年末特別企画! 1月から振り返る、2010年公開された映画にまつわる裏話

──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!
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今年多くの話題作を世に送り出した東宝の子会社
であるTOHOシネマズ株式会社が運営する映画館
「TOHOシネマズ」の公式HPより。
 年の瀬も迫った昨今、話題の映画が続々と公開されています。12月1日には木村拓哉主演の『SPACE BATTLESHIP ヤマト』が封切られ、来る11日には村上春樹原作の『ノルウェイの森』が、全国東宝系の映画館で上映開始。ほかにも、名作SF映画『トロン』の28年振りの続編『トロン:レガシー』や、ブラッド・ピット製作でも話題の『キック・アス』が現在、公開を控えています。  今年の映画業界を振り返ってみると、2009年から公開されていた『アバター』が世界興行収入を塗り替えたことは記憶に新しいところ。また、『第9地区』や『インセプション』が話題になるなど、昨今叫ばれていた洋画の興行不振の中でも、コンスタントに良作は生まれ続けているようです。一方で、邦画も『海猿3』や『SP-野望篇-』などのテレビ局映画だけでなく、『告白』や『悪人』などの東宝系作品がヒットして、評判的にも興行的にも成功を収めていました。  このように多くの良作映画が生みだされた2010年。しかし、中にはちょっと微妙な映画ももちろんあるようで......。そこで、今回のレベルアップ案内では2010年に公開された映画とそれにまつわる評判を時系列順に見ていきたいと思います。1月~12月までに公開された映画から各月1作品をピックアップ、その作品に関連する記事を選んでみました。今年映画をあまり観れなかった人も、これを読めば2010年の映画事情がまるわかり(かも)! 今年一年の話題の映画を総ざらい! プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【2010年月別──主な公開映画】 ■1月 『BANDAGE』『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『Dr.パルナサスの鏡 』ほか [Pick Up!]脚本・岩井俊二、監督・小林武史『BANDAGE』 製作サイドもガックリ! 赤西仁主演映画『BANDAGE』が大コケ 2010年2月27日付 (サイゾーウーマン) 肉食系女子・北乃きいと赤西仁のラブストーリーってだいぶ激しそう。 ■2月 『インビクタス/負けざる者たち』『涼宮ハルヒの消失』『パレード』ほか [Pick Up!]固定客を離さないアニメ映画『涼宮ハルヒの消失』 まるで"AKB商法"!? 人気アニメ映画版『なのは』『ハルヒ』リピート商法の裏事情 2010年1月31日付 (日刊サイゾー) また同じ話の『ハルヒ』を繰り返し見なくちゃいけないのか......。 ■3月 『シャーロック・ホームズ』『ハート・ロッカー』『東のエデン 劇場版II Paradise Lost』ほか [Pick Up!]『アバター』を抑えてのアカデミー賞作品賞『ハート・ロッカー』 トラブル続出の『ハート・ロッカー』 一発逆転"金メダル"なるか!? 2010年3月6日付 (日刊サイゾー) お願いメールを送った甲斐がありました! ■4月 『ソラニン』『プレシャス』『第9地区』ほか [Pick Up!]第82回アカデミー賞ノミネート作品『第9地区』 板野一郎監督が激白! 大ヒットSF映画『第9地区』と"板野サーカス"の意外な接点とは? 2010年8月11日付 (日刊サイゾー) エビがキモカワイイ......かも。 ■5月 『川の底からこんにちは』『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『Dr.パルナサスの鏡 』ほか [Pick Up!]新進気鋭の女優と監督の馴れ初め『川の底からこんにちは』 最注目女優・満島ひかりが熱弁!「『しょうがない』はかっこいい!」 2010年5月号 (プレミアサイゾー) 恋に落ちちゃってもしょうがなかった? ■6月 『告白』『セックス・アンド・ザ・シティ2』『SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』ほか [Pick Up!]中島哲也監督の傑作『告白』 今後10年を決める、傑作にして問題作──メジャー作『告白』に衝撃を受けよ 2010年7月号 (プレミアサイゾー) 今年大ブレイクのAKB48も出てます! ■7月 『借りぐらしのアリエッティ』『トイ・ストーリー3』『インセプション』ほか [Pick Up!]スタジオジブリ最新作『借りぐらしのアリエッティ』 スタジオジブリはピクサーを目指す? ようやく道筋のついた"宮﨑駿の継承"の方法 2010年10月号 (プレミアサイゾー) 『ゲド戦記』は黒歴史になっちゃったの? ■8月 『ハナミズキ』『カラフル』『テコンV 』ほか [Pick Up!]韓国発のどこかで見たことあるような『テコンV』 巨大ロボットがダイナミックに大暴れ! 幻の韓国アニメ『テコンV』が日本公開 2010年8月11日付 (日刊サイゾー) こまけぇこたぁいいんだよ!! ■9月 『BECK』『名前のない女たち』『悪人 』ほか [Pick Up!]衝撃のノンフィクション劇映画化『名前のない女たち』 "企画AV女優"たちの青春残酷物語 性なる鎮魂劇『名前のない女たち』 2010年8月31日付 (日刊サイゾー) 主題歌が戸川純の時点でどうゆう映画か予想がつく。 ■10月 『大奥』『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』『さらば愛しの大統領』ほか [Pick Up!]よしながふみが描く人気マンガの実写版『大奥』 『GANTZ』『大奥』に『あしたのジョー』......人気マンガ続々実写映画化の悲劇 2010年5月号 (プレミアサイゾー) 結果は推して知るべし。 ■11月 『ゲゲゲの女房』『ゴースト もういちど抱きしめたい』『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』ほか [Pick Up!]世界的ベストセラー原作の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』 幻の3Dシーンを見破れるか? シリーズ完結編『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』 2010年11月19日付 (日刊サイゾー) 原作は3巻くらいまでは読んでました。 ■12月 『SPACE BATTLESHIP ヤマト』『ノルウェイの森』『キック・アス』ほか [Pick Up!]あの名作アニメまさかの実写化『SPACE BATTLESHIP ヤマト』 敵はデスラ―ではなくキムタク!? 実写映画化に迷走する『ヤマト』 2010年2月号 (プレミアサイゾー) 堤真一はデスラー役からキムタクの兄へ。 プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/

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オセロ・中島知子が"うつ"!?  更年期障害の可能性も……

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『三年身籠る』東映ビデオ
【メンズサイゾーより】  今でこそ数多くいる女性芸人だが、先駆け的存在として道を切り開いてきたのが、美人コンビ・オセロだ。その「黒い方」中島知子(39)に、異変が生じているという。  中島と言えば、2009年春頃、"激太り"で話題となったことがある。一時期は10~15キロ近く体重が増加したほどだ。同年6月、中島本人が公式ブログで「真相!? なーんて」と題し、その理由について説明していた。当時は激太りの理由について様々な憶測が飛び交ったが、まず「相方の松嶋尚美の結婚がショック」で、ストレスから過食に走っているという説について否定。「ほんまに娘を嫁に出したような気分でした」とし、さらに松嶋が所属事務所を独立したことによる心労、または不仲説もアッサリ否定した。
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なぜ、JRは「息子の死」の真相を追及する母の想いを踏みにじるのか

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2人の職員が暴行に加担していた疑いがあるJR新宿駅。
 大学職員の原田信助さんが痴漢の容疑をかけられて自らの命を絶った、いわゆる「新宿駅痴漢冤罪暴行事件」。新宿警察署の極めて不適切な捜査対応が悲劇の引き金となった可能性については前回指摘した通りだが、事件の"舞台"となった新宿駅の対応に問題はなかったのだろうか。  実は、警察と並んで信助さんを追い込んだもうひとつの"共犯組織"が、JR新宿駅と、それを統括するJR東日本だと指摘する声は多い。  今回、真相を知る上で重要な鍵となるのが、駅構内に設置されている防犯カメラの映像である。信助さんが暴行を受けた階段には、上部から階段を見下ろす形で一台のカメラが設置されている。尚美さんは事件から2カ月が経過した今年2月、この記録映像の開示を、東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)に求めた。しかし、JR東日本危機管理室のOという担当者からの回答は、 「所定の保存期間が満了したから消去してしまった」 「警察からも保全の指示はなかった」  というものだった。そこで尚美さんは8月11日、公開質問状により再度、JR東日本に対して「なぜないのか?」「もしあるのなら、見られるのか?」と追及したところ、今度は以下のような回答が返ってきた。 「今回のご質問を受けて再度確認しましたところ、これとは別に本件事象発生直後に、本件事象の発生箇所周辺の防犯カメラの映像を提供するよう、警察当局から捜査事項照会を受け、映像を提供しておりました。現在は警察当局に提出しました防犯カメラの映像は返却され、当社で所持しております。しかし、こうした防犯カメラの映像の提供につきましては、他に映っているお客様の肖像権等の問題もございますので、司法機関等からの法的手続きによる場合を除き、閲覧等のご要望はお断わりしております」(JR東日本の回答文書から)  事件を取材したある記者は、吐き捨てるように言う。
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事件現場となった新宿駅の階段。
「人の命が奪われた重大な事件の証拠となりうる映像記録を、『警察から言われなかったから消しちゃったよ』と平然と答え、しつこく聞いてみたら『ごめんごめん、よく探したら別のカメラの映像があって、警察に渡していたのを忘れていた。ただ、プライバシーの問題があるからあんたには見せないよ。どうしても見たければ裁判所通してね』ってことです。対応に誠実さのかけらもないばかりか、JR側は尚美さんに対して、嫌がらせとも取れる卑劣な行為さえしていますよ」  JRによる「嫌がらせとも取れる卑劣な行為」とは何なのか。尚美さんは、真相究明へ向けて腰の重い警察に業を煮やし(それまで尚美さんは、被疑者不詳のまま新宿警察署に二度告発したが、新宿署は二度とも却下している)、ほぼ毎日、新宿駅西口や事件のあった構内などで目撃者探しのためにビラ配りを続けてきた。しかしJR新宿駅のU助役は、この行為に対して次のような「嫌がらせともとれる」対応を行なっている。尚美さんが証言する。 「JR新宿駅での目撃者探しは3月11日から続けてきたのですが、10月13日に真相究明へつながる可能性のある重大な目撃証言があったんです。その目撃者の方の陳述書を10月18日に検察庁へ提出した翌19日に、私を2カ月間応援してくださっていた、ある一般の方が、私がいつもビラ配りをしていた場所に立っていたところ、駅員が近づいてきて『こんなところに立ってないで、改札の外に行ってください』と言ったそうです。翌20日には一人の駅員の方が1メートル程の距離から私の顔に向かってフラッシュをたいて撮影しましたので、『肖像権がありますので、写真はお返しください』とお願いしたのですが、駅員の方は『あなたを撮ったのではない。工事中の現場の写真を撮っただけだ』と、駅長室に走り去ってしまいました。26日には久しぶりに応援に駆けつけてくださった方と一緒にいたのですが、今度はUという名前の助役がやってきて私たち2人をカメラでフラッシュ撮影し、『明日からは、もう来ないでください』と言いました。仕方なく、私たちは追い立てられるようにその場を去ったんです」  U助役は、尚美さんらが階段を上り終わるまで監視するように見送ったという。JR側が尚美さんを威力業務妨害で訴えようとしていると助言をしてくれた識者もいたというが、その意図はいまだ分からない。いずれにしても、13日の目撃証言がJR側を焦らせたと考えるのが自然だろう。  妨害工作と言われても仕方がない行為を、JR新宿駅がここまでしつこくする理由はいったい何なのか。真相が明るみになると、JR側にとって困る内容が映像に映りこんでいるということなのだろうか。尚美さんが続ける。 「目撃証言が少しずつ寄せられたことによって、今回の事件の中身が、酒に酔った大学生らによる『集団暴行事件』であったことが徐々に分かってきました。実はボイスレコーダーには、現場に駆けつけたJR新宿駅職員のKとHという2人の駅員も暴行に加担していたと思われる内容が、警察からの事情聴取に対する息子の言葉の中に記録されているんです」  尚美さんによれば、Kという名札をつけた駅員が信助さんを怒鳴りながら何度も繰り返して突き飛ばしたことや、Hと名乗った駅員が信助さんのネクタイを掴み、引っ張りながら振り回した行為など、両駅員が現場到着の当初から信助さんを痴漢犯人と決めつけ、大学生の暴力行為を止めるどころか逆に暴行に加担していた事実を、信助さんが警官や刑事に必死に訴えている声が記録されているのである。 「目撃証言で少しずつですが事実が浮彫りになるにつれ、誤認逮捕をした警察や、職員が暴行に加担したJR新宿駅はそれらを明るみにされては困るのでしょう。組織防衛に全力を尽くしながら、人の命をあまりに軽く扱う警察やJRを見るにつけ、こういう組織に『なんとかしてくれる』と期待していた自分が本当に情けなくなります」(尚美さん)  尚美さんのブログには、連日多くの励ましのコメントが寄せられている。その中のひとつに以下のような書き込みがあった。 「警視庁新宿警察署長の○○○○(訳注:本文は実名)とJR東日本新宿駅駅長は、前途ある優秀な若者が亡くなっている重大な事態に鑑みて微塵の嘘偽りのない誠意ある回答をするのが社会的道義的務めだ。嘘は必ず新たな嘘を生み出し話の辻褄が合わなくなる。これ以上の醜く見苦しい嘘偽りは控えるべきだ」(原文ママ)  至極まっとうなこれら一般からの声に、新宿警察署とJR東日本はいまだ誠意ある回答を示していない。  そしてさらに取材を進めると、組織防衛のために事実の隠蔽に加担した勢力がこれらふたつの「当局」だけでないことが分かってきた。「報道」という錦の御旗で強引な取材を続けたある大手放送局も、最終的には外部圧力により尚美さんを裏切り、何一つ報じることなく「事件現場」というアリーナから立ち去っていったのである。  次回は、ある在京キー局がとった極めて不可思議な取材姿勢についてお伝えする。 (「3」へつづく/取材・文=浮島さとし) ●母・尚美さんのブログとツイッター <http://harada1210.exblog.jp/> <http://twitter.com/harada1210> ●支援者のまとめブログ <http://harada1210.blogspot.com/>
それでもボクはやってない スタンダード・エディション JR駅員まで!? amazon_associate_logo.jpg
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嵐にキレた! 激太りとストレスに追い詰められたオセロ中島

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「週刊女性」12月21日号(主婦と生
活社)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の"欲望"に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第56回(12/2~12/7発売号より)

 またぞろ、NHK紅白歌合戦が話題の時期になった。嗚呼、年の瀬。個人的には美川憲一の落選に納得。「さそり座の女」だけで、何年出ていたんだ(驚)! 多分、復活は......ない。

やっぱり!? ベテラン芸能記者が松平健の知られざる性的嗜好を暴露(11月下旬の人気記事)

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 やってくれました、海老蔵さん! 被害者なのにここまでバッシングされるとは、本人も寝耳に水のはず。ズボンとパンツを脱がされ、下半身裸で土下座。おまけに写メまで撮られちゃうなんて、コントとしか思えません。海老蔵さんを反面教師に、日々の行ないを改めたいと思います。  そんな海老蔵騒動が起こる直前の11月下旬、小栗旬のラブホ浮気発覚に始まり、AKB48あっちゃんの禁断のキスシーンにヲタ瀕死、あややの「アイドルを演じてた」告白など、ドッキドキのスキャンダラスなニュースが話題となりました。  海老蔵騒動ほどのインパクトはないかもしれませんが、一応人気記事ランキングをご確認くださいませ。 第1位 妻・松本友里さんの非業の死で浮き彫りになった大物俳優・松平健の性的嗜好 今はどうか分かりませんよ......? 第2位 視聴率低迷&ヲタ激怒!? AKB48前田敦子がキスするも『Q10』は大ピンチ 健ファンだってプンプンだよ! 第3位 童貞時代の複雑な感情が蘇る! エロいけどヌケない写真詩集『思春期』 淡くてドロドロ。それが青春。 第4位 「酒癖の悪さは有名で......」市川海老蔵 警察沙汰で役者人生の危機も!? 海老蔵バッシングが止まらない! 第5位 氷山の一角! "ウッズ病"の小栗旬と交際中の山田優に同情の声が殺到! 優ちゃんがだいぶ痛い女に見えるのは気のせい? 次点 Jポップ界は"黒いイケメン"だらけに!? EXILEビジネスが増殖するワケ 日サロ、再ブーム到来か!? 次々点 「"あやや"を演じていた」松浦亜弥が積年の苦悩と歌手としての矜持を告白 最近の週プレ、なんかすごいぞ!

変人がメイ作を作る? 『ガラスの仮面』のキャラクターを見直してみよう

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『ガラスの仮面』第1巻/白泉社

――西暦を確認したくなるほど時代錯誤なセリフ、常識というハードルを優雅に飛び越えた設定、凡人を置いてきぼりにするトリッキーなストーリー展開。少女マンガ史に燦然と輝く「迷」作を、紐解いていきます。

 『ガラスの仮面』はすごい話だ。確かに日本マンガ界における名作だ。主人公である北島マヤと姫川亜弓がただただ、「紅天女」という役を得るためだけにしのぎを削るスポ根マンガ。多くの人がその魅力を真面目に分析しちゃうような大作だ。もちろん所々にある(というより全体的にまぶされた)ツッコミ待ちポイントに魅力を感じる人もいるだろうが、それよりもなによりも、主要キャラクターがとんでもない変わり者だという所が、非現実的な世界観を作り上げている。なので、今回はキャラクターを軸に、『ガラスの仮面』の魅力に迫ってみたい。

「ご自由にお使い下さい」ファンキー末吉、楽曲を無料"開放" 真意を本人に直撃

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"怒れるドラマ―"ファンキー末吉氏。
今度はレコード会社にキレた!?
 爆風スランプで活躍し、LOUDNESSの二井原実、筋肉少女帯の橘高文彦らとのバンド・X.Y.Z.→Aのほか、中国でも演奏活動を行うドラマーのファンキー末吉。彼がブッキングマネジャーを務める音楽バーの著作権料の支払いについて、社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)に意見を申したことでも知られている(記事参照)。  そんなファンキーに、ある声優への楽曲提供のオファーが来た。彼が作曲した爆風スランプの代表曲、「Runner」のようなライブで盛り上がる曲というオーダーに対し、ファンキーは知恵を絞り、作曲を行った。だが、発注先から「テンポ感を早めてほしい」など一部訂正を求められ、ファンキーは修正したが、「サイリウムを振る合いの手が入るようなノリで」など再度変更を依頼された。  すると、ファンキーは「どうもこれ以上直しをやるには気が進まない」と宣言。「このメロディーに愛情を持っていない人にいじられて曲がどんどんと悪くなるぐらいなら、これをネットにUPしますので、『この曲はいい』と思った人がご自由にお使い下さい!!」と、その楽曲をネット上で"開放"。彼のブログやTwitterを通じて話題を呼び、二井原や彼らのファンも賛同して、楽曲にオリジナルの歌詞を付け、曲のアレンジを変えて掲示板に投稿。一般ユーザーによってすでに10曲の歌詞が公開されており、ボーカロイド・初音ミクが歌ったものがニコニコ動画、YouTubeに掲載されるなど新たなムーブメントが起きている。  そこで、渦中のファンキーに突撃取材。売り上げに応じて支払われる日本の印税制度と、1曲10万円以上での買い取り制という中国の作曲事情にも触れながら、今回の事態の顛末、現在の音楽業界に対して思うことを聞いた。 ――声優への楽曲提供ということですが、クライアントはどのような曲を求めていたのでしょう? ファンキー(以下、フ) 私は声優の音楽を聴いたこともなければ知識も全然なかったんですけど、オムニバスのCD用のようです。参考として先方から送られてきた資料はアニメキャラが歌っているものでした。「そのキャラクターに合うかどうかだけが大切であって、いいメロディーかどうかでは曲を判断していない」というメールが先方から来ました。 ――アニメのキャラクターを描いた楽曲をその担当声優が歌う"キャラソン"だったようですね。曲作りの面では、例えば、爆風スランプのころは、今回のように誰かの指示で、メロディー、アレンジを変えることはなかったのでしょうか? バンドだと、メンバーで曲を出しあってスタッフと一緒にレコーディングする曲を選定し、アレンジを固めていくと思います。メンバーの曲からいいもの選ぶだけで、メロディー自体はイジらないんですか?  爆風スランプの場合はアレンジャーやプロデューサーを立ててる場合が多かったので、まずレコード会社、事務所などのスタッフ、ディレクター、プロデューサーなどと曲出しミーティングをして、「この曲がいい」となったらどのアレンジャーに発注するかを決めます。少しメロディーを直すこともありますが、基本的にメロディーが悪いとその時点でボツになります。X.Y.Z.→Aの場合はアレンジャーやプロデューサーを立てないので、メンバーの誰かが「この曲はいい!!」と強く推すような意見からバンドでリハーサルをして、メロディーは基本的に二井原が歌いやすいように変えていきます。それができるのがボーカリストであり、爆風はそれに比べたら"歌謡曲的"だと言えるでしょう。どちらの場合も歌う人が特定されていて「この人に歌ってもらいたい」という気持ちを込めて曲を書くので、今回のように「アニメのキャラクターが歌う」という発注は私にとっては初めての経験です。 ――なるほど。バンドはセッションしながら曲を作って、リフから曲に発展させることもありますから、根本的に作曲法が違う面もありますよね。J-POPでは、作曲しないアーティストの場合、曲はコンペ(コンペティション)で決める場合が多いと思います。人気アーティスト、大手レコード会社ほど楽曲ストックを何百曲と集めて、その中からアーティスト、スタッフが選んで決めていく。そういう音楽の作り方はどう思われますか? 極端な話、時にAメロ、Bメロ、サビでそれぞれ別の作曲者のものを組み合わせるような場合もあるようですが......。  日本の場合、作曲した時点ではお金にならないので、逆に言うとそんな作曲家の方々はどうやって生活しているのでしょう......それが私の一番の疑問です。中国でもそういう風に"工場"みたいな音楽制作会社はありますが、日本と違って採用された段階で必ずお金が発生するので十分生活出来ます。"印税"に対する神話は日本では根強いですが、(サンプリング分配の特質上)JASRACは売れてない人の印税を売れてる人に支払う現状のシステムで、レコードが売れなくなった現代、1曲作曲して印税契約して10万円以上の収入になるんでしょうか......日本で長く仕事してないのでその辺はよく分かりません。 ――ヒットを出し、かつそのクオリティをキープしていくのは大変な苦労だと思います。大ヒット曲のある末吉さんが、楽曲を"開放"されました。すでに反響を呼んでいますが、どう思われていますか?   ボーカロイドは私も使っていて、いろんな作品がUPされてることも知ってます。今回もボーカロイドでデモ版を作ろうとしたのですが、ライセンス関係のトラブルがあってソフトが立ち上がらず、シンセサイザーのメロディーでデモを作ったので、イメージが湧かずボツになってしまったという可能性もあるかもしれません。また、その(発注された)キャラクターを真剣に分析して、ボーカロイドでデモを作っていたら同じメロディーでも通っていたかもしれません。でもそれだと完璧に"お仕事"であって"表現活動"ではないと思います。私はお金にならない仕事でもドラムだったら一生懸命やらせてもらってます。ドラムは自分の表現活動であり、どんなジャンルでも飛び込んで行くと確実に上手くなり、すべて自分の財産になります。しかし"工場"のような現場で曲を作ったって悲しいだけですし、それで上手くなったって自分の音楽は決して豊かにならない。だから今回は、最後まで"表現活動"として作曲をやったことがボツになった一番の理由だと思います。"お金を稼ぐ"ためにはそのようにやっていかなければならないのが日本の音楽業界なのかもしれませんが、「スティックだけ持っていけば世界中どこに行ってもメシが食える」と思っている私にはそこまでの"覚悟"がなかったのでしょうね。また次の発注が来ているので次は自分を殺して、"お仕事"としてがんばりたいと思います。そうやって作ったものの方が通りやすいのかも知れません。しかし皆さんに問いたいのは「音楽ってそれだけでいいの?」ということです。 ――表現活動と実益との狭間で葛藤があるは、仕事をしている人間なら誰もが直面する問題ですね。ファンキーさんの音楽への信念を詳しくお聞かせください。  長らくバンドの世界にいて、今も中国でアンダーグランドバンドと一緒に暮らして活動している私としては、そのバンドに書いた1曲が中国ロック界の新しい伝説になろうとしている姿を目の当たりにしています。私はそういう風に生きてきたし、そういう風に音楽を作ってきた。だから今回のようないきさつではありますが、この世に生まれたこの曲を、"お仕事モード"にして生命力を奪うよりは、この曲を愛してくれる人に生命を吹き込んでもらった方がこの曲のためだと思ったのです。今はボーカロイドで歌を作ることもできますし、日本には山ほどアマチュアバンドがいて、曲に恵まれない歌手の卵だっていっぱいいる。そういう人たちが自分の思いを詞に込めて、この曲にその人の"生命"を込めてもらえれば、それが一番素敵なことなんじゃないかなと思うのです。もちろん爆風やX.Y.Z.→Aのメンバーが気に入ってくれたら、そのバージョンも作りたいと思います。二井原は非常に気に入ってくれてるのでX.Y.Z.→Aバージョンが先かな。二井原がブログで書いたように、いろんなバージョンが何曲も入ったオムニバスCDを作っても面白いと思う。幸いうちにはスタジオがあるし、我こそはと思う人はレコーディングしてもいいと思ってます。コネがなければレコードが出せない、お金がなければレコードが出せない、宣伝費がなければレコードも売れない、そんな世知辛いことばかりが世の中ではないと思ってますから。 * * *  中国で活動している経験があるがゆえに、日本の音楽界に疑問を呈し、新たな試みを行ったファンキー。有志のユーザーによって、アコギ、メタル、クラシックなどのバージョンも作られ、掲示板では一つの楽曲の可能性を最大限に試す音楽サロンの様相を呈している。今後もこの動きを注視するとともに、表現の自主規制や、枷にがんじがらめで閉塞した日本の音楽シーンの実態にも迫っていきたい。 (文=本城零次<http://ameblo.jp/iiwake-lazy/>) ◆ファンキー末吉・ご自由にお使い下さい <http://web.me.com/funkystudio2000/LicenseFreeSong/Index.html
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和合秀典肉声公開  ~うちの不動産を狙ってるんです

和合秀典「電話もらいましたか?」 おばあちゃん「は?」 和合「電話もらいましたか?」 おばあちゃん「それでね、家にね、返して頂きたいの。おじいちゃんがいま具合悪くて入院してるんですよ。それでね。息子に帰ってほしいです。」 和合「それは自分たちでやってくださいよ。私の範疇ではないよ。」 おばあちゃん「え?」 和合「自分たちで連れて帰ってくださいよ。」 和合「あーたあ~あなたが!」 おばあちゃん「私が連れに行くんですか?」 和合「あたりまえじゃないですか。そんなこと!」 おばあちゃん「あたりまえっていうけど・・」 和合「そりゃそうだよ。全然あたりまえだよ!」