松本人志の手術・入院で五反田に不吉なウワサが!?

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『松本人志の怒り 赤版』集英社
【メンズサイゾーより】  週末、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(46)が緊急入院したという情報が駆け巡った。松本は半年ほど前から股関節に痛みがあり、「左股関節唇損傷」と診断され、手術のため1~2カ月程度の休養を取るのだという。 「股関節痛の原因は、外傷や過使用によるものが多いですね。松本さんは慢性的な痛みだったようですが、股関節の慢性的な痛みは変形が多く、長年の過度の運動による負荷によるところが大きいかもしれません」(都内、整形外科医師)  松本と言えば、昨年、元タレントの伊原凛(27)とのデキちゃった結婚を経て、現在は三人家族の長だ。だが、かつては大の風俗好きとして有名であった。松本の結婚に際して相方の浜田雅功(46)が「もう五反田には、行けませんね」とコメントしたり、松本が通い詰めていた東京・五反田のホテヘル型風俗店では「松ちゃんおめでとう」の合言葉で、 オールタイム2,000円の還元キャンペーンを実施したほどである。
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"三億円事件"の真相を解き明かす! 桜タブーに挑んだ『ロストクライム』

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1968年府中市で起きた"昭和最大のミステリー"三億円事件。
映画『ロストクライム 閃光』は犯人像、三億円の行方について具体的に迫る。
(c)2010「ロストクライム-閃光-」製作委員会
 伊藤俊也監督の『ロストクライム 閃光』は、1968年12月10日に起きた未解決事件"3億円事件"を題材にした迫真のサスペンスだ。3億円事件は白バイ警官に変装した犯人が現金輸送車にダイナマイトに見せかけた発煙筒を仕掛け、現金輸送車ごと持ち去るという大胆かつ鮮やかな手口で日本中を沸き返らせた。東京芝浦電機(現・東芝)の府中工場の従業員たちに手渡されるはずだった3億円は、現在の貨幣価値にすると30億円になるとも言われている。奪われた3億円は保険で補填されたため、従業員たちへのボーナスは翌日には届けられた。給料の銀行振込は3億円事件がきっかけで進んだとされている。また、現金を奪った際に誰も傷つけず、正確な被害額が2億9430万円だったことから"憎しみのない犯罪"と形容されてきた。だが、"憎しみのない犯罪"など存在するのだろうか。『女囚701号 さそり』(72)シリーズをはじめ、『犬神の悪霊』(77)、『誘拐報道』(82)、『プライド 運命の瞬間』(98)と体制側からの見解や社会の常識に対して常に反対の立場から映画を撮り続けてきた伊藤監督は、この"憎しみのない犯罪"に対して疑問を投げ掛けている。  3億円事件には被害者がいないと言われてきたが、これは大きな間違い。事件発生から1年後の69年12月に毎日新聞が「3億円事件に重要参考人」の勇み足スクープを報じ、この報道に釣られる形で警察は府中市在住の元運転手Kさんに対し、任意同行を求めた。このことから各マスコミは競って、Kさんを顔写真付きの実名で報道。事件の4日前に銀行に送られてきた脅迫状の切手に付着していた唾液の血液型とKさんの血液型が同じB型だったこと、運転に手慣れていたこと、タイプライターが使えたことなどの理由から疑われたが、翌日には事件当日のアリバイが証明され釈放された。しかし、その後もマスコミは3億円事件の特集を組む度にKさんをカメラで追い、コメントを求め続けた。このことからKさん一家は離散。Kさんは精神不安定となり、流浪の生活を送った。そして08年9月に放浪先の沖縄で自殺を遂げている。  「死は美しい」という言葉を残したのは、立川の不良少年グループのリーダー格だった19歳の少年Sだ。彼も3億円事件を語る上で欠かせない。父親が白バイ警官であり、事件現場から近い立川市周辺での車の窃盗歴があることから、事件直後から重要参考人として捜査線に浮かんでいた。しかし、事件から5日後に「死は美しい」という書き置きを残し、国立市の自宅で青酸カリにより服毒死している。自宅には少年Sの両親しかおらず、本当に自殺だったのかは闇に閉ざされたままだ。少年Sが死んだことで、警察側の士気は一気に下がったという。
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ベテランの片桐刑事(奥田瑛二)と新人の片桐
刑事(渡辺大)は、"三億円事件"に取り憑
かれたように真相を追っていく。
 警察側の捜査にも謎が多い。事件発生から4カ月後になって、手詰まり状態を打破するために"捜査の神様"と称された平塚八兵衛刑事を捜査に参加させる。平塚刑事は「吉展ちゃん誘拐事件」の真犯人を自白させた鬼刑事として知られ、警察側はメンツを守るために遅ればせながら切り札を投入した形だった。だが、平塚刑事は3億円事件=単独犯説に固執し、グループ犯行説の可能性を切り捨て、捜査の幅を狭めている。結局、捜査は迷走を続け、平塚刑事は75年3月に定年退職、同年12月に3億円事件は時効を迎えた。7年間に及ぶ捜査で容疑者リストは11万人に上り、捜査費用は被害金額の3倍となる9億円を要した。  原作小説『閃光』(角川書店)の中で、ジャーナリストでもある原作者・永瀬隼介氏は、3億円事件=グループ犯行説と仮定し、警察側には事件の真相を明かすことのできない特殊な事情があったのではないかと推定している。事件が起きた68年は10月に新宿騒乱事件が起きるなど、学生運動がもっとも熱く激しかった時代。運動に加わっていた当時の学生たちは、チェ・ゲバラがキューバ革命を成功させたように日本でも革命が起きると信じていた。対する警察は国家の治安を守ることが最大の任務。警察の威信を揺るがしかねない"3億円事件"の真相は、警察タブー(桜タブー)として秘密裡に封印されたのではないかというのが永瀬氏の推理だ。  映画『ロストクライム』では定年退職を間近に控えたベテラン刑事・滝口(奥田瑛二)は野心家の新人刑事・片桐(渡辺大)と組んで、すでに時効となっている3億円事件の真相に迫る。ある意味、伊藤監督による超シリアス版『時効警察』である。時効はとっくに過ぎたものの、3億円事件は否応なく事件に関わってしまった人たちの人生を大きく変えてしまったのだ。2人の刑事は3億円事件の真犯人を挙げることで己の虚栄心を満たそうという考えから、やがて3億円事件によって人生を台無しにされてしまった人々の無念、怨念を晴らすことに全力を注ぐことになる。だが、正義感に突き動かされた2人の行動は、身内であるはずの警察側の"組織防衛"という名の分厚い壁によってさえぎられてしまう。  当然だが、『ロストクライム』にはコメディドラマ『時効警察』のような明るいエンディングは待っていない。人々が抱き続けた無念、怨念、後悔の念は40年以上の歳月を経て、より深まり、ドロドロの底なし沼と化している。2人の刑事はミイラ取りがミイラになる覚悟で、底なし沼にズブズブと足を踏み入れる。この底なし沼は想像以上に深い。後戻りができなくなってしまった2人は、果たして底なし沼から無事に生還できるのだろうか。 (文=長野辰次) lostcrime03.jpg 『ロストクライム 閃光』 原作/永瀬隼介 監督/伊藤俊也 出演/渡辺大、奥田瑛二、川村ゆきえ 武田真治、かたせ梨乃、宅麻伸、原田芳雄、夏八木勲 配給/角川映画 7月3日(土)より角川シネマ新宿、有楽町スバル座ほか全国ロードショー <http://www.lostcrime.jp/>
閃光 真実は闇の中。 amazon_associate_logo.jpg
●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第72回/特別編] 上映反対で揺れる問題作『ザ・コーヴ』"渦中の人"リック・オバリー氏の主張 [第71回] 女子にモテモテになる方法、教えます。軟派少年の実話物語『ソフトボーイ』 [第70回] 下町育ちの"北野少年"が見た現代社会 人間同士の食物連鎖『アウトレイジ』 [第69回] "リアルと虚構の狭間"を生きる男、アントニオ猪木初主演作『アカシア』 [第68回] ヒーローも神もいない現代社会の惨劇 井筒監督の問題作『ヒーローショー』 [第67回] アイドルが地獄で微笑む『戦闘少女』ギャグ×血しぶき×殺陣の特盛り丼! [第66回]アナーキーな"社歌"で生産性アップ! 満島ひかり大進撃『川の底からこんにちは』 [第65回]超ヘビー級なシリアス劇『プレシャス』"家族"という名の地獄から脱出せよ [第64回]乱れ咲く"悪の華"ゼブラクイーン! 仲里依紗が過激変身『ゼブラーマン2』 [第63回] オタク王が見出した"夢と現実"の接点 ティム・バートン監督作『アリス──』 [第62回] バッドテイストな感動作『第9地区』 アナタはエビ人間とお友達になれるか? [第61回]スコセッシ監督の犯罪アトラクション『シャッターアイランド』へようこそ! [第60回]宮崎あおいの"映画代表作"が誕生! 毒を呑んでも生き続けよ『ソラニン』 [第59回]"おっぱいアート"は世界を救えるか? 母乳戦士の記録『桃色のジャンヌ・ダルク』 [第58回]現代に甦った"梶原一騎ワールド"韓流ステゴロ映画『息もできない』 [第57回]命知らずの変態レポーター、中東へ! 史上最大のどっきり?『ブルーノ』 [第56回]仲里依紗がアニメから実写へと跳躍! 母娘2代の時空旅行『時をかける少女』 [第55回]ビグロー監督はキャメロンより硬派! 人間爆弾の恐怖『ハート・ロッカー』 [第54回] "空気を読む"若者の悲劇『パレード』楽しいルームシェア生活の行き先は? [第53回]社会の"生け贄"に選ばれた男の逃亡劇 堺雅人主演『ゴールデンスランバー』 [第52回]『男はつらいよ』の別エンディング? "寅さん"の最期を描く『おとうと』 [第51回]ひとり相撲なら無敵のチャンピオン! 童貞暴走劇『ボーイズ・オン・ザ・ラン』 [第50回]ヒース・レジャーが最後に見た夢の世界 理想と欲望が渦巻く『Dr.パルナサスの鏡』 [第49回]トニー・ジャーは本気なんジャー! CGなしの狂乱劇再び『マッハ!弐』 [第48回]全米"オシャレ番長"ズーイー、見参! 草食系に捧ぐ『(500日)のサマー』 [第47回]市川崑監督&水谷豊"幻の名作"『幸福』28年の歳月を経て、初のパッケージ化 [第46回]押井守監督、大いなる方向転換か? 黒木メイサ主演『アサルトガールズ』 [第45回]ドラッグ漬けの芸能関係者必見!"神の子"の復活を追う『マラドーナ』 [第44回] 暴走する"システム"が止まらない! マイケル・ムーア監督『キャピタリズム』 [第43回]"人は二度死ぬ"という独自の死生観『ガマの油』役所広司の監督ぶりは? [第42回]誰もが共感、あるあるコメディー! 2ちゃんねる発『ブラック会社』 [第41回]タラとブラピが組むと、こーなった!! 戦争奇談『イングロリアス・バスターズ』 [第40回]"涅槃の境地"のラストシーンに唖然! 引退を賭けた角川春樹監督『笑う警官』 [第39回]伝説の男・松田優作は今も生きている 20回忌ドキュメント『SOUL RED』 [第38回]海より深い"ドメスティック・ラブ"ポン・ジュノ監督『母なる証明』 [第37回]チャン・ツィイーが放つフェロモン爆撃 悪女注意報発令せり!『ホースメン』 [第36回]『ソウ』の監督が放つ激痛バイオレンス やりすぎベーコン!『狼の死刑宣告』 [第35回]"負け組人生"から抜け出したい!! 藤原竜也主演『カイジ 人生逆転ゲーム』 [第34回]2兆円ペット産業の"開かずの間"に迫る ドキュメンタリー『犬と猫と人間と』 [第33回]"女神降臨"ペ・ドゥナの裸体が神々しい 空っぽな心に響く都市の寓話『空気人形』 [第32回]電気仕掛けのパンティをはくヒロイン R15コメディ『男と女の不都合な真実』 [第31回]萩原健一、松方弘樹の助演陣が過剰すぎ! 小栗旬主演の時代活劇『TAJOMARU』 [第30回]松本人志監督・主演第2作『しんぼる』 閉塞状況の中で踊り続ける男の悲喜劇 [第29回]シビアな現実を商品化してしまう才女、西原理恵子の自叙伝『女の子ものがたり』 [第28回]"おねマス"のマッコイ斉藤プレゼンツ 不謹慎さが爆笑を呼ぶ『上島ジェーン』 [第27回]究極料理を超えた"極地料理"に舌鼓! 納涼&グルメ映画『南極料理人』 [第26回]ハチは"失われた少年時代"のアイコン  ハリウッド版『HACHI』に涙腺崩壊! [第25回]白熱! 女同士のゴツゴツエゴバトル 金子修介監督の歌曲劇『プライド』 [第24回]悪意と善意が反転する"仮想空間"細田守監督『サマーウォーズ』 [第23回]沖縄に"精霊が暮らす楽園"があった! 中江裕司監督『真夏の夜の夢』 [第22回]"最強のライブバンド"の底力発揮! ストーンズ『シャイン・ア・ライト』 [第21回]身長15mの"巨大娘"に抱かれたい! 3Dアニメ『モンスターvsエイリアン』 [第20回]ウディ・アレンのヨハンソンいじりが冴え渡る!『それでも恋するバルセロナ』 [第19回]ケイト姐さんが"DTハンター"に! オスカー受賞の官能作『愛を読むひと』 [第18回]1万枚の段ボールで建てた"夢の砦"男のロマンここにあり『築城せよ!』 [第17回]地獄から甦った男のセミドキュメント ミッキー・ローク『レスラー』 [第16回]人生がちょっぴり楽しくなる特効薬 三木聡"脱力"劇場『インスタント沼』 [第15回]"裁判員制度"が始まる今こそ注目 死刑執行を克明に再現した『休暇』 [第14回]生傷美少女の危険な足技に痺れたい! タイ発『チョコレート・ファイター』 [第13回]風俗嬢を狙う快楽殺人鬼の恐怖! 極限の韓流映画『チェイサー』 [第12回]お姫様のハートを盗んだ男の悲哀 紀里谷監督の歴史奇談『GOEMON』 [第11回]美人女優は"下ネタ"でこそ輝く! ファレリー兄弟『ライラにお手あげ』 [第10回]ジャッキー・チェンの"暗黒面"? 中国で上映禁止『新宿インシデント』 [第9回]胸の谷間に"桃源郷"を見た! 綾瀬はるか『おっぱいバレー』 [第8回]"都市伝説"は映画と結びつく 白石晃士監督『オカルト』『テケテケ』 [第7回]少女たちの壮絶サバイバル!楳図かずおワールド『赤んぼ少女』 [第6回]派遣の"叫び"がこだまする現代版蟹工船『遭難フリーター』 [第5回]三池崇史監督『ヤッターマン』で深田恭子が"倒錯美"の世界へ [第4回]フランス、中国、日本......世界各国のタブーを暴いた劇映画続々 [第3回]水野晴郎の遺作『ギララの逆襲』岡山弁で語った最後の台詞は...... [第2回]『チェンジリング』そしてイーストウッドは"映画の神様"となった [第1回]堤幸彦版『20世紀少年』に漂うフェイクならではの哀愁と美学

親として初参加! 小学校の運動会にマジでテンション上がりまくりです

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(C)倉田真由美
【サイゾーウーマンより】 ――くらたまとの"真実の愛"に目覚めた叶井俊太郎が、一筋縄ではいかない、「元ヤリチン」流の子育てに奔走中!  先日、息子まーの小学校の運動会に行ってきました。まーは家でも1週間ほど前から毎日、運動会で踊る「ソーラン節」の練習をしていて、頑張ってましたね。なので「徒競走で1位になったら、好きなゲームソフトを1本買ってやるよ」と言うと、「マジで? 絶対1位やってやる!」と気合い入りまくり。当日は妻くらたまも、朝6時頃から弁当作ってましたね。で、朝8時に妻と娘ココと3人で小学校に行くと、もうほとんどシート敷く場所がないくらいパンパン!  オレは小学校の運動会に親として参加するが初めてだったし、なんだか楽しそうなのでマジでテンション上がりまくり! まーの友達のお母さんが「おたまリレーに参加します?」と声かけてくれたので...... この続きは、サイゾーウーマンファミリークラブで! ※無料会員登録がまだの方はこちらから

親として初参加! 小学校の運動会にマジでテンション上がりまくりです

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(C)倉田真由美

――くらたまとの"真実の愛"に目覚めた叶井俊太郎が、一筋縄ではいかない、「元ヤリチン」流の子育てに奔走中!

 先日、息子まーの小学校の運動会に行ってきました。まーは家でも1週間ほど前から毎日、運動会で踊る「ソーラン節」の練習をしていて、頑張ってましたね。なので「徒競走で1位になったら、好きなゲームソフトを1本買ってやるよ」と言うと、「マジで? 絶対1位やってやる!」と気合い入りまくり。当日は妻くらたまも、朝6時頃から弁当作ってましたね。で、朝8時に妻と娘ココと3人で小学校に行くと、もうほとんどシート敷く場所がないくらいパンパン!

UMA研究家・山口敏太郎が語る「UMAとエコロジーの知られざる関係」とは!?

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 ネッシー、ビッグフッド、チュパカブラなどの未確認生物を表す「UMA」(Unidentified Mysterious Animal)という言葉はすでにメディアなどでもお馴染みだろう。このUMA好きによるUMA好きのためのイベント「UMAサミット」が6月5日に東京で開催され、大盛況のうちに終了した。このイベントの主宰者であり、UMAについての著作は15冊以上を数えるというUMA研究家・山口敏太郎氏に知られざる生物の魅力を訊いた! ──先日開催されたUMAサミットは大盛況だったようですが、その模様を教えてください。 「UMA研究家の天野ミチヒロさんや怪獣デザイナーの島本高雄さんなどの出演者と共に、それぞれが持つUMAに対する想いを語りました。お客さんも会場キャパのギリギリまで人が入り、事前の予約も途中で締切らざるを得なくなってしまいました」 ──世間にUMA好きは結構いるんですか?
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「多いですよ。UMAの本は売れるんです。マンガ、文庫本、コンビニ本までいろいろな出版社から15冊以上出しているんですが、心霊とか妖怪、陰謀論よりもUMAの方が売れています」 ──サミットの時はどういうお話をされたんでしょうか? 「あまり表の媒体には書けないような内容ばかりなんですが......。『モーゴウル』というUMAがいるんですが、その正体を突き止めるために島本さんがイギリスまで訪れたレポートが発表されたりしましたね。僕自身もネッシーについての話をしたり......」 ──ネッシーですか? 以前、ねつ造だということが発覚しましたよね? 「はい、有名な写真は潜水艦とヘビのおもちゃで作ったねつ造だということが判明しました。ただ、巨大生物がいることは確かだと思います。ただし、みんなが期待するような怪獣や海竜ではなく、サケの巨大化したものではないかというのが僕の説です。ネス湖から流れるネス川では、すごく巨大なサケが穫れるんです。それが3、4匹で群れていたら巨大生物に見えるはずです」  UMA研究家として知られる山口氏。その熱意のきっかけとなった事件は今から30年前に遡るという。 ──山口さんがUMAを追うようになったきっかけは? 「僕は四国の出身なんですが、大蛇騒動が昭和50年代にあったんです。剣山というところで丸太のような大蛇が目撃され、地元新聞に報道されるくらいの大騒ぎだったんです。僕自身『ゲゲゲの鬼太郎』や『デビルマン』などの影響で妖怪などの方が好きだったんですが、その時にUMAに魅せられました。怪獣や妖怪はファンタジーでしたが、UMAは身近にいたんです」
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──確かに身近でそんな大騒ぎになっていれば興味を持ちますね。 「昭和50年代はその他にもヒバゴン騒動があったし、ニューネッシーが引き上げられた。ツチノコも漫画家の矢口高雄先生が『幻の怪蛇バチヘビ』を描いてブームになった。池田湖にはイッシー、屈斜路湖にはクッシーがいた。同時多発的に起こったまさにUMA黄金期です。その時に子どもだった人は相当に影響を受けていると思います」 ──日本全国にUMA目撃証言はあるんでしょうか? 「カッパを岩手県の遠野で見たと言う人がいて、本物としか思えない目撃証言も多いんです。現場に行くとそれらしき物証もあります。ただ、カッパはイタチとかの倍数体(遺伝子異常)ではないかと思っています。温度と圧力を加えると魚の卵では倍数体遺伝子がすぐにできてしまうんです。目撃者がいるけど、全く捕まらないのはそういった突然変異が原因なんじゃないかと考えています」 ──突然変異が原因なんですか? 「その他にも原因はあります。最近、宮城県で野生のカンガルーが生息していると報道されました。地元では『カンガルー酒』も発売されるくらい盛り上がったんですが、これもおそらくペットで飼っていたのを棄ててしまったんでしょうね。カンガルーは難しいんですが、ワラビーなら日本でも越冬できるんです。外見も似ているので、ワラビーじゃないかと思います」
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──そういったこともUMA誕生の原因になるんですね 「『テレポートアニマル』といって、そこに住むはずのない生物を人間が連れてきてしまい、UMAとして騒がれる例は多いです。ペットショップなどで無責任に購入して逃がしてしまうとテレポートアニマルになってしまうんです。少数のうちはUMAでも、鎌倉のアライグマ問題のように個体数が増えてくると立派な社会問題に発展してしまいます」  UMA=未確認生物は決して想像上の怪物ではない。山口氏によれば人間のエゴによって連れてこられたテレポートアニマルたちも立派な「UMA」だという。そして、人間が生み出してしまったUMAはまだまだ数多く存在する。 ──「テレポートアニマル」の他にも、人間が原因でUMA騒動となる例はあるんでしょうか? 「また、外来種との交雑も起こっています。和歌山ではタイワンザルが増えてニホンザルと混血になってしまったり、岡山や京都でも中国と日本のサンショウウオが混血してしまっているんです。沖縄では台湾ハブと琉球ハブが混血し『スーパーハブ』が誕生しています。普通のハブよりも大きくて毒も強いから血清も効かないんです」 ──それは大問題ですね。 「遺伝子汚染や純血種絶滅の引き金になります。さらには交雑種が繁殖してしまったら生態系の崩壊にもつながるんです」 ──UMAを考えることは生物学的な側面もあるんでしょうか? 「そうですね。環境や種について考えることがとても重要なんです。ホッキョクグマが環境の悪化が原因でアラスカに上陸しているんですが、普通のクマと交雑して白黒まだらなクマが生まれてしまったりしている状況です。これは生物としてもよくないことですよね。人間が原因となってUMAが生まれてしまっているんです」 ──UMAを考えることが環境問題につながるとは意外です。 「UMAを考えるにあたっては、論理的に考えなきゃいけないんです。人間が外来生物を連れてくるエゴを考えなきゃいけないし、環境が激変してホッキョクグマが交雑してしまうという現実を考えなきゃいけない。だからUMAファンは意外とまともな人が多いんです」 ──(笑) 「もちろん不思議な生物も確かに存在するんだけど、解明できるところはしっかり解明していかないとダメです。別にそれを解明したところでUMAへのロマンが消えるわけじゃないし、UMAに対する愛が変わるわけじゃない。だからUMAは面白いんですよ!」 (取材・文=萩原雄太[かもめマシーン]) ●やまぐち・びんたろう 作家・漫画原作者・ライター・オカルト研究家・株式会社山口敏太郎タートルカンパニー代表取締役。妖怪・都市伝説・UMA(未確認生物)・怪談・心霊 スポット・UFO・日本史ミステリー・前世・格闘技・秘密結社・サンカ・忍び・幽霊・四次元・超能力・呪術など様々な分野で活躍する。7月23日には阿佐ヶ谷ロフトにてオールナイトで語り明かすイベント「山口敏太郎祭り3」を開催!
世界の未確認生物ファイル 大真面目!! amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 "UFO界のドン"矢追純一 UFOメディアを叱る! 「X51.ORG」主宰・佐藤健寿のオカルトとネットを巡る旅 超常現象の疑わしさを突破する未確認の「何か」に迫った映像

『ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション』劇場鑑賞券を5組10名様に!

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(c)2009 Unisol 3 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
 1992年、カロルコ・ピクチャーズが『ターミネーター2』に続いて放った、世界的なヒット作『ユニバーサル・ソルジャー』。その正当な続編『ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション』が18年の時を経て、ついに公開されます。それを記念して、劇場鑑賞券を5組10名様にプレゼントいたします。詳細は以下より。 次世代型か、初期型か、新たなるバトルが今、始まる。  『2012』のローランド・エメリッヒが監督し、世界中で大ヒットとなったSFバト ル・アクション『ユニバーサル・ソルジャー』。ヴァン・ダムとラングレンの二人をアクションスターとして不動の地位に押し上げ、全世界のアクションファンを虜にしたその『ユニソル』が、時を越え遂に復活<リジェネレーション>する!
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 シリーズ最新作『ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション』では、次世代型ユニバーサル・ソルジャー(NGU)と旧型ユニバーサル・ソルジャーが対決し、そしてヴァン・ダム&ラングレンのオリジナル・キャストの2人が再び激しい宿敵同士のバトルを繰り広げる!  チェチェン民族主義のテロリストがロシア首相の子息を誘拐し、チェルノブイリ原子力発電所を占拠。一味は最先端の兵士再生プログラム"NGU"によって誕生したスーパー・ソルジャーを擁していた。これに対するは初期兵士再生プログラム"ユニソル"の最強兵士リュック(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)。しかし 彼の行く手に、NGUの最強ソルジャー(アンドレイ・"ザ・ピットブル"・アルロフスキー)、そして冷凍冬眠から覚めた旧敵スコット(ドルフ・ラングレン)が立ち はだかる! ■『ユニバーサル・ソルジャー リジェネレーション』 出演:ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ドルフ・ラングレン、アンドレイ・"ザ・ピットブル"・アルロフスキー元UFC世界ヘビー級チャンピオン)監督:ジョン・ハイアムズ 撮影:ピーター・ハイアムズ(『タイムコップ』『2010』) 提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 配給:エスピーオー 1時間37分/2009年アメリカ/R15+ <http://unisol-is-back.jp> ■プレゼントの詳細 この映画の公開を記念して、日刊サイゾーでは5組10名様に劇場鑑賞券をプレゼントいたします。応募の〆切は7月2日(金)23時59分とさせていただきます。なお、当選の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。 応募はこちらから 【個人情報】 ■ご応募にあたり、ご提供いただく個人情報はサイゾーにて厳重に管理を行います。また、お客様の同意なしに守秘義務を負う業務委託先以外の第三者に開示、提供いたしません。 ■ご提供いただく個人情報は、『サイゾー』からの、お客様がご希望の場合の商品、キャンペーン等のご案内、アンケート等の発送に使用させていただきます。また、個人を特定しない方法で、マーケティングの統計データとして活用させていただきます。 ■今後、『サイゾー』からの商品の送付や媒体に関するご案内等をご希望されない場合は、下記連絡先までご連絡願います。 ■『サイゾー』が保有するお客さまの個人情報について、訂正・利用停止等をご希望される場合には、下記連絡先までご連絡願います。サイゾー 03-5784-0790 個人情報管理責任者まで

『ハチクロ』よりも"敗者"にフォーカスした意欲作『3月のライオン』

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3月のライオン1巻/白泉社

――幼いころに夢中になって読んでいた少女まんが。一時期離れてしまったがゆえに、今さら読むべき作品すら分からないまんが難民たちに、女子まんが研究家・小田真琴が"正しき女子まんが道"を指南します!

<今回紹介する女子まんが>
羽海野チカ『3月のライオン』1~4巻
白泉社/各510円(1巻のみ490円)

 すでに各方面で話題のこの作品ですが、本作によって『ハチミツとクローバー』(集英社、以下『ハチクロ』)のヒットがまぐれでないことを、羽海野チカ先生はその圧倒的な筆力で証明してみせました。今後『ハチクロ』を超えるかもしれない大傑作、それが『3月のライオン』です。

 テーマは将棋。東京・月島と思しき下町を舞台に、15歳でプロになった天才棋士・桐山零の成長と、そして主に挫折とを描きます。そう、この作品が描くのは「敗北」。勝負事がテーマとは言え、羽海野先生は安易にスポ根路線に走ることを選ばなかったのです。

よく分かる「警察のお仕事」入門書 『日本の警察・犯罪捜査のオモテとウラ』

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『日本の警察・犯罪捜査のオモテとウラ』
(監修:北芝健/ナガオカ文庫)
 昔の刑事ドラマで、取り調べ中の刑事さんが電気スタンドを被疑者にかざして「さっさと吐け、こら!」みたいに凄んだり、あるいは被疑者に出前のカツ丼が振る舞われたりするシーンをよく目にしたものだけれど、現実にはそんなことはあり得ないらしい。  取調室にあるのは、スチール製の事務机と事務椅子、そして調書をとるためのパソコンくらいで、電気スタンドのような凶器になりそうなものは原則として置かない。また、カツ丼の器は陶器製であり、叩き割れば刃物になる。割り箸だって凶器になり得る。だから、取調室で食事を取ることは一切禁止されている。本書『日本の警察・犯罪捜査のオモテとウラ』には、こういった警察トリビアが数多く収められている。「ウラ」という言葉から、たとえば暴力団との癒着や天下りの実態といった、ドロドロした内部告発めいた内容を期待してしまいがちだが、どちらかというと「よく分かる警察のお仕事」的なお行儀のよい内容だ。実際、監修者の北芝健氏には『警察のしくみ(図解雑学)』(ナツメ社)という著・監修書があり、本書のスタンスはその延長にあるようだ。  たとえば、「警察庁」と「警視庁」は混同されがちだけれども、前者は「文化庁や国税庁などと同じ日本国の行政機関」で、その目的は「都道府県の警察本部を管理すること」であり、後者は「東京都の警察本部」すなわち「警察庁から見れば管理する対象である神奈川県警や大阪府警と同じ地方警察のひとつ」だとか。  よく聞かれる警察用語、「キャリア」と「ノンキャリア」については、前者は国家公務員試験・種に合格し警察庁に採用された警察官で、後者は地方公務員試験を受験して都道府県に採用された警察官を指すそうだ。キャリアのハードルはべらぼうに高く、合格者は圧倒的に東大卒が多いけれど、採用されれば警部補からスタートし、警視総監や警察庁長官も狙えるエリートコースが用意されている。一方、警察官のほとんどを占めるノンキャリアは巡査からスタートし、めいっぱい昇進しても警視正まで。「学力でのし上がるのがキャリアだとすれば、ノンキャリアは現場の実績で自らの地位をつかみとるタイプ」というわけだ。  あるいは、プライベートに関しては、警察官は恋愛における出会いの場が少なく(なにも警察官に限ったことではないが)、言うまでもなく暴力団やカルト教団の関係者との色恋沙汰はNGだし、情報漏洩のおそれがあるマスコミ関係者との交際もあまりいい顔はされないとか。さらに、職場恋愛には内偵が入ることもあるため不倫は絶対にバレるし、「警視庁の警察官同士ならば、東京から出て、たとえば小田原で会うなど、80キロ以上も離れた場所でデートをすることも珍しくない」そうだ。  といった具合に、文庫サイズで、一般的な捜査手続きの流れや警察組織の構造、部署ごとの役割、さらには警察官・刑事の採用試験および選考基準などがコンパクトに整理されている。もっとも、個人的にいちばん面白かったのは、〈沈める=盗品を現金に替える〉〈なこ=ヘロイン(「粉」を逆さにした)〉などなど、巻末にオマケとして収められた「警察用語110」だったりするのだけれど。 (文=須藤輝) ・北芝健(きたしば・けん) 元警視庁私服捜査官。交通勤務から方面機動隊員、刑事警察及び公安警察の捜査に従事。現在は教壇に立ち、犯罪学と国際関係論を講義する。主な著書に『悪の経済学』(KKロングセラーズ)、『ミステリーファンのためのニッポンの犯罪捜査』(双葉社)、『魔の薬』(あうん出版)など、劇画原作に『まるごし刑事』(実業之日本社)、『内閣権力犯罪強制取締官 財前丈太郎』(新潮社)などがある。学術社団「日本安全保障・危機管理学会」顧問・研究講座講師。早稲田大学卒。伝統空手六段、修道館館長。
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『エンタの神様』を目指した『あらびき団』が、エンタに逆転勝利した日

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『あらびき団アンコール Vol.2』/よし
もとアール・アンド・シー

 今回ツッコませていただくのは、6月22日放送の『あらびき団』(TBS系)。1週前の15日放送分から2週にわたって「初顔SP~あらびき団地~」と銘打って、初顔の芸人ばかりが出演した企画。"あらびき芸人"として認められると、"あらびき団地"へ入居できるという形で、VTRを見てライト東野(東野幸治)とレフト藤井(藤井隆)が合否のジャッジをしていく。入居が認められると2回目以降の出演も可能というシステムで、番組内オーディションの体もとっている。