「”たべカワ”女子」とは? オシャレな造語に潜む「an・an」の魂胆

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「an・an」(マガジンハウス)5月26日号

 今週の「an・an」は「オトコの謎199」特集。そして、4カ月前の「オトコノカラダ」特集の際に大きな疑問を残した「妄撮男子」も再登場。それよりも気になってしまったのが「大注目"たべカワ"女子」という言葉ですが、一体どんな女子なんでしょう。「an・an」の思考の方がナゾに感じるサイゾーウーマンですが、まずはトピックスから見ていきましょう。

<トピックス>
◎オトコの謎Q&A 116
◎ラジオLOVE
◎妄撮男子

深田恭子、今度はYOSHIKIと!! 多情な女の恋愛遍歴

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『深田恭子meets天使
―映画「天使」Photo Making Book 』
祥伝社
【メンズサイゾーより】  乱発する深田恭子(26)の熱愛報道には、いささか食傷気味といった読者も少なくないだろう。しかし今度のお相手はXJAPANのYOSHIKI(44)だというのだから驚きだ。この二人、昨年すでに都内の中華料理屋でデートしていたことを「女性セブン」(小学館)で報じられており、その時点では、深キョンの所属事務所がきっぱり交際を否定していた。記事自体も、1/2程度の扱いで大きく報じられることはなく、深キョンには新たな交際相手として清水アキラの息子・清水良太郎の名前が上がっていた。  ところが、5月18日売りの東京スポーツでは、一面でデカデカと、深キョンとYOSHIKIの"熱愛"を掲載。記事によれば、二人は一年近く交際中で、XJAPANのメンバーも公認の仲だという。まさかの二股交際なのだろうか? いやしかし、深キョンならば、やりかねない。  これまでにも......

“シェー”は世界共通!?  赤塚不二夫も公認『世界のシェー!!』

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『世界のシェー!!』(理論社)
 "シェー!"。それは、説明するまでもなく、故・赤塚不二夫先生が描いた『おそ松くん』に登場する、おフランス帰りのキャラクター「イヤミ」お得意のポーズだ。このポーズを世界中の人々にしてもらうと、どうなるか。  この本『世界のシェー!!』は、1992年1月、写真家の平沼正弘氏が東アフリカ・北マラウィーの小さな村を旅する途中、唐突にひらめいて、撮影がスタート。以来、旅行へ行く度にシェーのポーズを撮り続け、撮影した国の合計は、ゆうに100カ国を越える。訪れた先も、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなどの有名どころを始め、イラク、パレスチナ、パプアニューギニア、サントメ・ブリンシベ、エルサルバドルなど、ちょっとディープな国まで、多岐に渡る。  本をパラパラとめくっているだけで、世界中を旅して、いろんな人に会ったような気分になり、高揚感を感じる。さらに、1点、1点、写真をじっくり見ていくと、お国柄や人柄によって、「シェー」というひとつのポーズに、これだけ個性が出るものかと、驚かされる。  例えば、メキシコで大きな麦わら帽子を被った男性は、手の曲げ具合にどこか情熱的なフラメンコのような踊りを感じさせるし、ナイロビのホテルマンは、優雅にポーズを決めながらも絶妙な角度に顔を傾け、目を閉じて口を大きく開け、歌声が聞こえてくるような気さえする。アジア圏の人は、全体的に動作が小さく、こじんまりとしたポーズが特徴で、ミャンマーに住む首長族の人々のポーズは、足を地面につけたまま交差させ、手の平は頭にそっと添えるだけ、という控え目な民族の性格が見事に表されている。  これらの写真を持ち、平沼氏は97年に故・赤塚不二夫先生の元へ訪れている。そして、それを見せると、赤塚先生は「シェーはいいねえ」と、ひとこと。  本書の写真を見ていると、だれもが楽しそうにポーズを決めていて、赤塚先生の感想通り、「シェーはいいねえ」。この一言に尽きる気がする。  ルワンダ人も、ザイール人も、マダガスカル人も、トルコ人も、スペイン人も、クロアチア人も、インド人も、中国人も、ベトナム人も、マサイ族も、赤塚先生も、シェーをするときは、みんな笑顔。 「シェー!」は、人を笑顔にする。モジモジしながら、控えめに笑いながらポーズする人、豪快に手と足を使い、ピカーッ晴れ渡るような笑顔でポーズを決める人、美しい笑顔で優雅なポーズをとる人など、世界にはいろんな人がいる。  ああ! この笑顔の元へ旅に出かけたい。なんだかどこかへ行きたくて、ムズムズしてきた。 (文=上浦未来)   ●平沼正弘(ひらぬま・まさひろ) 北海道、冬は沖縄に滞在しつつ、世界を放浪。現在は「四国八十八ヵ所」巡礼のなかで、「シェー!」を撮りためている。ホームページは、<http://shayman.tamaliver.jp/>
世界のシェー 特大・世界シェー地図、付いてます。 amazon_associate_logo.jpg
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東方神起ジェジュンが腕組みデート! お相手モデルの意外な評判

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モデルばっかりいい思いしやがって!

編集M 「週刊女性」(主婦と生活社)6月1日号見た!? 東方神起のジェジュンが「non-no」(集英社)モデルと腕組みデートだって! ドラマ『素直になれなくて』(フジテレビ系)を見てて、ジェジュンもいいな~って思ってたところだったから超サゲー。 

しいちゃん 相手は、矢野未希子ね。ある夜、二人で腕をぎゅっと組んで、時折見つめ合いながら、東京・渋谷の109近くを歩いてたとか。東方神起解散をめぐってゴタゴタがあったっていうのに、恋はしっかり順調だったのね~。

アイドルが地獄で微笑む『戦闘少女』ギャグ×血しぶき×殺陣の特盛り丼!

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公開前から、すでに世界7カ国への配給が決定している『戦闘少女』。
杉本有美(中央)、高山侑子(写真右)、森田涼花の3人がミュータントと化し、
ガールズアクションを披露する。(c)2010東映ビデオ
 すまし顔の美女のポスターを見かけると、とりあえず周囲に誰もいないことを確かめた上で、美女の鼻の下にハミ毛を描き足したくなる。ついでにホクロ毛も加えたくなる。美しすぎるものを、この手で汚したい。完璧なるものを壊してやりたい。誰しもが経験する衝動ではないだろうか。普通の大人は頭の中のイメージだけにとどめているこの欲望を、映像作品へと昇華しているのが井口昇監督だ。井口監督の場合は鼻毛どころの騒ぎではない。八代みなせ主演『片腕マシンガール』(08)や木口亜矢主演『ロボゲイシャ』(09)ではヒロインたちを血まみれ地獄へと追い込み、阿修羅と化したヒロインが放つ美しさ、タフさをクローズアップしてみせた。成海璃子初主演映画『まだらの少女』(05)では蛇娘に変身する直前の成海璃子がゾクゾクするほど美しかった。アイドル映画において特殊な才能を発揮する井口監督が、西村喜廣監督(特殊造型家として大活躍!)、坂口拓監督(アクション俳優として超人気!)という同志たちと強力スクラムを組んだのが『戦闘少女』なのだ。  『戦闘少女』で3人の特殊クリエイターに選ばれたのは、雑誌モデル出身の新進女優・杉本有美、自衛隊全面協力映画『空へ 救いの翼』(08)に主演した高山侑子、アイドリング11号こと森田涼花の3人。『X-MEN』よろしく、3人の美女たちがミュータント戦士として己の運命、そして巨大な敵と戦う。お尻から飛び出した武器で戦うなど『ロボゲイシャ』の井口監督らしいお茶目なギャグあり、『東京残酷警察』(08)の西村監督らしい戦慄の血しぶきシーンあり、実写版『魁!!男塾』(08)の坂口監督らしい生身のアクションシーンあり。アイドル映画の枠を遥かに飛び出した、オーバーフロー気味のエンタテイメント快作となっている。  ストーリーは、『バビル2世』『幻魔大戦』といった往年の名作コミックを彷彿させるもの。女子高生の凛(杉本有美)はクラスメイトからの陰湿なイジメに耐え忍ぶ日々を過ごしていた。しかし、16歳の誕生日に凛に異変が起きる。右腕が疼いて仕方ないのだ。学校から帰ってきた凛を両親は優しく迎え、バースデイケーキで娘の誕生日を祝う。「凛、誕生日おめでとう」。そして父親は自分がミュータントであることを告白する。ガガーン! じゃあ、私にもその血が流れているの? そこへ武装集団が襲いかかり、両親を血祭りに。せっかくのバースデイケーキがクランベリーソースでなく、血のソースでデコレーションされる。ミュータントとしての潜在能力を発揮し、その場は逃れた凛だが、もはや人間として見られることはなかった。やがて凛はミュータント仲間である玲(高山侑子)、佳恵(森田涼花)らと出会い、人間vs.ミュータント族の果てしない抗争に巻き込まれていく。
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怪しいムードの中、鉄仮面を被せられる凛(杉本
有美)。東映ビデオ製作ということで、『スケ
バン刑事 少女鉄仮面伝説』(フジテレビ系)や
『女番長』シリーズへのオマージュあり。
 本作の注目点は、やはり『トリプルファイター』のごとく奇跡の合体を果たした井口&西村&坂口の3監督によるコラボだろう。ライバル心むき出しの監督たちがバラバラに撮ったオムニバス映画と違って、気の合う3監督がそれぞれの特性を活かした演出を施している。家から逃げ出した凛が商店街で"15人斬り"に挑む第1章はアクションを得意とする坂口監督、ミュータント一族に合流した凛が女同士の友情を育みつつ、人間たちを復讐することに苦悶するドラマ部分の第2章は総監督である井口監督、凛&玲&佳恵が強化スーツを装着して活躍するクライマックスの第3章は特殊効果のスペシャリスト・西村監督、と一応の担当パートを決めてから撮影を進めたとのこと。だが、現場が大好きな3監督は、他の監督が撮影中も現場に待機してアシストに努めた。坂口監督がアクション演出で熱くなっているときは、西村監督がカメラを手にクレーンに上がり、西村監督が手いっぱいのときは、井口監督がキャスト陣に優しく毛布を掛けてあげるなど、きめ細かいフォローが行なわれたそうだ。お山の大将タイプの映画監督には普通こうはできないもの。予算規模に関係なく、「とにかく面白い映画をつくりたい」と願う3監督だからこその連携プレーだったに違いない。  現在、劇場版『電人ザボーガー』の製作で忙しい井口監督だが、日刊サイゾー向けに特別にコメントを寄せてくれた。共同監督というシステムの利点について、こう語っている。 「自分の得意分野に専念できて、いい意味で肩の力を抜いて作品に挑むことができたと思います。坂口監督の第1章、西村監督の第3章もそれぞれ監督の色が出ている。この作品はまとまらなくてもいい、バラバラでもいいんだと思いながらやっていたので、ふだんの監督作より気持ち的に楽でした。自由な力が働いて、本能のおもむくままに監督したという感じ。でも、3人で打ち合わせもしていないのに、出来上がった作品はキチンとひとつの作品として成立していますよね。自分の監督ではないパートでは、コーヒー飲んだりお菓子食べたりしていられたのも良かった(笑)」  かつての日本映画界では、それぞれピンを張る実力派の脚本家である菊島隆三、小国英雄、橋本忍の3人が旅館に篭って、黒澤明監督の娯楽大作『隠し砦の三悪人』(58)の脚本を練り上げた。鈴木清順監督の傑作カルト映画として知られる『殺しの烙印』(67)に脚本家としてクレジットされている"具流八郎"は美術監督の木村威夫、アニメ『ルパン三世』の脚本家・大和屋竺らによる創作集団だ。個性豊かなメンバー間のブレーンストーミングによって、日本映画史に残る奇妙奇天烈な作品が生まれた。70年代の全盛期には視聴率30~40%を稼いでいたテレビ時代劇『水戸黄門』(TBS系)の脚本家"葉村彰子"は、プロデューサーの逸見稔をはじめ、任侠映画の大御所・加藤泰監督、『仮面の忍者 赤影』の山内鉄也監督、ホームコメディの名手である脚本家・松本ひろし、紅一点・向田邦子ら創作チームの名称だった。それだけの才能が集まって、アイデアを出し合えば面白い作品にならないはずがない。面白い映画、ドラマにはちゃんとした理由があるのだ。  話題を『戦闘少女』に戻そう。井口監督が特殊な才能に目覚めた過程を赤裸々に綴った名著『恋の腹痛、見ちゃイヤ!イヤ!』(太田出版)の中で、中学2年のときに本屋で団鬼六の官能小説『花と蛇』を立ち読みし、SMの世界に感電してしまったと告白している。美しい女性がイジの悪い女中にイビられて身悶えする姿を想像するのが、三度の飯よりも大好き。井口監督のそんなマニアック嗜好を、また別の特殊才能を持つ同志たちがサポートし、ポップでキュートなトラウマ絵巻が繰り広げられる。  井口監督にとって自分の頭の中の妄想を具象化できる"映画監督"という職業は天職だろう。しかし、キャスティングされた女優陣の全員が井口ワールドを完全に理解した上で参加しているわけではない。そこには見えない火花が散り、現場には緊張感が漂う。ただの妄想ワールドではなく、監督vs.女優、フィクションvs.リアルの攻防があり、それゆえに作品に奥行きが与えられる。『プラトニック・セックス』という飯島愛のベストセラー小説があった。読んではいないが、多分それっぽく言えば、井口監督は"プラトニック・サディスト"なのだ。井口監督はアイドル女優が演じる健気なヒロインを徹底的に追い込んでみせる。耐えて耐えて耐え忍んだアイドル女優の内面で何かが弾け、輝き始める。  井口監督にアイドル映画を撮らせると天才的才能を発揮する。しかし、正確にいうと、それはもうアイドル映画ではない。"純愛系SM映画"と呼んだほうが正しいだろう。アイドルマニアよ、身震いしながら『戦闘少女』を観るがいい。 (文=長野辰次) iguchi0519_2.jpg『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』 監督/井口昇、西村喜廣、坂口拓 出演/杉本有美、高山侑子、森田涼花、坂口拓、島津健太郎、亜紗美、川合千春、いとうまい子、津田寛治、竹中直人 配給/東映ビデオ 5月22日(土)よりシアターN渋谷、池袋シネマ・ロサ(レイトショー)、名古屋シネマスコーレ(レイトショー)ほか全国順次公開 +R15 <http://www.sentoshojo.jp>
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●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第66回]アナーキーな"社歌"で生産性アップ! 満島ひかり大進撃『川の底からこんにちは』 [第65回]超ヘビー級なシリアス劇『プレシャス』"家族"という名の地獄から脱出せよ [第64回]乱れ咲く"悪の華"ゼブラクイーン! 仲里依紗が過激変身『ゼブラーマン2』 [第63回] オタク王が見出した"夢と現実"の接点 ティム・バートン監督作『アリス──』 [第62回] バッドテイストな感動作『第9地区』 アナタはエビ人間とお友達になれるか? [第61回]スコセッシ監督の犯罪アトラクション『シャッターアイランド』へようこそ! [第60回]宮崎あおいの"映画代表作"が誕生! 毒を呑んでも生き続けよ『ソラニン』 [第59回]"おっぱいアート"は世界を救えるか? 母乳戦士の記録『桃色のジャンヌ・ダルク』 [第58回]現代に甦った"梶原一騎ワールド"韓流ステゴロ映画『息もできない』 [第57回]命知らずの変態レポーター、中東へ! 史上最大のどっきり?『ブルーノ』 [第56回]仲里依紗がアニメから実写へと跳躍! 母娘2代の時空旅行『時をかける少女』 [第55回]ビグロー監督はキャメロンより硬派! 人間爆弾の恐怖『ハート・ロッカー』 [第54回] "空気を読む"若者の悲劇『パレード』楽しいルームシェア生活の行き先は? [第53回]社会の"生け贄"に選ばれた男の逃亡劇 堺雅人主演『ゴールデンスランバー』 [第52回]『男はつらいよ』の別エンディング? "寅さん"の最期を描く『おとうと』 [第51回]ひとり相撲なら無敵のチャンピオン! 童貞暴走劇『ボーイズ・オン・ザ・ラン』 [第50回]ヒース・レジャーが最後に見た夢の世界 理想と欲望が渦巻く『Dr.パルナサスの鏡』 [第49回]トニー・ジャーは本気なんジャー! CGなしの狂乱劇再び『マッハ!弐』 [第48回]全米"オシャレ番長"ズーイー、見参! 草食系に捧ぐ『(500日)のサマー』 [第47回]市川崑監督&水谷豊"幻の名作"『幸福』28年の歳月を経て、初のパッケージ化 [第46回]押井守監督、大いなる方向転換か? 黒木メイサ主演『アサルトガールズ』 [第45回]ドラッグ漬けの芸能関係者必見!"神の子"の復活を追う『マラドーナ』 [第44回] 暴走する"システム"が止まらない! マイケル・ムーア監督『キャピタリズム』 [第43回]"人は二度死ぬ"という独自の死生観『ガマの油』役所広司の監督ぶりは? [第42回]誰もが共感、あるあるコメディー! 2ちゃんねる発『ブラック会社』 [第41回]タラとブラピが組むと、こーなった!! 戦争奇談『イングロリアス・バスターズ』 [第40回]"涅槃の境地"のラストシーンに唖然! 引退を賭けた角川春樹監督『笑う警官』 [第39回]伝説の男・松田優作は今も生きている 20回忌ドキュメント『SOUL RED』 [第38回]海より深い"ドメスティック・ラブ"ポン・ジュノ監督『母なる証明』 [第37回]チャン・ツィイーが放つフェロモン爆撃 悪女注意報発令せり!『ホースメン』 [第36回]『ソウ』の監督が放つ激痛バイオレンス やりすぎベーコン!『狼の死刑宣告』 [第35回]"負け組人生"から抜け出したい!! 藤原竜也主演『カイジ 人生逆転ゲーム』 [第34回]2兆円ペット産業の"開かずの間"に迫る ドキュメンタリー『犬と猫と人間と』 [第33回]"女神降臨"ペ・ドゥナの裸体が神々しい 空っぽな心に響く都市の寓話『空気人形』 [第32回]電気仕掛けのパンティをはくヒロイン R15コメディ『男と女の不都合な真実』 [第31回]萩原健一、松方弘樹の助演陣が過剰すぎ! 小栗旬主演の時代活劇『TAJOMARU』 [第30回]松本人志監督・主演第2作『しんぼる』 閉塞状況の中で踊り続ける男の悲喜劇 [第29回]シビアな現実を商品化してしまう才女、西原理恵子の自叙伝『女の子ものがたり』 [第28回]"おねマス"のマッコイ斉藤プレゼンツ 不謹慎さが爆笑を呼ぶ『上島ジェーン』 [第27回]究極料理を超えた"極地料理"に舌鼓! 納涼&グルメ映画『南極料理人』 [第26回]ハチは"失われた少年時代"のアイコン  ハリウッド版『HACHI』に涙腺崩壊! [第25回]白熱! 女同士のゴツゴツエゴバトル 金子修介監督の歌曲劇『プライド』 [第24回]悪意と善意が反転する"仮想空間"細田守監督『サマーウォーズ』 [第23回]沖縄に"精霊が暮らす楽園"があった! 中江裕司監督『真夏の夜の夢』 [第22回]"最強のライブバンド"の底力発揮! ストーンズ『シャイン・ア・ライト』 [第21回]身長15mの"巨大娘"に抱かれたい! 3Dアニメ『モンスターvsエイリアン』 [第20回]ウディ・アレンのヨハンソンいじりが冴え渡る!『それでも恋するバルセロナ』 [第19回]ケイト姐さんが"DTハンター"に! オスカー受賞の官能作『愛を読むひと』 [第18回]1万枚の段ボールで建てた"夢の砦"男のロマンここにあり『築城せよ!』 [第17回]地獄から甦った男のセミドキュメント ミッキー・ローク『レスラー』 [第16回]人生がちょっぴり楽しくなる特効薬 三木聡"脱力"劇場『インスタント沼』 [第15回]"裁判員制度"が始まる今こそ注目 死刑執行を克明に再現した『休暇』 [第14回]生傷美少女の危険な足技に痺れたい! タイ発『チョコレート・ファイター』 [第13回]風俗嬢を狙う快楽殺人鬼の恐怖! 極限の韓流映画『チェイサー』 [第12回]お姫様のハートを盗んだ男の悲哀 紀里谷監督の歴史奇談『GOEMON』 [第11回]美人女優は"下ネタ"でこそ輝く! ファレリー兄弟『ライラにお手あげ』 [第10回]ジャッキー・チェンの"暗黒面"? 中国で上映禁止『新宿インシデント』 [第9回]胸の谷間に"桃源郷"を見た! 綾瀬はるか『おっぱいバレー』 [第8回]"都市伝説"は映画と結びつく 白石晃士監督『オカルト』『テケテケ』 [第7回]少女たちの壮絶サバイバル!楳図かずおワールド『赤んぼ少女』 [第6回]派遣の"叫び"がこだまする現代版蟹工船『遭難フリーター』 [第5回]三池崇史監督『ヤッターマン』で深田恭子が"倒錯美"の世界へ [第4回]フランス、中国、日本......世界各国のタブーを暴いた劇映画続々 [第3回]水野晴郎の遺作『ギララの逆襲』岡山弁で語った最後の台詞は...... [第2回]『チェンジリング』そしてイーストウッドは"映画の神様"となった [第1回]堤幸彦版『20世紀少年』に漂うフェイクならではの哀愁と美学

歯をキレイにするだけじゃない! 歯間ブラシでアイメイクがキマる裏ワザ

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毛先の細さがポイントよ!

 歯と歯の間に挟まった食べ物の残骸や、歯垢を落とすために使う歯間ブラシ。各家庭の洗面台に一つはある、トゥースケアの定番アイテムですよね。実は、その見慣れたブラシがメイクのあらゆるシーンで使えるツールって、知ってましたか? 

 たとえば、アイシャドウを塗っていたらシャドウの粉が落ちて、マスカラにたっぷり降りかかってしまった! そんなときは、歯間ブラシでまつげを上からなでれば、粉がキレイに落ちるんです。マスカラのブラシよりも毛が細く小回りが効き、まつげによく絡むのが歯間ブラシの特徴。そのため目尻など、細かい部分のダマをとる「コーム」としても使えるんです!

トロフィーは青行灯!? 日本で唯一の怪談専門誌が選ぶ、大注目の新人怪談作家

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受賞者には、硝子の賞状と作品をモチーフに作られた
世界にただ一つの青行灯トロフィーが贈与される。
 5月11日、メディアファクトリーが主催する「第4回『幽』怪談文学賞授賞式」が行なわれました。「幽」は、本邦唯一の怪談専門誌。年に2回の刊行で、綾辻行人さん、京極夏彦さん、小野不由美さん、謎の覆面作家の山白朝子さん、有栖川有栖さん、福澤徹三さん、平山夢明さん、小池壮彦さん、安曇潤平さん、工藤美代子さん、加門七海さんなどが怪談作品を連載しています。そして「幽」怪談文学賞は、雑誌の「幽」から生まれた怪談文芸の新人賞です。ここからデビュー出来るのは、選考委員に認められた怪談作家だけ。審査員の面子は、小説家の京極夏彦さん、岩井志麻子さん、南條竹則さん、漫画家の高橋葉介さん、そして編集長の東雅夫さん。  同賞には長編と短編の2部門がありますが、今回は短編部門から大賞が2作品選ばれました。神狛しずさんの「おじゃみ」は京言葉の一人称で紡がれる怪奇譚。谷一生さんの「富士子」(「住処」改題)は主人公が発作的に旅先で民宿を購入してしまうことから始まる物語です。  不吉な数字の4がつく回、しかも怪談作品の授賞式と聞いて、会場はお化け屋敷みたいなところで、血のにこごりのような飲み物をみんなが啜りあっているに違いない。そんな風に想像を巡らせながら、会場に到着したのですが......。禍々しそうなのは、入り口近くに置かれた過去に出版された怪談本くらいで、会場は綺麗な白いクロスのかかったテーブルの並ぶホテルの大広間でした。綺麗な背の高い女性に、「お飲み物はいかがですか?」とワインを勧められて手に取り、あたりを見回してみると有名な作家や文芸評論家の方々がズラーリ。ううう......凄いなあと気押されつつも、受賞者のお顔がよく見える最前列をキープ。
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受賞者の神狛しず氏(左)と谷一生氏(右)。
 最初に、「幽」編集長の東雅夫さんによるスピーチがありました。 「今年は怪談作品の収穫も大きく、受賞作は作風も著者も対照的だった。怪談は生々しさがコアになる、インパクトを秘めたジャンル。これからもどんどん新しい人達を押し出して行きたい」  東編集長の言葉が終わると、選考委員を代表して、漫画家の高橋葉介さんのお話がありました。 「2作品の傑作が出て、めでたさも2倍となった。受賞作の、神狛しずさんの『おじゃみ』は、中身はかなりのスプラッタ怪談なのだけれど、京言葉ではんなりと和らげられている。例えて言うならば、毒のお菓子を砂糖でコーティングしたような感じ。もう一作の受賞作、谷一生さんの『富士子』は、選考委員一致で『いいよね』とコメントが出た。選考委員みんな、富士子さんの大ファンになってしまうほど、魅力的なキャラだった。この作品は、他人に変貌する怖さが書かれている」  高橋さんのコメントの後に、賞の贈呈式が行われました。受賞者に贈呈されたのは、名前が刻まれた、涼しげに透き通った硝子の賞状と、作品をモチーフにして作られた、世界にただ一つしかない青行灯トロフィー。どうして、トロフィーが青行灯かというと、百物語を行うには行灯に青い紙を張った、青行灯のもとでやるという仕来りが江戸時代にはあったそうです。また、百話目を語り終えると行灯のかたわらに立った、髪を逆立てた青行灯という鬼女が出るとも言われています。そんな伝承から、怪談作家に贈呈されるトロフィーとして青行灯が採用されたようです。  今年の「幽」怪談文学賞には512編もの応募が集ったと聞き、怪談作家への登竜門としての盛り上がりを感じさせられてしまいました。500を超える作品の中から受賞を勝ち取った、神狛しずさんは、粋な着物を着こなして登場。「怪談を書いているうちに、怖いが楽しみになって来た、ほんまおおきに」と、作品の舞台ともなっている京都の言葉で締めくくっていました。着物で語られる京言葉っていいなあと余韻に浸っていると、もう一人の受賞者である谷一生さんが壇上に登場。「審査員の岩井志麻子さんから、選評で、「富士子」は悪い女やないという言葉が嬉しかった。器量も性格も悪い中年女だけれど、愛おしい」と作中キャラ富士子を大アピール。  受賞作品については、今現在読んでいる最中なのですが、魅力的で癖のある内容の怪談がギュッと詰まっているといった感じです。詳しい選評を知りたい方や、実は怪談を書いていて、この賞に出してみたいという人や、ちょうど怖い話を先日体験したからこれから書いてみようかなという人。もし、いたら「幽」を読んでみて下さい。怪談小説だけでなく、諸星大二郎や、花輪和一、高橋葉介、押切蓮介、伊藤三巳華と漫画連載も豪華な面子が揃っています。これから先の季節、ぞぞっと怖い読み物を味わってみたいって人にもお勧めの雑誌です。ちなみにお二人の受賞作品は、5月21日に単行本として刊行されます。 (取材・文=田辺青蛙) tanabe_prof.jpgたなべ・せいあ 「小説すばる」(集英社)「幽」(メディアファクトリー)、WEBマガジン『ポプラビーチ』などで妖怪や怪談に関する記事を担当。2008年、『生き屏風』(角川書店 )で第15回日本ホラー小説大賞を受賞。綾波レイのコスプレで授賞式に挑む。著書の『生き屏風』、共著に『てのひら怪談』(ポプラ社)シリーズ。2冊目の書き下ろしホラー小説、『魂追い』(角川書店)も好評発売中。
幽 2010年 01月号 淳二の季節がやってきます。 amazon_associate_logo.jpg
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他力本願で運命の出会い!? 驚異のカップル成立率の『占い合コン』に潜入

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カップルとしての相性も見てもらえます

 期待して参加しても、メアドの交換程度で真剣交際には大抵つながらない「合コン」での出会い。本気で出会いを求める気持ちはあっても「短時間で相性の合う男を判断するなんてムリ」と、どこか諦めている女性も多いのでは? そんな現状を打破すべく、「カップル成立率が高い」「結婚したカップルも多数」と話題のイベント『占い合コン』に、編集K&記者Hが参加してきました。

 「占い合コン」とは、人気占い師のゲッターズ飯田氏が、約3年前から開催している恒例イベント。毎回、定員を大幅に超える申し込みがあるため、事前に参加希望者の「本名」「生年月日」「似てると言われたことのある有名人」を元に、その日に運気のいい人を占いで抽選をしているそう。ちなみに「似てる~有名人」に、編集Kは「北野井子」、記者Hは「新垣結衣」と申告。当選通知を無事ゲットし、「あたし今、恋したいモードなんだっ」と早くも攻め姿勢を見せる編集Kとともに、期待を抑えつつ会場へ。