キングオブコメディさんの至言「いつ辞めてもいいから、続けられるんです」(後編)

IMG_9464.jpg前編中編はこちらから 今野 その間もピンでライブを2回くらいやりましたよね。結局、後輩とか一緒に出ていたし、お客さんも事情は知ってるし、けっこう気楽でしたよ。 高橋 俺は痴漢がどうこうっていうよりも、この世界にいられない人になっちゃうっていう絶望感がありましたけどね。もう駄目だろうな、みたいな。 ──そこからどうやって精神的に回復を? けっこうハードな状況ですよね。 高橋 それが一気に来たんじゃなくて、最初はそもそも"逮捕"だっていう認識もないんで。「なんか面倒くせーことになったなー」っていう感じで。マネジャーは俺と連絡がつかないから、俺が自殺してると思ったらしくて。ちょうどマネジャーと揉めた後だったから、「俺が殺しちゃった!」と思ってた。だから事情を話しても、「なんだ痴漢? あー良かった、やってないでしょ、オッケー!」みたいになって(笑)。でも、下手におおごとになって、新聞社とかも取材に来て、しばらく活動できなくなって......。それが徐々に来るから、「これ、もしかしてもしかして......」って感じの不安はありましたよね。漠然とした不安。 ──高橋さんはご実家ですよね、お父さまは......? 高橋 親父の仕事場まで車で送っているときに、「昨日、新潟のおばさんから電話あったよ、ニュース見たって」。えー、新潟のおばさんなんで知ったんだろって言ったら、「あと、この新聞にも、この新聞にも、これにも載ってる」って次々出してきて。それを怒るでも悲しむでもなく、普通な感じで言ってくる。 ──不思議な距離感ですね。 高橋 息子がもうニュースになる人なんだってことで、相殺されているのかも。 今野 うれしいんだ! 捕まってくれてうれしいんだ! 高橋 意味が違う! 変な感じですよ。 ──でも、本当におっかないと思ったのが、「とりあえず話を聞くから」って言われてついて行ったらもう認めたことになるなんて、知らないじゃないですか? 高橋 認めるっていうか、逮捕されることに同意することは間違いないらしいですよ。それで、駅員室に行って話をしようって言われて、まあまあ、逃げるのもアレだしと思って行ったんですけど、逃げるのが1番の正解だったらしいです。 ──でも、逃げたら本当にやったみたいじゃないですか!  高橋 でも警察の理屈だと、「おい、ちょっとお前、降りろってやったら抵抗するでしょ? 逃げるでしょ? なのに来たってことは認めてるからでしょ?」ってことに。で、駅について警察呼ぼうってことになって、駅員に話しても警察に話してくださいって。警察に話しても、いや、署で話を聞くよってなって、署に行くと「お前、逮捕されたんだよ」って話になって。 ──いつの段階でされたんだよ!! やましいことはないんだから、話せば分かってくれると思っちゃいますよね。今も電車に乗られてますか? 高橋 乗ってますよ、今日も捕まった千代田線に乗りましたよ。僕、千代田線にしばらく乗っちゃいけなくて、警察が僕を保釈するときに「被害者とされている女性に復讐するな」って。「向こうが怖いかもしれないから、はっきり白黒つくまでは千代田線に乗らないでくれますか」って言うんですよ。 ──怖いのはこっちだよ......。痴漢も確かに実在するけど、冤罪はやっぱり怖すぎる。リアル『それでもボクはやってない』ですよね。 高橋 今野はその映画を見てたから結末を知っていて。最終的にはやってなくても、信じてもらえないっていう嫌な終わり方だから、「高橋+痴漢で捕まった=終り→よし、金髪!」ですよ。はーい、次! 次! みたいな。 ──その切り替えの早さはすごいですよ! 昔からですか? 今野 昔からですね。というか、親の離婚を機に。うちの母親、なんでずっと離婚しないんだろうって思ってて。離婚した瞬間にすごく楽になっていたから、やっぱり思ったことはパッといったほうがいい! ──私もズルズル引きずってしまうタイプなので、すごく参考になります......。 今野 僕も痴漢されたことあるんですよ。 ──えっ! 女子にですか? 今野 いえ、男子に。20歳くらいの時、ガラガラの車内でドアの横に立っていたら、明らかにドア側に近づいてきて、袖で隠しながらずっとチンコを触ってきた。 ──お尻じゃなく、前? 今野 前ですよ! なんで俺なんだ? 男性いっぱいいるのに、なんで俺なんだろうなって。 高橋 痴漢の目を見ながら、なんで俺なんだろうって。 ──見つめ合いながら......そういうプレイみたいですね。 今野 怖いですよ。「この人、痴漢です!」って、僕は言えないですよ。言って誰が信じるんですか? その痴漢が「お前なんか触るわけねーだろ!」って言ったら100%そっちを信じますよ。 高橋 そこに審判がいたら、痴漢にウィナーっていう。しかもガラガラでしょ、ガラガラだから「この人、痴漢です!」って言っても、まず誰に言ってるんだよって。 今野 男が痴漢されるのは本当に怖い、何も言えない。 ──ちょっとアレな人扱いされて終わるっていう一番気の毒なパターンですね......。そういったさまざまな紆余曲折があったなかで、今まで辞めずに続けられたのはどうしてですか? 高橋 急に本題に戻りましたね。 ──今、私は25歳なんですけど、高橋さんはコピー機の静電気を調べる仕事の正社員に誘われ出した歳、今野さんはもう芸人さんになってた歳なんです。アイドル的にもライター的にも微妙すぎる立ち位置ですし、是非参考にさせていただきたく! 高橋 うーん、活動休止中のときも、「半年はかかる」っていうのはなんとなく聞いてたし、そのわりには早かったらしいんですよ。まだ予定もなかったから、そこは漠然と待てました。けど、あの休みがもっと長かったら、辞めようと思ったかもしれない。 ──だいたい半年っていうゴールが見えてると希望がありますよね。 高橋 ゴールが遠いと思っていたらわりと早めに来たから、あ、戻れたーって。 今野 僕は、辞めようかな、とかはないですよね。いつ辞めてもいいから。 高橋 執着がないんですよ。 ──お金にも、仕事にもあんまり執着がないんですね。 今野 だって、続けられないでしょ。続けられるとはまず思ってないじゃないですか? 高橋 なんで、お前の感情をこっちが知ってるんだよ。 ──こんなに面白いのに、お笑いを続けられると思わないっていうのは、またどうして? 今野 子どもの頃に文集で「歌手になりたい」とか書いてても大体なれないし、ならないじゃないですか。それを「お笑い芸人になったらかっこいいだろうな」くらいのノリで、ハイ養成所入りました、なりました、と。それで、食っていくことを意識していないんです。なったらもう、満足みたいな。 高橋 そんな感じのまま10年。 今野 だから、どうでもいいんですよ。 高橋 飽きるとやめるでしょ。服もそう。僕は貧乏性だから買ったら結構着ようとか、一度始めたら最後までやろうとか、本も最後まで読もうとかあるんすけど、こいつはつまんなかったら読むのやめるだろうし、ツイッターとかもやってますけど、飽きたらハイやめる、みたいな。僕はやったらやめらんないって思うから逆に慎重。 ──やめられないから始められない高橋さんと、いつでもやめられるから始める今野さん! 確かに、「いつやめてもいいんだ」って思うと、意外と続けられますよね。 今野 うん。そうだと思いますよ。だから、僕、禁煙とかも多分できると思うんですよね。平気で2週間くらい吸わない時があるし。やめられると思ったら続けられる。 ──私もアイドル業であまりにも売れてなくて辛いとき「まあ、明日やめますって言ったら辞められるんだよな」って気付いて、「じゃあ、もう少しやろう」って思って、そのまんま現在です。このまま、まだしばらくいけるのかな。 今野 なんか、自殺癖のある人たちの会話みたい......いつでも死ねるし、みたいな。 高橋 死ぬと思えばなんでもできる! ──ですよね! ありがとうございました! もう少し生きる! じゃなくて、もう少しアイドル頑張ります! (取材・文=小明) ●キングオブコメディ 高橋健一と今野浩喜からなるお笑いコンビ。2000年結成。「キングオブコント2010』王者。『キングオブコメディのカネとコメ』(ラジオ大阪)、サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にてトーク番組『ニコニコキングオブコメディ』(隔週木曜)出演中 ●小明(あかり) 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
キングオブコメディ単独ライブ Vol.6 「葉桜」 コント一筋。 amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第18回】 バカリズムさんの至言「モヤモヤは、そのまま持ち帰って立ち向かいます」(前編) 【第17回】 島田秀平さんの至言「小明さんの手相にはアブノーマル線があるんです」 【第16回】 小森純さんの至言「写真のチェックとか、自分では一切しないんです」 【第15回】 堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

マネーの虎南原竜樹に不当競争防止法違反疑惑!

年商55億の男。肉体改造の専門家吉川朋孝氏が作った実績写真をマネーの虎南原氏経営のジム(直営・FC)が勝手に営業利用している疑惑。南原氏のジムに潜入。銀座ルスィス。南原氏のFC店。営業のクロージング場面。明名 :これなんかは特に、ジムの、うちの同じ系列(?? 吉川氏の写真を見せて)のジムなんですけど、左がビフォアで、右アフターなんですよ。(吉川氏の顔入り写真をモロに利用)覆面 :すごいですね・・(別の意味で)。そして決定的瞬間。映像で分かるように、このジムは、吉川氏の実績写真を使ってお客を勧誘している。あきらかな不当競争防止法違反。さらに名古屋市吹上。トータルボディーデザイン。南原氏の直営店のジム。個室部屋の壁一面に、モニターの肉体改造の実績写真が貼られている。

海老蔵予備軍?ジャニーズの誕生会で泥酔騒動勃発!?

市川海老蔵の泥酔騒動が連日芸能ニュースを独占している。そんな中、まさにその予備軍といっても過言じゃないエピソードが届いた。しかも、それはジャニーズアイドルの誕生会での話。数々の酒乱エピソードを持つその日の主役、錦戸亮クンその人だ。「11月の前半に六本木のクラブで誕生会があって、この日は珍しく6時間ぐらい同じ店にいましたね」(ジャニーズ事情通)錦戸クンは11月3日生まれ。ということで、六本木のクラブで誕生会があったそう。出席者は、城田純、城田優の兄弟と親友でテニスプレイヤーの宮尾祥慈、モデルにグラドルに錦戸クンのプライベートな友達、そしてどこで情報を仕入れたのかその場にいるのが恒例のジャニーズファンたち。ジャニーズのタレントがいなかったのがちょっぴり気になるところだけど、この日は珍しく2次会にも行かずに朝まで同じ店で飲んでいたようだ。

中国ツイッターのフォロワーを増やす方法(結論)

結局、フォロワーは11人から5915人になった 5904人の増加だ このうち、仕掛けたのは5000人だから、実際には904人増加したことになる フォロワーのフォロワーは本物と言うことらしいが、ダーロンの見た限り、フォロワーのフォロワーのフォロワーは本物というのが実情のようだ つまりリツイートを2回してもらって、やっと実在の人物が見ると言うことだ 一日に1人くらいの割合でフォロワーが増えているので、きちんと本物のフォロワーもいるようだ あまり多くは無いが、実際にツイッターからのお客さんも少しはいるようだ そして、数を増加させることによるもう一つのメリットは人気ランキングにランクインすることにより、より多くの注目を集めやすくなることだ

バラの吐息でクサメン脱出! 新感覚の飲む香水

KID・穂積・青木真也でおなじみの『ファイティングロード』。信頼と実績のトレーニング&フィットネスグッズメーカーがお送りする、オトコの新感覚サプリメントがコチラ!!飲むだけで、今まで気になっていた口臭がゴージャスなバラの香りになってしまうオドロキのサプリメント『Rose Breath(ローズブレス)』!!自分のニオイって、なかなか気づけないもの。知らず知らずの内に周囲の人に「くちクサイ」だの「近くで喋りたくない」だのと避けられているかも…。そんな疑心暗鬼な日々とももうサヨナラです!この『Rose Breath(ローズブレス)』、使い方は超カンタン。1日2粒、水といっしょに飲むだけで、ブルガリア産の超高級天然ローズオイルが染み渡り、体内からふわりとバラのアロマが香り始めるんです。

ジャンプで「石原都知事をぶっ飛ばす漫画」が増える!?

本日12月15日、都議会の本会議で東京都青少年健全育成条例改正案が可決・成立する見通しだという。改正案の内容に反発し、角川書店をはじめ講談社、小学館、集英社など漫画を出版する主要10社の任意団体「コミック10社会」が、来年3月に開かれる「東京国際アニメフェア」への参加を拒否するなど波紋が広がっている。そんな中、集英社の鳥嶋和彦専務が13日に都内で開かれた漫画新人賞授賞式で「ぜひ石原慎太郎をぶっ飛ばすような漫画を」と発言したということで話題になっているようだ。ジャンプコミックス「バクマン。」5巻54ページより 鳥嶋和彦氏といえば鳥山明の「Dr.スランプ」のDr.マシリトのモデルとして有名である。現在連載中でアニメ化もされている大場つぐみ・小畑健の「バクマン。」にも本人が出てきたりしている。

あなたにとって『競馬』とはなんですか?

ちょっとした遊びや趣味?一攫千金のギャンブル?魅力ある名馬に賭ける夢?・・・私にとって競馬とは 情報分析による確かな投資です 初めまして、競馬ライターのMr.Xと申します。競馬歴15年。2度の挫折を経験しましたが、今では競馬ライターとしてやっています。私の信条は「競馬は投資である」というもの。2度の挫折を経験したからこそ、この答えに行き着きました。『情報』は絶対であり、それを『分析』することこそが全てなのです。・・・少し私の過去をお話しましょう。競馬を始めたのは20代のころ、初めたきっかけはゲームソフトでした。ダービース○リオンをご存知ですか?競走馬を育成してG1馬を排出し、最終的には全G1を制覇・・・。ゲームとはいえ本当に熱く、そして“馬”というものに夢を抱かせてくれるものでした。そう、私の競馬人生は“競走馬への夢”から始まったのです。

続発する笑いの事故、客席から悲鳴まで上がった「天下一品芸人」

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たまには外す回もありますよね

 今回ツッコませていただくのは、12月9日放送の『アメトーーク』(テレビ朝日系)。テーマは「天下一品芸人」。京都に本店をもつ、こってり系ラーメンチェーン「天下一品」をこよなく愛する芸人たちが"天一愛"を語り尽くすというもの。かつて大好評だった「餃子の王将芸人」の焼き直しのようではあるが、まず、世界のナベアツがいきなりスベる。

 天下一品のラーメンが唯一無二であることを、「ミスチルのものまねをする人はいないでしょ」と例えるもののうまく伝わらず、シーン......。

なぜかサイゾーに降臨!! 新アルバム『D+SECT』についてクールに語る!!

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 ヴィジュアル系バンド界のカリスマ、MALICE MIZER(マリスミゼル)のリーダーManaが12月15日、バンドMoi dix Mois(モワ・ディス・モワ)名義でアルバム『D+SECT』(Midi:Nette M.+.M)を発売する。最近では分島花音【チェロを弾きながら歌う、ゴスロリ系女性アーティスト】のプロデュースをして話題を集めたが、Mana自身の活動としては、久しぶりのアルバムとなる。  「ライブでは一言も話さない」「いついかなる時でもゴシックな衣装でキメているらしい」など、その存在のすべてが謎に包まれている、Mana。そのカリスマ性からファンの間では「Mana様」と呼ばれることも多い彼を、サイゾー本誌においてヴィジュアル系バンド・インタビュー連載「ヴィジュアルさん、いらっしゃい!!」(2010年11月号で終了)を担当していた、ヴィジュアル系好き"鬼畜ライター"角川慶子が直撃!! Mana(以下、M) よろしくお願いします!! ――うわ! Mana様がしゃべってる! 肉声を聞けただけでうれしいですよ。 M フフフフ。 ――以前から、ライブではしゃべらないキャラだったんですか? M 基本的にはそうですね。 ――では、今活動しているMoi dix Moisは、一体どんなバンドなんしょう? M マリスミゼルとは若干違っていて、Moi-meme-Moitie(モワ・メーム・モワティエ)ってブランドを立ち上げた流れで作ったバンドで、そのブランドの服をカスタマイズして、それを着て演奏するっていうスタイルなんです。要は、モワ・メーム・モワティエの世界を表現するための音楽というか。 ――以前から、衣装デザインもやっていましたよね? M 絵を描くのが好きなんです。バンドの衣装も、自分でラフを描いてデザインからすべてやっていました。その流れで、99年にこのブランドを立ち上げたんです。僕の中では、ファッションと音楽は、自分を表現するために必要なもので、その表現のためにブランドを立ち上げたんです。 ――この業界の噂で、Mana様は近所のコンビニに行く時もゴシックな服を着ているというのがありますが、本当なんですか? M それは分かりませんが(笑)、実際、黒い服しか持ってないんですよ。Gパンも持ってないし。 ――寝る時は何を着ているんですか? ジャージ? パジャマ? M ジャージは持ってないです。最近スヌーピーのパジャマを購入したんで、寝る時はそれを着てます。スヌーピーが好きなんです。 ――スヌーピーのキャラが好き?
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M 子どもの頃にスヌーピーの布団で寝てて、それにすごく愛着があったんで、そのままスヌーピー好きになってしまったんですよ。 ――そのパジャマは何色ですか? M 水色です。 ――きゃー、Mana様が黒以外を着てるんですね。見たいっ! さて、今回発売されるアルバムは、どんな感じのものなんですか? M そうですね......ダークですね。 ――いつぐらいから構想があったんですか? M 曲は前からちょこちょこ書いてたんですけど、ここ数年、分島花音のプロデュースなんかをやっていたので、そっちのほうでずっと忙しかったんです。それが一段落したので、いまは自分のものをどんど作っている感じですね。 ――今後、また自分以外のミュージシャンのプロデュースすることなどは考えているんですか? M 積極的に誰かをプロデュースしたいってわけではないんです。ただ、もちろんいい出会いがあって、刺激になることであれば、またプロデュースしてみたいですね。でも、やっぱり自分の音楽を作りたいっていうのが、いちばんの願望です。 ――アルバムの話に戻りますが、内容をもう少し具体的に言うと......。 M 僕はパイプオルガンとチェンバロの音が昔からすごく好きなんですけど、僕の原点に帰って、そういった楽器の音がフィーチャーされたアルバムになってます。僕的な意味での「宗教的」な雰囲気がうまく出てる作品になったと思います。 ――もともとクラシックをやっていたんですよね? M いや、クラシックを取り入れた音楽をやってはいるんですけど、クラシックをきちんと学んだことはないんですよ。 ――えー! ピアノが基礎にあるのかなって、ずっと思ってました。 M 親が音楽の教師をしているので、子どもの頃からずっと家でクラシックが流れている環境だったんです。それで、クラシック音楽が自然と自分の中に入ってきたんじゃないかな。 ――でも、聴くのと作るのでは大違いでしょう。独学でできるものなんですね。 M できる......みたいですね(笑)。 ――自分の中で、どのようにして音楽が生まれるんですか? M 自分のイメージ通りの音楽が作りたいので、ポンポンとそんなにすぐには生まれてこないんですよ。結構緻密な計算のもとに音楽を作っているので、スタジオで「いっせーのせっ!」ってやってバンドでアレンジをするんじゃなくて、基本的には完全に僕の中で緻密に作り込むっていうのがスタイルです。 ――レコーディングにも、かなり時間をかけるんですか? M そこまでではないと思いますけどね。どちらかっていうと、レコーディングそのものよりも、それ以前のアレンジに時間をかけますね。曲の構成、展開、そういうものをいちばん最高な状態にもっていきたいので、そのためには周到な準備をしないと。 ――歌詞は、曲ができてから書いているんですか? M 歌詞から先に作ることはほとんどないですね。音のイメージがまず最初にあって、それを具体的な音にしていって、その音ができたあとに歌詞を作る。 ――素朴な疑問なんですけど、Mana様は、ヴィジュアル面の作り込みもハンパないですよね? メイクはもちろん、衣装とかPVとかライブとか。ああいう壮大なものをやる時に、最初のイメージを具現化するにあたって、コスト面とか会場の問題とかで、最初にやりたかったことを軌道修正せざるを得ないってことはあるんですか? マリスミゼルの時とか、どう考えたって金かかってますよね!? M 結構リアルな話だね(笑)。 ――やりたいのに、予算が足りないとか。 M 基本的に、それは常に......(笑)。舞台監督に「それは不可能です」って言われることもしょっちゅうなんで(笑)。 ――じゃあ、もし予算を考えないとしたら、どんなことをやりたいですか? M ヨーロッパの廃墟とか、例えば教会の崩れた跡とか、寺院の崩れた跡とかでライブをやってみたいですね。 ――PVを撮るんじゃないくて、そこでライブですか!? M うん、ライブ! なかなか難しいと思うんですけどね。でも、廃墟の美しさ、崩れたものの中にある美しさっていうのがずっと好きなんですよね。 ――あ、もしかしてMana様って、かなりの廃墟萌えですか? M ああ、かなりありますね。 ――最後に。音楽は一生やりたいと思ってますか? M もちろん。やっぱり、音楽を作っていて、「これだ!」っていうのが生まれた時に、ものすごい幸福感を感じるんですよ。どんな形にせよ、音楽は一生やりたいと思っています。 (構成=角川慶子) ●Mana(まな) 音楽プロジェクトMoi dix Moisリーダー。そして、現在活動休止中の大御所ヴィジュアル系バンドMALICE MIZERのリーダーとしても、つとに有名。ファンからは「Mana様」と呼ばれ、「様」までが名前と言っても過言ではない。常にゴシックロリータファッションに身を包んでいるMana様ですが、趣味が高じてか、ブランド「Moi-meme-Moitie」を立ち上げ、デザインおよびプロデュースまでも手がけている。つまりMana様は、ヴィジュアル系女形の神なんです!! Moi dix Mois公式サイト<http://www.midi-nette.com/mdm/> Mana公式ブログ「Monologue†Garden」<http://manamonologue.blog16.fc2.com/> Moi-meme-Moitie公式サイト<http://moi-meme-moitie.shop-pro.jp/
D+SECT 12月15日発売の、Mana様待望のニューアルバム。一言で言うと「ホンモノ」。この手のことをやろうとしたV系バンドはとても多いのですが、これほどまでに完成度の高い作品を聴いたことがありません! 楽曲の良さ、歌詞のセンス、演奏力のクオリティ、聴き手に情景までを見せてくれるアーティストなんて、ほかにいません。耽美系でMana様に敵う人間なんていません。ほかの者どもは、Mana様の真似でしかないのですよ!! amazon_associate_logo.jpg
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NEWS・山下智久の妹がセクハラ退職を経て、永田町で返り咲き!

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山下莉奈オフィシャルブログより
【サイゾーウーマンより】  今春、日本大学藝術学部を卒業と同時に鳩山邦夫元総務相の事務所へ就職し、"私設秘書"を務めていたNEWS山下智久の妹・山下莉奈さん。鳩山氏の息子・太郎氏の選挙スタッフとして選挙運動に協力した6月の参院選挙中には「美人すぎるウグイス嬢」「山下智久の妹」としてスポーツ紙や女性週刊誌を賑わせるなど注目を集めたが、7月末でいきなり同事務所を退職。その直前に発売された「週刊新潮」(新潮社)で、「選挙中、太郎氏が別の秘書相手に『あのコにしゃぶってもらいてぇ、ナニナニしてもらいてぇ!』と絶叫していた」などと報じられていたこともあり、8月27日付の東京スポーツの一面に"セクハラ退職"の文字が踊るなど、大きな騒動に発展した。
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