
『げっちゅー』1巻(小学館)
――西暦を確認したくなるほど時代錯誤なセリフ、常識というハードルを優雅に飛び越えた設定、凡人を置いてきぼりにするトリッキーなストーリー展開。少女マンガ史に燦然と輝く「迷」作を、紐解いていきます。
少女マンガを読んでいる読者の9割は、なんの特技もない平凡な女子のはずだ。そして平凡な女子に与えられる出会いというのは、通常、平凡な男子である。お顔も頭も普通の女子なら、お顔も頭も普通の男子があてがわれるのだ。

『げっちゅー』1巻(小学館)
――西暦を確認したくなるほど時代錯誤なセリフ、常識というハードルを優雅に飛び越えた設定、凡人を置いてきぼりにするトリッキーなストーリー展開。少女マンガ史に燦然と輝く「迷」作を、紐解いていきます。
少女マンガを読んでいる読者の9割は、なんの特技もない平凡な女子のはずだ。そして平凡な女子に与えられる出会いというのは、通常、平凡な男子である。お顔も頭も普通の女子なら、お顔も頭も普通の男子があてがわれるのだ。

非モテのオタク学生がネット起業で大成功して、25歳で世界最年少の億万長者に――。世界最大のソーシャルネットワーキングサービス「Facebook」の創設者、マーク・ザッカーバーグの半生を一言で表せば、そんなところだろうか。『ソーシャル・ネットワーク』(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント配給、1月15日公開)は、この若き天才の成功と裏切りの物語を映画化した話題作だ。
2003年のある夜、ハーバード大学でコンピュータ科学を専攻する19歳のマーク(ジェシー・アイゼンバーグ)は、ガールフレンドのエリカに振られた腹いせに、女子の顔をランク付けするサイトを作ろうと思い立つ。学内のサーバーをハッキングし女子学生の写真を集めて開設したサイトは、わずか2時間で2万2000アクセスを集めるが、大学側から半年の観察処分を受ける。
ハーバードで一躍有名人になったマークは、エリート学生のウィンクルボス兄弟らから持ちかけられた話にヒントを得て、親友のエドゥアルド(アンドリュー・ガーフィルド)とともに、学内の友人を増やすためのネットワーキング・サービス「Facebook」を開発。Facebookの人気はたちまち他大学にも広がっていく。
音楽ファイル共有サイト「ナップスター」の創設者ショーン(ジャスティン・ティンバーレイク)が経営参加したことで、大型の資金調達にも成功し、Facebookは先行するサービスの利用者数を追い抜き世界最大のSNSへと急成長。だがその過程で、マークやショーンと意見の合わないエドゥアルドは追放される。やがてマークは、アイデアを盗まれたと主張するウィンクルボス兄弟と、創業者としての権利を求めるエドゥアルドから、2件の訴訟を起こされてしまう。
本作の監督は、『セブン』『ファイト・クラブ』で知られる映像派の鬼才デビッド・フィンチャー。訴訟の当事者たちがそれぞれ回想する過去のいきさつをフラッシュバックで多角的に描き出し、緻密な台詞劇で緊張と興奮を高めていく。昨秋から米国などで公開が始まり、1月上旬までに30の映画賞で86冠を達成するなど高い評価を獲得。アカデミー賞の有力候補と目されている。
実世界で(主に女性との)人間関係に問題を抱えていたからこそ、ネットの世界で友達を作るツールを誰より必要としていた主人公。アイデアが形になり、ビジネスとして成功していく過程に観客もワクワクし、Facebookを一緒に立ち上げた親友を裏切った後の孤独感が切々と伝わってくる。
出演陣の注目株は、エリカを演じた知的な美女、ルーニー・マーラ。出演シーンは多くないが、フィンチャー監督が大いに気に入り、次作のリメイク版「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」の主役に大抜擢。日本での人気も急上昇しそうな新進女優だ。
(文=eiga.com編集スタッフ・高森郁哉)
「ソーシャル・ネットワーク」作品情報
<http://eiga.com/movie/55273/>
facebook 本人非公認本ですが。

近年の「なりたい顔」No.1の北川景子
最近、美容雑誌の特集などでよく目にするのが「女優の○○さん風メイクに変身」などの人気女優にメイクで近づく企画だ。女子の願望をくすぐること請け合いの特集といえるが、多くの人は気付いているだろうが、件の企画はもともと対象者に似ている骨格、パーツのモデルが選ばれており、ヘアスタイルというマジックも含んでいる。本当にメイクだけで「なりたい女優顔」になれるのかを検証していきたい。

ディスダーシャにシーシャという、いかにもイスラム・スタイルで
試合を見つめる地元のカタール人。
アジアカップに参加中のサッカー日本代表の取材で、中東カタールのドーハに来ている。
注目のザック・ジャパンは周知のとおり、初戦(1月9日)で格下のヨルダンを相手に、敗戦寸前のところまで追い詰められたが、なんとか土壇場のゴールで引き分けに持ち込み、第2戦以降に決勝トーナメント進出の望みをつないだ。
とはいえ、ここでは試合の経過は置いておいて、現地ならではの情報をご紹介したい。
イスラムの国、カタールではもちろん飲酒は禁止されているから、外国人と言えども高級ホテルか高級レストランへ行かなければ、ビールでさえ口にすることはできない。日本では毎日の晩酌を欠かさない筆者だが、現地入りから5日、いまのところ一切アルコールを口にできていない。
では、この国の大人たちは酒も飲まずにどのように"長い夜"を過ごしているのだろうか。12日は地元カタールの試合が組まれていたが、急遽キャンセルし、街で見つけたスポーツバーに出掛けてみた。
店に入ると、(まったくスポーツに似つかわしくない)ディスダーシャという白い民族衣装を着た野郎がゆったりとソファーに腰かけ、何やらプカプカと煙をふかしながら、テレビの試合にかぶりついていた。席に付き、カフェラテを注文すると、定員が「シーシャ(Shisha)はどうかと訊ねてきた」。シーシャ? どうやらこれがプカプカふかす"水タバコ"らしい。値段は25リアル(約700円)で、ストロベリーやマンゴー、アップル、ミントなどの香りがあるという。
注文すると、すぐに高さ1メートル近くもある、ボトルに長いトングの付いた物体が運ばれてきた。上部にはアルミホイルの皿があり、そのうえに火の付いた炭を乗せ、セッティングしてくれた。
見よう見まねでふかしてみる。通常のタバコに比べるとマイルドで香りも楽しめるではないか。アラブ人に言わせれば、男女ともに大好きで、社交の場に"水タバコ"は欠かせないという。
それにしても、この出で立ちでチャンスやピンチになると声を上げて、大きなアクションを起こすから面白い。彼らにしてみれば、酒の代わりということか。2時間近くやっていると筆者も少し頭がクラクラしてきたので、退散することに。何か悪いモノでも入っていたのだろうか。
スタジアムからバーでのテレビ観戦に切り替えたものの、そこはなかなかの盛り上がりを見せていた。異文化に触れるという意味では、記者席での取材以上に収穫があったと言えるかもしれない。
(取材・文=栗原正夫)
コーラン 上 読んでみるか。
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