恋愛が与える"陶酔"とリアルな"痛み"サブカル活劇『スコット・ピルグリム』

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演奏力に難があるものの、"理想の女性"ラモーナへの愛情パワーで、
スコット(マイケル・セラ)はバンドバトルを勝ち抜いていく。
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 真実の愛を求めて、さまよい続ける現代のピルグリム(巡礼者)たちの物語である。表向きはアクションコメディというスタイルをとっているが、ギャグと恋愛バトルの狭間に意外な深遠さが潜む。小難しい心理学用語や哲学用語を使うことなく、もっと身近なロックやビデオゲームをモチーフに、生身の人間を愛するがゆえに悩み、傷つきながらも、現実の世界に向き合うことを覚えていくオタク青年たちの姿が描かれる。それがエドガー・ライト監督の『スコット・ピルグリムvs.邪悪な元カレ軍団』だ。『スーパーバッド 童貞ウォーズ』『JUNO/ジュノ』(07)でヘタれ青年を演じたら全米いちの座に輝いたマイケル・セラを主演に起用し、レディオヘッドのプロデューサーとして知られるナイジェル・ゴッドリッチが音楽を担当、主人公たちのバンドの劇中曲をベック(ベック・ハンセン名義)が作曲。ゴージャスな"サブカル・オペラ"とでも称すべき世界が広がる。  エドガー・ライト監督というと、ゾンビ映画に胸いっぱいの愛を注ぎながらも、ダメ男同士の泣かせる友情ものに仕立ててみせた『ショーン・オブ・ザ・デッド』(04/日本ではDVDスルー)で注目を集めたイギリスの俊英。続く『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』(07)は、『男たちの挽歌』(86)、『ハートブルー』(91)といったB級アクション映画への限りない愛情の結晶体として作られ、国籍を問わず世界中で大ヒット。08年に日本でも遅ればせながら劇場公開された。その後、"映画オタク"の兄貴分であるクエンティン・タランティーノ監督の豪邸に居候するなど米国で活動するようになり、本格的ハリウッド進出第1作となったのが『スコット・ピルグリムvs.邪悪な元カレ軍団』。本作にもB級映画と同じくらいエドガー監督が大好きなロック、コミック、ビデオゲームへのディープな愛が隅々にまで詰まっている。川島なお美の体はワインでできているそうだが、エドガー監督は骨の髄までサブカル魂が宿っているのだ。
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NYからトロントにやってきたラモーナ(メア
リー・エリザベス・ウィンステッド)。
彼女をゲットするには7人の元カレを倒さ
なくてはいけない。
 トロントに住む22歳のスコット・ピルグリム(マイケル・セラ)が主人公。無職で、ホモホモな友達のアパートに居候している身だが、ロックバンド"セックス・ボブオム"のベーシストとして地元のライブハウスで地道に活動中。最近は17歳の中国人女子高生ナイブス(エレン・ウォン)と交際を始め、ゲームセンターで「ニンジャ ニンジャ レボリューション」を一緒に楽しむという、それなりにリア充生活を送っていた。ところがNYから来た"運命の女性"ラモーナ(メアリー・エリザベス・ウィンテッド)と出会ったことから、スコットのハッピーでサイアクな日々が始まる。ムリめな女ゆえに、玉砕覚悟でデートを申し込んだら、あっさりとOK。どうやら、ラモーナは失恋の痛手を冷ますため、トロントにやってきたらしい。ナイブスというガールフレンドがいながら、スコットは有頂天。ベース演奏も好不調の波が激しすぎ。そんなスコットを脅かすのが、ラモーナが過去に付き合った7人の元カレたちの存在だった。ま、美女と付き合うなら、誰しも気になる存在ですな。自分は果たしてラモーナの元カレたちよりイケてるのか? メジャーバンドで活躍するトッド(ブランドン・ラウス)やテクノユニットのカタヤナギ・ツインズ(斉藤祥太、斉藤慶太)、売れっ子音楽プロデューサーのギデオン(ジェイソン・シュワルツマン)らラモーナの元カレたちとタイマン勝負するハメに陥る。現代は決して平穏な時代ではない。イイ女を巡って、男たちが競い合う恋愛戦国時代なのだ。  『ホット・ファズ』の日本公開時に来日したエドガー・ライト監督にインタビューする機会があった。エドガー監督の生まれ育ったイングランドの田舎町は、それこそ『ホット・ファズ』に出てくる『ウィッカーマン』(73)の孤島みたいな超保守的な町で、エドガー監督にとっては映画、ビデオゲーム、コミック、ロックに触れているときだけが自由に息をしていられる瞬間だったそうだ。妄想オタク少年だったエドガー監督は、やがて8ミリカメラやビデオカメラを使って、自分の理想世界を映像として表現する術を身に付けていく。『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ホット・ファズ』は過去のB級映画のオマージュシーン満載なコメディ映画だが、根底には閉塞的な現実を脱して、自分が生きるための居場所を切り開きたいというエドガー監督の切実さが礎石のようにがっちりと埋め込まれている。
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スコットを一途に想い続ける中国
人女子高生のナイブス(エレン・
ウォン)。『らんま1/2』の中国娘
シャンプーが元ネタか?
 エドガー監督は、人気UKバンド・アッシュの元ギタリスト、シャーロット・ハザレイの元カレとしても知られる。彼女にくっついて、2005年のFUJI ROCK FESTIVALに来たのが初来日だったらしい。クールな美人ギタリストとオタク系の映画監督という不思議な組み合わせの2人がどんな交際を重ねていたか詳細は不明だが、本作は原作があるとはいえ、オタクな主人公スコットはどこかエドガー監督自身を彷彿させる。狭い音楽業界で彼女の元カレたちに度々出くわす展開は、エドガー監督の実体験も少なからず投影されていることだろう。  さて、スコットはヘタれ男のくせに、"高嶺の花"ラモーナと"アジアの純真"ナイブスを二股してしまう。高橋留美子の人気コミック『めぞん一刻』や『うる星やつら』を思わせる設定だなぁと思っていたら、どうもカナダ在住の原作者ブライアン・リー・オマリーが高橋留美子のファンらしい。それにしてもスコットから棄てられてしまう女子高生ナイブスが、たまらなくキュートじゃないか。ダサ男から二股掛けられた上に、一方的に別れを告げられるという二重の屈辱を味わいながらも、彼に振り向いてもらおうと健気に体を張る。「自分が好きになった人は自分のことを無条件で愛してくれる」と思い込んでいるイノセントな存在のナイブスが、スコットに傷つけられながらも大人の女に成長していく様が本作の大きな大きなサブテーマでもある。  ラストシーン、スコットたちの動向を見守っていた観客にとっては「えっ?」と驚かせる結末が待っている。人を愛すること、幸せをつかみとることは、時として他の人を傷つけることもある。生きるということは、人を傷つける痛みも自覚した上で、次のステージに進まなくてはならないということ。『スコット・ピルグリム』は従来のラブコメ映画が描いてきた甘い甘いハッピーエンドとは異なる、リアルな心の痛みを観た者に残す。ハッピーだけど、どこか心の片隅はブルー。現代のピルグリムたちの巡礼の旅は続く。 (文=長野辰次) sukopi04.jpg 『スコット・ピルグリムvs.邪悪な元カレ軍団』 原作/ブライアン・リー・オマリー 脚本/マイケル・バコール&エドガー・ライト 監督/エドガー・ライト 出演/マイケル・セラ、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、キーラン・カルキン、クリス・エヴァンス、アナ・ケンドリック、アリソン・ビル、ブランドン・ラウス、ジェイソン・シュワルツマン、エレン・ウォン、斉藤祥太、斉藤慶太 ユニバーサル映画作品 配給協力/パルコ+アステア 4月29日(金)より渋谷シネマライズほか全国順次公開 <http://www.scottpilgrimthemovie.jp>
めぞん一刻 1 新装版 元ネタ? amazon_associate_logo.jpg
●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第114回]妄想、空想、そして現実からの大脱走 美少女革命『エンジェル ウォーズ』 [第113回]"3.11"後の新しい映画モデルとなるか『劇場版 神聖かまってちゃん』の挑戦 [第112回]マスコミが讃えた"楽園"のその後、ひとりの少女の成長記録『愛しきソナ』 [第111回]閉鎖的な"村社会"をブチ破ったれ! 韓流サバイバル劇『ビー・デビル』 [第110回]"粋"を愛したフランスの伯父さん J・タチ主演『イリュージョニスト』 [第109回]自分にとって家族は敵か、味方か? オスカー2冠受賞『ザ・ファイター』 [第108回]コーエン兄弟『トゥルー・グリット』40年で変化した"米国のヒーロー像" [第107回]ジョニー・デップが愛した"極道記者" 『GONZO』奇人がスターだった時代 [第106回] 巨匠イーストウッド監督の異色作! "あの世"はあるか?『ヒア アフター』 [第105回] キレ味、喉ごしが違うアクション! 黒帯美少女の"涙拳"が炸裂『KG』 [第104回] 高齢化するニートはどこに行くのか? "戸塚校長"のその後『平成ジレンマ』 [第103回]堀北真希&高良健吾主演作『白夜行』闇に生きる"影男"の密やかなる喜び [第102回]園子温の劇薬ムービー『冷たい熱帯魚』"救いのない結末"という名の救い [第101回] NHKが放映しない"裏プロジェクトX" AV界のカリスマ監督『YOYOCHU』 [第100回]エロスとタブーを交配した"至高の美女" 禁断のサイエンスホラー『スプライス』 [第99回]2010年に活躍した女優を勝手に表彰! 満島ひかりに"面倒くさい女"大賞を [第98回]大人だって"ドラえもん"にいて欲しい 残念男の逆転劇『エリックを探して』 [第97回]平凡な高校生デイヴは2度変身する!原点回帰のヒーロー『キック・アス』 [第96回]村上春樹の超絶ベストセラーの映画化『ノルウェイの森』はどこにある? [第95回]実在した"奇妙な高額バイト"の顛末 心理サスペンス『エクスペリメント』 [第94回]"アル中"カメラマンの泣き笑い人生『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』 [第93回]朝ドラと異なる映画『ゲゲゲの女房』ゴールなき"貧乏耐久"2人3脚走 [第92回]バラエティーでの実績は通用するか? テリー伊藤の初監督作『10億円稼ぐ』 [第91回] 不謹慎なる社会派エンタテイメント『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』 [第90回]"世界のナベアツ"大阪府知事に就任! 政治コメディ『さらば愛しの大統領』 [第89回]自分の恋愛もプロデュースする女優、ドリュー・バリモア主演『遠距離恋愛』 [第88回]スタローンが立ち上げた"筋肉共和国"男たちの祭典『エクスペンダブルズ』 [第87回]元"おはガール"安藤聖の再起動ドラマ 就職氷河期を生きる『バカがウラヤマシイ』 [第86回]マイノリティーは"理想郷"を目指す。筒井文学の金字塔『七瀬ふたたび』 [第85回]清純派・佐藤寛子が美しく"変態"! 官能サスペンス『ヌードの夜──』 [第84回]死を意識して、ギラギラ輝く男たち! 三池節、大バクハツ『十三人の刺客』 [第83回] 女を食い物にする男どもは全員処刑! モダン社会の闇を暴く『ミレニアム』 [第82回] "企画AV女優"たちの青春残酷物語 性なる鎮魂劇『名前のない女たち』 [第81回]猫を見れば、人間社会が見えてくる! 世界の人気猫大集合『ネコを探して』 [第80回]原恵一監督の新作は辛口ファンタジー 退屈な"日常生活"を彩る『カラフル』 [第79回]米軍に実在した"超能力部隊"の真実!? ムー民、必見『ヤギと男と男と壁と』 [第78回]戦場から帰還した夫は"芋虫男"だった! ヤクザ監督の反戦映画『キャタピラー』 [第77回] 白ユリの花開くガールズの妖しい世界 H系ホラー『ジェニファーズ・ボディ』 [第76回] 爽やか系青春ゾンビ映画にホロリ......夏休みは『ゾンビランド』に集結せよ [第75回] "生きる"とは"見苦しい"ということ 藤沢周平の時代活劇『必死剣 鳥刺し』 [第74回]初恋の美少女は200歳の吸血鬼だった! 北欧産のホラー映画『ぼくのエリ』 [第73回] "三億円事件"の真相を解き明かす! 桜タブーに挑んだ『ロストクライム』 [第72回/特別編] 上映反対で揺れる問題作『ザ・コーヴ』"渦中の人"リック・オバリー氏の主張 [第71回] 女子にモテモテになる方法、教えます。軟派少年の実話物語『ソフトボーイ』 [第70回] 下町育ちの"北野少年"が見た現代社会 人間同士の食物連鎖『アウトレイジ』 [第69回] "リアルと虚構の狭間"を生きる男、アントニオ猪木初主演作『アカシア』 [第68回] ヒーローも神もいない現代社会の惨劇 井筒監督の問題作『ヒーローショー』 [第67回] アイドルが地獄で微笑む『戦闘少女』ギャグ×血しぶき×殺陣の特盛り丼! [第66回]アナーキーな"社歌"で生産性アップ! 満島ひかり大進撃『川の底からこんにちは』 [第65回]超ヘビー級なシリアス劇『プレシャス』"家族"という名の地獄から脱出せよ [第64回]乱れ咲く"悪の華"ゼブラクイーン! 仲里依紗が過激変身『ゼブラーマン2』 [第63回] オタク王が見出した"夢と現実"の接点 ティム・バートン監督作『アリス──』 [第62回] バッドテイストな感動作『第9地区』 アナタはエビ人間とお友達になれるか? [第61回]スコセッシ監督の犯罪アトラクション『シャッターアイランド』へようこそ! [第60回]宮崎あおいの"映画代表作"が誕生! 毒を呑んでも生き続けよ『ソラニン』 [第59回]"おっぱいアート"は世界を救えるか? 母乳戦士の記録『桃色のジャンヌ・ダルク』 [第58回]現代に甦った"梶原一騎ワールド"韓流ステゴロ映画『息もできない』 [第57回]命知らずの変態レポーター、中東へ! 史上最大のどっきり?『ブルーノ』 [第56回]仲里依紗がアニメから実写へと跳躍! 母娘2代の時空旅行『時をかける少女』 [第55回]ビグロー監督はキャメロンより硬派! 人間爆弾の恐怖『ハート・ロッカー』 [第54回] "空気を読む"若者の悲劇『パレード』楽しいルームシェア生活の行き先は? [第53回]社会の"生け贄"に選ばれた男の逃亡劇 堺雅人主演『ゴールデンスランバー』 [第52回]『男はつらいよ』の別エンディング? "寅さん"の最期を描く『おとうと』 [第51回]ひとり相撲なら無敵のチャンピオン! 童貞暴走劇『ボーイズ・オン・ザ・ラン』 [第50回]ヒース・レジャーが最後に見た夢の世界 理想と欲望が渦巻く『Dr.パルナサスの鏡』 [第49回]トニー・ジャーは本気なんジャー! CGなしの狂乱劇再び『マッハ!弐』 [第48回]全米"オシャレ番長"ズーイー、見参! 草食系に捧ぐ『(500日)のサマー』 [第47回]市川崑監督&水谷豊"幻の名作"『幸福』28年の歳月を経て、初のパッケージ化 [第46回]押井守監督、大いなる方向転換か? 黒木メイサ主演『アサルトガールズ』 [第45回]ドラッグ漬けの芸能関係者必見!"神の子"の復活を追う『マラドーナ』 [第44回] 暴走する"システム"が止まらない! マイケル・ムーア監督『キャピタリズム』 [第43回]"人は二度死ぬ"という独自の死生観『ガマの油』役所広司の監督ぶりは? [第42回]誰もが共感、あるあるコメディー! 2ちゃんねる発『ブラック会社』 [第41回]タラとブラピが組むと、こーなった!! 戦争奇談『イングロリアス・バスターズ』 [第40回]"涅槃の境地"のラストシーンに唖然! 引退を賭けた角川春樹監督『笑う警官』 [第39回]伝説の男・松田優作は今も生きている 20回忌ドキュメント『SOUL RED』 [第38回]海より深い"ドメスティック・ラブ"ポン・ジュノ監督『母なる証明』 [第37回]チャン・ツィイーが放つフェロモン爆撃 悪女注意報発令せり!『ホースメン』 [第36回]『ソウ』の監督が放つ激痛バイオレンス やりすぎベーコン!『狼の死刑宣告』 [第35回]"負け組人生"から抜け出したい!! 藤原竜也主演『カイジ 人生逆転ゲーム』 [第34回]2兆円ペット産業の"開かずの間"に迫る ドキュメンタリー『犬と猫と人間と』 [第33回]"女神降臨"ペ・ドゥナの裸体が神々しい 空っぽな心に響く都市の寓話『空気人形』 [第32回]電気仕掛けのパンティをはくヒロイン R15コメディ『男と女の不都合な真実』 [第31回]萩原健一、松方弘樹の助演陣が過剰すぎ! 小栗旬主演の時代活劇『TAJOMARU』 [第30回]松本人志監督・主演第2作『しんぼる』 閉塞状況の中で踊り続ける男の悲喜劇 [第29回]シビアな現実を商品化してしまう才女、西原理恵子の自叙伝『女の子ものがたり』 [第28回]"おねマス"のマッコイ斉藤プレゼンツ 不謹慎さが爆笑を呼ぶ『上島ジェーン』 [第27回]究極料理を超えた"極地料理"に舌鼓! 納涼&グルメ映画『南極料理人』 [第26回]ハチは"失われた少年時代"のアイコン  ハリウッド版『HACHI』に涙腺崩壊! [第25回]白熱! 女同士のゴツゴツエゴバトル 金子修介監督の歌曲劇『プライド』 [第24回]悪意と善意が反転する"仮想空間"細田守監督『サマーウォーズ』 [第23回]沖縄に"精霊が暮らす楽園"があった! 中江裕司監督『真夏の夜の夢』 [第22回]"最強のライブバンド"の底力発揮! ストーンズ『シャイン・ア・ライト』 [第21回]身長15mの"巨大娘"に抱かれたい! 3Dアニメ『モンスターvsエイリアン』 [第20回]ウディ・アレンのヨハンソンいじりが冴え渡る!『それでも恋するバルセロナ』 [第19回]ケイト姐さんが"DTハンター"に! オスカー受賞の官能作『愛を読むひと』 [第18回]1万枚の段ボールで建てた"夢の砦"男のロマンここにあり『築城せよ!』 [第17回]地獄から甦った男のセミドキュメント ミッキー・ローク『レスラー』 [第16回]人生がちょっぴり楽しくなる特効薬 三木聡"脱力"劇場『インスタント沼』 [第15回]"裁判員制度"が始まる今こそ注目 死刑執行を克明に再現した『休暇』 [第14回]生傷美少女の危険な足技に痺れたい! タイ発『チョコレート・ファイター』 [第13回]風俗嬢を狙う快楽殺人鬼の恐怖! 極限の韓流映画『チェイサー』 [第12回]お姫様のハートを盗んだ男の悲哀 紀里谷監督の歴史奇談『GOEMON』 [第11回]美人女優は"下ネタ"でこそ輝く! ファレリー兄弟『ライラにお手あげ』 [第10回]ジャッキー・チェンの"暗黒面"? 中国で上映禁止『新宿インシデント』 [第9回]胸の谷間に"桃源郷"を見た! 綾瀬はるか『おっぱいバレー』 [第8回]"都市伝説"は映画と結びつく 白石晃士監督『オカルト』『テケテケ』 [第7回]少女たちの壮絶サバイバル!楳図かずおワールド『赤んぼ少女』 [第6回]派遣の"叫び"がこだまする現代版蟹工船『遭難フリーター』 [第5回]三池崇史監督『ヤッターマン』で深田恭子が"倒錯美"の世界へ [第4回]フランス、中国、日本......世界各国のタブーを暴いた劇映画続々 [第3回]水野晴郎の遺作『ギララの逆襲』岡山弁で語った最後の台詞は...... [第2回]『チェンジリング』そしてイーストウッドは"映画の神様"となった [第1回]堤幸彦版『20世紀少年』に漂うフェイクならではの哀愁と美学

ロイヤル・ウエディングで注目度アップ! 世界のイケメン王子たち

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何度も言いますが、昔は美形です

 いよいよ、29日に迫ってきた英国・ウィリアム王子とケイト・ミドルトンのロイヤル・ウェディング。欧米では、連日のように豪華絢爛な王室話がテレビで流れ、ヨーロッパの王室・王族たちも話題に上がることが多くなってきた。そんな中、注目を集めているのが独身の王子たち。陸軍航空隊のキャプテンに昇進したばかりのヘンリー王子をはじめとする、ヨーロッパの独身イケメン王子たちに熱い視線が注がれている。

小倉智昭のやりたい放題にスタッフも我慢の限界?(4月上旬の人気記事)

ranking0420.jpg  新年度を迎え、街にはフレッシュな新入社員さんたちの姿がちらほら。これから数カ月のうちに社会の荒波にもまれるかと思うと張り裂けんばかりの気持ちでいっぱいになりますが、それも社会人の宿命。めげずに頑張ってください。  さて4月上旬の芸能界のニュースは、斉藤和義の反原発ソング「ずっとウソだったんだぜ!」が反響を呼びましたが、それ以上に話題をさらったのが小倉智昭の傍若無人ぶり。画面で見るのと変わらず、実際も相当"オレ様"なんですね。  世情に反し、いつも通り下世話なネタ満載の人気記事ランキング、早速チェックしてみましょう! 第1位 「だったら辞めてやるよ?」『とくダネ!』小倉智昭の傍若無人にスタッフはブチギレ寸前!? 朝×オグさんほど相性の悪いものはないと思いますが。 第2位 「誰のための自粛なの?」乙武洋匡の"不謹慎厨"に対する思いとは!? 石原都知事のための? 第3位 「何様のつもりだよ?」再ブレイクの井川遥 実はキムタク共演NGだった!? 今さら暴露されちゃった~! 第4位 「ずっとウソだったんだぜ!」アーティスト斉藤和義の原発批判ソングがYouTubeに これで斉藤和義ファンが増えたってウワサ。 第5位 「自家用車に"ひばく"とスプレー書きも」嫌がらせを受ける東電若手社員の本音 若手には罪はないのだけれど。 次点 「都知事選はただの宣伝!?」漏れる本音......東国原英夫候補の狙いは、やはり国政か プロモーション的には大成功? 次々点 ついにロリマンガ消滅へ 業界団体が示した「自粛案」の苛烈さ 「18禁でしょうか? いいえ誰でも」。

なぜ原発の公表データを削除?東京電力に取材

東京電力が原子力発電に関して公表していたデータの一部をHPから削除したとのことで、話題になった。原発に批判的な情報誌「オルタナ」は、「このデータを開示し続けると、東電が不利な立場に追い込まれることを恐れたためではないか」と書いている。削除されたのは、「東京電力の原子力設備を一目で見ると?」というページである。削除の理由をめぐって各所で憶測が飛び交い、真偽不明の情報も出回っている。現時点までに出てきているのは、オルタナによる解釈と主張のみである。この件を、東京電力はどのように捉えているのか。2011年4月18日、同社の広報に取材を申し込み、事情を尋ねた。

『バナナ炎』で堪能する、日村を泳がせる設楽の見事な手腕

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『DIAMOND SNAP』(ホリプロ)

 3月25日放送の『ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円SP』(TBS系)で何度目かの100万円を獲得したり(※東日本大震災の復興支援として全額寄付)、昔から「あこがれ」と公言するとんねるずに『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)で「時計や高級スーツを買わされ」たりと、今ノリにノッているバナナマン。

放射線を心配するあなたへ

BOZZです。告発メールがありましたので公開します。『公開される場合は伏字で個人・所属が割れないようご配慮願います。』とのご希望ですので所属等はーーで対応いたしました。BOZZ様 私はーー職員として、原子力発電所周辺の放射線の調査をしているものです。現在はーー放出核種分析を担当しています。【東電や政府の信頼性について】東電のデータの信頼性は、現状では低いと言わざるを得ません。ヨウ素134が出たという発表をし、その後数回報告を訂正した件からすると、体質的な問題(データ評価のプロセス)が伺えること、情報公開と情報の垂れ流しの取捨選択が出来ていないと感じられます。(それは多くのメディアにも共通することかと思います)

泥沼?寿?事務所を飛び出すグラドルたち、そのワケは

所属事務所『A』と泥沼の争いをしているタレントM。一時期は相当荒れていたようで、歌舞伎町で泥酔している姿などを目撃されていたが、その事務所Aによからぬ噂が囁かれている。「タレントがみんな事務所から抜け出そうとしてます。事務所の社長がタレントからの信頼を完全に失ってるみたいですよ」(グラビア業界関係者)言われてみれば、Mの後輩にしてMに負けず劣らず活躍していたYにも事務所移籍の噂が流れている。しかも、Mのような強行突破ではなく、寿退社を狙っているという。「Aは男女交際に厳しい事務所。それなのにこのタイミングで交際宣言ですから、円満に退社するのを狙ってると見るのが自然ですよね」