大島優子1位予想をズバリ的中!! 選抜総選挙結果から見るAKB48の未来をヲタ鼎談で大胆予想

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総選挙開票後、だるまに目を入れる大島優子
【メンズサイゾーより】  国民的アイドル・AKB48と姉妹グループSKE48のメンバー106人の中から、ファンの投票によって8月発売の17thシングル選抜メンバーを決定する事実上の人気投票『AKB48選抜総選挙 母に誓ってガチです』。6月9日に開票イベントが開催され、常にトップだった前田敦子を抜き、昨年2位の大島優子が3万1448票で1位を獲得するという"政権交代"を実現させる衝撃の幕切れとなった。だがメンズサイゾーでは、この大番狂わせの"党首交代"を唯一予想していた。

24時間マラソンランナーのはるな愛に、「感動」よりもそそられる点

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『はるな愛ファースト写真集I AI』/東京
ニュース通信社

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎卒業研究の好対象
 何かもういちいち反応するのもアレなんだが。今年の日テレ24時間マラソン走者・はるな愛か。あんなにあっちゃこっちゃ取ったりつけたり、切ったり貼ったりしてる人間が、そんな過酷な事やって大丈夫なんだろうか。エンタテイメント的には全く興味ないんだが、医学的にはちょっと興味をそそられる。

「このドス黒い豚が!!」 ドSキャラの辰巳奈都子ちゃんに攻められたい!

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 6月5日、2007年「ミスFLASHコンテスト」グランプリに輝いた辰巳奈都子ちゃんの最新DVD『Grooving』発売記念イベントが、秋葉原のソフマップで行われました。最近ではグラビアだけでなく、GACKT主演の舞台『眠狂四郎無頼控』に出演するなど、活動の幅を広げているなっちゃん。着物姿も見たいけれど、やっぱり水着が好き! 編集Yは、早速カメラマンと共にソフマップに突入です!!
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 「なっちゃ~ん」 というファンからの怒号のようなかけ声でイベントがスタート! ファンの興奮が伝わってきます。フリフリのスカー トにジージャンでとっても可愛いらしです。スカートがミニ過ぎてパンツ見えそうですよ。おじさん、目のやり場に困っちゃいます!!
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 今回で11枚目となるDVDは、2月にバリで撮影。『Grooving』というタイトル通り、頑張って動いているのでぜひ注目してほしいそう。バリはどうでした? という質問に「バリは苦手。暑いの苦手なんです。ヤモリもいるし......。楽しいことはマッサージのみ。食事も苦手なんです(笑)」というなっちゃん。ヤモリくらいからなら、僕たちだって守ってみせます!!
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 撮影では、自分でチャイナ服をリクエストしたけど「着てみたら(パンツが)見えちゃうぐらい超ミニで、すっごい恥ずかしかった。ビックリしちゃいました」と話す彼女に、ファンからは「チャイナ服最高!」との声が上がっておりました。もちろん僕も。スリットは多めでお願いします! 気に入っているシーンは、「マッサージが好きなので、マッサージされているシーンは楽しかったです。チャイナ服は、ベットの上で視聴者を挑発していて、すごくいい感じの色気を放っていると思います」と話す奈津子ちゃん。
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 質問コーナーでは、ドラマで演じたドS役の話しになり、MCからちょっとやってみてと振られると「このドス黒いブタが!!」とのお言葉が。ファンはゾクゾクして喜びを噛みしめているようでした。  今は舞台が終ったばかりでけっこう大変だったけど、また機会があったらやってみたいと話すなっちゃん。次は、ミュージカルにもチャレンジしてみたいそう。舞台に出るのはいいけど、グラビアファンの僕らも忘れないでくださいね。   辰巳奈都子オフィシャルブログ http://ameblo.jp/tatsuminatsuko/
Grooving 辰巳奈都子 罵られたい今日この頃。 amazon_associate_logo.jpg
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すでに事実婚状態のヒガシに続け! ジャニーズの同棲事情

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結婚の次は後継者問題が待ってます

 恐縮でーす、梨元です。肺ガンなんかに負けずに、スクープを追いかけてます!

 さて、先日少年隊の東山紀之がエッセイの発売記念握手会で、木村佳乃との交際が順調であることを匂わせてたね。すでに二人は都内のマンションで一緒に暮らしていると見ていい。目撃談もいっぱい出てるよ。

実は春樹好き!? "グッチャネ"ホラー作家・飴村行のイカレタ粘膜世界

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日本中をドン引きさせ続ける小説家・
飴村行氏。
 5月末、小説家の飴村行さんと、書評家で文芸評論家の杉江松恋さんによるトークショーが青山ブックセンター六本木店で行われました。今回は、そのイベントと打ち上げ時のお話を元に、飴村さんのエピソードを交えながらイカレタ粘膜世界の魅力をご紹介していこうと思います。  飴村さんは、グッチャネ(女の股ぐら泉に男のマラボウを入れてソクソクすること)が出てくるぐちゃぐちゃな『粘膜人間』(角川ホラー文庫)で、第15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞。過去の受賞作の中で最も衝撃的な問題作と評され、その続刊『粘膜蜥蜴』(同)では、日本推理作家協会賞を受賞されました。日本推理作家協会賞は、デビュー作では取れないと言われている賞で、2作目で取ったのは、京極夏彦さん、福井晴敏さん、馳星周さんなどだそうです。しかも、文庫で受賞後1作目での受賞は、前例のない快挙だとか。更に『粘膜蜥蜴』は宝島社「このミステリーがすごい!」大賞や、早川書房「ベストSF2009」でも高い評価を受け、ホラーだけに留まらず、ミステリーやSF読者の脳みそもレイプ......ならぬ、グッチャネし続けたわけです。  その、『粘膜』シリーズの最新作、『粘膜兄弟』(同)が先月25日に発売されました。トークショーの内容は、最新刊のネタバレにならない程度の情報開示と、こんな変な小説を書く飴村行という作家がどうやって誕生したのか、杉江さんが迫るという内容でした。  杉江さんと一緒に登場された、飴村さんのお姿にびっくり。昨年お会いした時は、眼鏡(実は伊達眼鏡で、実兄にキャラが薄いと言われたという理由でかけていたらしい)に銀行員のようなスーツだったのに、なんと茶髪に今風の若者っぽい黒ずくめの格好になっていました。染めたのは最近らしいのですが、「見た目は石部金吉! 作品は弩変態」と言われていた飴村さんがこうも変わってしまうとは......。イメチェンした飴村さんにあっけに取られている内に、粘膜トークショーが始まってしまいました。 飴村行(以下、飴) 最初はお行儀のいいホラーを書いて、ホラー小説大賞に1年に1本というペースで応募し続けていました。期限は4年と区切って決めて送っていたわけですが......最後の一年目に、「どう思われてもいい、笑われてもいい! 最後に好きなものを!」 と思って、『粘膜』で出してみました。 杉江松恋(以下、杉) デビュー作の『粘膜人間』は、190cmの小学生と弟が殺しあう話なんですが、すぐ手が飛んだりしますよね。飴村さんは、スピーディーなアクション・シーンが抜群に上手い。登場人物がみんな容赦しないんです。飴村さんの好きな作家はどなたですか?  村上春樹が大好きですね。でも、全く影響は受けていないと思います。肥やしや、土壌が違うんです。植えても春樹っぽい作品は育たない(笑)。お米でいうなら、育つ品目が「ひとめぼれ」だけって感じで限定されていますね。  最新作の『粘膜兄弟』は、童貞の兄弟が架空の「フグリ豚」という家畜を育てていますね。未読の方もいるかと思うので説明しますが、フグリ豚っていうのは、異様に睾丸が大きい豚なんです。睾丸を生で刺身にして、醤油につけると美味しい。「ヘモやん」っていう、天才ふぐり豚ブリーダーが出てきますが、趣味はふぐり豚とヤルこと。ふぐり豚は睾丸が美味しいので、それがないメスは役に立たない。メスは数を増やすために飼われているわけですが、そのメスフグリ豚の名前を呼びながらヘモやんはヤルのが好きなんですよね。「梅子ちゃん! 梅子ちゃん!」とか。舞台は一作目と同様、戦時中の日本となっていますが、こういう発想はどこから出ているんですか?  小学生の時、確か7歳ですね。「週刊新潮」(新潮社)にベトナム戦争の写真が載っていたんです。そこに、少し足を開いた女性の死体写真があって。その写真を同級生に見せたら、「もったいない」って言われたんです。見えそうで、見えなかったから。子どもでも、戦争は大変なことだ、悲惨なことだと知っています。なのに、見えるかどうかを考えてしまうことから生じる罪悪感。男の性欲ってどうしようもないなって。そういう気持ちに書かされている部分がありますね。で、小さい頃にロボダッチを爆破して遊んだりもしました。綺麗に着色して、並べて爆竹で爆破させるんです。それがやがてエスカレートして、タイガー戦車などになりました。壊すために作るんです。お婆ちゃんに可愛がられていたから、貰ったマッチで撒いた油に引火させて喝采を叫ぶ。友達は若干引いていましたが、楽しかったです。親父にバレてボコボコにされて、結局この遊びは止めてしまうんですがね。  そういう遊びは更にエスカレートするんで、お父さんに止められて良かったですね。  その遊びの余波か、軍記、戦記物を読み続けました。彼女には「右翼なの?」と言われたり、自分自身、何の役にも立たないのに、どうして自分はこんな本を読み続けてるんだろうと考えていました。だけど現在粘膜シリーズを書くにあたっては、めちゃくちゃ役にたっていますね。  こんな感じで、問題発言連発の大爆笑トークイベントでした。最後に、司会者の杉江さんから以下の言葉で締めくくりがありました。 「『粘膜兄弟』は童貞の兄弟が主人公です。童貞の人は楽しんで貰えると思います、童貞じゃない人は、童貞になった気持ちで大いに楽しんでください」  そんなわけで、女の私もこれから、心を童貞にして『粘膜兄弟』を読んでみようと思います! 読み終えたら、著者の飴村さんに、スマタテングオベーションで拍手を送ろうと思います。ちなみに、飴村さんの編集担当者さんは、一部で粘膜編集と呼ばれているそうで、次は『粘膜鼠(仮)』だとか。 (取材・文=田辺青蛙) ●飴村行(あめむら・こう) 1969年福島県生まれ。東京歯科大学中退。08年『粘膜人間』で第15回日本ホラー大賞長編賞を受賞しデビュー。第二作『粘膜蜥蜴』が「このミステリーがすごい!」で6位、「週刊文春 ミステリーベスト10」で7位、「最高の本!2010」国内ミステリー編で2位など、年末ミステリランキングに続々ランクインする。10年、同作で第 63回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞。ホラーとミステリーを融合した次代のエンタテインメント小説界を担う新鋭として、今最も注目を浴びている。 tanabe_prof.jpg田辺青蛙(たなべ・せいあ) 「小説すばる」(集英社)「幽」(メディアファクトリー)、WEBマガジン『ポプラビーチ』などで妖怪や怪談に関する記事を担当。2008年、『生き屏風』(角川書店 )で第15回日本ホラー小説大賞を受賞。綾波レイのコスプレで授賞式に挑む。著書の『生き屏風』、共著に『てのひら怪談』(ポプラ社)シリーズ。2冊目の書き下ろしホラー小説、『魂追い』(角川書店)も好評発売中。
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【関連記事】 「グッチャネでシコッてくれ」 河童に脳みそをかき回される『粘膜人間』 トロフィーは青行灯!? 日本で唯一の怪談専門誌が選ぶ、大注目の新人怪談作家 後味の悪さが尾を引く、究極のマゾヒズム世界『劇画 家畜人ヤプー』

「VERY」創刊15周年記念号に落とされた、桐野夏生という爆弾

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「VERY」10年7月号/光文社

 前回お伝えした通り、創刊15周年記念号となる今号の特集は「理想の母親像白書」。女性誌の創刊記念号の割には地味......とお思いのアナタ、今一度「VERY」のコンセプトを確認しましょう。キャッチは「基盤のある女性は、強く、優しく、美しい」です。「基盤」=家族、母親という立場。それなら、この特集は妥当でしょう。理想の母親像は、真矢みきか野際陽子か、大穴「辻希美」か。果たして?

<トピック>
◎「理想の母親像」白書
◎別冊付録 桐野夏生新連載小説「ハピネス」
◎最愛ブランドプレゼント!

激白Wインタビュー『宇宙ショーへようこそ』のヒミツを語り尽くす(前編)

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石浜真史氏(左)と舛成孝二監督(右)。
 A-1 Pictures第1回劇場作品にして、文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞作『かみちゅ!』のスタッフが結集した長編アニメーション『宇宙ショーへようこそ』(以下、『宇宙ショー』)。第60回ベルリン国際映画祭に招待されて話題を呼んだが、さらに試写を観た人々によって評価は高騰の一途。6月26日の公開を前に期待は募るばかりだ。  早くも大傑作の呼び声高い『宇宙ショー』のツボを、監督の舛成孝二、キャラクターデザイン・作画監督の石浜真史が語り尽くした。  ふたりの言霊を携えて劇場へと脚を運んでもらうべく、そのすべてを開陳します。 ■企画の端緒 ──5年をかけて完成しました。いまの率直なお気持ちを聴かせていただけますか。 舛成孝二監督(以下、舛成) いやもう、ほっとしました。よかった(笑)。本当によかった、完成したよって(笑)。みんな一時期、本当に「これ、どうなるんだろう」って思っていたから(笑)。とにかくコンテが終わるまで地獄でした。 石浜真史(以下、石浜) ベルリン国際映画祭に招待されて監督が本当に喜んでいたので、うれしかったですね。最初に場面設計の竹内志保さんと、「ふたりとも全てを捧げて舛成孝二を世界に担ぎ出そう」という誓いを立てたんです。それが果たせたかなと、安心できました。本当に世界に行ったんだ、と感動しました。 ──男の約束ですね。舛成監督は石浜さんを、現在のようなお仲間として『R.O.D』の頃から捉えていたんですか?
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(C)A-1 Pictures/「宇宙ショーへようこそ」
製作委員会
舛成 そうですね。ちょうど『かみちゅ!』の頃は、(石浜は)ほかの作品が決まっていたので、OPだけ頼んだんです。で、ほかの仕事から(石原を)かっさらって、こちらで描かせてしまったという(笑)。 ──石浜さんは舛成監督をどのようにご覧になっていましたか? 石浜 丹念にキャラクターを描く人だな、人望があって、才能のある人がたくさん集まるんだな、という印象がありましたね。でも実際に組んでみると、一度やると「疲れた」って言って逃げていく人が多いんだなということも感じました(笑)。少しスパンを置いてまた参加するという人が意外と多かった。 ──つまり休養が必要なんですね。 舛成 そう(笑)。疲れる、しんどい、と。で、外の作品を味わうと「なんか物足りない」と言って戻ってきて。 ──そういう手間暇かける作り方だと、結果を出さないと次がないんじゃないですか。『かみちゅ!』の成功があって『宇宙ショー』ができたのでは。 舛成 そうそうそう。『かみちゅ!』がありがたいことにうっかり賞を頂きまして、あれがなきゃ劇場作品はやってないですよ。「ちょっと僕ら賞もらったんで、劇場やってもいいですか」ぐらいの(調子で仕事を取ることができた)。本当は2年前に「実は、A-1 Pictures劇場用第一作でこういうのを作っていました」と言ってドーン! と披露しようと思っていたら、5年目まで来ちゃったという(笑)。 ──(笑)。その間、石浜さんは拘束されていたんですか? 石浜 そうですね。それはしょうがない。 ──なんか、すごく辛そうな顔してますよ。 石浜 そうでもないですよ。僕はたぶん、辛い思いをしていないほうだと思います。ちゃんと楽しめる立場にいたので。 舛成 今回、描ける(技術がある)人はたぶん、楽しめているんですよ。まだ引き出しの少ない子たちは本当、血反吐を吐いている感じでやっていました。今回は『かみちゅ!』とアプローチの仕方が違ったんですが、若い子は同じようにやって、全部、叩かれちゃった。でも最初、イメージボードを描いているときに『宇宙ショー』の描き方を覚えてもらって、本番に入るときには、うまくなっていきましたけどね。 ■絵作りの謎 ──『かみちゅ!』と『宇宙ショー』の絵作りのコンセプトの違いを教えていただけますか。 舛成 カメラのレンズのチョイスが決定的な違いとしてありますね。『かみちゅ!』は一眼の標準レンズで、がっちり撮っている。広角気味に撮って、フレーミングして、広角を抑えているぐらいの作り方。写真のレイアウトをそのまま使う、そこにキャラクターを立たせる、ということなので、「写真として」見たものを描けばいい、という描き方をしていたんですよ。
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(C)A-1 Pictures/「宇宙ショーへようこそ」
製作委員会
 『宇宙ショー』にはそういう概念が一切なくて、周(あまね)の家なら周の家で、こういう絵が欲しいからこういうものを描いて、という要求をした。昔のアニメではよくやっていたことなんですけど、手前が広角気味なんだけど、奥が望遠みたいな。一画面でレンズがふたつあるっていう描き方をするんですよ。若い子はそういうアプローチを知らなかったりするので、戸惑うこともあるんですよね。 ──なるほど。石浜さんはそうした絵作りのなかで、具体的にどんなお仕事をしていたんですか。 石浜 今回はものを発明するセクションにいるクリエイターの数が多かったので、最低限、絵自体をまとめるという仕事はしたつもりなんですが、逆にいうと、最低限にこだわってまとめた感じはあるかもしれないです。 舛成 基本はキャラクターをブラさない、ということをやってくれて。絵だけじゃなくて、動き方とか芝居も全部コントロールしてもらっているんですよ。でも実は、今回は絵のコントロールというものをやってもらっていない。面影(めんかげ)をつけるという以外はコントロールをせず、ごった煮でいろんなものがあっていい。そのなかで唯一ブレないようにやるのがキャラクターだけだった。 石浜 絵が似ている・似ていない、じゃないですね。そのキャラクターが性格に準じてちゃんと動いているか、というところだけに集中してやりました。 ──なるほど。あと、これ言っちゃっていいのか分からないですが、湯浅政明さんのパートがまんま『マインド・ゲーム』な感じなんですけど、あれは劇中の"宇宙ショー"(宇宙で放送されている人気番組)だからということで、あえて違和感を演出したんですか。 舛成 そうです。僕がやっちゃうと、他のシーンの延長線上にしかならないのかなぁと。僕はどっちかというと固定カメラが多い人間なので、あんなふうにカメラを振ったり、キャラクターを動かすということが、パッと思いつかないんですよ。なので、ここは「オレじゃない誰か」というのだけが最初にあったんです(笑)。 石浜 面白いアプローチですよね。要は、(劇中の)宇宙ショーを撮っているのは舛成さんではないので、違う人を持ってこないと宇宙ショーにはならないというところから始まって。湯浅さんは本当、適任だったという。 舛成 だから基本、絵コンテは全部僕が描いているんだけど、唯一あそこはやっていないんですよ。僕の演出プランがまったく入っていない状態のフイルムがこの映画であそこだけなんですよね。 (後編へつづく/取材・文・写真=後藤勝) ●舛成孝二(ますなり・こうじ) アニメーション映画監督、脚本家、演出家。島根県出身。OVA『R.O.D -READ OR DIE-』テレビシリーズ『R.O.D -THE TV-』を経てテレビシリーズ『かみちゅ!』を監督し、第9回(平成17年度)文化庁メディア芸術祭アニメ部門優秀賞を受賞。アニメ監督としての評価を確立した。映画の教養とセンスを基礎に据えた画面構成に定評がある。『宇宙ショーへようこそ』が初の劇場作品となる。 ●石浜真史(いしはま・まさし) アニメーター。東京都出身。OVA『R.O.D -READ OR DIE-』テレビシリーズ『R.O.D -THE TV-』でキャラクターデザインと作画監督を務め、舛成作品の一翼を担う存在となる。他作品に忙殺されて『かみちゅ!』ではオープニング制作にとどまったが、『宇宙ショーへようこそ』では再びキャラクターデザインと作画監督を担当。舛成監督を世界に担ぎ出すという誓いを守るべく必死に働き、作品を完成に導いた。とにかく巧い。 ●『宇宙ショーへようこそ』 美しい自然に囲まれた村川村。唯一の小学校に通う生徒は全学年を合わせて5人だけだった。夏休み恒例の「子どもだけ合宿」で学校に集まった5人は、謎のミステリーサークルと、ケガを負い倒れている一匹の犬を見つける。しかし、人の言葉を解し、話しだす犬に子どもたちは仰天する。なんと犬は犬ではなく、惑星プラネット・ワンから来訪した犬型宇宙人のポチだったのだ。2100万光年のかなたから飛来したポチの事情を聞いた5人は、この出会いをきっかけに、人類史上最大の宇宙旅行へと旅立つことになる。過疎の村の子どもたちと一匹の宇宙人は、銀河で何と遭遇するのだろうか──。 6月26日(土)から新宿バルト9、シネ・リーブル池袋ほかで全国ロードショー。 <http://www.uchushow.net/>
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