男子アナとNHKを語る「an・an」に忍び寄る"浣腸"の陰……

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「an・an」(マガジンハウス)3月23
日号

 今号の「an・an」はまたまたコスメ特集。人気のコスメを本音で採点した「感動的にスゴい春コスメ246」! スキンケアアイテム編、新作メイクアップ編、などで次々と紹介しているのでカタログ的に楽しむことができそうです。化粧品メーカーの広告は資生堂がドカーンと展開しているのが目立つ程度で、思ったより少ない様子。その他、ヘアスタイル企画などもあり、春に向けて気分を一掃したいモードを煽っています。それでは、それ意外の企画をチェックしていきましょう。

「正しいパニックを起こそう」 未曾有の原発危機に広瀬隆氏が提言

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「週刊朝日」3月25日号
第1位 「福島原発で本当に起きていること 広瀬隆」(「週刊朝日」3月25日号) 佳作 「伊集院静『被災地・宮城から見たこの国』」(「週刊現代」4月2日号)  先週末から関西へ疎開して、今朝(3月22日)東京に帰ってきた。疎開というのは嘘だが、よんどころない仕事があって京都へ行くことになり、それならばと、土曜日に東京を離れることにした。三連休に原発問題があるので、東海道新幹線のキップがとれるか心配したが、11時東京発の新幹線のぞみは空席が目立っていた。  疎開気分を味わおうとしたわけではないのだが、用事で外出した以外は部屋に閉じこもり、原稿を書いて、メシは旅館のすぐ近くの居酒屋とうどん屋で済ませた。  雨が降っていて、ホテルのすぐ裏が墓地ということもあるのだろう。三条京阪駅や先斗町も近いのだが、京都も町全体がどんよりして、活気や華やかさが感じられないような気がしたが、これはこちらの心象風景の投影だろうか。  その間に、新聞2紙と週刊誌2誌から電話があり、「日刊サイゾーを読んだが、地震が起きた日は中国・北京にいて、東京電力のえらいさんと一緒だったというのは本当なのか」と聞かれた。  こちらもメディアの端っこにいる人間だから、事実関係については話をした。この旅行は以前から決まっていた日中友好旅行で、われわれは上海、南京、北京と回ってきたのだが、彼らは北京で合流した。  地震が起こった3月11日、彼らも至急帰国しようとしたのだろうが、成田空港が封鎖され、関空に行っても新幹線は運休だから東京へ帰る術がなかった。そのため、翌日早朝の飛行機で帰ってきたようだ。  だが、「文春」によれば、東京電力・清水正孝社長も所用で名古屋にいて、ヘリで至急帰ろうとしたのだが、空港で止められ、仕方なく防衛省に頼み込んで、夜中に東京へ戻ったとある。  素人判断だが、原発事故で大事なのは、地震や津波による破損や障害の程度を把握して、即刻どうするかを決断する「初動」の速さであろう。  日本でもそうだったように、北京でも夜中まで携帯電話は繋がらなかった。瞬時に判断を下さなければいけないトップの人たちが東京にいなかったことは彼らにとっても不運だが、日本人にとっても不幸だったということにならなければいいのだが。  各誌総力戦で被災地を取材し多くの写真を掲載している。どれを見ても胸が張り裂けそうなものばかりだが、「現代」のカラーグラビアに目が止まった。「宮城県仙台市」とある。津波が引いたあと自宅の階段で発見された犠牲者の写真。逃れようとして階段を上がろうとしたところを津波にのみ込まれた老女だろうか。  今回の死者は2万人を超えるという報道もあるが、その犠牲者の多くが、津波によるものであろう。東海大地震が予想されているようだが、国が早急に進めなくてはいけないのは津波対策である。10メートル以上の津波に備える防波堤をつくることはできるのか。できないとすれば、海から何キロ以内には住んではいけないとする法律を作るのか。そんなことが可能なのか。島国日本の最重要課題である。  さて、被災地ルポも各誌力を入れているが、これはテレビには敵わない。週刊誌に望むのは、なぜ被災地に食料などが届かないのか、菅直人をはじめ枝野や仙谷は、なぜ十全な手を打たないのか、打てないのか、なぜ東京電力は原発の被害状況を正確に発表しないのかなど、国民の疑問を徹底取材し、読者に知らせることである。  有名人たちの手記がいくつか載っているが、中では、仙台在住で地震を体験した伊集院静氏のものが一番読み応えがあった。  地震の描写はさすが手馴れたものだが、それよりも興味深いのは、現地に住んでいる人ならではの怒りや悲しみが、よく伝わってくることだ。  たとえば、地震発生から4日目、ようやく電気が通じ、テレビを点けたときのことである。 「東日本の、被災した人々が共通して思ったこと。それは『この人たちは私たちを見捨てているのか』という驚きと失望ではなかったのか。テレビのキャスターの一人が、『あの波が押し寄せる光景はまるで映画を見ているようです』と口にした。(中略)君にとってこの惨事は劇場の椅子にふんぞり返って眺めるものなのか。言葉の間違いというより、人としての倫理観の欠落、無人格以外の何物でもなかろう。日本人はここまで落ち果てたか」 「唯一の被爆体験を持つ国の一企業が、その怠慢で事故の報告を曖昧にし、原発のことを何一つ勉強していない政治家が右往左往している現状。『計画停電』報道のこの無神経さは何だ? 被災地には夜に光さえない。少しは我慢できないのか。株を投げ売りし、コンビニに買い出しに殺到し、ガソリンも入れるだけ入れておこうとする日本人、いったいいつからこんな国民になりさがったのだ」  地震が起きた夜、彼が空を見上げると「驚くほど星があざやか」だったそうだ。  さて、福島原発の危機はいまだに去ったわけではない。東電の職員をはじめ、自衛隊員などが命がけで作業しているが、安心していい段階まで行くには、まだ時間がかかるはずだ。  関東でも野菜や牛乳に放射能が検知され、相当な放射線物質が空中に飛散していることは間違いない。  広瀬隆氏は、1970年代からずっと原発の危険を訴えてきた人である。私は、広瀬氏が原発の危機を強調したいがために、やや牽強付会なところも目立ったため、このところ、この人の本を読まなくなったのだが、今回のような未曾有の原発危機には、この人の言葉に耳を傾けないわけにはいかない。 ニュース専門チャンネル 「朝日ニュースター」でも広瀬氏がインタビューされているが、「正しいパニックを起こそう」という言葉が腹にしみ込んだ。政府や東電は本当のデータを公表したらパニックが起こることを心配している、という報道があるが、これは間違いだとして、いまは全部公開して、正しいパニックを起こすことが必要なところまできていると言い切る。  「朝日」でも、今回の事故は、炉心溶解が進行し、最後に燃料棒全部が溶け落ち、鋼鉄製の原子炉の容器を溶かしてしまう、いわゆる「チャイナ・シンドローム」が起きるのではないかと、悲観的にならざるを得ないと話している。  この談話は、IAEA(国際原子力機関)が、今回の事故をスリーマイル島の原発事故と同じレベル5に引き上げる前である。  彼は、このような大津波は予想していなかったという東電に、ほんの100年ほど前に明治三陸地震が起きていて、このとき岩手県沿岸の津波が38メートルを記録したとあるではないかと、批判する。  また、13日に、福島原発の周辺で1時間あたり1557.5マイクロシーベルトを記録したのに、枝野官房長官や専門家が、微量だから健康に影響はないといっているのは大嘘だと怒る。 「これに24時間と365日を掛けて年換算すると、通常の年間被爆量の1万3千倍を超えます。それで平気なのでしょうか。レントゲンや航空機に乗ったときの被爆と比較するのは犯罪です」  当然だが、彼も「何とかこの危機を回避してほしい」と願っている。全国にある54基の原発をやめても、電力量には支障ないという。「日本中にある工場の自家発電を全部動かせば、原発分の電気をまかなえるのです」と言い、テレビでも、いまの水力と火力で十分だと言っていた。  こうした彼の言い分も、今後、東電側にすべてデータを公表させた上で、国民が判断すべきことだろう。のど元過ぎれば熱さを忘れるのは、日本人の一番悪いところである。  原発はCO2を出さないから、世界に日本の原発を売り込みたいといった、鳩山由紀夫というアホな首相がいたことも決して忘れてはいけない。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
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元「FRIDAY」「週刊現代」編集長が提言「いま週刊誌がやるべきこと」とは カッコ良すぎ!! "セレブ外交官"ジョージ・クルーニーの生き様 還暦まであと5年 桑田佳祐の音楽はどこへ向かう?

「ネット風評被害」に悩まされる芸能人が立ち上がるとき

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神田うの公式サイトより
【メンズサイゾーより】  神田うのがネットの噂話に激怒している。その内容とは、彼女が「16年前、阪神淡路大震災の時の被害で死亡した人数を賭けていた」というものだ。オフィシャルブログ「UNO Fashion Diary」の"悲しすぎるネット被害"と題された23日の記事には以下のように、本人が長年いわれのない誹謗中傷に悩まされていた事を伺わせるような記述が見られる。
「これ以上の我慢も限界に達してしまいましたので、書かせていただきますね。」
「悪意に満ちた事実無根のつくり話で誹謗中傷され またか・・・と思いながら、ただただ傷付いてきましたが」
「想像しただけでも恐ろしい事実無根の事実無根の酷い作り話しがネット上を駆け回っており」
 と、当然ながら本人は心を痛めているようだ。この噂、数年前から......
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ブランド信仰女が陥ったDV生活の果て…… 殺人者となった渋谷"セレブ妻"

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Photo by -ratamahatta- from Flickr

 世間を戦慄させた殺人事件の犯人は女だったーー。日々を平凡に暮らす姿からは想像できない、ひとりの女による犯行。彼女たちを人を殺めるに駆り立てたものは何か。自己愛、嫉妬、劣等感ーー女の心を呪縛する闇をあぶり出す。

[第2回]
渋谷セレブ妻バラバラ殺人事件

 渋谷の高級マンションに住み、ブランド物に囲まれ、何不自由ない暮らしを送っているように見えたセレブ妻、三橋歌織(当時32歳)が、年収1億円とも言われる外資系企業に勤めるエリートサラリーマンの夫を殺害。2006年12月12日早朝、夫の祐輔さん(当時30歳)の頭をワインボトルで殴打して殺害、遺体をのこぎりで切断し、路上や公園に遺棄した。逮捕された歌織は、友人男性と会話するブリッコ丸出しの「やだ、うっそー、何それ、どうしよう」という肉声が全国に流され、その際、「カオリン」と呼ばれていたことから呼び名が定着。女優の小雪似の美貌とセンスのよい法廷ファッションも世の好奇の目を集めた。

市道真央・小池唯、スーパー戦隊シリーズ35周年の記念作

テレビ朝日『海賊戦隊ゴーカイジャー』の制作会見が行われ、市道真央さんと小池唯さんが登場した。『海賊戦隊ゴーカイジャー』はスーパー戦隊シリーズ35周年の記念作。市道さんはルカ・ミルフィ/ゴーカイイエロー役として、小池さんはアイム・ド・ファミーユ/ゴーカイピンクとして出演する。
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閉鎖的な"村社会"をブチ破ったれ! 韓流サバイバル劇『ビー・デビル』

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洗練された都会の女性ヘウォン(チ・ソンウォン)は、
故郷の離島で幼なじみのボクナム(ソ・ヨンヒ)と再会する。ビバ、女の友情!
(c)2010 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved
 韓国映画界から、また新しい才能が生まれた。『チェイサー』(08)のナ・ホンジン監督(74年生まれ)、『息もできない』(08)のヤン・イクチュン監督(75年生まれ)ら韓流映画の型にハマらない骨太な新人監督たちが世界的な注目を集めた。サバイバル・サスペンス『ビー・デビル』でデビューを果たしたチャン・チョルス監督(74年生まれ)も振り切った演出で、2010年のカンヌ映画祭を賑わした存在だ。『ビー・デビル』の韓国での公開タイトルは、『キム・ボクナム殺人事件の顛末』。韓国で実際に起きた複数の性的虐待事件を組み合わせたもの。閉鎖的な社会の中で、SOSを発しながらも周囲から黙殺されてしまうヒロインの悲しみが描かれる。  青い海に囲まれた美しい孤島が舞台。島民は全員合わせて9人という、とても静かな環境だ。ソウルの銀行に勤めるOL・ヘウォン(チ・ソンウォン)は都会の煩わしい人間関係を忘れるため、少女時代を過ごした懐かしい島で休暇を過ごすことに。島では幼なじみだったキム・ボクナム(ソ・ヨンヒ)が、ヘウォンとの再会を喜び、歓迎してくれた。ボクナムは島で結婚し、島から出ることなくずっと暮らしていたのだ。単調な島の暮らしの中で、ひとり娘の成長だけがボクナムの生き甲斐だった。
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島での虐待生活に耐え続けてきたボクナムだっ
たが、"命より大切なもの"を奪われたこと
から大逆襲に出る!
 ボクナムと旧交を温めるヘウォンだったが、次第にこの島はどこか異常なことに気づく。ヘウォンの前では明るく振る舞っているボクナムだが、家に戻ると毎晩のように夫のDVに遭い、姑からは奴隷同然にこき使われ、さらには義弟の性欲処理までさせられていたのだ。他の島民たちは、そんな光景はもう見慣れてしまったらしく、誰もボクナムを助けようとはしない。ボクナムは親友のヘウォンに「私と娘をソウルに連れて行って」と懇願するが、束の間の休暇を過ごしに来たヘウォンには、気が重い頼みだった。ボクナムと距離を置こうとする。もう誰も助けてくれない。精神的に追い詰められたボクナムの心の中のストッパーが外れた。ついにボクナムの逆襲が始まる。  チャン・チョルス監督は、韓国の鬼才キム・ギドク監督の代表作『春夏秋冬そして春』(03)、『サマリア』(04)で助監督を務めることでキャリアを磨いてきた。師匠であるギドク監督からは「観客の目をスクリーンから逸らさせないこと」「劇中の会話は、実際の日常会話よりもテンポを早くすること」などを学んだそうだ。そして、本作では何よりも師匠譲りの"痛い"描写をふんだんに見せてくれる。ボクナムの逆襲シーンがあまりに過激な描写となったため、日韓でR18指定になってしまったほど。また、主人公である島育ちの女・ボクナムを演じたのは、『チェイサー』で快楽殺人鬼のターゲットとなる美人風俗嬢に扮したソ・ヨンヒ。出資会社はもっと知名度の高い女優の起用をチョルス監督に求めたそうだが、有名女優たちが作品内容を知って尻込みしたため、ソ・ヨンヒに主演の座が回ってきた。ひとり娘を愛するあまり、"逆・鬼子母神"と化すボクナム役を全身全霊で熱演してみせた。
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『チェイサー』とは180度異なるブチ切れ演技
を見せたソ・ヨンヒ。「包丁を舐めるシーンは
側で見てててゾッとした」とチョルス監督。
 2010年11月の東京フィルメックスで来日したチャン・チョルス監督に話を聞く機会があった。チョルス監督自身が6歳のときにようやく電気が通じたという田舎で育ち、男尊女卑の風潮の強い村の中で母親が理不尽な目に遭うのを子どもの頃に度々見ていたという。「海外では『この島のようなことが韓国ではありうるのか?』とよく質問されます。でも、韓国ではそのことは、まったく尋ねられません。あちこちで頻繁に起きているわけではなくても、今でもありえない話ではないということなんです」と説明する。多分、韓国の田舎に限らず、ボクナムのようなスケープゴートはどこの国でも、どこの社会でも存在するはずだ。そして、ボクナムの救いを求める視線に気づかないふりをする島民やヘウォンも。  "復讐バイオレンス"というジャンルをデビュー作に選んだ理由についても聞いてみた。チョルス監督によると、韓国映画界はブームが去った現在では実績のない新人監督が商業デビューを果たすのは非常に困難な状態にあるそうだ。映画監督志望の若者は大勢いるものの、出資会社がなかなか見つからないという状況の中で、1人消え、2人消え......と段々と減っていき、チャンスを狙って待ち続ける人間の心の中に、次第に澱が積もっていくらしい。このまま自分は、永遠に監督デビューできないままなのか? 社会の中で、誰にも知られずに埋もれて一生を終えるのか? いや、何としても自分の映画を撮り上げたい。そして、一本だけ監督したものの、誰にも見向きもされずには終わりたくない。映画界に自分の爪痕を残したい。映画監督として、ちゃんと社会と関わって生きていきたい。そんな閉塞的な現状を打破するために選んだ題材が、『キム・ボクナム殺人事件の顛末』だった。映画の中のボクナムと同様に、チョルス監督も精神的に追い詰められ、突破口を見出すために懸命だったのだ。  平穏なときに変わらぬ友情を誓い合ったヘウォンとボクナムだったが、島で起きた事件をきっかけに、2人の間には埋めがたい深い溝があることが露呈する。結局、島の環境が閉鎖的だったのではなく、ボクナムに対する周囲の人間の心が閉鎖的だったのだ。だが、心のストッパーを外したボクナムは、そんな溝さえもビョーンと飛び越えて、島から逃げ出そうとするヘウォンのもとへと迫ってくる。善悪の彼岸を飛び越えたボクナムは、悲しいほどにタフでワイルドだ。実績を持たないチャン・チョルス監督と地味な演技派女優というイメージの強かったソ・ヨンヒは、本作でもって韓国映画界にしっかりと爪痕を残した。映画監督として、女優として、映画界できっちりとサバイバルするために。 (文=長野辰次) ●『ビー・デビル』 監督/チャン・チョルス 出演/ソ・ヨンヒ、チ・ソンウォン 配給/キングレコード R18+ 3月26日(土)よりシアターN渋谷ほか全国順次公開 <http://www.kingrecords.co.jp/bedevil>
チェイサー ディレクターズ・エディション 闇か光か。 amazon_associate_logo.jpg
●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第110回]"粋"を愛したフランスの伯父さん J・タチ主演『イリュージョニスト』 [第109回]自分にとって家族は敵か、味方か? オスカー2冠受賞『ザ・ファイター』 [第108回]コーエン兄弟『トゥルー・グリット』40年で変化した"米国のヒーロー像" [第107回]ジョニー・デップが愛した"極道記者" 『GONZO』奇人がスターだった時代 [第106回] 巨匠イーストウッド監督の異色作! "あの世"はあるか?『ヒア アフター』 [第105回] キレ味、喉ごしが違うアクション! 黒帯美少女の"涙拳"が炸裂『KG』 [第104回] 高齢化するニートはどこに行くのか? "戸塚校長"のその後『平成ジレンマ』 [第103回]堀北真希&高良健吾主演作『白夜行』闇に生きる"影男"の密やかなる喜び [第102回]園子温の劇薬ムービー『冷たい熱帯魚』"救いのない結末"という名の救い [第101回] NHKが放映しない"裏プロジェクトX" AV界のカリスマ監督『YOYOCHU』 [第100回]エロスとタブーを交配した"至高の美女" 禁断のサイエンスホラー『スプライス』 [第99回]2010年に活躍した女優を勝手に表彰! 満島ひかりに"面倒くさい女"大賞を [第98回]大人だって"ドラえもん"にいて欲しい 残念男の逆転劇『エリックを探して』 [第97回]平凡な高校生デイヴは2度変身する!原点回帰のヒーロー『キック・アス』 [第96回]村上春樹の超絶ベストセラーの映画化『ノルウェイの森』はどこにある? [第95回]実在した"奇妙な高額バイト"の顛末 心理サスペンス『エクスペリメント』 [第94回]"アル中"カメラマンの泣き笑い人生『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』 [第93回]朝ドラと異なる映画『ゲゲゲの女房』ゴールなき"貧乏耐久"2人3脚走 [第92回]バラエティーでの実績は通用するか? テリー伊藤の初監督作『10億円稼ぐ』 [第91回] 不謹慎なる社会派エンタテイメント『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』 [第90回]"世界のナベアツ"大阪府知事に就任! 政治コメディ『さらば愛しの大統領』 [第89回]自分の恋愛もプロデュースする女優、ドリュー・バリモア主演『遠距離恋愛』 [第88回]スタローンが立ち上げた"筋肉共和国"男たちの祭典『エクスペンダブルズ』 [第87回]元"おはガール"安藤聖の再起動ドラマ 就職氷河期を生きる『バカがウラヤマシイ』 [第86回]マイノリティーは"理想郷"を目指す。筒井文学の金字塔『七瀬ふたたび』 [第85回]清純派・佐藤寛子が美しく"変態"! 官能サスペンス『ヌードの夜──』 [第84回]死を意識して、ギラギラ輝く男たち! 三池節、大バクハツ『十三人の刺客』 [第83回] 女を食い物にする男どもは全員処刑! モダン社会の闇を暴く『ミレニアム』 [第82回] "企画AV女優"たちの青春残酷物語 性なる鎮魂劇『名前のない女たち』 [第81回]猫を見れば、人間社会が見えてくる! 世界の人気猫大集合『ネコを探して』 [第80回]原恵一監督の新作は辛口ファンタジー 退屈な"日常生活"を彩る『カラフル』 [第79回]米軍に実在した"超能力部隊"の真実!? ムー民、必見『ヤギと男と男と壁と』 [第78回]戦場から帰還した夫は"芋虫男"だった! ヤクザ監督の反戦映画『キャタピラー』 [第77回] 白ユリの花開くガールズの妖しい世界 H系ホラー『ジェニファーズ・ボディ』 [第76回] 爽やか系青春ゾンビ映画にホロリ......夏休みは『ゾンビランド』に集結せよ [第75回] "生きる"とは"見苦しい"ということ 藤沢周平の時代活劇『必死剣 鳥刺し』 [第74回]初恋の美少女は200歳の吸血鬼だった! 北欧産のホラー映画『ぼくのエリ』 [第73回] "三億円事件"の真相を解き明かす! 桜タブーに挑んだ『ロストクライム』 [第72回/特別編] 上映反対で揺れる問題作『ザ・コーヴ』"渦中の人"リック・オバリー氏の主張 [第71回] 女子にモテモテになる方法、教えます。軟派少年の実話物語『ソフトボーイ』 [第70回] 下町育ちの"北野少年"が見た現代社会 人間同士の食物連鎖『アウトレイジ』 [第69回] "リアルと虚構の狭間"を生きる男、アントニオ猪木初主演作『アカシア』 [第68回] ヒーローも神もいない現代社会の惨劇 井筒監督の問題作『ヒーローショー』 [第67回] アイドルが地獄で微笑む『戦闘少女』ギャグ×血しぶき×殺陣の特盛り丼! [第66回]アナーキーな"社歌"で生産性アップ! 満島ひかり大進撃『川の底からこんにちは』 [第65回]超ヘビー級なシリアス劇『プレシャス』"家族"という名の地獄から脱出せよ [第64回]乱れ咲く"悪の華"ゼブラクイーン! 仲里依紗が過激変身『ゼブラーマン2』 [第63回] オタク王が見出した"夢と現実"の接点 ティム・バートン監督作『アリス──』 [第62回] バッドテイストな感動作『第9地区』 アナタはエビ人間とお友達になれるか? [第61回]スコセッシ監督の犯罪アトラクション『シャッターアイランド』へようこそ! [第60回]宮崎あおいの"映画代表作"が誕生! 毒を呑んでも生き続けよ『ソラニン』 [第59回]"おっぱいアート"は世界を救えるか? 母乳戦士の記録『桃色のジャンヌ・ダルク』 [第58回]現代に甦った"梶原一騎ワールド"韓流ステゴロ映画『息もできない』 [第57回]命知らずの変態レポーター、中東へ! 史上最大のどっきり?『ブルーノ』 [第56回]仲里依紗がアニメから実写へと跳躍! 母娘2代の時空旅行『時をかける少女』 [第55回]ビグロー監督はキャメロンより硬派! 人間爆弾の恐怖『ハート・ロッカー』 [第54回] "空気を読む"若者の悲劇『パレード』楽しいルームシェア生活の行き先は? [第53回]社会の"生け贄"に選ばれた男の逃亡劇 堺雅人主演『ゴールデンスランバー』 [第52回]『男はつらいよ』の別エンディング? "寅さん"の最期を描く『おとうと』 [第51回]ひとり相撲なら無敵のチャンピオン! 童貞暴走劇『ボーイズ・オン・ザ・ラン』 [第50回]ヒース・レジャーが最後に見た夢の世界 理想と欲望が渦巻く『Dr.パルナサスの鏡』 [第49回]トニー・ジャーは本気なんジャー! CGなしの狂乱劇再び『マッハ!弐』 [第48回]全米"オシャレ番長"ズーイー、見参! 草食系に捧ぐ『(500日)のサマー』 [第47回]市川崑監督&水谷豊"幻の名作"『幸福』28年の歳月を経て、初のパッケージ化 [第46回]押井守監督、大いなる方向転換か? 黒木メイサ主演『アサルトガールズ』 [第45回]ドラッグ漬けの芸能関係者必見!"神の子"の復活を追う『マラドーナ』 [第44回] 暴走する"システム"が止まらない! マイケル・ムーア監督『キャピタリズム』 [第43回]"人は二度死ぬ"という独自の死生観『ガマの油』役所広司の監督ぶりは? [第42回]誰もが共感、あるあるコメディー! 2ちゃんねる発『ブラック会社』 [第41回]タラとブラピが組むと、こーなった!! 戦争奇談『イングロリアス・バスターズ』 [第40回]"涅槃の境地"のラストシーンに唖然! 引退を賭けた角川春樹監督『笑う警官』 [第39回]伝説の男・松田優作は今も生きている 20回忌ドキュメント『SOUL RED』 [第38回]海より深い"ドメスティック・ラブ"ポン・ジュノ監督『母なる証明』 [第37回]チャン・ツィイーが放つフェロモン爆撃 悪女注意報発令せり!『ホースメン』 [第36回]『ソウ』の監督が放つ激痛バイオレンス やりすぎベーコン!『狼の死刑宣告』 [第35回]"負け組人生"から抜け出したい!! 藤原竜也主演『カイジ 人生逆転ゲーム』 [第34回]2兆円ペット産業の"開かずの間"に迫る ドキュメンタリー『犬と猫と人間と』 [第33回]"女神降臨"ペ・ドゥナの裸体が神々しい 空っぽな心に響く都市の寓話『空気人形』 [第32回]電気仕掛けのパンティをはくヒロイン R15コメディ『男と女の不都合な真実』 [第31回]萩原健一、松方弘樹の助演陣が過剰すぎ! 小栗旬主演の時代活劇『TAJOMARU』 [第30回]松本人志監督・主演第2作『しんぼる』 閉塞状況の中で踊り続ける男の悲喜劇 [第29回]シビアな現実を商品化してしまう才女、西原理恵子の自叙伝『女の子ものがたり』 [第28回]"おねマス"のマッコイ斉藤プレゼンツ 不謹慎さが爆笑を呼ぶ『上島ジェーン』 [第27回]究極料理を超えた"極地料理"に舌鼓! 納涼&グルメ映画『南極料理人』 [第26回]ハチは"失われた少年時代"のアイコン  ハリウッド版『HACHI』に涙腺崩壊! [第25回]白熱! 女同士のゴツゴツエゴバトル 金子修介監督の歌曲劇『プライド』 [第24回]悪意と善意が反転する"仮想空間"細田守監督『サマーウォーズ』 [第23回]沖縄に"精霊が暮らす楽園"があった! 中江裕司監督『真夏の夜の夢』 [第22回]"最強のライブバンド"の底力発揮! ストーンズ『シャイン・ア・ライト』 [第21回]身長15mの"巨大娘"に抱かれたい! 3Dアニメ『モンスターvsエイリアン』 [第20回]ウディ・アレンのヨハンソンいじりが冴え渡る!『それでも恋するバルセロナ』 [第19回]ケイト姐さんが"DTハンター"に! オスカー受賞の官能作『愛を読むひと』 [第18回]1万枚の段ボールで建てた"夢の砦"男のロマンここにあり『築城せよ!』 [第17回]地獄から甦った男のセミドキュメント ミッキー・ローク『レスラー』 [第16回]人生がちょっぴり楽しくなる特効薬 三木聡"脱力"劇場『インスタント沼』 [第15回]"裁判員制度"が始まる今こそ注目 死刑執行を克明に再現した『休暇』 [第14回]生傷美少女の危険な足技に痺れたい! タイ発『チョコレート・ファイター』 [第13回]風俗嬢を狙う快楽殺人鬼の恐怖! 極限の韓流映画『チェイサー』 [第12回]お姫様のハートを盗んだ男の悲哀 紀里谷監督の歴史奇談『GOEMON』 [第11回]美人女優は"下ネタ"でこそ輝く! ファレリー兄弟『ライラにお手あげ』 [第10回]ジャッキー・チェンの"暗黒面"? 中国で上映禁止『新宿インシデント』 [第9回]胸の谷間に"桃源郷"を見た! 綾瀬はるか『おっぱいバレー』 [第8回]"都市伝説"は映画と結びつく 白石晃士監督『オカルト』『テケテケ』 [第7回]少女たちの壮絶サバイバル!楳図かずおワールド『赤んぼ少女』 [第6回]派遣の"叫び"がこだまする現代版蟹工船『遭難フリーター』 [第5回]三池崇史監督『ヤッターマン』で深田恭子が"倒錯美"の世界へ [第4回]フランス、中国、日本......世界各国のタブーを暴いた劇映画続々 [第3回]水野晴郎の遺作『ギララの逆襲』岡山弁で語った最後の台詞は...... [第2回]『チェンジリング』そしてイーストウッドは"映画の神様"となった [第1回]堤幸彦版『20世紀少年』に漂うフェイクならではの哀愁と美学

歌舞音曲「自粛ムード」が漂う中、今こそ見たい"元気の出る"アイドル動画

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※画像左上から時計回り、ももいろクローバー「ミライボウル」、
Tomato n'Pine「旅立ちトランスファー」、 さくら学院『さくら学院 2010年度 ~message~初回盤「く」盤』、
BiS『Brand-new idol Society』より
【メンズサイゾーより】  3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震以来、毎日起きている間はずっとNHKばかり見ていたので、最初は周囲が「ポポポポーン」ネタを話題にしていても何のことか分からなかった。みんなストレスでおかしくなったのか......と思っていたらそれは自分のほうで、民放で放送されたACのコマーシャルのことだった。そのぐらいNHKのニュースしか見ていなかった。    さらに大地震の発生当日から、アイドルを含めてライヴやイベントが一気に中止もしくは延期となった。その影響は3月のみならず4月にまで及びはじめている。さらに、多くのメジャーレコード会社は、物流上の問題などから軒並み3月のCD発売を延期する事態となった。まだ新たな発売日の確定していないものも多い。特にライヴは、余震が続くなかでの安全性の確保、計画停電中の関東での節電問題のほか、どこか歌舞音曲への「自粛ムード」も漂いはじめた。
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