麒麟 5度の決勝進出が「M-1グランプリの申し子」をどう変えたか

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『かわしまんざいたむらいぶ』
(よしもとアール・アンド・シー)
 12月12日、「M-1グランプリ2010」の準決勝が東京・両国国技館で行われ、決勝メンバー8組が決定した。また、M-1という大会そのものが今年で幕を下ろすということも発表された。  過去にM-1に出場した人の中には、何度も決勝の舞台に上がった経験を持ち、常にM-1と共に語られるような芸人がいる。2001年の第1回大会以来、通算5回の決勝進出を果たした麒麟は、その代表格だ。  第1回のM-1で、麒麟が審査員や視聴者に与えた衝撃は大きかった。中川家、ますだおかだなど、そこそこ名の知られた実力派芸人が並ぶ決勝メンバーの中で、芸歴4年、ほぼ無名の麒麟は異様な存在感を放っていた。彼らはこの舞台で守りに入らず、堂々と大博打を打った。わずか4分のネタの前半で伏線を張って、後半でそれを回収するという手の込んだ構成の漫才を演じたのだ。  技術的に未熟な部分も目立ち、点数はあまり伸びなかったが、審査員の1人である松本人志は「僕は今まででいちばん良かったですね」と激賞。このときに確かな手応えを得た彼らは以後、M-1の常連となっていく。  毎年M-1に挑み、実績を重ねながら、彼らは少しずつ自分たちの漫才スタイルを作り上げていった。それは、川島明が渋い声質を生かしたナレーションや効果音を発して話を進めて、その設定に田村裕が入り込んでいく、というもの。川島が言葉で作り上げた世界の中で、田村は川島に導かれるようにして動き回り、おかしな指令が出るとツッコミという形で不満を漏らす。それは、意志を持った操り人形と人形師が織り成す奇妙なコンビネーションのようだった。この漫才では、「麒麟です」のフレーズでも知られる川島の重低音ボイスと、田村の憎めないキャラクターが最大限に生かされていた。  03年、麒麟は2年ぶりにM-1決勝に返り咲いた。01年のときよりもネタも技術も洗練され、安定感はあったが、荒削りな部分が消えて小さくまとまってしまった感もあった。  彼らがその真価を見せつけたのは、04年大会である。この年のM-1は、優勝したアンタッチャブルの豪腕と、準優勝した南海キャンディーズの鮮烈なデビューばかりが一般視聴者の目に焼き付いているかもしれない。だが、実は麒麟はこの年に敗者復活戦を制して決勝に進み、自身最高の決勝3位という成績を残している。タカアンドトシ、笑い飯といった強豪を振り切って3位に食い込んだことは、彼らにとっても大きな自信となったはずだ。  実際、このときには、麒麟というコンビの新たな成長を感じさせる一幕があった。2本目の漫才の途中、力強いツッコミを繰り返して興奮した田村が、とっさのアドリブでこんな言葉を漏らしたのである。 「全国ネットや! 頑張れ俺たち! 俺たち頑張れ!」  この言葉には相方の川島も不意を突かれ、思わず漫才中に笑い出してしまうほどだった。それを見た観客からは拍手が沸き起こった。真剣勝負の舞台で、自分たちに檄を飛ばすという不可思議な行動に出た田村は、その底知れない無邪気さで見る者の心をつかんだのである。  これは、デビュー当初には技術の未熟さを指摘されていた田村が、川島の手を離れて、独り立ちし始めたことの証でもあった。操り人形は自ら糸を断ち切り、己の意思で踊り始めたのである。  それ以降、M-1でも麒麟の勢いは止まらなくなった。05年、06年にも決勝3位という好成績をマーク。06年には、同じく漫才中に感極まった田村がとっさに発した「お前がしっかりせえよ、麒麟は!」という言葉が話題を呼んだ。  その後の彼らの活躍は、改めて記すまでもないだろう。田村は自伝小説『ホームレス中学生』(ワニブックス)を大ヒットさせて、一躍ベストセラー作家になった。川島は、有名タレントとの熱愛でも話題になり、ピン芸人として「R-1ぐらんぷり2010」でも決勝進出。鋭い発想力を生かした活動を続けている。  麒麟というコンビ名は、「将来が期待される少年」を意味する「麒麟児」という単語から来ている。麒麟児としてデビュー当初から荒削りな魅力を秘めていた彼らは、田村が一皮むけたことで、中国の霊獣「麒麟」のように文字通りきらきらと輝きを放つ芸人になったのである。 (文=お笑い評論家・ラリー遠田) 「お笑いトークラリー~M-1前日スペシャル2010~」 【日時】12/25(土)OPEN13:00 / START13:30 【出演】ラリー遠田、ポッケ 【会場】新宿ネイキッドロフト 前売¥1,500 / 当日¥1,800(共に飲食代別) ※前売券は11/25よりローソンチケット(Lコード:34561)、電話、ウェブ予約にて販売。 電話予約:tel.03-3205-1556(Naked Loft) ウェブ予約:http://www.loft-prj.co.jp/naked/reservation/
かわしまんざいたむらいぶ 似てなくねぇ? amazon_associate_logo.jpg
●連載「この芸人を見よ!」INDEX 【第98回】ピース  噛み合わない2つの破片が力ずくで組み上げた「笑いのパズル」 【第97回】次長課長  変幻自在のオールラウンダー河本を生かす、井上の「受け止めるツッコミ」 【第96回】 オセロ松嶋尚美 大先輩・鶴瓶に見初められ「褒められて咲いた大輪の花」 【第95回】 ダイノジ 雌伏16年──ついに訪れる「二頭の虎が目覚めるとき」 【第94回】 キングオブコメディ 極限の不運と"顔芸人"のレッテルを払拭して掴んだ「コント日本一」 【第93回】 山田邦子 史上初の「天下を取った女芸人」その栄光と転落のタレント人生 【第92回】エレキコミック 一度ハマるとクセになる!?「一点突破の納豆コント」 【第91回】野性爆弾 「遅れてきた吉本最終兵器」がブレイクを果たした秘密とは 【第90回】野沢直子 今振り返るカリスマ女芸人の「先駆者としての比類なき存在感」 【第89回】サバンナ 野生の勘で芸能界を疾走する「発展途上のロジカルモンスター」 【第88回】東京ダイナマイト 破壊なくして創造なし! ハチミツ流「笑いのセメントマッチ」 【第87回】トータルテンボス 進化を止めない本格派コンビを育てた「M-1急転直下の挫折劇」 【第86回】ロッチ  シンプルな構図でコントに魂を吹き込む「関係性のスペシャリティ」 【第85回】山崎邦正 ダウンタウンによって強制開花した「ヘタレの天才」が巻き起こす奇跡 【第84回】フルーツポンチ 確かな演技力でポストバブル世代に現出した「キザ男のリアリズム」 【第83回】よゐこ 爆発力と切れ味で支持層を拡大する「自然体のシュール」 【第82回】バッファロー吾郎 マニアック芸人の権化が極めた「もうひとつの天下」 【第81回】ドランクドラゴン 完璧な構築物に風穴を開けて回る「鈴木拓のガッカリ力」 【第80回】高田純次 還暦過ぎても華衰えぬ「日本一の適当男」が歩み続けた孤高の道程 【第79回】森三中  メンバーの結婚で進化する「ブスとブスとブスの関係性」 【第78回】Wコロン・ねづっち  「整いました!」なぞかけ芸が時代にハマった深い理由 【第77回】所ジョージ  突出した安定感を生み出すボーダレスな「私の世界」 【第76回】土田晃之  元ヤン、家電、ガンダム......でも嫌われない「ひな壇の神」の冴えたやりかた 【第75回】タカアンドトシ  非関西系漫才のツッコミ新境地「欧米か!」が生まれた理由 【第74回】キングコング西野亮廣  嫌われるには理由がある!? 天才を悩ませる「出た杭の憂鬱」 【第73回】椿鬼奴  虚栄心から自由になった女芸人の「自然体が放散する魅力」とは 【第72回】萩本欽一  テレビを作り、テレビに呑み込まれた「巨人の功罪」 【第71回】アンガールズ  キモカワ芸人が精緻に切り出した「人生のNGシーン」に宿る笑い 【第70回】エハラマサヒロ   「究極の器用貧乏芸人」が無限の笑いをコラージュする 【第69回】なだぎ武 R-1二連覇を成した演技派芸人の「本当の運命の出会い」とは 【第68回】いとうあさこ 悲観なき自虐を操る「アラフォー女性のしたたかなリアル」 【第67回】チュートリアル M-1完全優勝を勝ち取った「ひとつもボケない」漫才進化論 【第66回】松村邦洋 己を棄てて己を活かす「笑われる天才」が生きる道 【第65回】キャイ~ン・ウド鈴木 20年目の変わらぬ想い──「満面の笑顔で愛を叫ぶ」 【第64回】しずる 緻密なマーケティングと確かな演技力で突っ走る「腐女子枠のプリンス」 【第63回】青木さやか 仕事も家庭も......不器用に体現する「現代女性の映し鏡」 【第62回】 今田耕司 好きな司会者第3位にランクされる「代弁者としての3つの極意」 【第61回】我が家 「変幻自在のローテーション」が3人のキャラ薄をメリットに転化する 【第60回】ハライチ "ツッコミ"を棄てた関東M-1新世代が生み出す「面の笑い」とは? 【第59回】出川哲朗 稀代のリアクション芸人が「計算を超えた奇跡」を起こし続ける理由 【第58回】中川家 すべてはここから始まった!? 兄弟が奏でる「舞台芸と楽屋芸のハイブリッド」 【第57回】板尾創路 笑いの神に愛された男が泰然と歩む「天然と計算の境界線」 【第56回】清水ミチコ 対象者の心を浮き彫りにする「ものまねを超えた賢人の不真面目芸」 【第55回】とんねるず 暴れ放題で天下を取った「学生ノリと楽屋オチの帝王学」 【第54回】友近 孤高の女芸人が体現する「女としての業と生き様」 【第53回】ウンナン内村光良 受け継がれゆく遺伝子「終わらないコント愛」 【第52回】モンスターエンジン 結成2年でシーンを席巻する「高次元のバランス」 【第51回】関根勤 再評価される「妄想力」ひとり遊びが共感を呼ぶ2つの理由 【第50回】南海キャンディーズ しずちゃんを化けさせた山里亮太の「コンビ愛という魔法」 【第49回】フットボールアワー 無限の可能性を秘めた「ブサイクという隠れみの」 【第48回】ますだおかだ 「陽気なスベリ芸」という無敵のキャラクターが司る進化 【第47回】ナインティナイン あえて引き受ける「テレビ芸人としてのヒーロー像」 【第46回】インパルス タフなツッコミで狂気を切り崩す「極上のスリルを笑う世界」 【第45回】アンタッチャブル 「過剰なる気迫」がテレビサイズを突き抜ける 【第44回】おぎやはぎ 「場の空気を引き込む力」が放散し続ける規格外の違和感 【第43回】志村けん 「進化する全年齢型の笑い」が観る者を童心に帰らせる 【第42回】はるな愛 「すべてをさらして明るく美しく」新時代のオネエキャラ 【第41回】明石家さんま テレビが生んだ「史上最大お笑い怪獣」の行く末 【第40回】ブラックマヨネーズ コンプレックスを笑いに転化する「受け止める側の覚悟」 【第39回】笑い飯 Wボケ強行突破に見る「笑わせる者」としての誇りと闘争心 【第38回】笑福亭鶴瓶 愛されアナーキストが極めた「玄人による素人話芸」とは 【第37回】島田紳助 "永遠の二番手"を時代のトップに押し上げた「笑いと泣きの黄金率」 【第36回】東野幸治 氷の心を持つ芸人・東野幸治が生み出す「笑いの共犯関係」とは 【第35回】ハリセンボン 徹底した自己分析で見せる「ブス芸人の向こう側」 【第34回】FUJIWARA くすぶり続けたオールマイティ芸人の「二段構えの臨界点」 【第33回】ロンブー淳 の「不気味なる奔放」テレ朝『ロンドンハーツ』が嫌われる理由 【第32回】柳原可奈子 が切り拓くお笑い男女平等社会「女は笑いに向いているか?」 【第31回】松本人志 結婚発表で突如訪れたカリスマの「幼年期の終わり」 【第30回】はんにゃ アイドル人気を裏打ちする「喜劇人としての身体能力」 【第29回】ビートたけし が放った『FAMOSO』は新世紀版「たけしの挑戦状」か 【第28回】NON STYLE M-1王者が手にした「もうひとつの称号」とは 【第27回】ダチョウ倶楽部・上島竜兵 が"竜兵会"で体現する「新たなリーダー像」 【第26回】品川祐 人気者なのに愛されない芸人の「がむしゃらなリアル」 【第25回】タモリ アコムCM出演で失望? 既存イメージと「タモリ的なるもの」 【第24回】ケンドーコバヤシ 「時代が追いついてきた」彼がすべらない3つの理由 【第23回】カンニング竹山 「理由なき怒りの刃」を収めた先に見る未来 【第22回】ナイツ 「星を継ぐ者」古臭さを武器に変えた浅草最強の新世代 【第21回】立川談志 孤高の家元が歩み続ける「死にぞこないの夢」の中 【第20回】バカリズム 業界内も絶賛する「フォーマット」としての革新性 【第19回】劇団ひとり 結婚会見に垣間見た芸人の「フェイクとリアル」 【第18回】オードリー 挫折の末に磨き上げた「春日」その比類なき存在 【第17回】千原兄弟 東京進出13年目 「真のブレイク」とは 【第16回】狩野英孝 「レッドカーペットの申し子」の進化するスベリキャラ 【第15回】サンドウィッチマン 「ドラマとしてのM-1」を体現した前王者 【第14回】小島よしお 「キング・オブ・一発屋」のキャラクター戦略 【第13回】U字工事 M-1決勝出場「北関東の星」が急成長を遂げた理由 【第12回】江頭2:50 空気を読んで無茶をやる「笑いの求道者」 【第11回】バナナマン 実力派を変革に導いた「ブサイク顔面芸」の衝撃 【第10回】山本高広 「偶像は死んだ」ものまね芸人の破壊力 【第09回】東京03 三者三様のキャラクターが描き出す「日常のリアル」 【第08回】ジャルジャル 「コント冬の時代」に生れ落ちた寵児 【第07回】爆笑問題・太田光 誤解を恐れない「なんちゃってインテリ」 【第06回】世界のナベアツ 「アホを突き詰める」究極のオリジナリティ 【第05回】伊集院光 ラジオキングが磨き上げた「空気を形にする力」 【第04回】鳥居みゆき 強靭な妄想キャラを支える「比類なき覚悟」 【第03回】くりぃむしちゅー有田哲平 が見せる「引き芸の境地」 【第02回】オリエンタルラジオ 「華やかな挫折の先に」 【第01回】有吉弘行 が手にした「毒舌の免罪符」

NEWS・山下智久の妹がセクハラ退職を経て、永田町で返り咲き!

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山下莉奈オフィシャルブログより

 今春、日本大学藝術学部を卒業と同時に鳩山邦夫元総務相の事務所へ就職し、"私設秘書"を務めていたNEWS山下智久の妹・山下莉奈さん。鳩山氏の息子・太郎氏の選挙スタッフとして選挙運動に協力した6月の参院選挙中には「美人すぎるウグイス嬢」「山下智久の妹」としてスポーツ紙や女性週刊誌を賑わせるなど注目を集めたが、7月末でいきなり同事務所を退職。その直前に発売された「週刊新潮」(新潮社)で、「選挙中、太郎氏が別の秘書相手に『あのコにしゃぶってもらいてぇ、ナニナニしてもらいてぇ!』と絶叫していた」などと報じられていたこともあり、8月27日付の東京スポーツの一面に"セクハラ退職"の文字が踊るなど、大きな騒動に発展した。

これこそ暴力装置の暴走! 冤罪に天下りまで……警察の黒い闇を暴く

──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!
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警察庁の公式HPより。
 今月初頭、日刊サイゾーでは短期集中連載の『発生から1年「新宿駅痴漢冤罪暴行事件」の闇』が多くの人々の注目を集めました。痴漢冤罪事件などでは、警察の捜査方法が疑問視されることも多く、本来市民の安全を守るべき警察への信頼性が揺らいでいるといえるでしょう。こうした中で、事件の取り調べ可視化などが叫ばれているものの、実際に取り調べの録音や録画は一部で試行されるにとどまっているのが現状。くわえて、今年9月には検察による証拠改ざん容疑で検事が逮捕される事件などもあり、警察などの国家権力に対して慎重な見方をすることが求められているようです。  そこで今回のレベルアップ案内では、DNA鑑定で生み出される冤罪の仕組みから覚せい剤密輸の裏で暗躍する警察の姿、さらには淫行もお目こぼされる天下りのことまで、警察腐敗の真実に迫る記事を取りそろえてみました。もちろん、しっかりと市民のために働く警察の方がいることも事実。だからこそ、一部の不正を許さず、市民の目でしっかりと見つめるべきではないでしょうか? 【日刊Pick Up記事】 ■第1回 痴漢冤罪で命を絶った青年が録音していた「警察の非道」 (2010年12月6日付) ■第2回 なぜ、JRは「息子の死」の真相を追及する母の想いを踏みにじるのか (2010年12月7日付) ■第3回 事件を密着取材していた民放キー局取材班の不可解な動き (2010年12月8日付) ■第4回 追跡レポートをOA直前に封印したテレビディレクターの謎の行動 (2010年12月9日付) 正義はどこにあるのか!? プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:絶えることなき冤罪被害] "加害者"にされた者たちが週刊誌に語る「痴漢冤罪」の恐怖と屈辱 2009年7月27日付(日刊サイゾー) 「推定無罪」? なにそれ? おいしいの? 警察の取り締まりは"冤罪製造システム"!? 悪質な交通行政に物申す書 2009年9月21日付(日刊サイゾー) ポップな表紙絵ですが、中身はまったくポップじゃなく......。 最新DNA鑑定でも冤罪が!?"法律なき"危険な運用体制 2010年5月号(プレミアサイゾー) 最先端の科学も、扱う人がダメなら結局ダメです。 [レベル2:予算のためのポイント稼ぎが横行する実態] 覚せい剤密輸の裏に道警!? 疑惑の告発者を直撃! 2007年9月18日付(日刊サイゾー) 裏金事件のさらに裏。 私欲に利用される「テロリスト」警察vs成田空港のつばぜり合い 2010年2月号(プレミアサイゾー) テロリストたちは警察の脳内にいるらしいです。 相次ぐ大学生の大麻摘発 裏にはお役人の点数稼ぎ 2009年3月号(プレミアサイゾー) 警察にとって逮捕は営業活動みたいなもの? [レベル3:警察OBが跋扈する天下りの仕組み] 「なんと200人以上」アート淫行会長 大甘処分の裏に警察出身者の大量天下り!? 2010年8月2日付(日刊サイゾー) まさしく地獄の沙汰も金次第。 年収ナント1000万円!? 松下電器の役員にも就任する警察OBと企業の不健全な関係 200x年x月号(プレミアサイゾー) 暴力団よりよっぽどヤクザ。 ITゼネコンから大手外資まで、官僚が群がるIT業界の美味しい天下り 2010年9月号(プレミアサイゾー) mixiもGREEも天下りの標的に!? [レベル4:警察腐敗を徹底討論] 止まらない警察官たちの暴走!新聞が報じない"桜タブー"を暴く 2009年2月号(プレミアサイゾー) 故・黒木昭雄さんが語る警察の真実。 [レベル5:ねじ曲がった捜査のその先] 刑事裁判の不完全性と社会の敵が持つ浄化作用【前編】 2010年5月号(プレミアサイゾー) 敵はいるけど、正義の味方は見当たらず。 プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/

冤罪はこうして作られる 20年近く前からいわれてるのに、改善しないのはなぜ? amazon_associate_logo.jpg

やまぐちりこの初体験は「枕営業」? AKB48時代のセックスを暴露

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『やまぐちりこ 超極小モザイクDebut!!』
【メンズサイゾーより】  今夏、「あのトップアイドルがAV転身!」という触れ込みでAVデビューし、大ヒットを飛ばしたやまぐちりこ。その正体が、今もっとも勢いのあるアイドルグループ・AKB48の元「選抜」常連メンバー、中西里菜であったため、盛り上がりは相当なものであった。AKB時代、シングル選抜に起用され続け、常に人気上位を誇っていた中西だが、持病の喘息と慢性的な腰痛を理由に2008年11月、同グループを卒業していた。そんな彼女が芸名を改めて文字通り"裸一貫"再デビューしたことは、古参ヲタは勿論のこと、増殖し続けるAKBファンにも深い衝撃を与えた。  8月末に衝撃のAVデビューを飾ってから、毎月のように過激作品をリリースしてきた彼女。秋には「失踪してしまった」という不穏なウワサまで流れたが、新年からメーカーをソフト・オン・デマンドに......
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水嶋ヒロ流の寄付? 集中豪雨の被災地に届いたポプラ社の本3,044冊

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「週刊女性」1月1日号(主婦と生
活社)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の"欲望"に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第57回(12/9~12/14発売号より)

 先週、海老蔵事件の現場となったビルに取材に行った。問題のお店はクローズしてたので、他階のバーだ。もちろんその店も会員制だから、会員の知り合いに連れて行ってもらった。新宿中心の生活をしている私にとって、未知との遭遇であった。

【追加枠20名様決定!】佐々木俊尚氏「特別セミナー」へ無料ご招待!!

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キャンペーンは終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
 お申し込み多数につき早々に枠が埋まってしまいました『佐々木俊尚流 ITニュースの読み方』発売記念セミナーに、追加枠をご用意いたしました!  明日12月15日23:59までにご応募いただいた方の中から、抽選で20名様を当セミナーに無料ご招待いたします。
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【追加キャンペーン実施期間】 現在~12月15日(水)23:59まで ※上記期間内にご応募いただいた方の中から抽選で20名様をご招待いたします。 【セミナー概要】(予定) テーマ:「情報リテラシー上級者のニュースの読み方」 日時:2011年1月18日 19:00~21:00 場所:都内セミナールーム 【お申し込み方法】 下記フォームより必要事項をご記入の上、お申し込みください。 ※当選者の方のみ、12月16日以降にご連絡させていただきます。ご了承くださいませ。 ※セミナー当日、アプリの購入証明をお持ちいただきます。 応募受付は終了いたしました。 ■佐々木俊尚流 ITニュースの読み方 【概要】  リアルタイムなWeb・IT業界の動向を、最新情報に独自入手の裏話を交えながら読み解いていく、ただのニュース解説とはひと味違う"佐々木流"ニュース評。iPad vs Kindle、ライフログとソーシャルメディア、加熱する電子書籍マーケット......。日々情報が更新され続ける業界の変遷を、氏はどのように見てきたのか。  佐々木俊尚の視点で綴られたニュース評を振り返ることで、"ITニュースの読み方"が変わる。日々押し寄せる情報の波をただ受け取るのではなく、自ら考察し、なにが真実であるかを見抜く、そんな"真のメディアリテラシー"を身につけたいあなたへ、必読の一冊! 【トピックス抜粋】 ○Apple TVの命運は? "どこでもテレビ"がもたらす未来 ○ソーシャルメディアとライフログを新局面に導く"チェックイン" ○iPad vs Kindle なにが勝敗を決めるのか? ○情緒的な反論はもうたくさん! 私が日本の出版社に辟易するワケ ○ニュースサイト有料化で日本はどう舵を切るべき? ○電通の"裸踊り"が通じない! 広告界で衰退する元強者たち ○ツイッターひとつ活用できないダメダメ企業続出のワケ App Storeで詳細を見る ※本書は、月刊誌「サイゾー」にて氏が3年にわたり連載してきた人気コンテンツ「ITインサイドレポート」を加筆修正したものです。

キングオブコメディさんの至言「いつ辞めてもいいから、続けられるんです」(中編)

IMG_9454.jpg前編はこちらから   ──もう「貸せ」じゃなくて「くれ」って言った方がいいですね。よく耐えていらっしゃる。 高橋 だから、その時にさんざん説教したんですよ。俺だっていつまで一緒にいられるか分からないし、今まで40年一緒にいてここまで来て、親孝行もしたいよ。あと、何年生きているかも分からないし、正直、父一人、子一人じゃ、何もできないよって、2時間くらい男と男で話して寝たんですよ。親父にも何か心打つものあるかなと思っていたら、朝、親父が「おい、50万いつ貸してくれるんだよ!」って。 ──アハハハ! 何も響かない! 高橋 もう本当に駄目な人なんだなって。破産しちゃうとか、いろいろやりようはあるんだろうけど、自分が住んでいるところが親父の不手際で一方的に取られるのが癪っていうのが、抵抗している理由かな。 ──ちょっと私の父と似てます。父は、三代続いた会社を潰したんですよ。 高橋 はいはい、羽振りがいいと駄目になりますね。 ──羽振りがいいうちに会社が潰れちゃって、母も父に惚れていたもんですから、お金がなくなったあとも夢を追う父に騙されて、一家心中の一歩手前で私と姉を連れて逃亡したんです。助かりました。 今野 じゃあ、よかった。すごいエピソード持ってますね。 ──今野さんのお父様もフィリピンに飛ばれてますし、ぜんぜん負けてないと思います! 今野 それ、どっちが勝ちなんですか? 高橋 こういうエピソードがない人が勝ちですよ。 今野 我々負けですよね、全員......。 ──すみません、悲しい勝負をしてしまいました。えっと、話が変わるんですけど、お二人とも人見知りだと聞いてるんですけれど、どう克服されたのかを......。 今野 僕、人見知りしないです。僕は逆の発想でいきましたよ。 ──え? 今野 「どうでもいい」っていう。人見知りって人と話そうとするから起きる現象じゃないですか。だから、僕はもう話さないですし。 高橋 それが人見知りだよ! ──今野さんは楽屋でやることがない時、ずっと鏡を見て「何かをしている人のふり」をしてやり過ごすんですよね。私も学生時代は休み時間の度に寝たふりしてました。 今野 寝たふりしますよね~。友達いなかったんですか? ──あんまりいなかったですね。とにかく寝てるふり! 高橋 どっかに行くふりとか、どこかに到着していないふり。 今野 休み時間なきゃいいのにって思いますよね。 ──あと、無駄にトイレ行ってました。便所飯も余裕でした。 高橋 分かります、分かります。 ──イヤホンつけて音楽がすごく好きな人のふり、とか。 今野 僕もずっとRPGやっているふりですよ。 ──えっ! やってないんですか? 今野 やってるんですけど、同じところをぐるぐる。好きでもないのに。 高橋 分かる、分かる。 ──とにかく何かをしている人って周りから認識されたいんですよね。だから話しかけられないんだよっていう言い訳づくり。 高橋 こっちは何かしてるんですからね。物理的に理由があるからね。 今野 こっちは寄せ付けないわけじゃないんだ。 高橋 忙しいからなんだ。 今野 話したい人はすごくいるけど、ゲームやってるから気を使って話しかけてこない。 高橋 話してもいいっていう状況にしちゃうと、話しかけられないこっちの責任になっちゃうからね。 今野 何回も机の中を見たり。 ──あれ~? とか言いながら筆箱の中身を入れたり出したり。 高橋 分かる、よく分かる。あれ~? カバンの中かな? って、何も探していないのに。 ──あと、かかってきてもない電話に出ます。友達からかかってきた風を装って。 高橋 分かる分かる。電波入んねーな、とか言っちゃう。 今野 僕はそういう時ね、留守電を聞いているふりをするんですよ。 ──それ、いいですね! あっ、でも、「キングオブコント」の後に、お二人ともすごいたくさんメールがきてるじゃないですか! 今野・高橋 ああ......。 ──今野さん40件、高橋さん200件! 友達たくさんいるじゃないですか! 高橋 その時だけですよ。 今野 ほとんど、仕事で会った人ですから。 ──それでも羨ましいですよ! 気軽に電話やメールをもらえるようになるにはどうしたら良いんですか? 高橋 その留守電を聞いてるふりとか辞めて、話しかけられるようにすればいい。 ──その電話をしているふりっていうのが、「友達が多くて話しかけやすい私」のアピールだったんですが......。 高橋 でも結局、バレるんすよ。バレてるんすよ。 今野 「あいつ誰ともしゃべってねぇ」って。 高橋 「あいつ、誰も話す相手がいないから話すふりしてるんだな、そのままにしとこう」みたいな。洩れますよ、やはり。本当に忙しい人とか話しやすい人とか話しますもん、本当に。 今野 本当に電話していると動きが違いますもん。 ──バレていたのか......恥ずかしすぎてどうしたら良いのか分からない。すごく恥ずかしいです、今日。 高橋 分かるなぁ、分かりますよ。それを私はあなたよりも15年くらい長くやってきてますから、分かりますよね。でも、25歳でこういう仕事をしている時点で十分世に出ているし、大丈夫じゃないですか。25歳の時なんて、僕はまだ芸人にもなっていないですから。 ──その頃は機械の静電気をチェックする仕事をされていたんですよね。 高橋 そうです、コピー機の。 ──私も工場で働いていた時があるんですよ。小規模な工場だったんですけど。 今野 ベルトコンベア似合いそう! ──イラン人とかと一緒にタグを付けてました。 今野 似ー合うー! 高橋 似合うなぁ、上手そうですね。なんのタグですか ──洋服についている値札とかそういうのを......すごく早かったですよ。 今野・高橋 似合うなぁ! ──カッチンカッチン、映画の『ダンサー・イン・ザ・ダーク』みたいな感じで。あれが一番向いていたんですけど、おばあちゃんとかリアルに指がなかったりして、怖いなあと思って。 高橋 どこまで使われるんですか? これは。 ──高橋さんのはそういう現場ではないんですか? 高橋 まあ、室温35度、湿度80%みたいなところでパンツ一丁で、もう髪がしっとりしてきた時に「出ましたよ!」って一週間に1回言ったり。 ──おお。ぜんぜん想像がつきません。どうしてそこから芸人さんに? 高橋 そこで2年間くらい働いたときに、社員さんに「いや~、高橋くんはこの仕事に向いているね」って言われて。逆にマズイと思って。すごい良い会社だったんですけど、やっぱ25、6歳って考える時期じゃないですか。 ──現状、まさに考え中です! 将来の不安が半端ない! 続けられる自信が年々減少していきます! 今野さんは、他の仕事に就かれることもなく、芸人さんに? 今野 僕は高卒で入ってますね。バイトもしたことない。 高橋 エリートですよ。 ──お笑いエリート! 今野さんはおしゃれですし、立ち振る舞いからも育ちの良さが出ますよね。 今野 育ちは良かったんですよね。 高橋 ある意味、社長の息子ですよね、それなりに。 ──そしてそのうち、お父様がフィリピンに。 今野 ええ、フィリピンに行きまして。 ──甲斐性がありすぎちゃったんですかね。 今野 単純に潰れて、借金から逃げたんです。うちは破産をしましたから。 ──みなさんご事情がおありだ......。「キングオブコント」の優勝、本当に良かったです。自分のことのように嬉しい。コント日本一になってどうですか? 変わったこととかありますか? モテたりとか! 高橋 ないですねぇ。 今野 モテないですよ。 ──でも、芸人さんとはすごくモテるものだと聞きました。 今野 それはないですよ。 高橋 もう1年以上セックスもしてないですし。 今野 僕なんてセックスもしてないのに最近性病になっちゃって、謎ですよ。めっちゃかゆいですよ、今。今朝もかゆくて目が覚めた。 ──えっ......(ちょっと席を離す)。 高橋 温泉でうつったらしくって。俺、お前に衣装貸すのは本当に嫌だ。 今野 だからココは僕はね、あえて今は皮を完全にかぶせている状況です。広がるんじゃないかと思って。 高橋 ATフィールド!  ──あやまれ! エヴァにあやまれ! 高橋 インキンってことはないの? 僕、昔、夏に汗でインキンになったことがあってね、金玉の裏がすごく赤くかゆくなる。それで、ホントすごいなと思ったのが、しわしわになっている皮が、最後にちょっとずつ剥がれて、それが全部剥がれた時にピカピカのライチみたいな、本当に顔が映るくらい輝くあの瞬間。あの一回の花咲く瞬間。卵肌。本当に自分の身体に自分の顔が映っているっていう、その瞬間があれば頑張れるよ。 今野 そこじゃないもの、僕がかゆいところは。 ──お医者さん行ってないんですか? 今野 行ってないよ。 高橋・小明 行ったほうがいいよ! 今野 知らない人にチンチン見られたくないじゃない。 高橋 今、試しに見せてみ、免疫つくよ。 ──ひー!! やめて!! グホッフ(咳込む)! 高橋 僕らは大丈夫なんですけど、大丈夫ですか? ──大丈夫です、なんていうか、日本一になられてもお変わりなさそうで、ええ、なにより......えっと、お二人は年代もけっこう違うのに仲が良いですよね、趣味が合うんですか? 今野 全然合わないですよ。 高橋 でも、面白がる部分が似ている感じがしますよ。全然冴えない生活を送ってきましたし。 ──日本一になったのに? 高橋・今野 冴えないですよ。『ニコニコキング・オブ・コメディ』見てますよね? あの番組冴えてます? ──冴えては......いない......かも。でも、面白いですよ! お二人のコント以外の顔がたくさん見られて貴重です! 今野さんは髪型をツーブロックにされてるの、コントでは気付かなかったから、おしゃれだなぁって思って。 今野 してないですよ。こっち側でしょ? こっち側は薄いんですよ。ツーブロックじゃないです、ハゲです。 ──おおう。失礼しました。 今野 僕はこの髪型は美容院行って「たけしさんみたいにしてください」って言ったの。だから、今日もたけしさんみたいにって(うれしそうに)。 高橋 へー、恥ずかしいな、芸人として。だから、こいつはもっといろいろしたいらしいんですけど、やっぱりコントやるのに邪魔じゃないですか。ところが、夏休みの間で突然羽を伸ばし始めて......。 今野 金髪とかモヒカンとかしたかったんですよ。でも、いつ戻ってくるか分からないから全部やりたいと思って、一気に、金髪のモヒカンになったんです。 ──高橋さんが痴漢冤罪騒動で活動自粛を余儀なくされたときですね! (後編につづく/取材・文=小明) ●キングオブコメディ 高橋健一と今野浩喜からなるお笑いコンビ。2000年結成。「キングオブコント2010』王者。『キングオブコメディのカネとコメ』(ラジオ大阪)、サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にてトーク番組『ニコニコキングオブコメディ』(隔週木曜)出演中 ●小明(あかり) 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
キングオブコメディ単独ライブ Vol.6 「葉桜」 コント一筋。 amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第18回】 バカリズムさんの至言「モヤモヤは、そのまま持ち帰って立ち向かいます」(前編) 【第17回】 島田秀平さんの至言「小明さんの手相にはアブノーマル線があるんです」 【第16回】 小森純さんの至言「写真のチェックとか、自分では一切しないんです」 【第15回】 堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

『罪に濡れたふたり』の"罪"は近親相姦ではなく、●●としか思えないっ!

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『罪に濡れたふたり』1巻(小学館)

――西暦を確認したくなるほど時代錯誤なセリフ、常識というハードルを優雅に飛び越えた設定、凡人を置いてきぼりにするトリッキーなストーリー展開。少女マンガ史に燦然と輝く「迷」作を、紐解いていきます。

 この作品は、近親相姦という壮大なテーマを持っているように見えるけれど、実は単にサカった尻軽女が運の悪い恋愛をする話である。

肩肘張らず、心をフリチンに! 玉袋筋太郎が推奨する「夜のコミュニケーション」

tamasnac01.jpg  夜の酒場に紫の明かりを灯すスナック。どんな小さな町にもある「夜の社交場」の扉を開け続けるスカパー! の人気番組『玉袋筋太郎のナイトスナッカーズ』のDVDが発売される。そこで、新宿生まれ新宿育ち、両親はかつてホモスナックを営んでいたという生粋のスナッカー・玉袋隊長に、スナックにかける熱い想いからコミュニケーション術まで、さまざまなお話を伺った! ■心をフリチンにしないとダメな場所 ――DVD発売おめでとうございます。もともとテレビ番組として開始した『ナイトスナッカーズ』ですが、この番組では企画から手掛けられていますね。 「もともとは"夜の毒蝮三太夫"みたいな番組をやりたくて始めたんですよ。スナックに行くことで自分の腕も上がるしね」 ――DVDで改めて拝見すると、スナックへの愛が溢れていますね。 「AVを見たら抜きたくなるのと一緒で、このDVDを見たら呑みに行きたくなるという効果・効能があります。スナックは個人的にも頻繁に行くんで、この番組は普段の自分にカメラがついてきた、という感じです」 ――週にどれくらい行かれるんですか? 「週2、3回くらいかな。全国どこでも行った先のスナックに入ります。すでに数百軒は入ってるんじゃねえかな」 ――数百軒! その中でもいちばん印象に残っているスナックは? 「いっぱいあるよね。その土地によってそれぞれいい思い出をくれるんだけど、最近じゃ奄美大島の先にある喜界島という場所にロケで行って、スナック3軒くらいはしごしたんだよ。ママと仲良くなって空港まで見送りに来てくれたんだけど、ローカル駅みたいな空港でさ、涙ぐみながらプロペラ機に向かって手を振ってくれるんだよ。『ウルルン滞在記』(TBS系)どころじゃないよ、うれしかったね~」 ――DVDを拝見すると、ママやお客さんともすぐに打ち解けていますね。 「溶け込むことは大事。お店の空気を壊しちゃいけないんだよ。カラオケボックスのように自分の好きな歌を歌っているだけではお店の空気を壊しちゃうよね。一見(いちげん)さんなんて、外来魚"ナイルパーチ"みたいなもんなんだから。そこの水に馴染むように溶け込むことが大事なんだよ」 tama_snac03.jpg ――お店に馴染むコツはありますか? 「肩肘張らず、威張らずに心をフリチンにしないとダメだよね。構えないってことが一番の方法かな」 ――玉さんがスナックに行き出したきっかけは何でしょうか? 「昔から飯も飲み屋もマニュアルでやっているところには行きたくないんですよ。マニュアルなんかに乗せられねえぞ、っていう信念があるんです。それを突き詰めていったらスナックになったんだよね。だから、普段からチェーン店の居酒屋も行かないしファミレスにも行きません」 ――スナックというと一見さんお断りというイメージがあると思いますが、このDVDではアポなしでどんどん入っていってしまいますね。 「もちろん一見さんでも大丈夫なんですよ。だってそこに扉があるんだから! 俺、スナックのドアは『どこでもドア』だと思ってんだよ。異次元に行けるドアがあるのにそれを開けないのはもったいないと思うな。もちろん威張って入ったらダメだよ。向こうもお客を見ているんだから。ちゃんと礼儀正しく『呑ませてもらっていいですか?』って入ってったら『いいよ』っていう話になる。そっから始まるんだよ」 ――撮影で思い出深いエピソードは? 「下北沢の『北花』のマスターなんか始めは『出ない出ない』って言ってたんだけど、最終的には1時間30分べらべら喋ってたからね。行き当たりばったりなんだけど、ドラマが生まれるんだよ。そういう意味では、この番組には『田舎に止まろう』(テレビ東京系)と『ウルルン滞在記』と、『ちい散歩』(テレビ朝日系)と『ぶらり途中下車の旅』(日本テレビ系)と『いい旅夢気分』(テレビ東京系)すべてのエッセンスが詰まってる」 ■"クリック"よりも"スナック" ――このスナック巡りによって玉さんが見せたいのは、やはり「人間ドラマ」なんでしょうか? 「『マニュアルがないところがマニュアルだ』っていう楽しさを若い人に知ってほしいんだよ。今は客が楽しさを与えられて当然になっちゃってるよね。でもマニュアルに乗っけられて喜んでいたら、喜びを自分で見つけるセンサーが鈍っちゃう。スナックでは自分でも楽しさを与えなきゃならないし、与えてもらえる。相互でやりあうよさ、気持ちよさがあるんです。『お客もママを気持ちよくさせて当然じゃん』っていうのが俺の考えだね。場の雰囲気をよくするのもお客がやらなきゃいけない。そうやってお店の空気が出来上がってくるんだよね」 ――スナックに行くことは芸の肥やしになってるんでしょうか? 「芸については分からないけど、人間力だろうな。気持ちいい男になりたいっていうのがあるんだよね。『あいつ気持ちいいやつだな』って言われるようになりたいんだけど、40歳なんてまだ鼻っ垂らしなんだから。だけど、少しは近づけるのがスナックなのかもしれない」 ――修行の場所ですね。 「だからスナックは人間力アップのための教室だよね。今はクリック一つで友達ができる世の中になっているけど、それじゃ物足りないんだよ。だから"クリックよりもスナック"だと思うよ」 ――以前にも、「会社の新人研修にスナックで働け」と書いていましたね。 「スナックで働けば、一方通行の応対じゃなくて縦横無尽に動けるようになるんだよ。いろんなお客さんが来るからすごいいいと思う。本気で言ってるんだけどな」 ――社会人としての人間力も身に付きそうですね。 「スナックで働けば、たとえ気が合わない人だったとしても、商売だから仏頂面なんかできないわけよ。そこでまたそういうテクニックを覚えたら、人間としてのステージが上がるよね」 ――玉さんにとって、スナックとはどういう場所でしょうか? 「ライフワークであり、居場所であり、源泉掛け流しってのは温泉だけど、『人間掛け流し』の場所かな。その湯加減の気持ちよさったらないんだよ!」 ■『かっちゃんすげえよ』って言ってやれる男になりたい ――『キッドのもと』(学習研究社)でも「心で握手」と語られていましたが、玉さんのそういう熱い考え方はどのようにして培われたんでしょうか? tama_snac02.jpg 「昔からそういう仲間がいたからだろうな。だからガキの頃の友達にはすごく感謝してるよ。いい奴らばっかりいたから。貧乏な奴もいたし、勉強ができる奴もバカな奴もいろいろいた。その中の友情みたいなもので人付き合いを学んだんだよね。例えば俺がいくら走ったってかっちゃんの足には適わない。だからって妬むんじゃなくて『かっちゃんすげえよ』って言ってやれる男になりたいと思ってたんだよね」 ――キッドの芸風にも通じるところがありますね。 「自分がいかに神輿の上に乗らないで神輿を担ぐかっていう芸風でやって来たわけだね。いろんな人にスポットを当てて、"わっしょいわっしょい"って。そういう仕事にプロフェッショナルな誇りもある。ただ、よく考えたらそれってスナックでいつもやってることなんだよね」 ――玉さんが求める熱いコミュニケーションのよさは何だと思いますか? 「何だろう......ご褒美くれるよね。それは物じゃなくて言葉とかになるんだけど、絶対にお金じゃ買えないご褒美だよね」 ――そういったご褒美は、例えばSNSやインターネット上の関係では難しいですね。 「そんなの嘘だぜって思うもん、やっぱり。いざっていう時に助けてくれねえよ」 ――玉さん自身も助けられた経験はあるんでしょうか? 「あるんじゃねえかな。免許事件で謹慎していた時もそうだし、謹慎明けもお金ねえからってタダで呑ませてもらったりしたからね」 ――キッドの漫才にも濃密なコミュニケーションが広がっていますよね。玉さんと博士の間然り、キッドと客席の間然り。 「紀伊国屋ホールで550人しか入らないすごくミクロな世界だけどね。でも俺はそれでも構わないと思うんだ。あれはあれで一つの形として成立しているんじゃないかな」 ――トーキョーカルチャーカルチャーで行われている「スナック玉ちゃん」のイベントも1周年を迎えましたね。 「1周年イベントの時に高田文夫先生が来てくれたんだよ。楽しんでくれてカラオケまで歌ってくれて。で、次の日に高田先生が『お客さんがちゃんと出来上がっている、あれは立派だよ』って言ってくれたんだよ。それはうれしかったね。俺もお客さんに育てられてるし、お客さんも一緒に育っているイベントだと思う。ちょうどこの日は台風が直撃して、『誰も来ないだろ』って思ってたらみんなちゃんと来るんだよね。あの一体感は奇跡的だったな。スナックにもそういう出会いがあって、大雨とか嵐の日にスナックに行っても誰もいないじゃん。そういう時に行くとママは嬉しいんだよ。それにママを独り占めできるでしょ。......って思ってると同じ考えの奴が入ってくるんだよな(笑)」 ――玉さん自身もいつも濃密なコミュニケーションをしようと心がけていますか? 「殿に『お前は人を好きになりすぎる』って怒られたことがあるんだけどね。俺、好きになっちゃうと全部軸足をのっけちゃうんだよ。それで思いっきり裏切られて、結構落ち込んだこともある。だから端から見ると熱いようだけど、今は50/50なんだよね。もちろん、困ってる奴だったら軸足を全部乗っけて助けようと思うよ」 ――玉さんが今、一番愛している人は誰ですか? 「それはもう家族だろうな。73才のおふくろともう2年くらい暮らしているんだけど、一緒に暮らしてくれるっていうことは本当にありがたいよね」 ――殿に対してはどうでしょうか? 「殿は......俺にとっては永遠に輝き続ける星だからさ、ずっと見上げっぱなしだよね。......何か本当にスナックで喋ってるみてえだな(笑)」 (取材・文=萩原雄太[カモメマシーン]) ●DVD発売記念サイン会 日時:12月18日(土)19:00スタート 会場:タワーレコード新宿店10階 ●たまぶくろ・すじたろう 1967年東京生まれ。高校時代からビートたけしの「追っかけ」として名を馳せ、86年に弟子入り。浅草フランス座での修業を経て、翌年、水道橋博士とお笑いコンビ「浅草キッド」を結成。月に1回、お台場で「スナック玉ちゃん」を開店し、マスターを務める。近著に『絶滅危惧種見聞録』(廣済堂出版)、浅草キッドの共著として『キッドのもと』(学研)。
玉袋筋太郎のナイトスナッカーズ スカパー!にて放送された伝説の人気バラエティー番組。毎回、玉袋筋太郎を隊長として、東京近郊のさまざまな駅に降り立ち、秘境の地「スナック」を探し、突入取材を敢行。ママさんやお客さんとの愉快なおしゃべりを中心に、店の自慢や歴史、そこに集う人間模様などを紹介していく。コレを見ればスナックが分かる! 12月15日発売/定価:3,675円(税込)/販売元:アミューズソフトエンタテインメント amazon_associate_logo.jpg
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