リリー・フランキー、橋本愛が宇宙人として覚醒!? 三島由紀夫のSF小説『美しい星』を映像翻訳化!!

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お天気キャスターの大杉重一郎(リリー・フランキー)は火星人として目覚め、テレビのお天気コーナーで人類の危機を訴える。
 天才の考えていることは、よく分からない。自伝的小説『仮面の告白』を24歳のときに執筆し、若くして成功を収めた三島由紀夫は、やりたいことをやり、書きたいことを書き、そして市ヶ谷の自衛隊駐屯地で割腹自殺を遂げ、45年間の生涯の幕を閉じた。ノーベル文学賞の候補に挙げられる一方、自衛隊の演習機に乗って子どものようにはしゃぐ童心を持ち合わせていた。空飛ぶ円盤の観測にハマっていた時期もあり、そんな天才作家・三島由紀夫が唯一のSF小説として発表したのが『美しい星』だった。コメディなのか、マジなのか、判別できない奇妙な味わいのある1冊である。  三島文学を語る際にスルーされることの多い『美しい星』だが、1980年代に入って、鹿児島から上京してきたひとりの青年がその奇妙さに魅了される。大学で映画サークルに所属していたその青年は卒業後、CMディレクターとしてキャリアを積み、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(07)で監督デビューを果たし、『桐島、部活やめるってよ』(12)、『紙の月』(14)とヒット作を連発するようになった。吉田大八監督である。原作小説を読んでから30年、吉田大八監督は念願の『美しい星』を映画化した。  凡人がぼんやり読むと、ぽか~んとしてしまいかねない原作小説『美しい星』を三島由紀夫が書いたのは1962年。キューバ危機が起き、米国とソ連との間で核戦争が起きるかどうかという一触即発状態にあった時代だ。核ミサイル攻撃で、人類が滅亡する過程をシミュレートしてみせた東宝特撮映画『世界大戦争』(61)なども当時は公開されている。人類は自分たちの手で破滅を招いてしまうかもしれない。そんなキナ臭い世相を、三島由紀夫は“宇宙人”という視点からユーモラスかつシニカルに描いている。  吉田大八監督によって現代に舞台を移し替えた映画『美しい星』はこんなストーリーだ。都内でのほほんと暮らす大杉家だったが、ある日、自分たちは宇宙人であることに突然目覚める。最初に目覚めたのは、まるで当たらないと評判のお天気キャスターの重一郎(リリー・フランキー)。アシスタントの女の子とゲス不倫で忙しかった重一郎だったが、真夜中にUFOと遭遇したことから自分は“火星人”だと自覚するようになる。大学卒業後はフリーターをしていた長男の一雄(亀梨和也)は“水星人”として目覚め、国会議員秘書の黒木(佐々木蔵之介)のもとで働くようになる。長女の暁子(橋本愛)は“金星人”、母・伊余子(中嶋朋子)は“地球人”として目覚める。かくして覚醒を遂げた大杉家の人々は、民族・国家・企業レベルで争いを続ける人類をそれぞれのアプローチ方法で救済しようと奔走する。
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娘の暁子(橋本愛)は金星人として覚醒。おかしなポージングで、金星から飛来してきたUFOとコンタクトをとり始める。
 お天気キャスターである重一郎は、ニュースショーのお天気コーナーで人類滅亡の危機を訴えるヤバいおじさんとなっていく。娘の暁子は金星人を自称するストリートミュージシャンの若宮(若葉竜也)と出会い、手も握らずに処女懐妊するはめに。世間一般から見れば、大杉家の人々はみんなイカレポンチである。テレビの生放送中、重一郎はUFOを呼び出そうと奇妙奇天烈なポージングをとるが、彼が懸命にポージングすればするほど、ドン・キホーテのようなおかしみと誰からも理解されない哀しみとが彼の頭上に降り注いでいく。人類が滅亡に近づいているのは間違いないのに。  と、ここまでは頭のおかしな残念な一家を主人公にしたブラックコメディなわけだが、吉田大八監督は本作を様々な解釈が可能なドラマへと仕立てみせた。重一郎は重い病に冒されていることが後半わかるが、地球人としての肉体は滅びても、自分の使命を全力でまっとうしたことから魂は宇宙レベルで救済されることになる。重一郎役のリリー・フランキーは、かつて過激アニメ『サウスパーク』でイエス・キリストを演じていたことを思い出させる。長い間、自分の美しさをうまく受け入れることができずに悩んでいた暁子だったが、金星人として目覚めたことから「美しさとは強さである」と気づき、入院中の父・重一郎に本当の病名を告げる勇気を持つ。このときの橋本愛は、サイコーに美しい。それまでバラバラだった大杉家は、本当の家族として覚醒を果たす。
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大物代議士の秘書をつとめる黒木(佐々木蔵之介)は、伊余子(中嶋朋子)だけでなく大杉家全員の行動を掌握していた。
 吉田大八監督は今の映画界において、とても希有な存在だ。代表作である『桐島、部活やめるってよ』を例にすると、彼の描く世界は何層ものレイヤー状に分かれており、どのレイヤーから眺めるかによって世界はまったく別物に映る──という独特の視点で映画を撮り続けていることが分かる。実話をベースにした『クヒオ大佐』(09)の結婚詐欺師(堺雅人)は女たちを騙し、女たちはそれを幸せとして受け入れた。『紙の月』の真面目な銀行員(宮沢りえ)は破滅の道を走りながら、生の輝きを放った。今にも底が抜け落ちそうな不安定な世界で、それぞれの作品の登場キャラクターたちは自分たちなりの幸せを手に入れようと苦闘する。吉田大八監督が描く世界は、とても美しく、そしてそれと同じくらい残酷である。  天才作家・三島由紀夫が書き記した異色小説が、吉田大八監督という素晴しい映像翻訳家の手によって、味わい深い現代ドラマとして蘇った。実相寺昭雄監督&金城哲夫脚本による『ウルトラセブン』(67~68年、TBS系)の名エピソード「狙われた街」で、メトロン星人とモロボシ・ダン(ウルトラセブン)がちゃぶ台を挟んで人類の存亡について討論するシーンを少年時代に見たときと同じような驚き、センス・オブ・ワンダーが映画版『美しい星』にも感じられる。 (文=長野辰次)
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『美しい星』 原作/三島由紀夫 脚本/吉田大八、甲斐聖太郎 監督/吉田大八  出演/リリー・フランキー、亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子、羽場裕一、春日純一、友利恵、若葉竜也、坂口辰平、藤原季節、赤間麻里子、武藤心平、川島潤哉、板橋駿谷、佐々木蔵之介 配給/ギャガ 5月26日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国ロードショー (c)2017「美しい星」製作委員会 http://gaga.ne.jp/hoshi

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学生カップルのキス現場を盗撮して晒し者に! 中国でトンデモ懲罰が横行中

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山東外語職業学院では、学生の“野蛮行為”が晒された
 日本では、学校の行きすぎた懲罰は厳しく非難されるが、中国では校則に違反した学生には、プライバシー度外視の懲罰が待っている。  5月14日、山東外語職業学院の構内に、「不文明行為曝光台(野蛮行為暴露所)」と赤字でデカデカと書かれた掲示板が登場した。  そこには、“問題アリ”と認定された学生らの写真が掲示され、晒し者にされている。飲酒、喫煙といった行為はまだ理解できるが、カップルが抱き合ったりキスしている写真まで含まれているのだ。しかも、明らかに盗撮である。
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中には、カップルがキスしたり抱き合っている写真も。まるで投稿写真である
「網易新聞」(同18日付)などによると、同学院の学生規律違反処分条例第13条には「校内では、抱擁、接吻、肩を抱く行為は許されず、背いた場合は警告を受け、しかるべき処分が下される」と規定されているという。その処分が、公開処刑ということなのだろうか……。  ネットでは「カップルが仲良くすることは“不文明”で、盗撮は“文明”だっていうのか」「山外(山東外語職業学院)に入ったら、人生終わりだな」などの批判が書き込まれたが、意外なのは、「学校は勉強をする場所だが、一部の学生は自制心を知らない。懲罰を与えるのは当然だ」などと学校側を擁護する意見も少なくなかったことだ。
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雨の中、校庭に立ち続けた女子生徒たち。学食のおばちゃんがやめるよう説得するも、応じない
 一方、山東省の中学校では、大雨の中、女子生徒8名が罰として自ら進んで校庭に立っている画像がネット上に投稿され、話題になっている。「万家資訊」(同18日付)などによると、彼女たちは昼休み中、宿舎でおしゃべりをしていたところ、見回りの先生に見つかり、お咎めを受けた。昼休みに話をすることが許されないとはまるで刑務所だが、校則で禁止されているという。  彼女たちはその校則違反が成績に影響し、さらにはクラスで恥をかくのを恐れ、自らを罰するために校庭に出て行ったのだと、生徒の一人は打ち明ける。やがて雨が降ってきたが、自分たちの反省は十分でないと、立ち続けだのだという。まるで共産主義が好む“自己批判”そのものである。  こうしたトンデモ懲罰が横行する背景について、広東省地方紙の社会部記者は次のように話す。 「身体に直接触れるような体罰は訴訟問題となるリスクが高いため、中国では学生の遅刻や宿題の未提出などに対し、罰金制度を導入する教育現場もあった。しかし、数十元の罰金など厭わない金持ちの学生を懲らしめることはできない。そこで最近では、学生を精神的に追い詰めるような罰則の導入が広がっている」  日本以上に厳しい受験戦争だけでなく、懲罰のストレスにも耐えなければならないとは、中国の学生もラクではない……。 (文=中山介石)

【朗報】白石茉莉奈・戸田真琴が「アナタ」の自宅にやってくる!? 夢のキャンペーン開催!!

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 2013年にSODstarからデビューして以来、歌や演技にバラエティと、AVの枠に捉われない大活躍を見せているママドルのまりりんこと白石茉莉奈ちゃんが今年でデビュー4周年!!
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 そして、2016年に処女のまま青春時代でデビューし、現在はSODstarとして活躍するまこりんこと戸田真琴ちゃんが1周年を迎えました!!  いつもDVDを見ているだけ……ファンだけど出不精でイベントとかにあまり行かない……けど、直接会ってみたい……。  そんなアナタに朗報です!!  おふたりの周年を記念し、今回、SODのショッピングサイトでまりりん・まこりんそれぞれの商品をご購入の方から、抽選でまりりん・まこりんが発売日にDVDをアナタの自宅まで直接届けてくれるキャンペーンを開催いたします!!
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キャンペーン詳細は下記のページでご確認ください。 http://ec.sod.co.jp/special/4th_1th/index.html?utm_source=20170518&utm_medium=lp&utm_campaign=saizo  こんなチャンスは二度とない!? この機会に、まりりん・まこりんに会っちゃいましょう!! 白石茉莉奈Twitter @shiraishimarina 戸田真琴Twitter @toda_makoto

韓国は“児童虐待共和国”? 赴任2カ月で22件の虐待事件を起こした鬼畜保育士は、氷山の一角か

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イメージ画像(Thinkstockより)
 昨今、児童虐待のニュースが報じられることが少なくないが、韓国でも社会問題となっている。  ソウルのある保育園では、今年3月に赴任したばかりの保育士が、わずか2カ月の間に22件もの児童虐待事件を起こした。保護者の通報を受けて警察が設置した園内の監視カメラには、遊んでいる園児たちの顔を、嘔吐物を拭いた雑巾で思い切り叩いたり、園児を押し倒し、馬乗りになって首を絞めたりする様子が写っていた。  また最近は、2013年に起きた児童虐待事件の判決についても大きく報じられている。この事件は、忠清北道(チュンチョンプクト)の孤児院で保育士が子どもたちに体罰を加えたり、無理やり生ニンニクを食べさせたりしていたもので、園内に作られた1.5坪ほどの独房に1週間閉じ込められた子どももいたという。判決では、保育士個人だけでなく、施設全体の責任も認められ、物議を醸している。  この事件について韓国ネット民は「孤児院じゃなくて監獄だ」「児童教育の基礎知識がないんじゃないか。軍人出身か?」「国がもっと徹底的に管理しなければならない」などと批判している。  このほかにも、革ベルトで叩いたり尿を飲ませるなどの虐待が各地で頻発しており、地方紙「江原日報」は、これらの事件を羅列しながら「韓国は“虐待共和国”だというのか?」と報道している。児童保護専門機関の調査によると、2016年度の児童虐待の通報は2万9,669件、実際に虐待が確認されたものは1万8,573件に上る。そのうち虐待の加害者は80.7%が父母、4.3%が親族と、近親者が多い。  釜山家庭裁判所は「児童虐待の背景には、劣悪な経済状況により、子どもたちを満足に育てられない事情もある」と分析している。失業者が135万人を超える韓国の経済事情も少なからず影響しているようだ。  政府は「児童福祉法」を制定・試行し、警察も「虐待専担警察官」を全国に1,000人以上配置して対策に乗り出しているが、その効果は疑わしい。  最近は人種差別や女性蔑視なども社会問題化しており、韓国が解決すべき問題は山積している。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・ついに「国が潰れそうだ」との声も出た韓国経済の“緊迫感”はどれだけ深刻なのか (http://s-korea.jp/archives/14468?zo) ・「国民が幸せな国」を表す世界ランキング、日本と韓国は何位に入った? (http://s-korea.jp/archives/3653?zo

韓国は“児童虐待共和国”? 赴任2カ月で22件の虐待事件を起こした鬼畜保育士は、氷山の一角か

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 昨今、児童虐待のニュースが報じられることが少なくないが、韓国でも社会問題となっている。  ソウルのある保育園では、今年3月に赴任したばかりの保育士が、わずか2カ月の間に22件もの児童虐待事件を起こした。保護者の通報を受けて警察が設置した園内の監視カメラには、遊んでいる園児たちの顔を、嘔吐物を拭いた雑巾で思い切り叩いたり、園児を押し倒し、馬乗りになって首を絞めたりする様子が写っていた。  また最近は、2013年に起きた児童虐待事件の判決についても大きく報じられている。この事件は、忠清北道(チュンチョンプクト)の孤児院で保育士が子どもたちに体罰を加えたり、無理やり生ニンニクを食べさせたりしていたもので、園内に作られた1.5坪ほどの独房に1週間閉じ込められた子どももいたという。判決では、保育士個人だけでなく、施設全体の責任も認められ、物議を醸している。  この事件について韓国ネット民は「孤児院じゃなくて監獄だ」「児童教育の基礎知識がないんじゃないか。軍人出身か?」「国がもっと徹底的に管理しなければならない」などと批判している。  このほかにも、革ベルトで叩いたり尿を飲ませるなどの虐待が各地で頻発しており、地方紙「江原日報」は、これらの事件を羅列しながら「韓国は“虐待共和国”だというのか?」と報道している。児童保護専門機関の調査によると、2016年度の児童虐待の通報は2万9,669件、実際に虐待が確認されたものは1万8,573件に上る。そのうち虐待の加害者は80.7%が父母、4.3%が親族と、近親者が多い。  釜山家庭裁判所は「児童虐待の背景には、劣悪な経済状況により、子どもたちを満足に育てられない事情もある」と分析している。失業者が135万人を超える韓国の経済事情も少なからず影響しているようだ。  政府は「児童福祉法」を制定・試行し、警察も「虐待専担警察官」を全国に1,000人以上配置して対策に乗り出しているが、その効果は疑わしい。  最近は人種差別や女性蔑視なども社会問題化しており、韓国が解決すべき問題は山積している。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・ついに「国が潰れそうだ」との声も出た韓国経済の“緊迫感”はどれだけ深刻なのか (http://s-korea.jp/archives/14468?zo) ・「国民が幸せな国」を表す世界ランキング、日本と韓国は何位に入った? (http://s-korea.jp/archives/3653?zo

「地下アイドルは、お金が回ってた!」【里咲りさ】社長の“たったひとりからの卒業”宣言

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 元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが、自らカメラマンとしてかわいい声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の48回目! 今回はアイドル・シンガーソングライターで元アイドルグループの運営、現在は社長(!!)という波乱の人生を送る、里咲りささんが来てくれました! ──よろしくお願いします! まさか、こんなに素朴な美少女が社長とは……ついにこの連載に社長が来てしまいましたよ。 里咲 あはは、声優さんの連載なのにすみません! ──里咲さんの経歴は、シンガーソングライター→グループアイドル→グループアイドル運営兼メンバー→アイドル兼社長なんですね。24歳とは思えない人生の密度です。まず、初めの方からうかがっていきたいんですが、シンガーソングライターからアイドル路線に移られたのはなぜだったんでしょう? 里咲 そうですね、初めはシンガーソングライターでギターを持って歌ってたんですけど、「あ、これはもう大きいレーベルから電撃メジャーデビューでもしない限り、お金は回ってこない」ってわかって、紆余曲折あって、気付いたら地下アイドルの育成番組みたいなのに出てたんです。そこで初めてライブハウスに出て、ファンの人と会う機会があったんですよ。そしたらチェキ1枚が500円とか、1,000円とかで売れて……「あれ? ここにはお金が回ってる!」って。 ──(爆笑)! すごい現実的! 路線変更は、良くある「憧れていたアイドルに影響されて~」とかじゃないんですね。 里咲 もちろんハロプロやAKBに憧れたりはしてたんですけど、地下アイドルっていうアンダーグラウンドな音楽文化には、どちらかというと「え、地下アイドル……?」っていうネガティブなイメージを持ってた方なんです。でも、すぐにそのステージに立ったんだから、人生ってわかんないですよね(笑)。 ──アイドルとシンガーソングライターの間には、見えるくらいの壁がありますよね。 里咲 ありますねぇ。シンガーソングライターをやっていたときは、私も含めて「私たちは音楽でみんなに伝えたいんです」って主張でやってる人が多かったんです。けど、人に届けるためにはお金も回していかないといけないですし……。だんだん「私、ここだとちょっとハマらないかも」と思ってきて、地下アイドルのライブに出るようになったんです。初めは「アイドルだからギター弾かない方がいいだろうな」と思って、ファーストから4曲目くらいまではザ・アイドルな曲を出してたんですけど、ある日ライブでギターを弾いてみたら「いいやん!」って反応してくれるお客さんが多くて、「あ、ギター弾いても褒めてくれるんだ! じゃあ、好きな曲書いていいんだね!」って、好きな曲を書けるようになりました。 ──なるほどー。では、グループアイドルに入っていた時期はどうでしたか? 江頭2:50さんが名前をつけた、某家電量販店のアイドルグループでしたよね。 里咲 それが、当時は交通費も自腹で、お客さんの集客もあんまりないグループだったので、ギャラもなく……。チェキを撮ったらそれも運営費になって、さらに家電量販店で働くグループなので、本当にみんな週5~6で働いてるんですよ。 ──えっ、コラボで「今日はメンバーの誰誰が一日店員です」とかじゃなくて? そんなにちゃんと就労してるの? 里咲 そうですよ。一応、時給はもらえてたんですけど、割が悪くって、大元の会社にそもそもいくら払ってるのかを聞いてみたら、明らかに……。そのときに「雇われていたらギャラももらえない。そうだ、雇われるのを辞めよう」と思って、1年で卒業したんです。 ──ブラック企業みたい! 1年で見切りをつけたのは大正解ですよ。私も昔は事務所に入ってグラビアをやってたんですけど、上の方針に従っても全然売れないまま精神を病んだので、「他人の指示で失敗して消耗するのって無駄だな」ってフリーになったんです。けど、4年もかかっちゃった。 里咲 ああ、つらいですよね……。自分でやってダメだったことは勉強になるけど、人に言われてダメだったことは納得できないですよね。自分では「私はもっとこっちが向いてるのに」ってわかるだけに、余計につらいです。 ──そのグループを辞めてからは、どうされたんですか? 里咲 辞めていた大学に戻ろうかと思ったんです。早稲田って、辞めてからも7年くらいはちゃんと申請すれば戻れるんですよ。18歳で入ってすぐに辞めたので、今年がギリギリかなぁ。 ──なんですぐに辞めちゃったんですか? 早稲田を辞めるなんでもったいない! 里咲 中学から生徒会長をやっていて、高校もものすごい進学校だったんです。みんな勉強だけするんです。朝5時に起きて、7時に学校について、夜9時まで学校で自主勉して、帰ってまた2時まで勉強して、土日も模試・模試・模試。だから、あまりに勉強しすぎて、大学に入るときに「このまま大学に入ったらバカになっちゃう!」と思ったんです。勉強的な意味じゃなく、人間的に。だから一回休学して正社員で働いたんですけど、結局は辞めましたねぇ。 ──わざわざ休学して正社員で働いたの? 普通は海外でのんびりとかじゃ……? 里咲 いや、なんか社会に出なきゃいけないと思って……。 ──里咲さんって妙に自立心が強いですよね。実家が極貧だったとか?
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里咲 極貧だった時代と普通だった時代があって、「早く親に楽をさせたい」って気持ちが強いんです。長女だったから、小3くらいから「早く自立したい」と思ってました。 ──ええ!? 私もやや極貧出身の姉妹なんですけど、姉も私も一度も定職についたことないですよ! 偉すぎ!! 里咲 え、ああ……。私は中学を出たら社会人だと思ってました。でも親に「高校まではとりあえず良い学校に行きなさい」って言われて、女子校に入ったんです。それからもずっと「ひとりで生きていかなきゃいけない」と思っていて……そのせいか、人に頼るのが苦手なんですよね。 ──女子校出身だと、思春期に学んでおいた方が確実に人生に有利であろう男性への頼り方や甘え方が壊滅的になりますよね。でも、里咲さんは親父転がしが超うまいと思います。ネットTVで杉作J太郎さんと和気藹々と歓談されてるのを観たんですが、杉作さんと話が弾む若い女子なんて珍しいです。 里咲 確かに昔から年上の男の人には好かれるなぁ。愛読書が『女帝』(倉科遼)だったせいかな。「彩香はいいなぁ、一人で頑張ってて」って。 ──あはは! 家に『女帝』が揃ってる環境に親近感が湧きます。ではでは、里咲さんが運営兼メンバーだったユニット「少女閣下のインターナショナル」での話を聞かせてください! なぜそんなに若いうちに、わざわざアイドルの運営をやろうと思ったんですか? 里咲 最初は作詞作曲がしたくって、裏方をやろうと思っただけなんですよ。まさか自分が女の子を集めてグループをやるなんて思わなかったし、むしろ絶対やりたくなかったくらい。女の子の一番いい時期を預かる責任がとれないし、お金を回せるかどうかもわからなかったし……。けど、気付いたら「一緒にやろう」って言ってた人たちがオーディション募集し始めてて、あれよあれよという間に始まってました。止められなかった。やるしかなくなってやっちゃった感じ。「私も前に出たいかも」と思ってメンバーもやってたんですけど、本当に胃が痛かったですねぇ……。 ──運営兼メンバーだと、メンバー側の心情も運営側の事情もわかるから、板挟みになりそうですね。 里咲 そう、それが特にしんどかったです。メンバーの「こうして欲しい」っていうのもわかるし、運営側の「予算がこうで、そういうオファーは来てない」っていう事情もわかるので、当時は暗かったと思います……。それに、そのグループにギャラが払えなくなったら困るので、自分のソロ活動の他にも普通に営業職について働いてたんですよ。なので、仕事に行って、ライブに行って、家に帰って運営の事務作業して……っていう生活でした。とにかく負担が大きかったです。 ──え? 並行してソロ活動と就職して、その売り上げと給料でグループのメンバーにギャラ払ってたってこと? おかしい、おかしいよ、何かが。 里咲 あはは、メンバーだけじゃなく、スタッフにも、そこからちゃんとお金払ってたんですよ。 ──自転車操業……! 稼げども稼げども、全然貯まらないじゃないですか! 里咲 でもね、そうしているうちに、ソロの方が売り上げが上がってきたんです。それで会社も辞めて、ソロの売り上げのみでグループの赤字を補填できるようになって……しんどかったけど良い経験でもあるので、今思えばやってよかったですよ。 ──恐るべき前向きさ! 某家電グループで搾取されていた分、運営側になると過剰に与えてしまうんですねぇ。ホワイト企業! じゃあ、現在はそのグループも卒業して、お金はジャブジャブですね! 里咲 そうですね(笑)! 今までグループに使ってたソロの売り上げを、そのままソロに還元できるので、できることが多くなりました。ミュージックビデオの製作にもお金をかけられるようになったし、良かったなぁ! ──本当によかったなぁ! ……ちなみに、ソロの売り上げが上がった話の後にアレなんですが、『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で里咲さんの“ぼったくり物販”が話題になりましたね。いったいどんなぼったくり具合なんですか? 里咲 自分のオリジナルのタオルとかTシャツを作ろうと思ったとき、どこも50ロットから~とかなんですよ。だけど、当時の私のお客さんは5人とか10人の話だったので、確実に赤字になっちゃうんです。それで「もっと小ロット生産はないかな~」と思いながら100円ショップで買い物してたら、肌着とタオルが売っていて……「あ、コレじゃん!!」と思って10枚ずつ買って、サインして「1,000円です!」って売ったら、ファンの人が「わぁ、サインと落書きつきだ~!!」って喜んでくれて「あ、欲しいんだ!? アリなんだ、コレ!!」と思って(笑)。 ──(爆笑)! 里咲 そこから芸として進化させて、その場で10秒でサインして「1,000円です!!」みたいな(笑)。 ──1,000円なら、ぜんぜん良心価格じゃないですか! 里咲 そこで1万円とかとっちゃうと叩かれるでしょう。私はチェキも1,000円なので、1,000円が許してもらえる額かなって。 ──計算高いな! でも、私も同じことやりましたよ。アイドルの抱き枕が流行ってる時期に、発注すると大赤字だから安くて大きな布を買って縫って、自分で全身の絵を描いて「等身大抱き枕です」って同じような価格帯で売りさばきました。素人の酷い絵なんだけど、みんな喜んでくれましたよ! 里咲 うわぁ! あはは! それやりたいです! ──アレも今思えばぼったくりだったんだなぁ。でも、ライブアイドルってみんなそんなもんですよね。
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里咲 そうですね。私の場合は、たまたまビートたけしさんのテレビカメラが入ってるときに、ファンの人が「わぁ~そんなペラペラのタオルが1,000円なんてぼったくりだ!」って言っていたから、私も「里咲りさの、ぼったくり物販はじめま~~~す!」って言ってたら定着してしまって……(笑)。でも、たくさん話題にしてもらえて良かったです! あ、CDとかは、たくさんの人に買ってもらいたいのでもっと良心価格ですよ! ──そういえば、そのCDも、今までは自分でCD-Rに焼いて製作していたんですよね。最近ではプレスもリリースされてますが、どっちもやってみて、どうですか? 里咲 プレスはすっごい楽ですね! だって焼かなくていいんですよ? 今まではリリース前の大事なプロモーションの時期に、ずっとCD-R焼いてたんで(笑)。でも、2016年に『売れるまで待てない』ってアルバムをプレスだけで出したときは、なんか自分的にあんまり面白くないというか、物足りなかったです。自分で思ってたよりもCD-Rが好きだったみたい(笑)。 ──私もよく物販は手作りしてたんですけど、だんだん疲れて朦朧としてくると、物販がお金に見えてくるんですよね。「これが1,000円……2,000円……3,000円……」って。 里咲 めっちゃわかります(笑)。フリーでやっているとピンハネされないから、そうなりますよね。お客さんの気持ちがそのまま私に入ってくるので、とってもクリアだと思います。 ──CDと言えば、里咲さんは作詞だけじゃなく作曲もされているんですよね。クオリティが高いし、次々に違うジャンルの曲を歌われるので、てっきりプロに発注してるんだと思ってました。 里咲 うれしいです! 5歳の時から、お父さんと作詞ゲームをしてたんですよ。スピッツの曲をかけながら「どっちが上手な歌詞を書けるか」みたいな。 ──英才教育! 里咲 作詞ノートみたいなものを初めて作ったのも、その時期でした。5、6歳だから字も汚くて、自分にしか読めないんですけどね(笑)。その頃はまだワンフレーズなんですけど、意識して本格的な作詞ノートを作り始めたのは、小学校の中学年か高学年の頃ですね。 ──スタート、早!! 里咲 で、「歌詞を作ったらメロディも作ればいいじゃん」って小6のときに「ウミガメ」って曲を作ったのを覚えています。ピアノとかも習いたかったけど、習えなかったので、ピアニカで。 ──なんとなく貧乏そうでしたもんね(失礼)。何に感銘を受けて「ウミガメ」だったんでしょう? 里咲 もうわかんないです(笑)。それで、中2くらいからギターを始めました。ギターも、最初は買ってもらえなかったので、段ボールで実寸大のギターを作ってコードの練習をしてたんです。そしたらお父さんが本物を買ってくれて。 ──なんて健気な。お父さんも不憫になったのかな……。 里咲 それで弾けるようになって、中2くらいから歌詞だけじゃなく、コードのノートも作るようになって、高校時代も勉強の合間にラジオを聴きながら曲を書いてました。そこから作詞作曲をずっとしています。 ──5歳からカウントすると、作詞歴は19年の超ベテランですね。それに、里咲さんは声質もすごく良いですよね。「カタルカストロ」のウィスパーボイスは最高でした! 里咲 アイドルグループをやっていたとき、私はすごくウィスパーの曲をやりたくて、密かに「今はあんまりこういうの歌いたくないんだよなぁ~」と思っていて(笑)。だから自分で書けばいいやって、書いた1曲目が、その「カタルカストロ」だったんです。 ──なるほど、念願のウィスパーだったんですね。アイドルって元気に声張って歌わされがちですもんねぇ。 里咲 そうですねぇ。ライブも回数を重ねるから喉にも負担がかかるし、「私はこの声で作りたい曲があるんだけどなぁ」と思っていたので、喉を壊したくなかったです。 ──グループにいると大変ですよねぇ。ちなみに、運営から社長になったのは何歳のときだったんですか? 里咲 21歳だったかなぁ。アイドルグループの運営のときに、いろんな人を外注で雇いまくっていたので、みんなが私を「社長」って呼ぶようになって。でも、税務署的には普通の個人事業主なんですよ、八百屋さんみたいな。 ──運営時代にはもう社長だったんですね! 社長としては、どんな苦労がありますか? 里咲 そうですね、いろいろと外注したり、演出で協力してもらったりはするんですけど、基本的には本当に一人でやってるんです。近年は活動の規模も大きくなってきて、テレビ局の収録に行くときも一人なんです。なので、逆にスタッフさんに心配かけちゃったりとか。他のタレントさんはマネジャーさんやレーベルの人と何人かで来るので……。 ──売れてる人って、ちょっとの出番でも「あなたの役割は何なの?」っていう人も引き連れてますもんね。 里咲 そうそう。なので、そういう世界でやっていこうと思ったときに、本当に一人だと、ちょっと楽屋の鍵を持っててもらうにも、ディレクターさんに頼んだりしなくちゃいけないんです。 ──私もよく一人で現場に入って、台本をその辺のスタッフさんに持っててもらったままなくなったりします。 里咲 そうそう! だから、やっぱり活動の規模を大きくするためと、現状で手が回らなくなってきた事務作業のために、誰かに助けて欲しいなぁって。それに、そろそろちょっと他の人の意見が欲しくなってきたんです。 ──と、言いますと? 里咲 今は手探りで始めたものを続けている状態なので、これからもっと続けていくために、相談できる人や会社が欲しいと思い始めたところなんです。なので、自分の会社もやりつつ、どこかのレーベルに委託することを今年は考えたいなぁ、と。今はそのレーベルを決めるために、いろんな会社さんと話しているところなんです。 ──そこもちゃんと見極めないといけないですよね。搾取されない、センスの有無、信頼の置ける……って考えると、だいぶなくなりますよね。 里咲 はい、だいぶなくなりますね……。怖いですね、慎重にやらないと。やっぱり世間からの見え方的にも、自分的にも、「社長をやってる」っていうのは変えたくないし、そこはもう株式会社にして……とか考えつつ。 ──しっかりしているなぁ! 里咲社長は、将来に不安とかはあるんですか?
「地下アイドルは、お金が回ってた!」【里咲りさ】社長のたったひとりからの卒業宣言の画像4
里咲 不安と自信は半々です。もともとのんびりした性格で「なんとかなるでしょ」と思っちゃうタイプなんです。でも一人でやっていると、そんな私を律してくれる人がいないので、いざというときの対策を打てなくなっちゃう。なので、意識的に半分は不安を持つようにしています。 ──おお、なんだか実業家のセミナーを聞いているような気持ちになってきました。音楽以外で、今後チャレンジしてみたいジャンルはありますか? 里咲 うーん、やっぱり、とりあえず音楽で成功を収めたいです。私が作った曲をもっと他の人に歌ってもらいたいので、楽曲提供も増やしていけたらいいな。 ──自分の曲も作って、人の曲も作ったら忙しすぎませんか? 里咲 デモは毎日1曲ずつ作ってるんですよ。 ──1日1曲デモ作り!? 里咲 小・中学校からの習慣なんですよ。学校であったことを曲にするのは日記みたいなもので、今もフレーズを思いついたら、それで一曲書いてみたり。 ──あなたは天才なんですね……? 里咲さんについて行けば食いっぱぐれない気がしてきました、ちょっと事務所に雇ってくださいよ。私も搾取のないホワイト企業で働きたいです。私は今からでもCDーRを焼きますよ。お金だと思って焼きます(真顔)。 里咲 あはは! 会社が大きくなったらお願いします! ──では、最後に、今後の野望を教えてください! 里咲 今、1リリースで3,000枚くらいが限界なんですけど……。 ──3,000枚も売れてんのかい! 里咲 なので、3万枚いきたいんです。今はCDが売れない時代なので、3万枚とかで普通に売れてる人の枚数なんですよ。だから、お茶の間にもちゃんと届く曲を書いて売っていきたいです。 ──そのためにも、一つ大きな力を借りたい、と。 里咲 そうですね。今までは「自分一人でどこまでいけるか」っていうのが楽しかったし、開拓の余地もあったんですけど、もう、自分でやってテレビの仕事も取って、CDを3,000枚売って……けっこう来るとこまで来たんじゃないかと思って。だから、次はメジャーなところでやっていけたらいいな。今はちょうど岐路にいるんだと思います。 ──別に、今のやり方のままでも食べていけるじゃないですか。そこから変化をつけるのは、けっこう勇気がいることですよね。 里咲 現状維持でやっていけるタイプじゃないんです。常に一個上のところに挑戦していきたくて。 ──素敵! 良いレーベルが見つかって、清涼飲料水のCMとかで歌ってください! 今後も応援しています! 里咲 歌いたいですねぇ~。まずは3万枚目指して頑張ります! ありがとうございました! (取材・文=小明/撮影=宍戸留美) ●里咲りさ(さとさき・りさ) 1992年9月25日生まれ。アイドル、シンガーソングライター。愛称はしゃちょー。音楽レーベルフローエンタテイメント代表。女性アイドルグループ「少女閣下のインターナショナル」元運営兼メンバー。音楽ユニット「あ、ピンチ。」企画・プロデュース兼歌唱担当。群馬県出身。155cm。楽曲は自作曲中心で現在までに30曲以上発表し、楽曲提供も行っている。使用楽器はGivson Dove、Fender JazzMaster。 5/29 全国ツアー初日「里咲りさワンマン in 新宿ロフト!」 会場 新宿ロフト 開場19:00 開演19:45 チケット 前売り 2500円+1D (イープラスで販売中) http://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft/63783 9/22 ZeppDiverCityTOKYOワンマンライブ 開場18:00 開演19:00 チケット4800円+1D(イープラスで販売中) ●ししど・るみ 1973年、福岡県生まれ。1990年にアイドルデビュー、18歳でフリーアイドルになり現在まで様々な分野で活動中! フランス、ドイツ等でもライブを行い音楽活動で高い評価を得ている。 【宍戸留美最新情報】 5/29(月)ワンマンライブin仙台 6/3(土)神戸イベント 6/4(日)大阪イベント 6/25(日)中野イベント 6/28(水)下北沢風知空知、ゲスト:姫乃たま 7/4(火)渋谷音楽イベント 7/16(日)藤沢ライブ 7/21(金)ワンマンライブin京都 7/22(土)ワンマンライブin大阪 7/23(日)大阪RunJunライブ 【27周年記念プロジェクト】 モーションギャラリーにてクラウドファンディング開始!石嶋由美子&福田裕彦のゴールデンコンビの楽曲を新たに再録予定!! https://motion-gallery.net/
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東京幻想曲集 発売中! 「地下アイドルは、お金が回ってた!」【里咲りさ】社長のたったひとりからの卒業宣言の画像6
増田賢一氏と25年分の宍戸留美を撮りためた「東京幻想写真集」発売中!! 公式HP: http://rumi-shishido.com/ ブログ: http://lineblog.me/sundaliru/ Twitter: @RumiShishido ●あかり 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。『卑屈の国の格言録』(サイゾー)、『アイドル墜落日記 増量版』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/>シングル「君が笑う、それが僕のしあわせ」発売中。<http://www.cyzo.com/akr/

幼稚園「餃子パーティー」で保護者大荒れ! 変色した餃子の皮はネズミの糞入りだった!?

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園に押しかけ、抗議する保護者たち
 中国陝西省の幼稚園で、数十人の保護者が抗議活動を行い、園側と激しく衝突する事件が起きた。「中国華商網」(5月17日付)によると、抗議の理由は、数日前に幼稚園で開かれた“餃子パーティー”だったという。  このパーティーは、保護者と子どもたちが一緒に餃子作りを楽しむという趣旨で開催されたのだが、参加した複数の保護者によると、園側が提供した餃子の皮は変色し、黒い物体が混ざっていたという。
幼稚園「餃子パーティー」で保護者大荒れ! 変色した餃子の皮はネズミの糞入りだった!?の画像2
園側が提供した餃子の皮。黒い異物が混入していることがわかる
 驚いた保護者が園内の厨房の衛生チェックを行ったところ、清掃された形跡が見られず、床にはネズミの糞のようなものが多数確認できたという。さらに、厨房内にあった割れた卵にはカビが繁殖し、豆を漬けている水は腐っていた。あまりに劣悪な衛生環境に、保護者の1人は「厨房に入った瞬間、悪臭で吐き気がした。本来、子どもが安全に過ごせる場所であるはずなのに、こんな劣悪な環境で作った食事を与えていたのかと思うと許せない。園には給食費も支払っているのに、これでは子どもに毒を食べさせていたのと同じ」と激怒。
幼稚園「餃子パーティー」で保護者大荒れ! 変色した餃子の皮はネズミの糞入りだった!?の画像3
保護者が厨房で発見した卵。すでに腐敗が進み、カビが繁殖していたという
 抗議の話は広まり、地元の教育局と食品薬品監督管理局も動きだした。今後、幼稚園に立ち入り調査を実施する予定だという。  中国の幼稚園や保育園では、保護者が園に押しかけるという事件が多発している。4月17日にも江蘇省の幼稚園で男児6名が担当教諭から顔面を殴られケガを負ったことから保護者が園に押し寄せ、教諭側と衝突する事件が発生している。保護者の勢いに圧倒されたのか、園側は虐待の事実を認め、教諭が逮捕される事態に発展した。  さらに同20日には北京市内の幼稚園で、園児に暴行を働いていた教諭3名が逮捕された。事件発覚のきっかけは、園児数名がケガを負って帰宅したことから、保護者が虐待を疑い、園内の防犯カメラを確認したことだった。カメラには園児を激しく蹴りつける女性教諭3名の姿が映っており、保護者は詰問。教諭たちが虐待を認めると、保護者は教諭たちに殴る蹴るの暴行を加え、警察が出動する事態となった。     中国では資格がないままアルバイト感覚で働く教諭もどきも多く、園内で発生する虐待事件の背景には、こうしたいい加減な経営がまかり通っている現実がある。給食費を徴収しながら園児に劣悪な食事を与えていた今回の幼稚園だが、園長には十分反省してほしいものである。 (文=青山大樹)

幼稚園「餃子パーティー」で保護者大荒れ! 変色した餃子の皮はネズミの糞入りだった!?

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園に押しかけ、抗議する保護者たち
 中国陝西省の幼稚園で、数十人の保護者が抗議活動を行い、園側と激しく衝突する事件が起きた。「中国華商網」(5月17日付)によると、抗議の理由は、数日前に幼稚園で開かれた“餃子パーティー”だったという。  このパーティーは、保護者と子どもたちが一緒に餃子作りを楽しむという趣旨で開催されたのだが、参加した複数の保護者によると、園側が提供した餃子の皮は変色し、黒い物体が混ざっていたという。
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園側が提供した餃子の皮。黒い異物が混入していることがわかる
 驚いた保護者が園内の厨房の衛生チェックを行ったところ、清掃された形跡が見られず、床にはネズミの糞のようなものが多数確認できたという。さらに、厨房内にあった割れた卵にはカビが繁殖し、豆を漬けている水は腐っていた。あまりに劣悪な衛生環境に、保護者の1人は「厨房に入った瞬間、悪臭で吐き気がした。本来、子どもが安全に過ごせる場所であるはずなのに、こんな劣悪な環境で作った食事を与えていたのかと思うと許せない。園には給食費も支払っているのに、これでは子どもに毒を食べさせていたのと同じ」と激怒。
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保護者が厨房で発見した卵。すでに腐敗が進み、カビが繁殖していたという
 抗議の話は広まり、地元の教育局と食品薬品監督管理局も動きだした。今後、幼稚園に立ち入り調査を実施する予定だという。  中国の幼稚園や保育園では、保護者が園に押しかけるという事件が多発している。4月17日にも江蘇省の幼稚園で男児6名が担当教諭から顔面を殴られケガを負ったことから保護者が園に押し寄せ、教諭側と衝突する事件が発生している。保護者の勢いに圧倒されたのか、園側は虐待の事実を認め、教諭が逮捕される事態に発展した。  さらに同20日には北京市内の幼稚園で、園児に暴行を働いていた教諭3名が逮捕された。事件発覚のきっかけは、園児数名がケガを負って帰宅したことから、保護者が虐待を疑い、園内の防犯カメラを確認したことだった。カメラには園児を激しく蹴りつける女性教諭3名の姿が映っており、保護者は詰問。教諭たちが虐待を認めると、保護者は教諭たちに殴る蹴るの暴行を加え、警察が出動する事態となった。     中国では資格がないままアルバイト感覚で働く教諭もどきも多く、園内で発生する虐待事件の背景には、こうしたいい加減な経営がまかり通っている現実がある。給食費を徴収しながら園児に劣悪な食事を与えていた今回の幼稚園だが、園長には十分反省してほしいものである。 (文=青山大樹)

どっかの大統領の髪の毛みたいな、吹けば飛ぶようなあれが乗った国民食『綿あめ乗せラーメン』

どっかの大統領の髪の毛みたいな、吹けば飛ぶようなあれが乗った国民食『綿あめ乗せラーメン』の画像1
 世の中、ラーメンだらけである。繁華街を歩けば右も左も前も後ろもラーメン屋ばかり。テレビを観ても、雑誌の特集も、ラーメンさえ出しておけばOKみたいな雰囲気だと思いやしませんか? そう、OKなんです。  だって、これだけラーメン屋が多いのに、まずいラーメン屋って、あの某店が閉店して以来聞いたことがないくらい安定した美味しい国民食だからです。そんな国民的ラーメンブームの中、大阪で見つけたのがこの店でした。  梅田駅東側のアーケードの商店街を歩いている時見つけたのが黒くて小さなこの看板。そこには不思議な文字が。 「話題の  綿菓子  トッピング  ラーメン  バード  ←」
どっかの大統領の髪の毛みたいな、吹けば飛ぶようなあれが乗った国民食『綿あめ乗せラーメン』の画像2
 綿菓子ってあの綿菓子? 縁日でテキヤの兄ちゃんが、割り箸にくるくる巻きつけてビニールの袋に入れてくれたあの綿あめのこと? それをラーメンにトッピングしてるってことでしょうか。  奥にある看板にも同じ店の名前があり、矢印に従って路地を左に入ると、そこには、一見BARみたいな小洒落た店が。それこそ「綿あめラーメンの店」なのでした。  看板のメニューには潔くラーメンは一種類。トッピングも、煮卵と麺大盛りのみという割り切ったストロングスタイルです。店内は、カウンターのみのBAR風。ラーメンと煮卵の食券を購入してカウンターの止まり木に腰掛け、綿あめラーメンをお願いしました。 「表の看板にあった綿あめトッピングでお願いします」  すると店主(たぶん)が、 「ラーメンには必ず乗りますから大丈夫ですよ」  そう、優しく教えてくれました。綿あめはトッピングというより、定番の「具」ということなのでしょう。  楽しみに待ちながら妄想を広げます。  確か、綿あめラーメンは以前も横浜の日吉で食べたことがあり(記事参照)、軽い甘味が濃い味のスープをまろやかに変え、絶妙なマリアージュという印象だったのだが今回は……。  そろそろかなと、口内によだれが広がり始めた頃、美人店員(店主夫人?)がおもむろに厨房の隅にある綿あめ製造機の前に立つや、美しくセクシーな手元で綿あめをクルクルと巻き始めた。
どっかの大統領の髪の毛みたいな、吹けば飛ぶようなあれが乗った国民食『綿あめ乗せラーメン』の画像3
綿あめが美しい指先でくるくると丸められていく様子が目の前で楽しめた。
 もし子どもの頃、テキヤがいかつい兄ちゃんではなく、こんなセクシーお姉ちゃんだったら、縁日の期間中、毎日通っていたに違ない。その美女が作った真っ白でフワッフワな綿あめが、でっかいおちょこの様な変わった形のどんぶりにトッピングされ、目の前にUFOのごとく着丼したのでした。
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綿あめはそれほど大きくない。
 薄茶色のスープとチラ見えする具の上に乗っかっているのは、ラーメンの湯気がもたらした積乱雲のような、まさしく綿あめだ。カメラを構えて写真を撮る端から、雲の様にどんどん消えて無くなっていくのもリアルな光景だ。それはまるで人の夢のように…。
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カメラを構えていると、見る見る小さくなっていく綿あめの一生は、まるで……。
 儚く消えた白い綿あめが溶けこんだスープをひと口すすると、濃いめの鶏醤油味にほのかな甘みが加わり、口内は唾液で溢れかえり、「もっともっと」とスープを要求してくるのだ。  麺とスープをよく絡めていただくと、程よい甘味で意外性は全く感じられない。ルックス良ければ味もいいと、楽しいラーメンなのでした。  ちなみに店主は、「テレビチャンピオン」のグランプリ優勝者だそうで。きっと美人店員さんは「綿あめグランプリ」のチャンピオンに違いありません。うもうございました。
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東梅田 バード「ラーメン」780円 インパクト ☆☆☆ 味     ☆☆☆ 店     ☆☆☆ (写真・文=よしよし)

週刊文春の「新潮中吊り盗み見問題」を元「週刊現代」名物編集長は、どう見たか?

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「週刊新潮」(5/25号、新潮社)
今週の注目記事・1 「燃える怨恨『アントニオ猪木』独占インタビュー 小池都知事『都民ファーストの会』代表は公金1100万円を横領した!」(「週刊新潮」5/25号) 同・2 「安倍首相がモミ手をする『渡邉恒雄90歳ど迫力』」(「フライデー」6/2号) 同・3 「『文春砲』汚れた銃弾」(「週刊新潮」5/25号) 「新潮VS文春』(「週刊ポスト」6/2号) 同・4 「ドラマ『やすらぎの郷』撮影現場はリアル老人ホーム」(「週刊新潮」5/25号) 同・5 「心配です『海の王子』の給料でやっていけますか」(「週刊現代」6/3号) 同・6 「この夏、『阿波おどり』に中止の危機」(「週刊現代」6/3号) 同・7 「菊川怜 夫穐田誉輝に『第4の婚外子』が発覚」(「週刊文春」5/25号) 同・8 「徹底検証『オプジーボ』は本当に効くのか 青木直美」(「週刊文春」5/25号) 同・9 「いま日本でいちばん信用できる人[ベスト100]」(「週刊現代」6/3号) 同・10 「突然の奇行! 草なぎ剛『子犬と路上座り込み』」(「フライデー」6/2号) 同・11 「アッキーが『いいね!』した“女の敵”」(「週刊新潮」5/25号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  今週はどれもこれも読みごたえのない記事ばかりだ。困ったものだと嘆いてばかりはいられない。  毎度毎度だが、現代とポストの巻頭特集は特にひどい! 現代は「人口8000万人の国ニッポンで起きること」、ポストは「景気“上昇”確率『98・6%』の衝撃 史上最高益ニッポン企業『日経平均3万円』への挑戦」だ。  このまま行くと人口は減り続けて、2050年には4,000万人減り8,000万人になってしまうという内閣府が出した「最悪シナリオ」がある。  そんなことは以前からいわれていることだが、だからどうしなくてはいけないのか、対案や提案を出さなくてはいけないのに、現代は「後戻りのきかない『人口激減時代』に足を踏み入れたことを、そろそろ真剣に受け止めなければ、取り返しがつかなくなる」と結ぶだけ。  おいおい、そんなことを言うために巻頭特集をつくったんかいな? 月刊誌でも、もうちょっと、そうした時代になる前に「これこれこれだけのことはしておかなければ」とか何か言うぞ! 失礼を顧みずに言わせてもらえば、脳のない記事だ。  同じように脳のないのがポスト。日経平均3万円は聞き飽きた。それも、アホトランプが大幅法人税減税をやれたらという前提では、それだけで、無理やないか、そう思うわ。  おまけに「内閣府経済社会総合研究所」によると「最終需要財の在庫率指数も昨年秋ごろから改善していて、先行指標を押し上げている」というが「内閣府」の自画自賛では信用ならないのでは。  まあ、オオカミ少年のように「株価3万円時代が来る」と何とかの一つ覚えで言っていれば、あと30年もするとそうなるかもしれない。ご苦労なこっちゃ。  ということで、今週はスクープと呼べる記事はない。そこで順位なしである。  先週、新潮が安倍官邸御用達のジャーナリスト、山口敬之が「準強姦罪で逮捕寸前」だった過去があることを報じたが、新潮によれば、山口がフェイスブックでこのことについて縷々弁明していたが、それに対して安倍昭恵が「いいね!」を押していると報じている。まだ懲りないようだね、昭恵さん。  フジは産経新聞グループだから、安倍のポチのようなジャーナリストが出るのは致し方ないが、5月18日朝の『とくダネ!』(フジテレビ系)の時事通信・田崎史郎のコメントには開いた口がふさがらなかった。朝日新聞がスクープした以下の記事、 「安倍晋三首相の知人が理事長を務める学校法人『加計(かけ)学園』(岡山市)が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画について、文部科学省が、特区を担当する内閣府から『官邸の最高レベルが言っている』『総理のご意向だと聞いている』などと言われたとする記録を文書にしていたことがわかった」(5月17日付)  これについて田崎は概ねこう言った。 「獣医学部は四国にはない。だが、獣医と文科省が抵抗していた。この文書は麻生が反対しているとあるから、おそらく本物だろう。だが、安倍が加計学園だけを優遇しようとしたことはない。規制緩和を進めている中でこうなった。文書が流失したのは文科省関係者であることは確実。官邸では誰がリークしたのか特定している。その人はちょっと問題があって処分されちゃっているから、逆恨みしているんじゃないか」  官邸の代弁者である。山口もそうだが、こうした人間をテレビに出すフジの神経が、視聴率不振につながっているのだと、私は思う。  さて、フライデーによれば、あの草なぎ剛が、犬を連れて散歩の途中、路上で急に座り込み泣き出したというのだ。草なぎの両足の前で子犬が心配そうに覗き込んでいる。酔っぱらっているのではない。フライデーがたまらずに声をかけると、「散歩を、ハイ」。そういってまたトボトボ歩きだしたそうだ。彼の心が心配だ。  現代の「いま日本でいちばん信用できる人[ベスト100]」という特集にも驚いた。読者1万人にアンケートでも取ったのかと思ったら、わずか16人ぐらいの有識者といわれる人間に聞いただけのようである。それで100人もでっちあげるというのは、まったく納得がいかない。その上、第1位が「ビートたけし」だというのだから開いた口がふさがらない。  その理由が「常に真剣で妥協しない。言いたいことは言う。それで礼儀正しい」(田原総一朗)「知的で鋭い毒を吐く貴重な存在」(楡周平)というのだ。  私は、たけしがテレビに映るとチャンネルをすぐ回してしまうほど、見たくないタレントである。  この男が政治や社会問題に口を出す資格があるのか。そう言ってしまえば、私のような売れない雑文書きが、こんな大タレント様を酷評していいのかという声が聞こえてくるが、彼のそれなりの才能は認めるものの、彼が日本でいちばん信用できる人間などとどうしていえるのだろうか。これだったら、89位の「松本ヒロ」のほうを私は買う。96位の「室井佑月」のほうがなんぼかいい。  こんな安易な順位付けをしてはいけない。これならたけしの次に安倍晋三を入れてもいいのではないか。何しろ一部の極右からは信頼されているのだから。バカバカしくて涙が出てくる企画である。  ところで、バカバカしいといえば、土曜日のボクシングWBA世界ミドル級王座決定戦を見たか?  村田諒太(31)とアッサン・エンダムとの12回戦だったが、誰が見ても圧倒的な村田のパワーがエンダムを圧倒していた。  楽勝だと思われていたが、結局12回までもつれ込み、エンダムのまさかの判定勝ちだった。村田のジムも世界ボクシング協会(WBA)のヒルベルト・メンドーサJr.会長も「おかしい」と怒りをあらわにしていたが、私はそうは思わなかった。  なぜなら、あの程度の相手をKOできなかった村田の詰めの甘さが、まだまだ世界チャンピオンの力はないと世界にわかってしまったからである。村田を大事に育て過ぎた。ようやく必ず勝てる相手を見つけ、いちおう世界王者として売り出し、ラスベガスあたりでこのクラス最強の王者ゲンナディ・ゴロフキンとでもやれば、負けるにしても大きなビジネスになる。  周囲はそう考えていたのだろう。だから、打ち合って万が一のことがないようにして、判定は日本でやるのだから、よほどのことがなければ負けることはない。そう読んでいたのであろう。  だが、パンチ力はないが手数が多いエンダムのほうを、ジャッジたちは優勢と見ていたのである。村田は引退するかもしれない。もし、もう一度立ち直れたら、ゴロフキンへ挑戦して最後の花を咲かせてほしい。そのときはやみくもに打ち合うことだ。村田のパンチが当たれば、ゴロフキンといえども立っていられないかもしれない。それだけのパンチ力を持った村田よ、金メダルのことは忘れて、いちボクサーとして再起せよ!  肺がんなど末期がんに効くといわれる「オプジーボ」という高額な薬がある。1人あたりの治療費は年間3,500万円だったが、今年の前半に半額に引き下げられた。  さまざまながんに効果ありといわれているが、果たして効くのか? 文春でKKR札幌医療センターの磯部宏院長は、「薬剤自体にがんを叩く効果がない分、効かない人には全く効かず、八割近い方は、別の抗がん剤に変えざるを得ないのが現実です」と話している。  だが2割の人には劇的効果があるという。それも、どういう人には効果があるのかわからないというから、悩ましい。だが、がんの治療は日進月歩のようだから、少しでも長生きしてその恩恵にあずかりたいものではあるが。  文春は、新潮の怒りに怯えたか、今週は読むべきものが少ない。やはり『とくダネ!』(フジテレビ)でキャスターを務める菊川怜の結婚相手、穐田誉輝に、婚外子が3人と先週報じたが、実は4人だったと今週報じている。MCの小倉智明は、「これってホント?」って聞けばいいのに。  文春によれば、菊川は婚外子の件も全部知ったうえで結婚したというのだから。  さて、地方新聞というのは、ほかの県では知られていなくても、その県では大変な力を持ち、傘下にテレビ局を入れ、地元の政治家も取り込んでいることが多い。  私が昔よくお付き合いした「北國新聞」(石川県金沢市に本社)もそうだった。部数は少ないがコングロマリット化して、石川県では絶大な力を持っていた。  夏の風物詩「阿波おどり」は徳島の名産品といってもいいくらい、県外でも知られている。  その踊りが、慢性的な赤字体質が改善せず4億3,000万円もの巨額な借金が積み上がり、中止の危機に追い込まれていると現代が報じている。  その元凶ともいうべきが「徳島新聞」だと、市観光局幹部が憤っている。要は、徳島新聞は口は出すがカネは出さず、それどころか阿波おどりを収入源にしているというのだ。  おどりの期間中、鑑賞できる桟敷席が10万席ほどあるのだが、徳島新聞が市の中心部にある人気の席を取ってしまい、それも2~3万枚も持って行ってしまうというのである。  チケットをオープンにして販売したいというと、「おまえはん、何を言うとんぞ! そんなことをしたら徳島におられんようになるぞ」と脅されたそうだ。  こうしたイベントは、地元紙には企業名の入った「名刺広告」というのが入るが、それでも徳島新聞は多大な利益を上げているという。  さらに徳島新聞は、自社の社員をアルバイトと称して阿波おどりに参加させ、日当1万円以上を観光協会に請求するそうだ。  徳島新聞は県内シェア7割を誇る。そうした力を自分たちが甘い汁を吸うために使うのでは、批判されても仕方あるまい。  全国に知られている阿波おどりが、こんなことで中止にでもなったら県の恥だろう。徳島新聞もそうなれば、甘い汁を吸うこともできなくなる。  両者と、県民を交えて、早急に話し合うべきだ。  ところで秋篠宮眞子さん(25)が婚約を発表した。相手は大学時代「湘南江の島 海の王子」にもなったことのあるイケメン・小室圭さん(25)で、ICU時代に知り合い愛をはぐくんできたという。  小室さんのインタビューを見たが、口は堅かったが、あの若さでメディアに怯まず堂々とした受け答えは、大したものだと思った。  眞子さんは、結婚が決まれば、現代によれば1億5,000万円以上の一時金が支払われるという。  皇族出身だから、眞子さんは共働きできない。だから、若い2人の生活はかなり大変ではないかと、現代が老婆心から心配しているが、いいではないか。  若い2人なら、どんなことをしてでも食べていける。眞子さんは、テレビで見る限り優しそうな娘さんだし、小室さんも前途がありそうな青年である。まずはおめでとう!  4月からスタートしたテレビ朝日系の『やすらぎの郷』が注目を集めている。倉本聰(82)が脚本を書き、主人公に石坂浩二(75)、彼を振り回す大女優に、元女房の浅丘ルリ子(76)、石坂の元彼女だった加賀まりこ(73)、五月みどり(77)、野際陽子(81)、八千草薫(86)が出ている。男優は藤竜也(75)、ミッキー・カーチス(78)と、年寄りだらけである。  舞台はテレビ業界に貢献した人間だけが入居できる老人ホーム。私も何度か見てはいるが、テンポが遅く、俳優たちのセリフもスムースではないので、あまり熱心ではないが、平均視聴率は6・3%と、昼の時間帯では大健闘だと新潮が報じている。  だが、いつ何があるかわからないので、看護婦が撮影現場で待機し万全の体制を取っているという。それにセリフが多いと覚えられずにカンニングペーパーを用意したりする老優も多いようだ。  70代、80代の大スターたちが、“ああ、歳を取ったな”と視聴者に言われることを覚悟して、あえて自分をさらけ出す勇気には、確かに俳優魂を感じるが、これは日本の俳優たちがあまりそういうことをしないだけで、海外では大年の大スターが老醜をさらして、見るものに感動を与える映画やドラマは多い。  私の好きな映画に『カルテット! 人生のオペラハウス』(2013)というのがある。ダスティン・ホフマンの初監督作品で、引退した音楽家たちが暮らす老人ホームが舞台である。  これにはイギリスが誇る著名な老アーティストたちが多く出演して名曲を演奏している。役者が音楽家を演じるのでなく音楽家が音楽家を演じる。  ホフマンは、演技経験のない音楽家たちにこう言ったという。「演技は全くしないでいいから、今感じていることをそのまま撮りましょう」。「年をとるとはどういうことか、そのまま見せたかった」そうだ。  この『やすらぎの郷』の欠点は、大俳優たちが自意識を捨てきれていないところだと思う。それがなくなれば、ドラマとしてさらなる広がりが出てくると思うのだが。  さて、先週の月曜日の夜だったと思う。新潮編集部から電話がかってきた。若い女性で、文春が新潮の中吊りを火曜日の午後に不正に入手していた件について、コメントをもらいたいというのである。  3時から友人たちと蕎麦屋で一杯飲んで、6時過ぎにオフィスへ戻ってウトウトしていたこともあるが、彼女が「そんなことが許されるのでしょうか」と息せき切っている訳がよくわからず、校了日の夕方に中吊りを手に入れて、それから取材しても、ろくな記事はできない。それに、私が編集長のときは、ライバル誌の週刊ポストの情報を手に入れようと、あらゆる手を尽くして集めたものだ。週刊誌も一企業と同じだから、ライバルの情報を探るのは当然の「企業努力」ではないか。  そう答えたものだから、当然ながら、新潮の当該の記事に私のコメントは入っていない。  新潮は昨日(水曜日)の夕方、某週刊誌編集長から見せてもらった。「『文春砲』汚れた銃弾」というタイトルもすごいが、巻頭10ページ特集というのにも驚いた。  新潮側の怒りはよく見て取れる。新聞もテレビも、平素文春にしてやられているからか、大騒ぎしている。私はこの記事を2回読み直した。だが、識者といわれる大谷昭宏や佐藤優、中森明夫たちが、「ライバル誌の広告を抜く行為というのは、週刊誌という媒体にとって自殺行為」(大谷)などと非難しているのが、よくわからない。  その理由は後で触れるとして、新潮を見てみよう。新潮が、文春側に情報が洩れているのではないかとの「疑念」を抱いたのは14年9月11号。新潮は朝日新聞の「慰安婦誤報」をめぐって、朝日で連載していた池上彰が「朝日は謝罪すべきだ」と書いた原稿を掲載しないとしたことで、連載引き上げを決めたという記事を掲載し、中吊りにもかなり大きく打った。  この週の文春の中吊りは池上の件には触れていない。だが、新聞広告には「『池上彰』朝日連載中止へ『謝罪すべき』原稿を封殺」のタイトルがあり、「記事中の池上氏のコメントはわずか6行で、急遽差し挟まれたような不自然な印象を読む者に与えるのだ」(新潮)  その上、文春は校了日である火曜日の午後7時57分に「スクープ速報」としてこの記事をネット上にアップしたため、「それは週刊文春のスクープネタとしてまたたくまに拡散されたのだ」(同)。  池上も、新潮の取材に対して、文春から電話があったのは新潮の取材があった後で、校了日の午後5時半だったと話している。文春の新谷学編集長は最近、『「週刊文春」編集長の仕事術』(ダイヤモンド社)という本を出しているが(彼が書いたとは思えないほど読みどころのない本だが)、その中でも、 「池上彰さんのコラムを朝日新聞が掲載拒否した件では、同日発売の週刊新潮も同様の記事を掲載していることがわかったので、校了日である火曜日の夜に『スクープ速報』を配信した」  と書き、その結果、「週刊文春デジタル」の会員が爆発的に増えたとしている。  そのほかにも、文春に中吊りが流れている疑惑があると考えた新潮は、文春側に「不正を止めろ」と通告するのではなく、漏洩ルートを突き止めるための調査を続けた。  新潮が誇る調査力で、漏洩しているのは新聞広告ではなく中吊り広告。新潮の中吊り広告の画像データから、そのPDFファイルがコピーされたのは、週刊文春編集部にあるコピー機であることが判明した。  さらに、漏洩元はどこかを突き止めると、出版取次会社「トーハン」(東京)が、文春の人間に渡していることがわかり、文春の「雑誌営業部兼販売促進チーム」に属する30代の男性が、トーハンの人間から新潮の中吊り広告を受け取り、コンビニでそのコピーを取っているところを「激写」した。動かぬ証拠を手に入れた新潮が、大々的に文春の悪事を特集したというわけである。  新潮に直撃された新谷編集長は、いつもの歯切れの良さはなく、「入手しているかどうかの事実関係も含めて、情報収集活動については一切お答えしていないので」「うーん……。ま、だからさ……(苦笑)。あー。……難しい問題だよな、これな。確かにな……」と要領を得ない。  確かに、佐藤優の言うように「中吊りを見て誌面を作るのは、道徳的に大きな問題が」あるのは間違いない。  だが、先ほども触れたが、週刊誌といえども編集部員の数からして中規模企業ぐらいはある。梶山季之が書いた『黒の試走車』(光文社)ではないが、ライバルが何をやっているのか、どんな情報を持っているのかを探ることは雑誌の浮沈、そこで生活しているフリーの記者、筆者たちの生存に関わるのだから、あらゆる手を尽くして情報を取ることが一方的に悪いといえるのだろうか。  新聞も昔は、抜いた抜かれたで一喜一憂したものである。ここで私が編集長時代の経験を話してみよう。こんなことがあった。ライバルのポストに大物女優のヘアヌード写真集が独占でグラビアに載ることが校了日にわかった。ネタ元は某印刷会社の人間。こういう時のために、その人間とは酒を飲み、ゴルフをやり、親交を深めていた。  ポストも同じ印刷所だった。私は件の印刷所の人間に電話して、その写真集が手に入らないだろうかと頼んだ。何とかしましょうと言ってくれた。  数時間後、写真集が手に入った。だがその時間からグラビアに入れることはできない。写真集の版元との交渉もしなければならない。そこで考えた。活版の自社広告を2ページ落とし、見開きに写真集を開いて見ている(顔は出さない)人間を、後ろから撮った写真を大きく載せる。  キャプションには「○○女優のヘアヌード写真集が凄い話題!」。中吊り広告は間に合わないので、新聞広告を差し替えてもらって、左トップに「これが女優○○のヘアヌード写真集だ!」と特筆大書する。  当時、ライバルだが、ポストの編集長とは気が合ってよく飲んだ。私より少し下で人柄の素晴らしい温厚な人物だった。その週末も、夜、2人で飲んだ。  人の悪い私は、ポストの編集長に「あんたんとこ何かでっかいスクープでもあるんじゃないか?」。彼は「そんなのがあったらいいですけど、ないですよ」ととぼける。  翌週の月曜日、新聞広告を見た彼から怒りの電話がかかってくる。「元木さんひどいじゃないか」。私はこう答える。「怒るのはもっともだけど、こちらも普段から企業努力をしてきて、あんたんとこに大スクープが載るのを黙って見ているわけにはいかないんだよ」。  彼とはしばらく会わなくなるが、そのうちまた銀座の場末のバーで飲むことになる。彼は編集長を辞めて50歳の若さで亡くなってしまった。「ライバルは憎さも憎し懐かしき」である。  文春のやり方に違和感があるのは、自分のところのスクープでもないものを、速報として流してしまうことだろう。それはやってはいけない。  私が現役中に一番腹が立って喧嘩したのは新聞社だった。現代は月曜発売なのに、新聞広告を自分のところで作り、新聞社に渡すのは、記憶では水曜日か木曜日午前中だったと思う。  なぜ、新聞社に事前に情報提供しなくてはいけないのか。新聞社から各方面に情報が流れていることはわかっているのだ。それに、自社の悪口を書かれていないかを見るのは事前検閲にあたる。セックスがだめでSEXがいい根拠を示せ。  現代で、朝日新聞のある「疑惑」をトップでやったら、朝日新聞は何の通告もなしに月曜日の朝刊で、大きく誌面を使って反論記事を載せたことがあった。  芸能人がツーショットを撮られると、雑誌の発売前に会見を開いてしまうのも、新聞広告の情報が流れるからである。  新潮のいうように、フェアにやろうというのはその通りである。それに新潮は文春に部数でだいぶ差をつけられている。  だが、きれいごとだけでは情報戦争を生き抜いていけないことも事実である。新潮社はあまりデジタルに熱心ではないが、情報を取るだけではなく情報を流す方法も考えたほうがいいと思う。  文春が出版取次のトーハンから新潮の中吊りをもらっていた問題は、まだ尾を引きそうである。文春新谷編集長が「情報を不正、不法に入手したり、それをもって記事を書き換えたり、盗用したりした事実は一切ない」とし「他メディアの動向を把握するのは日常的なこと」だと反論している。  新潮側は当然ながら盗人猛々しいと批判している。また、どうして新潮は長年にわたり中吊りを渡していたトーハンの責任を問わないのかという声も多くある。  私は、お行儀はよくないが、他誌の動向を掴むのも取材活動の一環だと思う。文春も、乙武5人不倫や山口敬之の準強姦罪など、新潮の大スクープを載せていないのは、そこまでやってはまずいという判断があったのではないかと、私は思う。  ここは文春側は潔く新潮に詫びて、お互い、火曜日の午後に中吊りを交換することにしたらどうだろうか。それは無理か?  ポストに私のコメントが載っている。そこで、「新潮が怒るのもわからなくはないけど、ほかに追っかけるニュースがあるだろうと。ちなみに新潮に今回の件でコメントを求められたのでそう話したら、ボツになったけどね(笑)」。  次はフライデー。心をへし折っても折れそうにない老獣・ナベツネこと渡辺恒雄読売新聞主筆(90)のお話。  5月15日の「中曾根康弘元首相の98歳の誕生会」で、安倍首相が渡辺に歩み寄り、「『(国会で)読売新聞を熟読してください』って言ったら怒られちゃいました」というと、ドン渡辺が「そんなこと気にすんじゃねえよ」といったそうだ。  全国紙政治部記者によると、このところ安倍首相とは月一ペースで会っていて、安倍が5月3日に出した「憲法9条に第3項を加え、自衛隊を合憲にする」という発言も、ナベツネの意を汲んだものだといわれているそうだ。  仮にも新聞社のトップというのに、安倍とベッタリくっつき、世論をないがしろにして憲法改正をすすめるというのは、どういう神経をしているのか。  読売新聞には、こうした新聞を私物化している人間を批判する人間はいないのか。かつては正力松太郎、務台光男、そして渡辺。新聞を私物化するのは読売新聞の伝統だが、それにしてもひどい新聞だと、思わざるを得ない。  かくして「共謀罪」が、多くの反対を押し切って強行採決されたのである。  ところで文春で阿川佐和子のおばあちゃん(だって63歳だぜ)が、69歳の一般人のおじいちゃんと結婚したと「独占手記」を書いている。  まあ勝手にやりなさい、というしかない。  5月19日付の朝日新聞が、小池百合子・東京都知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」の野田数(かずさ)代表(43)が、公金を横領したとする新潮とアントニオ猪木参院議員に慰謝料などを求める民事訴訟を起こしたと報じていた。  このところ人気下降気味の小池都知事にとっては頭の痛いことであろう。新潮の記事はこうだ。13年に日本維新の会から参院選に立候補して当選した猪木だが、18年ぶりの国政復帰だから、秘書が見つからなかった。  そこへ維新の会の事務局から野田を推薦され政策秘書にした。野田は、小池が保守党時代に秘書を務め、その後市議、09年からは都議を務め、現在は小池の名代として「都フア」の代表を務め、小池からの信頼も厚いという。  なかなかできる男だと、最初、猪木は全幅の信頼をしていたそうだ。だがそのうち、野田が銀座などで派手に飲み歩いているというウワサが耳に入った。そこで内々に調べたら、クラブやキャバクラでかなりの金を使っていることが判明した。  そのほかにも、野田は「文書通信交通滞在費」は月50万円と説明していたのに、まったくの嘘で、実際は月100万円だった。それを猪木名義の別の口座を開設して、そこへ月末に支払われる分が振り込まれるようにしていたという。  そこで出納関係の業務をしていた女性秘書と野田に辞めてくれるよう伝えたそうだ。だが、解雇に納得せず、事務所にあった実印や預金通帳、現金をすべて持ち出し、パソコンのデータもすべて消去してしまったという。  猪木にいわせると横領された金額は4,000万円にも及ぶそうだが、すべてを裁判で立証するのは困難と判断して、1,120万円を横領したと記載して、警視庁に告訴状を出したという。  野田側は、そうした事実もないし、これまで一度も警察や検察から事情聴取はもちろん、連絡を受けたこともないと否定している。  猪木側の弁護士は、告訴状を出してから2年以上になるのに、警察は動かないという。 読む限りは、猪木のほうに理があるように思えるが、このところ都議選を控えて小池バッシングが激しい中で、ある種の「思惑」があっての告発のようにも思える。どちらにしても、裁判で白黒、決着をつけるべきである。  ポストは、件の野田が、5月15日、高級和食屋、座っただけで5万は取られる六本木のクラブ、ショーパブなどを次々飲み歩いている様子をレポートしている。  この豪遊資金はどこから拠出されているのだろうと、野田に質問状を送ると、代理人の弁護士から、野田のポケットマネーから払っているとの答えが返ってきたという。  だが、この御仁、何やら小池のアキレスけんになりそうな気がするが。  文春は、官邸、森元総理、ドン内田側の攻勢が激しい中、小池都知事のインタビューをやっている。そこで小池は、 「都知事選に立候補した昨年七月の状況にすごく似ています。束になって潰しにかかる流れですね。でも、都民セカンドだった人たちに言われたくない。待機児童問題はこれまでにないスピード感でやっています。女性の皆さんはかなり評価をしてくれています」  と、いじめられる小池VS都民をないがしろにする悪党どもという構図を作りたいようだが、今度はそううまくいくか。  文春で連載している元小泉の秘書・飯島勲が都議選を予測している。自民党は50語席を超える。「都ファ」はマックスで47から48議席。公明は13議席で、民進党はゼロか1議席と読んでいる。そうなれば蓮舫は辞任か。次もいないがね。 【巻末付録】  今週は見るべきものはそうない。ポストの「進化するラブドール もはや人間を超えた」というのがいい。こんな人形を抱いてみたいと思わせるほどかわいい。  現代は袋とじで「石田えり」。御年56歳。私が「フライデー」編集長のときに彼女のヘアヌード写真集を作ってバカ売れした。  それから23年ぶり。もちろんヘアヌードはないが、相当鍛えたのであろう、身体に衰えはない。見事だ。  今週は現代の勝ちだな。 (文=元木昌彦)