広末電撃再婚! お相手のキャンドル・ジュン氏は神様のような人!?

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広末はオシャレコンプレックスなんだね


編集S はーい、こんばんは~。今日は、工藤静香二科展受賞ときのように、東京から出て、"現地"にやってきました~。ここがどこかって? なんと今日は、高知県高知市にやってきました! なぜかって? そりゃあアンタ、広末涼子の再婚を祝うためでしょうが! 夕方4時から、高知のカツオとともに地酒も頂いておりま~す。今から、一人でよさこい踊っちゃうんだから♪ って思って、さっきちょっと練習していたら、地元のおばちゃん(with 頭にネット)から、「アンタ、三田村邦彦かい?」って言われちゃった。よさこいだと思ってたら、阿波踊り踊ってたみた~い。きゃは!

実は読書嫌いだった? 知られざる田辺青蛙の原点『てのひら怪談』

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『てのひら怪談 庚寅』(ポプラ社)
「日本ホラー大賞短編賞」受賞の小説家・田辺青蛙によるオススメブックレビュー。  気が付けば、プロになってから3年以上が経っていた。まだ専業になれる程の稼ぎもなく、家業の手伝いの合間にちょこちょこと書き溜めたものを出しているのが現状だ。  そもそも、あまり褒められたことじゃないが、読書を嫌っていた私がどうして文章を書くことになったのか......。 切っ掛けは「巫女」+「萌え」という単語をネットで検索したことだった。そのキーワードで引っかかったサイトの、巫女座談会の記事が面白く、記事を読み終えた後、感想をBBSに書き込もうとクリックした。すると、そこではサイトの管理者が受賞したという、とある文学賞が話題になっていた。 「ビーケーワン怪談大賞」  オンライン書店の主催する掌編賞で、応募規約は800文字(原稿用紙2枚)以内のオリジナル怪談作品であること。  800文字くらいだったら、私でも書けるだろうと思い気軽に投稿してみた。それからしばらくして、ふっと思いついたお話があったのでまたそれを書いて投稿してみた。今は応募数が増えて、上限が3作までとなっているが、当時のビーケーワン怪談大賞には投稿数制限がなくて、何作でも投稿出来たのだ。下手な鉄砲も数打てばあたるのか、運よく応募した作品の中の1つが佳作を受賞した。宇治の橋姫の話を元にした怪談話で、ビーケーワン怪談大賞は全ての応募作をブログで公開しているので、今でもこちらで読むことが出来る。軽い気持ちで応募したので、PNも住んでいる町の名、京田辺市にちなんで「田辺」で投稿した。 『薫糖』/田辺 <http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/001575.html>  その作品が審査員の1人、東雅夫さんの声かけによって他の受賞作等と一緒に、一冊の本になることに決まった。 『てのひら怪談』  PNもただの田辺じゃ収まりが悪いと言われ、蛙が好きだったので青蛙とつけた。田んぼの蛙......この場限りの名前だと思ったのだけれど、今は本名よりもこちらを名乗ることの方が多い。なんとなく、語呂がいいからと編集者のSさんに名づけられたこの本は、今年で文庫3冊目が発売された。さて、この賞も今年で8年目、応募者も増え、プロも多数輩出している。2010年度は、700作を越える応募作が集まったが来年はどうなることだろう。なんとなく文章を書いてみたいなという思う人がいたら、是非来年応募してみて欲しい。  最後に、私が応募してみようと思い立つ切っ掛けとなったサイトの管理人であった、ヒモロギさんの怪談をご紹介しよう。今までの怪談のイメージを払拭するような凄い内容なので、是非ごらんあれ。 『死霊の盆踊り』/ヒモロギヒロシ <http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/002726.html> (文=田辺青蛙) tanabe_prof.jpgたなべ・せいあ 「小説すばる」(集英社)「幽」(メディアファクトリー)、WEBマガジン『ポプラビーチ』などで妖怪や怪談に関する記事を担当。2008年、『生き屏風』(角川書店 )で第15回日本ホラー小説大賞を受賞。綾波レイのコスプレで授賞式に挑む。著書の生き屏風、共著に『てのひら怪談』(ポプラ社)シリーズ。2冊目の書き下ろしホラー小説、魂追い(角川書店)も好評発売中。
てのひら怪談 庚寅 見つめないで。 amazon_associate_logo.jpg
「妖しき本棚」INDEX 【第13回】淡々とした人の狂気こそおぞましい 平山夢明監修『人間崩壊』 【第12回】事実は小説より奇なり 幽霊よりも怖い実話怪談集『現代百物語』 【第11回】"トイレの花子さん"だけじゃない! 便所怪談競作集『厠の怪』 【第10回】節約の先に見える幸せ? 新妻のお助けコミックエッセイ『年収150万円一家』 【第9回】頭が痺れて動けない! 真藤順丈が作る新しいバイブル『バイブルDX』 【第8回】すべてが吹っ飛ぶ極上スプラッタ・ホラー漫画『血まみれスケバンチェーンソー』 【第7回】後味の悪さが尾を引く、究極のマゾヒズム世界『劇画 家畜人ヤプー』 【第6回】妖怪並みの衝撃! 変態おじさんとの思い出がフラッシュバックする『バカ男子』 【第5回】「げに美しき血と汚物と拷問の世界に溺れる『ダイナー』 【第4回】「グッチャネでシコッてくれ」 河童に脳みそをかき回される『粘膜人間』 【第3回】なつかしく、おそろしく、死と欲望の詰まった"岡山"を読む『魔羅節』 【第2回】"大熊、人を喰ふ"史上最悪の熊害を描き出すドキュメンタリー『羆嵐』 【第1回】3本指、片輪車......封印された甘美なる"タブー"の世界『封印漫画大全』

キム・キャトラルが「SATC」のサマンサ役を蹴った過去や金銭問題を告白

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キム以外のサマンサなんて考えられない!

 『Sex and The City』シリーズで、セックスをスポーツのように楽しむ熟女サマンサを演じ、大ブレイクしたキム・キャトラル。酷評も少なくなかった『Sex and The City 2』だが、キムは第三弾への出演意欲満々。いたるところで「やりたくてたまらない」と発言している。そんな彼女が、最新インタビューで、90年代半ばにサマンサ役のオファーを受けたとき、役のキャラクターが心に響かずに繰り返し断ったと告白した。

アウトローが織り成すドラマ 東映仁侠映画を徹底解明『仁義なき映画列伝』

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『仁義なき映画列伝』(鹿砦社)
 1950年代は映画産業が非常に盛んであった。テレビを持っている人も少なかったし、なにより戦時中、規制された娯楽への渇望を映画に求めた。隆盛もつかの間、映画館の数(スクリーン数)は、60年の7,457スクリ-ンをピークに、減少の一途をたどる。テレビを購入する人が増えてきたためだ。70年には3,246スクリーンと、10年前の半数以下になってしまった。60年代、東宝が「ゴシラ」や黒澤映画を、松竹が松竹ヌーベルバーグなどを打ち出してきたのに対し、勧善懲悪の時代劇を中心に製作していた東映は行き詰った。そこで、時代劇に代わる新たなジャンルとして「東映仁侠映画」という路線を打ち出したのである。  『仁義なき映画列伝』(鹿砦社)は、映画ジャーナリストの大高宏雄氏が、東映の任侠・やくざ映画を網羅し、厳選した100作品を紹介した本だ。60年代前半から80年代後半の東映仁侠映画黄金期、『網走番外地』『仁義なき戦い』『極道の妻たち』と有名作品も散見されるが、その多くは今ではあまり知られていない作品だ。100作品すべてに解説と100点満点の採点付き、これがなかなかの辛口で駄作には容赦がない。巻頭には故・深作欣二監督(「仁義なき戦い」『人斬り与太』など)の亡くなる直前のロングインタビューも掲載されていて、ファンならずとも興味を惹かれる。  大高氏は東映任侠映画を『仁義なき戦い』以前・以後と分けて定義している。73年に発表されたこの作品は、それまでの時代がかったヤクザものとは打って変わって、実際に起きた現代ヤクザの抗争を描き、新風を巻き起こした。『仁義なき戦い』以降は、この"実録路線"が多数を占める。『仁義なき戦い』という作品が、義理と人情が形作る正義と悪の図式をひっくり返し、生々しい現実の世界が描かれるようになった。  大高氏は言う。 「大衆訴求力(大衆=一般の人々へ訴えかける力)。映画においてこれが特に強調されなければならないのは、映画が大衆娯楽と大きな関わりを持っているからに他ならない。(中略)東映ヤクザ映画は、その大衆訴求力を一作品一作品にではなく、路線の中に組み込むことができた。これは日本映画の戦前から続く大きな流れの中で、極めて特殊な事態であったと言わねばならない」(本文より)  すごいと思うのは、ハズレも多いであろうヤクザ映画を延々と観続けた著者の気力・胆力である。著者のヤクザ映画に対する並々ならぬ愛が感じられる一冊だ。気迫のこもった批評を読むと、普段手に取らないようなジャンルの映画も不思議と観てみたくなってくるのである。 (文=平野遼) ・大高宏雄(おおたか・ひろお) 1954年浜松市生まれ。明治大学文学部仏文科卒業後、執筆活動に入る。キネマ旬報『大高宏雄のファイト・シネクラブ』、毎日新聞『チャートの裏側』等を連載中。毎年一回、日本映画のイベント『日本映画プロフェッショナル大賞』(略称「日プロ大賞」)を主宰。今年で16回目を数えた。著書に『ミニシアター的!』『日本映画 逆転のシナリオ』(WAVE出版)等。近刊予定に『日プロ大賞16年史(仮)』(愛育社)。<http://nichi-pro.filmcity.jp/>
仁義なき映画列伝 これが日本のソウルムービーです。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 テレビや新聞が触れない東京地下の謎を解き明かす『帝都東京地下の謎 完全版』 松江哲明監督が綴る「松江哲明」のドキュメンタリー 形のない物、信じられますか? 雫井脩介が挑む新境地『つばさものがたり』
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1,000万円の貢ぎは"おもしろさ"への対価! 桜木さゆみの恋愛道とは?

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『恋愛漫画家』(ぶんか社)
【サイゾーウーマンより】  恋愛に何を求めるのか? 男性に何を求めるのか? という究極の問い。価値観の一致、体の相性、経済力、誠実さ、など己が求めるものがはっきりしていれば、恋愛もうまくいくはず。では、この方が恋愛に求めるものとは......?  現役女子高生漫画家として17歳でデビュー、それから一貫して自身の恋愛エピソードを描き続け、共感と笑いとツッコミの嵐を呼んでいる桜木さゆみさん。最新作『恋愛漫画家』(ぶんか社)では、10年愛して貢ぎ続けたロクデナシ男・中野さんとの出会いから別れまでが描かれ、多くの女性の支持を受けている。桜木さんは、ロクデナシ男の中に何を求めていたのだろうか。

1,000万円の貢ぎは"おもしろさ"への対価! 桜木さゆみの恋愛道とは?

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『恋愛漫画家』(ぶんか社)

 恋愛に何を求めるのか? 男性に何を求めるのか? という究極の問い。価値観の一致、体の相性、経済力、誠実さ、など己が求めるものがはっきりしていれば、恋愛もうまくいくはず。では、この方が恋愛に求めるものとは......?

 現役女子高生漫画家として17歳でデビュー、それから一貫して自身の恋愛エピソードを描き続け、共感と笑いとツッコミの嵐を呼んでいる桜木さゆみさん。最新作『恋愛漫画家』(ぶんか社)では、10年愛して貢ぎ続けたロクデナシ男・中野さんとの出会いから別れまでが描かれ、多くの女性の支持を受けている。桜木さんは、ロクデナシ男の中に何を求めていたのだろうか。

スタローンが立ち上げた"筋肉共和国"男たちの祭典『エクスペンダブルズ』

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自分の体を危険な場所にさらすことでしかアイデンティティーを見出せない
バーニー(シルベスター・スタローン)をボスとする傭兵集団『エクスペンダブルズ』。
R15だけど、『ランボー 最後の戦場』に比べると残酷描写は控えめ。
(c) 2010 ALTA VISTA PRODUCTIONS, INC
 吠えろ、肉! ロケットランチャーのごとく解き放て、己の拳を! 血と汗とアドレナリンをジェット噴射して、あの空の向こうまで飛んでいけ! アクション俳優の第一人者シルベスター・スタローンのもとに、"梁山泊"の英傑たちのように筋肉バカたちが続々と馳せ参じた。『トランスポーター』(02)のジェイソン・ステイサム、『HERO』(02)のジェット・リー、『ロッキー4/炎の友情』(85)のドルフ・ラングレン、総合格闘技アルティメット大会のヘビー級王者ランディ・クートゥア、元プロフットボウラーのテリー・クルーズ。さらに『レスラー』(08)で復活を遂げたミッキー・ローク、『ダイ・ハード』(88)のブルース・ウィリス、スタローンとは商売敵だったアーノルド・シュワルツェネッガー州知事まで。ハリウッド史上類を見ない"筋肉共和国"が誕生した。彼らが集まったのには大きな目的がある。近年の映画界を席巻するコンピューターグラフィックスの脅威と戦うためだ。彼らの名前は『エクスペンダブルズ』(消耗品軍団)。10月16日、いよいよ筋肉バカ軍団が日本に上陸する。  スタローンが新旧アクション俳優たちを大同団結させるという超ヘビー級なこの企画を耳にしたときは小躍りするのと同時に、「完成するのか? 途中で空中分解するんじゃないのか?」という不安がよぎった。しかし、今年64歳になるスタローンの人徳、人望の前ではそんなケチな心配は無用だった。筋肉バカたちの結束は傍が思うよりも、ずっと固かったのだ。生身のアクションのすごさを、アクション俳優の生き様をスクリーンに叩き付けてやれ。安易なCG映画がはびこる映画界に、彼らは"筋肉バカ、ここにありき"という熱いクサビをビシッと打ち込んでみせた。  ご存知のとおり、スタローンはそれまでポルノ映画しか主演作がない無名俳優でありながら、29歳のときに3日間で書き上げた『ロッキー』(76)の脚本を「主演はオレだ」を条件に映画会社に売り込んで見事にアメリカンドリームを体現した男。『ロッキー』はアカデミー賞作品賞を受賞するなど大成功を収めたが、その後はゴールデンラズベリー賞13年連続ノミネート&20世紀最低主演男優賞受賞という前人未到の怪挙を達成するわ、前夫人ブリジット・ニールセンからは高額の慰謝料をふんだくられるわ、『ランボー3/怒りのアフガン』(88)は冷戦終結に水を差すと大バッシングを浴びるわ、『ロッキー・ザ・ファイナル』(06)のプロモーションのために入国したオーストラリアではステロイド所持で起訴されるわ、実に起伏の多い人生を歩んできた。だが生存競争が激しく、アクション俳優をそれこそ"消耗品"のように扱うハリウッドで35年間にわたってサバイバルしてきたスタローンを、現役バリバリのステイサムも東洋からの来客ジェット・リーも、レスリングのやりすぎで耳がギョウザ状態になっているランディ・クートゥアも、み~んなリスペクトしてやまない。俳優としての限界を知り、政界に転職したシュワルツェネッガーにしてもそれは同じ。小難しい文芸路線に走ることなく、どこまでもマッチョ街道を突き進む"大根役者"スタローンのことが大好きなのだ。  豪華キャストでいえば、すでにスタローンはジャッキー・チェン、ウーピー・ゴールドバーグとは共演済み。ただし、これは『アラン・スミシー・フィルム』(98)という日本未公開のトホホ系業界コメディ。スタローンは本人役でジャッキー、ウーピーと共に劇中劇『NYトリオコップ』でショットガンと寒々しい空気をぶっ放していた。90年代のスタローンは度々コメディに挑戦しては、滑りまくっていた。ところが、どーだ。本作ではシュワルツェネッガー、ブルース・ウィリスとのアクション界BIG3夢の共演シーンで大いに楽屋ネタで笑わせてくれるのではないか。「オレにはアクション映画しかねーよ」というスタローンの開き直りの美学がステイサムのおでこ以上に輝いている。ビバ、筋肉!!
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『ロッキー4/炎の友情』以来の共演となった
ドルフ・ラングレンを引き連れて来日した
シルベスター・スタローン。「大作への出演は
『ロッキー4』以来。スタローンには感謝してる」
とドルフはコメント。
 『エクスペンダブルズ』のストーリーは単純明快だ。一般市民はもちろん、米国政府も手を出せないヤバい紛争地域が、バーニー(スタローン)率いる傭兵集団"エクスペンダブルズ"の任務先。彼らは危険な場所で体を張ることでしか生きていけない。成功時の報酬は高額だが、あの世逝きになっても人知れず消えていくだけ。ソマリアの海賊どもを皆殺しにしたのも束の間、バーニーたちに新しい仕事が届く。麻薬の栽培で儲けている南米の島国を牛耳る軍事政権の独裁者を抹殺せよと。鳥類研究家に扮したバーニーは片腕のクリスマス(ジェイソン・ステイサム)を伴って偵察のために孤島に潜入するが、島の警備兵たちは筋肉ムキムキのバーニーを鳥類研究家だとは信じず(当たり前だよ)、危機一髪のところをクリスマスが桟橋を大爆破して脱出する。偵察どころか、相手の警戒心を強めただけ。仕事内容はかなり荒っぽいよ。  一度はケチのついた仕事だが、バーニーは島で出会った女サンドラ(ジゼル・イティエ)のことが忘れられない。自分の生まれ育った島を守るために「一緒に逃げよう」というバーニーの申し出を断ったタフな女。そんな女・サンドラにバーニーは勝手に惚れ込んでしまい、政府軍に捕らわれたサンドラを救出するために、バーニーは危険を冒して島へ再び向かう。バーニーをひとりで向かわせるわけにも行かず、クリスマスにマーシャルアーツの達人・ヤン(ジェット・リー)たち仲間も同行するはめに。綿密な作戦なんかもちろんなし。鍛え上げた自分の肉体を信じて、敵の本拠地を強襲するのみ。百姓娘をお姫さまと思い込んで、風車小屋に突撃するドン・キホーテと同じだね。筋肉の鎧の下には、男たちの小中学生レベルのピュアハートが隠されていたのだった。筋肉バカたちのなけなしの純情ぶりに、思わず鼻の奥がツーン。  クライマックスは、敵軍側の元WWE人気レスラー"ストーン・コールド"スティーブ・オースティンも加わって、マッチョたちの大饗宴。歌えよ、筋肉! 踊れや、筋肉! 肉と肉がぶつかり合い、骨と骨とが軋む合間を縫うように銃弾が飛び交い、爆風が吹き荒れる。スタローンは知っている、60歳を過ぎながらボクサー体型に絞り込んだ『ロッキー・ザ・ファイナル』や半年間にわたってミャンマーとの国境近くのタイのジャングルでロケ撮影を続けた『ランボー 最後の戦場』(08)のように、己の肉体を限界まで追い込むことで初めて観客たちはスクリーンの中の自分に感情移入してくれることを。  9月に来日した際にスタローンは『エクスペンダブルズ』の続編が来年3月にクランクインすると語った。今回はスケジュールが合わずに見送られた"筋肉男爵"ジャン・クロード・ヴァンダムの出演もあるのか。米国の"Vシネ・キング"スティーヴン・セガールの出演はどうなのか。スタローンは筋肉バカ軍団をさらに増強する目論みのようだが、はたしてCG映画の世界制覇にどこまで逆らうことができるのだろうか。無謀であることを承知で老兵スタローンは闘い続ける。それは、最後の最後まで闘う姿を見せることがスタローンのアイデンティティーだからだ。 (文=長野辰次) expentable03.jpg 『エクスペンダブルズ』 監督/シルベスター・スタローン 出演/シルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、エリック・ロバーツ、ランディ・クートゥア、スティーブ・オースティン、デヴィッド・ザヤス、ジゼル・イティエ、カリスマ・カーペンター、テリー・クルーズ、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガー 配給/松竹 10月16日(土)より全国ロードショー R15 <www.expendables.jp>
ロッキー ブルーレイ・コレクターズBO 筋肉バカ一代。 amazon_associate_logo.jpg
●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第87回]元"おはガール"安藤聖の再起動ドラマ 就職氷河期を生きる『バカがウラヤマシイ』 [第86回]マイノリティーは"理想郷"を目指す。筒井文学の金字塔『七瀬ふたたび』 [第85回]清純派・佐藤寛子が美しく"変態"! 官能サスペンス『ヌードの夜──』 [第84回]死を意識して、ギラギラ輝く男たち! 三池節、大バクハツ『十三人の刺客』 [第83回] 女を食い物にする男どもは全員処刑! モダン社会の闇を暴く『ミレニアム』 [第82回] "企画AV女優"たちの青春残酷物語 性なる鎮魂劇『名前のない女たち』 [第81回]猫を見れば、人間社会が見えてくる! 世界の人気猫大集合『ネコを探して』 [第80回]原恵一監督の新作は辛口ファンタジー 退屈な"日常生活"を彩る『カラフル』 [第79回]米軍に実在した"超能力部隊"の真実!? ムー民、必見『ヤギと男と男と壁と』 [第78回]戦場から帰還した夫は"芋虫男"だった! ヤクザ監督の反戦映画『キャタピラー』 [第77回] 白ユリの花開くガールズの妖しい世界 H系ホラー『ジェニファーズ・ボディ』 [第76回] 爽やか系青春ゾンビ映画にホロリ......夏休みは『ゾンビランド』に集結せよ [第75回] "生きる"とは"見苦しい"ということ 藤沢周平の時代活劇『必死剣 鳥刺し』 [第74回]初恋の美少女は200歳の吸血鬼だった! 北欧産のホラー映画『ぼくのエリ』 [第73回] "三億円事件"の真相を解き明かす! 桜タブーに挑んだ『ロストクライム』 [第72回/特別編] 上映反対で揺れる問題作『ザ・コーヴ』"渦中の人"リック・オバリー氏の主張 [第71回] 女子にモテモテになる方法、教えます。軟派少年の実話物語『ソフトボーイ』 [第70回] 下町育ちの"北野少年"が見た現代社会 人間同士の食物連鎖『アウトレイジ』 [第69回] "リアルと虚構の狭間"を生きる男、アントニオ猪木初主演作『アカシア』 [第68回] ヒーローも神もいない現代社会の惨劇 井筒監督の問題作『ヒーローショー』 [第67回] アイドルが地獄で微笑む『戦闘少女』ギャグ×血しぶき×殺陣の特盛り丼! [第66回]アナーキーな"社歌"で生産性アップ! 満島ひかり大進撃『川の底からこんにちは』 [第65回]超ヘビー級なシリアス劇『プレシャス』"家族"という名の地獄から脱出せよ [第64回]乱れ咲く"悪の華"ゼブラクイーン! 仲里依紗が過激変身『ゼブラーマン2』 [第63回] オタク王が見出した"夢と現実"の接点 ティム・バートン監督作『アリス──』 [第62回] バッドテイストな感動作『第9地区』 アナタはエビ人間とお友達になれるか? [第61回]スコセッシ監督の犯罪アトラクション『シャッターアイランド』へようこそ! [第60回]宮崎あおいの"映画代表作"が誕生! 毒を呑んでも生き続けよ『ソラニン』 [第59回]"おっぱいアート"は世界を救えるか? 母乳戦士の記録『桃色のジャンヌ・ダルク』 [第58回]現代に甦った"梶原一騎ワールド"韓流ステゴロ映画『息もできない』 [第57回]命知らずの変態レポーター、中東へ! 史上最大のどっきり?『ブルーノ』 [第56回]仲里依紗がアニメから実写へと跳躍! 母娘2代の時空旅行『時をかける少女』 [第55回]ビグロー監督はキャメロンより硬派! 人間爆弾の恐怖『ハート・ロッカー』 [第54回] "空気を読む"若者の悲劇『パレード』楽しいルームシェア生活の行き先は? [第53回]社会の"生け贄"に選ばれた男の逃亡劇 堺雅人主演『ゴールデンスランバー』 [第52回]『男はつらいよ』の別エンディング? "寅さん"の最期を描く『おとうと』 [第51回]ひとり相撲なら無敵のチャンピオン! 童貞暴走劇『ボーイズ・オン・ザ・ラン』 [第50回]ヒース・レジャーが最後に見た夢の世界 理想と欲望が渦巻く『Dr.パルナサスの鏡』 [第49回]トニー・ジャーは本気なんジャー! CGなしの狂乱劇再び『マッハ!弐』 [第48回]全米"オシャレ番長"ズーイー、見参! 草食系に捧ぐ『(500日)のサマー』 [第47回]市川崑監督&水谷豊"幻の名作"『幸福』28年の歳月を経て、初のパッケージ化 [第46回]押井守監督、大いなる方向転換か? 黒木メイサ主演『アサルトガールズ』 [第45回]ドラッグ漬けの芸能関係者必見!"神の子"の復活を追う『マラドーナ』 [第44回] 暴走する"システム"が止まらない! マイケル・ムーア監督『キャピタリズム』 [第43回]"人は二度死ぬ"という独自の死生観『ガマの油』役所広司の監督ぶりは? [第42回]誰もが共感、あるあるコメディー! 2ちゃんねる発『ブラック会社』 [第41回]タラとブラピが組むと、こーなった!! 戦争奇談『イングロリアス・バスターズ』 [第40回]"涅槃の境地"のラストシーンに唖然! 引退を賭けた角川春樹監督『笑う警官』 [第39回]伝説の男・松田優作は今も生きている 20回忌ドキュメント『SOUL RED』 [第38回]海より深い"ドメスティック・ラブ"ポン・ジュノ監督『母なる証明』 [第37回]チャン・ツィイーが放つフェロモン爆撃 悪女注意報発令せり!『ホースメン』 [第36回]『ソウ』の監督が放つ激痛バイオレンス やりすぎベーコン!『狼の死刑宣告』 [第35回]"負け組人生"から抜け出したい!! 藤原竜也主演『カイジ 人生逆転ゲーム』 [第34回]2兆円ペット産業の"開かずの間"に迫る ドキュメンタリー『犬と猫と人間と』 [第33回]"女神降臨"ペ・ドゥナの裸体が神々しい 空っぽな心に響く都市の寓話『空気人形』 [第32回]電気仕掛けのパンティをはくヒロイン R15コメディ『男と女の不都合な真実』 [第31回]萩原健一、松方弘樹の助演陣が過剰すぎ! 小栗旬主演の時代活劇『TAJOMARU』 [第30回]松本人志監督・主演第2作『しんぼる』 閉塞状況の中で踊り続ける男の悲喜劇 [第29回]シビアな現実を商品化してしまう才女、西原理恵子の自叙伝『女の子ものがたり』 [第28回]"おねマス"のマッコイ斉藤プレゼンツ 不謹慎さが爆笑を呼ぶ『上島ジェーン』 [第27回]究極料理を超えた"極地料理"に舌鼓! 納涼&グルメ映画『南極料理人』 [第26回]ハチは"失われた少年時代"のアイコン  ハリウッド版『HACHI』に涙腺崩壊! [第25回]白熱! 女同士のゴツゴツエゴバトル 金子修介監督の歌曲劇『プライド』 [第24回]悪意と善意が反転する"仮想空間"細田守監督『サマーウォーズ』 [第23回]沖縄に"精霊が暮らす楽園"があった! 中江裕司監督『真夏の夜の夢』 [第22回]"最強のライブバンド"の底力発揮! ストーンズ『シャイン・ア・ライト』 [第21回]身長15mの"巨大娘"に抱かれたい! 3Dアニメ『モンスターvsエイリアン』 [第20回]ウディ・アレンのヨハンソンいじりが冴え渡る!『それでも恋するバルセロナ』 [第19回]ケイト姐さんが"DTハンター"に! オスカー受賞の官能作『愛を読むひと』 [第18回]1万枚の段ボールで建てた"夢の砦"男のロマンここにあり『築城せよ!』 [第17回]地獄から甦った男のセミドキュメント ミッキー・ローク『レスラー』 [第16回]人生がちょっぴり楽しくなる特効薬 三木聡"脱力"劇場『インスタント沼』 [第15回]"裁判員制度"が始まる今こそ注目 死刑執行を克明に再現した『休暇』 [第14回]生傷美少女の危険な足技に痺れたい! タイ発『チョコレート・ファイター』 [第13回]風俗嬢を狙う快楽殺人鬼の恐怖! 極限の韓流映画『チェイサー』 [第12回]お姫様のハートを盗んだ男の悲哀 紀里谷監督の歴史奇談『GOEMON』 [第11回]美人女優は"下ネタ"でこそ輝く! ファレリー兄弟『ライラにお手あげ』 [第10回]ジャッキー・チェンの"暗黒面"? 中国で上映禁止『新宿インシデント』 [第9回]胸の谷間に"桃源郷"を見た! 綾瀬はるか『おっぱいバレー』 [第8回]"都市伝説"は映画と結びつく 白石晃士監督『オカルト』『テケテケ』 [第7回]少女たちの壮絶サバイバル!楳図かずおワールド『赤んぼ少女』 [第6回]派遣の"叫び"がこだまする現代版蟹工船『遭難フリーター』 [第5回]三池崇史監督『ヤッターマン』で深田恭子が"倒錯美"の世界へ [第4回]フランス、中国、日本......世界各国のタブーを暴いた劇映画続々 [第3回]水野晴郎の遺作『ギララの逆襲』岡山弁で語った最後の台詞は...... [第2回]『チェンジリング』そしてイーストウッドは"映画の神様"となった [第1回]堤幸彦版『20世紀少年』に漂うフェイクならではの哀愁と美学

動機は日本を守るため!? 国策捜査にデータ改ざん、失墜する検察の正義

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「検察庁」公式HPより。
──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!  昨今、ニュースで取り上げられない日はないといっていいほど、検察の周辺が騒がしい。今月4日の、検察審査会による小沢一郎元幹事長への「起訴すべき」との議決公表や、郵便不正事件をめぐる主任検事のフロッピーディスク(以下、FD)改ざんなど、検察をめぐるニュースには事欠かず、その動向は日夜注目を集めています。  特に郵便不正事件をめぐるFD改ざん事件は、"正義"の名のもとに、唯一起訴権限をもっている検察が、立証のためにデータを改ざんし、罪をでっち上げようとしたとして世間に大きな衝撃を与えました。さらに、データ改ざんにあたっては、当時の部長と副部長も犯人隠避容疑で逮捕されており(両容疑者は容疑を全面否定)、組織ぐるみの犯行が疑われています。元来、政治的圧力を受けないように独立的な立ち位置にいて、公正に捜査を行うべき検察。しかし、今回のデータ改ざんに加え、最近では「国策捜査」や「リークによる世論操作」と非難されることも多く、検察の腐敗が声高に叫ばれているのです。  そこで今回の「レベルアップ案内」では、そんな検察をめぐる記事をご紹介。これを読めばまる分かり!? 今さら聞けない検察の概要から、最強捜査機関にもあった女性スキャンダル、国策捜査の被害者が語る権力の怖さ──まで。大手マスメディアでは教えてくれない、検察の闇にずずいっと迫ります。"正義の機関"が巻き起こした一連の事件。はたして"正義"はどこにあるのでしょう......? 【日刊Pick Up記事】 スクープ! 4日にも検察審査会が小沢一郎の議決公表へ (2010年10月4日付) 当サイトスクープ通り! 4日検察審査会が議決公表 「小沢氏起訴すべき」に重大疑惑も (2010年10月5日付) 批判の矢面に立たされた検察の明日はどっちだ!? プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:検察とはいかなる組織なのかを知る] 日本版FBI──東京地検特捜部は本当に"正義の味方"なのか? 2007年8月号(プレミアサイゾー) 最強の捜査機関(笑)です。 小室逮捕で満足する特捜検察 トップ交代で次に狙う大物は? 2009年2月号(プレミアサイゾー) この頃から、すでにヘタレっぷりが出ちゃってる!? [レベル2:入り乱れる検察の敵と味方] 「特捜部は解体せよ!」検察捜査の盲点に週刊誌が切り込む! 2010年9月27日付(日刊サイゾー) 「死ね、地検特捜部!!」なんてストレートすぎる見出しもありましたね。 検察を激怒させた小沢の一言 リーク元特定で民主も反撃へ 2010年3月号(プレミアサイゾー) 検察首脳はまるで虎の威を借る狐? 民主党と検察OBの抵抗の前に急速に弱体化する検察タブー 2010年2月号(プレミアサイゾー) OBからも責められるなんてよっぽど信用がないんでしょうねぇ......。 西松建設事件は一波乱あり? 自民ベッタリの検察に内乱が! 2009年8月号(プレミアサイゾー) 二枚舌だけど、一枚岩ではないみたい。 [レベル3:スキャンダラスな検察の実態] 検察に"勝利"した 小沢民主党 決め手は「女性スキャンダル」!? 2010年4月号(プレミアサイゾー) 検察だって、人間だもの。 当局も頭を悩ますリーク問題"女性"を武器にする記者たち 2010年3月号(プレミアサイゾー) でも、仕事とプライベートはしっかり分けて! [レベル4:世論をめぐる検察とメディアの深い関係] 不祥事続きで急所を握られた!? 朝日新聞「検察ベッタリ」報道の裏 2009年6月号(プレミアサイゾー) しかし、FD改ざん事件は朝日新聞がスクープ。 寝返ったフリをしていた!? 「検察による言論弾圧か!?」週刊朝日編集長"検察から出頭命令"騒動の裏側 2010年2月15日付(日刊サイゾー) 新聞では仲良く、週刊誌では厳しくと、朝日新聞社さんは飴と鞭をうまく使ってらっしゃる。 検察リークが世論を導く 小沢秘書逮捕と報道の共謀 2009年5月号(プレミアサイゾー) テレビではいまだに検察批判は少ないような......。 小沢一郎「起訴相当」に隠されたメディア権力増強への恐怖 2010年6月号(プレミアサイゾー) メディアのイメージ操作には、さすがの検察もお手上げ? [レベル5:検察から考える諸問題] 国策捜査の闇【前編】 鈴木宗男[新党「大地」]×青木理[ジャーナリスト] 2009年5月号(プレミアサイゾー) 国策捜査を認めちゃうほどの自信過剰っぷり。ある意味うらやましい。 宮崎 学×萱野稔人対談──『近代ヤクザ肯定論』のススメ【前編】 2009年11月号(プレミアサイゾー) 逮捕の理由が「政府にとって邪魔だから」なんて、マンガの中だけかと思ってました。 刑事裁判の不完全性と社会の敵が持つ浄化作用【前編】 2010年5月号(プレミアサイゾー) 検察が"公共の敵"になる日は来るのか......? プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/
検察の正義 どこ? amazon_associate_logo.jpg

一般人を巻き込むドッキリ企画は100%無理? 素人参加番組が減った裏事情

 毎日、テレビを点けるたび、見慣れた芸人やタレントがクイズをしたり、ゲームをしたり、ひな壇でしゃべったり、逃走したり......どの番組でも、どの企画でも、似たような顔触れが登場している。  思えば、かつてはクイズ番組も素人参加のものが多かったのに、今は『パネルクイズ アタック25』(朝日放送)のほか、『クイズ! ヘキサゴンII』(フジテレビ系)にわずかに素人枠がある程度。クイズ番組に「タレント」「女優」などの肩書で登場する人も「誰?」「クイズは強いけど、この人、初めて見た......」なんて人が多かったりするけれど、それでも「素人参加」とは全く違う。  また、往年の『風雲!たけし城』(TBS系)などをはじめ、素人がチャレンジしているだけなのに、いや、素人だからこそ、腹がよじれるほど笑い転げた番組というのもかつては多数あったはずだ。  いったいなぜ素人参加番組がほとんどなくなってしまったのか。  ある放送作家は、素人番組の減少について言う。 「『電波少年シリーズ』(日本テレビ系)が終わった頃ぐらいから、確かにタレントの企画しかなくなってきていますね。素人関係の番組は、視聴率が全然取れないんですよ」  テレビの「ヤラセ」が問題視されたり、"ドキュメントバラエティー"というジャンルが確立されたのもこの『電波シリーズ』あたりから。  現在でも同じようなドキュメントバラエティー企画は芸人などで行われているし、素人参加でも十分面白くなりそうだけど、やはり肖像権の問題があるのか。そういえば、かつては大人気だった『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の素人参加企画も、今ではほぼなくなっているし......。 「肖像権の問題は大きいですね。かつての『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)でやっていたような一般の人を巻き込む街中ドッキリ企画は、現在は100%できなくなっています。また、実際、素人参加の場合、お蔵入りになるケースが非常に多いんですよ。承諾書を書いてもらっているのに、後でテレビを見てから『扱いが悪い』と言ったり、編集で面白くしていると『取り上げ方が気に入らない』とクレームをつけてきたりする人が多く、リスクが非常に高いわりには視聴率が取れないのが実情ですね」  その点、同じ企画であっても、芸人など名前や肩書きのある人、知っている人の場合、リスクがなく、さらに視聴者側も安心して見られるというメリットがあるのだそうだ。 「また、素人でもテレビ的に面白い人を探すのは大変なんですよ。たとえば、今でいうと、戦場カメラマンの渡部陽一さんなどは本来タレントじゃないですが、非常にキャラがあって面白いですよね。ああいうキャラのついた人を素人から探すには、莫大なオーディションをやらないといけない、というのが現実です」  たとえば、テーマに当てはまる人々から、強烈な個性・経験・関係を持つ8人(8組)を「1億分の8(イチハチ)」としてスタジオに招く『イチハチ』(TBS系)も、最初は素人で行っていたものの、「フツウの素人では面白くなかった」ため、有名人ばかりにしたところ、断然番組が面白くなったというケースがあるのだそうだ。  だが、芸人・タレントばかりの同じような顔触れというのも、マンネリ感はあるけど......。 「作り手側が諦めてしまっているということはあるかとは思います。実際、テレビ局側では素人参加番組をやりたがっているんですが、企画としてなかなか面白いのは上がってこないんです。素人参加番組で1つ成功例ができれば、『素人もアリなんじゃないか』となって、またどんどん出てくる可能性はあると思います」  リスクを超えた素人参加番組の成功例が出てくることを望む! (「サイゾー裏チャンネル」より)
ロンドンハーツ 1 DVD化もさぞ大変だったことでしょう。 amazon_associate_logo.jpg
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