園子温の劇薬ムービー『冷たい熱帯魚』"救いのない結末"という名の救い

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"動物好きに悪い人はいない"なんて誰が言った? ペットショップを経営する村田は、気のいいオッチャンという表の顔とは別に、邪魔者は消すという冷酷な裏の顔を持っていた。
(c)NIKKATSU
 『紀子の食卓』(06)で吉高由里子、『愛のむきだし』(09)で満島ひかり......とフレッシュスターを輩出してきた園子温監督が、R18指定の新作『冷たい熱帯魚』でまたまたフレッシュスターを生み出した。いや、フレッシュスターというよりは、フレッシュモンスターを解き放ったと言うべきか。'90年代に起きた"愛犬家連続殺人事件"をはじめ実在の犯罪事件を組み合わせた『冷たい熱帯魚』で、ニコニコ顔で殺人を重ねる庶民派俳優・でんでんの怪演ぶりが突出している。一見、人の良さそうな熱帯魚屋のオヤジだが、自分に逆らう人間は何のためらいもなく血祭りに上げてしまうシリアルキラーとしての裏の顔を持つ男なのだ。強烈なエロス&バイオレンス映画ながら、あまりに怖すぎて、ポン・ジュノ監督の『グエムル 漢江の怪物』(06)のように思わず笑ってしまうブラックコメディーでもある。テレビでレギュラー番組を持つ人気タレントを起用したがる近年の日本映画の流れから大きく逸脱した衝撃作だ。  本作の主人公は、小さな熱帯魚店を営む平凡な中年男・社本(吹越満)。若い巨乳妻・妙子(神楽坂恵)と再婚したが、先妻との間に生まれた娘・美津子(梶原ひかり)との折り合いが悪く、家庭内の空気は極めて重い。そんな折、美津子がスーパーマーケットで万引き騒ぎを起こし、警察沙汰になりそうなところを丸く収めてくれたのが村田(でんでん)だった。派手な経営で知られる大型熱帯魚店「アマゾンゴールド」のオーナーである村田は面倒見がよく、すっかり社本一家は魅了される。村田は人を惹き付けるカリスマ性の持ち主だった。社本一家を完全に手なずけた段階で、村田は本当の素顔を見せる。違法ビジネスで金儲けしていた村田は、妻の愛子(黒沢あすか)と組んで、邪魔者を次々と毒殺していたのだ。すでに村田夫妻の周辺では、30人以上の人間が行方不明となっていた。村田は「ボディを透明にしちまえば、警察には捕まらねぇよ」とのたまい、バラバラにした死体の処理を社本に手伝わせる。気の弱い社本はなすがままに共犯者に仕立てられ、ズブズブと"血の池地獄"へとハマっていく。
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不思議なカリスマ性を持つ村田(でんでん)。
園子温監督いわく「実在の事件の犯人、ボクが
被害に遭った口の巧い詐欺師など複数の犯罪者
像を組み合わせた」。言わば"怪しい人物の
集合体"だそうだ。
 にっこり笑顔で殺人を犯す村田を演じた でんでんは、30年のキャリアを持つ名バイプレイヤー。90年代に舞台『星屑の町』で注目され、『湯けむりスナイパー』(テレビ東京系)の陽気な番頭、『ゴールデンスランバー』(10)の涙もろい巡査など、人のいいオッチャンを演じることが圧倒的に多い。人間臭さからヤクザ役を演じることはあるものの、ここまでの本格的悪役は初。巻き込まれ型の主人公を演じた吹越満といい、底力を発揮したでんでんといい、俳優のネームバリューに捕われずにキャスティングを決めた園子温監督の英断が冴える。でんでんにとっても普段とまるで違う大役での映画出演は、役者冥利だったに違いない。また、園子温監督作はシナリオが重視され、役者がシナリオ上の台詞をアドリブかと思わせるほど自然に口にできるようになるまで撮り直すことで知られていたが、今回はコメディアン出身のでんでんの持ち味を活かすために、あえてアドリブ演技を求めたそうだ。「オレはいつだって勝新太郎だ!」などの村田ギャグは、でんでんがその場で考えたもの。園監督は、でんでんのことを「日本のジム・キャリー」と誉め讃える。  妻の愛子と共に猟奇殺人の限りを尽くした村田は、警察に捕まれば死刑確実。今さら守るべき法律も社会的モラルもない。あらゆる束縛から解放されている村田夫妻には性のモラルもなく、毎日を欲望のおもむくままに面白おかしくゲラゲラと大笑いしながら生きている。社本一家だけでなく、いつの間にかスクリーンを見ている我々も、誰にも気兼ねせずに自由気ままに暮らす村田夫妻の快楽ライフに危険な魅力を感じ出してしまう。フィクションの世界だから許される"背徳の輝き"がそこにはある。
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村田の妻・愛子は、これまた強度のマゾ体質の
クレイジーな女。『六月の蛇』(03)で美しい
姿態を披露した黒沢あすかが、今回も熱演&妖演!
 園子温監督は、代表作である『紀子の食卓』や『愛のむきだし』でどん底に陥った家族が懸命に再生しようとする様をドラマにしてきた。『冷たい熱帯魚』の社本も、娘の美津子や妻の妙子に危害が及ぶのを恐れ、村田夫妻の言いなりとなる。しかし、秘密を知ってしまった社本も、やがては村田夫妻から"ボディを透明に"されてしまうことは明白。意を決した社本は反撃に出ようとするが、それがさらにサイアクの結果を呼び寄せることに......。  2010年11月の「東京フィルメックス」で『冷たい熱帯魚』がプレミア上映された後、園子温監督にコメントをもらう機会があった。今まで以上にシニカルな結末について、園監督はこう語った。「確かに『紀子の食卓』『愛のむきだし』も家族の再生の物語だけど、その2作は娘や息子の立場で描いたもの。今回の『冷たい熱帯魚』は社本という父親の視点で描いたことが大きかったように思いますね。大人は今さら愛とか希望なんかなくても生きていけるんです」「日本映画で希望を持たせるようなエンディングの作品を見るとガッカリする。気分が悪くなる。"人生捨てたもんじゃないよ"と変に救いを持たせるより、"愛とか希望なんかあるかよ、そんなものにこだわらずに生きてみろよ"とハッキリ言ったほうがボクはすっきりする。ボク自身も『冷たい熱帯魚』を完成させて、とてもスッキリしましたから」。愛や希望といった甘っちょろい言葉では救えない人もいる。それが園子温監督の考えだ。  救いのない結末をくっきり描くことで、日本映画の新しい可能性を切り開いてみせた『冷たい熱帯魚』。ただし、水槽の中でぬくぬく生きる熱帯魚のような生活を過ごす人間には、あまりに刺激が強い作品かもしれない。 (文=長野辰次) tsumetai04.jpg『冷たい熱帯魚』 監督/園子温 脚本/園子温、高橋ヨシキ 出演/吹越満、でんでん、黒沢あすか、神楽坂恵、梶原ひかり、渡辺哲  +R18 配給/日活 1月29日(土)よりテアトル新宿ほか全国公開 <http://www.coldfish.jp>
愛のむきだし 名作です。 amazon_associate_logo.jpg
●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第101回] NHKが放映しない"裏プロジェクトX" AV界のカリスマ監督『YOYOCHU』 [第100回]エロスとタブーを交配した"至高の美女" 禁断のサイエンスホラー『スプライス』 [第99回]2010年に活躍した女優を勝手に表彰! 満島ひかりに"面倒くさい女"大賞を [第98回]大人だって"ドラえもん"にいて欲しい 残念男の逆転劇『エリックを探して』 [第97回]平凡な高校生デイヴは2度変身する!原点回帰のヒーロー『キック・アス』 [第96回]村上春樹の超絶ベストセラーの映画化『ノルウェイの森』はどこにある? [第95回]実在した"奇妙な高額バイト"の顛末 心理サスペンス『エクスペリメント』 [第94回]"アル中"カメラマンの泣き笑い人生『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』 [第93回]朝ドラと異なる映画『ゲゲゲの女房』ゴールなき"貧乏耐久"2人3脚走 [第92回]バラエティーでの実績は通用するか? テリー伊藤の初監督作『10億円稼ぐ』 [第91回] 不謹慎なる社会派エンタテイメント『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』 [第90回]"世界のナベアツ"大阪府知事に就任! 政治コメディ『さらば愛しの大統領』 [第89回]自分の恋愛もプロデュースする女優、ドリュー・バリモア主演『遠距離恋愛』 [第88回]スタローンが立ち上げた"筋肉共和国"男たちの祭典『エクスペンダブルズ』 [第87回]元"おはガール"安藤聖の再起動ドラマ 就職氷河期を生きる『バカがウラヤマシイ』 [第86回]マイノリティーは"理想郷"を目指す。筒井文学の金字塔『七瀬ふたたび』 [第85回]清純派・佐藤寛子が美しく"変態"! 官能サスペンス『ヌードの夜──』 [第84回]死を意識して、ギラギラ輝く男たち! 三池節、大バクハツ『十三人の刺客』 [第83回] 女を食い物にする男どもは全員処刑! モダン社会の闇を暴く『ミレニアム』 [第82回] "企画AV女優"たちの青春残酷物語 性なる鎮魂劇『名前のない女たち』 [第81回]猫を見れば、人間社会が見えてくる! 世界の人気猫大集合『ネコを探して』 [第80回]原恵一監督の新作は辛口ファンタジー 退屈な"日常生活"を彩る『カラフル』 [第79回]米軍に実在した"超能力部隊"の真実!? ムー民、必見『ヤギと男と男と壁と』 [第78回]戦場から帰還した夫は"芋虫男"だった! ヤクザ監督の反戦映画『キャタピラー』 [第77回] 白ユリの花開くガールズの妖しい世界 H系ホラー『ジェニファーズ・ボディ』 [第76回] 爽やか系青春ゾンビ映画にホロリ......夏休みは『ゾンビランド』に集結せよ [第75回] "生きる"とは"見苦しい"ということ 藤沢周平の時代活劇『必死剣 鳥刺し』 [第74回]初恋の美少女は200歳の吸血鬼だった! 北欧産のホラー映画『ぼくのエリ』 [第73回] "三億円事件"の真相を解き明かす! 桜タブーに挑んだ『ロストクライム』 [第72回/特別編] 上映反対で揺れる問題作『ザ・コーヴ』"渦中の人"リック・オバリー氏の主張 [第71回] 女子にモテモテになる方法、教えます。軟派少年の実話物語『ソフトボーイ』 [第70回] 下町育ちの"北野少年"が見た現代社会 人間同士の食物連鎖『アウトレイジ』 [第69回] "リアルと虚構の狭間"を生きる男、アントニオ猪木初主演作『アカシア』 [第68回] ヒーローも神もいない現代社会の惨劇 井筒監督の問題作『ヒーローショー』 [第67回] アイドルが地獄で微笑む『戦闘少女』ギャグ×血しぶき×殺陣の特盛り丼! [第66回]アナーキーな"社歌"で生産性アップ! 満島ひかり大進撃『川の底からこんにちは』 [第65回]超ヘビー級なシリアス劇『プレシャス』"家族"という名の地獄から脱出せよ [第64回]乱れ咲く"悪の華"ゼブラクイーン! 仲里依紗が過激変身『ゼブラーマン2』 [第63回] オタク王が見出した"夢と現実"の接点 ティム・バートン監督作『アリス──』 [第62回] バッドテイストな感動作『第9地区』 アナタはエビ人間とお友達になれるか? [第61回]スコセッシ監督の犯罪アトラクション『シャッターアイランド』へようこそ! [第60回]宮崎あおいの"映画代表作"が誕生! 毒を呑んでも生き続けよ『ソラニン』 [第59回]"おっぱいアート"は世界を救えるか? 母乳戦士の記録『桃色のジャンヌ・ダルク』 [第58回]現代に甦った"梶原一騎ワールド"韓流ステゴロ映画『息もできない』 [第57回]命知らずの変態レポーター、中東へ! 史上最大のどっきり?『ブルーノ』 [第56回]仲里依紗がアニメから実写へと跳躍! 母娘2代の時空旅行『時をかける少女』 [第55回]ビグロー監督はキャメロンより硬派! 人間爆弾の恐怖『ハート・ロッカー』 [第54回] "空気を読む"若者の悲劇『パレード』楽しいルームシェア生活の行き先は? [第53回]社会の"生け贄"に選ばれた男の逃亡劇 堺雅人主演『ゴールデンスランバー』 [第52回]『男はつらいよ』の別エンディング? "寅さん"の最期を描く『おとうと』 [第51回]ひとり相撲なら無敵のチャンピオン! 童貞暴走劇『ボーイズ・オン・ザ・ラン』 [第50回]ヒース・レジャーが最後に見た夢の世界 理想と欲望が渦巻く『Dr.パルナサスの鏡』 [第49回]トニー・ジャーは本気なんジャー! CGなしの狂乱劇再び『マッハ!弐』 [第48回]全米"オシャレ番長"ズーイー、見参! 草食系に捧ぐ『(500日)のサマー』 [第47回]市川崑監督&水谷豊"幻の名作"『幸福』28年の歳月を経て、初のパッケージ化 [第46回]押井守監督、大いなる方向転換か? 黒木メイサ主演『アサルトガールズ』 [第45回]ドラッグ漬けの芸能関係者必見!"神の子"の復活を追う『マラドーナ』 [第44回] 暴走する"システム"が止まらない! マイケル・ムーア監督『キャピタリズム』 [第43回]"人は二度死ぬ"という独自の死生観『ガマの油』役所広司の監督ぶりは? [第42回]誰もが共感、あるあるコメディー! 2ちゃんねる発『ブラック会社』 [第41回]タラとブラピが組むと、こーなった!! 戦争奇談『イングロリアス・バスターズ』 [第40回]"涅槃の境地"のラストシーンに唖然! 引退を賭けた角川春樹監督『笑う警官』 [第39回]伝説の男・松田優作は今も生きている 20回忌ドキュメント『SOUL RED』 [第38回]海より深い"ドメスティック・ラブ"ポン・ジュノ監督『母なる証明』 [第37回]チャン・ツィイーが放つフェロモン爆撃 悪女注意報発令せり!『ホースメン』 [第36回]『ソウ』の監督が放つ激痛バイオレンス やりすぎベーコン!『狼の死刑宣告』 [第35回]"負け組人生"から抜け出したい!! 藤原竜也主演『カイジ 人生逆転ゲーム』 [第34回]2兆円ペット産業の"開かずの間"に迫る ドキュメンタリー『犬と猫と人間と』 [第33回]"女神降臨"ペ・ドゥナの裸体が神々しい 空っぽな心に響く都市の寓話『空気人形』 [第32回]電気仕掛けのパンティをはくヒロイン R15コメディ『男と女の不都合な真実』 [第31回]萩原健一、松方弘樹の助演陣が過剰すぎ! 小栗旬主演の時代活劇『TAJOMARU』 [第30回]松本人志監督・主演第2作『しんぼる』 閉塞状況の中で踊り続ける男の悲喜劇 [第29回]シビアな現実を商品化してしまう才女、西原理恵子の自叙伝『女の子ものがたり』 [第28回]"おねマス"のマッコイ斉藤プレゼンツ 不謹慎さが爆笑を呼ぶ『上島ジェーン』 [第27回]究極料理を超えた"極地料理"に舌鼓! 納涼&グルメ映画『南極料理人』 [第26回]ハチは"失われた少年時代"のアイコン  ハリウッド版『HACHI』に涙腺崩壊! [第25回]白熱! 女同士のゴツゴツエゴバトル 金子修介監督の歌曲劇『プライド』 [第24回]悪意と善意が反転する"仮想空間"細田守監督『サマーウォーズ』 [第23回]沖縄に"精霊が暮らす楽園"があった! 中江裕司監督『真夏の夜の夢』 [第22回]"最強のライブバンド"の底力発揮! ストーンズ『シャイン・ア・ライト』 [第21回]身長15mの"巨大娘"に抱かれたい! 3Dアニメ『モンスターvsエイリアン』 [第20回]ウディ・アレンのヨハンソンいじりが冴え渡る!『それでも恋するバルセロナ』 [第19回]ケイト姐さんが"DTハンター"に! オスカー受賞の官能作『愛を読むひと』 [第18回]1万枚の段ボールで建てた"夢の砦"男のロマンここにあり『築城せよ!』 [第17回]地獄から甦った男のセミドキュメント ミッキー・ローク『レスラー』 [第16回]人生がちょっぴり楽しくなる特効薬 三木聡"脱力"劇場『インスタント沼』 [第15回]"裁判員制度"が始まる今こそ注目 死刑執行を克明に再現した『休暇』 [第14回]生傷美少女の危険な足技に痺れたい! タイ発『チョコレート・ファイター』 [第13回]風俗嬢を狙う快楽殺人鬼の恐怖! 極限の韓流映画『チェイサー』 [第12回]お姫様のハートを盗んだ男の悲哀 紀里谷監督の歴史奇談『GOEMON』 [第11回]美人女優は"下ネタ"でこそ輝く! ファレリー兄弟『ライラにお手あげ』 [第10回]ジャッキー・チェンの"暗黒面"? 中国で上映禁止『新宿インシデント』 [第9回]胸の谷間に"桃源郷"を見た! 綾瀬はるか『おっぱいバレー』 [第8回]"都市伝説"は映画と結びつく 白石晃士監督『オカルト』『テケテケ』 [第7回]少女たちの壮絶サバイバル!楳図かずおワールド『赤んぼ少女』 [第6回]派遣の"叫び"がこだまする現代版蟹工船『遭難フリーター』 [第5回]三池崇史監督『ヤッターマン』で深田恭子が"倒錯美"の世界へ [第4回]フランス、中国、日本......世界各国のタブーを暴いた劇映画続々 [第3回]水野晴郎の遺作『ギララの逆襲』岡山弁で語った最後の台詞は...... [第2回]『チェンジリング』そしてイーストウッドは"映画の神様"となった [第1回]堤幸彦版『20世紀少年』に漂うフェイクならではの哀愁と美学

緊急開催決定!「山路徹vs苫米地英人&くらたま 報道・噂・批判への最終回答」

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会見に応じる山路氏。

 あの山路徹氏の緊急トークライブが1月21日(金)に開催されることが決定。参加者を募集します。

 取材先のミャンマーで拘束されるというアクシデントに見舞われたと思ったら、昨年末には不倫騒動の渦中に身を置くことになったAPF通信社の山路徹代表。山路氏は、これまでも「サイゾーテレビ」(http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120)にホスト役としてたびたび登場してくれていましたが、今回は一転「聞かれる側」となって登場。一連の騒動に関する、報道、噂、批判などについて、サイゾーがツッコミ、山路氏が真正面から答える(のか)!?

平子理沙な40代はイタい……「美STORY」がイタ可愛いにダメ出し!

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「美STORY」2011年3月号(光文社)

 今月の「美STORY」の表紙は、4人の女性のセミヌード。誰コレ? と思ったら、これがウワサの美魔女。第1回国民的"美魔女"コンテストのファイナリストたちが、今月から「TEAM美魔女」として本格的に始動するのだそうです。今月はそのお披露目号として、お祝いムードがムンムンと漂っています。では、その中身を見てみましょう。

18禁ロリマンガはどう使われた? 東京都青少年課が行った情報隠蔽工作とは

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東京都青少年・治安対策本部公式サイトより
 昨年末、全国のマンガ・アニメファンを恐怖に陥れた東京都のマンガ規制条例こと「東京都青少年健全育成条例」改定案をめぐる騒動。改定案が成立したことで、騒動も一段落したかと思いきや、改定案の施行はこれからで、まさに「俺たちの本当の戦いはこれからだ」と言うべき状況だ。そうした中で、東京都の新たな情報隠蔽工作が明らかになった。  昨年6月、最初の条例案改定が否決されてから、都青少年課は都内各地のPTA・保護者団体・自主防犯組織などに出向き、条例改定の意義を理解してもらうための説明会を開催した。その回数は80回余り。12月に改定案が可決した最大の理由である民主党が賛成に鞍替えした背景には、このことが大きかったとされる。民主党の一部議員は、PTAなどの支持者から「エロ議員」と非難されることを恐れたのだ。この点で、都青少年課の目論見は成功したと言えるだろう。  問題は、PTAなどに対して都青少年課からどのような説明が行われたかということ。これまでブログやTwitterなどで漏れ聞こえている情報では、18禁マークのついた成年雑誌などを示し、あたかもこうした本が野放しになっているかのような説明が行われたとされていたが、確証を得ることはできなかった。  そこで、筆者は東京都に対して説明の際に使用した雑誌・書籍をすべて公開するよう情報公開請求を行った。  実は、昨年12月の改定案審議中にも民主党の松下玲子議員は非公式の打ち合わせで都青少年課の櫻井美香課長に対して、使用した雑誌・書籍のタイトルを明らかに示すよう求めていたのだが「その都度、誰が、どの本を使って説明したか明らかでない」と、櫻井課長は返答していた。そのため、どこまで公開するかまったく期待はしていなかった。  結論から言うと、公開されたのは表示図書(最初から出版社が18禁マークをつけたもの)と指定図書(都の審議会で不健全図書指定されたもの)が一冊ずつである。表示図書は、「コミックエルオー(LO)」(2010年5月号、茜新社)、指定図書は尾崎晶氏の『人妻爆乳アナウンサー由里子さん』(10年2月、双葉社)である。そして、表示図書・指定図書以外のもの、すなわち新たな条例で都が規制したいと考えているものは、一切が非公開とされてしまった。  正直、理解に苦しむ。「LO」は既に自主規制されており、書店で子どもの手に届くところには絶対に置かれていない。また、『人妻~』も現在の条例で規制されているものだ。つまり、これらを用いたということは、ブログやTwitterなどで喧伝されている「こんな酷いマンガがある」と誤解を招くような説明を行っていたという噂を裏付けることになる(そもそも、どのような説明が行われたかも、ほとんど明らかにはなっていない)。  さらに、表示図書・表示図書以外のものがすべて非公開にされた理由も不明確だ。非公開の理由として示されたのは「当該と書類が不健全図書類の指定の疑いがあると判断され、出版社に不利益を生じさせる」「公開することにより、不健全図書類の指定に関する業務の効果的遂行を不当に阻害するおそれがある」の二つだ。  とは言っても、PTAなどには見せているわけで、説明会を80回開催して一回あたり5人しか来なかったとしても400人。なぜ彼らには見せて、都民に広く公開することができないのか、理解に苦しむ。  PTAへの説明会に関しては、条例反対運動に反対する人物が情報公開請求した説明会を行った先の団体名もすべて非公開となっており、何が説明されたかを必死に隠そうとしているとしか思えない。  そもそも、表示図書・指定図書の公開が一冊ずつだけなのもおかしいと思い、「これだけですか?」と問いただしたところ「明らかなのは、これだけですね」と、都青少年課の小宮山みき係長は返答。この説明会の模様が描かれたブログ(http://hirometai.blog.so-net.ne.jp/2010-08-24-2)では、小宮青少年対策課連絡調整課長が説明を行っている写真が掲載されており、見たところ5冊はあるのだが?  いずれにせよ、改定された都条例の施行を前に情報を明らかにしない都の態度は自らの首を絞めているとしか思えない。自らの改定案に正当性があると思うなら、堂々と公開すべきだろう。それとも、このままのらりくらりと騒ぎが治まるのを、じっと待っているのだろうか......。 (取材・文=昼間たかし@『マンガ論争4』も絶賛発売中)
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【関連記事】 【速報】角川書店に続き、集英社・小学館・講談社もアニメフェアをボイコットへ! 青少年課長も「前と言っていることは変わらない」と認める『新・健全育成条例改定案』の中身 青少年健全育成条例上等! 田中圭一が贈るお下劣4コマ『みなりの青春』

田村正和との初対面は接触事故!? 『徹子の部屋』 で明かされた真実

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事故の届けは出さなかったの?

 田村正和について、一体どれぐらいのことを知っているだろうか。

 ドラマやCMなどの出演作はよく知っていても、トーク番組やバラエティー番組には滅多に出演しない。だから、作品における田村正和は知っていても、素の正和について知っていることはほとんどない。好きな食べ物は? 普段のファッションは? 髪型の秘密は? おならはするのか? 納豆は食べるのか? 聞いてみたいことだらけだ。そもそも、正和が日ごろどんなトーンで話すのかといったことすらよく分からない。

直撃VTRもやらせ?『Mr.サンデー』宮根誠司 沢尻エリカの"スポークスマン"に堕す

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『Mr.サンデー』公式サイト
 16日に放送された宮根誠司アナがMCを務めるフジテレビ系情報番組『Mr.サンデー』で、女優の沢尻エリカが同番組スタッフの直撃取材に応じた。夫でハイパーメディアクリエイターの高城剛氏との離婚騒動から一転して復縁が報じられている沢尻だが、銀座から渋谷まで歩きながら、28分間にわたってスタッフの問いかけに答えているVTRが流された。 「放送前日の午後6時半ごろに銀座のエステ店から出てきた沢尻を直撃。最初、エリカはサングラス越しに『ちなみにプライベートの話は答えないから!』と頑なだったが、CDショップから出てくるとサングラスを外して態度が一変、饒舌に。正月にスペインの避暑地・カダケスで過ごしたことを明かしたり、母親・リラさんについて『ママ(情報を報道人陣に)しゃべるんだもん。最大のリーク元』と本音を打ち明けた。『別に......』と仏頂面をすることもなく、終始笑顔だったが、高城氏のことになるとダンマリを決め込み、意味深な笑みを浮かべるだけだった。自宅前に集まる報道陣には何も話さなかったのに、機嫌がよかっただけであんな形で取材に応じるなんて不自然」(スポーツ紙デスク)  VTRを見終えた宮根アナは、「すごいですね! よくがんばりまして!」とスタッフの"スクープ"を讃えたが、スタジオコメンテーターでモデルの西山茉希は「いつでもタクシー乗ろうと思えば乗れたんじゃないですか?」と率直な疑問をぶつけた。たしかに、西山の疑問はVTRをじっくり見れば納得だ。 「沢尻は23日に以前からイメージキャラクターを務めているエステサロン『たかの友梨ビューティクリニック』の会見に出席。自宅前では同サロンの関係者と思われる女性が付き添い、『23日にお話します』と報道陣に説明していた。同番組では、沢尻がエステを受けた同サロンの看板をしっかり写してから沢尻を捕まえた。いくら事務所に入っていないとはいえ、1人で銀座をふらふらするはずはない。しかも、番組スタッフに『あれ、新橋ってこっちですよね?』、『ここまっすぐじゃなかったよね?』と何度も道順を確認していた。だったら、西山の言うようにさっさとタクシーを捕まえればいい話で、早くも"ヤラセ説"がささやかれている」(週刊誌記者)  さらに、宮根アナはある意味、沢尻の"スポークスマン"的な役目を果たしているというのだ。 「離婚騒動をすっぱ抜いたのも同番組。同番組は昨年4月にスタートしたものの、数字が思わしくなく、宮根アナがバックアップを受けている芸能界のドンことバーニングプロの周防郁雄社長に相談したところ、沢尻のエイベックス入りに関して水面下で動いていた周防氏からネタを振られた。そもそも、沢尻の芸能界復帰の仕事となった、たかの友梨のCMをブッキングしているのはバーニング系の広告代理店。周防氏は、高城氏にコントロールされることを警戒し、エイベックス入りの条件として離婚することを提示し、まるでエイベックスの意向であるかのように懇意のマスコミにリーク。つい先日、エイベックスの松浦勝人社長が自身のTwitterで『離婚が条件とは言ってない』と否定したのにはそういう裏事情があった」(芸能プロ関係者)  その後も、宮根アナは同番組と日本テレビ系の『情報ライブ ミヤネ屋』で定期的に沢尻の動向を伝え、昨年末に復縁報道が出ると、『ミヤネ屋』のスタッフを沢尻と高城氏が同居するスペイン・バルセロナに派遣し、高城氏との接触に成功。『2人が同居するバルセロナの住所なんで、誰かにリークされなければ割れるはずがない』(同)というだけに、偶然で28分も沢尻を直撃できたはずがないが、翌17日早朝、沢尻はスッピンにもかかわらず、自宅前で待ちかまえる報道陣の質問に立ち止まって答えた。  沢尻は同番組で芸能活動再開や所属事務所について「ノープラン」と話したが、本人も周囲もいろいろと"戦略"を描いているようだ。
テレビ―「やらせ」と「情報操作」 テレビなんてウソだらけ。 amazon_associate_logo.jpg
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「嵐、かわいそう」、中居正広がボルテージ下がりまくりの紅白を語る!

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「次は●●の曲です。どーぞっ」
って言いたいよね~
【サイゾーウーマンより】  2009年まで4年連続(通算では計6回)務めてきた、「紅白司会者」のポジションを後輩・嵐に譲り渡し、昨年末は「大トリ」という形で『NHK紅白歌合戦』に貢献したSMAP中居正広。1月15日放送のラジオ『Some girl' SMAP』(ニッポン放送)では年末年始の仕事を振り返りつつ、「司会をしない紅白」で感じた違和感や、嵐に対する思いを明かしてくれた。
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