叶井俊太郎さんの至言「結婚したければ高2で100人斬りの男を探しなさい!」(中編)

IMG_2432_.jpg前編はこちらから ――酢をかけられたら具体的にどうなるのか分からないけど、異様に怖くて、ごめんなさい、ごめんなさいって必死に逃げたような......あれはいまだに意味が分からないですね。普通に殴られるより、得体の知れない恐怖がありました。 叶井 あるある! しかしそれはなかなか効果的だね! 俺も娘に使ってみようかな。 ――くらたまさんに殺されると思います......。あと、結婚についてもお聞きしたいんですけど、くらたまさん以前の3回の結婚は、どちらからプロポーズしたんですか? 叶井 うーん、向こうからで、「そろそろどうなの?」「じゃ、しよっか」って......? いや、でも、全然覚えてないんだよね。今サラッと言ったけど、ごめん、全然覚えてないわ! 自信がない! ――もう清々しいですね! 私、今26歳で、ちょっと結婚とかがリアルになってきて。 叶井 結婚したいの? もう? ――結婚したいというか、結婚できるのかとか、もしうっかりできたとしても、自分に結婚生活が送れるのかとかが不安なんです。どんな人がいいのかも全然分からないし。叶井さん、本に「セックスに対して達観するから、数をこなした男のほうが信用できる」って書いてたじゃないですか? 確かに、昔モテなかった人がある程度の年齢になってお金を持ったりすると、「あのころ送れなかった青春を取り返す」みたいな感じで遊び続けるじゃないですか。だから、「なるほど、一理ある!」と思ったんですけど、その人が既に達観してるか、まだ数をこなしている最中かなんて、どう判別するんですか? 叶井 うーん、なるほど。それは年齢によるよね。俺の場合、もう高2で150とか200人近くいってるから。 ――......何が起きてそんなことになったんですか? 叶井 新島行ってたの。 ――ナンパ島だ! 叶井 新島に1カ月間バイトで行ってたから、30日いたら50~60人いけるよ! 女の子専用の民宿でバイトすると、泊まってるのは女の子の3~4人のグループだから、全員やんなきゃいけないわけ。 ――そんな出会い系サイトの広告みたいな世界が実在するんですか!? 叶井 そういう時期だったの。だから、高校の3年間行ってたから、3年間で200人以上でしょ。その後、ハワイも3年間半いたから、もう200~300人とかは普通に超えるんだよ。 ――すごすぎる......! 新島やハワイから帰ってからも、その女性たちとは関係あるんですか? 叶井 島で起こったことだから。島でっていうのがいいんだよ。......だから、君も島に行ってる男を探せ!! ――え? ちょっと待って! 嫌です! 叶井 島にいると、そういうことがあるからね。俺の経験からすると、新島に行ったときもハワイに行ったときも、周りのやつはみんなやってたから。やっぱりさ、環境に流されるわけ、人間って。周りがバンバンやってたら、「俺も俺も!」ってなるよ。しかも「俺も!」って言わなくても、普通に来ちゃうから。島でのナンパって、大人数対大人数でしょ? そうすると、俺がナンパしたくなくても、友達がナンパしてメンバーに組み込まれちゃうわけよ。そうすると「じゃあ俺んち来ちゃうか?」みたいな。新島は特にみんなセックスするために来てるから、どこの民宿もハプニングバー的な存在だよね。だから、"そういうところに行ってる人"というのが目安になるよ! それで達観してるかどうか分かるんじゃないかと! ――いやいや、分かんないですよ! もしナンパしに島に行って、ナンパが成功したとしても普通は1~2人とかでしょ! 成功するかも危ういですよ! 叶井 今はないでしょうね......。だから、40代の人がいいんじゃない? やっぱり新島ブームだったから。新島、神津島経験者か、20代でハワイに長期滞在した、ちょっと年上の人がいいかもしれないね! ――それ、まんま叶井さんじゃないですか......。本当、よくそこまで数を増やせましたね~。 叶井 俺はね、高2の段階でそれだけ経験してたら、女性を見る目がやっぱり違うの。ずっと同じことやってると、コイツは出来るか出来ないか、パッと分かっちゃう。俺が高2で100~200だから......高2が重要、高2が。少なくとも、高2で100超えの男がいいね。 ――完全に無理ですよ!! それ、病気とか大丈夫なんですか? 叶井 それも見分けられるの。『デスノート』みたいに、頭上にビョーンって病名が出るから、もう察知できる。ここ重要、「高2で100超え」。すべてそう(キッパり)。 ――そんな叶井さんが今は落ち着かれてるっていうのが、謎で謎で仕方ないです。 叶井 だから、それは高2で100超えしてるからだよ~。 ――でも、叶井さんは600人斬りだから、100超えの段階から、さらにもう500人いるわけじゃないですか。その間は全く落ち着いてないじゃないですか。 叶井 だから、まず高2で100超して、さらに20代のうちに何百もの数を稼いでいるわけよ。そうするともうね、34~5歳くらいから、自分から見て、「アイツいい女だな......でも、なんか似たような人と、もうヤっちゃってるかも」と、そういうふうに達観するの。電車の中とかでかわいい子がいても、「アイツはもうヤったから......」って思ってスルーすることができる。だからそこに到達するには、まず高2で100超えです。 ――あーそれは確かにそうですね......わ、なんか今洗脳されてた、危ない! いやー、でもすさまじいですね、そこまでの性欲というか。本にも「小4からオナニーを始めた」と書かれてましたし、早熟なまま走り続けたんですね。 叶井 そう。小学校4年からオナニー始めたってことは、初恋を飛び越してオナニーだから、オナニーの後に初恋。小学校の時に毎日のように意味も分からず抜きまくって、「なんか出た、やばい」と思って保健室に行こうかなと思ったけど、「なんか気持ちいいからいいや」って毎日やってたの、座布団で。座布団にカビが生えたね。 ――き、汚い!! じゃあ、初めて彼女が出来たときなんか、もうスパークして大変なことになってそうですね。 叶井 初恋が小学校6年で、高校の時もなんとなく気になってる子がいたけど、何にもできなかったんだよね~。本来だったら口説いたり告白するのが普通だと思うけど、そういうところまでいかなかったから。 ――あ、そういうピュアなところもあるんですね、なんか安心しました! ちなみに、本には「今までは常にエッチできる女性が2~3人いないと不安だった」って書いてありましたけど、なんでそんなに腹ペコだったんですか? 叶井 別に何もしなくてもいいんだけど、いつでも電話したらOKな人がいないと安心できないっていう流れが高校の時からあって、それを引きずったんじゃない? 「しようと思えばいつでも出来るんだぜ!」みたいな、根拠がなくてもいいから、自信が欲しかったんだろうね。 ――あ、その気持ちは分かりますね。私も、「結婚ができないんじゃなくて、いつでもできるからしないんだぜ!」みたいな、余裕と自信を持ちたい。 叶井 なるほどな。それと同じだね。 ――やっと分かりあえましたね! ちなみにその過去の600人は、全員じゃなくても多少は愛もあって......。 叶井 ないよ(即答)。 ――ないか! アハハ! でも、600人こなせるっていうことは、それなりに後味がいいから次が来るわけじゃないですか。それもすごいことだと思います。 (後編につづく/取材・文=小明) ●かない・しゅんたろう 1967年、東京都生まれ。フランス映画『アメリ』(01)の買い付けなどで知られる映画バイヤー・プロデューサー。「600人斬り」を自称する「だめんず」にしてマンガ家・倉田真由美の夫。11年3月『突然、9歳の息子ができました。』上梓。 ●あかり 1985年栃木県生まれ。02年史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
突然、9歳の息子ができました。 世はイクメンブームですから。 amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第23回】 須藤元気さんの至言「僕の本なんて、ギャグみたいなものですよ」 【第22回】 オアシズ大久保佳代子さんの至言「本当はOLを辞めたくなかったんだよなぁ......」 【第21回】 Kダブシャインさんの至言「宇多丸は、Kダブをシャインさせない」 【第20回】 楳図かずおさんの至言「世界を相手にやっている人は、友達作っちゃうと危ない!」 【第19回】 キングオブコメディさんの至言「いつ辞めてもいいから、続けられるんです」 【第18回】 バカリズムさんの至言「モヤモヤは、そのまま持ち帰って立ち向かいます」 【第17回】 島田秀平さんの至言「小明さんの手相にはアブノーマル線があるんです」 【第16回】 小森純さんの至言「写真のチェックとか、自分では一切しないんです」 【第15回】 堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

この熱愛はきな臭い? 事務所の力が透けて見える芸能人のカップル事情

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吉本興業株式会社HPより

 本当は言いたいのに、言えないネタを持ってる芸能記者さん、集まれ~! 今回のテーマはズバリ「2011年、これまでの熱愛事情」! 絶対に表に出てこない、あんな話からこんな話まで、記者さんたちを酔わせて、いろいろ暴露させちゃえ☆

A:スポーツ紙記者......グラドルからジャニーズまで、芸能一筋15年の芸能記者
B:週刊誌デスク......日中はラジオでタレントの発言をチェック、夜は二丁目に繰り出し情報収集を行う事情通
C:WEBサイト記者......通常ニュースから怪しいBBSまで日参、膨大な資料を作り続ける駆け出し記者

パッケージ不況に挑むタワレコでPANDA 1/2が「CD出してないのにインストアライブ」決行!

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 タワーレコードといえばCDやDVDなどパッケージ商品の販売をビジネスモデルとする音楽専門チェーン店だが、そんなタワーレコードの中の主要店舗の一つである新宿店で、「CDを発売していないアーティスト」PANDA 1/2のインストアイベントが開催され、業界関係者を驚かせている。 「先日タワーレコード新宿店でインストアイベントをおこなったPANDA 1/2は、ビクターという大手メジャーレコード会社からのリリースにも関わらず音楽配信を主軸に展開していて、これまでCDを一枚も発売していません。そんな『配信だけアーティスト』がタワーレコードでイベントを行うのは常識的には考えられませんが、今回はショップ側からの大プッシュがあったという話です」(音楽業界関係者) panda1202.jpg  音楽CDやDVDなどの販売をビジネスモデルとするタワーレコードがこのようなイベントを行うことは、単純に考えれば店側にとっては一円の得にもならないはずである。にも関わらずなぜCDを発売していない配信アーティストのインストアイベントを実施することに至ったのだろうか。前述の業界関係者はこのように続ける。 「日本のCD市場は年々落ち込んでおり、多くのCDショップは苦境に立たされています。タワーレコードをはじめ、かつて人が大勢集まっていた外資系CDショップも今は当時のように盛り上がっているとはお世辞にも言いがたく、様々なショップがビジネスモデルを模索しているのが現状です。そんな中、CDショップにとって今後はどうしても音楽配信との共存共栄が命題となってくるわけですが、前述のような試みは『従来のパッケージ販売主体のビジネスモデル』から、ヒットの兆しのある人気アーティストはその発売形態にこだわらずむしろ積極的に紹介し集客するという『情報発信源としてのブランドを主軸とするビジネスモデル』への切り替えを計っている、という見方も出来るのではないでしょうか。言わば未来への投資と言えるわけですが、実際、前述のイベントには売り場に入りきらないほど大勢のPANDA 1/2ファンがつめかけ大盛況だった様子であり、惨憺たるCD不況の現状を鑑みると決して間違ったアプローチではないとも考えられます」(前出関係者)  出口の見えない音楽不況の中、CDショップにとって新たなビジネスモデルの構築は急務となっているのが現状だ。今回のような新しい取り組みは今後もっと増えていくのかもしれない。 ●PANDA 1/2公式サイト http://panda2bunno1.com/
[PANDA 1/2]ジェームズパンダJr.ぬいぐるみパペット この人がプロデューサー。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 「PANDA 1/2」が2010年日本の音楽シーンをオセロのごとくひっくり返す! 桑田佳祐、SMAPの座を追いかける新人アーティスト・PANDA 1/2とは何者!? 『カンフー・パンダ』 隠れた快優ジャック・ブラックに注目せよ!

液状化で歪んだ自宅、やむなく「駐車場の車内で生活」するあの芸人

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『ぐっさん家』(東海テレビ)公式サイトより

 名古屋地区他で放送されている『ぐっさん家』(東海テレビ、土曜午後6:30~)という番組がある。DonDokoDonのぐっさん・山口智充(42)が司会を務める人気番組だ。年季の入った家賃3万円のアパート「ぐっさんの家」を舞台に番組は進み、内容は「人と人との熱い絆とともにぐっさん家ならではの旅をお届けします」というもの。番組は絶好調で、すでに9年間も続いている。

ヘタレキャラでブレイクのAKB48指原莉乃に精神不安定の兆し 

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※画像は『指原莉乃2011年カレンダー』
株式会社ハゴロモより
【メンズサイゾーより】  指原莉乃のブログ「指原クオリティー」が何だかおかしいことになったのは、4月20日21:20の記述あたりから。引用すると、 「変化していると思います あまりよくないほうに。何見てもおもしろいワードもでてこないし なんでしょうこれ 所詮はいなかから出てきた女だからね... センスないしね...がんばろう指原」  と、おしまいの一文は前向きに締めてはいるものの、ネガティブ丸出し。翌日には 「人は悩んで 成長するものなんだと思います きっと贅沢な悩みです 指原は元気です」  と、元気のかけらも感じさせない記述となっている。  指原莉乃といえば、AKB48の不発の核弾頭。その不発ぶり=ヘタレな性格がウケて、「週刊プレイボーイ」からのSP写真集『さしこのくせに生意気だ』(集英社)をリリース。へタレキャラを武器に、AKBの中でピンでは初の冠番組『さしこのくせに~この番組はAKBとは全く関係ありません~』(TBS系)もスタート......
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ディベートで、ビジネスも人生も最高の成果が上げられる!?

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 「ディベート」とは、ある論題に対して、肯定側と否定側にわかれて、どちらの主張が説得力を持つかという点を競う知的ゲーム。このディベートを極めることで、高い論理思考に入れ、自身の知的生産力を向上させることができる――そんなテーマの元に書かれたのが、カーネギーメロン大学博士である苫米地英人氏の新刊『ディベートで超論理思考を手に入れる』(サイゾー刊)だ。  苫米地氏は本書の中でこう語っている。 「論理を極めていくと、ある選択をする際、最短時間で最適解に到達する可能性が圧倒的に高くなります。ビジネスとは(人生もそうですが)選択の連続です。どこに投資するか、どこと契約するかなどなど、選択の成否によってその結果は大きく左右されます」  そうした論理力を高めるために最適なトレーニングが、ディベートだ。 「ディベートに慣れてない日本人は、『ディベートは説得の技術である』とか『反論の技術である』とか『期限の技術である』とか大きな誤解をしている。『ディベートとは最適な答えを最短で導き出す技術である』と理解してください」(苫米地氏)  本書では、初心者から経験者までが、ディベートを学びつつ、論理的思考を身につけるためのノウハウが凝縮されている。現役トップディベーターによるモデルディベートや、プロのディベート講師による対談を収録したDVDも付いている。  圧倒的な発想力、判断力、説得力など習得し、学習やビジネスで効率よく成果を上げていくために、まずはディベートの基本を理解してみてはどうだろうか? ●出版記念アマゾンキャンペーンの情報はこちら http://www.maxpec.com/
ディベートで超論理思考を手に入れる(DVD付き) 著者/苫米地英人 価格/1500円+税 本書は2008年にアスコムから出版されたベストセラー『超人脳のつくり方』の増補版です。 amazon_associate_logo.jpg
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ただ歩いても「いい女通勤」! 「Domani」の盛大な「いい女」マジック

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「Domani」6月号(小学館)

 先月号のレビューでご案内した通り、今月の「Domani」は「白」特集です。表紙には「女には『白』しかできないことがある!」という勇ましい文字が躍っていますが、筆者30年あまり女をやっておりますが、"白しかできないこと"が分からずに、のっけから困惑しています。このレビューを最後まで破たんせずにお届けできるか分かりませんが、表紙から読み取るに今月号は「白」「いい女」「美脚」がテーマのようです。それでは、今月も「Domani」というワンダーランドへ飛び込んでみましょう。

叶井俊太郎さんの至言「結婚したければ高2で100人斬りの男を探しなさい!」(前編)

IMG_2469_.jpg  モテない、金ない、華もない......負け組アイドル小明が、各界の大人なゲストに、ぶしつけなお悩みを聞いていただく好評連載。第24回のゲストは、新刊『突然、9歳の息子ができました。』(サイゾー刊)を上梓された映画プロデューサー・バイヤーの叶井俊太郎さんです!(2011年3月18日取材) [今回のお悩み] 「継父の気持ちを知りたくて......」 叶井俊太郎氏(以下、叶井) どうもどうも!(おむつの袋を手に持ちながら登場) ――先日は本当に大変なときにすみませんでした! まさか対談当日に大地震が来るなんて! 今日は仕切り直しということで、改めてよろしくお願いします! 叶井 いえいえ、大丈夫でしたか? ――千葉の実家近辺がけっこう崩れてましたけど、一応全員無事でした。叶井さんのご家族もご無事そうで何よりです。しかしながら大変な世の中になってしまいましたね。 叶井 ね~。こういう時に一番安全な場所知ってる? ドクター中松の家なんだって。家が核シェルターになってて、200人ぐらい収容できるらしいよ。 ――すごい! すごくうさんくさい情報ですね! あの、じゃあさっそく連載の主旨の説明なんですけど......。 叶井 (遮って)俺が何か相談すればいいんだっけ? ――あ、いや、私です。私が自分のことをウダウダ相談するんです。でも、いま日本がそういう状況じゃないですよね......。 叶井 娯楽的なもの、すべてダメみたいな感じだからね。 ――みんな神経が過敏になってるから、何かしら"不謹慎"になっちゃったり。 叶井 なってるなってる。だから、もうどうしていいか分かんないよね。いろいろ大変ですね。 ――そんな他人事のように! 叶井さんは先日『突然、9歳の息子ができました。』を出版されたばかりですし、やっぱり家族とか、守るものがあるとこういう震災も感じ方がまた違って......。 叶井 (遮って)タイミング悪かったよね! もう、出版社も大変でしょ? 紙がないんだよ。工場が壊滅したり、燃料がなくなったりで。 ――......あ、工場といえば、昔、工場地帯を延々撮影した『工場萌えな日々』のDVDを出されたのも叶井さんでしたね、あれ、観ましたよ! 叶井 やったやった! よく覚えてますね! 工場好きなの? ――昔工場でバイトしてたので、工場だったりコンビナートだったりはときめくんですよ。映画の『ダンサー・イン・ザ・ダーク』みたいな作業をしてましたよ。 叶井 え!? アイドルなのに? 何それ? 意味分かんない! 機械好きなの? 流れ作業が好きなの? あれ、好きじゃなきゃできないよね。  ――あんまり頭が良くないから、自分で考えて動くとテンパるので、単純作業とか流れ作業とか、言われたことを淡々とこなす仕事は好きでしたね。 叶井 へえ、すごいねー(心なく)。 ――だから、今回の震災で、気仙沼のコンビナートがドカンドカン炎上してるところとか、もう地獄絵図で涙が出ましたよ。しかもなかなか火が消えなくて、『工場燃えな日々』に......(不謹慎)。 叶井 あのDVDも先取りすぎたんだよね。あの時、全然売れなかった。ああいうのいっぱい出したから倒産しちゃったんだよなぁ~。(記事参照) ――4億円の負債で倒産してご自身も破産なさったのに、ずいぶんあっさりと! あの時は映画関係者も違った意味で震えてましたよ。 叶井 本当、工場とか、誰も興味なかったみたいだね。あれ、100枚くらいしか売れてないよ。 ――え!? そんなに売れないDVDってあるんですか? 叶井 あるある。で、今はそういうのが流行ってるんだけど、あれ、5年くらい前だもん。 ――早すぎたんですね......。震災の影響はやっぱり映画業界にも来てますか? 叶井 映画館って、電気をすごいいっぱい使うわけよ。だから今「電力を抑えろ!」って上から言われちゃって、みんな夕方で営業辞めちゃってんのよ。ぜんぜん仕事ないよ。本当はね、被災地の人たちに映画で希望を持たせるとか、そういうことをしたいけど、余震とか停電で、映画館に2時間も黙って座ってるって状況がないんだよ。結局なんにもできない。無力だね、映画界! ――いや、元気付けていきましょうよ! 娯楽は絶対に必要ですよ! 叶井 無力だなあと思うな。俺、夏に『ムカデ人間』の上映があるんだよ。『ムカデ人間』どうすんだよ。『ムカデ人間』を一生懸命頑張ってるときにこうなっちゃったから。『ムカデ人間』、知ってる? ――すみません、ちょっと分かんないんですけど、『いかレスラー』みたいな、河崎実監督の新作ですか? 叶井 いや、『ムカデ人間』はオランダ映画で、シャム双生児を切り離す手術ばかりしてて飽きちゃった博士が、今度は「つなげてみたい」と思って、人間を拉致監禁して、次々肛門と口をくっつけていって、それで何日間生きれるかっていう......。 ――ろくでもねぇー! えっと、じゃあ、今は毎日何をされてるんですか? 叶井 毎日いちおう会社に行くけど、俺だけじゃなくて取引先も仕事ないのよ。TSUTAYAとかGEOとか、映画館も全部「今週いっぱいどうなるか分からないから自宅待機って言われました」って。うちの会社の人とか、すぐ逃げちゃったよ、大阪に。 ――叶井さんも、くらたまさんとの再婚で出来た息子のまーくんが福岡に住んでますよね。落ち着くまで福岡に行かれたりはしなかったんですか? 叶井 行きたいんだけど、俺はくらたまの実家から嫌われちゃってて行けないんだよねぇ。出禁状態だから。いちおう俺は年賀状も出したんだよ? 去年も出したし、今年も出したんだよ! なのに、まーの話だと「読まずに捨てた」みたいな。たぶんダメだろうね。 ――気の毒な......。まーくんはもともと福岡でくらたまさんのご両親と暮らしてたのを、再婚を期に呼び寄せたんですよね。東京では、どのくらい一緒に暮らしたんですか? 叶井 1年くらいだね。実は、春休みにこっちに来る予定だったんだけど、こうなっちゃったからさ、残念だけど。俺のことも、たぶんあと3~4年で忘れちゃうよ。 ――確かに、少年期の1年って一瞬ですし、あんまり会わないでいると、まーくんにとって叶井さんが夏休み出会ったトトロみたいな印象になってそう......。 叶井 たぶんそうだ、ね。夏休み期間限定の、お父さんという名のトトロです。だから、今ごろはもう頭の中で、「去年のあの『お父さん』っていう人はなんだったんだろうか?」ってなってるな。 ――アハハ! 会いたいはずですよ! やっぱり子どもですから! 叶井 それが福岡のじいちゃんばあちゃんの教育があるから......。「あの男は600人とヤッてるんだぞ」とか、「バツ3だぞ」とか言いまくってるはずなの。俺が破産した時、まーに「お父さんって犯人なんでしょ?」って言われて。「なんの!? 俺、何かした!?」って言ったら、「会社倒産させた人は犯罪者だって、おじいちゃんが言ってた」って。いつも「大学に行ってない人は人間じゃない」とか、「会社倒産した人は犯罪者」って、そういうのを植え付けられちゃってるわけじゃん? 人間じゃない犯罪者って、結構最低だよ! ――確かに! それにしてもひどい言われよう! その環境で叶井さんの本は、まず読ませてもらえなそうだから、フラッと立ち寄った本屋で偶然見かけて......とかが理想ですね。紙媒体、がんばらないと。 叶井 本当そう思いますよ。 ――福岡のまーくんはともかく、東京にいるくらたまさんと、まだ小さい娘さんのココちゃんもいろいろ心配ですよね。 叶井 うん。娘が一番心配だけど、どこにも逃げられないから、今日も娘のおむつ抱えて帰るよ。もうおむつも売ってないからね~。 ――いいパパ! でも、娘のココちゃんが1歳になって、ようやく他の子と顔の区別がつくようになったんですよね。遅すぎる! 叶井 遅いね~! 初めの10カ月くらいは全然かわいいと思ってなかったしね! ――600人斬りっていう伝説がありますけど、それだと、娘の命名も、昔関係のあった女性とかぶらない名前を探すほうが難しいんじゃないですか? 叶井 それもあったね。だから、何個かくらたまから案があったけど、「それ聞いたことある」ってのは、ヤッちゃってるかもしれないってことで却下されました。 ――そうですよね、ずっと呼び続けるものだし......。私も母親がバツ2の養子縁組で、父とは血がつながってなかったので、急に父親が出来たまーくんと同じ立場です。 叶井 あ、じゃあ一緒だ! 生まれてすぐ再婚したの? ――4~5歳のときですかね。幼稚園上がるちょっと前くらいに、「この人がお父さんだよ」みたいな感じになって。 叶井 で、すぐお父さんだって受け入れたの? ――そうでもないんですけど、「お父さん」って呼ばなければ無視されるルールがあって......刷り込みみたいな? 叶井 強制的だね! 俺も父親いたけど、「お父さん」って読んだことないもんな。子どもの時から一緒に生活した記憶ないから、どう呼んだらいいか分からないもん。呼ぶときは「あのさー」とかだったな。お父さんとは仲良くしてんの? ――もう亡くなっちゃったんですけど、そこそこ上手くいってましたよ。 叶井 継父って、女の子が連れ子だとレイプしたりとかするんでしょ? ――......んっ? 叶井 そういうの多いんだよね~! 本とか見てると、ほとんどが奥さんの連れ子の娘を継父がセックス奴隷にするとか! ――どんな育児本読んでるんですか!! うちはそういうのはなかったですけど、変わり者だったんで、お仕置きみたいなのがおかしくて、何か悪いことをしたときに、「お前、●●●(局部)に酢をかけるぞ!」って、酢の一升瓶を片手に追いかけられて、全裸で逃げたことがあります。 叶井 結構効きそうだね! (中編につづく/取材・文=小明) ●かない・しゅんたろう 1967年、東京都生まれ。フランス映画『アメリ』(01)の買い付けなどで知られる映画バイヤー・プロデューサー。「600人斬り」を自称する「だめんず」にしてマンガ家・倉田真由美の夫。11年3月『突然、9歳の息子ができました。』上梓。 ●あかり 1985年栃木県生まれ。02年史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
突然、9歳の息子ができました。 世はイクメンブームですから。 amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第23回】 須藤元気さんの至言「僕の本なんて、ギャグみたいなものですよ」 【第22回】 オアシズ大久保佳代子さんの至言「本当はOLを辞めたくなかったんだよなぁ......」 【第21回】 Kダブシャインさんの至言「宇多丸は、Kダブをシャインさせない」 【第20回】 楳図かずおさんの至言「世界を相手にやっている人は、友達作っちゃうと危ない!」 【第19回】 キングオブコメディさんの至言「いつ辞めてもいいから、続けられるんです」 【第18回】 バカリズムさんの至言「モヤモヤは、そのまま持ち帰って立ち向かいます」 【第17回】 島田秀平さんの至言「小明さんの手相にはアブノーマル線があるんです」 【第16回】 小森純さんの至言「写真のチェックとか、自分では一切しないんです」 【第15回】 堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

2歳長女をベランダから投げ落とす

長女(2)を自宅のベランダからほうり投げ、殺害しようとしたとして静岡県警焼津署は4日、殺人未遂の疑いで、焼津市上小杉、無職、池谷綾乃容疑者(23)を逮捕した。 同署の調べでは、池谷容疑者は3日午後6時25分ごろ、自宅2階のベランダで、長女の優花ちゃん(2)を抱え上げ、約7メートル下の砂利敷きの駐車場に放り投げて殺害しようとした疑いが持たれている。優花ちゃんは頭に全治5日間のすり傷を負ったが、命に別状はない。池谷容疑者は容疑を認めており、同署で動機などについて詳しく調べている。優花ちゃんの負傷を知った池谷容疑者の父が119番通報し、駆けつけた消防隊員が事情を聴くと、池谷容疑者が「娘をベランダから投げた」と話したため、同署に連絡したという。