アメトーク「天下一品」特集でお店には行列が!

12月9日放映のテレビ朝日「アメトーク」は、こってりスープでおなじみのラーメンチェーン店「天下一品」を特集。
ケンドーコバヤシや世界のナベアツ、ブラックマヨネーズの小杉竜一、ますだおかだの岡田圭一などのほか、「天下一品」の本店のある京都出身のお笑いコンビチュートリアルの徳井義実と福田充徳なども出演してトークを繰り広げていた。

長瀬智也だけじゃなかった! "FNSドタキャン騒動"で発奮したアノ人

nagasekun.gif
トラブルがあるほど興奮しちゃうヤン
チャボーイ・長瀬
【サイゾーウーマンより】  スポーツ紙などでも報じられ、話題を呼んだ「玉置浩二『FNS歌謡祭』ドタキャン騒動」。12月4日、フジテレビ系で生放送されたこの番組では、玉置が書き下ろした曲「NaNaNa(太陽なんていらねぇ)」をTOKIOと安全地帯がコラボレーションする予定だったのだが、玉置は「体調不良」を理由に現場に姿を見せず、結果、TOKIOメンバーのみで曲を披露することになった。  曲中「玉置さん! 玉置さん! まだ間に合います!」「いまハプニング映像が映し出されています。しかし! この後まだすばらしいゲストが登場するのでチャンネルはそのままでよろしくお願いします」「ジャンプ! ジャンプ! このままじゃ終われない~!」と絶叫する長瀬をそのままに、画面は......

小さく産まれて大きく育った、お風呂漫画~ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』~

teruma.jpg
『テルマエ・ロマエ II』
(エンター・ブレイン)
マンガ評論家・永山薫のコミックレビュー。連載第3回はヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』です!  「えーっ! なんでこんなに売れてんの!?」と驚愕しちゃったのが、ヤマザキマリの『テルマエ・ロマエ』(エンター・ブレイン)だ。公式サイト(http://www.enterbrain.co.jp/comic/TR/)の発表によれば、1、2巻の累計で150万部。確かに「マンガ大賞2010」、「手塚治虫文化賞短編賞」のダブルクラウンによって漫画ファン以外の、言わば「全国区」の認知度がアップしたというのが大きいのだろう。母艦の「コミックビーム」(同)が発行部数2万5,000部という漫画雑誌としては少部数であることを考えると、とんでもない数字である。参考までにデータを挙げておくと、一番発行部数が多いのが「週刊少年ジャンプ」(集英社)の約281万部、一番少ないのは「IKKI」(小学館)の1万3,750部である(数字はいずれも「マガジンデータ2010(2009年版)」社団法人日本雑誌協会より)。「小さく産んで大きく育てる」の見本というか、「雑誌はプレゼン、本番は単行本」というか、この出版不況の中で、めでたい話ではある。受賞効果とは別に地道な販促(雑誌付録のてぬぐいとか)、営業努力(書店営業とか、東京都公衆浴場組合から推薦をもらってくるとか)あればこその結果だろう。  もちろん、いくら賞を受賞しようが、営業が頑張ろうが、優れた作品でなきゃ、ここまでは売れません。まず間口が広い。ポイントは誰もが入るお風呂。ものぐさ者以外は大好きなお風呂。冬場にはうれしい温泉。現役だけど懐かしい銭湯。この辺で、ビッと来る。でも温泉ウンチク漫画ではない。主人公は古代ローマの悩める建築家ルシウス・モデトゥス。その彼が毎回、古代ローマのお風呂(ローマ人はお風呂マニアックスだった)から、「平たい顔」の異民族の住む異世界(要するに現代日本)にタイムスリップして、日本のお風呂文化からアイデアを得て、古代ローマに持ち帰るというコメディ連作。そもそも古代ローマ文化なんて、俺みたいなローマ史オタクならともかく、フツーの人は知りません。皇帝ネロとかカリギュラとかの暴君伝説を知ってるくらいならまでいい方で、ひどい人になると「ああ、あの筋肉映画『300』の世界ね」なんて勘違いしてたりする。いや、あれは時代が違うし、ローマじゃないし......。そんなワケで『テルマエ・ロマエ』のローマ・パートの舞台となる西暦130年代、文人皇帝ハドリアヌスの治世について知ってる人なんて、学者とローマ史オタクだけ。  でも、古代ローマ史オタクの俺から言わせてもらえれば、古代ローマってメッチャ面白いんだよ。現代と違うのはテクノロジーだけ。ビンボー人でも5階建ての高層アパートに住んでたし(地震で大変なことになるけど)、パンも食ってたし、ワインも飲んでた(イタリアだし)。サングラスをかけていた皇帝もいた。衣食住へのこだわりも、金銭欲も性欲も、ちょっとでも楽したいという欲望も今となんら変わりがありません。人権思想なんてのもすでに登場してたしね。もっとも「奴隷も人間じゃ」と主張した哲学者のセネカはネロ帝の側近で、大富豪。当然ながら奴隷を搾取してたという建前と本音の人......というのも現代のエライ人々と変わらない。  そんなワケで個人的にはいつかこの古代ローマを舞台にした小説か漫画原作を......と思ってた。歴史大作は、中華モノ以外でも古代ギリシアの『ヒストリエ』(岩明均/講談社)という成功例があるし、全く芽がないわけじゃない。キリスト教が国教になる以前の古代ローマではゲイもバイもごく普通だったわけで、世界最古の小説『サテュリコン』(ペトロニウス)なんか、美青年二人が美少年を取り合いながら、性と飽食と犯罪にまみれていくというオハナシで、なんか、腐女子にもウケそうな気がするぞ。そう言えば『テルマエ・ロマエ』でも美少年との悲恋で知られる皇帝ハドリアヌスの治世で、ルシウスは皇帝との関係を疑われ、奥さんに逃げられちゃったりする。とは言え、よく分からない世界を描いて、なおかつ売れるというのは大難事。そこんところを、お風呂つながりにしちゃったヤマザキマリはエライ。これってお風呂を軸にした比較文化論漫画という読み方もできるし、カルチャーショック・コメディとしても読める。しかも、小栗左多里『ダーリンは外国人』(メディアファクトリー)的な日本人から異文化を見る視点を一回反転させて、異文化側から異文化としての日本を見るという立ち位置なのが秀逸。この操作によって、日本人読者は、日本を「再発見」することができる。  しかし、このルシウスという男、お風呂関係でありさえすれば、銭湯から鄙びた湯治場から果てはお風呂のショールームにまでタイムスリップする。今のところ出没しそうもないお風呂と言えば、オトーサンたちには申し訳ないがソープランドくらいだ。流石にそれはマズイだろう、いくら第一巻の表紙がおちんちん丸出しだとしても(あれは彫刻の模写だからいいのか? 青少年健全育成条例的に)。まあ、ちょっとイロっぽい話としては第2巻の巻頭の第6話で、EDになっちゃったルシウスの遍歴を描くエピソードがある。ちんちんがいっぱい出てきて、それなりにエッチなので、オトーサンたちはお楽しみに。  ルシウスが現代日本のお風呂からどんなアイデアを古代ローマに持ち込むかはネタバレになっちゃうので詳しくは書かないが、建築にかかわる大がかりな施設から、シャンプーハット(これくらいはバラしてもいいか?)みたいなチープなアイデアまでさまざま。それらをどうやって受け止めて、どのように活かすのか? この辺の目の付けところのアホらしさがキモなわけですね。こういうことを思いつくだけでもすばらしい脳回路だと思う。しかも、その発想を該博な古代ローマ史の知識が裏打ちしているのだから鬼に金棒。なんでも、作者の配偶者はその道の専門家らしい。古代ローマの解説ページなんかも用意してあって、本作を読めば、古代ローマの知識もバッチリ。今でも使えそうな金属製の垢すりとか、ちんちんに脚の生えた携帯ストラップにしたいようなおまじないグッズがあったとか、どうでもいいような楽しいネタが満載。「これって比較文化論?」とかめんどくさいことを考えないでも雑学がどんどん頭に入ってくる。できれば読者のみなさんには、偉大なる日本文化の再発見と同時に、旧きを知る教養的楽しみも味わい、できれば古代ローマ史オタクの獣道(けものみち)に踏み込んでいただきたいと思う。  とは言え、地味な漫画であることも確か。大好きな作品にこういうことをいうのもなんだと思うが、どう考えても「いやあ、賞をあげちゃっていいの?」だし、最初に書いたように「こんなに売れるって一体どうなってんの?」なのだ。俺から見れば『テルマエ・ロマエ』は「山椒は小粒でキリリと辛い」ってツウ好みな漫画。雑誌の人気投票で言えば、常に真ん中からやや下くらいに位置していて、「ちょっと変わり種で捨てがたい」って思われてて、舌の肥えた固定客を掴んでいるような漫画だと思う。で、俺みたいな漫画評論家が「発見」して、書評で一回取り上げて、ちょっと話題になる。それがこの作品のベストポジションだと俺は思う。だが、それを時代が許してくれない。「マンガ大賞」は書店員を中心とした有志による選考、「手塚治虫文化賞」は一次選考候補には読者の推薦も含まれる。つまり、漫画に対してアクティブな人々の意志が反映される。近年の両賞の候補作を眺めると、そこに「目立たないけど優れた作品、漫画好きのための少部数雑誌を応援したい」という共通した意識が感じられる。これは逆に言えば、「放っておくと、そういう作品、雑誌が潰れちゃうかも」という危機感の裏返しなのかもしれない。 (文=永山薫) ●永山薫(ながやま・かおる) 1954年、大阪府大東市出身。80年代初期から、エロ雑誌、サブカル誌を中心にライター、作家、漫画原作者、評論家、編集者として活動。1987年、福本義裕名義で書き下ろした長編評論『殺人者の科学』(作品社)で注目を集める。漫画評論家としてはエロ漫画の歴史と内実に切り込んだ『エロマンガ・スタディーズ』(イースト・プレス)、漫画界の現状を取材した『マンガ論争勃発』シリーズ(昼間たかしとの共編著・マイクロマガジン)、『マンガ論争3.0』(n3o)などの著作がある。
テルマエ・ロマエ II12 まさかの大ヒット。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 ホラー少女が鈍感力でライバルをなぎ倒す~椎名軽穂『君に届け』~ いっそゾンビな世の中に──花沢健吾『アイアムアヒーロー』 非モテもイケメンもごちゃごちゃ言わずに『モテキ』を読め!

長瀬智也だけじゃなかった! "FNSドタキャン騒動"で発奮したアノ人

nagasekun.gif
トラブルがあるほど興奮しちゃうヤン
チャボーイ・長瀬

 スポーツ紙などでも報じられ、話題を呼んだ「玉置浩二『FNS歌謡祭』ドタキャン騒動」。12月4日、フジテレビ系で生放送されたこの番組では、玉置が書き下ろした曲「NaNaNa(太陽なんていらねぇ)」をTOKIOと安全地帯がコラボレーションする予定だったのだが、玉置は「体調不良」を理由に現場に姿を見せず、結果、TOKIOメンバーのみで曲を披露することになった。

元AV女優ライター・峰なゆかが語る『ヤングくん』は"画力なき浅野いにお"!?

minenayu121201.jpg
撮影/石垣星児
 コピー機で自分のチンチンをコピーする。デパートの化粧品売り場で"女の匂い"を思いっきり吸い込む。手のひらのベタつきを気にして女子に触れない......。こんな男子特有の"童貞マインド"がギッシリつまった4コママンガ『ヤングくん』(マガジンハウス)をご存じだろうか?  ムトウマサヤなる人物が描くユルユルなこのマンガ、もともとはマガジンハウスのウェブ媒体で連載されていたものだったが、ツイッターなどでじわじわと人気が広がり、「1,000人にフォローされたら出版」というユルめの企画を乗り越え、このたびめでたく書籍化が実現。そしてこの10月には、作者自ら印税をつぎ込み、マンガ単体としては異例の、ラジオ番組へのスポンサードを自腹で決定、TBSラジオの人気深夜番組『文化系トークラジオLife』にて、「この番組は『ヤングくん』の提供でお送りします」というギャグのような提供アナウンスが読み上げられた。  さて、童貞くささ満開の内容で、冴えない文化系男子たちから熱い支持を集める『ヤングくん』だが、そこに真っ向から噛みついたのが、『文化系トークラジオLife』にも出演経験があり、サブカルチャーに造詣が深い元AV女優ライターの峰なゆかさんだ。 峰なゆか(以下、峰) バカで、エロくて、ちょっぴり切ない脱力系4コマ──。ネット上のレビューなんかを見ると、『ヤングくん』は"童貞マインドをこじらせた思春期マンガ"なんて書いてあって、つまりは"非モテ系"の文脈に位置づけられているわけですが......まったく逆ですね。この本には女心をくすぐるテクニックが満載、完全なる"リア充マンガ"ですから!  う~む。一体どのあたりがモテ系マンガなのだろうか?  とにかくあざといんですよ。なんでこのモテ技を知ってるんだろうって思うくらい。例えば、女の世界には「乾燥機をじっと見ちゃう私アピール」というテクニックがあります。男から「いま何してんの?」的な電話がかかってきた際、「え~、回るもの見てた~」なんて答えると、不思議ちゃんキャラを演出できるわけですね。でも、それをなぜか男のヤングくんがやってるんですよ。これはタダモンじゃありません(笑)。  さらに峰さんは、このマンガの作者・ムトウマサヤについてもこう語る。  一度対談企画でお会いしたんですが、ムトウさんは女にモテそうな人でしたね。こういうシンプルな絵の不条理系マンガを描くのって、だいたいはモテる感じの人なんですよ。まあ、ちょっと方向性は違いますが、『おやすみプンプン』の浅野いにおさんにも近いような。THE・草食男子って感じの。そうそう、ヤングくんって、いうなれば"画力のない浅野いにお"かも(笑)。  いわく、"おしゃれトラウマ"な感じで、たまに哲学ネタとかあって、いかにも"絵本大好きな森ガール"あたりが食いついてきそうな点で、この2者は共通してるのだとか。そして、峰さんの舌鋒は文化系男子の批判へ......。  自分のことを草食だと思ってる文化系男子って、とにかく、傷つくのが怖いから恋愛でもリスクを負って頑張ったりしないじゃないですか。彼らって、そういう「ナイーブな俺」を理解してくれるマンガやアニメにすぐ飛びつきますよね。実際、浅野いにおもヤングくんも文科系男子の心をくすぐりそうなマンガ家さんですが......でも実はこの人たちはモテる側の人間ですから! 草食系男子のみなさん、この人たちに感情移入したって虚しいだけですよ!」  って、峰さん......草食男子に何か恨みでも?  ぶっちゃけ私、草食っぽい男が好みなんですよ。小説とかマンガの話をしながら、ほんわかとサブカルっぽい恋愛がしたいわけです。なのに、向こうは私みたいな巨乳女が嫌い、というか怖いんですよ。ホントはエロいくせに、「俺、そういうの苦手だから」みたいな顔して、性の匂いがしない森ガールとかに行くでしょ。そのせいで、私に寄ってくるのはオラオラな感じの人ばかり!  峰さんの周りに文化系の男子たちは、ひたすら受け身で積極性ゼロ。まったく恋愛に発展する匂いがしないのだそう。  文化系男子たちは、この本に感情移入してる場合じゃないですよ。ヤングくんを見習って、あざといモテ技を学んでほしいですね。とにかく、文化系男子の味方みたいな作家たちは、みんなヤリチンなんです! 癒されるんじゃなく、積極的にテクニックを学ぶ。この姿勢でお願いします!  "モテ本"としてのヤングくん。みなさんもぜひご一読を(笑)。 (文・取材=木元嵐) ヤングくん公式サイト「放課後! ヤングくん部」<http://young-kun.jp/> ヤングくん on Twitter<http://twitter.com/young_kunminenayu121202.jpg ●みね・なゆか 1984年生まれ。元AV女優のフリーライター。得意分野はエロ、文学小説、サブカルマンガ。AV情報サイト「men's NOW」でコラム「はだかのりれきしょ」を連載中。TBSラジオ「文化系トークラジオLife」にもたまにゲスト出演。ツイッター<http://twitter.com/minenayuka

ヤングくん1 売れたら、「2」もある!? amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 角川書店に続き、集英社・小学館・講談社もアニメフェアをボイコットへ! Jカルチャーは韓国に"いいとこどり"されている!?  「クール・ジャパン」今後の課題 ホラー少女が鈍感力でライバルをなぎ倒す~椎名軽穂『君に届け』~
カテゴリー: 未分類 | タグ:

『それが売りじゃないけど』なぜかエロい!! ギャップエロスの持ち主ベスト10

erosexy1208_top.jpg
画像は右斜め上から時計回りに、DVD『ビ
バリーヒルズ晴天白書』、CD『Love Songs
~また君に恋してる~』(EMIミュージック
ジャパン)、『いっしょにつくろう―わたし
のうちの、あったかごはん』(二見書房)、
『明るく楽しく』(辰巳出版)
【メンズサイゾーより】  7月中旬から、体調不良を理由にメディアへの露出を控えていたナインティナインの岡村がようやく復帰した。13年以上も続く自身の看板番組で、チリの落盤事故をモチーフにした岡村の復活劇には「感動した」や「不謹慎だ」という賛否が上がったが、とにかくいち視聴者としてはテレビの主役がひとり戻ってきたことを素直に喜びたい。同番組内では、お決まりの小ネタが散見したが、中でも印象的だったのは、やはり岡村療養中に発覚した相方・矢部浩之とTBSアナ・青木裕子の熱愛報道に対する岡村の反応だろう。  元恋人「ひとみちゃん」との破局から早数年。自身に浮ついた噂がほとんどないにも関わらず、岡村はなぜかいつも矢部の恋愛を気にかけていた。そんな相方に飛び出た熱愛報道。しかも相手はナイナイ司会のTBS特番『ドアーズ』でアシスタントを務めていた青木裕子――。空々しい演技だったとはいえ、岡村のリアクションは驚きに満ちていた。
続きを読む

「歴史ブーム」「死に支度」「自分探し」が相まって増殖するカケイザーたち

kakeizer1212.jpg
『「家系図」を作って先祖を1000年たどる技術』
同文館出版
「最近、"カケイザー"なる、自分の家系図を常に携帯している人が巷で増えていると噂で聞いていたんですが、うちの会社でも実際にいたんですよ。手帳にはさんで大事そうに持っている同僚が......」  こう話すのは、都内のメーカー勤務の男性Hさんだ。  カケイザーだけでなく、最近は、幕末の偉人の墓参りをする"墓マイラー"なる女性たちが急増しているという。これは2008年に出版された、『著名人のお墓を歩く』(風塵社)の出版が影響しているようで、その後も『一度は訪ねてみたい有名人のお墓』(明治書院)、『墓マイラーに送る 墓地散歩』(日刊スポーツ新聞社)など、類書が続々出ている。  カケイザーに墓マイラー......家系図やお墓といった「生と死の証」を見聞することで、先人たちの生き方に思いを馳せる。こうした人々が増えた背景と、昨今のにわかにブームの「終活」も関係があるのではないかと指摘する声もある。  「終活」とは、今夏以降、『エチカの鏡』(フジテレビ)や主要男性週刊誌で盛んに取り上げられているテーマで、要はお墓、遺言書、葬儀、自分史、生前契約、事務処理などの手配を、自分が元気なうちに済ませておくことだ。終活関連本としても、『遺言書キット』(コクヨ)や『実践エンディングノート~大切な人に遺す私の記録』(共同通信社)や『マイライフノート』(日経新聞出版社)などが売れている。  終活とカケイザーらの関係について、『家系図を作って先祖を1000年たどる技術』(同文館出版)の著者であり、行政書士法人あすなろ代表の丸山学氏はこう語る。 「確かに、究極の"終活"として自家のルーツを調査する人が増えていますね。家系図を作ったり、それをもとにお墓参りをしてみたり。弊社も家系図を作る業務をしていますが、オーダーが多すぎて今は8カ月から1年待ちの状態が続いていますが、他の業者さんに聞いても同じような状況だそうです」  自らの家系を知ることで、自身の"生"に新たな意味付けをする。自身をそこに加えることで、子々孫々と自身の存在に伝えていきたい――そんな思いが、人々を家系図づくりに走らせているようだ。  実際の"カケイザー"に話を聞いてみた。まずは、佐藤隆志さん(仮名・30代)。 「父方、母方それぞれの先祖探しを依頼しました。父方は、浅草寺内で店を出していた商人であったことが判明、母方は大元は滋賀(近江)の裕福な米屋で、幕末には江戸にも出店、滋賀(近江)を本拠としながら京都との取引も多かったとのことで、つまり、幕末は"江戸""京都"という対立した激動の2都市の情報を得ていたことになり、また、そこから分家した家が明治期に京都で鍋釜商を始め、そこからさらに分家したのが母方の家ということが分かりました」  もうひとりは、鈴木清さん(仮名・30代)。 「先祖は長州藩(萩藩)の下士(下級武士)だったそうですが、足軽身分ではあるが、長州藩主である毛利家に戦国時代から仕えていたことが判明。つまり、関ヶ原の戦いにも最前線で参戦していたと思われ、幕末は幕府の標的となりながら龍馬の仲介で薩摩と手を組んで生き残った長州藩の下士ですから、非常に劇的な生活を送ったのではないかという結果が出ました」  こうした語り口を聞いてみると、昨今の歴史ブームも、30~40代のまだ若いカケイザーたちの増加を後押ししているようだ。 「確かに、『龍馬伝』(NHK)の影響もあり、今年は歴女ブームから幕末ブームとなり、『幕末流星群』『乙女の日本史』(共に東京書籍)など幕末関連の本も売れまくっているというデータもある。そんな幕末期に自分の御先祖がどんな激動の時代を生き抜いたのかを知っておきたいという人が増えているのも、また事実ですね。先祖調査というのはただ名前を探るだけではなく、ご先祖が生まれた時代とそのイキイキとした暮らしぶりを知る時間旅行でもあるんです。次々にご先祖に関する新しい事実に出会うことができ、それはまるで上質なミステリーを読むような知的興奮を得られることもニーズ拡大につながっていると思いますね」(前出・丸山氏)  自分探しに歴史ブーム、さらに昨今話題の所在不明高齢者、無縁社会を検証するという意味でも、「カケイザー」増殖現象はかなり奥深いものがあるようだ。
「家系図」を作って先祖を1000年たどる技術 たどろう。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 東京タワーから新宿二丁目まで、昼間とは違う夜の東京を歩こう『東京夜景散歩』 U吉? 苺佐保? 『親は知らない ネットの闇に吸い込まれる子どもたち』 「犬になりてぇ......!」ペット目線で無防備女子に迫る写真集『Pet's Eye』
カテゴリー: 未分類 | タグ:

ニート以外は受賞可能! 「日経ウーマン」のベスト・ビジネスウーマン像

nikkeiwoman20111.jpg
「日経ウーマン」1月号(日経BP社)

 今月号は、付録に「テンミニッツ(R)」(カンミ堂)というスケジュール管理グッズが付いてます。チャラチャラしたブランドコラボ手帳とかじゃないあたり、これぞ硬派雑誌のカガミっす! ちなみにこちらの商品、内蔵の付箋を使ってスケジュールやTo Doを管理できるシート状の物で、実際にこれだけ買うと630円也。600円の雑誌の付録としては、コスパはかなりいいと思います。まあ、面倒臭がり屋の私には「こりゃ続かん」と、ちとハードルの高い代物ではありましたが、モチベーションの高い女子は使ってみては? では、今月も中身をチェック!

飛び交う「シュシュ」は何? 暴露本のドンの息子が語る、空手界の不思議

 この連載は、「やるのも見るのも、同じアホと呼ばれてしまうのならば、見てるだけでいいじゃん」というだらしのない意志で始まった企画である。そして今日取り上げるイベントは、ほんっとーに見るだけでいい、こんなの参加したら死んでしまうという恐ろしい大会である。その名も全日本空手道選手権大会。

karate01.jpg
ドーン!

観覧中に寝る客も!? 『スタジオパークからこんにちは』番組潜入

sutadiopark.jpg
(C)みかのはらミキ

 今回潜入してきたのは『SP』。と言っても野望篇の方ではなく、1995年3月に開始、15年も続いてるご長寿番組NHK『スタジオパークからこんにちは』である。平日の昼1時5分~1時55分に放送中の、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)に並ぶお昼のお供番組だ。