元SMAP3人組の「対ジャニーズ戦略」が見えた! 今井翼、山下智久ら“飯島派”移籍の可能性も?

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これが新路線!?(AbemaTV公式Twitterより)
 対ジャニーズ戦略は着々と進められているようだ。  ジャニーズから独立した香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎の元SMAPメンバー3人が、かつてのマネジャーである飯島三智女史が社長を務める新事務所「CULEN(カレン)」に移籍した。  ジャニーズからの“報復”も予想されるが、9月19日付で登記された事業内容の「CD、DVD、ミュージックテープ、ビデオ等の原盤の企画、制作、販売、賃貸」「音楽、映像、文書等の各種コンテンツサービスの提供及び配信」「音楽著作権の管理及び音楽著作物の利用の開発」「ライブハウス、レコーディングスタジオの経営」という記述に、芸能プロダクション幹部は、飯島新社長のしたたかな戦略を見たという。 「ジャニーズの圧力でテレビやCMに出られなくなっても、やっていけるビジネスモデルを確立しようとしているのは間違いありません。香取ら3人が発足させたファンクラブ会員は、すでに10万人を突破。これだけで年間5億5,000万円以上の収入を得られる計算です。さらに、それぞれが開設したSNSを企業とのタイアップに活用すれば、最低でも月間2億円の広告料が見込めるはず。そして、先日放送の『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)で香取と草なぎが歌唱したように、音楽ユニットを結成し、ネットで楽曲を販売すれば、こちらも莫大な収入源になる。こうしたネットビジネスで得た巨額の収入を映画の製作費に充てれば、役者を中心に活動していくであろう稲垣の仕事も確保できるというわけです」(同)  ほかにも、インターネットテレビ「AbemaTV」の番組にも出演が予定されているが、こうした動きからもジャニーズの影響が及ばないところを巧みにすり抜けようとしている意図が見える。 「おそらくジャニーズとカレンでは、事務所とタレントのギャラの取り分が反対になるほどタレント側が優遇されるでしょうから、ヘタをすると収入はジャニーズ時代よりも上がる可能性もある。ジャニーズを辞めてもタレント活動を継続できるとわかれば、山下智久や今井翼ら、ジャニーズに不満を持つかつての飯島派のタレントたちが、こぞって移籍するかもしれませんよ」(同)  飯島女史が「敏腕」と呼ばれるわけだ。

元SMAP3人組の「対ジャニーズ戦略」が見えた! 今井翼、山下智久ら“飯島派”移籍の可能性も?

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これが新路線!?(AbemaTV公式Twitterより)
 対ジャニーズ戦略は着々と進められているようだ。  ジャニーズから独立した香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎の元SMAPメンバー3人が、かつてのマネジャーである飯島三智女史が社長を務める新事務所「CULEN(カレン)」に移籍した。  ジャニーズからの“報復”も予想されるが、9月19日付で登記された事業内容の「CD、DVD、ミュージックテープ、ビデオ等の原盤の企画、制作、販売、賃貸」「音楽、映像、文書等の各種コンテンツサービスの提供及び配信」「音楽著作権の管理及び音楽著作物の利用の開発」「ライブハウス、レコーディングスタジオの経営」という記述に、芸能プロダクション幹部は、飯島新社長のしたたかな戦略を見たという。 「ジャニーズの圧力でテレビやCMに出られなくなっても、やっていけるビジネスモデルを確立しようとしているのは間違いありません。香取ら3人が発足させたファンクラブ会員は、すでに10万人を突破。これだけで年間5億5,000万円以上の収入を得られる計算です。さらに、それぞれが開設したSNSを企業とのタイアップに活用すれば、最低でも月間2億円の広告料が見込めるはず。そして、先日放送の『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)で香取と草なぎが歌唱したように、音楽ユニットを結成し、ネットで楽曲を販売すれば、こちらも莫大な収入源になる。こうしたネットビジネスで得た巨額の収入を映画の製作費に充てれば、役者を中心に活動していくであろう稲垣の仕事も確保できるというわけです」(同)  ほかにも、インターネットテレビ「AbemaTV」の番組にも出演が予定されているが、こうした動きからもジャニーズの影響が及ばないところを巧みにすり抜けようとしている意図が見える。 「おそらくジャニーズとカレンでは、事務所とタレントのギャラの取り分が反対になるほどタレント側が優遇されるでしょうから、ヘタをすると収入はジャニーズ時代よりも上がる可能性もある。ジャニーズを辞めてもタレント活動を継続できるとわかれば、山下智久や今井翼ら、ジャニーズに不満を持つかつての飯島派のタレントたちが、こぞって移籍するかもしれませんよ」(同)  飯島女史が「敏腕」と呼ばれるわけだ。

『コード・ブルー』映画化決定で、山下智久と石原さとみの「10月入籍」が消滅!? そのまま破局も……

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 もはや視聴率回復は絶望的といわれていたフジテレビの“月9ドラマ”を復活させ、話題となった『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』。2018年公開の映画化も決定したことで、「10月にも入籍か?」とウワサされていた主演の山下智久と人気女優の石原さとみが“破局”したという情報が流れている。  くしくもフジの月9『5→9~私に恋したお坊さん』で共演した山下と石原は、昨年10月に熱愛が報じられたが、即、ジャニーズの横やりで別れたとされていた。  ところが、今年4月に山下の誕生日を一緒に過ごしたことが明らかになって、“ビッグカップルがゴールインか?”と再びマスコミからマークされるようになった。最近では映画のPRインタビューで、石原が「大切なものは20代で築いたと思います。そして、30代になった今は、その大切なものや人たちを大切にしていきたい」と意味深に語ったことで、『コード・ブルー』終了後の入籍が注目された。  石原も、日本テレビ系のSPドラマ『地味にスゴイ!DX校閲ガール・河野悦子』が9月20日に放送され、来年正月からの主演ドラマがスタートする前で、時間の余裕があることから、“10月入籍説”は信ぴょう性を帯びていた。  山下は昨年、TBS系で放送されたドラマ『せいせいするほど、愛してる』の主演を務める予定だった。しかし、山下はドラマではなく、中国映画を選び、しかもその映画の話は、元SMAPのチーフマネジャーだった飯島三智女史が持ってきたものだったというのだ。  このことが、飯島女史を目の敵にするジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子副社長の逆鱗に触れて、山下の事務所内での立場が微妙になっていた。  ところが、『コード・ブルー』の成功で、ジャニーズは山下を“ポスト・キムタク”として再び売り出す計画に乗り出した。今後は、過密スケジュールが予想される。  そうなれば、10月入籍どころか、結婚は当分、お預けとなる。石原としては、どんなに多忙でも入籍に支障はないと思っていたが、山下は入籍にはジャニーズの了解を取りつけなければならない事情もあって、煮え切らないままだ。そのため石原は愛想を尽かし、すでに山下と距離を置き始めているという。  ドラマ成功で石原に逃げられたとしても、これも人気稼業の宿命とあきらめるしかなさそうだ。 (文=本多圭)

映画化決定の山下智久『コード・ブルー』に「脚本家戻せ」の大合唱! “安達版”が不評のワケ

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 2018年公開に映画版が公開予定の『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~』に対し、同シリーズのファンから「脚本家を戻せ」との声が相次いでいる。  18日に最終回が放送されたフジテレビ系“月9”ドラマ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』は、全話平均視聴率14.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。これは、7月期民放ドラマにおいて、断トツのトップだ。 「フジはこの数字に気をよくし、早い段階で映画化を決定。宮内正喜新社長も一部スポーツ紙のインタビューで、同作のヒットで局内に『活気が出てきた』と語っている。確かに、数字的には『コード・ブルー』シリーズの需要の高さを証明する形となったものの、同時に質の低下が従来のシリーズのファンを落胆させたのも事実。3rdシーズンは明らかに『コード・ブルー』の良さが打ち消されていたため、映画版にも不安が過ぎります」(テレビ誌記者) 『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』は、2010年に全話15%超えを記録した2ndシーズンから、約7年ぶりの復活。山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介という当初からの主要キャストが再集結したほか、Hey! Say! JUMP・有岡大貴、成田凌、新木優子、馬場ふみかが加わり、キャストの若返りが図られた。  また、脚本家を『医龍-Team Medical Dragon-』シリーズや『救命病棟24時』シリーズで知られる林宏司氏から、『失恋ショコラティエ』や『リッチマン、プアウーマン』(全てフジテレビ系)を手掛けた安達奈緒子氏に変更。映画版のスタッフはまだ発表されていないものの、引き続き安達氏が手掛ける可能性は高そうだ。 「安達氏は恋愛ドラマのイメージが定着していることもあり、放送前から『コード・ブルー』ファンは不安を吐露していた。案の定、放送が始まると、病院内の人間ドラマが中心となり、『さっさと、ドクターヘリ飛ばせ!』とファンの不満が爆発。特に、戸田演じる医者と患者の不倫をほのめかすような恋愛展開には、『恋愛要素いらない』『林さんなら、こんなことには……』といった声が相次ぎました」(同)  とはいえ、数字的には大成功。この調子なら、映画版もヒットしそうに思えるが……。 「ネット上では、『脚本家戻さないなら、見に行かない』という声も目立ち、果たしてお金を払ってまで安達版『コード・ブルー』を見たいのか? という点は不安要素とも……。安達氏は、中高生をターゲットにした恋愛映画『ひるなかの流星』を手掛けたことはあるものの、やはり医療など専門的な分野となると弱い部分も見える。一方、林氏は 大森南朋主演の社会派ドラマ『ハゲタカ』(NHK)が高評価を得、映画化させた実績もありますから、やはり林氏に戻すほうが賢明では?」(同)  数字とは裏腹に、厳しい声が寄せられている『コード・ブルー』。フジに視聴者の声は届くだろうか?

山下智久のウジウジ病もあっさり解決! 月9『コード・ブルー』最終回が伏線回収に必死!!

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 山下智久主演の月9『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)。18日放送の最終回の平均視聴率は、過去最高の16.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。全話平均は14.6%で、フジテレビじゃないみたいな数字をたたき出しました。  前回、地下鉄のトンネル内で生き埋めになっていた藍沢(山下)ですが、最後に主人公が死ぬという『○○妻』(日本テレビ系)的展開でしょうか? あらすじを振り返ります。

主人公の生き埋めは“釣り”だった!

 トンネル内で起きた崩落事故は、死者複数名の大事故に。白石(新垣結衣)が現場全体の医療指揮を担当し、藍沢、藤川(浅利陽介)、緋山らは、トンネル内に残された重傷者の治療に当たります。  そんな中、天井が再度崩落。藤川は、その場で泣き叫んでいた子どもを庇い、下半身が巨大な瓦礫の下敷きに。藍沢も、生き埋め状態となってしまいました。と思ったら、藍沢はサイボーグのようにガバッと起き上がり、無傷! すぐさま患者への治療を再開しました。前回のラストで生き埋めになっていた藍沢ですが、釣り映像だったみたいです。騙されたー!  また、トンネル内にいた緋山(戸田恵梨香)と名取(Hey! Say! JUMP・有岡大貴)も無事でしたが、出口が塞がれ、妊婦の患者と一緒に閉じ込められてしまいました。  で、この妊婦は脳脱(ググると、グロ画像が出てくるので注意!)しており、助かる見込みはなし。しかし、この場で帝王切開すれば、子どもは助けられそう。緋山は、心臓マッサージをしながら、妻に付き添う夫に決断を迫りますが、夫は「子どもはいいです。1人で育てるなんてできない」「障害が残るかもしれない」とか言い出します。  それでも、名取が「たぶんあなたは、いままで自分の人生に真面目に向き合ってこなかった」などと説教じみた説得を繰り返した結果、父親はようやく「子ども、助けてやってください」と心変わり。緋山は、その場で子どもを取り上げます。  一方、瓦礫の下敷きになった藤川は、トンネル内で泣き続ける少年・カケルくんにペンライトを渡し、隣の辻が谷駅まで1人で歩いて行くよう指示。藤川が「1歩1歩、歩くたびに数を数えてごらん」と笑顔で伝えると、カケルくんは言われるままに「1、2、3……」と出発。辻が谷駅に着いたカケルくんは、ここで患者の救護にあたっていた藤川の妻・冴島(比嘉愛未)に「先生、埋まってるー。えーん」と藤川が生き埋めになっていることを伝えます。  すぐさま、横峯(新木優子)と冴島が藤川の元へ向かい、藍沢も合流。ここら辺から、劇中BGMはサイバーな感じのダンスミュージックとなり、スピード感を演出します。ズンズンズンズン!  ここまで、やたらペラペラしゃべっていた藤川ですが、乗っかっていた瓦礫をレスキュー隊員が除けた途端、心室頻拍というヤバい状態に。しかも、下敷きになっていた右足は、2時間以内に搬送しないと切断を余儀なくされる状況だといいます。  しかし、脱出までは時間がかかりそう……。藍沢は藤川の右足に血液を流すため、ここでのオペを決断。その結果、藤川は無事生還し、結局、主要キャストは誰も死にませんでした。藍沢の生き埋め映像も、冴島がやたら藤川に「トンネルには行かないで」と言っていたのも、死亡フラグではなく、煽り目的だったようです。

後半のあっさり感

 次の瞬間、2日後へジャンプ。ここからは、タッタカタ~と足早に伏線回収が始まります。  まず、藍沢に後遺症はないと嘘をつかれたことにご立腹のピアニスト・奏(田鍋梨々花)は、新海(安藤政信)から「あいつは自分のキャリアを失ってでも、きみの命を救おうとした。後遺症のことを曖昧にしたまま、オペに挑んだんだ。訴えられたら負ける。あいつはそれでも構わないと言った」「藍沢を許してやってくれ」と言われ、納得。藍沢に「私、絶対弾けるようになる」と笑顔で宣言し、仲直りです。  また、以前から冴島に危険だからヘリを降りてほしいと言われていた藤川は、ようやく一般整形外科へ移ることを決意。しかし、冴島から「本当に一般整形に移って、外来をこなす日々を望んでる?」「本当に行きたい道を歩いて」と言われ、やっぱり救命で続けることにしました。ズコーー。  前回、拡張型心筋症を患う息子・優輔の意思を無視し、心臓移植を強行した橘(椎名桔平)は、休暇を取って優輔のお見舞いへ。優輔は怒るどころか、「お父さん、移植を受けさせてくれてありがとう。僕はお父さんを嫌いになったりしない」「将来、お父さんみたいな医者になる」とニッコニコです。あっさり!  PTSDに陥っている灰谷(成田凌)は、白石から過去の失敗談や、「あなたは1人じゃない」という言葉を聞き、前向きな表情に。  名取総合病院を経営する父親から「戻って来い」と言われていた名取は、「俺はここで学びたい」と翔北に残ることを決意。  前回、緒方に(丸山智己)「障がいのある俺といたら、夢を追うどころじゃなくなる」と別れを切り出された緋山は、「私は、あなたがいるからって、夢を失わったりしない」と、緒方との恋愛続行を宣言。  白石は、「強いリーダーシップもない。すぐへこむ。いつも迷ってばかり」の自分でも、「それを精一杯やっていくしかない」と悟り、一歩ステップアップ。  結局、トロント大へ行くことを決めた藍沢は、「9年前、ここに来た理由は、難しい症例が集まるからだった。あの頃の俺は、自分のために医者をやってた。今は誰かのために医者でありたいと思う。俺はそれを、お前たちから教わった。俺は出会いに恵まれた」と、人が変わったようにま~るくなり、最後は藍沢を乗せて飛び立つドクターヘリの画で終了です。

伏線回収で精一杯?

 シーンの切り替えが激しく、1時間半近く見るのは正直、疲れましたが、前半のトンネル事故のパートは、目を背けられないハラハラ感がエキサイティング。藤川が死にそうになったのも、最終回のスペシャル感が漂っていてよかったです。  ただ、キャラの数だけ散々張り巡らされたエピソードは、どれもこれも嘘みたいにキレイに収まり、少々拍子抜け。これまでのシーズンとは違い、医者自身のウジウジエピソードの数々が並行して描かれてきた今シーズンですが、9回悩んで、1回で解決というバランスの悪さが良くも悪くもドラマっぽい印象でした。  また、本編終了後には、「2018年映画化決定」のお知らせが。劇中では、年明けにトロントに行くと言っていた藍沢ですが、映画はトロントに行く前の話でしょうか? 今シーズンは、藍沢の見せ場が少なかったため、映画では胸筋をムキムキさせて、もっとヘンテコな場所で患者の頭にギコギコと穴を空けてほしいです。  というわけで、賛否両論あったものの、最後は無理やり小ギレイにまとめられた『コード・ブルー』。これを足がかりに、月9ブランドが復活するといいですね。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

次シーズンは主要キャスト総とっかえ!? 月9『コード・ブルー』に「これじゃない感」が漂うワケ

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 山下智久主演の月9『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)の第9話。平均視聴率は前回から1.5ポイントダウンの13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。  患者を命がけで助ける医者の姿が魅力的に描かれた過去のシーズンとは異なり、医者自身の私的な葛藤が多く描かれてる今シーズン。「期待はずれ」「これじゃない感」と否定的な意見も多い中、フジテレビの宮内正喜新社長は、日刊スポーツのインタビューで「『コード・ブルー』が良くて活気が出てきた。本来のチャレンジャー精神が出てきた」とご満悦です。  しかし、『コード・ブルー』人気は、月9ブランドの復活とは言い難く、過去の人気にすがっただけのようにも……。次クールの月9『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』で、活気が失われないといいですが。というわけで、早速、あらすじを振り返りましょう。

横峯の登場シーンが減った気がする……

 今回は、主要キャラたちの“人生を左右する1時間”が同時進行で描かれる構成でした。  まず、センター部長・橘(椎名桔平)の10歳の息子・優輔くんに、ついに心臓移植の順番がまわってきました。1時間以内に移植ネットワークに返事すれば、移植が受けられるといいます。  しかし、優輔くんは移植を拒否。理由は、3年前に補助人工心臓を装着してからというもの、「お父さんは、ほかの子どもが死ぬのを待つようになった」からだとか。返事のタイムリミットが迫るも、「僕が死ねば、僕が大好きなお父さんに戻れる。僕は移植を受けない」の一点張りです。  優輔くんのマジな目に圧倒され、橘が「あいつが後悔したまま生きていくと思うと、あまりにもつらい」と移植を諦めかけていると、緋山(戸田恵梨香)が「親が子どもを信じなくてどうするんですか!」と一喝。目が覚めた橘は、自分の判断で心臓移植を進めることを決断。優輔くんをドクターヘリで搬送しながら、「お父さんが優輔に生きてほしいから、移植するんだ!」と自信満々で伝えます。  次は、包丁を握れなくなった料理人・緒方(丸山智己)とラブラブの緋山。正式に付き合っているわけではないそうですが、1週間、デートを重ねているそうです。  この日、緒方が何か言いたそうにしていると、緋山に前職の周産期母子医療センターから、「医局長として戻ってこないか」との誘いの電話が。これに緋山が喜んでいると、緒方に「障がいのある俺といたら、夢を追うどころじゃなくなる」「もう会うのはよそう」と言われてしまいました。  このまま別れたら、医者が「相手が障がい者だから付き合わない」という選択をしたことになってしまうので、医療ドラマとしてさすがにそれはないと思うのですが……。

冴島の人の変わりようにビックリ

 次は新人フェローの名取(Hey! Say! JUMP・有岡大貴)。前回の針ぶっさし事件を耳にした父親が名取のもとへ。これ以上、名取の名前で騒ぎを起こしてほしくない父親は、実家が経営する総合病院に戻らないかと説得。名取も、「緋山先生が(周産期母子医療センターに行って)いないのなら、ここに未練はない」と父親の病院行きを決意します。  また、新人フェローの灰谷(成田凌)は、ドクターヘリでの失敗からPTSDを発症。ヘリでヘッドセットを装着しても、ガクガク震えてしゃべれないんだとか。結局、灰谷の希望で、ヘリ担当から外されることになりました。  で、最後は藍沢(山下)。トロント大学の臨床医師として推薦が決まったものの、術後の後遺症を抱える天才ピアニスト・奏(田鍋梨々花)に罪の意識を感じるあまり、「俺は行かない。救命に残る」と断る気満々です。  そんな中、骨盤骨折で運ばれてきた車椅子ラグビーのエース選手が、14年前の事故で受けたダメージが原因となり、急死。救命センターにチームメイトが集まると、1人の選手が「エースっていうのは、わがままで、自分勝手じゃなきゃダメなんだ!」「あいつは優しすぎた!」などと、藍沢のウジウジ病につき刺さるような言葉を連発します。  白石も、ウジウジ藍沢に「藍沢先生って、そんなんだった? 9年前のあなたは違った」「何かのせいにして楽な道を選んだりしないでほしい」「あなたはトロント行くべき」と説得します。  こんな感じで主要キャラたちの1時間が描かれた後、ドクターヘリ要請が。電車の開通を記念したイベント「トンネルウォーク」中に、崩落事故が発生したとのこと。  灰谷以外が現場に駆けつけると、すでに死者多数のパニック状態。重傷者はトンネル内に残されており、藍沢や藤川が重傷者の治療に当たります。  そうこうしていると、再び崩落事故が起こり、藍沢が生き埋めに。藤川はどうなっているかわかりません。  なお、藤川がトンネルに向かおうとすると、妻の看護師・冴島(比嘉愛未)が「行かなくていい。あなたは勇敢な医者になんてならないで。危ない現場はほかの先生に任せればいい。大切な人を失うのは2度で十分」と全力で止めていましたから、このフリは死亡フラグでしょうか? もしこれで藤川が死んだら、冴島は呪われているとしか思えませんね。  最後は、白石の「私の大好きなチームは、バラバラになってしまった」との不穏なナレーションが流れ、第9話は終了です。

全ては「THE FOURTH SEASON」へのつなぎだった?

 さまざまなエピソードが描かれた今回ですが、今シーズンは、冴島がシアン中毒になったり、いきなり倒れて流産したり、白石がヘリの事故で足を引きずったり、灰谷がホームで転落したり、緋山に針が刺さってエボラ出血熱の疑いが浮上したり……医者やナースが患者になりまくりですね。  欲を言えば、医者の絶体絶命シーンよりも、事故現場で患者を救うシーンが見たいのですが、これが新社長の言うチャレンジジャー精神なのでしょうか? 違うか。  とはいえ、藍沢のウジウジ病と、車椅子バスケの選手のエピソードをくっつける感じがわざとらしかった以外は、ミニドラマをたくさん見せられた感じで、わりと楽しめました。特に、優輔くんが移植を拒否したエピソードは、移植待ちのストレスや、移植後も葛藤が続いていくしんどさなど、なかなかガツンと来る内容でした。  で、最終回が全く想像つかないのですが、今回を見る限り、次のシーズンで主要キャストが新人フェローに総とっかえということもありえるかも!? というより、最初からそれを目指して、藍沢をトロント大の候補にしたり、白石に新人教育を頑張らせたり、冴島を藤川と結婚させて流産させ、危険な仕事から遠のかせたようにも……。  今シーズンで医者の葛藤が重点的に描かれた理由も、この先のシーズンへの“つなぎ”と考えたほうがしっくりくるような。そうなると、最近、新木優子演じる横峯のエピソードが描かれなくなったのも、「いつ幸福の科学の芸能プロに移るかわからないし、そうなるとドラマに起用できないから」という理由に思えてなりません。  さて、絶体絶命の状況で迎える最終回は、一体どんな展開を見せるのでしょう? とりあえず、横峯の登場シーンが激減していないかチェックしたいと思います。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

エボラ出血熱を軽々しく描いた『コード・ブルー』が理解不能! 「一緒なら感染もあり」と恋愛要素をイン

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 院内の人間ドラマばかりで“これじゃない感”が漂っている山下智久主演の月9『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)。4日放送の第8話の平均視聴率は、前回より2ポイント上昇の15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。第1話、第2話に続き、3度目の15%超えとなりました。 『コード・ブルー』ファンが一番アガるシーンは、なんてったって、フライトスーツ姿で頭に穴を空けたり、ヘンテコな体勢でオペをおっぱじめる藍沢(山下)でしょう。しかし、今シーズンの藍沢は、14歳のピアニストに入れ込んでウジウジ……。  それに、新人フェローたちのパーソナリティーもイマイチ描ききれておらず、感情移入できないまま今シーズンが終わってしまいそうな予感……。もはや、横峯役の新木優子が「実は幸福の科学の信者だった」ということが一番印象に残りそうです。  さて、あらすじを振り返ります。

緋山の行動が理解できない……

 前回のラストで電車のホームから転落し、血だらけで搬送されてきた灰谷(成田凌)ですが、職場にあっさり復帰。灰谷は、睡眠薬が効きすぎて転落したと説明していますが、職場の仲間たちはやんわり自殺を疑っています。  そんなとき、鉄棒から落ちて胸を打ったという12歳の少年が、なぜか腹痛を訴え救命センターへ。異常は見当たらないものの、「もう誰も死なせたくない」と慎重になっている灰谷は、藍沢の助言もあり少年を入院させます。  そこへ、ドクターヘリ要請が。成田空港で40代男性の堀内が倒れ、エコノミークラス症候群の疑いがあるとか。駆けつけた名取(Hey! Say! JUMP・有岡大貴)がラインを取ろう(血管に点滴などを打つための道を確保すること)と患者の腕に針を刺すと、患者が突然暴れ、針が緋山(戸田恵梨香)の小指にブスリ。  さらに、初療室に運び込むと、堀内が吐血。エコノミー症候群以外の可能性があると判断した救命センター部長・橘(椎名桔平)は、スタッフにゴーグルやマスクなどの着用を指示。大声で「誰も血液、体液、接触してないな!?」と投げかけますが、血液が入り込んだかもしれない緋山はダンマリ。後で、こっそり藍沢に針が刺さったことを告げ、患者の検体と共に自身の血液サンプルも送ってほしいと頼みます。  え、緋山は、名取を庇って上司に報告しなかったということでOK? そんなの、医者として許されるの? 日本にパンデミックが起きるかもしれないのに? え? え?

エボラ出血熱に恋愛要素をイン!

 そうこうしていると、堀内が死亡。この男性が西アフリカ帰りであったことが判明し、緋山は「エボラとか?」と苦笑い。血液検査の結果が出る明日まで、隔離された病室で待機します。  同時に、緋山と会う約束をしていた緒方(丸山智己)が病院へ。名取が「緋山先生、今、B8の病室にいます」と隔離されていることをあっさり教え、緒方はズカズカと緋山のいる病室へ。緒方は、例えエボラ出血熱が自分に感染しても、「緋山先生となら、それもありかなって」(ヘラヘラ)とのことです。  いやいやいや……、あなたはいいかもしれないけど、感染者増やしたら周りが迷惑だわ。緒方の緋山への想いを描くために、エボラ出血熱を軽々しく扱うとか……。2014年に流行ったとき、世界で何万人死んだと思ってるのよ。  あくる日、ドクターヘリで50代男性が救命センターへ。大動脈瘤の治療のため、藍沢がオペ室へ。そうこうしていると、冒頭の12歳の少年の容態が急変。ショック状態で「もって10分」という状況ながら、名取と横峯と灰谷のチームワークによって一命を取り留めます。そんな3人に、藍沢は「3人そろうことで、12歳の子どもの命を救った」「救命はチームだ」といいことを言って、この後、スタッフリーダーとして悩む白石(新垣結衣)にも、いいことを言います。  で、結局、緋山はエボラでもなんでもないことが発覚。スカートを穿いて緒方とデートに行き、居候している白石の家に帰り「確かに医者には、休日に一緒に買い物や旅行に行くような友達はいない。けれど、仲間はいる」と、白石と抱き合って友情を確認。  最後は、藍沢が14歳のピアニスト・奏(田鍋梨々花)のオペを振り返り、新海(安藤政信)に「あの晩、俺たちはチームじゃなかった」とウジウジし、第8話は終了です。

命よりも、人間関係優先

 もはや、いいことを言うキャラと化してしまった藍沢ですが、今回もフライトスーツによる治療シーンはゼロ。ドクターヘリ感もゼロ。取ってつけたように運ばれてきた大動脈瘤の患者のせいで、後半に少しドタバタ感はあったものの、結局、医者たちが自分勝手にボンヤリと悩む姿ばかりが描かれました。ああ、もっと患者を助けることに必死な医者を見たい……。  いや、人間らしくていいと思うんですよ。医者だって人間ですから。しかし、物語の主軸がブレブレなのに、要素ばかり多くて、結局何を描きたいのかよくわかんないんですよね……。  今回のテーマは「仲間」だったんだと思うんですが、それならもっとがっつり「仲間」について描いてほしいんですよ。なんだか何もかも中途半端な印象でした。  あと、やっぱり緋山がエボラ出血熱に感染した可能性がありながら、それを周囲に隠したり、名取が緒方にあっさり隔離病室を教えちゃったり、なんかもう、この命よりも人間関係最優先の医者たちは一体……。いや~、今回は酷かったです。  というわけで、途中から真剣に見る気を失ってしまった『コード・ブルー』第8話。と言っても、最終回まであと2話ですから……、あんまり期待しないで最終回までレビューしたいと思います。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

山下智久の冷徹キャラはどこへ……キャラがブレブレのフジ『コード・ブルー』が自己最低

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 山下智久主演の月9『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)。28日放送の第7話の平均視聴率は13.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と自己最低を記録。第5話以降、緩やかに右肩下がりとなっています。  今シーズンから、織田裕二主演『Oh,My Dad!!』(同)や、嵐・松本潤主演『失恋ショコラティエ』(同)などを手掛けた女性脚本家にバトンタッチされた同作。その影響か、はたまた予算の都合か、院内の話ばかりでちっともドクターヘリが出てこなかったり、不倫をチラつかせるような恋愛要素が投入されたりと、なんだか全体に生ぬるい空気が漂い、多くの『コード・ブルー』ファンをがっかりさせています。  とはいえ、前回は急に緊張感のある展開が見られ、「いきなり持ち直した」「これが見たかった」と話題になりましたから、今週も期待できるかも!? あらすじを振り返ります。

藍沢はなんでそんなに悩んでいるの?

 トロント大学の臨床医師の推薦候補に挙がっていた藍沢(山下)ですが、奏(田鍋梨々花)のピアニストとしての未来をつぶした罪の意識なのかなんなのか、トロント大行きを突如、辞退しちゃいました。藍沢は何をそんなに思い悩んでいるんですかねえ? そして、なぜこの少女にここまで入れ込んでいるの? 誰か教えて。  藍沢がウジウジしていると、ドクターヘリ要請が。患者は、踏切内で立ち往生していた80代女性と、それを助けようとした男女の3名とのこと。特に30代男性は、心配停止寸前の危ない状態です。  これをヘリの中で聞いた新人の灰谷(成田凌)は、何かに取り憑かれたかのように突然、機長に「早く降りてもらうことはできませんか!?」と指示。同乗していた白石(新垣結衣)が慌てて「医者からパイロットへの指示は許されてない」と説教を始めると、ヘリが木に接触し、着陸に失敗。ヘリは故障しましたが、スタッフは無事だったため、すぐに患者のもとへ駆けつけます。ちなみに、着陸時の映像や細かい説明はなく、どの程度の事故だったのかは全くわかりませんでした。  早速、男性の開胸を行うも、大動脈が損傷しているため、白石は「この男性は諦めて、ほかの2人を助けましょう」をスピーディーに指示。白石は腹部から腸管が「どんどん出てくる」80代女性の処置にあたりますが、その間、灰谷は白石の指示を無視して男性の心臓マッサージを続けます。  そんな灰谷に向かって、骨盤を骨折している女性が別の救急車から「先生助けて!」「これから結婚式だっていうのに。式場でみんな心配してるかなあ。結婚式やらせて」と懇願。どうやら、この男女は結婚式場に向かっていた新婚夫婦のようです。  俄然、心臓マッサージを続けようとする灰谷ですが、救命センターの藍沢も無線で「大動脈の断裂だ。やれることはない。20代女性の治療と搬送を開始しろ」と説得。しかし、灰谷は藍沢の指示も無視。心マを続けますが、結局、大動脈が破裂。命は助けられず、ションボリしたまま救命センターへ戻ります。って、灰谷ってこんな自己中野郎でしたっけ。なんだかキャラ変わりすぎでは……。理由は次回、わかるのかしら? モヤモヤ。  後日、調査委員会がこの事故の聞き取り調査を実施。灰谷は「僕のせいです」と機長を急かしたのは自分であると訴えますが、処分は機長と整備士に集中。お咎めなしだった灰谷は、男性が死んだのは自分のせいだと自身を責め続けます。  その後、駅のホームから転落した男性が救命センターに到着すると、あら、びっくり。その血だらけの患者は、灰谷だったのでした。  また、今回は2週間ぶりの緋山(戸田恵梨香)と緒方(丸山智己)のイチャつきシーンが登場。と思いきや、緒方が退院。「やったー! 恋愛要素がなくなるぞー」と思っていたら、名取(Hey! Say! JUMP・有岡大貴)が「俺は総合病院の経営者兼院長の息子で(略)前途洋洋の医師です(略)でも、緋山先生が好きなのはあんただ」と意味深な言葉を緒方に投げかけます。ん? 名取も緋山のことが好きってこと? ただ励ましてるだけ? なんなの? これは、『コード・ブルー』ファンが「いらね~」って口を揃える展開では……。

フライトスーツ姿の藍沢が見たい!

 なんだか、前々回までのぬるい感じに戻っちゃいました。ドキドキさせてくれた前回は、幻だったのでしょうか? やっぱり、藍沢の登場シーンが少ない回は、院内の人間ドラマになりがちですね。『コード・ブルー』ファンが見たいのは、仲間たちにいい言葉を残す藍沢ではなく、フライトスーツ姿で頭にギコギコ穴を空ける藍沢なんだと思います。  それなのに、藍沢はピアニストとの約束が守れなかったとウジウジ……。初回では、新人フェローに意識のない重症患者をあてがって「文句を言わない、最高の練習台だ」とか言い放ってたのに、あの冷徹な藍沢はいずこへ……。  また、新キャラの灰谷にまだ思い入れがないので、もし自殺だったとしても、正直「ふ~ん、医者に向いてなかったもんね~」くらいの印象。最終回を見終えた際、「冴島(比嘉愛未)のデキちゃった&流産のくだりは一体なんだったんだ……」に加えて、「灰谷の自殺騒動は一体なんだったんだ……」とならないよう願うばかりです。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

山下智久 月9『コード・ブルー』自己最低視聴率! “恋愛描写ゼロ”に軌道修正か?

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 山下智久が胸筋をムキムキさせながら患者の頭にギコギコ穴を空ける月9『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)の第6話。初回平均視聴率16.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好スタートを切った同作ですが、今回は13.7%と過去最低を記録してしまいました。  確かに、第3話以降、院内での人間ドラマ中心で、「ヘリ飛ばせ!」「外のヘンテコな場所でオペしろ!」と野次を飛ばしたくなる回が続いていました。特に、戸田恵梨香演じる緋山の恋愛展開には、「私が見たいのは、こんな『コード・ブルー』じゃない!」と白けてしまった視聴者が多いのかも……。  今回は、『コード・ブルー』ファンを満足させる展開となっているでしょうか? あらすじを振り返ります。

ドクターヘリ大放出!

 今回のドクターヘリ要請は、冷凍倉庫内での荷崩れ事故。早速、ヘリで藍沢(山下)や藤川(浅利陽介)、新人看護師の雪村(馬場ふみか)が駆けつけ、複数の患者への治療を開始。患者を救命センターに搬送する藤川は、灰谷(成田凌)と横峯(新木優子)と現場を交代します。  藍沢の指示で、灰谷と横峯は冷凍室内で挟まって動けなくなっている患者の元へ。救出に時間はかかるものの、患者も元気そうで、肩の骨折だけのようです。  灰谷と横峯が倉庫に入った途端、入り口を誰かが閉めちゃったんですけど、普通、開けっ放しにしませんか? 灰谷も横峯も、超寒がってますけど……。中に入ってる冷凍食品がとけちゃうからですかねえ?  とか思っているうちに、送電施設に落雷があり、倉庫が停電に。案の定、扉は電気式のため、灰谷と横峯と患者が閉じ込められてしまいました。ほうら、扉開けっ放しにしとかないから。  倉庫内で骨折の治療にあたっていると、どこかで電話の鳴る音が……。灰谷が懐中電灯片手に音のほうへ近づいていくと、新たに何かの下敷きになった患者のモリグチさんを発見。2,000ccくらい出血していて、「もって10分」だそうです。  倉庫の外では、藍沢が意識不明の患者のオペで手が離せないため、救命センターにいる白石がアシストすることに。灰谷の胸に仕込まれたカメラの映像を見ながら、「足を切開して」と指示を出します。  しかし、「麻酔もないのに? 患者さん意識あるんだよ」とガクブルの灰谷。そんな臆病者の灰谷を見かね、横峯が「いい、私やる」と覚悟を決めます。  白石の指示で、倉庫内のミックスベジタブルで患部を冷やし、感覚を麻痺させてから切開する横峯。切開時は痛がらなかったものの、中の血管を探しているうちに、「いたーーい!! ああああー!!」と絶叫するモリグチさん。結局、切る位置がズレていたため、お目当ての血管が見つかりません。  白石が「もう一度切って」と指示するも、「やめてください。お願いします」と涙を流して懇願するモリグチさん。横峯も怖気づき、「麻酔なしで無理です」と治療をやめてしまいます。こんな患者を不安にさせる医者にあたったら、地獄だわ……。  そんな時、シーバーで「もう一度切れ」と灰谷を説得する藍沢。2度目の切開は灰谷が行い、出血を止めることに成功します。  患者全員の処置を無事に終え、病院へ戻る藍沢たち。今回は、放送時間の前半半分ほどが、外でのドタバタ治療のシーンでした。治療の専門的なことはよくわからないけど、この緊迫感あってこその「コード・ブルー」!!  一方、翔北救命センターでは、17歳の男子高校生・匠くんが、脳死。オペ室には、クーラーボックスやアタッシュケースを抱えた医者が何十人もゾロゾロ……。黙祷を捧げた後、匠くんの心臓、肺、肝臓、すい臓、腎臓、小腸が全国の病院に次々と持ち出されていきます。  心臓の移植が必要な息子を持つ部長の橘(椎名桔平)は、順番が回ってくるかもしれないと期待していましたが、順番は2位。別の病院へ運ばれていく心臓をじっと見つめ、その後、なんだかんだあって、第6話は終了です。

不評を目の当たりにし、大慌てで軌道修正か?

 冷凍庫の扉をなんで閉めちゃうのよ……といった多少の力技は気になったものの、事態がリアルタイムで変化していく現場の緊迫感が味わえただけでも、今回は満足度高めでした。  そして、なんといっても恋愛描写ゼロ! 緋山(戸田恵梨香)が不倫しかけた緒方(丸山智己)の登場シーンもゼロ! 冴島(比嘉愛未)は先週、流産してしまったため、ドクターヘリに復帰! やっと、『コード・ブルー』の基本体制に戻りました。やったー。  これは、あまりにも院内ドラマ路線が不評だったために、軌道修正したということでしょうか? 最近はヘリのシーンすら申し訳程度にしか出てきませんでしたが、今回は2回もバタバタバタと飛び立ちましたし、正真正銘の『コード・ブルー』でした。  また、フィクションであっても、脳死患者が息を引き取る瞬間や、大人たちが寄ってたかって臓器を持ち出すシーンが淡々と描かれるというのは貴重ですよね。なんとも言えない迫力があり、一生、頭に残りそうな深いシーンでした。  最近では、昔ほど大きなニュースにはならない臓器提供の話題ですが、これをきっかけに臓器提供の意思について考える人が増えるといいですね。ちなみに、今年は臓器移植法施行20周年だそうで、日本臓器移植ネットワークのサイトでは、特設サイトも設置されていました(こちら)。  というわけで、筆者的には大満足だった今回の『コード・ブルー』。今後もこの路線でお願いします! (文=どらまっ子TAMOちゃん)

フジ月9『コード・ブルー』新キャラ投入でパワーダウン!? 高畑裕太の父も登場!

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 高視聴率とは裏腹に、「新シーズン、最高ー!」「新キャラが投入されて、パワーアップ!」という声がなかなか聞こえてこない月9『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)。なお、14日放送の第5話の平均視聴率は、前回とタイの13.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。  前回、突如投入された緋山(戸田恵梨香)と料理人・緒方(丸山智己)の不倫展開ですが、果たして視聴者が納得する方向へいくでしょうか?

高畑裕太の父が初登場!

 つわりが酷く、トマトしか食べられない冴島(比嘉愛未)のために、藤川(浅利陽介)はトマトの箱を抱えて出勤。  緋山は“友人の話”として、好きな男に妻がいたケースについて白石(新垣結衣)に相談。しかし、白石に「不倫はダメだよ!」と大声で返されてしまい、緋山が恋に悩んでいることが新人フェローたちにバレてしまいます。  そんな時、ドクターヘリ要請が。下水道工事中の作業員が増水のため流され、救助に当たっていたレスキュー隊員も負傷しているとか。早速、白石たちがヘリに乗り込み、現場へ。意識のあるベテランレスキュー隊員・倉田正敏(大谷亮介)の処置は新人の名取(Hey! Say! JUMP・有岡大貴)に任せ、白石たちは意識のない若い作業員・吉崎(長谷川慎也)を救命センターに搬送します。  あれ、大谷って、1年前に高畑裕太の父親だって認めてたあの俳優ですよね? 月9に出てるってことは、特にイメージダウンによる仕事の影響などはなかったって感じでしょうか? よかったですね。  さて、白石が吉崎の治療をしていると、冴島が「ううう」と急に苦しみだし、出血。緋山が処置に当たるも、破水。藤川との子どもは、妊娠13週で死産してしまいます。緋山いわく、冴島は流産や早産を引き起こす頸管無力症だったものの、検診で気付かれなかったんだそうです。  その頃、名取が「上腕骨骨折だから」と2次救急病院に運んだ倉田の容態が、急変。ショック状態となり、翔北救命センターに運ばれてきます。ショックの原因は、名取が骨盤骨折を見逃したためで、橘部長(椎名桔平)も「これがわかんないってことあるか?」とおかんむりです。  藤川が急いで処置にあたるも、何も言わず処置室から出て行ってしまう名取。さらに、新人フェロー仲間に「なんか俺がやらかしたみたいでイヤなんですけど。結果、大丈夫だったんだから、いいでしょ。まあ、いい経験だよね」と言い放ち、白石に「患者にとって、次はないのよ」と怒られてしまいます。  あくる日、名取に変わって骨盤骨折の見落としを倉田に謝罪する白石。しかし、倉田はそれよりも、意識不明状態が続いている吉崎を助けられなかったことを悔やみ、食べ物も喉を通りません。そんなプロ意識の高い吉崎を見て、名取もちょっとずつ意識が変わってきます。  一方、入院中の冴島は、トマト以外の入院食がおいしく感じることで、死産を実感。藤川に「もっと早くヘリを降りればよかった。あの日、白石先生の言うとおりにしていればよかった」と後悔を打ち明け、号泣します。  そんな冴島にかける言葉が見つからず、「俺、あいつ幸せにしてられるかな」と悩む藤川。しかし、藍沢(山下智久)から「お前は、毎日悲しみに溢れる救命で、みんなに明るさをもたらしてる。それはすごいことだ」と励まされ、前向きな気持ちを取り戻します。  そんな中、緒方が離婚寸前であることが発覚。緋山は、緒方から離婚届の保証人になることを頼まれ、躊躇することなく署名。  ラストは、藍沢の手術を終えた天才ピアニスト・奏(田鍋梨々花)の手に後遺症の痺れが残ってしまったところで、第5話は終了です。ああ、つらい、つらい。

見ていて、つらい……

 今回は、比嘉の泣きの演技が素晴らしかったです。ただ、「え? こないだまで堕胎考えてなかった?」とか、「結局、シアン中毒になったのが流産の原因なの? 違うの?」などと気になったり、緋山の口から飛び出した「マクドナルド手術」という名称が頭にこびりついたりしたせいで、なんかいろいろもったいなかったです。ちなみに、マクドナルド手術とは、子宮頸管縫縮術のことだとか。  そうなんです、医療用語の解説テロップが出たり、説明台詞でわかりやすく説明する医療ドラマも多い中、同作はそれをしません。本格派ドラマ感が演出されると同時に、ちょっと引っかかる言葉が出てくると、そこで「ん? 今なんて言った?」と思考が止まってしまうというリスクも。スピード感があれば大丈夫なのですが、最近のようなゆるやかなテンポだと、たまに「ん?」ってなっちゃうんですよね。  それより、もう、怪我人や病人を月曜日の夜9時に毎週見るのって、つらくないですか? いや、それ以上に印象的な展開や感動があればいいんですけど、今のところ見た後に「かわいそう」「痛そう」っていうイヤ~な感情ばかり残ってしまうんですよね……。  この感覚って、1stシーズンや2ndシーズンでは、そうそうなかったんですよ。スピード感もあったし、怪我人や病人にまつわる人間ドラマが濃かった。だから、最後にMr.Childrenの「HANABI」がかかったときに、心地よい余韻に浸れたんだと思うんです。でも、今シーズンは単純につらさばかりが残ってしまって。  唯一の救いは、第5話に、子どもが血だらけになるシーンが出てこなかった点。いやもうね、初回からいたいけな子どもがやたらと血を流しすぎですよ。お祭の山車に挟まったり、船の下敷きになったり、BBQの串が喉に刺さったり、吐血したり……。『コード・ブルー』ならぬ、『コードモでブルー』ですよ、こりゃ。あ、ちなみに、筆者が子どもが痛がるシーンを見たくない理由は、子どもがいるからです、はい。  というわけで、個人的には、次回も子どもが「痛いよう! 痛いよう!」と泣き叫ぶシーンがないことを祈りつつ、1週間を待ちたいと思います。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)