【CINNAMON】──伝説の"レッド・ツェッペリン完コピバンド"が明かした素顔──

1107_cinnamon.jpg
(写真=江森康之)
 メンバーのプロフィールは、すべて非公開──。音楽史に燦然とその名を刻むロックバンド、レッド・ツェッペリンの楽曲のみを演奏するCINNAMON(シナモン)は、ロックファンの間で知る人ぞ知る存在である。    楽曲は知らない若年層でも、レッド・ツェッペリンの名前くらいは聞いたことがあるだろう。1968年のデビュー以来、80年にドラムのジョン・ボーナムが急死し、活動を休止するまでに売り上げたシングルとアルバムの累計セールスはクイーンやマドンナに匹敵する。そして、現在でも彼らの音楽は世界中で支持されており、"伝説"となった楽曲は、今でも売れ続けている。  そんなレッド・ツェッペリンが2度目の来日を果たしたのが72年。同公演を目の当たりにしたJIMY(ジミー/エレキ&アコースティックギター、マンドリン)とJOHN-G(ジョンジー/ベース、キーボード、マンドリン、アコースティックギター)が名古屋で結成したのがCINNAMONだ。以来、40年近くにわたってレッド・ツェッペリンのパーフェクトコピーバンドとして君臨。演奏技術はもちろん、使用する楽器の"プレミア度"でも世界的に注目を集めるバンドへと成長した。だが、そのディテールはベールに包まれ続けている。 「ステージ上では『レッド・ツェッペリン』でありたいから。ほかの情報は必要ないと思うんです」  4月29日、東京・渋谷『O-WEST』で行われたライブツアー「Rehabilitation(リハビリテーション)」のリハーサル後、取材と撮影に応じてくれたオリジナルメンバーのひとりJIMYは、穏やかに語ってくれた。レッド・ツェッペリンである以上、日本人アーティストとしての情報は不要。それがパーフェクトコピーバンドの美学なのである。  何度かのメンバーチェンジを繰り返し、現在はJIMY、JOHN-Gのほか、PER-C(パーシー/ボーカル、タンバリン、ハープ)、BO-NAM(ボーナム/ドラムス、タンバリン)の4名に落ち着いている。だが、国内のみならず、欧米やアジア各国の公演にも声がかかるそのパフォーマンスは健在だ。  レッド・ツェッペリンの音源を完全に再現するため、使用する楽器もギターを中心にビンテージの名品が多く、本家のジミー・ペイジが使用していたものとまったく同じ年代、製造ロットのレスポールやダブルネックのギター、そして70年代初期のマーシャル・アンプを見るために足を運ぶファンも。また、シンセサイザーの登場により製造中止になって久しいメロトロン(エアロスミスやキング・クリムゾンなども使用していた磁気テープでサンプル音声の再生ができる鍵盤楽器)は、なんと3台目。  完璧なサウンドは、ビデオのない時代に映画館に何度も足を運び、『レッド・ツェッペリン 狂熱のライヴ』の演奏をパーフェクトに覚えるところから始まった。オープンリールのレコーダーにLP盤の音源を録音し、回転数を落としてサウンドを解析することも繰り返したという。そして、もちろん衣装もパーフェクトコピーだ。 「......そうですね......ファンがプレゼントしてくれたり、オーダーしたり......」  JIMYはあくまで静かに語る。そして、気になるのはバンド名の由来だろう。 「......いえ、バンド名を考えていた時に、たまたまカプチーノについていたシナモン・スティックが目に留まったから(笑)」  そして将来の展望を尋ねると、「やっぱり武道館公演ですね」と即答する。  さて、満員となった4月29日のライブでは、円熟した演奏テクニックが披露され、まさに"ロックの博物館"といったクオリティ。ダブルネック・ギターのソロで始まる「天国への階段」やドラム・ソロがメインの「モビー・ディック」など、ツェッペリン・サウンドが聴衆を魅了した──本物ではない本物、CINNAMONが持つ世界屈指のクオリティは、ぜひライブで体感してほしい。 (文=三島 優) CINNAMON(シナモン)
1107_cinnamon_live.jpg
72年に名古屋で結成された、レッド・ツェッペリンのパーフェクトコピーバンド。メンバーは、JIMY、JOHN-G、PER-C、BO-NAMの4名。今後のライブは7月17日(大阪)、7月31日(埼玉)、8月14日(福岡)、9月10日(名古屋)、9月25日(東京)を予定している。ライブ情報は公式サイト、またはファンサイトまで。

規制緩和? 嵐・松潤人気での集客を"公認"したジャニーズ事務所

matumotojun07.jpg
まつもっさん、下町のカフェを選ぶ
あたりがオシャレですな。
【サイゾーウーマンより】  今やジャニーズ事務所ナンバー1の人気を誇り、コンサートのチケットがプラチナ化するなど飛ぶ鳥を落とす勢いの嵐。なんと、メンバーの松本潤が来店したことを大々的にうたっている下町のカフェが連日大盛況だというのだ。 「"松潤効果"で大人気なのが東京・入谷にある『イリヤプラスカフェ』。松本が2月28日に来店し、その模様がファンクラブの会報で紹介されると、連日嵐ファンが殺到。現在は予約しないと入れないほどの人気。同店の女性店長のブログには、これまで何度かに分けて松本が来店した時の様子がつづられている」(女性誌記者)
続きを読む

「なんで島田紳助や韓流が!?」強引タイアップ曲にアニメファンが大ブーイング中

kazesagashi.jpg
「風をさがして」(avex trax)
 現在、不況にあえぐ音楽業界で、AKB48、EXILEと並んで例外的に好調なのがアニソンの世界。番組の主題歌からヒット曲が生まれることもあり、業界内の注目度も高まっている。もっとも、近年ではレコード会社主導による強引なタイアップが増え、アニメファンからバッシングを受けるケースも出てきた。  公式掲示板が炎上するほどの騒ぎになったのは、ご存じ『ONE PIECE』(フジテレビ系)の主題歌。2009年11月から翌年7月まで放送されたオープニング・テーマ「風をさがして」が大きな批判を集めた。  同曲は『クイズ!ヘキサゴンⅡ』(フジテレビ系)から誕生したユニット「矢口真里とストローハット」によるもので、明るく爽やかな楽曲。ところが、アニメ本編は主要キャラクターが処刑されるシリアスな展開を迎え、オープニング映像にも処刑シーンが描かれていた。その場面に切り替わる直前に、「イエー!!!」と楽しげな掛け声が入るため、ファンからは「曲と合ってない」との声が続出した。また、作詞を担当した島田紳助が「原作などの資料を全く見ないで書いた」と発言してバッシングされたことも記憶に新しい。  今期放送中のものでは、「ジャンプSQ」(集英社)で連載中の人気コミックを原作とする『青の祓魔師』(TBS系)のエンディングテーマが批判を集めている。問題の曲は、売り出し中のK-POPグループ・2PMが歌う「Take Off」。エンディング映像では、登場キャラクターたちが2PMの振り付けのままに踊っており、これに不快感を示すファンが多いのだ。 「何でアニメキャラクターが2PMのダンスを踊ってんだよ。エンディングは宣伝なの?」「ただでさえK-POPのゴリ押しがウザいのに、アニメにまでねじ込んでくるんじゃねーよ」などの声がインターネットで上がっている模様だ。  番組冒頭やエンディングでキャラクターたちが踊るアニメ作品は他にもあるが、例外なくアニメオリジナルのダンス。今回は2PMのダンスそのままだったことが、ファンを怒らせてしまったようだ。  熱心なアニメファンにとって、主題歌CDはコレクターズアイテムのひとつ。CDを買う層が一定数以上いるため、レコード会社も「セールスが見込める」とばかりにアニメ作品と縁の薄い歌手やバンドの曲を"ネジ込む"ことも少なくない。タイアップは音楽業界の常とう手段とはいえ、せめてバッシングされない程度はアニメの作風に合わせる必要があるのではないか。 (文=突海ひかり)
風をさがして ブーブー。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 『深イイ話』の「焼肉酒家えびす」タイアップに"絶対権力者"島田紳助はどう関与したか 島田紳助がいよいよピンチ!? 加速する「若手芸人離れ」の現実── メンバー不仲、宗教トラブル......再結成ブームでも「絶対に復活しないバンド」とは?