ジャニーズに寄生しない番組『スクール革命!』の奇跡のバランス

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こう見えて普通の人、山田涼介です。

 今回ツッコませていただくのは、5月8日放送分の『スクール革命!』(日本テレビ系)。今回は「スクール革命!祝放送100回記念」 ということで、過去188名登場した先生の中から、各部門別に順位をつけて紹介していた。衝撃的だったのは、ランキングのお題。

「お子様ランチみたいな映画ばかり」の邦画界に風穴! "不良監督"山本政志のやり方

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 都市を漂泊する人々の狂騒といら立ちをフィルムに焼き付けた『闇のカーニバル』(1983)。箱庭的な廃墟での生活を通して、生と死が融合する自然の本性を語りきった『ロビンソンの庭』(87)。香港を舞台に水上生活者と地上げ屋の闘いをコミカルに描いた『てなもんやコネクション』(90)。社会の周縁で生きる人々の底力にフォーカスを当ててきた山本政志監督が自身のルーツである自主映画へと帰還し、わずか200万円の製作費で作り上げた最新作『スリー☆ポイント』が5月14日に劇場公開を迎える。舞台は京都・沖縄・東京の3都市。それぞれの街に生きる人々の多種多様な物語を、ある時はそれぞれが交錯しながらも、3本の独立した作品として描き出した本作は、なぜ、現状の製作システムではなく、自主映画というスタイルで作られたのか? 日本が誇る不良監督・山本政志が高らかに掲げた「超インディーズ宣言」の真相──そして、91年から製作に入るも、資金繰りの都合で未完のままになっている大作『熊楠KUMAGUSU』への想いに迫る! ──そもそも『スリー☆ポイント』は、どんな具合に動き始めたんですか? 山本 それなりに金の掛かる企画が立て続けにポシャったときに「こんなことをやってたら、バカになんじゃねえか?」と思ってね。一日の日課がプロデューサーに「どう?」って電話するだけとかさ、そんなの面白くねえから。それでシステマチックな映画作りとは真逆な作り方......それこそ映画を作り始めたときのようなフットワークの軽さと、自主映画でしかできない自由な作り方、「いま思いついたことを速攻で撮る」みたいな即興性もやってみたいと思って。 ──「こんな映画を撮ろうかな」みたいなこともなく、ですか? 山本 京都編は、たまたま動画サイトで見つけたANARCHYっていうラッパーに会うことだけは決めてた。実際、キモチのいいヤツだったから映画に出演してもらおうとしたんだけど、スケジュールが合わなくてね。それで彼に京都の若いヒップホップの連中を紹介してもらって、彼らと話をしているうちに「オレがやりたいのはコレだ!」と。そこから彼らの実体験をベースにした構成案を書き始めたんだよ。 ──京都編のキャストには『ジャンクフード』(98)の鬼丸さんや、『聴かれた女』(07)の小田敬さんに通じる本物の雰囲気がありましたね。 山本 特殊学級みたいな連中が好きなんだよ(笑)。アイツらは基本的に裏切らないじゃん。裏切るときは手痛く裏切るけど、スジの通らないハシゴの外し方はしないから。そういう連中と付き合う方が楽しいし、そういう連中が登場する映画の方が面白い。いまはドコを見てもお子様ランチみたいな映画ばかりじゃない。中には柴田剛(『堀川中立売』監督)や、松永大司(『ピュ~ぴる』公開中、監督)みたいなヤツもいるけど、大体が「身近なテーマを内向的に撮りました」っていう映画ばっか。いまはデジカメとパソコンがあれば低予算でも面白い映画を作れるんだから、若い連中も好きなことをやればいいんだよ。実際、沖縄編なんてデジカメ1台で撮影してんだから。
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「沖縄編」で出会ったナイスガイ・てっちゃん
──沖縄編の面白さは山本監督の素の面白さだと思いますよ。普通は沖縄有数の危険地帯・金武町で撮影しようとは思いませんから(笑)。 山本 沖縄の人間にも「金武町だけには近づかない方がいい」って言われてね。それなら金武町でカメラを回すしかないな、と(笑)。映画の中で、海兵隊の兄ちゃんたちが集まってるクラブあるでしょ。あそこは絶対に撮影できないって言われたんだけど、店のママさんに交渉してね。最初は「絶対に撮っちゃダメ!」って言われたけど「いいじゃん、面白いから撮らせてよ!」って言ったら「うーん、面白いならいいか」ってことになったんだよ(笑)。 ──全編を通じて、生と死のサイクルを前提とした自然や街の描写も、山本監督らしいなと感じました。こういった映像は、山本監督と宮崎駿監督くらいにしか撮れない気がします。 山本 宮崎駿とは近い感覚を共有している気がするよね。それは『風の谷のナウシカ』(84)のころから感じていた。あの映画も『ロビンソンの庭』と同じように森のエネルギーの話をしてたから。
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──中断になっている『熊楠』では、『もののけ姫』(97)以降の宮崎駿が切り捨ててしまった、"人間全体に対する希望"が描かれるんじゃないか? と密かに期待しています。 山本 オレは宮崎作品だったら『千と千尋の神隠し』(01)が一番好きだけどね。空を飛ぶシーンとか好きだから(笑)。ただ、そこから先のことは、やると思う。『熊楠』にかかわるまではインテリがキライでさ。だからアウトサイダーにこだわっていたんだけど、その考えも変わってきたからね。熊楠が「顕微鏡のぞくのもチンポいじんのも一緒」みたいなことを言ってんだけど、いいなと思って。あの人の周りには学者もヤクザも芸者もいて、それがぐちゃぐちゃっとしているんだよ。それは熊楠が歩いた熊野の森と一緒だから。上品と下品の区別もなく、いろんな考えがクロスしている状態なんだよね。 ──いまでも撮影を再開したいという想いは、あるんですか? 山本 作りたいけど、ちょっと時間を置かないと無理だろうね。重過ぎるから。それに今はどこを見ても金がない。『スリー☆ポイント』の予算って200万円なんだけど、それでも金を集めるのに苦労したから。それこそジブリに頼んでアニメで作るしかないんじゃねえかな。 ──そこまで資金がないですか。 山本 いまの映画を取り巻く経済的状況は、オレが映画を作り始めてから、一番悪いかもしれない。5,000万円の企画を動かすのも難しい。そこに今度の震災だろ......。ぶっちゃけた話をすれば、映画なんてなくてもいいもの。ただ、こんな状況だからこそパワーのある映画が生まれるんじゃねえかっていう希望もある。こんな時代だからこそ余計に映画を作りたいって思うしね、オレは。どう転んでも、オレには映画しかねえから。 ──次回作以降も期待できる言葉ですね。 山本 すべては『スリー☆ポイント』を上映した後の話だけどな。ただ、超インディーズ宣言の次は脱インディーズ宣言でいこうと思ってるから、そこは期待してくれていいよ。 (構成=渡辺トモヒロ) ●山本政志(やまもと・まさし) 1956年、大分県生まれ。明治大学中退後に自主映画製作を開始。83年に製作した『闇のカーニバル』がベルリン国際映画祭やカンヌ国際映画祭で上映され国際的な注目を集める。代表作に『ロビンソンの庭』(87)『てなもんやコネクション』(90)『ジャンクフード』(98)『リムジンドライブ』(2000)など。 ●『スリー☆ポイント』 山本政志監督が原点である自主映画スタイルで製作した予算200万円の、いわゆるオムニバスとはひと味違う新映画。その低予算とは裏腹に山本政志監督の思想と個性が凝縮された秀作だ。中でも『闇のカーニバル』以来一貫する人間観と『熊楠』(製作中断)を通して深められた自然観がボーダレースに絡み合う沖縄編は、山本政志監督の現在地を示すマイルストーン的作品となっている。監督・脚本・製作/山本政志、出演/村上淳、蒼井そら、渡辺大和、小田敬ほか。5月7日より京都シネマ、5月14日より渋谷ユーロスペースほか全国ロードショー。 http://www.three-points.com/
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【ネットナンパ】何これ? ドッキリか何かなの? ぶっ飛び美女が登場!!

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Illustrate by ながおか
【メンズサイゾーより】  世の中は広いもので、ごく稀に出会い系でトンデモない女性と遭遇することがある。絵にも描けないようなクリーチャーが来たかと思えば、「ナニこれ? テレビのドッキリか何かなの?」と疑ってしまうような美女が来たりもするのだ。今回はいい意味で裏切られた"美女"と遭遇したお話である。  筆者が愛用している【P】というポイント制の出会いサイト。このサイトの特徴は、現在募集を行っている女性の顔写真を無料で見ることができるトコロ。小指の先ほどのサムネイル画像でしかないのだが、これだけで十分雰囲気を理解することができる。拡大表示させるには数十円分のポイントを消費しなければならないのだが、このサムネイル表示のおかげで無駄なポイントを使わずに済んでいるのだ。  そんなサムネイル表示の中で、ひときわ目立つ女性がいた。筆者がこのサイトを愛用してから結構たつのだが、ここ一年近く週に5回はこの女性の写真を目に......
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嵐・松本潤が被災地の小学校を訪問! 写真撮影とプレゼント贈呈

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アーミーパンツで本気できたぜー!
【サイゾーウーマンより】 「『トントン!みなさんにお客さんが来ています。』とのお知らせがありました。すると・・・」  そんな書き出しで始まったのは、5月9日にアップされた仙台市立東六郷小学校公式ブログの「サプライズ! 心を強く!」というエントリー(現在は削除)。3月の東日本大震災では津波の被害を受け、1階部分が浸水してしまったという同小学校。幸い児童や教職員は2階に避難して全員無事だったものの、校舎の使用は不可能と判断され、現在は仙台市立六郷中学校の1階部分を間借りして授業を再開している。ブログによれば同小学校の児童数は全員で37名。1教室を2学年で使用し、「1年生を迎える会」やパンと牛乳だけの給食からごはん給食が再開になり喜ぶ児童の姿を伝えるなど、不自由な生活の中でも少しずつ戻ってきた日常や子どもたちの笑顔がつづられている。
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嵐・松本潤が被災地の小学校を訪問! 写真撮影とプレゼント贈呈

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アーミーパンツで本気できたぜー!

「『トントン!みなさんにお客さんが来ています。』とのお知らせがありました。すると・・・」

 そんな書き出しで始まったのは、5月9日にアップされた仙台市立東六郷小学校公式ブログの「サプライズ! 心を強く!」というエントリー(現在は削除)。3月の東日本大震災では津波の被害を受け、1階部分が浸水してしまったという同小学校。幸い児童や教職員は2階に避難して全員無事だったものの、校舎の使用は不可能と判断され、現在は仙台市立六郷中学校の1階部分を間借りして授業を再開している。ブログによれば同小学校の児童数は全員で37名。1教室を2学年で使用し、「1年生を迎える会」やパンと牛乳だけの給食からごはん給食が再開になり喜ぶ児童の姿を伝えるなど、不自由な生活の中でも少しずつ戻ってきた日常や子どもたちの笑顔がつづられている。

「表現の自由」では許されない エロマンガ「自粛案」の顛末と、児童ポルノ法改定強化の危機

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『あきそら』秋田書店
 先月、多くのマンガ・アニメファンが驚愕した成年向けコミックを発行するアダルト系出版社を含めた出版業界の「自粛案」をめぐる問題(記事参照)。直後に開かれたアダルト系出版社の業界団体・出版倫理懇話会(以下、懇話会)の会合では、あくまで現実味のない「素案」に過ぎないことが確認された。その上で、大手から中小まで、各出版社が恐れる都条例の先にある危機が浮かび上がってきた。  前回の記事でも記した通り、問題となった「自粛案」は、日本雑誌協会などで構成される出版倫理協議会(以下、出倫協)内に設けられた「児童と表現のあり方検討委員会」で示されたもの。本来、一部の委員にしか配布されなかった文書だったが、何者かによって、この資料は懇話会に加盟する各社に配布され、騒動の引き金となった。  筆者の元にも複数の出版関係者から情報が提供されたが、中には「早く(自粛案を)つぶせ」などと口走る者もあり、さまざまな混乱が巻き起こっていることを感じさせた。さらには、この「自粛案」が配布された「児童と表現のあり方検討委員会」にオブザーバーとして出席していた懇話会の長嶋博文会長が「出倫協に5時間にわたって叱責された」という噂も飛び交い、「大手出版社が、中小アダルト系出版社をスケープゴートにしようとしている」という怒り交じりの陰謀論まで、巻き起こっていた。  こうした中、4月14日に開催された懇話会の会合に招かれた日本雑誌協会の渡辺桂志氏は、「日刊サイゾーの記事は先走りすぎている」と強く否定した上で、そもそも誰も「自粛案」に賛同しておらず、申し合わせ案を作るための、さらに素案レベルのものに過ぎないと話した。 「検討委員会では、参加者の誰もが"自粛では文言が強すぎる"と一致して、すべてリセットして話合おうということになったはずです。そのことは、その場にいた長嶋会長も確認していました」(渡辺氏)  対して、長嶋氏は、「リセットということであれば、それで構いません。それならば、申し合わせをするか、しないか。もし、するなら文言をどうするかということを話し合えばよいでしょう」と、その場を収めた。  こうして、懇話会の会合は先に示された「自粛案」が現実味のあるものとして各社に配布されたことが誤解だったことを確認。その上で、申し合わせ案の是非の検討、懇話会が「児童と表現のあり方検討委員会」にオブザーバー以外の方法で参加する等も含めて話し合うことなどを確認し幕を閉じた。 ◆本当の恐怖は児童ポルノ法改定  そもそも、なぜ「自粛案」と呼ばれるような申し合わせを考慮する必要が迫られ、さらに出版各社の間に混乱を招いたのか。  後日、取材した出倫協「児童と表現のあり方検討委員会」の委員で日本雑誌協会編集倫理委員長の山了吉氏は語る。 「長嶋氏に検討委員会へ参加していただいたのは、さまざまな意見をお伺いする目的です。もし、我々の疑問や質問を、責められていると感じたのなら誤解ですし、大変残念です」  その上で、山氏は都条例改定が成立したことで、児童ポルノ法を改定しマンガを含めた規制が行われることの危機が強まっていると警鐘を鳴らす。 「今回の都条例改定が、国会でなかなか実現されない児童ポルノ法の改定と密接に絡んでいるのは間違いありません。その中で、規制を進める主張を行う人々から再びマンガが攻撃材料にされるのは防げません。その時には、都条例と違い成年マークの付いた雑誌や単行本も、攻撃対象にされるでしょう。そのため、協議会、懇話会の枠にこだわらず抜本的な対策が必要になってきていると思います」(山氏)  与野党共に、まだ新たに児童ポルノ法の改定案を提出する動きは見せていない。しかし、規制強化を目指す側が、とにかく絵(マンガ・アニメ)を対象に入れたいという考えを改めておらず、東京都から国の法律へ、をもくろんでいることは容易に想像できる。そうした中で、成人マークの有無にかかわらず、なんらかの対策を設ける必要はあると多くの出版関係者は考えているようだ。  例えば、出版元の秋田書店が重版を行わないことを決めた糸杉柾宏氏の『あきそら』について、山氏は次のように話す。 「ページを変えて手を替え品を替え、さまざまな性表現が出てきます。雑誌ならばさまざまなジャンルの作品が掲載されているので性的刺激は薄められますが、単行本になれば、しつこいほどの性表現が出てくることになる。こんなに大胆な描写が繰り返される必然性は、どこにあるのか? マンガ家と編集者で表現のあり方を考えたほうがよいと思います」(前出・山氏)  ならば「成年コミックマーク付きならば問題ないのか?」となりそうだが、山氏は大山田満月氏の『ちいさなおててにやわらかほっぺ』(茜新社)を例に挙げ「成年コミックマークがあるからといって、幼児を性の対象としてもてあそぶことが"表現の自由"とはならない」と説く。  こうした作品が出版業界内部でも批判されるのは、児童ポルノ法改定でマンガ・アニメが規制されるのを防ぐための努力を無にしかねないと見られているからだ。  いずれにせよ、具体的な対抗策は、これからの話し合いに持ち越された。最後に、前出の懇話会の会合中、ロリ系の成年マーク付きマンガを出版する各社からの発言は、ほとんどなかったことだけは記しておく。 (取材・文=昼間たかし)
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