
梶川ゆきこ公式サイトより
現在、Twitterを中心に話題を集めている人物がいる。前広島県議会議員・梶川ゆきこ氏(統一地方選挙で落選)だ。
『今、日本は戦時下の非常事態にあることを認識すべき。自然界ではありえない地震だということは、「人工地震」でネット検索をかければ、実証データがでてきます。なぜか、ここにリンクで貼れないので、自分で確かめて下さい。日本のマスコミが報道することだけを信じるな!が、私のつぶやきの意図です』
この発言からも分かるように、梶川氏にとって先の東日本大震災はある種の陰謀であるとしているのだ。ほかにも彼女のTwitterでのつぶやきを一部抜粋すると......
『阪神大震災は人工地震:「闇の支配者に握り潰された 世界を救う技術」ベンジャミン・フルフォード・著(講談社)より。地震兵器は新潟県中越沖地震、ミャンマー・サイクロンでもつかわれた。中国の四川省の大地震は、軍事施設の破壊が目的だった。』
『地震兵器HAARP http://r10.to/hBAkVb #r_blog [ 真実の暴露 ] ベンジャミン・フルフォード氏が英語で語っている内容が日本語に翻訳されたサイト。そろそろ、賢い日本国民、眼を開かなくては。こんな不自然な地震が自然界にあるのか?』
『私がカルトに洗脳されたんじゃないかと...心配されているみたいですが、そんなことありません。(^_^) 世の中には、物事の見方はいろいろあります。日本のように情報統制された社会で洗脳されている方が怖いです。アニメとかオタク文化とか地方あるいは傍流のアイディアにも私は耳を傾けます。』
どれも議員職にあった人間の発言としては目を疑うものばかりだ。だが、彼女自身は「ネットには、マスコミが伝えない情報もあります。情報をどう、読み解くかは、個々人の判断。」としている。その中で、人工地震を引き起こすとして梶川氏が紹介している地震兵器だが、実際にどのようなものなのであろうか。
まず、各種サイトのソースとされる「フォーブス」元アジア太平洋支局長のベンジャミン・フルフォード氏の主張だが、地震兵器は「HAARP」と呼ばれる。
この地震兵器についてはネット上でさまざまな意見が挙がってはいるが、現在、もっともらしく言われているものとしては「強い周波数を放射する兵器」だ。強力な電磁波は地殻や地下水に影響を与え振動や地割れを引き起こすという。
フルフォード氏によれば、これまでに世界の巨大地震でこの兵器が用いられた例として四川大地震、スマトラ沖地震、ハイチ地震などがあるという。また、日本国内でも阪神淡路大震災、新潟県中越沖地震もこの地震兵器HAARPによるものだという。この他にもHAARPは万能な攻撃力を持ち電磁波で電離層をかき回して大気を不安定にさせる気象兵器としての機能も有しており、2005年にアメリカに甚大な被害をもたらしたハリケーン「カトリーナ」がその例だという。
しかも、フルフォード氏の著作『図解 世界「闇の支配者」』(扶桑社)では、氏のジャーナリズム活動で闇の支配者が日本の金融業界に圧力をかけたことを暴露したことについて公安警察から「地震が起きるからそんなことを書くな」と警告されたことにも言及し、結果として直後に新潟県中越沖地震が発生したとしている。
ここまで紹介してきた「HAARP」の脅威だが、これはある巨大企業が深く関係している。それが年間売上4兆円を超す多国籍企業・ベクテル社だ。
ベクテル社は1898年の創業以来、世界中のインフラ建設を請け負っている。日本も例外ではなく関西では空港事業や都市計画に深く絡んでいる。それどころか、ベクテル社は青森県六ヶ所村の再処理工場建設にも参入している。
このようなことから、ベクテル社が巨大災害後の復興利権を勝ち取るためにHAARPを用いて巨大地震を起こしているとの説も巻き起こってしまう。
冒頭で紹介した梶川前議員が、興味本位か本気なのか真意の程は定かではない。仮に自分が信じていたとしても、世間が「陰謀」だと思うことは「デマ」と同じと受け取る人もいる。
東日本大震災の発生直後からネット(主にTwitter)のデマ情報に警告を発してきた評論家の荻上チキ氏などは、荻上式BLOGの中で「こうした、国をあげての騒動になるようなケースの場合、誤った陰謀論なども多く出回ります。(中略)政府や関連機関が情報を隠している可能性を検討するのは国民・市民として重要ですが、その懐疑を補強してくれるような『怪しい情報』に対しても無防備であってはならないので、常に『確かな一次ソース』の有無の確認などが重要である旨、繰り返しておきます。」と述べている。
現象と現象の間に不確定な要素があるとき説明するために「陰謀」と呼ばれる言葉が使われることがある。これは、理解できない、認められないことを納得するための手段にするためだ。今回の場合は、甚大な被害と巨大地震。それが地震兵器によって引き起こされたと説明することで、まったく非のない人々が被害を受けたことを納得するための要素として用いられている。しかも、被害を受けた人ではなく、それを冷静かつ客観的に見る余裕のある人たちが騒いでいるに過ぎない。実際、今回の大震災に巻き込まれた東日本の人間のみならず日本全体が、世界規模の陰謀とでも考えないと納得できない国民感情が少なからずあることだろう。
だが、地震の原因を誰かの「陰謀」だと決めつけても我々が直面している現実から逃れられないことを忘れてはならない。
(取材・文=丸山ゴンザレス/http://ameblo.jp/maruyamagonzaresu/)
月別アーカイブ: 2011年5月
値引きは当たり前……営業、ライブが飛び死活問題の若手芸人たち

『オレは絶対性格悪くない! 』有吉
弘行/太田出版
「FRIDAY」(講談社、5月13・20日号)の「人気芸人50組『気になる最新ギャラ』大調査」という特集で、震災後の若手芸人たちの厳しい状況が紹介されている。震災後、広告収入が激減したテレビ局が決して高くはない若手芸人たちのギャラまで、ダンピングを始めているというのだ。
「最近のブレイク芸人のギャラの基準はゴールデンタイム1時間で25万円が目安。有吉弘行などテレビで見ない日はない売れっ子で、この額です。ネタ番組で見るレベルなら5万円程度ですが、震災後はこの額でも30~50%引きになることは珍しくない。それでも断ると仕事が来なくなるので、泣く泣く2~3万円のギャラでも引き受けている状態です」(お笑い事務所マネージャー)
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予告!サイゾーテレビ【小明の副作用】第21回生放送は5日(木)23時です
ニコ生→http://live.nicovideo.jp/gate/lv47741183 Ustream→http://www.ustream.tv/user/cyzo_tv上は前回分。音楽がかかると腰が痛くなる一族についてのお話です。めでたしめでたし。
着衣で添い寝はあり得ない! 映画『抱きたいカンケイ』で学ぶセフレの距離感

「抱きたいカンケイ」(C)2011 DW Studios L.L.C. All Rights Reserved.
「セックスだけの約束よ!」と啖呵を切るヒロイン――。映画『抱きたいカンケイ』のCMが気になっていたという人も多いのではないでしょうか? もちろん私もその一人です。ヤリマン活動に励む、ヤリマンのはしくれとして、この映画はほっとけません! というわけで、さっそく見に行ってきました。もちろん、お一人様で。映画館って、ストーリーによっては「カップルでないと入りにくい」という場合もありますが、『抱きたいカンケイ』に関しては、おひとり様でも問題ないでしょう。いや、むしろカップルで見にくる人っているのだろうか? と思っていたら、意外とカップルが多く、驚かされました。彼らは普通のカップルなのでしょうか? はたまたセックスフレンド同士なのでしょうか? 私もセフレと来るべきだったかな、などと考えつつ、鑑賞してきました。
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早見あかりはなぜももいろクローバーを"卒業"しなかったのか? "脱退"の裏事情

※画像は
「行くぜっ!怪盗少女<あかり盤>」
ユニバーサルJより
【メンズサイゾーより】
4月10日、中野サンプラザでのコンサートをもって、ももいろクローバーの"あかりん"こと早見あかりが同グループを脱退した。 「卒業」ではなく、あくまで「脱退」。
元モー娘。の矢口真里は熱愛発覚で脱退。元℃-uteの有原栞菜は彼氏との2ショットプリクラ流出で脱退。SDN48では伊藤花菜が体調不良で脱退......と、卒業よりもやや角が立つ表現が脱退だ。
今回、早見あかりを取材した方々に聞いたところによると「本人およびそれを受けた所属事務所(スターダストプロモーション)があえて"脱退"の語を使用することを求めてきた」というのだ。中には雑誌媒体の記事で、編集進行が最終段階に入っていたのに、「卒業→脱退」への修正を求められたライターも居たという。
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"セカイ"を旅立った少女の地底探検記 新海誠監督の新作『星を追う子ども』
アスナが暮らす田舎町の牧歌的な風景や"アガルタ"に広がる神秘的なパノラマは、新海作品ならではの美しさ。その中でおやっと思わせるのが、アスナにとって命の恩人であり、初恋の相手となるシュン。スタジオジブリ作品に出てきそうな、ヒーロー然としたイケメンくんだ。声優には『千と千尋の神隠し』(01)でハクを演じた入野自由を起用していることから、たまたまではなく意図的なキャラクター造形であることが分かる。その一方で、古事記に登場するイザナギの"黄泉下り"をモチーフにした伝奇的ストーリーと異形の神々たちの存在は、カルト漫画家・諸星大二郎の『暗黒神話』『妖怪ハンター』などを彷彿させるオドロオドロしさがある。宮崎駿アニメの口当たりの良さと諸星大二郎のダークさをブレンドさせた新種のカクテルを飲み干すかのような気分。不思議な酔い心地の中で、死んだ人間に再会したいというアスナとモリサキの切実さが強烈なキックを放つ。アスナにとって初恋の相手であるシュン。アスナ
の父親の形見の鉱石ラジオをきっかけに2人は心を
通わせる。
人間は死んだらどうなるのか? "死"を考えることは決してネガティブなことではなく、"生"を突き詰めて考えている人間なら必ずブチ当たる命題だろう。人が死ぬということはどういうことなのか? 死んだ人間は完全に消滅してしまうのか? 死んだ人とは2度とコミュニケーションすることはできないのか? 人間が生きている間には決して正解が得られない難問に対して、新海監督はアニメーションというフィクションの世界の中で、果敢にその回答を導き出そうと試みる。イマジネーションの最果てまで行き着けば、人知を超えた答えが見えるのではないかと。静かなる革命児・新海監督ならではの大いなる実験旅行だ。最果ての地に辿り着くためには、セカイ系と揶揄されようが、既成のアニメーションやコミックからの拝借物だろうが、全てを燃料に換えて、前へ前へと進まなくてはならなかったに違いない。 4月26日、『星を追う子ども』の完成披露試写会が有楽町「よみうりホール」で行なわれた。舞台挨拶に登壇した新海監督は、本作には明確な元ネタがあることを明かしている。 新海「劇場パンフにも書いたんですけど、本作のいちばん最初のきっかけは、小学生のときに読んだ小説で、地下世界アガルタという言葉はそのとき知ったんです。でも、小説の途中で、作者が亡くなって、未完で終わってしまった。他の作家の手で補完した形のエンディングが書かれていたんですが、当時10歳だったボクは"どうも違うな"と思ったんです。自分なら、どんな物語が読みたいかをずっと考えました。また、その小説に触れることで、人が死ぬということはどういうことなのかも考えました。ずっと続けてきたことが途中で終わってしまうということが、人が死ぬということなんだと、子どもの頃に感じたんです」中学校の教師・モリサキ(声:井上和彦)と共に、
アスナは地下世界を目指す。日本神話、ギリシャ
神話を彷彿させる展開だ。
新海監督が元ネタだという児童小説(タイトルは劇場パンフで明かすとのこと)は『星を追う子ども』と設定や登場人物はまるで違うが、地球空洞説に基づいた"アガルタ"と呼ばれる地下世界での冒険談となっている。アガルタには地上の人類を上回る高度な文明が古代より続き、"ビマーナ"という名の飛行艇が地底世界の空を飛んでいる。小学生だった新海監督は、ワクワクしながらその小説のページをめくり、いつか自分も"未知なる世界"アガルタに行ってみたいと思ったのだろう。 では、どうすれば、アガルタの扉を開けることができるのか。大人になった新海監督は、少年時代に頭の中に広がっていたイマジネーションの世界を自分の手でアニメーションにすることで実像化してみせた。そしてそのイマジネーションの世界を全力で突き進むことで、地底の黄金郷・アガルタに辿り着くことに成功した。アガルタに行けば、どんな願いも叶うという。死んだ人間にさえ、再会させてくれるらしい。心の中に巣食う喪失感さえ、埋め合わせてくれるらしい。5月9日、そのアガルタの扉が開く。あなたなら、何を願うだろうか? (文=長野辰次)アガルタの空を飛び交う巨大な船"シャクナ・ヴィ
マーナ"。どうやら、あの世とこの世を結んでい
るらしい。
『星を追う子ども』
原作・脚本・監督/新海誠 作画監督・キャラクターデザイン/西村貴世 美術監督/丹治匠 音楽/天門 声の出演/金元寿子、入野自由、井上和彦 配給/メディアファクトリー、コミックス・ウェーブ・フィルム 5月7日(土)よりシネマサンシャイン池袋、新宿バルト9ほかにて全国ロードショー
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