次々期朝ドラ『まんぷく』、安藤サクラと長谷川博己のコンビに決定! “フレッシュ感ゼロ”のキャスティングに潜む裏事情

 10月1日に放送開始する次々期NHK連続ドラマ小説『まんぷく』のメインキャストが、安藤サクラと長谷川博己に決定し、朝ドラファンを驚かせている。

 というのは、朝ドラのヒロインには若手が抜擢されるのが通例で、すでに30歳を過ぎ、昨年6月には第1子となる女児を出産した安藤が起用されるのは、異例だからだ。NHKによると、“ママさんヒロイン”は史上初だという。

『まんぷく』はインスタントラーメンを生み出した日清食品創業者の安藤百福さん、仁子さん夫婦の半生をモデルにした作品。戦前から高度経済成長時代にかけて、大阪で懸命に生き抜いた夫婦の成功物語だ。安藤は立花福子役、長谷川は萬平役を演じる。

 安藤の代表作は、映画『かぞくのくに』(2012年)、『0.5ミリ』(14年)、『百円の恋』(14年)などで、「第55回ブルーリボン賞」(12年度)、「第57回ブルーリボン賞」(14年度)で主演女優賞、「第38回日本アカデミー賞」(同)で優秀主演女優賞、「第39回日本アカデミー賞」(15年度)で最優秀主演女優賞を受賞するなど、その演技力は折り紙付き。

 出産後、当面は仕事をセーブして、育児に専念する意向だったというが、家族の後押しで、オファーを受ける決断に至った。安藤は、過去に何度も朝ドラのヒロインオーディションに応募しながら、落選した経験があり、朝ドラには特別な思い入れがあったようだ。

 安藤の相手役を務める長谷川は40歳。朝ドラではヒロインのみならず、パートナーも若手俳優が起用されることが多い。近年では、福士蒼汰、東出昌大、鈴木亮平、山崎賢人らが朝ドラをステップにブレークを果たした。『あさが来た』(15年後期)での波瑠と玉木宏の“年齢差”が大きいコンビはあるが、メインキャストが二人とも、すでに相応のキャリアを積んだ成熟した役者が起用されるのは異例のケースとなる。

 安藤と長谷川のコンビでは、正直フレッシュ感がまるでなく、従来の朝ドラのイメージとはかけ離れてしまう。それがわかっていながら、なぜこういったキャスティングになったのだろうか?

「『まんぷく』は朝ドラ99作目。区切りとなる100作目の『夏空-なつぞら-』(広瀬すず主演)に、いい形でつなげたいのでしょう。そのためには、高視聴率で終える必要があります。演技力のある安藤と長谷川なら、『おもしろい作品になるだろう』という期待感は高まります。脚本も、NHK大河ドラマ『龍馬伝』、『HERO』『ガリレオ』(いずれもフジテレビ系)、『DOCTORS~最強の名医~』(テレビ朝日系)などを手掛けたヒットメーカー・福田靖氏が担当し、万全の体勢を取っています。現在放送中の『わろてんか』(葵わかな主演)は、この先大崩れしなければ、なんとか平均視聴率20%を超えられそうです。次作『半分、青い。』は、葵同様、ほとんど無名の永野芽郁がヒロインで、視聴率が不安視されますが、そこは相手役に佐藤健を起用してカバーしようとしています。『あまちゃん』(13年前期)以降、高視聴率が続いている朝ドラだけに、“視聴率至上主義”に走っているのでしょうね」(テレビ誌関係者)

 朝ドラといえば、フレッシュな若手ヒロインが奮闘する姿を見るのが定番となっていたが、そのイメージを脱却した作品となる『まんぷく』は、果たしてヒットするのか? 高い評価を得られるようだと、その後の広瀬がやりづらくなりそうだ。
(文=田中七男)

“セクハラ疑惑降板”登坂淳一アナの尻ぬぐいは倉田大誠アナ フジ新番組『プライムニュース』は転覆寸前の船出へ

 4月2日に放送開始するフジテレビ系の新報道番組『プライムニュース イブニング』(月~金曜午後4時50分~7時)のメインキャスターが、倉田大誠アナウンサーと島田彩夏アナウンサーに決定した。社運を懸けた新番組にしては極めて地味な人選で、スタートから転覆寸前の船出となりそうだ。

 フジは、昨年6月に就任した宮内正喜新社長の大号令のもと、今春の改編で報道に力を入れることを決めた。現在、視聴率が低迷する夕方の『みんなのニュース』は3月いっぱいで終了し、新たに『プライムニュース』がスタートする。

 そのメインキャスターを巡っては、NHKを退局したばかりの“麿”こと登坂淳一アナが就任予定だった。ところが、「週刊文春」(文藝春秋)が、登坂アナが札幌放送局時代に起こした“セクハラ疑惑”を報道。これを受け、登坂アナは出演を辞退。その後任に注目が集まっていたが、中堅の倉田アナが“尻ぬぐい役”に決まった。パートナーは、『みんなのニュース』を担当中の島田アナが続投の形で務める。

 倉田アナは2004年入社で、主に情報番組やスポーツ中継などを担当してきた。現在は、『めざましテレビ』『直撃LIVE グッディ!』に出演するほか、野球、競馬、ゴルフ、バレーボールなどのスポーツ中継でおなじみ。過去に報道番組を担当したことがないわけではないが、帯でのメインキャスター経験はない。

「“セクハラ疑惑降板”の登坂アナの後任ですから、誰がやっても、そのケツ拭き役の印象は拭えず、罰ゲームみたいなものです。なんせ局内に大型報道番組を任せられるような人材が乏しいのですから、人選は難航したようです。別居中の妻・秋元優里アナの不倫報道で、“同情票”を集める生田竜聖アナも候補に挙がったようですが、安定感とキャリアを買って、倉田アナに落ち着きました。ただ、本格的に報道をやったことがないので、彼をフォローすべく、報道路線のベテラン・島田アナが続投するようです。現在、島田アナで数字が取れていないのですから、テコ入れにはなりませんね。本来なら、もっと若くて美形の女子アナを起用したいところなんでしょうが、報道に向いているような女子アナがいないのです」(スポーツ紙記者)

 現在、『みんなのニュース』は、同局の男性アナで人気ナンバー1の伊藤利尋アナと島田アナがメインキャスターを務めているが、結果的に伊藤アナと倉田アナが入れ替わるだけ。2人の格の差は明らかで、スケールダウンの印象が強い。この布陣で、高視聴率を取っている『news every.』(日本テレビ系)や、『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日系)に対抗するのは、至難のワザだろう。

 登坂アナの降板で放送開始前から、ミソを付けてしまった『プライムニュース イブニング』は、倉田アナの“大化け”に期待するしかなさそうだ。
(文=田中七男)

“セクハラ疑惑降板”登坂淳一アナの尻ぬぐいは倉田大誠アナ フジ新番組『プライムニュース』は転覆寸前の船出へ

 4月2日に放送開始するフジテレビ系の新報道番組『プライムニュース イブニング』(月~金曜午後4時50分~7時)のメインキャスターが、倉田大誠アナウンサーと島田彩夏アナウンサーに決定した。社運を懸けた新番組にしては極めて地味な人選で、スタートから転覆寸前の船出となりそうだ。

 フジは、昨年6月に就任した宮内正喜新社長の大号令のもと、今春の改編で報道に力を入れることを決めた。現在、視聴率が低迷する夕方の『みんなのニュース』は3月いっぱいで終了し、新たに『プライムニュース』がスタートする。

 そのメインキャスターを巡っては、NHKを退局したばかりの“麿”こと登坂淳一アナが就任予定だった。ところが、「週刊文春」(文藝春秋)が、登坂アナが札幌放送局時代に起こした“セクハラ疑惑”を報道。これを受け、登坂アナは出演を辞退。その後任に注目が集まっていたが、中堅の倉田アナが“尻ぬぐい役”に決まった。パートナーは、『みんなのニュース』を担当中の島田アナが続投の形で務める。

 倉田アナは2004年入社で、主に情報番組やスポーツ中継などを担当してきた。現在は、『めざましテレビ』『直撃LIVE グッディ!』に出演するほか、野球、競馬、ゴルフ、バレーボールなどのスポーツ中継でおなじみ。過去に報道番組を担当したことがないわけではないが、帯でのメインキャスター経験はない。

「“セクハラ疑惑降板”の登坂アナの後任ですから、誰がやっても、そのケツ拭き役の印象は拭えず、罰ゲームみたいなものです。なんせ局内に大型報道番組を任せられるような人材が乏しいのですから、人選は難航したようです。別居中の妻・秋元優里アナの不倫報道で、“同情票”を集める生田竜聖アナも候補に挙がったようですが、安定感とキャリアを買って、倉田アナに落ち着きました。ただ、本格的に報道をやったことがないので、彼をフォローすべく、報道路線のベテラン・島田アナが続投するようです。現在、島田アナで数字が取れていないのですから、テコ入れにはなりませんね。本来なら、もっと若くて美形の女子アナを起用したいところなんでしょうが、報道に向いているような女子アナがいないのです」(スポーツ紙記者)

 現在、『みんなのニュース』は、同局の男性アナで人気ナンバー1の伊藤利尋アナと島田アナがメインキャスターを務めているが、結果的に伊藤アナと倉田アナが入れ替わるだけ。2人の格の差は明らかで、スケールダウンの印象が強い。この布陣で、高視聴率を取っている『news every.』(日本テレビ系)や、『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日系)に対抗するのは、至難のワザだろう。

 登坂アナの降板で放送開始前から、ミソを付けてしまった『プライムニュース イブニング』は、倉田アナの“大化け”に期待するしかなさそうだ。
(文=田中七男)

不人気のNHK大河ドラマ『西郷どん』 “救世主”は篤姫役の北川景子か?

 スタートしたばかりのNHK大河ドラマ『西郷どん』(鈴木亮平主演/日曜午後8時~)が、いまひとつ盛り上がらない。

 ネット上では、「薩摩弁が理解できない」「主役が鈴木じゃ、格が低すぎ。渡辺謙主演で見たかった」「キャストが地味」などとして、厳しい声も多い。

 初回視聴率は15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、歴代ワースト2位の最悪発進。その後、15.4%→14.2%→14.8%と伸び悩んでいたが、第5話にして、自己最高の15.5%をマークし、風向きが変わってきた。

 近年の大河では、初回視聴率が最高視聴率で終わってしまうことが多く、昨年の『おんな城主 直虎』、15年『花燃ゆ』、13年『八重の桜』が、そのケース。それを考えると、『西郷どん』が、0.1ポイントといえども、第5話で初回視聴率を超えたのは明るい材料だ。

 第5話は「相撲じゃ!相撲じゃ!」で、藩主に就任した島津斉彬(渡辺)は、父・斉興(鹿賀丈史)派の重鎮たちを罰せず、重用すると宣言。父が流罪でいまだ謹慎中の身である大久保正助(瑛太)は斉彬のやり方に憤る。正助のため、西郷吉之助(鈴木)は、藩主と会える御前相撲で勝ち上がり、殿の真意を問いただすと息巻く。そんな中、岩山糸(黒木華)に縁談話が持ち上がり、相手は相撲大会にも出場する上級藩士・海老原重勝(蕨野友也)だという。糸に恋焦がれる正助の無念を晴らそうと、吉之助は絶対負けられない試合に臨む。島津家の姫・於一(北川景子)が見守る中、相撲大会で波乱が巻き起こる……という展開だった。

 それでは、第5話で視聴率を押し上げた要因は何なのか? 同日、ライバル番組の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)は20.2%、『ビートたけしのスポーツ大将 超豪華!現役トップアスリート大集結!3時間SP』(テレビ朝日系)が10.1%の高視聴率を獲得しており、“敵失”ではなさそう。

 そうなると、大河初出演となる北川が第5話で初登場したことが、最大の要因として挙げられそうだ。北川が演じる於一は斉彬の養女で、後に篤姫を名乗り、第13代将軍・徳川家定の正室になり、大奥に入った人物。婚儀をまとめるため、奔走する主人公の吉之助との間に恋心が芽生えるなど、彼女の存在はストーリー上、重要となっていく。

 北川が登場したことにより、第5話の視聴率がアップしたのであれば、ある意味、“救世主”といえそうで、今後も、その“効果”にあやかりたいところだろう。
(文=田中七男)

V6・井ノ原快彦『あさイチ』降板 後任は関ジャニ∞・横山裕? それとも丸山隆平?

 V6の井ノ原快彦が、今年の3月をもってNHKの朝の情報番組『あさイチ』のMCを降板することが発表された。相方であるNHKの有働由美子アナも同時に降板することが決定しており、番組は装いを新たにすることになる。

「4月以降は事実上の新番組のような形になるわけですが、情報番組という基本的なフォーマットは引き継ぐようです。MCも、男女1人ずつのコンビになるのではないかという見方が多いですね。一部報道にもありましたが、同局の近江友里恵アナの起用が内定しているようです」(制作会社関係者)

 そうなれば、やはり気になるのは井ノ原の後任である。

「一定の視聴者が見込め、話題性もあるということで、NHKとしては、やはり井ノ原と同様ジャニーズ事務所のタレントを起用したいという気持ちでしょう」(同)

 井ノ原の後は、誰が継ぐのか。ある放送作家はこんな予想をしている。

「ひとつ問題があるのは、裏番組の『ビビット』(TBS系)でTOKIOの国分太一がMCをしていること。ジャニーズタレントの“裏かぶり”は完全NGではないとしても、ない方が好ましいですからね。井ノ原と国分は、ほぼ同期くらいの関係だったので、どうにか裏かぶりも成立しましたが、少なくとも、国分より後輩のジャニーズタレントを『ビビット』の裏にぶつけることはできないと思います」

 国分と同期か先輩のジャニーズタレントとなると、TOKIOやV6のメンバーくらいしかいない。

「国分の裏にTOKIOメンバーを持ってくることは考えにくいので、V6の坂本昌行や長野博あたりは候補ですが、井ノ原の後に同じV6のメンバーを持ってくることもあり得ない。つまり、TOKIOやV6のメンバーは難しいと思います」(同)

 しかし、実は『ビビット』に関しても3月で終了するとの話が出ている。

「『ビビット』が終わったら、裏かぶりの問題もないので、NHKがオファーできるジャニーズタレントの幅が一気に広がりますね。そうなったら、関ジャニ∞のメンバーあたりは現実味がありそう。NHKとしては、ポスト中居正広と呼ばれる村上信五を狙いたいところですが、朝の帯番組をやるには忙しすぎる。そう考えると情報番組に対応できる関ジャニ∞ということでは、横山裕、丸山隆平あたりであれば、可能性はあると思います」(同)

 TBSの動き次第で大きく変わることとなりそうな井ノ原の後任。果たして、ジャニーズの連投はあるのか?

V6・井ノ原快彦『あさイチ』降板 後任は関ジャニ∞・横山裕? それとも丸山隆平?

 V6の井ノ原快彦が、今年の3月をもってNHKの朝の情報番組『あさイチ』のMCを降板することが発表された。相方であるNHKの有働由美子アナも同時に降板することが決定しており、番組は装いを新たにすることになる。

「4月以降は事実上の新番組のような形になるわけですが、情報番組という基本的なフォーマットは引き継ぐようです。MCも、男女1人ずつのコンビになるのではないかという見方が多いですね。一部報道にもありましたが、同局の近江友里恵アナの起用が内定しているようです」(制作会社関係者)

 そうなれば、やはり気になるのは井ノ原の後任である。

「一定の視聴者が見込め、話題性もあるということで、NHKとしては、やはり井ノ原と同様ジャニーズ事務所のタレントを起用したいという気持ちでしょう」(同)

 井ノ原の後は、誰が継ぐのか。ある放送作家はこんな予想をしている。

「ひとつ問題があるのは、裏番組の『ビビット』(TBS系)でTOKIOの国分太一がMCをしていること。ジャニーズタレントの“裏かぶり”は完全NGではないとしても、ない方が好ましいですからね。井ノ原と国分は、ほぼ同期くらいの関係だったので、どうにか裏かぶりも成立しましたが、少なくとも、国分より後輩のジャニーズタレントを『ビビット』の裏にぶつけることはできないと思います」

 国分と同期か先輩のジャニーズタレントとなると、TOKIOやV6のメンバーくらいしかいない。

「国分の裏にTOKIOメンバーを持ってくることは考えにくいので、V6の坂本昌行や長野博あたりは候補ですが、井ノ原の後に同じV6のメンバーを持ってくることもあり得ない。つまり、TOKIOやV6のメンバーは難しいと思います」(同)

 しかし、実は『ビビット』に関しても3月で終了するとの話が出ている。

「『ビビット』が終わったら、裏かぶりの問題もないので、NHKがオファーできるジャニーズタレントの幅が一気に広がりますね。そうなったら、関ジャニ∞のメンバーあたりは現実味がありそう。NHKとしては、ポスト中居正広と呼ばれる村上信五を狙いたいところですが、朝の帯番組をやるには忙しすぎる。そう考えると情報番組に対応できる関ジャニ∞ということでは、横山裕、丸山隆平あたりであれば、可能性はあると思います」(同)

 TBSの動き次第で大きく変わることとなりそうな井ノ原の後任。果たして、ジャニーズの連投はあるのか?

松坂桃李は“疫病神”だった!? NHK朝ドラ『わろてんか』、藤吉の死後、視聴率急上昇!

 今年に入ってから、視聴率が伸び悩んでいたNHK連続ドラマ小説『わろてんか』(月~土曜午前8時~)が、第18週(1月29日~2月3日)から急上昇してきた。折しも、第17週(1月22日~27日)で、主人公のてん(葵わかな)の夫・藤吉(松坂桃李)が亡くなったが、“藤吉ロス”どころか、停滞していた視聴率が上がったのだから、またぞろ「松坂は疫病神だった」とも言われそうだ。

 同ドラマの週間平均視聴率は、第1週20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でスタートしたが、第2週19.4%、第3週18.8%と大台を割った。しかし、その後は、第4週20.4%、第5週20.0%、第6週20.0%、第7週20.5%と安定。第8週は19.6%と落としたが、第9週は20.2%と戻した。以後、第10週20.0%、第11週20.5%、第12週20.2%、第13週20.1%と、大台をキープしていた。

 ところが、3回の放送だった年明けの第14週は、週平均18.4%と自己最低を記録。第15週では第80話(1月8日)で単話ワーストの16.6%まで落ち込み、週平均は19.4%。その後も第16週20.2%、第17週19.9%と大台を割ることが多くなっていた。藤吉が亡くなった第97話(同27日)の放送回は18.1%と低調だった。

 その後、第18週からは、てんが藤吉の後を継いで、女興行師として奮闘。映画女優のリリコ(広瀬アリス)に白羽の矢を立て、女流漫才師を育てることにした。藤吉がいなくなった『わろてんか』は、同29日から2月2日まで5日連続20%超えを果たすなど好調をキープ。週平均は21.0%で、第1週の20.8%を抜いて、自己最高をマークした。

「物語の中心が、中盤から藤吉がいかにして、北村笑店の事業を拡大したかになってしまい、主人公が誰なのかわからなくなった感がありました。藤吉が亡くなる直前は、完全にネタ切れになって、視聴者の関心が薄れたのは当然かも。ところが、本来の主人公であるてんがメインストーリーに戻って、『女興行師として、どう成功するか?』に焦点が変わり、視聴者の興味も盛り返したのではないでしょうか」(テレビ誌関係者)

 ヒロインを演じる葵のネームバリューが乏しいため、それをカバーすべく起用されたのが、松坂だったはず。だが、いなくなって視聴率がアップするというのは、朝ドラならではの独特な現象といってよさそう。残るは、あと2カ月弱。葵には、なんとか全話平均20%を超えられるよう踏ん張ってほしいものだ……。
(文=田中七男)

“イノッチ”V6・井ノ原快彦『あさイチ』降板の裏に「NHKアンチ有働派」への怒り!?

 NHKとしては、完全に誤算だったはずだ。V6の井ノ原快彦が、司会を務めるNHK朝の看板番組『あさイチ』から、3月末で姿を消すことになった。

 きっかけは、8年間にわたってコンビを組んできた有働由美子アナの降板だったという。

「2人は、まさにゴールデンコンビでした。有働アナの交際報道にイノッチが絶妙なツッコミを見せたり、有働アナが朝から下ネタをカマしていたのも、イノッチが上手にフォローしてくれるという信頼があったから。とりわけ、直前に放送されている朝ドラについての会話を楽しみにしていた人は多く、有働アナが涙すると、イノッチがハンカチを手渡すのが番組の風物詩となっていた。ネット上では『2人の“朝ドラ受け”が見られなくなるのなら、4月からは見たくない』という声であふれています」(テレビ関係者)

 報道によれば、NHKは、かなり焦った様子だという。つまりは、井ノ原の降板は想定外のことだったようだ。

「実は、NHKの制作スタッフの中には有働アナを支持する勢力と、『有働アナ不要論』を唱える“アンチ有働派”がいるのです。『紅白』の司会を交代させたり、『有働アナが自ら降板を申し出た』などとメディアにリークしていたのも、アンチ有働派の一派です。これまでは寵愛を受けていた籾井勝人前会長の後ろ盾がありましたが、今の上田良一会長は、有働アナのことはほとんど知らなかったといいますから、制作サイドも気兼ねなくクビを切れた。こうした話は井ノ原の耳にも当然入っていたでしょうし、彼には“相棒”を外されたまま番組を続ける選択肢はなかったのでしょう」

 アンチ有働派が、井ノ原さえいれば高視聴率を維持できると踏んでいたのなら、その考えは甘かったようだ。

“悲劇の朝ドラヒロイン”夏菜の大逆襲!? 「損して得した」5年間の遠回り

 今回取り上げるのは、女優の夏菜。2012年度下半期の朝ドラ『純と愛』(NHK)でヒロインを務めたが、今やバラエティで見かけることのほうが多い。

 例えば、1月16日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)。埼玉県出身の彼女が、千葉県出身の小島瑠璃子と地元をめぐってバトルしていたのだが、「埼玉に行かずに一生終えられる」というこじるりの暴言に、「ピーナッツ食ってろ!」と反撃していた。

 

■「朝ドラヒロインは売れる」という定説を覆した異色の女優

 

 夏菜の人生は、波乱に満ちている。『純と愛』以外で、これまで主演したドラマはたった2本。1本は、13年の『世にも奇妙な物語’13秋の特別編』(フジテレビ系)。もう1本は去年、民放連ドラ初主演となった『ハケンのキャバ嬢・彩華』(朝日放送・AbemaTV)。これは深夜ドラマだ。

 ちなみに15年、西内まりや主演のドラマ『ホテルコンシェルジュ』(TBS系)に、客室係としてレギュラー出演していた夏菜。ところが彼女に割り当てられたセリフは、「お荷物お預かりしました」「おかえりなさいませ」「私もそう思います」といった二言、三言だけだった。寡黙な役柄だったこともあるが、当時は「朝ドラヒロイン」の末路を見た気がした。

 女優としてのキャリアが進まなかった原因は、やはり『純と愛』の朝ドラらしからぬストーリーにあるだろう。母は認知症、父は水死、夫は昏睡状態、経営するホテルは全焼と、悲惨すぎる展開で賛否両論を巻き起こした。

 

■朝ドラ優等生 芳根・吉岡の暴落

 

 さて、そんな足踏みする夏菜を、ほかの朝ドラヒロインたちが猛スピードで追い抜いていった。

 例えば、2016年度下半期の『べっぴんさん』のヒロイン・芳根京子。現在、月9ドラマ『月海姫』(フジテレビ系)の主演を張っている。

 2015年度下半期の『あさが来た』の丸メガネ美女・田村宜役で注目を浴びた吉岡里帆も、今回、『きみが心に棲みついた』(TBS系)で連ドラ初主演を務めている。

 だが、その視聴率がすこぶる振るわないのだ。『月海姫』の初回からの数字は8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)→6.9%→5.9%と順調に下落。『きみ棲み』も第1話から3話まで9.4%→8.5%→8.4%と低空飛行。「朝ドラヒロイン」という肩書は、今や十字架としてのしかかる。

 

■ダウンタウン・松本も驚いた心の闇

 

 だが夏菜の場合、「朝ドラっぽくない」朝ドラに出たおかげで、良くも悪くも「朝ドラ女優」という呼び名に縛られることがなかった。それがうまく作用したのが、去年6月の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)への出演だった。

『純と愛』の時は、脚本家・遊川和彦氏が週に1回、撮影している大阪にやってきては「お前の技術はゼロだ!」などとダメ出しされ、号泣の日々を過ごしていたという。あまりのつらさに彼女はトイレに籠城し、出てこないときもあったとか。

 そんな夏菜が、大御所・ダウンタウンを前に、撮影時の鬱憤を爆発。「マジで毎日酒まみれ。飲まなきゃ、やってられなかった。マネジャーにも当たり散らしていた」などとぶちまけたのだ。これで風向きが変わった。

 テレビ業界で悪評が広まる速度は、意外と遅い。関係者が、その人と仕事している間は口をつぐむからだ。しかし良い評判というのは、常に人材を探している業界では、すぐに広まる。「夏菜が面白い」というウワサは、たちまち駆け巡った。

「朝ドラ史上最大の迷作の、史上最高のバッシングを喰らった悲劇のヒロイン」夏菜。

 最近出た『痛快TVスカッとジャパン』(同)では、悪女役を生き生きと演じていた。チョイ役を演じることが多い彼女だが、なんだかんだでキャリアは十分ある。もちろんバラエティを主戦場にするのもいいだろう。5年の遠回りを経て、ハガネのメンタルを身につけた朝ドラ“落第生”。その逆襲に、大いに期待したい。
(文=都築雄一郎)

◆「ズバッと!芸能人」過去記事はこちらから◆

綾瀬はるか、主演ドラマ『精霊の守り人』は爆死続きで幕! 映画『今夜、ロマンス劇場で』は崖っぷち!?

 放送90年を記念し、綾瀬はるかが主演したNHKの大河ファンタジードラマ『精霊の守り人』最終章(シーズン3)の最終回(第9話)が1月27日に放送され、視聴率は6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。

 2016年3月から3部作でスタートした同ドラマだが、その平均視聴率はシーズン1(全4話)が9.1%、シーズン2(17年1月~3月/全9話)が7.0%、シーズン3(同11月~)が5.6%で、爆死続き。章を追うごとに視聴率は下がっていき、足かけ3年にわたりオンエアされた“大作”は、さびしく幕を閉じた。

 近年、綾瀬が主演した連ドラは、16年1月期『わたしを離さないで』(TBS系)が平均6.8%と惨敗。それでも、昨年10月期の『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)は12.7%とヒットし、面目躍如を果たした。しかし、『精霊の守り人』が爆死したことで、『奥様は、取り扱い注意』の“いい流れ”も、かき消されてしまった感もある。

 その意味では、2月10日に公開される、坂口健太郎とのW主演映画『今夜、ロマンス劇場で』は、巻き返しを図る上で絶好のチャンスといえる。だが、逆をいえば、“崖っぷち”に立たされているともいえそうだ。

「ここ最近の綾瀬の主演映画は、『高台家の人々』(16年6月公開)、『本能寺ホテル』(17年1月公開)と2作連続で爆死が続いています。ですから、『今夜、ロマンス劇場で』もコケるようなことがあれば、かなり厳しい状況に追い込まれてしまいます。絶対にヒットさせなければならない状況です」(映画ライター)

 キャストも豪華だった『精霊の守り人』は、たぶんに“企画倒れ”といえる作品になってしまい、綾瀬に同情の余地はある。だが、低視聴率だったのは事実で、業界評を下げないためにも、イメージダウンを阻止する上でも、『今夜、ロマンス劇場で』こそはヒットを飛ばしたいものだが……。
(文=田中七男)