積み重ねられた状況証拠……KAT-TUN赤西仁(?)の写真が流出

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左から二番目が赤西、一人飛ばして宮尾、錦戸。しかし真ん中の人のタトゥーが......
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【サイゾーウーマンより】  5月9日に海外公演のために渡米した、KAT-TUN赤西仁。直前まで、"夜のクラブ活動"に勤しんでいた姿が目撃されおり、これまでにもジャニーズアイドルとは思えないほど多種多様なプライベート写真が出回り、世間に衝撃を与えてきた。そして今回、新たなるプライベート写真が流出。その真偽も含めファンを中心に話題を呼んでいる。  写真が撮影された場所は、常連クラブの"いつもの"VIPルーム。右から2番目にNEWS錦戸亮、その隣には08年に大麻所持で逮捕された元テニスプレーヤーの宮尾祥慈の姿も見える。ここ最近つるんでいる軍団メンバーが集うなか、話題となっているのが、一番左で背中を向けている長髪の男性。超ミニスカートをはいた白人女性と手を絡め、唇に顔を寄せて必死で口説いている様子の男......これが赤西なのでは、と推測されているのだ。

所ジョージ 突出した安定感を生み出すボーダレスな「私の世界」

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『安全第二』(エイベックス・エンタテイメント)
 4月25日、所ジョージがアニメ映画『トイ・ストーリー3』の声優発表会に出席した。先月中ごろ体調不良でテレビ番組収録を欠席していたのだが、公の場に復帰して元気な姿を見せた。「1、2以上に面白いので、見ないとダメ。あと6月公開の(北野武監督の)『アウトレイジ』もよろしく」とちゃっかり友人の映画の宣伝もするなど、自由奔放な語り口は普段通りだった。  芸能界広しと言えども、所ジョージほどの安定感を誇るタレントはほかにいないのではないだろうか。デビュー以来、その型破りで奔放なキャラクターが支持されて、バラエティーを中心に活躍。いまだにゴールデンタイムに数多くのレギュラー番組を持っている。他の大物タレントの多くは、ある程度の浮き沈みを経験しているものだが、所にはそれもほとんどないと言っていい。脱力した態度で自然体に振る舞うというスタンスを貫きながら、常に第一線に立っている。  本業はミュージシャンと言っているが、彼の作る楽曲はかなり独創的で形容しがたい魅力に満ちている。コミックソングとして万人ウケするほどの爆発力もなく、名曲として語り継がれるほどの圧倒的な音楽性の高さがあるわけでもない。ただ彼は、「笑っても笑わなくても別にいい」ぐらいの態度で、たまにテレビで自作の曲を披露するだけなのである。  また、彼には、マニアックな趣味人というイメージもある。車、アウトドア、ゴルフ、ラジコンなど、多数の趣味を持ち、「世田谷ベース」と称される仕事場を拠点にして、趣味を生かした番組の収録もそこで行っている。  どこを取ってもつかみどころのない不思議な存在。彼がお笑いタレントと呼べるのかどうかすらよく分からないが、タレントとしてビートたけしや明石家さんまとも対等に絡める話術は天下一品である。彼の立ち回りのどこがそんなに評価されているのだろうか。  所のテレビタレントとしての最大の特徴は、乗りたいときだけ乗る、はしゃぎたいときだけはしゃぐ、という徹底した割り切りだ。これは簡単そうに見えてなかなかできることではない。バラエティーの世界では、我先にと言葉を発しなければ置いて行かれてしまう。だが、所はそこで焦らないし、たとえ置いていかれたとしても、そんな自分の立ち位置自体にこだわらない。自分のアンテナに引っかかったものだけを楽しそうに受け入れ、気の利いたコメントで処理するという技術だけを洗練させているのである。  これは、何にでも乗っかり、誰とでも絡み、全てをネタにしようとする明石家さんまのような芸風とは真逆のスタイルである。だが、だからこそ、所とさんまは互いの力を認め合い、一目置いているのである。所は、たけしやさんまがジョークを飛ばしたときに、素直にホメて面白がる、という対処をすることが多い。面白さを単純に認めてほめてしまうというのは、お笑いとは別の視点で物事を見ている彼にしかできない芸当だ。  所は、一人称として「私」というのをよく使う。これも、バラエティータレントとしてはかなり珍しい。男性の用いる「私」には、状況には関わらずに淡々とマイペースを貫くような品の良さのようなものが感じられる。所の悠然とした構えが、「私」という呼び方そのものに現れているのだ。彼がタレントとして飽きられないのも、お笑いや芸能界の戦場そのものには首を突っ込まずに、一定の距離を保っているからだろう。  所ジョージは、単なるお笑いタレントでもなければ、ミュージシャンでもない。職業「所ジョージ」として、誰にも縛られずにテレビの世界を気ままに漂う風来坊だ。 (文=お笑い評論家・ラリー遠田)
安全第二 妻の尻に敷かれっぱなしだけどね。 amazon_associate_logo.jpg
●連載「この芸人を見よ!」INDEX 【第77回】土田晃之  元ヤン、家電、ガンダム......でも嫌われない「ひな壇の神」の冴えたやりかた 【第75回】タカアンドトシ  非関西系漫才のツッコミ新境地「欧米か!」が生まれた理由 【第74回】キングコング西野亮廣  嫌われるには理由がある!? 天才を悩ませる「出た杭の憂鬱」 【第73回】椿鬼奴  虚栄心から自由になった女芸人の「自然体が放散する魅力」とは 【第72回】萩本欽一  テレビを作り、テレビに呑み込まれた「巨人の功罪」 【第71回】アンガールズ  キモカワ芸人が精緻に切り出した「人生のNGシーン」に宿る笑い 【第70回】エハラマサヒロ   「究極の器用貧乏芸人」が無限の笑いをコラージュする 【第69回】なだぎ武 R-1二連覇を成した演技派芸人の「本当の運命の出会い」とは 【第68回】いとうあさこ 悲観なき自虐を操る「アラフォー女性のしたたかなリアル」 【第67回】チュートリアル M-1完全優勝を勝ち取った「ひとつもボケない」漫才進化論 【第66回】松村邦洋 己を棄てて己を活かす「笑われる天才」が生きる道 【第65回】キャイ~ン・ウド鈴木 20年目の変わらぬ想い──「満面の笑顔で愛を叫ぶ」 【第64回】しずる 緻密なマーケティングと確かな演技力で突っ走る「腐女子枠のプリンス」 【第63回】青木さやか 仕事も家庭も......不器用に体現する「現代女性の映し鏡」 【第62回】 今田耕司 好きな司会者第3位にランクされる「代弁者としての3つの極意」 【第61回】我が家 「変幻自在のローテーション」が3人のキャラ薄をメリットに転化する 【第60回】ハライチ "ツッコミ"を棄てた関東M-1新世代が生み出す「面の笑い」とは? 【第59回】出川哲朗 稀代のリアクション芸人が「計算を超えた奇跡」を起こし続ける理由 【第58回】中川家 すべてはここから始まった!? 兄弟が奏でる「舞台芸と楽屋芸のハイブリッド」 【第57回】板尾創路 笑いの神に愛された男が泰然と歩む「天然と計算の境界線」 【第56回】清水ミチコ 対象者の心を浮き彫りにする「ものまねを超えた賢人の不真面目芸」 【第55回】とんねるず 暴れ放題で天下を取った「学生ノリと楽屋オチの帝王学」 【第54回】友近 孤高の女芸人が体現する「女としての業と生き様」 【第53回】ウンナン内村光良 受け継がれゆく遺伝子「終わらないコント愛」 【第52回】モンスターエンジン 結成2年でシーンを席巻する「高次元のバランス」 【第51回】関根勤 再評価される「妄想力」ひとり遊びが共感を呼ぶ2つの理由 【第50回】南海キャンディーズ しずちゃんを化けさせた山里亮太の「コンビ愛という魔法」 【第49回】フットボールアワー 無限の可能性を秘めた「ブサイクという隠れみの」 【第48回】ますだおかだ 「陽気なスベリ芸」という無敵のキャラクターが司る進化 【第47回】ナインティナイン あえて引き受ける「テレビ芸人としてのヒーロー像」 【第46回】インパルス タフなツッコミで狂気を切り崩す「極上のスリルを笑う世界」 【第45回】アンタッチャブル 「過剰なる気迫」がテレビサイズを突き抜ける 【第44回】おぎやはぎ 「場の空気を引き込む力」が放散し続ける規格外の違和感 【第43回】志村けん 「進化する全年齢型の笑い」が観る者を童心に帰らせる 【第42回】はるな愛 「すべてをさらして明るく美しく」新時代のオネエキャラ 【第41回】明石家さんま テレビが生んだ「史上最大お笑い怪獣」の行く末 【第40回】ブラックマヨネーズ コンプレックスを笑いに転化する「受け止める側の覚悟」 【第39回】笑い飯 Wボケ強行突破に見る「笑わせる者」としての誇りと闘争心 【第38回】笑福亭鶴瓶 愛されアナーキストが極めた「玄人による素人話芸」とは 【第37回】島田紳助 "永遠の二番手"を時代のトップに押し上げた「笑いと泣きの黄金率」 【第36回】東野幸治 氷の心を持つ芸人・東野幸治が生み出す「笑いの共犯関係」とは 【第35回】ハリセンボン 徹底した自己分析で見せる「ブス芸人の向こう側」 【第34回】FUJIWARA くすぶり続けたオールマイティ芸人の「二段構えの臨界点」 【第33回】ロンブー淳 の「不気味なる奔放」テレ朝『ロンドンハーツ』が嫌われる理由 【第32回】柳原可奈子 が切り拓くお笑い男女平等社会「女は笑いに向いているか?」 【第31回】松本人志 結婚発表で突如訪れたカリスマの「幼年期の終わり」 【第30回】はんにゃ アイドル人気を裏打ちする「喜劇人としての身体能力」 【第29回】ビートたけし が放った『FAMOSO』は新世紀版「たけしの挑戦状」か 【第28回】NON STYLE M-1王者が手にした「もうひとつの称号」とは 【第27回】ダチョウ倶楽部・上島竜兵 が"竜兵会"で体現する「新たなリーダー像」 【第26回】品川祐 人気者なのに愛されない芸人の「がむしゃらなリアル」 【第25回】タモリ アコムCM出演で失望? 既存イメージと「タモリ的なるもの」 【第24回】ケンドーコバヤシ 「時代が追いついてきた」彼がすべらない3つの理由 【第23回】カンニング竹山 「理由なき怒りの刃」を収めた先に見る未来 【第22回】ナイツ 「星を継ぐ者」古臭さを武器に変えた浅草最強の新世代 【第21回】立川談志 孤高の家元が歩み続ける「死にぞこないの夢」の中 【第20回】バカリズム 業界内も絶賛する「フォーマット」としての革新性 【第19回】劇団ひとり 結婚会見に垣間見た芸人の「フェイクとリアル」 【第18回】オードリー 挫折の末に磨き上げた「春日」その比類なき存在 【第17回】千原兄弟 東京進出13年目 「真のブレイク」とは 【第16回】狩野英孝 「レッドカーペットの申し子」の進化するスベリキャラ 【第15回】サンドウィッチマン 「ドラマとしてのM-1」を体現した前王者 【第14回】小島よしお 「キング・オブ・一発屋」のキャラクター戦略 【第13回】U字工事 M-1決勝出場「北関東の星」が急成長を遂げた理由 【第12回】江頭2:50 空気を読んで無茶をやる「笑いの求道者」 【第11回】バナナマン 実力派を変革に導いた「ブサイク顔面芸」の衝撃 【第10回】山本高広 「偶像は死んだ」ものまね芸人の破壊力 【第09回】東京03 三者三様のキャラクターが描き出す「日常のリアル」 【第08回】ジャルジャル 「コント冬の時代」に生れ落ちた寵児 【第07回】爆笑問題・太田光 誤解を恐れない「なんちゃってインテリ」 【第06回】世界のナベアツ 「アホを突き詰める」究極のオリジナリティ 【第05回】伊集院光 ラジオキングが磨き上げた「空気を形にする力」 【第04回】鳥居みゆき 強靭な妄想キャラを支える「比類なき覚悟」 【第03回】くりぃむしちゅー有田哲平 が見せる「引き芸の境地」 【第02回】オリエンタルラジオ 「華やかな挫折の先に」 【第01回】有吉弘行 が手にした「毒舌の免罪符」

積み重ねられた状況証拠……KAT-TUN赤西仁(?)の写真が流出

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左から二番目が赤西、一人飛ばして宮尾、錦戸。しかし真ん中の人のタトゥーが......
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 5月9日に海外公演のために渡米した、KAT-TUN赤西仁。直前まで、"夜のクラブ活動"に勤しんでいた姿が目撃されおり、これまでにもジャニーズアイドルとは思えないほど多種多様なプライベート写真が出回り、世間に衝撃を与えてきた。そして今回、新たなるプライベート写真が流出。その真偽も含めファンを中心に話題を呼んでいる。

 写真が撮影された場所は、常連クラブの"いつもの"VIPルーム。右から2番目にNEWS錦戸亮、その隣には08年に大麻所持で逮捕された元テニスプレーヤーの宮尾祥慈の姿も見える。ここ最近つるんでいる軍団メンバーが集うなか、話題となっているのが、一番左で背中を向けている長髪の男性。超ミニスカートをはいた白人女性と手を絡め、唇に顔を寄せて必死で口説いている様子の男......これが赤西なのでは、と推測されているのだ。

キムタク神話崩壊? ドラマ視聴率壊滅の悲哀

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『月の恋人 Moon Lovers』オフィシャルサイトより
【メンズサイゾーより】  SMAPの木村拓哉(37)が、約10年ぶりに恋愛ドラマに主演するとして話題づくりに余念がなかった月9ドラマ『月の恋人 Moon Lovers』(フジテレビ系)。10日に放送された初回拡大版は、平均視聴率22.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマークし、今期ドラマとしては最高。スタッフ、キャストともに胸をなでおろしたことだろう。  ドラマは、インテリアメーカー「レゴリス」の社長・葉月蓮介(木村拓哉)が、上海への店舗進出を控えて現地入りし、貧乏で美しい中国人女性のリュウ・シュウメイ(リン・チーリン)と出会うことで話が展開していく。蓮介に恋焦がれる資産家令嬢でモデル・大貫柚月(北川景子)、蓮介と旧知の仲であるインテリアデザイナー・二宮真絵美(篠原涼子)、さらに蓮介の右腕であるニヒルな中国系二世・蔡風見(松田翔太)を交え、実に五角関係の恋愛模様を描いていく。もちろん、「やんちゃで若々しい社長」を演じる木村の"キムタクっぷり"は健在だ。  だが、撮影現場では穏やかではない空気が流れて......

高視聴率発進の木村拓哉、それでも垣間見られる”トップアイドルの孤独”

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「週刊女性」5月25日号

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の"欲望"に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第27回(4/28~5/11発売号より)

 沢尻エリカ離婚騒動に続いて、青田典子&玉置浩二熱愛(ついでに石原真理の絡み)、山田花子"まさかの"結婚、ヤワラちゃんの参院選出馬と、女性をめぐるニュースが目白押しとなっている。最近は普天間問題や小沢一郎検察審査会など、暗い政治ネタが多かったが、芸能系もやっと復活か!?
  
1位「背水の拓哉 翔太へ『優作マネ』 涼子へ『育児アドバイス』 やりすぎ気遣い現場」(「週刊女性」5月25日号)
2位「沢尻エリカ 『俺はキモくない』"困惑"夫をシャットダウン」(「女性自身」5月25日号)
3位「スクープ入手 鳩山家大モメ 『タブー本』の中身」(「女性セブン」5月13・20合併号)

一歩間違えれば大事故!? 大人が本気で楽しむ『あぶない科学実験』

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『あぶない科学実験』(彩図社)
 学生時代、誰もが足を踏み入れた少し怪しげで特殊な教室――理科室。  一歩中へ入ると、薬品の匂いが鼻をつき、直立不動の不気味な人体模型が無言でお出迎え。棚にはビーカー、ガスバーナー、試験管などの器具がぎっしり収められている。  そこで教科書通りに行われた実験と言えば、危険など皆無で安全が確保されたエレガントなものばかりだった。  けれど、今回紹介する『あぶない科学実験』はレベルが違う。あとがきに、教訓として「人様が借りているビルの中で爆発が起きると自分以外の人間がヨダレを垂らすほど怒られる」と書かれているほどで、一歩間違えれば、「やっちまった!」と叫ばずにはいられない、実験が繰り広げられている。  著者であり、今回すべての実験を担当したのは、サイエンスライターの川口万友氏。2009年に発売された『大人の怪しい実験室 都市伝説の検証』(データハウス)では、コーラで骨は溶けるのか、某ハンバーガーショップで噂されるミミズバーガーは本当なのか、などの検証を行い、話題を呼んだ。  本書では、都市伝説ではなく、"あぶない"実験を中心に25件の実験の様子をレポート。備長炭を使って火花を飛び散らしたり、水道管でエアバズーカーを作ってジャガイモを50メートル以上飛ばしてみたりしている。  その一例をもっと具体的に紹介しよう。実験No.22の"爆裂! テルミット反応"。用意するものは、酸化鉄粉末、アルミニウム粉末、マグネシウムリボンで、酸化鉄とアルミニウムの粉末を8:3の割合で空き缶に入れ、フライパンの上に置く。空き缶にマグネシウムリボンを加え、点火。すると、2200度にも達するすさまじい炎がブワっと噴出し、みるみるうちに、フライパンを溶かす。  「酸化鉄+アルミニウム→酸化アルミニウム+鉄、つまりは酸化鉄がアルミニウムによって還元されるわけだ。アルミニウムに熱を加えると、手近な酸化鉄から酸素を奪い、酸化アルミニウムに変わる。同時に酸素を奪われた酸化鉄は鉄に還元され、その時に高温が発生する」(本文より)という、テルミット反応の結果、であるらしい。うーん、まったくわけが分からない......。  これは、一瞬ではあるけど、火の量が半端ではないので、ある程度知識があり、激しい炎に対し並々ならぬ魅力を感じる理系男子におすすめ。  興味はあるけど、炎上したりするのは正直コワイ。そんな乙女なアナタは、家で簡単にできる実験No.09"緑色の不気味焼きそば"をお試しあれ。  これは非常に簡単な実験で、紫キャベツを使って通常通り焼きそばを作るだけ。すると、不思議なことに不気味な緑色のやきそばが完成する。その理由は、紫キャベツに入っている"アントシアニン"という色素。この色素はアルカリ性の物質と交わると、青色になるという性質を持ち、焼きそばの麺に含まれている、かん水というアルカリ成分がアントシアニンと反応して色が変化する。これは、酸性は赤、アルカリ性は青に色を変えるリトマス試験紙の思い出すと分かりやすい。  この焼きそばをよりマズく見せるコツは、色を際立たせるため、ソースではなく塩焼きそばにすること。彼氏と別れたいという女子は、彼を自宅に招き、無言でスッとこの焼きそばを差し出せば、距離を置かれること間違いなし。 「実験はうまくいかない。それはもう見事な失敗の連続である。(中略)手を動かし足を運び、ヤケドしたり壊したりしているうちにただ暗記するだけの数式、アルファベットが並んだだけの無色の化学式が不意に鮮やかに色づく。やってみて初めて自分の"わからない"ことがわかるのだ」(本文より)  科学はまずは試してみること。失敗を恐れず、けれど実験前には、科学の知識を少し入れて、試してみよう。くれぐれも、家を吹っ飛ばしたりして事件にならないようご注意を。 (文=上浦未来) ●川口友万(かわぐち・ともかず) 1966年生まれ。富山大学理学部卒。サイエンスライター。"サイエンスにもっと笑いを!"がモットー。パソコン誌の編集者を経てフリーに。『月刊PCfan』にて、本書の元になった「サイエンス自作系」を好評連載中。著書に『大人の怪しい実験教室~都市伝説の検証』(データハウス刊)、『これからの自転車読本』(東京地図出版刊)
あぶない科学実験 サイエンスに笑いを! amazon_associate_logo.jpg
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ゼロ年代の最後を飾る映画賞が決定! アンチメジャーな”日プロ大賞”が復活

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宮崎あおい、寺島進、麻生久美子、三池崇史
監督ら賑やかな顔ぶれが集まった「第11回日本
映画プロフェッショナル大賞」授賞式の様子。
02年に開かれたこの授賞式を最後に「日プロ大賞」
授賞式は中断していた。
  "日プロ大賞"なる賞をご存知だろうか? 正式名称は「日本映画プロフェッショナル大賞」。1992年に始まった映画賞で、今年で19回目を数える。青山真治監督(第6回作品賞『Helpless』)、黒沢清監督(第7回作品賞『CURE』)、三池崇史監督(第7回監督賞『極道黒社会 RAINY DOG』)ら日本映画界を支える才能を早くから評価し、配給会社の力量や宣伝不足などの理由で興行的に恵まれなかったインディペンデント系の力作、秀作を顕彰してきた映画賞なのだ。映画賞シーズンの終わった今年4月、ゼロ年代最後の映画賞となる「第19回日プロ大賞」受賞作品および受賞者が発表された。 ●作品賞=『私は猫ストーカー』 ●主演男優賞=菅田俊『ポチの告白』 ●主演女優賞=ぺ・ドゥナ『空気人形』 ●監督賞=細田守監督『サマーウォーズ』 ●新人監督賞=鈴木卓爾監督『私は猫ストーカー』 ●新人奨励賞=町田マリー『美代子阿佐ヶ谷気分』 ●新人奨励賞=満島ひかり『プライド』  矢口史靖監督の初期作品『裸足のピクニック』(93)、『ひみつの花園』(97)に共同脚本で参加していた鈴木卓爾監督の長編デビュー作『私は猫ストーカー』にスポットライトを当て、また警察組織の腐敗ぶりを生々しく描いた問題作『ポチの告白』での菅田俊の渾身の演技を見逃さないなど、日プロらしい選考結果となっている。満島ひかりは大ヒット作『愛のむきだし』ではなく、興行的に苦戦を強いられた『プライド』での受賞というのも「メジャーな映画賞を受賞した作品は対象外」という日プロならでは。  メジャーな映画会社や芸能プロダクションの政治的な思惑に左右されない"日プロ大賞"の存在は現場で働く映画人たちに高く評価され、池袋・新文芸坐やテアトル新宿で行なわれた授賞式には受賞監督や俳優たちが駆けつけ、手づくり感に溢れた映画賞として歴史を刻んできた。だが、三池崇史監督、麻生久美子、宮崎あおいらが来場するなど大いに賑わった第11回授賞式を最後に授賞イベントは取り止めとなり、受賞作品が毎年発表されるだけになっていた。そんな折、先述の第19回日プロ大賞は8年ぶりに授賞式を開催することに。なぜ、日プロ大賞は今年になって復活の狼煙を上げたのか。日プロ大賞実行委員長である映画ジャーナリストの大高宏雄氏にコメントを求めた。 「もともと、非常に個人的な想いから始まった映画賞なんです。第1回の主演男優賞は『遊びの時間は終わらない』(91)の本木雅弘、新人監督賞が同作品の萩庭貞明監督でした。この作品は非常に面白いにも関わらず、劇場公開時にほとんど話題にならず、あらゆる映画賞からも漏れてしまった。そのことに私は義憤を感じ、衝動的に始めた映画賞なんです(笑)。仲間に協力してもらい、その後も自腹で運営していたんですが、03年に私の父が亡くなり、その年の授賞式は中止しました。その年から授賞式は中断しています。また、私は文化通信社の記者として普段は取材している会社員なわけですが、映画誌や新聞に映画評などを寄稿していることも含め、いち社員が映画賞を主宰していることに対して、当時のオーナーから圧力を受けたのも中断していた理由のひとつでしたね。足を引っ張る力は、どこにもありますよ。まぁ、いずれにしろ、私個人の些細な事情なんです(苦笑)」  お祭りと同じく、人を呼び集めるイベントは、ある種の"磁場"が働くことで成立するもの。時代の流れ、社会の空気みたいなものも、"日プロ大賞"復活に影響を与えたのだろうだろうか? 「そうですね、後付けかも知れませんが、日プロ大賞が選んだ09年のベスト10作品に松江哲明監督の『あんにょん由美香』が選ばれていますが、取材対象に監督が積極的に関与するという新しいスタイルのドキュメンタリーを得意とする松江監督のような若い世代が出てきたということもあるでしょう。松江監督は90年代の日プロ大賞の授賞イベントに観客として参加していたそうです。日プロ大賞の授賞式が盛り上がっていた90年代のインディペンデント映画の熱気を感じながら育った世代が、すでに作り手となっているわけです。また、ダントツの人気で作品賞に選ばれた『私は猫ストーカー』やベスト10に入った『オカルト』もデジカメの特性を生かしたユニークな作品。今回、受賞には至らなかったけれど、他にも『SRサイタマノラッパー』、今年で言うなら『イエローキッド』といったデジカメならではの低予算作品が注目を集めています。90年代は三池監督、黒沢監督、青山監督らが続々と現われたのに対し、ゼロ年代の中盤以降はそういう流れがなかった。でも、ここにきて、ようやく新しい流れが生まれつつあるように感じますね」  日プロ大賞が選出した09年のベスト10作品は以下の通り。また、併せてゼロ年代邦画ベスト5も発表された。 ●第19回日プロ大賞作品ベストテン 1.鈴木卓爾監督『私は猫ストーカー』 2.細田守監督『サマーウォーズ』 3.是枝裕和監督『空気人形』 4.光石富士朗監督『大阪ハムレット』 5.松江哲明監督『あんにょん由美香』 6.廣木隆一監督『余命1ヶ月の花嫁』 7.白石晃士監督『オカルト』 8.宮藤官九郎監督『少年メリケンサック』 9.金子修介監督『プライド』 9.田口トモロヲ監督『色即ぜねれいしょん』 ●2000年代(ゼロ年代)邦画ベスト5 (00年~09年公開作品が対象) 1. 青山真治監督『EUREKA(ユリイカ)』 2. 若松孝二監督『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』 3. 荒戸源次郎監督『赤目四十八瀧心中未遂』 3. 黒沢清監督『アカルイミライ』 5. 三池崇史監督『殺し屋1』  5月15日(土)、池袋・新文芸坐で開かれる8年ぶりの授賞式には、ベテラン俳優・菅田俊、細田守監督、鈴木卓爾監督、町田マリーら受賞者、さらにゼロ年代邦画で票を分け合った青山真治監督、若松孝二監督らの来場が予定されている。メジャーな映画賞にはない、味のある顔ぶれだ。 「青山監督は今でもプロフィールに"日プロ大賞受賞"と入れています。青山監督にとっても日プロは思い入れが強いらしく、今回の授賞式はカンヌ映画祭に入るのを遅らせて来てくれるそうです。若松監督もずっとインディペンデントシーンで活躍し続けているのは凄いこと。90年代に溜め込んでいたエネルギーが『実録・連合赤軍』(08)で爆発した感があります。昨年11月、テアトル新宿で行なったプレイベントで荒戸源次郎監督と奥山和由プロデューサーの対談を組みましたが、スケジュールの都合でトーク時間が充分ではなかった。その反省もあり、今回の授賞式は受賞者がそれぞれトークできるよう、作品上映の前に1時間20分ほど時間を割いています」  『空気人形』で眩しいヌードを披露した、韓国映画界の才媛ペ・ドゥナの来場はないのだろうか? 「ペ・ドゥナですか? 日プロは日本アカデミー賞のように、韓国からの旅費と宿泊費を用意することができないので、『授賞式の時期に東京に遊びに来ないか』と製作会社を通して打診したが、無理でした。是枝監督も参加できないとの通達があり、少し悲しくなりましたね。いっそ、ペ・ドゥナの代わりに空気人形に来てもらうというのもいいかもしれませんね」  来年は記念すべき第20回を迎えるが、これまで大高氏が自腹で運営してきた体制は次回からシフトチェンジしたいとも語る。 「テレビ局が放映する日本アカデミー賞のようなメジャーな映画賞に対するアンチテーゼとしての意義が日プロにはあると考えています。ただ、アンチ、ゲリラも力を持たないといけない。こちらも、いつまでも"個"に固執ばかりしてはいられないということです。まだ、どういう形になるかは分かりませんが、第20回から変わっていくために、ひとつの節目として今回は授賞式をきちんとやりたいという想いがあったんです。でも、日プロ大賞は個人的な熱い想いから生まれたもの。その部分は大事にしていきたいですね」  5月15日に開かれる「日プロ大賞」授賞式は、日本映画の新しい流れを予感させる生イベントとなりそうだ。 (取材・文=長野辰次) 【第19回日プロ大賞授賞式】 ●5月15日(土)午後9時15分開始 授賞式=午後9時15分~午後10時35分 映画上映=午後10時45分から午前6時ごろまで ●会場=池袋・新文芸坐  料金=2500円  主催:日プロ大賞実行委員会 ●上映作品 『EUREKA(ユリイカ)』(ゼロ年代ベストワン作品) 『オカルト』(09年ベスト7位作品)、『蘇りの血』 ●受賞者ゲスト出席者(5月10日時点での予定者) 菅田俊、町田マリー、細田守監督、鈴木卓爾監督、青山真治監督、若松孝二監督
私は猫ストーカー 猫好き万歳! amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 "ゼロ年代映画"ベスト作品はどれ? 邦画活況がもたらした10年を検証 「東スポ映画大賞」審査委員長たけしと男優賞・鶴瓶の秘められた過去 エコ志向は本物? スポンサーの影響は?「東京国際映画祭」ウラオモテ

赤外線の力でクマをサヨナラ! 「快傑シロくまくん」って知ってる?

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(左)快傑シロくまくん¥500、(右)快傑シロくまくん(目尻のしわ・たるみ用)¥680
/リンクアース

 疲れ、寝不足、夜更かし、ストレスなどで出来てしまう目の下のクマ。どんなにメイクを頑張っても、クマがあったら「お疲れ女子」のレッテルは拭えません!  分かっているけど、ケアまで手が回らない......。そんなクマに悩む女子にオススメなのが「快傑シロくまくん」。目の下に貼って寝るだけで、血行が促進されてクマ予防に効果的なのだとか。口もとのたるみ、目尻のしわやたるみ用など種類も3つあって、どれもその効果の秘密は遠赤外線を放射する素材にあるらしい!