ミドル級新王者・村田諒太のアメリカ進出に“暗雲”!? フジテレビによる「囲い込み」の動きが……

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村田諒太オフィシャルサイトより
 ボクシングのテレビ視聴率が突き抜けて高かったことで、フジテレビがWBA世界ミドル級新王者・村田諒太の“囲い込み”をしそうだという話が関係者から聞かれた。 「フジテレビは、これからボクシングには、さらに力を入れるようです。村田の所属である帝拳ジムは、来年アメリカで試合をやると言っていましたが、予定が変更になるかもしれません。フジ側がさらに高い放映権料を出して、ジムを説得するみたいです」(プロボクシングの興行関係者)  10月22日、各局が選挙の開票速報の特番を放送する中で、主要局では唯一ボクシング中継をやっていたのがフジテレビ。その視聴率はダントツの20.5%(ビデリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。選挙速報では、トップだったNHKでも17.1%だったのだから、フジは笑いが止まらないだろう。  というのも、選挙放送が横並びの中、フジがその流れに背いてボクシング中継の英断をしたわけではなかったからだ。安倍晋三首相が衆議院を解散する前から、この放送は決まっていたもので、当初はフジ関係者から「頭が痛い」という弱気な話も聞かれたほどだった。  村田はロンドン五輪で金メダリストを獲得し、2013年にプロデビュー。フジテレビと広告代理店の電通が大きくバックアップして世界王座奪取プランを描いてきたが、今年5月の世界初挑戦は、まさかの判定負け。その採点結果に抗議の声が巻き起こり、仕切り直しの再戦となったのが今回の試合だった。  高視聴率には、追い風もあった。前回5月の視聴率は平均17.8%の高数字。採点問題が持ち上がったことで、より村田の知名度は上がり、今回の試合への注目度も増した。  両国国技館の興行は当日券も販売できないほどの超満員で盛況となり、結果も村田の圧勝TKOだった。 「もともと村田のボクシング中継は、視聴率が7%程度で低迷していたんですが、世界タイトルマッチになって急上昇。フジはこれまで蒔いた種の収穫とばかりに回収をしたいはず。2~3度の高視聴率で満足するようなことはないでしょう」と前出関係者。  ただ、村田陣営は次戦こそ来春、日本で行う予定だが、その後はアメリカに進出するとしている。アメリカで試合が開催されると、時差の関係で日本での放送は午前中になってしまい、フジテレビがビジネスを主導することもできなくなってしまう。 「アメリカ行きは、村田本人の希望。世界王座を奪取しても、獲った王座は、その上に『スーパーチャンピオン』もいるWBA王座ですから。世界チャンピオンといっても村田が“世界一”になったわけではないので、村田は上を目指したいんです。過去、WBAのチャンピオンになった亀田興毅や井岡一翔は、その上にスーパーチャンピオンがいるのに放送局のTBSが、それを隠すように伝えてました。でも、村田はリング上で『僕より強いチャンピオンがいる』と明言しています」(同)  そのWBAミドル級のスーパーチャンピオンは、アメリカを主戦場にするのゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)だが、1試合で数億~十数億単位のファイトマネーを稼ぐ超大物。そう簡単に対戦が実現できるわけでもない。 「そこで、アメリカに行かせたくないフジテレビが日本で防衛戦をやらせようとするはず。できるだけ勝てそうな相手との試合にして、長々と防衛させれば、高視聴率を引っ張れるんです。村田が所属する帝拳ジムでは、WBC世界バンダム級チャンピオン時代の山中慎介がアメリカ行きを希望しても、13度も日本で防衛戦をやらせていましたし」(同)  村田本人がより強い相手を希望しても、周囲はチャンピオンの延命ビジネスに走ってしまうのか。業界内の過去の例を見ると、過保護路線が多々あるだけに、ちょっと心配ではある。 (文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

ミドル級新王者・村田諒太のアメリカ進出に“暗雲”!? フジテレビによる「囲い込み」の動きが……

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村田諒太オフィシャルサイトより
 ボクシングのテレビ視聴率が突き抜けて高かったことで、フジテレビがWBA世界ミドル級新王者・村田諒太の“囲い込み”をしそうだという話が関係者から聞かれた。 「フジテレビは、これからボクシングには、さらに力を入れるようです。村田の所属である帝拳ジムは、来年アメリカで試合をやると言っていましたが、予定が変更になるかもしれません。フジ側がさらに高い放映権料を出して、ジムを説得するみたいです」(プロボクシングの興行関係者)  10月22日、各局が選挙の開票速報の特番を放送する中で、主要局では唯一ボクシング中継をやっていたのがフジテレビ。その視聴率はダントツの20.5%(ビデリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。選挙速報では、トップだったNHKでも17.1%だったのだから、フジは笑いが止まらないだろう。  というのも、選挙放送が横並びの中、フジがその流れに背いてボクシング中継の英断をしたわけではなかったからだ。安倍晋三首相が衆議院を解散する前から、この放送は決まっていたもので、当初はフジ関係者から「頭が痛い」という弱気な話も聞かれたほどだった。  村田はロンドン五輪で金メダリストを獲得し、2013年にプロデビュー。フジテレビと広告代理店の電通が大きくバックアップして世界王座奪取プランを描いてきたが、今年5月の世界初挑戦は、まさかの判定負け。その採点結果に抗議の声が巻き起こり、仕切り直しの再戦となったのが今回の試合だった。  高視聴率には、追い風もあった。前回5月の視聴率は平均17.8%の高数字。採点問題が持ち上がったことで、より村田の知名度は上がり、今回の試合への注目度も増した。  両国国技館の興行は当日券も販売できないほどの超満員で盛況となり、結果も村田の圧勝TKOだった。 「もともと村田のボクシング中継は、視聴率が7%程度で低迷していたんですが、世界タイトルマッチになって急上昇。フジはこれまで蒔いた種の収穫とばかりに回収をしたいはず。2~3度の高視聴率で満足するようなことはないでしょう」と前出関係者。  ただ、村田陣営は次戦こそ来春、日本で行う予定だが、その後はアメリカに進出するとしている。アメリカで試合が開催されると、時差の関係で日本での放送は午前中になってしまい、フジテレビがビジネスを主導することもできなくなってしまう。 「アメリカ行きは、村田本人の希望。世界王座を奪取しても、獲った王座は、その上に『スーパーチャンピオン』もいるWBA王座ですから。世界チャンピオンといっても村田が“世界一”になったわけではないので、村田は上を目指したいんです。過去、WBAのチャンピオンになった亀田興毅や井岡一翔は、その上にスーパーチャンピオンがいるのに放送局のTBSが、それを隠すように伝えてました。でも、村田はリング上で『僕より強いチャンピオンがいる』と明言しています」(同)  そのWBAミドル級のスーパーチャンピオンは、アメリカを主戦場にするのゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)だが、1試合で数億~十数億単位のファイトマネーを稼ぐ超大物。そう簡単に対戦が実現できるわけでもない。 「そこで、アメリカに行かせたくないフジテレビが日本で防衛戦をやらせようとするはず。できるだけ勝てそうな相手との試合にして、長々と防衛させれば、高視聴率を引っ張れるんです。村田が所属する帝拳ジムでは、WBC世界バンダム級チャンピオン時代の山中慎介がアメリカ行きを希望しても、13度も日本で防衛戦をやらせていましたし」(同)  村田本人がより強い相手を希望しても、周囲はチャンピオンの延命ビジネスに走ってしまうのか。業界内の過去の例を見ると、過保護路線が多々あるだけに、ちょっと心配ではある。 (文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

ドラマ復帰した井上真央が選んだのはイバラの道!! “毒親”という名の家庭の闇に迫る『明日の約束』

ドラマ復帰した井上真央が選んだのはイバラの道!! 毒親という名の家庭の闇に迫る『明日の約束』の画像1
フジテレビ系『明日の約束』番組サイトより
「わたしは母親が好きになれない。中学のとき、ブラジャーを買ってくれなかった。小学生のときは、むりやり交換日記をつけさせられた……」  さわやかな朝の始業シーンで、井上真央演じるスクールカウンセラー・日向(ひなた)先生が母親をディスするナレーションで幕を開けた『明日の約束』。井上真央の連ドラ主演は、視聴率の低さしか話題にならなかったNHK大河ドラマ『花燃ゆ』以来、民放では『トッカン 特別国税徴収官』(日本テレビ系)以来となる5年ぶり。嵐の松本潤との結婚間近と囁かれていた井上真央がドラマ復帰作として選んだのは、謎の自殺を遂げた高校生を追い詰めた真犯人を見つけ出すという超シリアスな社会派ミステリーです。実在の事件を題材にしているだけに、関西テレビがどこまで人間の心の闇をリアルに描いてみせるのか興味津々。あえてイバラの道を進もうという井上真央の女優魂もあっぱれです。  テレビ朝日が『ドクターX』『相棒』『科捜研の女』と盤石の人気シリーズをシフトした今秋のドラマレースの中で、スクールカウンセラーが子どもたちの心の闇、その闇を生み出す元凶となっている“毒親”と対峙することになる本作はダークホース的な存在でしょう。所属事務所を移籍し、今年30歳を迎えた井上真央が背水の陣で挑む主演ドラマとして注目されていますが、いちばんの見どころは最凶毒親・吉岡真紀子を演じる仲間由紀恵の不気味さ。夏休み明けから不登校状態が続いている高校1年生の息子・圭吾(遠藤健慎)の下駄箱にあるシューズが微妙にズレていることを見逃さず、「外出するときは、ママにちゃんと言ってね」とにっこり。また、圭吾がバスケット部の先輩にメールを送るときは、背後にぴったりと張り付いて文面をしっかり検閲。仲間由紀恵の映画初主演が『リング0 バースデイ』(00)の貞子役だったことを思い出し、背筋がブルッとします。  20分拡大となった初回スペシャルでは3人の毒親が登場。バスケット部のマネージャー・増田希美香(山口まゆ)は、遊び好きな母親・麗美(青山倫子)のネグレクト地獄の真っただ中。17歳の誕生日なのにプレゼントはおろか食事代さえもらえないことから、空腹に耐え切れずに希美香はスーパーで安そうなショートケーキを万引き。あっけなく、スーパーの店員・香澄(佐久間由依)に見つかる騒ぎに。それでも男のことしか考えていない麗美にブチ切れ、自分の母親を流血させてしまう。病院で塞ぎ込む希美香に、「わたしはアドバイスすることしかできない。でも、母親から自由になるという選択肢もあるってことを覚えておいて」と優しく伝える日向先生。保護者でもなく、教育者でもない、第三者であるスクールカウンセラーならではの冷静な判断です。  カウンセラーとしては有能な日向先生ですが、そんな彼女が手を焼いているのが実の母親である尚子(手塚理美)。交際中の本庄(工藤阿須加)と居酒屋デートして夜遅くに帰ってきた日向に、「一緒にケーキ食べよう」と無理強いする尚子。善意の仮面を被った毒親に、ずっと優等生で過ごしてきた娘は逆らうことができない。一発一発のパンチはささいでも、毎晩のように浴びるとこれはキツい。さらに輪を掛けて強烈なのが、仲間由紀恵演じる吉岡真紀子。息子の圭吾を自分の監視下に置いておきながら、圭吾が自宅から抜け出すと、日向が勤める高校に電話して、「取り返しのつかないことになったら、どうするんですか!!」と教員全員に息子探しを強要する。モンスターマザーは自分が動かずとも、他人を操るのが抜群にうまい。  プチ家出した圭吾を、いち早く見つけたのは日向先生。夜の体育館で圭吾の悩みに寄り添おうとした日向先生に、圭吾は「先生にお願いがあるんです。僕とつきあって」と告白。まぁ、これはカウンセラーとクライアントにありがちな事例でしょう。「それはできないわ」と大人の対応をする日向先生。ところが翌朝、自宅に戻った圭吾は部屋で首を吊ってしまうという衝撃の初回ラスト。次回からは真紀子が息子の自殺の原因は学校側にあると大攻勢を仕掛けてくることは必至。職場に行けば真紀子の過激な口撃にさらされ、自宅に戻れば母・尚子のネチネチした嫌味に耐えなくてはいけない。日向先生どーなる!?  放送上ではクレジットされていないものの、本作の原案的な存在となっているのがノンフィクション小説『モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い』(福田ますみ著、新潮社刊)。長野県のスポーツ名門校で実際に起きた高校生の自殺の原因をめぐり、保護者だった母親が高校の校長たちを殺人罪などで訴えた裁判の顛末を追ったもの。地元ではかねてから問題視されていた虚言癖のある母親の巧みな言葉に、ベテラン人権派弁護士や県会議員、有名ジャーナリストたちがすっかり丸め込まれたために騒ぎが大きくなり、裁判に巻き込まれた生徒や教員たちに深い心のキズを残す結果に。また、学校側が開いた記者会見の様子をセンセーショナルな演出で煽ったテレビ局をはじめとするマスメディアが、事件の真相を大きくミスリードさせてしまったのです。ひとりの高校生の心の闇が、現代社会の歪みとシンクロして広まっていった実に恐ろしい事件でした。  鎌倉を舞台にした『明日の約束』は、脚本家・古家和尚のオリジナルストーリーとなっていますが、そんな真っ暗な社会の闇に一条の光を差し込ませることができるのでしょうか。初回視聴率は8.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、シリアスなドラマとしてはまずまずの数字だと思います。重いテーマに、これからさらに数字を落としていくのか、それとも井上真央 vs 仲間由紀恵の闘いがエスカレートして数字をじわじわ上げていくのか。手塚理美と文鳥のピッピちゃんのやりとり&「明日の約束」と名付けられた交換日記の内容ともども目が離せそうにありません。 (文=長野辰次)

フジ新社長への揺さぶり? 単なるマッチポンプ!? 宮根誠司“フジ移籍報道”のキナ臭さ

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『情報ライブ ミヤネ屋』読売テレビより
 読売テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』で司会を務める宮根誠司が、来年4月にフジテレビ系でスタートする報道番組に“移籍”すると「週刊文春」(文藝春秋)が報じた。これに伴い『ミヤネ屋』は降板するという。  同誌によれば、かつて横並びトップだった『ミヤネ屋』も、このところはTBS系『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』に抜かれたりと、失速気味。宮根自身もマンネリを訴え「このまま低迷して商品価値が下がるよりも、新天地で活動したい」と考えているフシがあるという。  文春報道を受け、宮根は19日放送の『ミヤネ屋』で「(来年)3月で降板させられるの、僕?」とボケつつも「(来年)4月以降もやらせていただきます!」と報道を一蹴。真相はどうなのか?  ある芸能プロ関係者は「文春側は『間違いない』と絶対の自信を持っているようですが、今回はビミョーかもしれません」と証言。  というのも、今回の記事は芸能界の中心にいる勢力から“振ってきた”ネタで、「その裏には、読売テレビとフジテレビに揺さぶりをかけ、宮根のギャラを釣り上げようとする意図が見え隠れする」(同)という。いわゆるマッチポンプというやつだ。  人物相関図を見ても、宮根の所属事務所「テイクオフ」のY社長は芸能界のドンと呼ばれる重鎮連中や、フィクサー気取りの出版社社長と昵懇なことで知られる。スポーツ紙記者は「文春のネタ元もそのあたり。ようするに、筋が悪いんですよ。重鎮連中はタヌキの化かし合いばかりしていますからね」と笑う。  一方でこんな情報もある。 「フジの亀山千広前社長は『ザ・芸能界』と呼ばれる面々に従順でしたが、新社長に起用された宮内正喜氏は、あまり言うことを聞かないそうです。今回の報道は、宮内氏を牽制する狙いもあると思います」(週刊誌デスク)  どちらにしても、キナ臭さしか残らないのは事実。宮根が降りようが、新番組を始めようが、視聴者にとってはどうでもいい話だ。

キャスターも番組企画も他局のお下がり? 宮根アナ“移籍報道”から透けて見えるフジテレビの「末期的状況」

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 10月19日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じたフリーアナウンサー宮根誠司のフジテレビ移籍情報。来年3月末に読売テレビ『情報ライブ ミヤネ屋』を降板し、4月から始まるフジテレビの夕方帯の報道番組の司会に就任するという内容だった。  しかし、この文春が発売されたその日の『ミヤネ屋』の生放送に出演した宮根は、「4月以降もやらせていただきます」と、移籍報道を否定したのだ。あるテレビ局関係者は、こう話す。 「水面下で話が動いていたとしても、正式決定にならない限り、本人が生放送で認めることはありません。現時点では“移籍しない”ということなのかもしれませんが、今後、話が急展開していく可能性は否定できないと思います。ただ、スクープとして世に情報が出てしまったため、まとまりかけていたものが白紙に戻されるというのは、テレビ界ではよくあります。宮根アナの移籍についても、その可能性はあると思うので、移籍か残留か微妙なところでしょう。フジテレビは、とにかく数字が取れそうな番組を始めたいという思いはあるはずなので、人気者の宮根アナを欲しがっているということだけは間違いないと思います」  視聴率が低迷し続けるフジテレビ。復活のためには大胆なテコ入れも必要だが、これといっていいアイディアが出てこないというのだ。制作会社関係者が明かす。 「よくテレビ局サイドから、いろんな“お題”をもらって番組企画を求められるんですよ。それこそ『クイズ番組』とか『視聴者参加番組』とか、そういうお題なんですが、フジから求められるのは、『〇〇みたいな番組』という、ほかのヒット番組をパクったような企画ばかり。そりゃあはやりの企画に乗って視聴率を稼ぎたいという気持ちはわかりますが、そういう安直な発想だから結果が出ないんですよ。最近はテレビ東京の『池の水ぜんぶ抜く』みたいな企画をくれと言っていたそうです」  オリジナリティーのある企画が生まれないフジテレビ。宮根アナの移籍話も同様の流れなのかもしれない。 「各局が報道の顔となるようなキャスターを発掘して育てている一方で、フジテレビには、まったくその気がないらしい。だから、他局で人気の宮根さんに白羽の矢を立てたということなんだと思います。キャスターまでもが、他局の手柄の横取り狙いというわけです。まあ、育てようと抜擢したショーンKが経歴詐称で番組開始前に降板してしまったというトラウマもあるので、安全パイを狙ってしまうんでしょうね」(同)  番組企画もキャスティングも他局のお下がりとなってしまうフジテレビ。浮上する日はまだまだ遠そうだ。

キャスターも番組企画も他局のお下がり? 宮根アナ“移籍報道”から透けて見えるフジテレビの「末期的状況」

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 10月19日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じたフリーアナウンサー宮根誠司のフジテレビ移籍情報。来年3月末に読売テレビ『情報ライブ ミヤネ屋』を降板し、4月から始まるフジテレビの夕方帯の報道番組の司会に就任するという内容だった。  しかし、この文春が発売されたその日の『ミヤネ屋』の生放送に出演した宮根は、「4月以降もやらせていただきます」と、移籍報道を否定したのだ。あるテレビ局関係者は、こう話す。 「水面下で話が動いていたとしても、正式決定にならない限り、本人が生放送で認めることはありません。現時点では“移籍しない”ということなのかもしれませんが、今後、話が急展開していく可能性は否定できないと思います。ただ、スクープとして世に情報が出てしまったため、まとまりかけていたものが白紙に戻されるというのは、テレビ界ではよくあります。宮根アナの移籍についても、その可能性はあると思うので、移籍か残留か微妙なところでしょう。フジテレビは、とにかく数字が取れそうな番組を始めたいという思いはあるはずなので、人気者の宮根アナを欲しがっているということだけは間違いないと思います」  視聴率が低迷し続けるフジテレビ。復活のためには大胆なテコ入れも必要だが、これといっていいアイディアが出てこないというのだ。制作会社関係者が明かす。 「よくテレビ局サイドから、いろんな“お題”をもらって番組企画を求められるんですよ。それこそ『クイズ番組』とか『視聴者参加番組』とか、そういうお題なんですが、フジから求められるのは、『〇〇みたいな番組』という、ほかのヒット番組をパクったような企画ばかり。そりゃあはやりの企画に乗って視聴率を稼ぎたいという気持ちはわかりますが、そういう安直な発想だから結果が出ないんですよ。最近はテレビ東京の『池の水ぜんぶ抜く』みたいな企画をくれと言っていたそうです」  オリジナリティーのある企画が生まれないフジテレビ。宮根アナの移籍話も同様の流れなのかもしれない。 「各局が報道の顔となるようなキャスターを発掘して育てている一方で、フジテレビには、まったくその気がないらしい。だから、他局で人気の宮根さんに白羽の矢を立てたということなんだと思います。キャスターまでもが、他局の手柄の横取り狙いというわけです。まあ、育てようと抜擢したショーンKが経歴詐称で番組開始前に降板してしまったというトラウマもあるので、安全パイを狙ってしまうんでしょうね」(同)  番組企画もキャスティングも他局のお下がりとなってしまうフジテレビ。浮上する日はまだまだ遠そうだ。

「保毛尾田保毛男」問題……フジテレビ『みなさん』は、放送前の抗議をスルーしていた

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 フジテレビは、9月28日放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした30周年記念SP』で石橋貴明が演じた「保毛尾田保毛男(ほもおだほもお)」なるキャラクターについて番組公式サイトに「お詫び」と題した謝罪文を掲載。 「ホモ」という言葉が男性同性愛者への蔑称であるという指摘など、多数の抗議を受けたことを認め、「男性同性愛者を嘲笑すると誤解されかねない表現をしたことで、性的少数者の方々をはじめ沢山の視聴者の皆様がご不快になったことに関して、深くお詫び致します」とした。  番組では「保毛尾田保毛男」の石橋と共に、ビートたけしが「鬼瓦権造」、木梨憲武が「ノリ子」と、それぞれ過去に演じたキャラに扮して出演していた。フジ関係者によると、「保毛尾田保毛男の出演は放送前にも告知していたが、大きな抗議を受けていなかったので、(出演取りやめについての)協議はなかった」という。  しかし、これに異を唱えたのは、当のフジテレビに勤める40代ディレクター男性だ。 「放送の約2週間前に企画を知り、強い嫌悪感があった」  自身は番組に関与していないが、「保毛尾田保毛男」の28年ぶりとなる復活を耳にした際、「あいつはホモだと馬鹿にされた過去を思い出して、つらかった」と、ゲイである自身の苦悩を吐露。 「放送前の内容を漏らすことに罪悪感もあって悩んだけど、放送4日前に、同じゲイの友人たちに話をした」(同)  その結果、友人のひとりは局に抗議の電話をしたというが、局側の対応は「放送前の内容については答えられない」というような返答だったという。  実のところ「保毛尾田保毛男」については、今回の放送と無関係に、過去、局側に抗議をした人権グループもあったという。グループのメンバーは今回の謝罪文に「何をいまさら」とも言っている。 「テレビが昔、性的マイノリティーの人権を無視していたことの代表例が保毛尾田保毛男で、LGBTのコミュニティサイトでもよく話題になる。もちろん放送当時は、今とは社会状況が違っていたのはわかりますが、そういう過去と向き合うのは必要だと思います。私たちは5年前と2年前にも、各テレビ局にそういう意見書を送っていますが、ちゃんとその声を聞いていなかったから、今回の放送があったのでは」(同)  メンバーは2013年から15年まで、各地で開催されたLGBTへの理解を深めるセミナーでも、保毛尾田保毛男について取り上げていた。 「誤解してほしくないのは、なんでもかんでも『差別、差別』と抗議しているわけではないということ。ゲイの人の中には『大騒ぎするほどのことではない』という意見もあります。だからセミナーでは、どこからどこまでを差別と感じるのか、議論をしてきました。個人的には、保毛尾田保毛男には、ゲイそのものを嘲笑する部分があったと思います。実際に『ホモ』という言葉を保毛尾田保毛男で知り、『同性が好きなことは笑われる』という考えを植え付けられたという人もいますからね。いま芸人が『LGBT男』として似たことをやったら、性的マイノリティーに関する知識の少ない人は、『LGBT』という言葉に対して変な印象がついてしまうでしょう?」  ただ、BPO(放送倫理・番組向上機構)は本件について「バラエティーの表現の自由の範囲内」として審議の対象外と判断した。これには前出のディレクター男性が「議論の上で、差別の意図まではなかったというならまだ理解はできますが、まさかここで表現の自由を盾に議論もしないなんて」と驚いていた。一方、ネット上では本件についての議論は続いている。 (文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

あれ、面白いのに……? 視聴率大幅ダウン5.8%の『刑事ゆがみ』それでも神木隆之介の“ギャップ”に萌えろ!?

あれ、面白いのに……? 視聴率大幅ダウン5.8%の『刑事ゆがみ』それでも神木隆之介のギャップに萌えろ!?の画像1
フジテレビ系『刑事ゆがみ』番組公式サイトより
 19日放送のドラマ『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)第2話の視聴率は、5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回から1.8ポイントの大幅ダウン。私の観測範囲では、初回を見た人みんながみんな「面白ーい!」と言っていたので、かなり意外な結果です。どうなってんだろ。  ともあれ、今回も振り返りです。 (前回のレビューはこちらから)  今回、刑事・弓神(浅野忠信)と羽生(神木隆之介)が扱うのは、アラフォー女教師・千里(水野美紀)の部屋で、千里の学校で教育実習をしていた大学生・打越(中川大志)が襲われた事件。千里の部屋に暴漢が侵入したところ、訪ねてきた打越ともみあいになり、千里は暴漢が振り回した花瓶によって腕を負傷。打越はこぼれた水にすべってテーブルで頭を打って、意識不明です。つまりは、不法侵入、強制性交等の未遂、それに傷害で犯人は逃走中とのことです。しかし、襲われた千里はなぜか被害届を出さず、暴漢の検挙に協力的ではありません。  ちなみに、この狂言レイプという設定はほぼ原作通り。ですが、この7月に強姦罪が強制性交等罪に変更になり、親告罪ではなくなったことで、聞き取り捜査を拒む千里と、捜査をしなければならない警察との間の軋轢が追加されていたりして、ドラマの「今っぽさ」を演出する意欲が感じられます。  そうなんです。『刑事ゆがみ』を2話目まで見て感じるのは、「意欲的な作品だなぁ」ということなんです。ネタバレはネット上にいくらでもありますし、FODでまだ無料で見られるので、ここではお話の筋は置いておいて、この刑事ドラマの特色について考えてみたいと思います。  主人公のひとりである弓神のキャラクターは、ある意味で類型的です。出世には全然興味がないけど情には厚く、ぐうたらに見えて、実はものすごい切れ者。行動は破天荒なのに洞察力に優れ、臨機応変な考え方で真相に迫る。  そうした人物のバディを設定する場合、あらゆる面で対照的な人物である必要があります。出世欲が強く熱血漢だが、違法行為に対しては杓子定規に法を当てはめて摘発しようとする。よく働くけど、真相はあまり見えていない。一度誰かが犯人だと思い込んでしまえば、そうと決めつけて思考停止してしまう。弓神のバディとして登場した羽生は、そうした刑事です。要するに、基本的に弓神に比べて面白みのない、刑事としての魅力に欠けた人物として、弓神を引き立てることになります。 『刑事ゆがみ』でも、こと「真相解明」という本筋の部分では、こうしたセオリーに則っています。刑事として、羽生は弓神の足元にも及びません。しかし、刑事としての実力以外の部分で、羽生という人物は多くの情報を持っているのです。たとえば「25歳童貞(本人は否定している)」だったり、「女教師AVマニア」だったり、「女の下着に見入ってしまう」だったり。こうした下品な人物を、当代きっての清潔感を誇る清潔俳優・神木隆之介が演じることで、“ギャップ萌え”が生まれることになります。また、羽生が弓神よりケンカが強いという設定も、2人の関係性に目新しさを感じさせます。  例えば今回、千里家に不法侵入した容疑者として取り調べを受けた下着泥棒(斎藤工)を、羽生はレイプ犯だと決めつけますが、自白を引き出すことができません。困り果てた羽生はGoogleで「自白 誘引方法 心理戦」と検索します。それを検索しているスマホに、羽生がレンタルショップで「女教師モノ」のAVを物色している姿を弓神が盗撮した動画が届く。こうした細やかなエピソードを重層的に挟むことで、羽生が弓神に比べて迂闊であることと、チャーミングな人物であることが同時に語られる。  弓神のようなキャラクターは、放っておいても視聴者に愛されるものですが、『刑事ゆがみ』は羽生をいかに魅力的な人物として描くか、弓神同様に視聴者に愛されるキャラクターに育て上げるかというところに、大きな労力を割いているように感じます。  また、今回ほとんどチョイ役といってもいい下着泥棒の斎藤工ですが、こちらも実に丁寧に描写されます。  羽生は、下着泥棒がエスカレートしてレイプ犯になったと決めつけています。同じ性犯罪者ですので、そういうこともない話じゃないのでしょう。  でも、そうじゃない。そうじゃないことを説得力を持って語るために、ドラマは下着泥棒に美学を与えました。  専用のレンタルコンテナにこだわりを持って収納され、優秀な(?)下着は電飾を仕込んだマネキンに着けさせている。ナンバリングされた下着のデータベースは、すべて頭の中に入っている。こうして並々ならぬ「下着だけ」への執着を表現したうえで、斎藤工に「本人いなきゃ失礼だろうが!」というセリフを吐かせました。彼は、被害者が不在の家に空き巣的に泥棒に入ることを潔しとしません。徹底的にリサーチし、被害者が寝息を立てている横で下着を盗むことにこだわっているのです。  つまり、彼は今までも(泥棒キャリア8年だそうです)、レイプしようと思えば、できる状況は何度もあったというか、泥棒に入ったすべてのケースで、無防備に寝ている女が横にいたということです。それでも、絶対に指一本触れてこなかった。彼に限っては、決してレイプ犯にはエスカレートしない純粋な下着コレクターであることが、こうした具体的なエピソードで説得力を得るわけです。  事件の被害者となった千里についても、同様に多くの情報が与えられていましたが、それはまあ、興味があれば見てみてください。42歳の喪女の、初めての恋に導かれた悲劇です。百人一首の恋の歌をモチーフに、泣ける展開になってます。  今回の事件を見ていて、感じたことがあります。  公式ホームページでプロデューサーの藤野良太さんが、「本作品のコンセプトとして、アクションや謎を解くだけではなく、主人公たちが向き合う事件に“時代性”を込めるというのがあります」と語っています。これを読んだとき、けっこう不安になったんです。何しろあのフジテレビですので、またぞろ適当に流行りモノに便乗するだけの安っぽい原作改変で「ファン激怒!」みたいなことになるんじゃないのーと。  あくまで印象ですけど、確かに1話目の痴漢えん罪をめぐる女同士の嫉妬のもつれにしても、今回の喪女の悲恋にしても、現代を感じさせるものではありました。でも、適当に乗っかってる感じがしないんです。  むしろ、脚本家の女性たちが「今、これなら深く掘れる」「今の私なら、こういう事件にリアリティを持たせることができる」といった感じの、まずは“当事者性”ありきでの“時代性”に見える。あくまでそう見えるという印象でしかないんですが、作家の当事者性が投影された作品というのはクオリティ云々の前に、迫ってくるものがあるよね、という話です。  逆に、当事者性なくこれだけ腰の入った脚本が作れるライターがいるなら、それはそれで業界の未来は明るいと思いますし。  それにしても視聴率、ねえ……。 (文=どらまっ子AKIちゃん)

衆院選より村田諒太! フジテレビが“選挙報道バトル”のリングから逃亡で「ニンマリ」のワケ

衆院選より村田諒太! フジテレビが選挙報道バトルのリングから逃亡で「ニンマリ」のワケの画像1
フジテレビ オフィシャルサイトより
 日本中が固唾を呑んで見守る10月22日の総選挙。その開票が行われる時間、なんとフジテレビは『村田諒太VSエンダム』のボクシングWBA世界ミドル級タイトルマッチを生中継するという。他局のプロデューサーも、これには驚きを隠せない。 「フジは『ボクシングも選挙の結果も気になる視聴者の皆さまの期待にお応えします』と自信をのぞかせていますが、あくまで画面のメインはボクシングで、選挙は“L字”のおまけ扱い。前々から決まっていた試合とはいえ、放送時間をズラすしたりワイプで扱うこともできたはず。そもそもテレビ局にとって、総選挙の開票時にスポーツ中継をするのは禁じ手です。他局が選挙報道一色になる中、独自の番組を放送するのはテレビ東京の手法ですが、テレ東は“ローカル局”ですから、それも許された。しかし、キー局のフジがそのプライドをかなぐり捨てて視聴率を欲しがる姿には、“ここまで苦しいのか”と、同業者として同情してしまいます」  実際、村田VSエンダムの試合は、前回疑惑の判定で物言いがついた因縁の試合だけに、かなりの視聴率が期待できそうではある。 「村田はロンドン五輪の金メダリスト、しかも負ければ引退は確実ですから、視聴率2ケタは堅いでしょうね。もしボクシング中継がなければ、おそらくはNHKがトップを独走、さらに選挙報道では『無双』の池上彰氏を擁するテレ東が続き、フジはよくて6~7%だったでしょうから、同局の幹部や営業マンたちはニンマリでしょう。それでも日本テレビは『行列のできる法律相談所』や『世界の果てまでイッテQ!』というドル箱を、TBSも初回視聴率14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好スタートを切ったドラマ『陸王』を休止させて、選挙報道に全力投球していますから、フジは報道メディアとしての気概がないと受け止められても仕方ないでしょう」(同) “報道バトル”のリングに上がることなく、逃亡を選んだフジ。スポーツも選挙もWノックダウンとならなければよいが……。

もはや需要なし? 背水の陣の井上真央主演ドラマ『明日の約束』は爆死スタート!

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フジテレビ系『明日の約束』番組サイトより
 井上真央が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ『明日の約束』(火曜午後9時~)の初回が17日に放送され、視聴率は8.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で2ケタに届かず、爆死スタートとなった。  2015年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』で主演に抜擢を受けた井上だが、視聴率は歴代ワーストタイの12.0%と低調だった。その後、所属事務所をセブンス・アヴェニューからアン・ヌフに移し、まさに背水の陣での2年ぶりのドラマ出演となったが、残念ながら初回の視聴率は振るわなかった。 『明日の約束』は、高校のスクールカウンセラーである主人公の藍沢日向(井上)に、告白をしてきた男子生徒が不可解な死を遂げてしまう。原因究明をする中で、“毒親”による過干渉、不穏な交友関係が明らかになり立ちはだかる。それでも、日向があらゆる問題に向き合っていくヒューマンミステリーだ。 「ネット上では、ドラマを見た視聴者の多くが、『テーマが重い』と感じたようで、番組途中で脱落してしまった人も少なくないようです。仲間由紀恵、及川光博、工藤阿須加といった、そこそこ豪華なメンバーが脇を固めているだけに、それを生かせず、もったいない気がします。ドラマのテーマ的に、劇的に視聴率を上げることは難しいでしょうし、今後も苦戦が予想されそうです」(テレビ誌関係者)  かつては、『花より男子』シリーズ(TBS系/05年、07年)や、『ファースト・キス』(フジテレビ系/07年)といったヒット作に恵まれた井上。ヒロインを務めた11年前期のNHK連続ドラマ小説『おひさま』も平均18.8%と、まずまずだったが、『花燃ゆ』の惨敗で後がなくなってしまった。 『明日の約束』がこの先も低空飛行を続けるようなら、井上の業界内での評価は暴落することは必至。今後巻き返しを図って、それだけは、なんとか回避したいところだろう。 (文=田中七男)