月別アーカイブ: 2011年3月
"不良キャラ"は計算だった? KAT-TUN・田中聖が単独で支援活動

白馬は調達はできなかったけど、一応
白馬の王子だぜ!
"ジャニーズいちの暴れん坊"とも言われているKAT-TUN・田中聖。2006年の日本テレビ系『24時間テレビ』で知り合った宮城県在住の武田捷冶(しょうや)さんが東日本大震災で被災したため、米や水、缶詰などを持って、26日朝に一人で東京を出発し、宮城県多賀城市の避難所を訪れ、救援物資を配るなどしていたことが分かった。
『テルマエ・ロマエ』に『宇宙兄弟』も──次々と実写化映画が製作される理由とは?
──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー! 『GANTZ』や『毎日かあさん』、『あしたのジョー』などが続々と公開されるなど、すでにマンガ原作の実写映画はおなじみのものとなっています。そんな中、「2010年マンガ大賞」受賞作の『テルマエ・ロマエ』が、阿部寛主演で実写映画化されることが話題となりました。ほかにも「モーニング」(講談社)で連載中の人気マンガ『宇宙兄弟』も実写映画として製作が進行しており、原作に愛着を持つファンからは、マンガ原作の実写映画にありがちな大幅の改変やミスマッチ感のあるキャスティングを不安視する声も聞こえてきます。 このように、昨今の映画界ではマンガなどの原作ものが尽きることはありません。さらに、こうした原作ものは映画だけにとどまらず、現在では『テニスの王子様』や『忍たま乱太郎』のように舞台化される作品も散見されます。 そこで今回のプレミアサイゾーでは、実写化作品にまつわるお話をピックアップ。マンガの実写化作品が量産される背景からイケメン俳優に聞くマンガキャラを演じる上での苦労、さらには押井守監督が語る『うる星やつら』実写映画の話まで――原作ファンからは"なかったこと"にされることも多い実写化作品。その価値を今再び考えてみてはいかがでしょうか? 【日刊Pick Up記事】 また人気コミックが実写に『テルマエ・ロマエ』阿部寛主演で映画化決定! 2011年3月27日付(日刊サイゾー) ノーモア! 原作レイプ プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:続々と実写映画化される作品たち] 「また原作レイプ!?」人気コミック『宇宙兄弟』小栗旬&岡田将生のW主演で映画化へ 2011年2月16日付(日刊サイゾー) 小栗旬の髪がすごいことになってる。 伝説のコミック『あしたのジョー』NEWS山下智久主演でTBSが実写映画化へ 2010年2月17日付(日刊サイゾー) 香川照之の丹下段平だけは必見。 『GANTZ』『大奥』に『あしたのジョー』......人気マンガ続々実写映画化の悲劇 2010年5月号(プレミアサイゾー) 実写映画化はなぜベストを尽くさないのか。 [レベル2:俳優たちの原作に対する思いとは?] 【芦名星】──「読まれたら恥ずかしいこともある」クール・ビューティの意外な頭の中とは? 2010年11月号(プレミアサイゾー) マンガ化もされた『七瀬3部作』の『七瀬ふたたび』を実写化。 彼女の頭の中では、超能力者の苦悩よりも食欲のほうが勝る!? 【蓮佛美沙子】──「言わなきゃ伝わらない」ツンデレ女優は気持ちを届けることが目標!? 2010年10月号(プレミアサイゾー) 三浦春馬くんとの甘酸っぱい思い出話が? 『テニスの王子様』高橋優太の苦悩と女性への反応「やりきるためにはすね毛もそります!」 2011年1月号(プレミアサイゾー) とんでもない格好や髪の色になることも多々......。 [レベル3:他ジャンルから実写映画に参入する人々] "バカ映画の巨匠"河崎実の逆襲!? 『新・巨人の星』のごとく復活せり 2011年3月25日付(日刊サイゾー) 『あしたのジョー』に続き、『タイガーマスク』実写化の動きもあったとか。 押井守、ご乱心? 「ストーリーもメッセージもない」と公言! 2009年12月号(プレミアサイゾー) 押井監督で『うる星やつら』実写化なんて、また高橋留美子御大がブチ切れちゃうよ! ヤマカンの『私の優しくない先輩』に見るハイブリッドな身体性 2010年9月号(プレミアサイゾー) 実写・アニメともに監督経験のあるヤマカンが実写映画化作品にはぴったりかも!? プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/ テルマエ・ロマエ I 阿部ちゃん、出ちゃってるよ!『We are 宇宙兄弟 vol.2』
"数字が取れない"AKB48、総選挙で巻き返しなるか?

*イメージ画像:『AKB48 推し!(別冊宝島)』宝島社
【メンズサイゾーより】
AKB48が21枚目であるシングルを5月25日に、さらに、22枚目のシングルリリースを前に「AKB48 22ndシングル 選抜総選挙」が今年も行われること、さらに延期していたニューアルバム「ここにいたこと」も6月8日に発売が決定したことが発表された。シングル、アルバム共に、現在AKB48が実施中である東日本大震災の復興支援「誰かのためにプロジェクト」の一環として、売り上げの一部が義援金として寄付に充てられるという。今回で3回目となるこの「総選挙」の発表に、ネットでは早くも順位予想も始まり、アツいやり取りが繰り広げられている。
昨年行われた"AKB48 17thシングル選抜総選挙"(以下、第2回選抜総選挙)に先立っての投票用シリアルナンバーが同封された16枚目シングル「ポニーテールとシュシュ」は、オリコンデイリーチャートで51.3万枚を記録。女性グループによる初動50万枚越えはモーニング......
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マスコミが讃えた"楽園"のその後、ひとりの少女の成長記録『愛しきソナ』

大阪生まれの梁英姫監督の姪っ子にあたるソナちゃん。
ピョンヤンの外貨レストランで、アイスクリームを愛おしそうに食べる。
そこは"地上の楽園"と謳われ、9万人以上もの人々がユートピアを求めて海を渡った。これはファンタジーのお話ではなく、戦後の日本で起きた現実の出来事。1959年から84年にかけて行なわれた北朝鮮への"帰国事業"のことだ。当時は在日への民族差別がキツく、日本での就職が難しいことから多くの若者たちがまだ見ぬ祖国へと次々と入国していった。社会主義国の北朝鮮では完全就職と生活保護が約束されていたのだ。日本の大手新聞もこぞって「民族の大移動」「バラ色の地上の楽園」「新国家の建設」と美化して讃えた。しかし、北朝鮮と日本は未だに国交が結ばれず、一度北朝鮮に渡った人たちの日本への再入国はほとんど許されていない。では、理想を抱いて"地上の楽園"に向かった人たちは、その後どのような生活を送ったのか? その疑問に答えたのが、在日二世である梁英姫(ヤン・ヨンヒ)監督のドキュメンタリー映画『ディア・ピョンヤン』(05)だった。
70年代、大阪で生まれた梁監督が6歳のときに、3人の兄たちは帰国事業で北朝鮮へと渡った。父親が朝鮮総連のバリバリの幹部だったこと、2番目のコナ兄さんが建築家を目指し、日本では就職が難しかったことなどの理由で帰国事業に参加した。当時は韓国よりも、ソ連の援助を受けていた北朝鮮のほうが経済的に安定しているように見られていた。しかし、実際の北朝鮮での生活は甘くなかった。"地上の楽園"という謳い文句は、絵に描いたモチに過ぎなかったのだ。その上、ソ連が崩壊したことから、90年代の北朝鮮は数百万人にも及ぶ飢餓者を出すなど、生活状況はさらに厳しいものになっていく。そんな中、梁監督は朝鮮学校の修学旅行で北朝鮮に初めて入国したのをきっかけに、3人の兄たちとの交流を深めていく。3人の兄たちは慣れない環境で苦労しながらも、母親の仕送りに助けられ、北朝鮮の首都・ピョンヤンでそれぞれ結婚し、慎ましく家庭を築いていた。
梁監督はピョンヤンで暮らす兄たち家族の何気ない日常生活をビデオカメラで10年間にわたって記録し続けた。兄たちの住むマンションは手入れが届いていて意外と暮らしやすそうだが、水道は早朝の2時間しか使用できないこと、頻繁に停電が起きること。街を歩いているとパレードの練習に励んでいる集団に出くわすが、中にはイヤイヤそうに練習に参加している人もいること。道端でヤミ商品である練炭があけっぴろげに日干しされていること。外貨レストランでお金を払えば、アイスクリームを食べることができること。姪っ子のソナは目を輝かせてアイスクリームをひと匙ずつ大事そうに食べる。マスコミ報道が伝えない、素顔のピョンヤンが梁監督の映像には収められていた。『ディア・ピョンヤン』は、ベルリン国際映画祭最優秀アジア映画賞、山形国際ドキュメンタリー映画祭特別賞など各国で高い評価を受ける。だが、梁監督が自分の家族のプライベート映像として撮影した『ディア・ピョンヤン』の公開後、梁監督は北朝鮮政府から入国を禁じられてしまう。

日本からせっせと仕送りを続ける梁監督のお母
さん。ピョンヤンで生まれた孫たちの成長ぶり
が何よりもの生き甲斐だ。
「ピョンヤンで撮影した映像は、出国の際に空港で全部検閲されたものなんですけどね。"あいつを入国させると、また面倒を起こすに違いない"と思われてしまったみたいですね。兄たち家族に会えないのはツラいし、淋しいけど、まぁ、しゃあないです(苦笑)。北朝鮮に誉めてもらうつもりで作ってないので」と梁監督は語る。朝鮮総連からは"謝罪文"を提出すれば入国を許すと言われたそうだが、梁監督が謝罪文を書く代わりに作ったのが、5年ぶりの続編となる『愛しきソナ』。前作は3人の息子たちを北朝鮮へ送ったことに後悔の念を抱く元総連幹部の父親と"放蕩娘"梁監督との和解が主軸となっていたが、今回はピョンヤンで暮らす姪のソナをヒロインに据え、これまで撮り溜めた120時間に及ぶビデオテープを再構成している。
95年、コナ兄さんの娘、ソナが3歳のときから梁監督はビデオカメラを回し始めた。『愛しきソナ』の英題は"SONA,the other Myself"。梁監督は"在日二世"として大阪で生まれ、朝鮮学校で北朝鮮の教育を受けて育った。ソナもまた、日本からの"帰国者二世"としてピョンヤンで生まれ、日本からの仕送りのお陰で元気に育っている。日本と北朝鮮の狭間で悩みながら育った梁監督にとって、姪っ子のソナはカワイイだけの存在ではなく、「もしも、自分も北朝鮮に渡っていたら」という、もう一人の自分の姿なのだ。吉本新喜劇を見て育った陽気なコナ兄さんの娘であるソナも茶目っ気たっぷりな女の子。日本と北朝鮮とのダブルスタンダードの中で、ソナがどのようなアイデンティティーを培っていくのか、梁監督は気になって仕方ない。
梁監督の母親が今もせっせと仕送りを続けているお陰で、ピョンヤンで暮らしている兄たちは北朝鮮の標準以上の生活を維持できている。とはいえ、日本のような自由はなく、また日本からの帰国者であることから差別にも遭う。やがて、ソナは日本にいる祖父・祖母を思いやる賢い少女に育っていく。たまに日本から来る"気ままな叔母さん"梁監督の土産話にワクワクしながらも、決してカメラの前で「日本に行きたい」とは口にしない。不用意な発言をすれば、自分だけでなく家族に迷惑が掛かることを子どもながら、すでに理解しているからだ。梁監督がNYや東京で観てきた演劇の話をせがみながらも、その前に「カメラを止めてちょうだい」とそっと言う。

在日二世である梁監督と日本からの帰国者二世で
あるソナちゃん。梁監督が北朝鮮へ入国禁止に
なった詳細は4月18日発売の「サイゾー」本誌をご
覧あれ。
ソナの家庭は、正直かなりヤヤこしい。ソナの父親であるコナ兄さんはピョンヤンで3回結婚しており、3人いる子どものうち、2人の兄とソナは母親が異なる。ソナのお母さんは病院での診察代を倹約したことから、若くして病気で亡くなってしまった。3番目の奥さんは、3人の子どもたちと血は繋がっていないが、内職をしながら子どもの世話に励んでいる。コナ兄さんは建築関係の仕事に就いているものの、国からの給料だけでは一家は食べていけないからだ。日本からの仕送りもいつ途切れるか分からない。だが、家族の絆は非常に固い。ソナがイジメに遭って泣いて帰ってくると、ソナの兄はイジメっ子がソナに二度と手を出さないようボコボコにしてしまうそうだ。食べたいものを食べ、聴きたい音楽を聴き、思ったことをそのまま口にする自由は、ピョンヤンでの生活にはない。では不幸なのかというと決してそうではない。不自由=不幸ではないことが、梁監督の映像から伝わってくる。
梁監督が北朝鮮への入国を禁じられたことから、ピョンヤンの映像は2005年で終わりとなる。梁監督がカメラを回せない代わりに、16歳になったソナから英語で綴られた手紙が届く。金日成総合大学英文科に合格できたことを知らせる内容だ。NYに留学した経験を持つ梁監督の影響を受けたのだろう、ソナの将来の夢は世界各国を巡る通訳になることだそうだ。
梁監督が撮った『ディア・ピョンヤン』と『愛しきソナ』は、自分の家族を描いた極めてパーソナルな映像記録だ。だが、両作品はとても大事なことを教えてくれる。"ユートピア"とはどこかに行けば待っているものではなく、自分たちの手で築くものだということを。
(文=長野辰次)
●『愛しきソナ』
監督・脚本・撮影/梁英姫 配給/スターサンズ
4月2日(土)よりポレポレ東中野、4月23日(土)よりK's cinemaほか全国順次公開
<http://www.sona-movie.com>
"間の抜けた男"石井慧が9カ月のスピード離婚を語る!

「女性自身」4月12日号(光文社)
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の"欲望"に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
第69回(3/29発売号より)
原発の危機的状況は予断を許さない状況であり、収束の兆しさえ見えない。当初は怒りや恐怖でいっぱいだったが、それも長引くにつれ、人々はこの状況に「慣れて」いくかに見える。いや、「あきらめ」に近い境地かも。そんな中、女性週刊誌では芸能情報復活という傾向に(やっぱ震災関連が多いけど)。こんな時だからこそ、芸能情報は貴重である。
草食系だと思っていた年下のカレが、突然豹変して大胆行動に!?
【作品名】『年下カレに意地悪小悪魔』 【作者】伊勢崎ゆず
【作品紹介】 私、女子大1年生・成子。よく家に遊びにくる弟の友達・洋介くんに告られて、初デート。スイーツの食べ放題とか、動物ふれあい広場とか......草食系男子のカレの笑顔にキュンてしちゃう。赤くなって照れてばかりのカレ......のはずが、公園の茂みで突然○○してきた!!
【サイゾーウーマンリコメンド】 草食男子が羊の○○を見て発情したというのは、草食男子へのアンチテーゼなのでしょうか。そう思うと、このマンガ、なかなか深いです!!
北京金の格闘家・石井慧が1年もたずにスピード離婚 業界も斜陽で絶対絶命か……

『石井魂 「金メダルを捨てた男」が
明かす"最強"への道』(講談社)
北京五輪・柔道金メダリストのプロ格闘家、石井慧が離婚していたことが分かった。
石井は昨年4月、都内の私立大2年生で19歳だった美香さんと入籍。その3カ月前にハワイで知り合って石井が一目ぼれした、電撃スピード婚だった。
それから1年にも満たない離婚劇、一体何があったのだろうか。石井と親しい格闘技関係者によると「結婚当初から、石井が奥さんへの不満を漏らしていた」という。
「石井は練習の虫ですから、国内外を問わず、あちこち渡り歩いては練習に時間を費やしているんですが、それが奥さんには面白くないらしく、もめる原因になっていたみたいです。なぜか奥さんから隠れるように練習場所を決めていました」(同関係者)
神をも恐れぬような言動で知られる石井だが、妻からは逃げ腰だったようで、バラエティー番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に恐妻家のゲストとして登場したこともあった。
浮気を勘繰られたときは「食器を壁にたたきつけられ」、ケンカになったときは「ホットコーヒーをぶっかけられ」、さらに「愛車にジャムの瓶を投げつけられた」と証言。自宅にある3台のクーラーうち2つは、美香さんがリモコンを投げて壊したのだという。「言い合いになるとモノを投げられる」とおびえる石井に対し、電話出演した美香さんが「彼はウソばかりで信用できない」と反論していた。
さすがに視聴者からは石井に同情の声が集まったが、一方で美香さんが通う大学の同級生知人はこんな話もしている。
「恐妻家という企画に協力してくれって石井さんに頼まれて、番組では大げさに演出されたと言ってましたよ。でも、あの番組のせいで彼女は周囲からヒステリックな女と見られてしまって悩んでいる様子でした」
夫婦間のことは他人には分からないが、離婚となれば慰謝料が発生する可能性もある。石井にとっては本業をおろそかかにするわけにはいかないが、近年の格闘技界は右肩下がりで人気凋落する大不況。過去に出場した日本版K-1のDREAMも、主催のFEGが経営難で興行自体が行われておらず、大金を稼ぐアテの国内ビッグマッチに出場することは困難な状況だ。
ビッグマウスをたたいて臨んだ一昨年のプロデビュー戦は、吉田秀彦に完敗。昨年は4勝したが、自分より体重の軽い選手や無名外国人など勝って当たり前の相手ばかり。加えて判定決着も多い試合内容も、「つまらない」とのレッテルを張られている。
今年が正念場となる石井は先ごろ、米国の有力団体ストライクフォースと契約。4月2日(現地時間1日)の試合に出場する予定だったが、不運なことに震災の影響による書類の不備などでキャンセルになったと伝えられている。
「今後、出場できても海外ではネームバリューがないのでファイトマネーは格安。よほど強い選手を連覇しない限り、額が上がることはありません。それに海外を主戦場にすれば、日本ではマニアでもない限り観戦する人はいないので、国内での知名度も下がっていきます」(格闘技ライター)
石井の高い才能は誰もが認めるところだけに、結婚も失敗、格闘家転向も失敗......などと言われないような活躍を見せてほしいものだ。
「夫にはセックスもさせません」、中年婚活の現実を「婦人公論」が特集

「婦人公論」2011年4月7日号
今号の「婦人公論」は、「婦人公論」の「婦人公論」らしい部分がギュッと濃縮されている感じ。まだ同誌を読んだことがなくて、「どんな雑誌なのかな」とお思いの方は、今号を読めばよく分かるはず。特集は「40代からの結婚・再婚最前線」、サブタイトルは「ときめきと安定が欲しい」! なんという率直なタイトル!! もともと結婚は女の見栄と欲望がむき出しになる楽しいイベントですが、それに「40代から」という年齢条件がプラスされている。年齢は結婚にどう作用するのか、「婦人公論」ならではの生々しいルポを堪能してください! それでは行ってみましょう。
新聞・テレビが伝えない 週刊誌"震災特集"の底力

「週刊文春」3月31日号
スクープ大賞
「大震災関連特集」(「週刊文春」3月31日号)
日本テレビ会長の氏家齊一郎さんが3月28日、多臓器不全のため亡くなった。享年84歳。
氏家さんとはずいぶん長くお付き合いさせてもらった。読売新聞の経済部長、広告局長などを歴任し、「カミソリ氏家」とうたわれるほどの切れ者で、務臺光雄会長(当時)の後継者だと言われていた。
しかし、自分の座を脅かす存在になってきた氏家さんに、務臺会長はおびえ、日本テレビの副社長に降格させ、さらに、そこからも追い出してしまう。
務臺氏が亡くなり、1992年に日本テレビの社長に返り咲くまで、氏家さんは長い浪人生活が続いた。そのころに取材で知り合い、私のことを気に入ったのか、「おい、モッちゃん、呑まないか」とよく声が掛かり、一緒に呑んだものだった。
不遇の時に知り合ったためか、社長になってからも数カ月に一度は杯を交わし、「ナベツネ(渡邉恒雄・読売新聞主筆)は表の顔、政界の裏工作は俺がやってるんだ」と、政界の裏話を聞かせてくれた。
フジテレビを抜いて視聴率三冠王を奪い取った時、好調の秘訣はと聞くと、「オレは何も分かんねぇから、口を出さないことだ」と言ってニヤッと笑った。
だいぶ前に、氏家さんから「政界秘話」を本にする了解をもらっていたのに、約束を果たすことができなかったのが心残りである。いくつになっても背筋のピンとした格好いい人だった。
さて、福島原発の危機が日を追うごとに深刻になっている。いくら枝野官房長官が「ただちに健康への重大な影響はない」とバカのひとつ覚えのように繰り返しても、国民の大多数は、聞けば聞くほど、不信感と不安感が深まるばかりである。このままでは、日本人総うつ状態になってしまう。
先週号「ポスト」の「日本を信じよう」というコピーは共感を呼んだが、原発危機については何を信じればいいのだろうか。
「朝日」で始まった広瀬隆氏の緊急連載「原発破局を阻止せよ!」を読むと、「体内被曝」の恐ろしさに震え、すぐにでも海外逃亡したくなる。
そうした危機をあおる記事の多い中で、「ポスト」は「新聞・テレビも間違いだらけ『放射能と人体』本当の話」で、「甲状腺がんを誘発するというヨウ素131は、40歳以上は心配しなくていい」「セシウム137は数カ月もすれば体外に排出される」「チェルノブイリ原発事故では、放射性物質や核燃料で死亡した住民はいなかった。汚染された食料を子どもたちが食べてしまったために、甲状腺がんの発生率が激増したが、この病気は治癒できるため2006年時点で死亡したのは15人だった」「被曝者から生まれた子どもの死亡率、染色体異常の発生率、身長・体重などの異常は『全く認められない』という結論が出ている」「今回の事故処理に従事した東電社員より宇宙飛行士のほうが多く被曝している」などと書いている。
確かに生半可な知識で恐怖心をあおるべきではないが、これでは、放射能なんて心配することはないといわんばかりで、政府と東電の記事広告かと見紛うばかりである。「ポスト」さんどうしたの?
「ポスト」の記事はまれで、政府と東電と原子力安全・保安院の大本営発表と、テレビに出ている御用学者の真実から目をそらすコメントがけしからんという週刊誌が圧倒的である。
ならば、御用学者たち(NHKの山崎淑行科学文化部記者か水野倫之解説委員でもいい)と、それを痛烈に批判している広瀬氏やフォトジャーナリスト・広河隆一氏、元原子炉設計者で科学ライター・田中三彦氏らとの「激論対談」を誌上でやってほしいね。
福島原発の現状はどこまで深刻で、これからどう推移するのか。本当に5年後10年後に、健康被害は心配ないのか。原発がなければ日本の電力は賄えないのか否かを、雑誌の全ページ使ってやれば、みんな競って買うと思う。
「現代」の「外国人記者が見た『この国のメンタリティ』『優しすぎる日本人へ』」は好企画である。被災地を取材した外国メディアの記者たちは、多くの日本人があきらめではない、ピンチの時こそ一つになろうという意味で「仕方ない」という言葉を使って、必死で耐えていることに感銘を受けたとある。
そう、この世は仕方ないことばかりなのだ。現状を受け入れる潔さ、諦観こそ日本人の美徳ではある。
だが、その内向的な性向は、原発問題について、「日本政府の対応には問題があるし、日本政府の情報は信用できない。それなのに、日本人は政府を非難しようともしない」し、無責任な対応をする東電に対しても、「不思議と日本のメディアや国民の多くは、東電の責任追及を行う気がないようにも見えます」(「ニューヨーク・タイムズ」東京支局長マーティン・ファクラー氏)。こうした国難の時、優しすぎるのは美徳ではない。
今週のスクープ大賞は、「文春」の大震災関連特集にあげたい。質量ともに他誌を圧している。
巻頭の「御用メディアが絶対に報じない 東京電力の『大罪』」には、「自殺説も流れた清水東電社長」「『津波で原発の8割がダメになる』放置された致命的な欠陥」「佐藤栄佐久・前福島県知事決定的証言『東電が副知事を脅迫した!』」「首相を無視して直接米軍に支援を要請」「内部告発もモミ消す経産省、原子力保安院との黒い癒着」や青沼陽一郎氏のルポ「原発20キロ圏『見捨てられた町』を行く」もいい。
石原慎太郎氏の直言「菅総理はさかんに現地視察に行きたがっているが、市民運動家というのは、やはり御用聞きなんですな。『何かお困りのことはありませんか』と町内を回るだけで、大所高所からのリーダーシップや構想力を持ち合わせていない」は、言い得て妙である。
また一本一本が短いのが残念だが、「震災で消えた『16の事件簿』」もいい。「みずほ銀行ATM停止」「大相撲夏場所」「7月地デジ」「NZ地震」「千葉・鳥インフルエンザ」など、忘れてはいけないことがある。
こういう新聞、テレビがものを言えないときこそ、週刊誌の出番である。有事に強い週刊誌の底力を発揮して、国民の疑問に答えてくれ。
(文=元木昌彦)

1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか





