィルムで"何か"を目撃した少年たちは、仲間のため、真実を求める危険な冒険を決断する......。
映画初出演となるジョー役のジョエル・コートニーをはじめ、映画作りに熱中する少年たちのいきいきとした表情と、大まじめなのにユーモラスな撮影現場でのやりとりがとてもいい。作品のリアリティーを高めると称して、列車事故の現場や捜索中の家など兵士たちが大勢いる場所を背景にロケを敢行する場面では、軍に見つかって拘束されるのではとハラハラしながらも、無邪気で大胆な行動に思わず笑ってしまう。ちなみに彼らが作っているのはゾンビ映画で、エイブラムス監督らは子役たちのアイデアから生まれたストーリーを採用したという。
この映画仲間に"女優"として参加するアリスを演じるのは、ダコタ・ファニングの妹エル・ファニング。現在13歳のエルは、今年4月に日本公開された『SOMEWHERE』に出演したころよりも少し大人びた表情を見せ、泥だらけの顔やゾンビメイクにも果敢に挑戦。彼女をめぐるボーイ・ミーツ・ガールの要素に加え、ジョーとアリスが共に父親との関係で問題を抱えており、そうした家族関係の変化も見どころだ。
少年たちが遭遇する列車事故や、後半の数々のアクションシーンは、実写とCGが巧みに組み合わされ、スケール感・リアリティー・衝撃度いずれも見応え十分。放り出された列車や自動車、破壊された街並みのほか、スリーマイル島原発事故のニュースなど「3.11」後の私たち日本人がおのずと被災地を想起してしまうシーンも含まれるが、困難や悲劇を乗り越えて成長する人々の姿がしっかり描かれており、勇気と感動を与えてくれる作品でもある。
エイブラムス監督は少年時代にスピルバーグ作品に刺激され、8ミリカメラで映画を作った実体験を基に脚本を書き、スピルバーグから助言を得ながら本作を完成させた。ハリウッドの映画作りの伝統が、天才から天才へと受け継がれる製作過程の空気感をも醸し出す『SUPER 8 スーパーエイト』は、映画好きを自認する人なら必見。そうでない場合も、ワクワクしながら気軽に楽しめる娯楽作として、幅広い世代にオススメしたい。
(文=eiga.com編集スタッフ・高森郁哉)
「SUPER 8 スーパーエイト」作品情報
<http://eiga.com/movie/55564/>
神聖な"気"が集まる「パワースポット」。けれどそこは、どうにかして幸せになりたい! と願う女の淀んだ気で埋め尽くされた場所でもある。礼節を忘れ、私利私欲に走るパワスポバカの実態に迫る!
■ネイティブインディアンの聖地「セドナ」
安室奈美恵とロンブーの田村淳が旅行に行ったことで、日本でもメジャーになった「セドナ」。太古の昔からネイティブインディアンが祈りをささげた場所で、パワーがあふれる「ボトックス」と呼ばれる山々に足を踏み入れると、その絶大なパワーが得られると言われています。またUFOの秘密基地だというウワサもあるほどの世界的に有名なパワースポットです。

パワーを求めた世界各国から観光客が訪れる「セドナ」。
そこで日本人は......。

平山さんも十分、おかしな人でした!
人間の持つ狂気を描き出し続けている人気ホラー小説作家・平山夢明。そんな彼が日常の中で見つけた奇人、変人、キチガイについてユーモアたっぷりに綴った「週刊SPA!」(扶桑社)連載中のコラム『どうかと思うが、面白い』(同)が単行本化された。狂気から生み出される恐怖が一回りして大爆笑エピソードになってしまっている本作の発売を記念して、平山氏のキチガイ観をたっぷり語ってもらった。おそらく日刊サイゾー史上最高に「キチガイ」っていう単語が出てきますよ。(取材・文=北村ヂン)
――新刊『どうかと思うが、面白い』にもキチガイな人の話がたくさん出てきますが、ボクもそういう人とかかわることが多いんで、キチガイとの上手い付き合い方を教えてもらいたいのですが。
「キチガイと付き合う時は、常に心の中に"檻"を入れておくっていうのが大事だね。コレ以上は近づけないぞって。その点、この本の挿絵を描いてくれた清野とおるくん(漫画『東京都北区赤羽』の作者/参照記事)なんか見てるとハラハラするわけ。だってキチガイから『カレーを作ったから食いに来い』って言われて家まで食いに行ったりしてるんだぜ。カレーって味が強いから何を入れられてても分からないじゃん? イヤだよー。俺の場合、自分からはキチガイに近寄っていかないからね。ただ、キチガイの方から勝手に寄って来ちゃうんだけど......」
――普通に暮らしてたらそうそうキチガイなんて寄ってこないですよ。平山さんからそういうオーラが出てるんでしょうね。
「小さいころからキチガイに選ばれるタイプだったんだよね。友達5人で遊んでても、絶対に俺の方に寄ってくるみたいな。しかも俺が会ったことあるキチガイって、いきなり殴ったりとか、鼻噛みちぎったりするバイオレントなキチガイが多かったから。見ず知らずの人にいきなりボコられるって、傷付くもんだよ。だからあんまり密に、ダチみたいにはなりたくないよね」
――とはいえ、キチガイを見つけたら「いいネタだ!」みたいな意識はあるんですよね。
「あるね。でも面白いキチガイならば、だよ。出オチみたいなキチガイって多いじゃん。見た瞬間『ああー、あのタイプのキチガイね』みたいな」
――ホラー小説で人間の狂気を描くことに定評のある平山さんですが、やはりリアルにキチガイとかかわっている影響もあるんですかね。
「やっぱり影響してるんだろうな。あと、俺は小説の中でわざと引きというか、アイキャッチとしてキチガイを登場させることがよくあるね。どんな小説でも"ダレ場"ってあるでしょ。そこでダレられるのが怖いからキチガイの話で引き付けておくんだよ。キチガイって目が離せないじゃん」
――平山さんの中ではキチガイはキャッチーな存在だと。
「うん、キチガイも俺たちもホントに紙一重で中身はそんなに変わらないと思ってるからね。誰でも日々暮らしている中で、うっすらとおかしな行動をしてしまうことってあるでしょ。だから、一時的にキチガイみたいになってる人ってのはよくいるわけ。でも普通は、一日とか一週間とかするとリセット出来るんだよ。でも、突き抜けたキチガイってのは、そのキチガイ要素がリセットされないまま少しずつミルフィーユみたいに積み重なった結果、エライことになっちゃってる人なんだ」
――ああ、継続しておかしなことをやってるヤツが突き抜けたキチガイだと。歌舞伎町で変な格好してる人って時々見かけますけど、新宿タイガーマスク(歌舞伎町近辺でタイガーマスクをかぶって新聞配達しているキチガイ)は30年くらい毎日あの格好だから別格って感じがしますもんね。
「ところで、アナタもかなりおかしなことをやってそうな顔してるけど......」
――いやー、そんなおかしなことはやってませんよ。学生時代、いろんなところでウンコしてたくらいで。
「えー何それ、十分おかしいよ! どういうこと!?」
――もともとは飲み会で酔っぱらうとすぐに全裸になってたんですけど、しばらくしたらみんな脱ぐようになっちゃって笑いも取れなくなって。じゃあどうしようって考えた時に、「ここでウンコしたらウケるかな」って。それで、嫌いなヤツの家の前とか、居酒屋の皿とかにウンコしてた時期があるんですけど......。
「キミ、狂ってるよ! 完全に狂ってるよ!」
――いやいや、でもさすがに今はそんなことしてないですからね。コレは継続してないから大丈夫ってことですよね!?
「まあ、そういうことだよ。誰だって酔っぱらったり、性欲が高まったりした時はおかしくなっちゃうもんだけど、それを継続しちゃう人ってのは、俺たちには見えない世界が見えてるんだよ。キチガイの恍惚っていうかな。キチガイって脳が停止してるから気持ちいいんだと思うんだ」
――平山さんがおかしくなっちゃう瞬間ってどんな時ですか。
「俺の場合は眠い、腹減った、ヤリたい......とかでおかしくなるね。昔、給食に出てくるビーフンが大好きでさ、吐くほど食いたいと思ってて、友達の内田と、給食係になった時にビーフンを強奪して腹いっぱい食おうっていう話になったのね。それで給食の容器丸ごと学校の屋上に持って行ってガンガン食ったんだけど、やっぱり半分くらいしか食えないんだよ」
――そりゃ食えないでしょう。
「こんなに腹減ってて、しかも美味しいんだからクラス40人分のビーフンくらい空っぽに出来ると思ってたのに......。給食泥棒までやってんのに、コレしか食えない自分が情けないやら悲しいやらで。いまさら半分になったビーフンを教室に持って行ったって、どうせ文句言われるんだから、もうヤケクソになってビーフンの容器に小便したんだよ。そしたら先生が後ろに先生が立っててさぁ、すっごい殴られたね。『この人、大人なのに本気じゃん!』って。ひどいよね、体罰だよ!」
――うーん、この件に関しては先生に同情しちゃいますね。でも、そこでホントに丸ごと食えちゃうような突き抜けた人に対する憧れっていうのがあるんですよね。
「あるよー。結局、世の中って狂ったモン勝ちだからね。ちょこちょこ真面目にやってるヤツが一番ワリを食うの。だってさ、政治家ってみんなキチガイじゃん。日本がこんな大変なことになってるのに、選挙やろうとか言い出してんだもん。日本って今、家にたとえるならば火事になってるような状態でしょ。じゃあ、どうやって火を消そうかって時に、まずはじっくり家族会議をやろうって言い出してるわけだから......ありゃあキチガイだね。小沢一郎なんて犯罪者で刑事被告人だぜ、そんなヤツの言いなりになって動いてる部下がいるなんて、完全にキチガイでしょ。でも、キチガイってものすごい引力があるんだよね。小沢とかも星でいえば木星級の引力を持ってるよ。織田信長とかシーザーだってみんなキチガイだったんだと思うけど、すごいパワーだから誰も文句言えないんだよね」
――信長に「やめなよ、比叡山焼き討ちなんて」とか言えないですよね。
「ただ、ある面ではキチガイの妄想が人類の進歩を支えてきたっていう面もあるんだよ。『海の果てまで行ったらどうなってるんだろう?』って思ってホントに行ってみるヤツなんてキチガイでしょ。でも、そいつが行ったおかげで地球が丸いっていうのが分かったんだもん。だから狂うっていうのは必ずしも悪いことではないんだよね。ただ、ある程度コントロールしなくちゃいけない。『狂う』って、性欲とか食欲みたいな欲求のひとつだと思うんだ。みんな狂いたいと思ってるんだよ。だからディスコとか行って踊り狂ったりしてるわけでしょ。テレビゲームやってるヤツだってみんな狂ってるよ、寝ないで延々やってたりするんでしょ。アレは完全に狂人だよね。でもああいう時って自分のエネルギーを全解放出来てるから気持ちいいんだよ」
――ああ、狂ったように何かに没入している時の気持ちよさっていうのは分かりますね。
「だから厚労省とかもシャブとかマリファナとかを解禁して、みんな適度に狂えるようにすればいいのにね。みんなマリファナとか吸ってたら、絶対に自殺者減ると思うよ。世の中にある悩みの九割九分って答えなんかないんですよ。結局、自分がどう思うかしかないんだから、暗く考えてたら変なことになっちゃうよ」
――そんな時はガンジャでもキメてハッピーになった方がいいと。
「そうだね。みんなもっと狂った方がいいよ。狂った方が幸せだなって人、世の中に多いもん」
――ただ、自分が上手く狂うためには、平山さんのように身の回りにいるガチなキチガイも楽しく観察できるような余裕っていうのも必要ですよね。今の日本だと、キチガイを見かけても「あんな人、見ちゃダメよ!」とかになっちゃいますもんね。
「そうそう。そういう風にキチガイから遠ざけられ続けて上手くキチガイになれないヤツって、じゃあまっとうなヤツになるのかというとそうでもなくて、だいたい変態になっちゃうんだよ。変態はダメだよ......弱々しいし、気持ち悪いでしょ」
――「キチガイってどうかと思うけど、いいもんだよ」ってことですよね。新刊のタイトル『どうかと思うが、面白い』っていうのは、平山さん自身のテーマなのかなって思います。
「あの言葉は、東えりかさんっていう書評家が『夢ちゃんの小説って面白いんだけど、普通に友達に勧めると人格を疑われちゃうから、この本どうかと思うけど面白いよって勧めるようにしてる』って言ってたんだよ。確かに俺が好きなものとか納得する表現って、世間的に見ると『どうかと思うけどね』っていう表現なんだよ。だから、キチガイってのもどうかと思うけど、せっかく神様が『キチガイ力』っていうのを人間に与えてくれてるんだから上手く使った方がいいよね」
――自然に脳内麻薬が出るようになってるくらいですからね。
「キチガイな部分が自分にはないと思い込んで封じ込めたりするのはつまんないからね。みんな、キチガイ上手になった方がいいよ!」
●ひらやま・ゆめあき
1961年神奈川県生まれ。94年『異常快楽殺人』(角川ホラー文庫)で作家デビュー。『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社)で日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい!』2007年版国内編第1位を獲得。2010年『ダイナー』(ポプラ社)で第28回日本冒険小説大賞、第13回大藪春彦賞を受賞。人間の狂気と恐怖を描く第一人者として活躍中。
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