黒塗りメイクよりヤバかった!『ガキ使SP』で、お蔵入りになっていた“アノ人気企画”って!?

 昨年の大みそかに放送されたバラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しSP絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時』(日本テレビ系)が波紋を広げている。

 視聴率17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、NHK紅白の裏番組では8年連続で首位を獲得したが、番組の内容に対して批判の声が噴出しているのだ。

「ダウンタウンの浜田雅功がアメリカの俳優エディー・マーフィーを真似た黒塗りメイクで登場し笑いを誘った演出が『黒人蔑視』として、お茶の間だけでなく海外の大手メディアまでが問題視するほど大問題になっています。おそらくBPO(放送倫理・番組向上機構)の審議入りは免れないでしょう。さらにベッキーが出演したパートでは、罰ゲームで彼女がお尻を激しくキックされたことで、女性への暴力が目に余るとネット上で物議を醸しています」(芸能ライター)

 しかし、これらはまだ序の口だった。“本当にヤバいシーン”がカットされていたことが、1月7日に放送されたラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)で、ダチョウ倶楽部・上島竜兵の口から明かされたのだ。

「上島によると、『笑ってはいけない』では恒例企画となっている、出川哲朗と上島がお尻に空気を入れられてオナラを出したほうが負けというゲームが昨年も撮影されていたといいます。ところが、放送間際になって、急にお蔵入りとなってしまったのだとか」(芸能記者)

“お尻に空気注入”といえば、昨年12月に埼玉県杉戸町の産業廃棄物処理場で、2人の男性が40代の同僚男性を押さえつけ、エアーコンプレッサーで肛門に空気を入れて死亡させた事件が発生している。

「逮捕された2人は悪ふざけだったと語っており、『笑ってはいけない』を真似して行った可能性があります。そのため番組サイドも急遽、お蔵入りを余儀なくされたのでしょう。今回の事件を受けて、来年以降、“お尻に空気”企画自体がなくなることは確実で、そればかりかバラエティ番組から『罰ゲーム』が消える流れになるかもしれません」(テレビ関係者)

 高視聴率の『笑ってはいけない』だが、一転、番組の存続が危ぶまれる事態となりそうだ。

黒塗りメイクよりヤバかった!『ガキ使SP』で、お蔵入りになっていた“アノ人気企画”って!?

 昨年の大みそかに放送されたバラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しSP絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時』(日本テレビ系)が波紋を広げている。

 視聴率17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、NHK紅白の裏番組では8年連続で首位を獲得したが、番組の内容に対して批判の声が噴出しているのだ。

「ダウンタウンの浜田雅功がアメリカの俳優エディー・マーフィーを真似た黒塗りメイクで登場し笑いを誘った演出が『黒人蔑視』として、お茶の間だけでなく海外の大手メディアまでが問題視するほど大問題になっています。おそらくBPO(放送倫理・番組向上機構)の審議入りは免れないでしょう。さらにベッキーが出演したパートでは、罰ゲームで彼女がお尻を激しくキックされたことで、女性への暴力が目に余るとネット上で物議を醸しています」(芸能ライター)

 しかし、これらはまだ序の口だった。“本当にヤバいシーン”がカットされていたことが、1月7日に放送されたラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)で、ダチョウ倶楽部・上島竜兵の口から明かされたのだ。

「上島によると、『笑ってはいけない』では恒例企画となっている、出川哲朗と上島がお尻に空気を入れられてオナラを出したほうが負けというゲームが昨年も撮影されていたといいます。ところが、放送間際になって、急にお蔵入りとなってしまったのだとか」(芸能記者)

“お尻に空気注入”といえば、昨年12月に埼玉県杉戸町の産業廃棄物処理場で、2人の男性が40代の同僚男性を押さえつけ、エアーコンプレッサーで肛門に空気を入れて死亡させた事件が発生している。

「逮捕された2人は悪ふざけだったと語っており、『笑ってはいけない』を真似して行った可能性があります。そのため番組サイドも急遽、お蔵入りを余儀なくされたのでしょう。今回の事件を受けて、来年以降、“お尻に空気”企画自体がなくなることは確実で、そればかりかバラエティ番組から『罰ゲーム』が消える流れになるかもしれません」(テレビ関係者)

 高視聴率の『笑ってはいけない』だが、一転、番組の存続が危ぶまれる事態となりそうだ。

『ガキ使』で物議! 黒顔メーク、ベッキーにタイキックでも日テレが謝らないワケとは

 昨年大みそかに放送された日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しSP絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』が物議を醸している。

 1つはダウンタウン・浜田雅功が映画『ビバリーヒルズ・コップ』の俳優エディー・マーフィを真似た黒顔メークで笑いを取ったこと。もう1つはベッキーにサプライズでタイキックの罰ゲームを行ったことだ。

 中でも前者は、6日に放送された同番組の完全版でもカットされず、「黒人蔑視だ!」と、さらなる批判を招いている。ただし、業界関係者によれば「日テレやダウンタウンがこの件に触れることはあっても、謝罪はしないと思いますよ」。その裏には、約20年前の“ごっつ打ち切り事件”があるという。

 1991年12月から放送されたフジテレビ系『ダウンタウンのごっつええ感じ』は、97年11月に突如最終回を迎えた。理由は当初放送予定だったスペシャル番組が事前連絡なしに、プロ野球の優勝決定試合に差し替えられたためだ。これに激怒した松本人志が番組降板を申し出たと言われる。これを見てもわかる通り、松本には彼なりのお笑い哲学があり、自身のポリシーに反すれば、人気絶頂時でも番組を終わらせるタイプだ。

「仮に問題の箇所をカットすれば、松本さんを刺激し、番組存続の危機に陥ることもありえる。大みそかの『笑ってはいけない』はNHKの紅白歌合戦を除けば、長年民放第1位のドル箱。DVDの売上げも期待できる。日テレとしては、ネット上でどんなに批判されようが、守るしかない」とはテレビ関係者。

 年初から大きな問題を背負ってしまった『ガキ使』、今年の年末はどうなる!?

「フューチャークロちゃん」が暴いたゲスで哀れで愛らしい男・クロちゃんは平成の“寅さん”だ!

 27日に放送された『水曜日のダウンタウン・2時間SP』(TBS系)。松野明美のもとに、反乱を起こした人工知能ロボットに対峙する未来の総理大臣となった自分(松野明美)から電話がかかってきて、松野がターミネーターから逃げ惑い、ついには宇宙に行くという企画もすごかったが(企画というより信じ込む松野がすごい)、そのあとに1時間にわたって放送された、ゲスとピュアの入り混じる人間の業を見せてクロちゃん(安田大サーカス)企画が、さらにすごかった。

「クロちゃんツイッター企画第2弾 フューチャークロちゃん」と題されたこの企画。

 

■「第1弾」ではクロちゃんの“嘘”が続々発覚

 

 もともとは「『起きたら人がいる』が結局一番怖い説」というドッキリ企画において、現場スタッフが「(新宿から自宅まで)ウォーキングしながら帰るしん!(しん~は口癖)」というツイートを鵜呑みにして、ドッキリ対象であるクロちゃん宅で準備していたところ、なんと歩かずにタクシーですぐさま帰って来て、現場が大慌てになったことで発覚した「黒川嘘ツイート常習疑惑」。それを検証するために「クロちゃん嘘ツイート監視企画」が行われ、1週間にわたって24時間、本人とそのツイートを監視。放送の中で多くの細かい嘘をついていることが発覚した。

「プロテインとボディーメンテ飲んで夜まで我慢だねー。」とツイートしながら2玉盛りの蕎麦を食っていたり、かき氷とたい焼きしか食べていないダイエットアピールをしながら「牛すじ味噌おでん定食」を食べていたり、主に「ダイエット頑張ってる自分アピール」として放たれる嘘ツイの数々。

 そこで番組が「リアルクロちゃん」という偽アカウントを作成、監視して暴かれた本当の黒川容疑者の行動を逐一ツイート、大きな反響を得た。

 監視といっても生ぬるい監視ではなく、職場、移動中、遠征の先のホテル、プライベートで訪れる先、そして自宅まで常に隠しカメラで撮影、特に自宅にいる様子を「リアルクロちゃん」がリアルタイムで画像付きツイートすると、それを見たクロちゃんはベッドから飛び上がりパニックに。撮影班が自宅に突入しても、驚く以前に「よかったぁぁぁぁぁ」とマックスの安堵を見せるほど追い詰められていた。

 それがあってからの「第2弾」らしい。

 

■いわば「未来日記」

 

 今回は「リアルクロちゃん」ではなく「フューチャークロちゃん」というアカウントが作られ、そこでツイートされた内容は、必ず翌日「現実」になるのだという。いわば『ウンナンのホントコ!』(同)の「未来日記」、ドラえもんでいうところの「あらかじめ日記」的な企画だ。

 今回も10日間にわたり、24時間密着。もちろん本人は承知していない。

 初日、弁当のご飯を半分に減らした画像とともに「ご飯は少なめでいただきます♪」とツイート、しかし当然のごとく減らした分のご飯も食べきる黒川。「息をするように嘘をつく」もはやこういった行為が、彼にとって何も特別でないことがわかる。

 しかし本人がまだ見ぬ「フューチャークロちゃん」が前日にツイートした内容は「お弁当のお肉、全部カエルだったしん!げろげろ~(>_<)」とのこと。カエル肉の唐揚げ、カエル肉のシュウマイ、カエル肉のそぼろなどの特注弁当(味はうまいのだろう)を知らぬ間に食べさせられ、種明かしもないまま放映される。

 クロちゃんはこの番組嘘ツイートが発覚する前は「種明かしをされない」キャラだった。バッグにGPSを仕込まれ、行く先々にカメラが現れても何も種明かしされないなど、本人もそれがなんだったのか謎のまま放置されているので、その放置を見ているこちらも、もはや何も感じない身体にされてしまっている。

 ここで、ある人物が登場する。モデルの小林レイミという女性。

■あの伝説の「蠢くベッド」の時の……

 

 クロちゃんが「レイちゃま」と呼ぶこの女性は、実は以前にもこの番組に出演している。

 寝起きの悪い人を検証する企画。泥酔したクロちゃんが嗚咽しながら自宅のベッドの下に潜り込み、ドタドタとその寝台を揺らしながら蠢き眠りにつくという、スタジオを、いやさ日本中を悲鳴の渦に巻き込んだあの世紀の映像で、クロちゃんを酔わせるために仕込んだ偽の酒飲みロケで共演していたのが、小林レイミだ。

 その後、小林がクロちゃんからしつこく誘われていることを逆手に取り、仕掛け人として再度起用。クロちゃんを飲みに誘いだす。

 確かに見直すと、その「寝起き悪い検証企画」で、クロちゃんは「あーかわいい、好き」「れいちゃま、かわいい」とデレデレしていた。

 おそらく、いくら誘っても会ってくれなかったのだろう。久しぶりの再会に、バカラのシャンペングラスをプレゼントとして持参する気合満々のクロちゃん。

 続けて、あの日(ロケ日)以来、「レイミー(レイニー)ブルーもおおおお~、終わったはず~なのに~」と、つい徳永英明の替え歌を口ずさんでしまうという報告を彼女にしており、ナレーションでは「気持ち悪い」とされていたが、彼なりに本気なのがわかる。

 しかしそれでいて、小林がトイレにいった瞬間、その小林の使用したてのバカラグラスを当たり前のように舐めるという、さらなる「本気」も見せてくれる、期待を裏切らない男・黒川。

 2日目以降も、プライベートで通うジムでの姿が「フューチャー」アカウントで生配信されていたり、意味なく1日に9,600キロカロリーという、致死量なのでは? と思うほどの熱量を摂取させられたりと、その全ての生態が記録、放送される。特に、知らぬ間に生配信されていたくだりはジムキャリーの『トゥルーマン・ショー』(1998)を思い出す不気味さ。

 途中で「フューチャー」の存在を知りつつ、不気味がり、『水曜日の~』の存在に怯えながらも「キスをされる」という未来予言ツイートの際には「急に元気出てきたしん!マジかな!?」と浮かれてツイートするなど、欲に正直な姿がだんたん可愛く思えてくるから不思議だ。(結局キスされたのは同姓同名の「黒川明人」という別人物というオチ)

 

■クロちゃん=寅さん?

 

 よく考えてみると、彼のつく嘘は実にどうしようもないセコい嘘ばかりだ。食べたのに食べてないとか、タクシーなのに歩いたという、悲しいほどのどうでもいい嘘。ここまで24時間10日間すべての居場所を監視され、この程度の「嘘」しか出てこないのは、逆にすごくないだろうか?

 もっと嫌な裏の顔が出てきてもよさそうなのに、「よく思われたい」という誰もが持つ欲望に沿ったみみっちい嘘に、好きな子のグラスを舐めるという小学生のような悲しい行為。

 なんならタクシーの運転手が道を間違えた際(これも仕込みだが)には「逆に睡眠取れました、ありがとうございます」と笑顔でフォローしてのけるのだ。

 どうしようもない、気持ち悪いと思う人がいるのは事実かもしれないが、彼と寅さん、本質的にどこが違うというのか。いつも嘘と見栄で固めて、女を見るとすぐ好きになり、振られる。よく見たら顔も似て見えてくるといったら国民栄誉賞に失礼か。

 どうしようもない寅次郎を憎めないのと同様、「ゲス」で「最低」で「気持ち悪い」を背負い続けるクロちゃんに、少しだがシンパシーを感じる人が増えてるように感じる。

 そして物語は進む。

 行きつけのラム肉の店で食事をしたり、何度かデートを重ね、ますます惹かれていくクロちゃん。途中、青い薔薇をプレゼントし、花言葉「夢は叶う」と一言添えるところも実にうざい本気だし、すぐさま再度こっそりグラスを舐めてくるあたりも、本気のヤバさだ。

 そして迎えた運命の8日目。

 

■「これは見てられへんわ」

 

 その夜遅く「夢が叶う」という設定のパワースポット神社に、小林とタクシーで向かう。車内でふざけながら手をつないだクロちゃんは、手応えを感じているようだ。

 お参りを済ませた後「あっちにベンチあるから座りましょう」と境内裏にある広場に誘う小林。

 ベンチまであと5メートル。「なんか飲み物持ってくればよかった」と、わざとらしく立ち止まる小林。先導して歩いていたのに、急にクロちゃんを先に行かせようとする。この神社に行こうと誘ったのは小林だ。

 ちなみに前日「フューチャー」が予言したツイートは、クロちゃんが落とし穴に落ちるというもの。その落とし穴を、クロちゃんはこの日一日警戒していた。

 小林は正直、仕掛け人としては失格な下手くそ具合だ。しかし、この下手くそ加減がドラマを生む。

 ベンチの絶妙な距離で、立ち止まって先に行かそうとするれいちゃまに、何かを察してしまったクロちゃん。

 ここで来たかと。しかも、明らかにその穴へ誘導してるのは愛しのれいちゃまだ。

 頭の中がこんがらがる。もはや彼が心配してるのは、穴に落ちることでも、これが何の仕事なのかでもない。この恋が終わってしまうのか。れいちゃまとのは思い出は、全て「嘘」だったのかという怖さ。

 嘘のツイートを続けていた男が、自らに迫り来る「嘘」の予感に苦しむという、2017年の日本でリブートされたイソップ童話『狼と羊飼い』。

「一旦座りって話しましょう」と、不自然中の不自然な誘導で押し切ろうとする仕掛け人、兼・恋愛対象の小林。

「ちょっと待ってね、れいちゃま……ちょっと待ってね……」
「そうね、座らないとといけないよね……」

 プライベートな想いと、芸人としての責任感が混在する。

「もしもそうだったら、ちょっと自分の中で整理をしとかないといけないから」

 映画などでよくみる「身内が真犯人」だったシーンを思い出す。

 それに対する小林の「あっ、そうなんだ。何かちょっとよくわかんないけど」といういなし方は、無関係のこっちから見たら相当だが、恋する男にとっては「嘘であってほしい」麗しのれいちゃまだ。わずかな期待を込め、嘘つき野郎が、嘘抜きで語りだす。

「俺はれいちゃまのことを本気でいいなって思ってて、この一週間いいなぁって思ってたから、俺はれいちゃまのこと好きだなっていう……好き……これだけははっきり言っとくね」

 告白。トーンの優しさから、本当に好きなことが伝わってくる。

 おそらくだが、もう彼の中では結論は出ていたのだろう、だからカメラが回ってることもわかってたのだろう。

 小林はおそらく、怪物に告白されてる自分という見え方を意識していたはずだ。だから、ぎこちない。

 しかしここ最近、当たり前のように職場も移動中も、そして自宅にもカメラが仕掛けられている彼にとっては、もはやそんな機器の存在など苦でも屁でもない。

 穴に落ちる前に、どうしても気持ちを伝えておきたかったのだろう。変なアカウントの出現と同時に、並行して流れていた夢のような時間が土に埋もれる前に。

 眼科に行くべき前提のもとに言わせてもらえば、業火に身を焼かれようとも大切な人を守ろうとする英雄見えた。

 おそらく世の多くの冴えない男達たちは、黒川がいろいろ最低だと認識しつつも、得体のしれないシンパシーを感じただろう。

 想いを全て吐き出し「じゃあ、座って、しゃべろうね」そう言ってゆっくり歩き出す英雄。

 おそらく、しゃべるどころか座ることもできないことを、彼は知っている。

 そして、3歩歩いて、落ちた。今、渾身の告白をした女の誘導する罠へと。

 落ちた獲物を確認するでもなく、なんなら落下音にうるさそうに耳を塞ぎ、女は闇に消えた。いや、クロちゃんの中では死んだのかもしれない。

 思わず「これは切ないね」と松本。「いいこともあるからね」と冗談めかしながらもフォローする。モテの代表のようなスタンスのYOUも「クロちゃん頑張って!」と応援するほど。

 前日に1万キロカロリーも摂取させられた影響で4キロ近く太ってるからか、這い上がる姿も苦しみに満ちている。上がってきた顔は、ドッキリを受けた人としてはあり得ないほどの真顔だ。スタッフも誰もいない。地獄。

「これは見てられへんわ」と悲しく笑う松本、「せつない、ほんと」と高橋みなみと呟く。

 2人で来たタクシーの後部座席に、今は一人、流れる街頭の灯が黒川の顔を照らして流れる。『タクシードライバー』(1976)のロバート・デ・ニーロ演じるトラビスのようだ。流れる曲はもちろん「レイニーブルー」。「終わったはずなのに~」という歌詞もぴったりだ。

 失意の中、一人暗い部屋に戻るが、内側に仕掛けられたカメラが当たり前のように、その逆光の黒川を迎え撃つ。部屋で一人、おそろいで買ったバカラのグラスを見つめる、悲しみに浸る。

 この悲しさがクライマックスを迎え、スタジオの空気(観客は引いているかもしれないが少なくとも演者は)が戸惑いながらも感動に染まり上がった瞬間、

「あ、もしもしサエちゃん?」

 と、違う女をラム肉の店に誘うクロちゃん。スタジオの女性客が待ってましたとばかりに悲鳴を上げる。

 予想を超えるクロちゃんのメンタル。「元気でよかった」と思う心と「このゲスが」と罵る心が入り混じる。

 しかし、失恋直後なのに、急遽課された予言での指令に従い、延々と朝までモノボケを続けるクロちゃん。しかしなんだかんだあって、クロちゃんに罰ゲームが決定して企画が終了、番組もこのまま終了……かと思われた!

 

■まさかのオチ

 

 だが、ここからVTRは急展開。罰を受けるらしく、アイマスクにヘッドホンというおなじみスタイルで連れていかれるクロちゃんの耳に流れるのは、あの「レイミーブルー」いやさ「レイニーブルー」。

「思い出すからもぉぉぉぉ! やっと忘れてきたのにぃぃぃ!!」涙が止まらない。

「ほんとに好きだったから、れいちゃまのこと!」本気で泣いてる。

 これほど「レイニーブルー」が似合う場面を筆者は知らない。荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」や大塚愛の「さくらんぼ」と同じような、間違ったヒットの仕方をしそうな予感すらある。

 ここで、VTR開けてスタジオ。

「今日はなんだか、ふわふわした気分」と「フュチャークロちゃん」が前日にツイートしているらしい。最後の予言ツイートだ。

 この説(何の説だか、もはやわからないが)をプレゼンするサバンナ高橋に「スタジオの上をご覧ください」と言われ全員が見上げた先には、照明に紛れて天井高く吊るされたクロちゃんの姿が! もちろんアイマスクとヘッドホンで正装し、知覚は奪われている。

 悲鳴。もう誰も笑っていない。松本も「もうこんなんいややわ」と体をすくませている。

 収録のはるか前から吊るされていたらしい。2時間特番でしかも収録……観客が入るはるか前ということは、少なく見積もっても4時間以上は前だろう。

 過去のスペシャルでは、「出演者の声、全部モノマネタレントが演じてる」「空気読めない女性タレントは裏で芸人が指示してた」などの大オチで驚かせてくれた同番組だが、今回も仕上げて来た。

 その「物体」が降りてくる。心おきなく絶叫する観客。「それでキャー言われるのもかわいそうやけどな」との松本の正論はもっともだ。

「(目隠し)一生取っちゃだめ」と言われて「まだ光は見たい!」と即座に返すクロちゃん。ゲスや嘘っぷりばかりが注目されているが、これだけの目に遭いながら瞬時にこのコメントを出せるところが、この人のすごいところだろう。

 収録終了後、スタッフに薄々仕掛け人だと感じて、なんで本気で好きになったんですかと聞かれ「惚れた男の弱みだよ」と、まさに寅さんのごとくナルシスティックに嘆いた直後、「『サエちゃん』って誰なんですか?」と唐突にぶつけられ、一瞬とまどった後、「……誰ですかね」と、冷酷な目でシラを切るというオチまで見事な真っクロさ。

 これからも『水曜日~』で彼がどんな地獄を見続けるのか、クロちゃんの黙示録に期待したい。
(文=柿田太郎)

「ちょうなんず」「気合い&楽しく」「うにいくら」って誰!? 有名芸人たちの“コンビ名候補”事情

 ダウンタウンの松本人志が、11月26日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演し、元の芸名が「てるお・はるお」だったと明かした。さらに飛行機好きだった横山やすしから「ライト兄弟」と無理やり名付けられたエピソードも披露した。ダウンタウンの名称が定着した今となってはどこか違和感のある名前である。だが、お笑いコンビニはこうしたエピソードは少なくない。

「有名どころとしてはウッチャンナンチャンがいますね。メジャーデビュー前は『ちょうなんず』というコンビ名でした。これは2人が長男であることに由来します。さらに『気合い&楽しく』といった候補も存在したそうです。当時のウンナンの売りはショートコントですから、芸風に見合った名前のように思えますが、この名前で長い活躍ができていたかといえば未知数ですね」(放送作家)

 ダウンタウンウやウンナンなどの大物だけではない。若手芸人にも芸名エピソードは存在する。

「オードリーは女優のオードリー・ヘプバーンに由来します。これは事務所社長に『華がないのでせめて良い名前を』ということで付けられたそうです。その時、もうひとつ候補にあがっていたのが『うにいくら』でした。提案された場所が寿司屋だったため、完全に思いつきだろうと思った2人は『オードリー』を選びます。『うにいくら』を選んでいたらと思うとゾッとしますね。沖縄出身のガレッジセールも、当初は『さとうきび畑でつかまえて』『具志堅ようこそ』といった候補名があったそうです。インパクトはありますが、シュールに走りすぎの印象も受けますね」(同)

 現在の活躍から見れば、当時ほかの名前を選ばなくて正解なのは確かだろう。芸人が売れるには、実力とともに運も必要といわれるが、芸名のセンスも問われるのかもしれない。
(文=平田宏利)

松本人志「共演NGは3人ぐらい」発言に飛び交う臆測「確実に入るのはアノ人?」

  ダウンタウンの人気長寿番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の11月26日放送分のトークで、松本人志が「NGタレントが3人ぐらいいる」と発言。ネット上で臆測を呼んでいる。

 松本の発言は、大みそかに放送される「笑ってはいけないシリーズ」について、松本や浜田雅功、月亭方正、ココリコの5人が語るトークの中で飛び出したものだ。番組のエンディングで、話題がキャスティングのことに及ぶと、松本は、「ゲストをオレが決めてるみたいに思われてたりとか。(中略)『松本さんが全然呼んでくれない』とかゲストが言ったりとか。オレは一切言ったことないし、NGタレントもいないし」と日頃の鬱憤を晴らすようにまくし立てた後に、「まぁ、3人ぐらいはいるけど」と発言。

 これに浜田のツッコミが入ってオチはついており、話の流れとしては限りなく冗談に近いものだ。ただ、臆測が飛び交うのは、実際に松本と共演していたイメージのない芸能人が数多く存在するからだ。テレビ関係者が語る。

「ダウンタウンは長年、とんねるず、爆笑問題、ナインティナインらとの“確執”がウワサされてきました。しかし、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の最終回で、彼らがそろって画面に登場し、多くの関係者が『共演NGというウワサは何だったんだ』と、驚いたというのが事実です。ただ、今年1月にブログで突如、松本との共演NGを告白した角田信朗のような例があるので、『まったくNGがないか』と言われれば、やはりあるのでしょう」

 角田の騒動は、ダウンタウンの番組への出演オファーを断ったことから話がこじれ、以後、共演NGになっていると告白したもの。松本も『ワイドナショー』(同)でこの件に触れ、NGが自分の問題ではないことや、相当な時間が経過してからいきなり暴露したことに不満を述べたが、芸能誌の記者は、角田とはまったく違う意味でNGの芸能人の名前を挙げる。

「まずは、常盤貴子でしょう。松本は2009年に19歳年下の女性と結婚しましたが、1995年に写真週刊誌で常盤との交際がスクープされ、長い間“くっついたり離れたり”の状態が続いていました。そのほか松本は、02年に優香と、04年には元SPEEDの島袋寛子との写真を撮られています。

 松本は今年2月、『ワイドナショー』で元カノと共演したことがあると告白し、『何もなかったようにやるのがプロ』だと言いましたが、ゲストに彼女たちの名前が挙がったら、さすがに周りが“忖度”しますよ」(同)

「NGは3人ぐらい」の3人は、写真を撮られた3人の美女かも!?

松本人志「共演NGは3人ぐらい」発言に飛び交う臆測「確実に入るのはアノ人?」

  ダウンタウンの人気長寿番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の11月26日放送分のトークで、松本人志が「NGタレントが3人ぐらいいる」と発言。ネット上で臆測を呼んでいる。

 松本の発言は、大みそかに放送される「笑ってはいけないシリーズ」について、松本や浜田雅功、月亭方正、ココリコの5人が語るトークの中で飛び出したものだ。番組のエンディングで、話題がキャスティングのことに及ぶと、松本は、「ゲストをオレが決めてるみたいに思われてたりとか。(中略)『松本さんが全然呼んでくれない』とかゲストが言ったりとか。オレは一切言ったことないし、NGタレントもいないし」と日頃の鬱憤を晴らすようにまくし立てた後に、「まぁ、3人ぐらいはいるけど」と発言。

 これに浜田のツッコミが入ってオチはついており、話の流れとしては限りなく冗談に近いものだ。ただ、臆測が飛び交うのは、実際に松本と共演していたイメージのない芸能人が数多く存在するからだ。テレビ関係者が語る。

「ダウンタウンは長年、とんねるず、爆笑問題、ナインティナインらとの“確執”がウワサされてきました。しかし、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の最終回で、彼らがそろって画面に登場し、多くの関係者が『共演NGというウワサは何だったんだ』と、驚いたというのが事実です。ただ、今年1月にブログで突如、松本との共演NGを告白した角田信朗のような例があるので、『まったくNGがないか』と言われれば、やはりあるのでしょう」

 角田の騒動は、ダウンタウンの番組への出演オファーを断ったことから話がこじれ、以後、共演NGになっていると告白したもの。松本も『ワイドナショー』(同)でこの件に触れ、NGが自分の問題ではないことや、相当な時間が経過してからいきなり暴露したことに不満を述べたが、芸能誌の記者は、角田とはまったく違う意味でNGの芸能人の名前を挙げる。

「まずは、常盤貴子でしょう。松本は2009年に19歳年下の女性と結婚しましたが、1995年に写真週刊誌で常盤との交際がスクープされ、長い間“くっついたり離れたり”の状態が続いていました。そのほか松本は、02年に優香と、04年には元SPEEDの島袋寛子との写真を撮られています。

 松本は今年2月、『ワイドナショー』で元カノと共演したことがあると告白し、『何もなかったようにやるのがプロ』だと言いましたが、ゲストに彼女たちの名前が挙がったら、さすがに周りが“忖度”しますよ」(同)

「NGは3人ぐらい」の3人は、写真を撮られた3人の美女かも!?

松本人志、板尾の“不倫”めぐりTwitterで発言! 「見損なった」「仲間への愛」とファン賛否

 11月26日、松本人志(54)が自身のTwitterを更新。板尾創路(54)の不倫問題に関する発言に注目が集まっている。

 18日、写真週刊誌でグラビアアイドル・豊田瀬里奈(27)との不倫疑惑が報じられた板尾。松本は26日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)でこの問題に言及し、板尾について「我々とは次元が違うところにお住まいの人」「別に気にしてないと思う」などと発言した。

 同番組の放送終了から約1時間後、松本は自身のTwitterに「身内に甘いって。。。オレ吉本芸人に限らず誰の不倫でもブチギレしたことなど一度もないけど。。。」と投稿。詳細は明らかにされていないが、板尾を擁護したともとれる発言がネット上で「身内に甘い」と評されたことに反論したようだ。

 この投稿に対し、ファンからは「身内に甘くてもいい」「仲間への愛情があるからこそ」といった共感や応援の声が届いている一方、「身内じゃなくて板尾に甘い」「見損なった」「明日は我が身」など厳しいコメントも寄せられた。

 また「他人がとやかく言うのはおかしい」「夫婦のことを世間がどうこう言うな」など過熱する有名人の不倫報道自体に辟易する声も多く、ネット上ではさまざまな意見が飛び交っている。

大みそか『笑ってはいけない』元SMAP3人から“出演売り込み”も、「ジャニーズ忖度」で幻に……

 人気バラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の年末恒例スペシャルが、『絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』として今年も放送される。

 今回の設定は、ダウンタウン、月亭方正、ココリコの5人が、新人アメリカンポリスとして大物俳優が演じる署長と対面。豪華ゲスト扮する笑いの刺客たちが仕掛けるさまざまなトラップに挑むというもの。昨年は俳優の斎藤工や原田龍二などが芸人とのコラボを披露して大きな話題を集めたが、今年も大物ゲストが出演予定だという。

 そんな中、あの超大物タレントの出演が“幻”に終わっていたようだ。テレビ関係者が耳打ちする。

「実は、SMAPの育ての親である飯島三智氏から番組サイドに、香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛の出演売り込みがあったんです。11月2~5日に放送された生放送番組『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)では、香取が5日に来日したドナルド・トランプ米大統領を模した『カトルド・トランプ』に扮し、Yahoo!検索では本家を抑えて1位になるほど話題を呼んでいた。『笑ってはいけない』のテーマがアメリカンポリスとあって、リムジンから『カトルド・トランプ』の香取がSP役の稲垣、草なぎを従えて登場し、ダウンタウンらを表敬訪問するシナリオまで出来上がっていたといいます。しかし、ダウンタウンが所属する吉本は、『ホンネテレビ』でもジャニーズ事務所に忖度してタレントを一人も出演させていない。同様に日テレも、ジャニーズ、吉本に忖度して出演を断ったようです。その意趣返しではないでしょうが、元SMAPは大みそかの裏の時間帯で『Abema紅白』(同)への出演が濃厚となっています」(テレビ関係者)

 稲垣、草なぎ、 香取の3人が独立後初めて共演した『ホンネテレビ』は、累計視聴者数が7,000万を超えるほど注目を浴びただけに、『笑ってはいけない』でダウンタウンとの共演が実現すれば、例年以上の高視聴率を叩き出したことは確実。夢のコラボはご破算になってしまったが、3人が『Abema紅白』に出演するとなれば、『紅白』本家のNHKにとってはかなりの脅威になるだろう。

大みそか『笑ってはいけない』元SMAP3人から“出演売り込み”も、「ジャニーズ忖度」で幻に……

 人気バラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の年末恒例スペシャルが、『絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』として今年も放送される。

 今回の設定は、ダウンタウン、月亭方正、ココリコの5人が、新人アメリカンポリスとして大物俳優が演じる署長と対面。豪華ゲスト扮する笑いの刺客たちが仕掛けるさまざまなトラップに挑むというもの。昨年は俳優の斎藤工や原田龍二などが芸人とのコラボを披露して大きな話題を集めたが、今年も大物ゲストが出演予定だという。

 そんな中、あの超大物タレントの出演が“幻”に終わっていたようだ。テレビ関係者が耳打ちする。

「実は、SMAPの育ての親である飯島三智氏から番組サイドに、香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛の出演売り込みがあったんです。11月2~5日に放送された生放送番組『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)では、香取が5日に来日したドナルド・トランプ米大統領を模した『カトルド・トランプ』に扮し、Yahoo!検索では本家を抑えて1位になるほど話題を呼んでいた。『笑ってはいけない』のテーマがアメリカンポリスとあって、リムジンから『カトルド・トランプ』の香取がSP役の稲垣、草なぎを従えて登場し、ダウンタウンらを表敬訪問するシナリオまで出来上がっていたといいます。しかし、ダウンタウンが所属する吉本は、『ホンネテレビ』でもジャニーズ事務所に忖度してタレントを一人も出演させていない。同様に日テレも、ジャニーズ、吉本に忖度して出演を断ったようです。その意趣返しではないでしょうが、元SMAPは大みそかの裏の時間帯で『Abema紅白』(同)への出演が濃厚となっています」(テレビ関係者)

 稲垣、草なぎ、 香取の3人が独立後初めて共演した『ホンネテレビ』は、累計視聴者数が7,000万を超えるほど注目を浴びただけに、『笑ってはいけない』でダウンタウンとの共演が実現すれば、例年以上の高視聴率を叩き出したことは確実。夢のコラボはご破算になってしまったが、3人が『Abema紅白』に出演するとなれば、『紅白』本家のNHKにとってはかなりの脅威になるだろう。