渡辺謙との離婚を明言しない南果歩が漏らした、「女性自身」と芸能事務所の“癒着”

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 本日1月16日の『とくダネ!』(フジテレビ系)で再びあ然。話題は水戸ご当地アイドルが、運営者からセクハラ&未成年者飲酒の強要を受けたというものだったが、司会の小倉智昭氏が「運営者の能力が高い」といった意味不明のミスリードを繰り返し、セクハラを矮小化、告発者を批判することで、セクハラ告発さえ封じ込めようとしているふうにさえ見えたからだ。小倉は、少し前にゴールデングローブ賞の授賞式で、女優たちがセクハラ抗議のために黒い服装で参加した件に関しても、「女優さんにあんなに胸強調されたら、男の人もたまりませんよね」と発言していた。そのレベルの低さ、認識のなさに、朝からうんざり。

第397回(1/11~1/16発売号より)
1位「南果歩 『縁あって夫婦ですから…』本誌に明かした『妻の矜持』」(「女性自身」1月30日号)
2位「川中美幸 『歌をやめても、倒れようとも…母を全身全霊で見送りたかった』」
同「全国から悲鳴続々! 介護認定『格下げ』地獄が始まった!」(「女性自身」1月30日号)
3位「近藤真彦 『俺もちょっと司会をやりたい』勘違い発言がSMAPファンに総スカン」(「週刊女性」1月30日号)
※「女性セブン」は合併号休み

 渡辺謙の不倫問題がいまだに尾を引いている。その理由の1つに、妻の南果歩が離婚について明言せず、ある意味“思わせぶり”な発言と態度を取り続けていることもある。そのため不倫をスクープした「週刊文春」(文藝春秋)をはじめ、マスコミも“離婚へ向け協議”“泥沼”などと書き立てているが、そんな中、当の南が「女性自身」の直撃に答えている。それも一言ではなく、結構な時間を割いて。

 とはいえ、南はまたものらりくらり。離婚協議についても「先方のこともありますから、この場で詳しくは申し上げられない」とか、「(夫を)仕事に集中させてあげたい」とか、「私も、彼の仕事には協力したいと思っているんです」とか。

 もちろん、夫婦のことなので、外から真相などわかるはずもないし、当人たちもまだ結論を出していないかもしれない。だが、そんな直撃の中で、南は大変面白いコメントを残しているのだ。

「『女性自身』さんにはお世話になっていますから、もっとお話ししたいのですが、申し訳ありませんね」

 「女性自身」にお世話になった――。もちろんそこにはマスコミに対する気配りもあるかもしれない。“一流芸能人”の戦略もあるかもしれない。しかし、どうしても頭をよぎるのが昨年の不倫騒動勃発の後、「自身」が掲載したある芸能界の大物コメントとの関係だ。

 「自身」は昨年4月、夫の不倫にもかかわらず、逆に夫婦愛が深まり、その絆を強調する記事を掲載している。そして、その記事には“芸能界のドン”バーニングプロダクション・周防郁雄社長の盟友でもある、渡辺が所属する事務所ケイダッシュの川村龍夫会長のコメントを掲載したのだ。それは「離婚の可能性はゼロですよ」「まず果歩さんに謝ることでしょうね」といったものだったが、表舞台に滅多に姿を現さない川村会長がコメントを出すなど、非常に異例なことだった。

 その背景には、以前から所属事務所と“不協和音”が囁かれていた渡辺に、不倫を機にお灸を据え、かつ不倫騒動を収めて、その影響力を渡辺に再認識させるという意味があったようだが、ここでもう1つ明らかになったのが「自身」とケイダッシュとの“関係”だった。つまり絶大な影響力を持つ大手事務所が「自身」を選んだ、ということだ。

 そう考えると、確かに南も「『女性自身』にお世話になった」し、「いろいろ気を使ってくださってありがとう」といったところか。

 でも、そんな南の“お世話”コメントを嬉々として掲載しちゃう「自身」って……。これが、日本の芸能事務所と芸能マスコミの癒着の心理的実態なのか。

 演歌歌手の川中美幸が、実母の介護について語っている。川中は3年間に渡り実母(要介護3から最後は5に)を自宅で介護した。最後の1年半は事務所を辞め、ほぼ寝たきりの実母の介護に専念したが、川中も還暦直前。要するに “老老介護”だ。介護離職、老老介護など、現在少子高齢化の日本が直面する切実な問題がそこには詰まっていて、同時にいろいろと考えさせられるインタビューでもあった。

 医師からは施設に入る方法もあると言われたが、仕事をセーブしてでもデビュー以来自分を支えてくれた母親を自宅で介護したかったという川中。そしてぎっくり腰になっても、お風呂にゆっくり浸かる時間さえない壮絶な介護生活—――。

 だが、これはある意味、川中ならではの“現実”であって、一般のそれではない。仕事をセーブしてでも経済的にやっていけた川中。時には十数年という介護生活をする人もいるが、そうではなかった川中。介護が終われば仕事に復帰できる川中。そして気になるのが、こうした体験談が“在宅介護”をあまりに美化し、それを強要してしまうのではとの危惧だ。

 もちろんこうした著名人の体験を広く伝えることには意味もあるだろう。だがそれが単なる美談で終わっては、と思ったら、さすが「自身」。川中記事の後ろにさらなる問題提起の特集が。それが介護認定引き下げ問題に対するレポートだ。

 現在全国で、介護認定更新の審査が厳しくなり、要介護3から2へと格下げされるようなケースが相次いでいるという。さらに今年4月からは「改正介護保険法」が施行され、現実に即していない格下げに拍車がかかると指摘される。その理由は政府が推し進める、介護保険給付金の抑制――。

 高齢化社会、そして誰にでも訪れる介護問題を考える上で、2段仕立てで読んでほしい介護関連の問題提起記事だ。

 司会をやりたい! 近藤真彦が1月6日の音楽番組でこう発言し、ジャニーズファンが激怒しているらしい。なぜかといえば、ジャニーズの司会やバラエティ進出はSMAPが先達者だから。ついでにいえば、SMAP生みの親の飯島三智氏の手腕、功績だから。しかしマッチは、飯島氏を追い出し、SMAPを解散に追い込んだメリー喜多川副社長の“秘蔵っ子”(年は関係ない)。確かにお怒り、もっともです。それにしてもマッチ、現代のジャニーズファンに何かと不評のようで……。

宮沢りえとV6・森田剛の交際順調ぶりを伝える「女性自身」「女性セブン」の“不自然”さ

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 久々に楽しみにしている大河ドラマ『西郷どん』(NHK)。なんといっても林真理子(原作)・中園ミホ(脚本)だ。初回を見て期待どおり。次回以降も楽しみだが、松坂慶子と風間杜夫が夫婦役で、平田満も加わっているのを見るうち、頭の中で「蒲田行進曲」が流れてきた。

第396回(12/21~1/9発売号より)
1位「宮沢りえ V6森田剛と誓った未来――『左手薬指約束の指輪』&『堂々の大人キス』!」(「女性自身」1月16・23日合併号)
同「森田剛 宮沢りえ 年越し鍋の具材はどうする?」(「女性セブン」1月18・25日合併号)
参照「2018話題の芸能人カップルはこうなる!!」(「週刊女性」1月16・23日合併号)
2位「有働由美子アナ 夢と涙を繰り返し『今、朝の顔を降りる』理由」(「女性セブン」1月18・25日合併号)
3位「上原多香子 独占直撃撮 彼氏が周囲に漏らす結婚への高いカベ」(「週刊女性」1月16・23日合併号)

 昨年クリスマス、“フライング結婚”発表をしたV6・岡田准一と宮崎あおいだが、それに続くジャニーズの結婚は、やはりこのカップルのようだ。そう、V6・森田剛と宮沢りえだ。

 まず2人のラブラブ近況を大々的に報じたのが「女性自身」。昨年末、2人は都内のゴルフ練習場で変装もせずに堂々デート。しかもすごいのが、「自身」が掲載している写真の数々だ。

 練習ブースでドライバーを持った森田と楽しそうに笑うりえ(その1)。さらにショットを打ち終えた森田と、それをスマホで写すりえを捉えた正面写真(その2)。極め付きとして、個室のソファで2人がキスをしているシーン(その3)まで収められているのだ。

 凄腕、「自身」。いやいや、そうじゃないだろう。だって、(その2)の練習ブース正面から撮られた写真はどうやったの? 2人は個室(その3)へ通されたらしいが、そんな場所に簡単にカメラマンは入れるのか? いくら堂々デートとはいえ有名芸能人カップルが、誰か人が近くにいるのに外から丸見えの部屋でキスするか? これが「フライデー」(講談社)や「週刊文春」(文藝春秋)だったら頷けるが、しかし「自身」か――。

 まあ、2人は事務所公認というやつなのだろう。かつて森田がAV女優だった美雪ありすと付き合っていた時は、事務所は猛反対したらしいが、権威主義というかゲンキンというか。さらに仲良しメディアもそれに加担し、後押しするという構図が浮かぶ。

 実際、これまたジャニーズ仲良し雑誌の「女性セブン」も、同じく2人のラブラブぶりを報じている。「セブン」ではやはり昨年の大みそか、森田とりえ、そしてりえの娘が、またしても変装せず都心のスーパーでお買い物をする様子を伝えていて、記事には森田とりえの娘がいかに仲睦まじいかが強調され、“なんの障害もない”交際順調ぶりがアピールされている。

 もう、決まりって感じ? 早速、「東スポ」あたりが、2月20日の森田の誕生日にゴールイン! なんて記事を出しているが、日程はどうであれ、そんな流れなんだろうな。

 ちなみにジャニーズとは仲良しじゃない「週刊女性」も2人のことを記事にしていた。こちらも2人は幸せになれそうだが、しかし、りえに「別の恋の相手が出現する可能性も」だって。あっ、こっちはタロット占い記事だった――。

 1月1日、スポーツ各紙が報じたNHK・有働由美子アナの『あさイチ』降板。ネットでは“辞めないで”コールも巻き起こり、あらためてその人気ぶりを見せつけたが、問題はその理由だ。スポーツ紙では早朝の『あさイチ』のほかに担当番組やナレーションもあり多忙すぎる、年齢的にも“そろそろ自分の時間がほしい”などと報じられているが、それは「セブン」記事でも同様だった。加えて「この先50才を過ぎて女ひとりで生きていくことを真剣に考えたんじゃないでしょうか」「いつまでも現場にいることで、若いアナウンサーの活躍の場を奪ってしまっているという考えもあった」「管理職として局に貢献していく」など、降板に対する有働アナの前向きさが紹介される。

 確かに有働アナは、アナウンサーとしてだけでなく、局内の政治力も抜群だ。これまで何度も男性スキャンダルが浮上し、また独立説も取りざたされたが、歴代の会長から寵愛を受け、NHK内で出世街道をひた走ってきた人物でもある。“初の女性会長”も夢ではないとまで囁かれてもいるのだ。女性として、またNHKのためにも是非実現してほしいと願う。しかし、「セブン」の記事には、『あさイチ』降板とは全く別のある驚きのエピソードが紹介されていたのだ。

 それが昨年末、都内の料理店で有働アナと脚本家の三谷幸喜が2人きりで4時間にわたり食事をしていたということだ。いやいや、有働アナと三谷は仕事でしょ。三谷脚本の『真田丸』で、有働アナはナレーションを担当していたしね。ない、ない。素直に考えればそう思う。しかし記事には食事後の2人の怪しすぎるこんな行動が描かれているのだ。

「4時間ほど食事を楽しむと、有働アナは店の正面玄関から、男性(三谷)は裏口から、わざわざ時間をずらして警戒した様子で店を後にした」

 怪しい。なぜそんなに警戒する必要があるのか。しかし「セブン」は2人の関係を「よほど信頼関係があるんでしょう」などと、1つの突っ込みもなくスルーしているのだ。女性週刊誌としてもありえないだろう。そもそも2人が食事したこの時期、有働の『あさイチ』降板も明らかになっていない。なのに、なぜ「セブン」は有働アナを、もしくは三谷を張っていた? 偶然?

 2人の関係も怪しいが、「セブン」記事もかなり怪しい。

 元夫の自殺の原因が、自身の不倫だったことが明らかになった元SPEEDの上原多香子。騒動のため、事務所からの給与もほぼゼロなどと伝えられ、高級マンションからの引っ越しも余儀なくされた。現在恋人で演出家のコウカズヤと同棲しているが、収入格差もあり結婚は難しい。って、そんなわかりきった記事を新年号でトップにする「週女」。さらに2人を直撃までしている。すごい弱い者いじめ感のある記事。女性が不倫すると、ここまでやられる。

宮沢りえとV6・森田剛の交際順調ぶりを伝える「女性自身」「女性セブン」の“不自然”さ

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 久々に楽しみにしている大河ドラマ『西郷どん』(NHK)。なんといっても林真理子(原作)・中園ミホ(脚本)だ。初回を見て期待どおり。次回以降も楽しみだが、松坂慶子と風間杜夫が夫婦役で、平田満も加わっているのを見るうち、頭の中で「蒲田行進曲」が流れてきた。

第396回(12/21~1/9発売号より)
1位「宮沢りえ V6森田剛と誓った未来――『左手薬指約束の指輪』&『堂々の大人キス』!」(「女性自身」1月16・23日合併号)
同「森田剛 宮沢りえ 年越し鍋の具材はどうする?」(「女性セブン」1月18・25日合併号)
参照「2018話題の芸能人カップルはこうなる!!」(「週刊女性」1月16・23日合併号)
2位「有働由美子アナ 夢と涙を繰り返し『今、朝の顔を降りる』理由」(「女性セブン」1月18・25日合併号)
3位「上原多香子 独占直撃撮 彼氏が周囲に漏らす結婚への高いカベ」(「週刊女性」1月16・23日合併号)

 昨年クリスマス、“フライング結婚”発表をしたV6・岡田准一と宮崎あおいだが、それに続くジャニーズの結婚は、やはりこのカップルのようだ。そう、V6・森田剛と宮沢りえだ。

 まず2人のラブラブ近況を大々的に報じたのが「女性自身」。昨年末、2人は都内のゴルフ練習場で変装もせずに堂々デート。しかもすごいのが、「自身」が掲載している写真の数々だ。

 練習ブースでドライバーを持った森田と楽しそうに笑うりえ(その1)。さらにショットを打ち終えた森田と、それをスマホで写すりえを捉えた正面写真(その2)。極め付きとして、個室のソファで2人がキスをしているシーン(その3)まで収められているのだ。

 凄腕、「自身」。いやいや、そうじゃないだろう。だって、(その2)の練習ブース正面から撮られた写真はどうやったの? 2人は個室(その3)へ通されたらしいが、そんな場所に簡単にカメラマンは入れるのか? いくら堂々デートとはいえ有名芸能人カップルが、誰か人が近くにいるのに外から丸見えの部屋でキスするか? これが「フライデー」(講談社)や「週刊文春」(文藝春秋)だったら頷けるが、しかし「自身」か――。

 まあ、2人は事務所公認というやつなのだろう。かつて森田がAV女優だった美雪ありすと付き合っていた時は、事務所は猛反対したらしいが、権威主義というかゲンキンというか。さらに仲良しメディアもそれに加担し、後押しするという構図が浮かぶ。

 実際、これまたジャニーズ仲良し雑誌の「女性セブン」も、同じく2人のラブラブぶりを報じている。「セブン」ではやはり昨年の大みそか、森田とりえ、そしてりえの娘が、またしても変装せず都心のスーパーでお買い物をする様子を伝えていて、記事には森田とりえの娘がいかに仲睦まじいかが強調され、“なんの障害もない”交際順調ぶりがアピールされている。

 もう、決まりって感じ? 早速、「東スポ」あたりが、2月20日の森田の誕生日にゴールイン! なんて記事を出しているが、日程はどうであれ、そんな流れなんだろうな。

 ちなみにジャニーズとは仲良しじゃない「週刊女性」も2人のことを記事にしていた。こちらも2人は幸せになれそうだが、しかし、りえに「別の恋の相手が出現する可能性も」だって。あっ、こっちはタロット占い記事だった――。

 1月1日、スポーツ各紙が報じたNHK・有働由美子アナの『あさイチ』降板。ネットでは“辞めないで”コールも巻き起こり、あらためてその人気ぶりを見せつけたが、問題はその理由だ。スポーツ紙では早朝の『あさイチ』のほかに担当番組やナレーションもあり多忙すぎる、年齢的にも“そろそろ自分の時間がほしい”などと報じられているが、それは「セブン」記事でも同様だった。加えて「この先50才を過ぎて女ひとりで生きていくことを真剣に考えたんじゃないでしょうか」「いつまでも現場にいることで、若いアナウンサーの活躍の場を奪ってしまっているという考えもあった」「管理職として局に貢献していく」など、降板に対する有働アナの前向きさが紹介される。

 確かに有働アナは、アナウンサーとしてだけでなく、局内の政治力も抜群だ。これまで何度も男性スキャンダルが浮上し、また独立説も取りざたされたが、歴代の会長から寵愛を受け、NHK内で出世街道をひた走ってきた人物でもある。“初の女性会長”も夢ではないとまで囁かれてもいるのだ。女性として、またNHKのためにも是非実現してほしいと願う。しかし、「セブン」の記事には、『あさイチ』降板とは全く別のある驚きのエピソードが紹介されていたのだ。

 それが昨年末、都内の料理店で有働アナと脚本家の三谷幸喜が2人きりで4時間にわたり食事をしていたということだ。いやいや、有働アナと三谷は仕事でしょ。三谷脚本の『真田丸』で、有働アナはナレーションを担当していたしね。ない、ない。素直に考えればそう思う。しかし記事には食事後の2人の怪しすぎるこんな行動が描かれているのだ。

「4時間ほど食事を楽しむと、有働アナは店の正面玄関から、男性(三谷)は裏口から、わざわざ時間をずらして警戒した様子で店を後にした」

 怪しい。なぜそんなに警戒する必要があるのか。しかし「セブン」は2人の関係を「よほど信頼関係があるんでしょう」などと、1つの突っ込みもなくスルーしているのだ。女性週刊誌としてもありえないだろう。そもそも2人が食事したこの時期、有働の『あさイチ』降板も明らかになっていない。なのに、なぜ「セブン」は有働アナを、もしくは三谷を張っていた? 偶然?

 2人の関係も怪しいが、「セブン」記事もかなり怪しい。

 元夫の自殺の原因が、自身の不倫だったことが明らかになった元SPEEDの上原多香子。騒動のため、事務所からの給与もほぼゼロなどと伝えられ、高級マンションからの引っ越しも余儀なくされた。現在恋人で演出家のコウカズヤと同棲しているが、収入格差もあり結婚は難しい。って、そんなわかりきった記事を新年号でトップにする「週女」。さらに2人を直撃までしている。すごい弱い者いじめ感のある記事。女性が不倫すると、ここまでやられる。

飯島三智氏「逆襲劇」、小林麻央さん「強い共感」、伊藤詩織さん「実名告発」……2017年の“女”を斬る!

「女性週刊誌ぶった斬り!」を連載中の、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク・神林広恵が、今年世間を騒がせた女たちを斬る!

 2017年、思えば女性の話題は多かった。江角マキコの不倫引退、豊田真由子の“ハゲー”パワハラ暴行、浅田真央、安室奈美恵の引退宣言、松居一代離婚騒動、斉藤由貴、山尾志桜里、今井絵理子、藤吉久美子の不倫――やっぱ、不倫ネタ多いな。しかし、それだけではない。2017年の“記憶”に残った女性ベスト3を勝手に選出してみた。

1位 飯島三智氏の逆襲撃
2位 故・小林麻央さんが残したもの
3位 レイプ告発! 伊藤詩織さん

◎見事な“逆襲劇”を演出したやり手の女
 今年、大きな注目を集めたのが、元SMAP・香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛のジャニーズ事務所退社直後からの怒涛の快進撃だった。公式サイト「新しい地図」を開設し、ファンクラブを立ち上げ、SNSをスタート、さらに、AbemaTVの『72時間ホンネテレビ』が大きな反響を呼ぶ。

 もちろんこれら“背後”にいるのが、SMAP育ての親であり、芸能事務所「CULEN」を立ち上げて3人を結集させた飯島三智氏だ。

 ジャニーズ事務所が消極的だったネットを駆使するなど、次々と新機軸を構築していき、それは見事な“逆襲劇”と言っていい。

 さらに東京五輪になみなみならぬ意欲を見せるジャニーズを横目に、3人をパラリンピックのスペシャルサポーターに返り咲かせ、日本財団主催のアート展で香取に安倍晋三首相を案内させる。ジャニーズタブーが根強いメディア界にあって、その間隙をぬうように“取り上げざるを得ない”話題を提供する様は、さすがやり手というところだろう。

 もちろんジャニーズ忖度が激しいテレビのワイドショーなどは、『72時間テレビ』や、3人が受賞した「GQ MEN OF THE YEAR 2017」などをネグろうとしたが、しかし『スッキリ』(日本テレビ)で、MCの加藤浩次が「なんだよ、それ」と呟くなど、その姿勢に疑問を投げかけるといったハレーションも起きている。もちろん地上波における番組出演の苦戦は伝えられるが、今や、そうした時代でもないだろう。

 さらに飯島氏の逆襲戦略は続いている。サントリー「オールフリー」の新CMキャラに香取と稲垣が起用され、映画『クソ野郎と美しき世界』の製作発表、さらに念願の歌手活動も、ワーナーミュージック・ジャパンに専属チームが発足したと報道された。そのリリースも、CDより音楽配信を重視するという、これまたジャニーズ時代にはなかった手法。年明け早々には、草なぎがNHKスペシャル『未解決事件 File.6赤報隊事件』に出演する。また事務所周辺のスタッフに関しても、その人脈で一流どころを揃え、フジテレビの元SMAP担当引き抜きなども話題になった。

 どこまでもジャニーズの逆張りで、突き進む飯島氏。そのスタートダッシュは成功、そして注目はその勢いをどこまで伸ばせるか、定着させられるかだろう。2018年も元SMAPと飯島氏の動向に注目だ。

 奇跡が起こることを願いながら、しかし6月についに力尽きてしまった小林麻央さん。しかし、その闘病の様子は自身のブログや、夫・海老蔵のブログ、そしてテレビドキュメンタリーなどで、多くの人々に共有され、共感と影響力を持ったのではないか。

 思えば、麻央さんの人生はさまざまな“物語”に彩られていた。姉妹揃っての人気アナウンサーから、名門梨園の御曹司でプレイボーイと知られた海老蔵との結婚。だが、盛大な披露宴を行った直後、海老蔵が西麻布で関東連合メンバーから暴行を受けるという大事件が勃発。世間からの批判の中、夫を支え続けた。そして2人の子宝に恵まれる。幸せ、勝ち組の絶頂に思われたが、しかし、それもつかの間、病魔に襲われてしまう。

 その後の壮絶な闘病が明らかになっていくが、今年6月、夫と幼い2人の子どもを残して逝去――。その直前、ドキュメント『市川海老蔵に、ござりまする。』(日本テレビ系)で家族への思いを病室で語った麻央さんの姿は、大きな反響を呼び、さらに跡取り息子・勸玄くんや、弟を支える姉・麗禾ちゃんの様子が海老蔵のブログで日々アップされ、その愛くるしさ、けなげさも人々の涙を誘った。

 現在でも麻央さんのブログにはさまざまなコメントが投稿され、過去のブログは英訳され世界に配信されている。多くの人々が麻央さんの言葉や人生から、さまざまなことを汲み取っている。特に女性から共感を呼び、そして影響力、発信力を持つ強い女性だったと思う。あらためて、そのめい福を祈りたい。

◎捜査や司法システムの問題、性被害に対する意識変革まで切り込んだ女
 今年はアメリカのエンタテインメント界を中心に、大物男性へのセクハラ・パワハラ告発が大きなムーブメントとなり、女性に対する性被害と人権無視が大きな話題となったが、日本でも注目すべき事件があった。

 被害に遭ったジャーナリスト・伊藤詩織さんのレイプ告発だ。

 ことの発端は、5月に発売された「週刊新潮」(新潮社)に掲載された、あるレイプ事件とその顛末についてだった。記事には“安倍首相にもっとも近い”という振り込みで売り出し中だった元TBS記者でジャーナリストの山口敬之氏が、就職の相談で会った詩織さんをホテルに連れ込み、レイプしたというもの。さらに逮捕直前に不可解な“圧力”で、逮捕は見送られたという衝撃的なものだった。

 当初、この事件に対してマスコミの反応は鈍かったが、詩織さんはあえて実名、顔出しで記者会見を行い、反響を呼ぶ。もちろん政権に“忖度”するメディアも多かったが、詩織さんは、その後も著書『Black Box』(文藝春秋)を刊行、性犯罪被害者がタブー視される社会的な不条理さ、デートレイプドラッグのこと、そして捜査や司法システムの問題、そして性被害に対する意識変革までを訴えていく。

 被害者がここまで訴えなければ、何も動かない。日本の絶望的状況が浮き彫りになった一件だったが、しかし、そこに切り込んだ詩織さんの存在は大きい。

 ジャーナリストとしての詩織さんの今後の活躍を期待したい。

ローラ“独立問題”が円満解決へ? 「週刊女性」報道に見る、芸能界の不条理な事務所支配

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 空恐ろしく感じた。“文春砲”の藤吉久美子の不倫報道。この程度(失礼)の芸能人にここまでやるのか、という恐怖。さらに世間では絶賛された夫の太川陽介の会見も怖かった。妻を完全に支配している男に見えたから。

第395回(12/14~12/19発売号より)
1位「ローラ 円満解決へのカウントダウン」(「週刊女性」1月1日・9日合併号)
2位「まさかのパロディー 中居正広のエール!? 『72時間ホンネの旅』」(「女性セブン」1月1日号)
3位「SMAPのいない世界〜5人と芸能界は、何が変わったか〜」(「週刊女性」1月1日・9日合併号)

 年内発売の女性週刊誌はこれで最後だ。今年の女性週刊誌は全般的にスクープに乏しかったことは残念だが、社会や政治ネタ、ルポもので健闘したと思う。まあ、そんなことで、最後もネタ的にはパッとしない。年末ワイドでお茶濁しって感じだからね。

 そんな中で目を引くのが「週刊女性」のローラと所属事務所の独立確執記事だ。なんと円満解決へと向かっているらしい。

 今年6月にローラ自身がTwitterでつぶやいた意味深なコメントから端を発したこの問題。その後、事務所による“奴隷契約”やローラに対する社長の“過剰な束縛”が次々と明らかになったが、その結果、何が起こったかというと、事務所の稼ぎ頭でもあったローラのテレビ出演の激減だ。

 そう、事務所の力がやたら強く、逆らえばタレントが“干される”という日本芸能界の悪しき構造がここでも発揮されたわけだが、しかし、そこに異変があった。テレビ出演は減ったものの、出演CMが増えて、なんとローラは2017年のCM女王に!

 確かに日本芸能界にあって、これは異例なことだ。その理由について、記事ではこんな事情が紹介されている。ローラのCMは確執のある所属事務所が取ってきた仕事であり、その思惑は「もう1度、自分(所属事務所社長)の手でCM女王にすることで、彼女に事務所に残るほうが得策であることをアピールしたかった」のではないかと。

 その作戦が功を奏したのか、結局双方が歩み寄り、ローラの個人事務所を認めつつ、旧事務所とは業務提携して利益配分する。社長の“束縛”からも逃れられるという大人の解決を見たというもの。

 だが、額面通りに取っていいのかは疑問だ。なにしろ「週女」は、これまで事務所寄りの論調で、独立するローラを暗に非難するような記事を掲載してきた雑誌だ。今回も“事務所の営業力が大きい”“CMはすべて事務所が取ってきたもの”などとよいしょし、“このまま裁判沙汰などになれば、スポンサーもローラから撤退する”などという真偽不明な「代理店聞き取り調査」を紹介しているからだ。

 外壁を固めて、完全独立を阻止し、事務所にローラ利権を残す。芸能事務所がタレントの独立を許す際、“よくやる手”ではないのか。結局は同じカゴの鳥の灰色決着。そんなことにならないよう、また芸能界の不条理な事務所支配に楔を打つためにも、ローラの逆襲に期待したい。

 2017年の芸能界の大トピックスといえば、やはり、元SMAP香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛のジャニーズ事務所退社と、その後の快進撃だろう。特にAbemaTVの『72時間ホンネテレビ』は大きな話題となった。だがその一方で驚いたのが中居正広の残留だった。そのため“中居も裏切り者!”“いや、残留は3人を守るため”などといった臆測が流布されたが、その真偽は現在でも不明なまま。

 そんな中、「女性セブン」の中居記事は意味深だ。番組終了が決定している『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)で「中居&ナイナイ日本一周」が18年1月2日に放送されるが、そのロケカーの車体に“72時間ホンネの旅”とのロゴが並んでいたというのだ。

 その意味について記事では「3人へのエール」「ねぎらい」と解説しており、確かにそうとしか思えない。やはり中居残留は“独立3人の防波堤説”は本当だった!? さらにこの説の続きには、中居はその動向を見極めた上で、1年後から数年以内に香取たち3人と合流するという情報もある。中居の今回の行動はその布石!? それとも単なる話題狙いか? ともあれ18年の中居の動向には要注目だ。

 そして3位もまたSMAP関連。「週女」が組んだ特集「SMAPのいない世界」のテーマは“何が変わったか”。だが、結論を言えば、何も変わっていない。テレビは相変わらず独立組をタブー視し、地上波ではめったに見られない状況だ。

 そんな中、“ある変化”が起こっているという。それはジャニーズが制限しているネット露出について。

「いくつかのテレビ局が現在、ジャニーズにネット配信の話を提案し、打ち合わせているそうです。テレビ局側としては“3人がこれだけネットに出ているし、今ならいけるのでは”という思惑のようですね」(記事より)

 甘いな。ネット進出に反対しているのは事務所のメリー喜多川副社長、そしてネットで3人を躍進させたのは元マネジャーで“憎っくき宿敵”飯島三智氏。彼らの“二番煎じ”“パクリ”なんて言われるような企画を、メリー氏がそうそう承知するはずはないと思う。彼女が元気なうちは、ね。

季節はずれの天皇退位――安倍首相による皇室の“政治利用”について言及した「女性セブン」

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 米軍ヘリの部品が落ちた沖縄の保育園を「自作自演」とメールなどで誹謗する日本人、そして辺野古で抗議活動中の男性に「触るな、汚れる」と暴言を吐く日本の警察官。政府だけでなく国民もすっかり従属化してしまった。

第394回(12/7~12/12発売号より)
1位「天皇陛下 季節外れの退位に『安倍首相VS宮内庁』攻防全舞台裏」(「女性セブン」12月21日号)
2位「シリーズ人間 アムロが教えてくれた『私が輝く場所』ダンスインストラクター・牧野アンナさん」(「女性自身」12月26日号)
3位「今井美樹 揺れる『夫の“怪しい”優しさ』」(「女性セブン」12月21日号)

 紆余曲折の末、ついに天皇陛下の退位が2019年4月末に決まったが、女性週刊誌もこれに切り込んだ。これまでも天皇陛下(宮内庁)と安倍政権の対立がますます激化していると、さまざまな報道がなされているものの、女性週刊誌の皇室ネタは、あまり直接的に政治に踏み込むことはなかった。しかし、今週の「女性セブン」は違った。

 例えば、12月1日の皇室会議での“異変”。安倍晋三首相ら中心メンバーの楕円形のテーブルとは別に、長方形のテーブルが用意された。それは安倍首相の女房役である菅偉義官房長官のためのものだ。記事では「25年ぶりに開かれた高尚な場である皇室会議に、官邸の一存で官房長官を送り込んだことには違和感を覚えます」(皇室記者のコメント)と、これに疑問を呈す。

 さらに安倍首相の思惑として「海千山千の官房長官を送り込み、議論に“睨み”をきかせたかった」と解説するのだ。そのほか、退位時期決定に至るまでの宮内庁と官邸とのバトルの内幕が描かれるが、衝撃的なのは、安倍首相による天皇・皇室の“政治利用”について明確に言及していることだろう。

 宮内庁と安倍政権は退位時期を巡っても鋭く対立、結局は季節外れの4月に決定したが、記事では「『御代代わり』でさえ踏み台とする“算盤”をはじいていそう」として、退位後3カ月で行われる参院選と、同時に行われる可能性のある改憲に対する国民投票という、ダブル投票への影響、そして安倍首相が抱く思惑をこう指摘するのだ。

「安倍首相は、退位を1か月遅らせることで、国民的なイベントの高揚感を世間に残したまま選挙に臨もうとしたのではないでしょうか。
 さらに、これから検討がすすむ『退位の礼』や『即位の礼』を、安倍首相が中心になって派手にやろうとするでしょう。トランプ米大統領やエリザベス英女王が列席するような規模で行えば、それを取り仕切った首相として歴史に名を残すことになるわけです」(政治ジャーナリストのコメント)

 この指摘は衝撃的だ。天皇皇后両陛下は、特に第二次安倍政権発足以降、かなり踏み込んだ護憲発言を行ってきた。それは安倍首相が、憲法改正を目論み、一連の安保法制に象徴される“戦争ができる国”へと着々と歩みを進めているための危惧にほかならない。しかし、記事には民主主義や平和を尊重する天皇陛下の思いを逆手に取り、政治利用や自己PRだけでなく、退位を“イベント”として憲法改正まで突き進もうとする、そんな恐怖のシナリオが示されているのだから。

 これまで安倍政権は、配下ブレーンを“刺客”として宮内庁や有識者会議に送りこみ、また天皇陛下への個人攻撃とも思える発言さえあった。そう考えると、「セブン」記事の描くシナリオは決して絵空事ではない。この指摘が現実になってしまうのか。今後も女性週刊誌の踏み込んだ皇室記事に期待したい。

 「女性自身」の名物ルポ「シリーズ人間」。今週はダンスインストラクターの牧野アンナさんだ。といってもピンとこないが、安室奈美恵を筆頭に、沖縄から数々のスターを輩出した「沖縄アクターズスクール」のマキノ正幸校長の娘といえば、「なるほど」と思う。

 「自身」では、そんなアンナさんの波乱万丈の半生が描かれる。複雑な家庭環境、父である正幸校長との葛藤、芸能界デビューと挫折、そしてダウン症の子どもたちとの出会いと、彼らへのダンスレッスン――。しかし、このルポがより興味深いのは、随所に安室奈美恵との関係、エピソードがちりばめられているところだ。

 父のもとでデビューを目指し、しかし「裏方の方がいい」と言われ、打ちのめされているアンナさんの前に現れたのがアムロだった。レッスン場で隙間に隠れるようにして、にこりともせず、もじもじするアムロ。しかし父の正幸校長だけは違った。「お前たちとは才能が違う」と言い放つ父。そしてアムロや後のMAXたちとスーパーモンキーズを結成したアンナさんだったが、そこでもアムロの圧倒的才能を目の当たりにしたという。

「観客もスタッフも、みんなの視線が奈美恵に集中する。技術も大事だけど、もっと大事なのは、人を引きつける魅力。奈美恵にはそれがある。でも、私にはなかった」

 なんとも切ない“告白”。しかし、そんなアムロの姿がアンナさんを指導者に導いた。そして、その言葉からはアムロへの愛が伝わってくる。

「奈美恵は、できる子なのに、チヤホヤされてもでんぐにならず、もっと努力できる。(略)奈美恵は自然に踊っちゃって、歌っちゃってる。『やんなきゃ』じゃない。それこそが才能なのでしょう」

 そんなアンナさんの人生が描かれる「シリーズ人間」。読むとアンナさんの温かさを感じ、応援したくなる。良質なルポだが、アムロファンにもぜひ一読をお勧めしたい。

 意味深な記事である。妻の今井美樹に対し、夫の布袋寅泰が“ヒジョーに優しい”という記事なのだが、たんに“優しい”という根拠だけで“怪しい”というのだ。なぜなら優しさには“後ろめたさがある”だと。は!? しかも、記事には布袋の浮気など“怪しい”証拠はなにもない。ただ“怪しい”と匂わせるだけ。不可解だが、不可解さには理由があるのかも。浮気の決定打を掴んだが、なんらかの理由でそれを出せない。だから“怪しい”なんて抽象的に匂わせてみた。抵抗してみた。それほどまでに“怪しい”記事だった。

“保守オヤジ”のガナリ声が大きくなる中、良質の社会派記事を掲載する女性週刊誌

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 嵐・櫻井翔のパパが電通の執行役員になることが決定した。マスコミタブー、ジャニーズ、芸能タブー、加えてパパは現政権とも関係が深いことを考えると、すごいパワーの親子だ。感嘆。

第393回(11/30~12/5発売号より)
1位「安倍首相が日本国憲法から“男女平等”を外そうとしている!」(「女性セブン」12月14日号)
2位「元SMAP 土俵際の木村拓哉、片や『新しい地図』は『GQ』とCMで“Jの横綱”とガチンコ対決」(「週刊女性」12月19日号)
3位「まさか!! 貴乃花親方のウットリ女装姿」(「週刊女性」12月19日号)

 「女性セブン」が憲法改正について、1つの条項にスポットを当てた特集を組んでいる。それが安倍政権改憲案の中の「憲法24条」いわゆる家族条項だ。「セブン」はこれを“男女平等外し”だとするが、それはまっとうで正しい指摘だろう。

 この家族条項は簡単に言うと「家族は互いに助け合わなければいけない」と一見、当たり前のようなことを言っているように思えるものだが、その背景にはジェンダーフリーへの嫌悪や、戦前のような男尊女卑、さらに個人ではなく“家族単位”という国家にとって都合のいい家族像を憲法で規定しようという意図が透けて見えるものだ。

 これに対し、「セブン」ではさまざまな視点や著名人の解説などで、その危険性に警鐘を鳴らしている。例えば弁護士の打越さく良氏は、「改憲派は家族主義にこだわっているように思えます。『女性は家の中で役割を果たしなさい』と」と指摘し、「血族の流れを重視し、夫は働き、妻は良妻賢母として家に尽くし、子供を産んで育てるという構図を再び作りたいのでしょう」と家族条項を解説している。

 この家族主義は、従来は国家が担うべき社会保障を家族内の自己責任に押しつけるとの批判が大きいが、これについても記事ではこう指摘されている。

「子育てや介護がいくら経済的に大変でも、『国を頼らず家族でやりなさい』と突き放されてしまう」(室蘭工業大学准教授で憲法・家族法学者の清末愛砂氏のコメント)

 まさに“うん、うん”と頷きながら読む内容となっているが、中でも注目したのはジェームス三木の言葉だ。三木は戦後の現憲法の草案作りに関わり、男女平等の理念を入れようと尽力したベアテ・シロタ・ゴードンと交友があり、その半生をテーマにした『真珠の首飾り』の舞台演出をしている関係でもある。

「当時の日本人女性が、どれほど過酷な社会で生きていたか。24条はその歴史を示す証であるのです」
「日本国憲法は、当時の日本人が考えつかなかった革新的な憲法です。ベアテさんは、『自分の持ち物よりもいい物を誰かにあげるとき、それを押しつけとは言わない』と話していました。私も同じ気持ちです。日本国憲法は押しつけではなくて“ギフト”なのだと思います」

 また三木は子ども時代、満州から引き上げた経験を持ち、現憲法堅持について発言し、「マスコミ九条の会」呼びかけ人でもある。20年以上前、当時の妻から女性関係や、女性をランキングしていたことなどが暴露され、大スキャンダルとなったことを思い出す人もいるかもしれないが、しかし(だからこそ!?)女性に対する理解が深いのか、女性の権利に寄り添い、現憲法を“ギフト”と称するとはさすがだ。

 それにしても、一般週刊誌などが保守オヤジ化していく中、「セブン」だけでなく「女性自身」「週刊女性」と女性週刊誌ならではの目線で憲法や政治、社会問題を扱う特集がここ数年増えている。社会が右傾化し、保守オヤジのガナリ声が大きくなる中、負けずに良質の社会派記事を数多く掲載する女性週刊誌。素敵です。

 元SMAP独立組の快進撃。その背後には、育ての親・マネジャーであり、3人が活動する「CULEN」の代表取締役の飯島三智氏が控えていることは周知の通り。ネットを駆使するなど、次々と新たな手を出してくる飯島氏。だが、その戦略にまたも驚かされる記事が。それは「週女」が報じたジャニーズの“長男”であり、メリー喜多川副社長から最大の寵愛を受けるマッチとの“対決”だ。

 11月22日、雑誌「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)主催の「GQ MEN OF THE YEAR 2017」で、インスピレーション・オブ・イヤー賞を受賞した香取慎吾と稲垣吾郎、草なぎ剛の3人だが、その2日後に発売された、彼らが表紙を務め、インタビューも掲載された同誌は完売し、大反響だったらしい。そして「週女」には返す刀のようにこんな情報が。

「同日発行のライバル誌『GOETHE』(幻冬舎)18年1月号が(書店で)山積みのまま。表紙に起用されていたのはナント、近藤真彦だった」

 なるほど、マッチ表紙のライバル誌に同日発売をぶつけてきたのか。さらに雑誌だけではなく、CMも! サントリー「オールフリー」の新CMキャラに香取と稲垣が起用されたが、同じサントリーの「アイスジン」には、やはりマッチが起用――だって。どちらが話題になるか、軍配は一目瞭然だ。

 飯島氏の気持ちはわかる。独立のきっかけとなった「週刊文春」(文藝春秋)のインタビューで、メリーさんは何度も「ジャニーズではマッチがトップ」と言うだけでなく、SMAPを軽んじて、飯島氏にも「出て行け!」とまで言ったんだものね。このくらいの意趣返しは当然か。

 しかし「週女」も意地が悪いのぉ〜。マッチのことを“Jの横綱”だって(笑)。

 確かに少しびっくりした。昨年の忘年会で披露されたという貴乃花親方の“女装写真”。でも綺麗。記事には会場で多くの人がドン引きしたとか、後援者が“ハレンチ”だと怒っていたと紹介されていたが、相撲至上主義、しかも“日本の伝統”や“日本人力士”を重要視するガチガチの原理主義者だと思ってた貴乃花が、柔軟でジェンダーの壁を取り払うがごとく、“女装”にチャンレンジしていたことの意義の方が大きいように思う。強面のロングマフラー姿よりよっぽど好感が持てるし。

安室奈美恵が語った、引退の裏にある“孤独”と、「女性自身」が伝える一縷の希望

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 まだまだ収束の見えない日馬富士暴行事件を、ワイドショーや報道番組までもが連日取り上げ続けている。一方、衆議院予算委員会では森友、加計学園について“真摯で丁寧な説明”を行うはずの安倍晋三首相が、その約束をまったく守ろうとはせず、自民党が擁護答弁を繰り返したものの、これについては、ほとんど取り上げられてはいない。まったくなんて国と、“忖度”マスコミだろう。

第392回(11/23~11/28発売号より)
1位「安室奈美恵 秘めていた『40代の新挑戦』『“第2のアムロ”育成を!』」(「女性自身」12月12日号)
2位「石田純一 壱成『新恋人ノロケ告白』にブチ切れた!」(「女性自身」12月12日号)
3位「細木数子 『余命2年』激ヤセで始めていた“終活”!」(「女性自身」12月5日号)
※「女性セブン」は合併号休み

 11月23日、安室奈美恵が引退の真相について語ったドキュメンタリー番組『安室奈美恵告白』(NHK)が放送された。これを受けて「女性自身」がアムロ特集を組んでいる。同番組でクローズアップした1つのテーマが“孤独”だ。小室哲哉プロデュースが終わり、20代後半で引退の2文字がちらついたというアムロは、その後の活動について誰にも相談できず手探り状態だったという。

 確かに多くの人が感じていたものだが、やはりアムロ自身から、“孤独”について語られたのは驚きだった。涙するほどに。

 さらに5年前には“リアルに引退”を考え始めたというアムロ。その理由について、番組では明らかにされなかったものの、「自身」ではこう推測している。「40歳を前に、体力的にも精神的にもトップクラスの水準を維持し続けることが難しくなってきたようです」(音楽関係者のコメント)と。これまた確かに、1つの理由かもしれない。しかし記事では触れていないが、5年前、アムロと“育ての父”である所属事務所ライジングプロダクションの平哲夫社長との間に起こったトラブルも、決して忘れてはならないだろう。

 ライジングは2001年に巨額の脱税事件を起こし、これ以降、アムロは事務所に不信感を抱いて、さらに孤独感を高めていったといわれているからだ。しかも「週刊文春」(文藝春秋)が今年9月に報じていたが、5年前、アムロが希望していたデビュー20周年での引退を、平社長が握りつぶしていたというのだ。そして、事務所からの独立トラブルとともに噴出したのが“洗脳”“恋人”バッシング報道だった。

 きっと芸能界の力学とやらが、本当に嫌になってしまったんだろうな。いちファンとしてそう思えてならないから、もう仕方ないと思って、アルバムを買ってラストコンサートの申し込みをした。抽選に当たったら奇跡だと思って。

 だが、「自身」記事には一縷の希望が! アムロは引退後、アーティストのプロデュースのため、ピアノを習い、ゆくゆくはレコード会社を設立する夢を抱いているというのだ。素敵。さらにさらに、東京五輪で一夜限りの復帰プランも浮上しているらしい。東京五輪なんて、これまで以上に利権ドロドロの世界だし、アムロが本当に引き受けるかは不明だが、でも実現したら――。

 引退宣言以降、一番明るい記事を提供してくれた「自身」はその真偽は別にして、えらい!

 安保法案での反対演説、都知事選出馬宣言以来、筆者の中では、その評価がうなぎ昇りの石田純一だが、またしても高評価。ここ最近、お騒がせの息子・いしだ壱成の言動を正義の叱責! しかもテレビ番組収録時に、だという。

 息子・壱成の露出が増え、世間を騒がせ始めたのは、2回目の離婚で妻に課したという“ルール”を番組で明かしたことだった。「シャワーを浴びている間に、妻はその日着てほしい服を一式用意しておく」「サラダを食べる時には必ず7種類のドレッシングを用意する」「帰宅時に45度の風呂を用意」などなど。これには大きな批判が巻き起こったものの、まあ“ネタ”“話題性”かな、とも思っていた。金欠との報道もあったし、まともに取り合ったら、壱成の思う壺だ。

 その後、すでに半同棲の恋人の存在が発覚し、うれしそうに記者会見。なぜ会見? とも思ったが、反応しては思う壺。さらに、その後も壱成はテレビ番組で新恋人に電話するという“芸”を繰り出してきた。なんか調子づいている。石田も私生活ばかりで話題になっていたものの、しかし、息子のそれは鼻につく。

 そして「自身」によると、事件は父子共演の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)収録時に起こったという。ノリノリで恋人に生電話しようとした壱成に、石田が「別れた奥さんの気持ちを考えないと!」と説教、収録がストップしたというのだ。

 素晴らしい。女性に対し無神経な息子に、父親が一喝! これでわかった。石田は不倫とかいろいろあったが、あくまで女性を立て、一貫してフェミ目線、だから前妻と現妻も異母兄妹も仲良しという“石田ファミリー”を築くに至ったが、しかし壱成は違った。うわべだけ真似しようとしてもダメじゃ!! その精神を受け継げ!

 石田純一をこんなに尊敬するとは、うん十年前のトレンディドラマのときには想像すらしていなかった。

 かつては一世を風靡したと言っても過言ではない細木数子。その近況を「自身」が報じている。驚くほど痩せ、自らの寿命を“予言していた”(今からだと2年後らしい)という細木だが、「自身」の直撃に病気説を一蹴、「引退なんかしないわよ!」と吠えている。写真を見ても、以前よりは痩せているが激ヤセってほどでもない。そもそもライバル誌の「週女」には毎週連載もしているし――。お元気でなによりです。

『72時間ホンネテレビ』のジャニーズ“忖度”を元SMAP3人の責任にする「女性セブン」

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 年末の『NHK紅白歌合戦』。白組の司会に嵐の二宮和也が決定した。昨年の相葉雅紀に続く形だが、本当に今後も東京五輪まで嵐の司会リレーが続くのか。東京オリンピック、パラリンピックに意欲を持つジャニーズ。一方、香取慎吾を筆頭に元SMAP独立組も、いまだ五輪に関わるのではとの情報もある。双方が五輪で激突!? それも面白いかも。

第390回(11/9~11/14発売号より)
1位「『72時間』舞台裏 香取慎吾 稲垣吾郎 草なぎ剛『中居くんを完全無視』のホンネと立て前」(「女性セブン」11月23日号)
2位「満島ひかり 『私だけ特別で!』高慢要求に現場は凍った――」(「女性自身」11月28日号)
同「真木よう子 『降板は私が決めたことではないので…』」(「週刊女性」11月28日号)
3位「新われらの時代に レイプ被害を訴え続ける伊藤詩織さん 心と体の傷にどこまで塩を塗るつもりか――」(「女性セブン」11月22日号)

 『72時間ホンネテレビ』の反響は大きかった。今週も女性週刊誌3誌ともに、この話題を扱っているのだから。だが、その1つ「女性セブン」の“イチャモン”ぶりがすごい。いわく、ホンネと言いながら中居正広と木村拓哉の名前は2回しか出なかった。SMAPというグループ名も封印。芸能界の大物・堺正章が中居と木村の話題に踏み込んだのに3人はスルー。

 しかも、悪質なのは、その責任を香取ら3人の“個人”のせいにしていることだ。

「堂々とけんかを売るような形でインターネットやSNSを利用しながら仕掛けているのに、なぜここまで忖度した内容になったのか疑問」「AbemaTVはテレビ朝日の資本も入っているので、テレビ局に止められたという話もありますが、そんなことでインターネット番組の内容は変わりません。本人たちの意思でしょうからね」(テレビ局関係者のコメント)

 いやいや、何を言っているのだ。実際、『72時間』にジャニーズが神経を尖らせ、さまざまな圧力をかけていたのは関係者の間では周知の事実。実際、『72時間』の中で、ジャニーズを“会社”と、そしてSMAPを“グループ”と言い換えていたが、そんなことをするのは彼らの意思では決してない。さらに稲垣は番組中、「(SMAPの)曲名とか言ったら、すごい怒られる」とポロリと“事実”を暴露しているし、フィナーレで3人が歌った72曲にSMAP、ジャニーズの楽曲はなかったことでもそれは明らかだ。

 そんなことは「セブン」だって、百も承知のはずだ。にもかかわらず、それがあたかも3人の責任のように“印象操作”を行う。なんともはや。しかも、記事の最後には、ご丁寧に“中居を無視したのは中居に迷惑をかけないため”と、これらが“3人の意思”だとダメ押しまでしていた。忖度か圧力か、いずれにしても怖い。(ちなみに「女性自身」は『72時間』に出演した森且行が3人と同じ事務所入りするのではとの記事を、「週刊女性」は3人が再び大みそかの『紅白』の裏番組にAbemaTVに出演するのではとの情報を掲載していた)

 芸能界、特に女優や女性タレントを批判する際、よく使われるものに “わがまま”がある。今回、「自身」「週女」がこのキーワードで2人の女優について取り上げている。

 まず「週女」が取り上げたのは真木よう子だ。真木といえば、ここ最近“炎上女優”などとバッシングを受け、最近でも体調不良のため映画出演の降板が話題になったが、記事前半でも真木のわがままぶり、お騒がせぶり、事務所も匙を投げる情緒不安定ぶりが、これでもかと記されている。

 だが、記事にはもう1つ重要な情報があった。それが今回の降板が真木の意思ではない、ということだ。例えば降板前、真木はプロデューサーと監督と話し合いをしたが、そこで“降ろさないでほしい”と直訴したというのだ。さらに「週女」の直撃でも真木自身、「(降板は)私が決めたことではない」とも答えている。ということは、事務所が真木の意思を無視し“勝手に降板させた”ということだ。

 しかし残念ながら、記事では真木のわがままぶりばかりが目立ち、真木の発言をタイトルにまでしているにもかかわらず、その真偽について突っ込みきれていない。事務所となんらかのトラブルでもあるのか。ローラやのん(能年玲奈)みたいな背景があるのではないのか。そこをもっと突っ込んでほしかった。

 そして「自身」は、それこそ、なんらかの裏があるのではないかと思われるくらい、満島ひかりが、いかにわがままかをディテールたっぷりに伝えている。

 記事では「東京国際映画祭」での満島サイドからの無理難題が記されている。この映画祭に満島と宮崎あおい、蒼井優、安藤サクラという同学年女優たちが集結したが、その際、満島サイドから“いろいろ要求”があったため、ほかの3人や関係者が振り回された――。ということだが、しかし?? その1人、安藤サクラは満島と同じ事務所なのに。記事にはほかにも矛盾というか妙な話が多い。つまり、満島バッシングありきで、これまた満島と事務所の間になんらかのトラブルがあるのか!? と思われるものだ。

 “わがまま”だけでなく“洗脳”という言葉が出た場合、事務所とのトラブルを疑う。それが最近の芸能記事の“読み方“かもしれない。

 政権の関与さえ浮上した卑劣なレイプ事件。それが元TBS記者山口敬之氏による伊藤詩織さんレイプ事件だ。今回、「セブン」がこの事件について7ページに渡るルポを掲載している。性犯罪と被害者が置かれた立場、世間の偏見、警察、司法、そして事件をもみ消した政権の問題まで網羅した力作だ。詩織さんはこれまでにも実名告発や会見を行い、本を出版して、レイプを巡る日本社会の問題を訴えてきた。しかし、これを積極的に追及する大手メディアは少ない。そのため、事件自体を知らない人々はまだ多い。そんな中での「セブン」の大型ルポは必読だ。

小泉今日子の不倫疑惑に“フ”の字も触れない、芸能マスコミのご都合主義

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 ドナルド・トランプ大統領来日とマスコミのフィーバー。しかし最も印象的だったのは、「アメリカの防衛装備品をもっと買うべきだ」とのトランプの“軍需営業”だ。確かに、北朝鮮危機を煽れば煽るほど、日本は言いなりになる確率は高いものね。安倍晋三首相も“国難”が大好きだし……。

第389回(11/2~11/7発売号より)
1位「スクープ! 小泉今日子『もう、いいよね』あのカレと堂々の恋撮」(「女性セブン」11月16日号)
2位「“超豪華ゲスト”実現の秘策とゆるゆる番組の気になる経済効果」(「週刊女性」11月21日号)
参照「稲垣吾郎 草なぎ剛 香取慎吾 SMAPとの決別宣言&新展開」(「女性自身」11月21日号)
3位「『わが子お受験』で見せたパパ&ママ素顔&芸能界『お受験最新トレンド』追跡!」(「女性自身」11月21日号)
同「山本モナ 最難関お受験はあの“アナ友”の影響!?」(「週刊女性」11月21日号)

 ここ最近、本当に多いな。「女性セブン」による“訳あり”カップルの“訳あり”記事。今回の主人公は永遠のアイドル、女子にも好感度抜群の小泉今日子だ。一方、小泉といえば芸能界のドン・バーニングプロダクション周防郁男社長の秘蔵っ子という顔も持つ。

 そんな小泉だが、2年前に豊原功輔の熱愛が発覚、その後も交際は続いているとみられていた。そして今回「セブン」が報じたのが小泉と豊原のデート&ツーショット写真だ。記事では喫茶店でデートした後、買い物をして一緒に帰宅する2人の様子を紹介、順調な交際ぶりを伝えている。

 だが気になるのはタイトルにもある「もう、いいよね」という言葉だろう。意味深である。というのも、この2人には交際発覚当時からある疑惑が取りざたされていたからだ。それが“不倫略奪”疑惑だ。

 2人の交際が発覚したのは2015年3月の「フライデー」(講談社)と「週刊文春」(文藝春秋)のスクープだった。しかし、芸能界関係者はざわついた。「フライデー」「文春」ともに触れてはいなかったが、豊原には離婚歴があり、小泉とは“結婚していた時から”付き合っていたのではないか、と。だが、相手は泣く子も黙るバーニング。その寵愛を受ける小泉熱愛に、多くの芸能マスコミは沈黙したのだ。

 それから2年半、バーニングに極めて近い「セブン」による「もう、いいよね」との意味深記事。素直にとれば、「もう時間もたったし、不倫疑惑は時効でしょ。もう堂々としてもいいよね」だ。だが、やはり違った。

 「セブン」には不倫のフの字も一切なし。記事には「(当初は)仕事への影響などを気にして気を使っていたんだと思います」(芸能関係者のコメント)「同志であり、パートナー。50代にも慣れて『もういいよね』そんなふうにようやく身軽になったのかもしれない」だって。

 なんだそれ。公認のお手伝いか、露払いか。不倫(特に女性の不倫)には鬼の首を取ったように目くじらを立て続けてきた芸能マスコミだが、そのご都合主義は相変わらずだ。

 元SMAP3人のAbemaTVの『72時間ホンネテレビ』は視聴数、話題性ともに大成功に終わった。これまでならあり得なかった森且行との共演に涙したファンも多かったはずだ。そんな『ホンネテレビ』の舞台裏を早速「週刊女性」が報じている。他メディアが報じないどんな辛口のウラ話が飛び出すか、ワクワク、と思ったら、ありました!

 それがオープニング直後の「カラオケ72点で72万円」などのゆる〜い企画と仕切りの悪さについての“理由”だ。それには深い事情があったらしい。

 記事によれば番組制作に参加するはずだったテレビ朝日からの出向バラエティスタッフが、1週間前に全面撤退したというのだ。

 なるほど。ディープな情報だ。問題はその理由だろう。もちろん真っ先に思い浮かぶのがジャニーズからの圧力だ。前評判が高く、これ以上独立組を成功させてはいけない。ジャニーズがそう思っても不思議ではない。

 ところが――。記事によればそうでないらしい。AbemaTVが番組内容などをテレ朝の許可を得ずに進めたことで“ないがしろにされた”と腹を立てたんだって。そんな理由!? 本当か!? 怪しい。だってAbemaTVはテレビ朝日が40%も出資している関連会社。取締役会長には早河洋・テレビ朝日会長、角南源五・テレビ朝日社長も取締役に就いている。“ないがしろにされた”なんていう現場の感情や判断だけで、これだけでかい仕事を放り出して全面撤退など不自然だし、不可能でしょ。もっと突っ込め「週女」! 来週に続報を期待してます。

 芸能人子息のお受験ネタは女性週刊誌にとって風物詩になりつつあるようだ。海老蔵に長谷川京子、山本モナに、品川庄司の庄司智春・藤本美貴夫妻のお受験が話題に。でも、お受験や有名私学に子どもを通わせるには経済的、時間的余裕が必要だ。現在、政府は3~5歳児を含め教育無償化を検討している。もし実現すれば、高所得世帯ほど恩恵が大きくなる。お受験に奔走する恵まれた芸能人たちの姿を見て、子どもの貧困、教育格差をあらためて実感する。