消えた子供手当

子供手当が消えた! 6月最初の日曜日に相談に来た依頼者は興奮していた。Aさんの家は2歳と4歳の子供の4人暮らしなので26,000円が支払われる。こんな時代なのでAさんはこの子供手当を楽しみにしていた。生活費の足しにしようとおろしに行ったのだが残高がない。夫が何に使ったのか調べてほしい。妻に黙っていったい何に使ったのか?場合によっては離婚も考えているという。私はまず、事の発端になった貯金通帳の確認をしたところ、前日の土曜日に26,000円を引き出していた事を確認した。夫は朝早くからどこかへ出かけたという。

女子にモテモテになる方法、教えます。軟派少年の実話物語『ソフトボーイ』

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常識なんかブチ破れ! 退屈な日常に対し、反乱を起こした
革命児たちの熱血コメディ『ソフトボーイ』。佐賀県の公立高校を舞台にした実録ドラマだ。
(c)2010「ソフトボーイ」製作委員会
 どんな君でも、たちまち女の子にモテモテになる! うさん臭い通販グッズのキャッチコピーのようだが、男子なら気になってしまう文句だろう。映画『ソフトボーイ』は、そんな甘い言葉にまんまと釣られて集まった軟派な高校生たちの物語だ。舞台は佐賀県の小さな田舎町。佐賀出身のはなわが「SAGA」で歌ったように、若者が夢中になれるようなものはまるでない。だが、公立牛津高校に通う高校3年生のノグチくん(賀来賢人)は、重大なことに気づく。佐賀県には男子ソフトボール部が一校もない。ということは、今すぐ男子ソフトボール部を創部さえすれば、無条件で全国大会に出場できるではないか! 佐賀の何もなさを逆手にとったナイスなアイデアだ。田舎で退屈な日常を送っている高校生にとって全国大会出場は大ニュース。部員は否がおうにも女子にモテモテ(のはず)。ノグチくんはさっそく親友のオニツカくん(永山絢斗)を巻き込んで、男子部員を集め始める。まるで漫画のようなストーリーだが、牛津高校男子ソフトボール部創部の実話がベースとなっている。  楽して全国大会に出場しよう。そして女子にモテよう。動機は恐ろしく不純だ。それに仮にも全国大会。そう簡単に出場できるのか。そんな問題はさておき、ノグチくんは高校最後の夏を最大限に楽しもうと猛ダッシュ&猛チャージ。学校中の、まだ部活に入っていない男子生徒に声を掛けまくる。ノグチくんとオニツカくんが『七人の侍』(54)の島田勘兵衛と片山五郎兵衛に見えてくる。そうしてノグチくんの元に集まった七人の侍ならぬ、九人のソフト部員たちは、鼻つまみ者のヤンキー野郎、運動神経ゼロのメタボくん、女子マネージャー目当てのミスターガリ勉、まったく状況を理解できていない海外からの留学生......。こうしてソフトボール未経験者ばかりの即席凸凹チームが誕生する。ついでにノグチくんの幼なじみのクサナギ(波瑠)が女子マネージャーを務めることに。  部員たちは、ソフトボールはおろかスポーツもろくに経験していない。もちろん、女子にモテモテになりたいんだけど、何より、お祭り男のノグチくんに声を掛けられたのが単純にうれしかったのだ。教室と自宅を往復するだけの単調な生活を過ごしていた彼らにとって、自分を必要としてくれる人間が現れたのだ。ピッチャー、レフト、ライト、女子マネージャー、と誕生したばかりのまっさらなチームで各自に役割が与えられる。楽して人気者になろうという不純な動機から始まったチームだが、グラウンドに集まって体を動かして汗を流すうちに、次第に気持ちよくなってくる。ひと夏、みんなでお祭りに夢中になってもいいんじゃないかという気になってくる。
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ノグチくんに巻き込まれるようにして男子ソフト
部を創部することになったオニツカくん(永山
絢斗)と女子マネージャーのクサナギさん(波瑠)。
青春だなぁ。
 現代社会において、時代をクリエイトするヒーローは果たして存在するのだろうか。『アイアンマン』や『スパイダーマン』といったアメコミのヒーローは基本的にアメリカの国益にかかわる事件にしか出動しない。力道山や長嶋茂雄といった日本のヒーローはテレビというメディアが生み出した、高度経済成長期のヒーローだ。事なかれ主義が幅を利かせる現代において、新しいヒーローの出現をただじっと待つのはムダというもの。それよりはお祭り野郎を神輿に担いで、一緒にお祭りをやるほうが現実的だし、自分自身も楽しめるではないか。ノグチくんは九州に多い、お調子者のお祭り野郎気質。イチローや中田英寿のように運動神経に秀でたスーパースターではないが、家族や級友たちが気づかなかった各メンバーの隠れた長所を引っ張りだすスーパープロデューサーなのだ。後先考えない無責任さがノグチくんの欠点だが、それは言い換えれば人並みはずれた行動力でもある。  素人ばかりで全国大会に出場できるのか。出場できても、恥をかくだけじゃないのか。男子ソフト部に対する校内の目は冷たい。でも、頭であれこれ考えているだけじゃ、何も始まらない。人生はヴァーチャルゲームじゃないんだから。ノグチくんは言う、「やってみらんとわからんばい」。常識なんて誰が決めたんだ? やってみなくちゃ、わからない。わかならいからこそ、面白いんだよ。映画『ソフトボーイ』は、そんな極めてシンプルなメッセージで貫かれている。ノグチくんたち牛高ナインが周囲にバカにされればされるほど、彼らの輝きは増していく。前例がないなんて言葉は自分たちには関係ねぇ、常識なんてブタに食わせろっ。  本作でメガホンをとった豊島圭介監督は『怪談新耳袋 ノブヒロさん』(06)などホラー系の作品で知られる存在。さわやかなスポーツものを描くのも初なら、全国公開のメジャー作品を撮るのも初。でも、ノグチくんの「やってみらんとわからんばい」を監督自身が体現してみせた。ホラー系作品で怪事件に巻き込まれた人々の心理を描いてきた演出力を生かして、田舎の高校生たちの心の揺れ動きやおバカなことに熱くなる楽しさといったポイントを押さえて、軽快なテンポの青春コメディ映画に仕立てることに成功している。豊島監督もそのことは実感できたらしく、「笑って、グッと来て、ちょっと泣ける、という王道のような作品を(たぶん)作れたことに自分でもびっくりしてます」とコメントしている。  さて、部員が9人集まれば、すぐに全国大会に出場できるのかといえば、そー甘くはなかった。出場の手続きをしようとしたところ、出場校の少ない県は他県との代表決定戦をクリアしなければいけないことが発覚する。がーん。当然だが、対戦校は付け焼き刃の牛高よりもずっと長い間、真面目に練習に取り組んでいる。でも、ノグチくんは動じない。「やってみらんとわからんばい」。校外へ飛び出した牛高ナインはビギナーズラックに恵まれる一方で、それ以上の試練にも遭遇する。いつもは強気のノグチくんも、たまに心が折れそうになる。有明湾に沈む夕日を見て、ひとりで泣きたくなることもある。でも、もうその頃には牛高ナインはノグチくんにすっかり感化されており、ノグチくんにこう言うのだった。「やってみらんとわからんばい」。  大ヒット作『ROOKIES 卒業』(09)のような大勝利がラストに待っているわけではない。牛高ナインは実戦で大恥をかくはめになる。しかし、その大恥も「やってみなくちゃわからない」貴重な体験なのだ。ノグチくんに騙されるようにしてソフトボールを始めたナインは、ノグチくんとひと夏、共に汗を流したことでその後の人生が大きく変わっていく。お祭りの陶酔感をもう一度味わおうと夢を追いかけ続ける者もいれば、平穏な日常に戻ってしっかり根を張って生きることを選択する者もいる。では、彼らはノグチくんが言ったように「女子にモテモテ」になったのか? 本作はその疑問に対する答えをちゃんと用意している。少なくとも彼らは「モテモテ」になるのと同じくらい大事なことを、あの夏から学んだ。現実はヴァーチャルゲームよりも、ずっと面白いんだということを。 (文=長野辰次) softboy03.jpg ●『ソフトボーイ』 監督/豊島圭介 脚本/林民夫 主題歌/倉木麻衣 出演/永山絢斗、賀来賢人、波瑠、大倉孝二、加治将樹、中村織央、斎藤嘉樹、西洋亮、加藤諒、松島庄汰、タイラー、平山真有、鎌田奈津美、いしのようこ、広澤草、白石みき、綾田俊樹、堀部圭亮、上野由岐子、はなわ、山口紗弥加 6月19日(土)より全国ロードショー (c)2010「ソフトボーイ」製作委員会 http://www.softboy.jp
紺野さんと遊ぼう ウフフの巻 知る人ぞ知るこのシリーズも豊島作品。 amazon_associate_logo.jpg
●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第70回] 下町育ちの"北野少年"が見た現代社会 人間同士の食物連鎖『アウトレイジ』 [第69回] "リアルと虚構の狭間"を生きる男、アントニオ猪木初主演作『アカシア』 [第68回] ヒーローも神もいない現代社会の惨劇 井筒監督の問題作『ヒーローショー』 [第67回] アイドルが地獄で微笑む『戦闘少女』ギャグ×血しぶき×殺陣の特盛り丼! [第66回]アナーキーな"社歌"で生産性アップ! 満島ひかり大進撃『川の底からこんにちは』 [第65回]超ヘビー級なシリアス劇『プレシャス』"家族"という名の地獄から脱出せよ [第64回]乱れ咲く"悪の華"ゼブラクイーン! 仲里依紗が過激変身『ゼブラーマン2』 [第63回] オタク王が見出した"夢と現実"の接点 ティム・バートン監督作『アリス──』 [第62回] バッドテイストな感動作『第9地区』 アナタはエビ人間とお友達になれるか? [第61回]スコセッシ監督の犯罪アトラクション『シャッターアイランド』へようこそ! [第60回]宮崎あおいの"映画代表作"が誕生! 毒を呑んでも生き続けよ『ソラニン』 [第59回]"おっぱいアート"は世界を救えるか? 母乳戦士の記録『桃色のジャンヌ・ダルク』 [第58回]現代に甦った"梶原一騎ワールド"韓流ステゴロ映画『息もできない』 [第57回]命知らずの変態レポーター、中東へ! 史上最大のどっきり?『ブルーノ』 [第56回]仲里依紗がアニメから実写へと跳躍! 母娘2代の時空旅行『時をかける少女』 [第55回]ビグロー監督はキャメロンより硬派! 人間爆弾の恐怖『ハート・ロッカー』 [第54回] "空気を読む"若者の悲劇『パレード』楽しいルームシェア生活の行き先は? [第53回]社会の"生け贄"に選ばれた男の逃亡劇 堺雅人主演『ゴールデンスランバー』 [第52回]『男はつらいよ』の別エンディング? "寅さん"の最期を描く『おとうと』 [第51回]ひとり相撲なら無敵のチャンピオン! 童貞暴走劇『ボーイズ・オン・ザ・ラン』 [第50回]ヒース・レジャーが最後に見た夢の世界 理想と欲望が渦巻く『Dr.パルナサスの鏡』 [第49回]トニー・ジャーは本気なんジャー! CGなしの狂乱劇再び『マッハ!弐』 [第48回]全米"オシャレ番長"ズーイー、見参! 草食系に捧ぐ『(500日)のサマー』 [第47回]市川崑監督&水谷豊"幻の名作"『幸福』28年の歳月を経て、初のパッケージ化 [第46回]押井守監督、大いなる方向転換か? 黒木メイサ主演『アサルトガールズ』 [第45回]ドラッグ漬けの芸能関係者必見!"神の子"の復活を追う『マラドーナ』 [第44回] 暴走する"システム"が止まらない! マイケル・ムーア監督『キャピタリズム』 [第43回]"人は二度死ぬ"という独自の死生観『ガマの油』役所広司の監督ぶりは? [第42回]誰もが共感、あるあるコメディー! 2ちゃんねる発『ブラック会社』 [第41回]タラとブラピが組むと、こーなった!! 戦争奇談『イングロリアス・バスターズ』 [第40回]"涅槃の境地"のラストシーンに唖然! 引退を賭けた角川春樹監督『笑う警官』 [第39回]伝説の男・松田優作は今も生きている 20回忌ドキュメント『SOUL RED』 [第38回]海より深い"ドメスティック・ラブ"ポン・ジュノ監督『母なる証明』 [第37回]チャン・ツィイーが放つフェロモン爆撃 悪女注意報発令せり!『ホースメン』 [第36回]『ソウ』の監督が放つ激痛バイオレンス やりすぎベーコン!『狼の死刑宣告』 [第35回]"負け組人生"から抜け出したい!! 藤原竜也主演『カイジ 人生逆転ゲーム』 [第34回]2兆円ペット産業の"開かずの間"に迫る ドキュメンタリー『犬と猫と人間と』 [第33回]"女神降臨"ペ・ドゥナの裸体が神々しい 空っぽな心に響く都市の寓話『空気人形』 [第32回]電気仕掛けのパンティをはくヒロイン R15コメディ『男と女の不都合な真実』 [第31回]萩原健一、松方弘樹の助演陣が過剰すぎ! 小栗旬主演の時代活劇『TAJOMARU』 [第30回]松本人志監督・主演第2作『しんぼる』 閉塞状況の中で踊り続ける男の悲喜劇 [第29回]シビアな現実を商品化してしまう才女、西原理恵子の自叙伝『女の子ものがたり』 [第28回]"おねマス"のマッコイ斉藤プレゼンツ 不謹慎さが爆笑を呼ぶ『上島ジェーン』 [第27回]究極料理を超えた"極地料理"に舌鼓! 納涼&グルメ映画『南極料理人』 [第26回]ハチは"失われた少年時代"のアイコン  ハリウッド版『HACHI』に涙腺崩壊! [第25回]白熱! 女同士のゴツゴツエゴバトル 金子修介監督の歌曲劇『プライド』 [第24回]悪意と善意が反転する"仮想空間"細田守監督『サマーウォーズ』 [第23回]沖縄に"精霊が暮らす楽園"があった! 中江裕司監督『真夏の夜の夢』 [第22回]"最強のライブバンド"の底力発揮! ストーンズ『シャイン・ア・ライト』 [第21回]身長15mの"巨大娘"に抱かれたい! 3Dアニメ『モンスターvsエイリアン』 [第20回]ウディ・アレンのヨハンソンいじりが冴え渡る!『それでも恋するバルセロナ』 [第19回]ケイト姐さんが"DTハンター"に! オスカー受賞の官能作『愛を読むひと』 [第18回]1万枚の段ボールで建てた"夢の砦"男のロマンここにあり『築城せよ!』 [第17回]地獄から甦った男のセミドキュメント ミッキー・ローク『レスラー』 [第16回]人生がちょっぴり楽しくなる特効薬 三木聡"脱力"劇場『インスタント沼』 [第15回]"裁判員制度"が始まる今こそ注目 死刑執行を克明に再現した『休暇』 [第14回]生傷美少女の危険な足技に痺れたい! タイ発『チョコレート・ファイター』 [第13回]風俗嬢を狙う快楽殺人鬼の恐怖! 極限の韓流映画『チェイサー』 [第12回]お姫様のハートを盗んだ男の悲哀 紀里谷監督の歴史奇談『GOEMON』 [第11回]美人女優は"下ネタ"でこそ輝く! ファレリー兄弟『ライラにお手あげ』 [第10回]ジャッキー・チェンの"暗黒面"? 中国で上映禁止『新宿インシデント』 [第9回]胸の谷間に"桃源郷"を見た! 綾瀬はるか『おっぱいバレー』 [第8回]"都市伝説"は映画と結びつく 白石晃士監督『オカルト』『テケテケ』 [第7回]少女たちの壮絶サバイバル!楳図かずおワールド『赤んぼ少女』 [第6回]派遣の"叫び"がこだまする現代版蟹工船『遭難フリーター』 [第5回]三池崇史監督『ヤッターマン』で深田恭子が"倒錯美"の世界へ [第4回]フランス、中国、日本......世界各国のタブーを暴いた劇映画続々 [第3回]水野晴郎の遺作『ギララの逆襲』岡山弁で語った最後の台詞は...... [第2回]『チェンジリング』そしてイーストウッドは"映画の神様"となった [第1回]堤幸彦版『20世紀少年』に漂うフェイクならではの哀愁と美学

"THE LAST"の名も怪しい!? 香取慎吾主演の映画『座頭市』が大コケ

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あ~あ、慎吾ちゃんの目が笑わなくなっ
ちゃった
【サイゾーウーマンより】 「愛と怒りと哀しみと。抜いた仕込みが咽び泣く。これが最後の座頭市。」  そんなキャッチフレーズと共に、5月29日、待望の公開となったSMAP香取慎吾の主演映画『座頭市 THE LAST』。直前には、出演者をテレビや雑誌で見ない日はないほどの熱烈なPRが行なわれたものの、結果は惨敗。全国238館での公開で、初日2日間の興行成績は動員約7万人、興行収入はたったの8,512万円。現在、話題の映画『告白』(松たか子主演)が初日2日間で20万人以上を動員し、約2億8,220万円の好成績をあげていることを考えれば、一目瞭然の結果だ。

"THE LAST"の名も怪しい!? 香取慎吾主演の映画『座頭市』が大コケ

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あ~あ、慎吾ちゃんの目が笑わなくなっ
ちゃった

「愛と怒りと哀しみと。抜いた仕込みが咽び泣く。これが最後の座頭市。」

 そんなキャッチフレーズと共に、5月29日、待望の公開となったSMAP香取慎吾の主演映画『座頭市 THE LAST』。直前には、出演者をテレビや雑誌で見ない日はないほどの熱烈なPRが行なわれたものの、結果は惨敗。全国238館での公開で、初日2日間の興行成績は動員約7万人、興行収入はたったの8,512万円。現在、話題の映画『告白』(松たか子主演)が初日2日間で20万人以上を動員し、約2億8,220万円の好成績をあげていることを考えれば、一目瞭然の結果だ。

「ターゲットは40代!?」 民放人気音楽番組が軒並み"懐メロ"に占拠される深い理由

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『R40~DANCE!DANCE!!DANCE!!!~』
Independent Label Council Japan
 民放ゴールデン枠の人気音楽番組が、どんどん懐メロに比重を置いた放送内容になってきている。  『HEY! HEY! HEY!』(フジテレビ系)は、2009年あたりから松村邦洋や半田健人、クリス松村など懐かし歌謡曲に強いタレントをゲストに呼んで語ってもらう企画がメインになって久しく、『うたばん』(TBS系)からリニューアルした『ミュージックアワー』(同)も往年の歌手をメインゲストに迎えることが多く、リニューアル前よりも懐メロカラーは強まっている。そして『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)でも、"バースイヤーソングス"と銘打ち、毎週ある年にスポットをあてて、その年生まれの人に自分たちが生まれた年のヒット曲を聴いてもらうというコーナーを、現在プッシュ中だ。  この揃っての懐メロシフトには、何か理由があるのだろうか。あるテレビ関係者が言う。 「今歌番組って、視聴率がまったく取れないんですよ。旬のアーティストを呼んで普通にやっても、ヒトケタが当たり前になってきているんです」  特に上記3番組はそれぞれ長寿番組(『~アワー』は『うたばん』期も含める)でもあるが、視聴率が低迷しても続く理由はと言えば、「"音楽番組の枠"、というものを残したいというのがあるんですよ。MCもそれぞれそれなりの大物を起用しています。MCとのつながりも含めて、やめるわけにはいかないんです」(前出関係者)  そこで、テコ入れを模索した結果、着地したのが「懐メロ」企画ではないかという。 「今、歌番組を見ている中心の層が40代ぐらいになってきています。その層にアピールするための構成、ゲスト選びになっていますね。『ヤバいときにはこれを使え』と言われる、ラーメン、動物に続くジャンルになってきているみたいですね」  「懐メロ」といっても、いわゆる「戦後歌謡」というよりは、ニューミュージックや70~80年代アイドルポップスが多く、確かに40代前後が一番懐かしがりそうな内容が多いが、ある音楽業界の関係者は、こう言う。 「90年代の『渋谷系』の流行の中心だったHMV渋谷店の閉店もそうですが、正直、CDが今、全然売れないんですよ。そんななか、CDを買ってくれる貴重な層のひとつが、今の40代を中心とした層ですね。徳永英明に端を発したカバー曲ブームもまさにそうで、選曲、歌い手含めて、アラフォーにアピールするようなものが中心になってますね」  懐かしい曲じゃないと、ダメなのでしょうか。 「最近の10代、20代にウケている曲は、響かないという人は多いですね。どれも自分語り、自分探し、傷なめ合い系で、テンプレートで作れるような似たテイストのものが多い。90年代みたいにカラオケ用にとりあえず新曲を誰よりも早く覚えようというノリもなくなってきていますし」(前出・音楽関係者)  若い世代は、音楽番組で好きなアーティストを観たくないのだろうか。前出のテレビ関係者が言う。 「メディアとの関わり方が変わってきた、というのが大きいですね。『エンタの神様』(日本テレビ)的な消費のされ方というのか、音楽番組も軽くチェックのために観るぐらい。YouTubeなんかで、好きなときにお気に入りのアーティストを観られますしね。極端に言えば、音楽番組を見る必要がない。それで、気に入った曲は着うたでダウンロードする、言ってみればコンビニ的な消費の仕方なので、楽曲への思い入れが薄いんですよ」  実際、CD売り上げよりも着うたのダウンロード数を重視するレコード会社も増えてきているという。音楽関係者が続ける。 「CD売り上げのチャートではこのところ、アイドルやアニメ/ゲーム関連、または演歌の曲は上位を占めることが多くなってきています。これは、関連グッズとして持っていたい層と、楽曲データのやり取りに慣れていない層が買っていると言えますね」  音楽番組は、時代劇のように中高年の見るものになっていくのだろうか。 (文=太田サトル/「サイゾー裏チャンネル」より)
R40~DANCE!DANCE!!DANCE!!!~ バブル世代は終わらない。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 「これでは新人が育たない!」ベスト盤しか売れなくなった音楽業界の悲鳴 「和製レコード会社が消える!?」長期化する音楽不況で業界存亡の危機...... 玉置浩二、小沢健二......続々復活する音楽界ビッグネームの"変人"エピソード

安倍なつみ同棲疑惑? ブログに彼氏宛のメール誤送信で発覚か

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DVD付写真集『ecru』ワニブックス
【メンズサイゾーより】  元モーニング娘。のエースながら、昨年はほとんどメディアに顔を出すことはなく、4~5月に行われたミュージカル『三文オペラ』出演と夏のライブツアー以外、目立った活動をしていなかった"なっち"こと安倍なつみ。今年も、5~6月にかけてのミュージカル『リトルショップ・オブ・ホラーズ』に出演、秋からは全国ツアーを予定と、昨年同様のスケジュールを組んでいるようだ。彼女のようにマスコミ露出を抑えると「売れていない」などと誤解されがちだが、ミュージカル女優としては非常に高い評価を得ており、歌唱力・演技力ともに、アイドル時代より一回りも二回りも成長した様子だ。  さて、6月21日の千秋楽に向けて目下ミュージカル三昧の日々を過ごしている"なっち"だが、大阪での公演が終了した13日夜、気が緩んだのか、不思議な内容のブログ記事を更新してしまった。本文は次の通りだ。

年上女性か野球部マネジャーか 急成長株・小泉進次郎の本命彼女はどっち? 

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「週刊文春」6月17日号 中吊りより
●第48回(6月9日~6月14日発売号より) 第1位 「徹底研究 小泉進次郎『家族とオンナ』」(「週刊文春」6月17日号) 第2位 「薄情の人『菅直人新総理』の研究」(「週刊新潮」6月17日号) 第3位 「菅直人首相も知らない小沢一郎の肉声」(「週刊朝日」6月25日号)  政局以外の記事が読みたい。どの週刊誌を見ても、「小沢支配は終わった」「否、これから復讐が始まる」だの、できたばかりの菅直人内閣に対する批判記事のオンパレード。それが週刊誌の生きる道ではあるが、もっと他のこともじっくり取材してもらいたいと思うのは、私だけではないはずだ。  そこで、「AERA」の「伸びる企業 縮む企業」という大特集を読んでみた。トップアナリスト16人に聞いたという、20業種100社の5年後を分析したというのだが、最初の「出版」を読んで、失礼だが、雑誌を閉じてしまった。ここで、縮む会社に「光文社」と「小学館」が挙がっているのは仕方ないにしても、「小学館」より業績が不振だと思われる「講談社」や、ブランド付録商法で売上げを伸ばしている「宝島社」が伸びる会社とされているのは、どのような分析からなのだろう、合点がいかない。「マガジンハウス」という出版社が、ユニークなコンセプトで新雑誌を続々創刊して、業界の話題を一手にさらっていた時代があった。しかし、「マガジンハウスの雑誌は、あまりにも広告に依存する作り方だった」(「マガジンハウス」でいくつかの雑誌の編集長を務めた石川次郎氏)ため、バブルが弾け、広告が減ると、出版社として地盤沈下してしまった。  いまの「宝島社」の雑誌の作り方は、一時的な売上げは上がるだろうが、継続できるものではないはずだ。それが証拠に、他の出版社でこの商法に追随するところは少ない。 次の「新聞・放送」でも、縮むのは「毎日新聞」と「産経新聞」で、伸びるのは「NHK」「朝日新聞」「読売新聞」「日経新聞」では、アナリストに聞く必要などないのではないか。目先を変えたい努力は買うが、ややお手軽すぎる作りでは、賞をあげるわけにはいかない。  ということで、今週もズラリ政局ものが並んでしまった。3位の記事は、小沢一郎氏に詳しいという政治記者・渡辺乾介氏が、幹事長辞任の経緯を、小沢氏の肉声として伝えている。 どう控えめに見ても、「小沢ベッタリ」で、小沢の代弁をしているとしか思えないが、眉につばを付けて読めば、小沢の本音らしきものが透けて見えてくる。  鳩山首相が小沢と抱き合い心中した、との「風評」に対しては、当然ながら「ノー」である。真相は、社民党の連立離脱がどのような影響をもたらすかを理解しない鳩山に、小沢が見限って、輿石参議院議員を含めた2度目の三者会談で、小沢が「3人一緒ですよ」と引導を渡したのだそうだ。  小沢が岩手県連に寄せたビデオメッセージで「自分自身、先頭に立ってがんばってまいりたい」と述べたことで、9月にある代表選に小沢が意欲を見せたとの見方があるが、との問いには、「あのメッセージの真意は、『この政権は長くありません』ということにある」と、菅首相が聞いたらドキッとすることを言っている。  なぜなら、これまで小沢が選挙で訴えてきたのは、消費税を封印して、まずは国民生活を元気にすることだ。「財政再建は必要だけれども、それを増税で、という党内合意もまだない。このままでは公約違反になってしまいます。『反小沢』とか『非小沢』とされる人たちが、増税・財政再建路線を、政権を奪うための口実にしているのではないか」と小沢は考えており、「この借りは必ず返す」と思っているというのだ。  菅が、「(小沢さんには)しばらく静かにしていただいたほうがいい」と発言したことに、「余計な一言でしたね。あれは小沢の逆鱗に触れたはずです」と、小沢の代理人の如く怒り、最後に、「問題は参院選後に小沢がどのような政策を唱えるかにかかっている。それ次第で菅内閣と民主党は音を立ててきしみ、大海に浮かぶ小舟のように揺れる可能性があります」と不気味な予言をする。  「現代」は小沢時代は終焉したといい切るが、果たしてどちらが正しいのか。じっくり読み比べてもらいたい。  菅新首相に関する記事も溢れているが、「新潮」の記事が「いやらしさ」という点では抜きん出ている。  菅首相をひと言で「薄情の人」と言い表したのはよい。さきがけ時代の同僚、武村正義元官房長官にこう言わせている。 「彼は少し信望に欠けている面がある。包容力と言い換えてもいいかもしれないが、理詰めで迫りすぎるところがあって、人間的な温かみが足りないように感じられてしまう。あまりに情よりも理に走りすぎる傾向があるので、"もっと両方のバランスを大事にしたらどうか"とアドバイスをしたこともあるんですが......」  「新潮」らしさはこの後に発揮される。菅首相のアキレス腱は、権力奪取に全力を注ぎ込んだために精も根も尽き果て、早くも老化現象が出ているというのだ。  それは、会議中のひどい居眠りにも表れている。また、「目下"意識の混濁"も激しい」というのだ。「最近の彼の口癖は"あれ、またこんがらがっちゃった"。喋っているうちに、自分でも何について話していたのか忘れてしまうんです」(民主党関係者)  菅首相が掲げる「最小不幸社会」や「奇兵隊内閣」、経済を成長させるための増税というのも、分かりにくいキャッチフレーズである。それが「新潮」の言うように、一時的な「意識の混濁」から出たものでないことを祈りたいものだ。  さて今週のグランプリは、人材不足という側面があるのだろうが、自民党の新人・小泉進次郎株が急成長である。言わずとしれた小泉元総理の次男で、ルックスもオヤジを凌ぐ格好良さだが、国会で放つ舌鋒の鋭さも、なかなかのものなのである。  「現代」も、「はきだめにツル 小泉進次郎、なかなかやるわい」と好意的なのだ。文春は、子どもの頃のエピソードを紹介しながら、コロンビア大学大学院に留学し、その頃から、「政治家になる意思がなければコロンビアには来ていません」と言っていたと、天川由記子東京福祉大学教授が話している。  それに彼は、周囲に対して、「うちは麻生さんの家と違い副業がない。政治家がいなければ(小泉家は)倒産するんです」と漏らしていたというのだ。  国会ではすでに「進次郎ガールズ」といわれる女性ファンが、傍聴席から黄色い声援を送っている。文春らしく、そこから彼の女性問題に踏み込んでいく。一人は、高校時代、野球部の女性マネジャー。大学時代はもちろん、アメリカ時代、英語が急激に上達した背景にはガールフレンドがいるのではと囁かれたそうだ。  だが、本命は、小泉事務所で私設秘書をしていた頃、当時、横須賀でバーを経営していた一歳年上の女性Aさんだったという。 「Aさんは『進ちゃんとは一緒に住んでいて、よくご飯を作ってあげているの』とか、『進ちゃんは地震が怖くて、寝るときにいつもヘルメットを枕元に置いているの』などと話していました。告白したのは進次郎君から。バーでは彼のヒザの上にAちゃんが座ったりして、仲むつまじい様子でした」(二人の知人)  この二人、進ちゃんが当選後は、噂も聞こえなくなってきたという。巷ではよくある話だが、今や史上最年少総理待望論まで出ている若者だけに、この女性との交際がどうなっているのか、気になるところではある。フライデーの張り込み班! 期待してるよ。  (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ) 1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
小泉純一郎とは何者だったのか デストロイヤー。 amazon_associate_logo.jpg
鳩山辞任は小沢氏の策略? 呪縛から逃れられない民主党の行く末 突然辞任した杉並区"名物区長"にまつわるカネとオンナの狂想曲 忘れてはいけない悲劇「水俣病」その50年目の笑顔が語りかけること

なぜ、オレに懐く……最近の悩みは、息子の友達との距離感ですよ!

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(C)倉田真由美

 息子のまーは4月から小学4年生になりました。福岡から転校してきて早9カ月、家にほぼ毎日友達が遊びに来るように。うちの2階は2部屋あるんですが、1つは寝室、もう1部屋は完全にマンガ部屋になってます。部屋の壁全部に本棚がびっしりで、本とマンガが溢れてますね。この部屋にテレビやプレステ3とWiiなどのテレビゲーム、サッカーのボードゲーム、人生ゲーム、オセロ、魚雷戦ゲーム......とあらゆるゲームが揃ってて、子どもにとっては最高の環境。最近はうちに来る友達も固定してきて、オレもまーの友達の名前と顔を覚えてきました。

藤子・F・不二雄初のDVDを3枚セットで3名様にプレゼント!

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 藤子・F・不二雄アニメ初のコレクションDVD『藤子・F・不二雄 アニメキャラクター大集合!!』が明日15日、全国のローソン(一部店舗を除く)にて3枚同時リリースされます。それを記念して、このDVDセットを3名様にプレゼントいたします。詳細は以下より。 藤子・F・不二雄アニメ初のコレクションDVD!  『藤子・F・不二雄 アニメキャラクター大集合!!』は、藤子・F・不二雄の大人気キャラクターであるドラえもんやパーマン、チンプイといったさまざまなテレビシリーズ作品を集めた初のコレクションDVDです。また、藤子・F・不二雄アニメ初のコンビニエンスストア向けDVDとなっています。  厳選されたテレビシリーズの作品を楽しむことができる上に、今回はケータイで視聴料を払えば、PPV作品【註】として収録されている作品を楽しむことができます。PPV作品は、それぞれのキャラクターの作品が105円(税込)というリーズナブルな価格設定となっています。ケータイを使って、専用モバイルサイトで視聴料を払うとパスワードが発行され、DVD画面上でパスワードを入力すると対象作品の視聴が可能となり、レンタルDVDのように楽しむことができます。 【註】 ※PPV作品は各話105円(税込)/視聴期間:1週間 ※視聴期間終了後も再度視聴料を払えば視聴可能。 パスワード取得サイト <http://ppvd.jp/park/>  『藤子・F・不二雄 アニメキャラクター大集合!!』 1.『きれいなジャイアン登場!!!編』 2.『つながる藤子・F・不二雄ワールド!!編』 3.『のび しずロマン!!編』 発売元:株式会社小学館 販売:ヴィジョネア株式会社  販売形態:全国のローソンで数量限定発売 販売開始:2010年6月15日(火) 販売価格:1,000円(税込) ■プレゼントの詳細 『藤子・F・不二雄 アニメキャラクター大集合!!」1~3セットで3名様にプレゼントいたします。応募の〆切は6月18日(金)23時59分とさせていただきます。なお、当選の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 応募はこちらから 【個人情報】 ■ご応募にあたり、ご提供いただく個人情報はサイゾーにて厳重に管理を行います。また、お客様の同意なしに守秘義務を負う業務委託先以外の第三者に開示、提供いたしません。 ■ご提供いただく個人情報は、『サイゾー』からの、お客様がご希望の場合の商品、キャンペーン等のご案内、アンケート等の発送に使用させていただきます。また、個人を特定しない方法で、マーケティングの統計データとして活用させていただきます。 ■今後、『サイゾー』からの商品の送付や媒体に関するご案内等をご希望されない場合は、下記連絡先までご連絡願います。 ■『サイゾー』が保有するお客さまの個人情報について、訂正・利用停止等をご希望される場合には、下記連絡先までご連絡願います。サイゾー 03-5784-0790 個人情報管理責任者まで