5失点炎上でシーズン終了……球界のご意見番と化したダルビッシュ有“日本球界復帰”の可能性は?

 米大リーグ・ドジャースに所属するダルビッシュ有の2017年シーズンが終わった。最後の登板となったのは、世界一を争うアストロズとのワールドシリーズ第7戦。先発のマウンドに立ったダルビッシュは制球が定まらず、1回2/3を投げて5失点と炎上。6年目となったアメリカ生活を、有終の美で飾ることはできなかった。

 そんなダルビッシュだが、シーズン中にもTwitterで活発に発言を繰り返し、いまだ日本国内でも存在感を失っていない。将来的に、日本球界復帰の可能性はあるのだろうか?

「ダルビッシュは、今季途中にレンジャーズからドジャースにトレード移籍しましたが、移籍前にレンジャーズと交わしていた6年契約が終了し、フリーエージェント(以下FA)となります。MLB公式サイトのFA選手ランキングでも1位にランクされているように、各チーム間で争奪戦になることは確実。ダルビッシュの現在の年俸は1,100万ドル(≒12億5,000万円)ですが、来季以降はヤンキース・田中将大(2,200万ドル≒25億円)を下ることはないはず。31歳のダルビッシュは、おそらく5年程度の長期契約を希望するでしょうから、5年総額1億2,000万ドル(≒136.6億円)~1億5,000万ドル(≒170.8億円)あたりが落とし所になるでしょう」(スポーツライター)

 まさにアメリカンドリームと呼ぶに相応しいビッグマネーを掴むことになるダルビッシュだが、ここ最近、立て続けにその発言が注目を集めている。ワールドシリーズでは、対戦相手のアストロズのグリエルが目を細める差別行為を行ったが、ダルビッシュは「完全な人間はいない。いろんな人がこのことから学べると思う」という模範解答を示したほか、巨人・菅野智之と西武・菊池雄星の間で争われた日本の沢村賞選考については、

「両方素晴らしいわけですから2人でいいでしょう」

「選考委員に決めさせるのではなく記者の投票制にすればいいのでは?」

 と、発言。この夏には、日本のオールスターゲームが2試合行われることについて、「オールスターがみんなの憧れにならない」とツイートするなど、すっかり日本球界のご意見番と化している。もはや“世界のダルビッシュ”になった彼だが、日本球界復帰の可能性については、週刊紙のスポーツ担当記者がこう語る。

「ダルビッシュは、どうしても大リーグに行きたくてアメリカに渡ったわけではないという発言を繰り返しています。今年6月にも、『いつか、日本球界に戻りたいなって思っています』というインタビューが公開され、大きな話題になりました。彼の究極の夢は、日本のプロ野球が大リーグの上をいくこと。となると、一連の発言は、日本に存在感を残しておきたいという気持ちの表れでしょう。ただ、ダルビッシュが日本球界に戻るには、家族という大きな問題があります。ダルビッシュは16年に元レスリング世界王者の山本聖子と結婚し、その前年に男の子が生まれました。松坂大輔は、日本球界に戻る際、妻子をアメリカに置いたまま“単身赴任”しています。山本はレスリングのアメリカチームの指導をしたこともあり、英語は堪能ですし、2人の子どもなら身体能力も抜群なはず。スポーツをやる環境については日本よりアメリカのほうがいいでしょうから、子どものために日本球界復帰を諦めるか、松坂のように単身帰国かという選択を、何年後かにすることになるかもしれません」

 まずは今オフの契約次第だが、もう1度日本で見られる日はやって来るのだろうか。

早実・清宮幸太郎の北海道日本ハム入りで、再燃! 中田翔は、やっぱり阪神に……

 ドラフトの最注目選手だった清宮幸太郎の交渉権を北海道日本ハムファイターズが獲得したことで、一度は消えたかと思われた中田翔の“阪神移籍説”が再燃。侍ジャパンの4番も打った大物選手の流出が、現実味を帯びてきた。

 中田は、大阪桐蔭高校時代から全国的に注目され、2014年と16年には打点王も獲得。WBCに2回連続で出場し、侍ジャパンの4番を任されたこともある選手だが、今季は散々だった。打率は.216で、パの規定打席到達者中の最下位に沈み、ホームランも、わずか16本どまり。シーズン中にFA権を取得すると、大砲が欲しい阪神への移籍のウワサが持ち上がったが、早々の撤退が報じられるなど、屈辱のシーズンとなった。

 そんな中田に降りかかった新たな“災厄”が、怪物・清宮の獲得だ。フリーのスポーツライターが語る。

「中田の阪神入りのウワサは、今季の不調と、2億8,000万円といわれる高年俸がネックとなり、いったんは立ち消えになったかと思われました。日本ハムにとっても、中田は昨年の日本一の立役者の一人ですし、チームにとって貴重な客の呼べる選手。チームに残るのが既定路線でした。しかし清宮獲得で、シナリオは変わりました。日本ハムにとっては、一挙に大谷翔平と中田がいなくなってしまっては、集客面に不安がありますが、清宮を獲得できたことで、注目度が大きく下がる心配がなくなった。となると、球場移転で金が必要な日本ハムが、コストパフォーマンスの悪い中田を無理してチームに残す事情はなくなりました」

 日本ハム側にとって中田が不要になった理由はわかるが、阪神側の事情は変わらないはず。ここにきて、なぜウワサが再燃し始めたのか? そこにはしたたかな計算があるようだ。

「今季の成績を見れば、中田側が強気に出られないのは明らか。阪神の金本(知憲)監督は中田と同郷で、個人的な親交もあります。また、今季の中田の不振は、WBC出場も大きな理由でしょう。もちろん秋山(翔吾=埼玉西武)や筒香(嘉智=横浜DeNA)のように、WBCに出て、シーズンでも活躍した選手もいましたが、中田や山田哲人(東京ヤクルト)などの不振は明らかにWBC疲れでしょう。さらに阪神には、中田を欲しがる、もうひとつの理由があります。阪神は黙っていても客が入る人気球団ですが、現在人気があるのは鳥谷(敬)、糸井(嘉男)、福留(孝介)など、年齢が高い選手ばかり。そろそろ次の世代を考えなくてはいけません。その点、中田はまだ20代ですし、地元とも縁が深く、阪神ファンに愛されるキャラの持ち主です。阪神が静かにしているのは、価格を引き下げる“死んだふり作戦”かもしれません」(前出・スポーツライター)

 これまでの中田に対する“欲しくないポーズ”は、ナニワの商人のしたたかさ?

早実・清宮幸太郎の北海道日本ハム入りで、再燃! 中田翔は、やっぱり阪神に……

 ドラフトの最注目選手だった清宮幸太郎の交渉権を北海道日本ハムファイターズが獲得したことで、一度は消えたかと思われた中田翔の“阪神移籍説”が再燃。侍ジャパンの4番も打った大物選手の流出が、現実味を帯びてきた。

 中田は、大阪桐蔭高校時代から全国的に注目され、2014年と16年には打点王も獲得。WBCに2回連続で出場し、侍ジャパンの4番を任されたこともある選手だが、今季は散々だった。打率は.216で、パの規定打席到達者中の最下位に沈み、ホームランも、わずか16本どまり。シーズン中にFA権を取得すると、大砲が欲しい阪神への移籍のウワサが持ち上がったが、早々の撤退が報じられるなど、屈辱のシーズンとなった。

 そんな中田に降りかかった新たな“災厄”が、怪物・清宮の獲得だ。フリーのスポーツライターが語る。

「中田の阪神入りのウワサは、今季の不調と、2億8,000万円といわれる高年俸がネックとなり、いったんは立ち消えになったかと思われました。日本ハムにとっても、中田は昨年の日本一の立役者の一人ですし、チームにとって貴重な客の呼べる選手。チームに残るのが既定路線でした。しかし清宮獲得で、シナリオは変わりました。日本ハムにとっては、一挙に大谷翔平と中田がいなくなってしまっては、集客面に不安がありますが、清宮を獲得できたことで、注目度が大きく下がる心配がなくなった。となると、球場移転で金が必要な日本ハムが、コストパフォーマンスの悪い中田を無理してチームに残す事情はなくなりました」

 日本ハム側にとって中田が不要になった理由はわかるが、阪神側の事情は変わらないはず。ここにきて、なぜウワサが再燃し始めたのか? そこにはしたたかな計算があるようだ。

「今季の成績を見れば、中田側が強気に出られないのは明らか。阪神の金本(知憲)監督は中田と同郷で、個人的な親交もあります。また、今季の中田の不振は、WBC出場も大きな理由でしょう。もちろん秋山(翔吾=埼玉西武)や筒香(嘉智=横浜DeNA)のように、WBCに出て、シーズンでも活躍した選手もいましたが、中田や山田哲人(東京ヤクルト)などの不振は明らかにWBC疲れでしょう。さらに阪神には、中田を欲しがる、もうひとつの理由があります。阪神は黙っていても客が入る人気球団ですが、現在人気があるのは鳥谷(敬)、糸井(嘉男)、福留(孝介)など、年齢が高い選手ばかり。そろそろ次の世代を考えなくてはいけません。その点、中田はまだ20代ですし、地元とも縁が深く、阪神ファンに愛されるキャラの持ち主です。阪神が静かにしているのは、価格を引き下げる“死んだふり作戦”かもしれません」(前出・スポーツライター)

 これまでの中田に対する“欲しくないポーズ”は、ナニワの商人のしたたかさ?

鎌ヶ谷に清宮幸太郎フィーバー到来!? 徹底的な取材制限で「直撃取材なら即刻退場、出入り禁止」

 今年のプロ野球・ドラフト会議で高校ナンバーワンスラッガー、注目の早稲田実業高校の清宮幸太郎(18)は、1位指名に7球団が競合し、抽選の末に北海道日本ハムファイターズが交渉権を獲得した。

 ドラフト翌日の27日には、栗山英樹監督(56)が指名挨拶に訪れ、清宮と面会。各テレビクルーらが殺到した。

 さっそく一部で揉み合いが起きるなど、小さな混乱が発生。過熱した報道合戦を繰り広げた。それだけに、これからも清宮の行くところ現れるところにテレビ、雑誌、新聞、ネット媒体など入り乱れての取材合戦が行われることとなりそうだ。

 これまで高校側がメディア対応を請け負ってきたが、フィーバーに備えて今後は日本ハム球団が主導して広報体制を整えていく形になるという。

「高校卒業は来年春ですが、その前に入団発表やキャンプなど、清宮が出席する球団行事が目白押しです。また年明けからは、若手選手の拠点である千葉県鎌ケ谷市の『鎌ケ谷スタジアム』隣の選手寮『勇翔寮』で生活を送ることになります。そこでは、投手と打者の二刀流で大注目を浴びた大谷翔平と同様に、外出する際には栗山監督の許可が必要となるなど、厳しい管理のもとで生活することになりそうです。またキャンプや練習日などでの報道陣の取材は1日1回に制限される見込みで、清宮もメディア側も球団の監視下に置かれることになるようです。球団の許可を得ずに直撃取材などしようものなら、その媒体は即刻球場、練習場の出入り禁止になることは間違いないですよ」(プロ野球関係者) 

 清宮は、高卒入団1年目から31本の本塁打を打った清原和博氏以上の逸材ともいわれている。早くも来年2月にアメリカ・アリゾナ州で開催される春季キャンプのメンバー入りも濃厚視されており、ますます周囲の期待は高まるばかりだ。

鎌ヶ谷に清宮幸太郎フィーバー到来!? 徹底的な取材制限で「直撃取材なら即刻退場、出入り禁止」

 今年のプロ野球・ドラフト会議で高校ナンバーワンスラッガー、注目の早稲田実業高校の清宮幸太郎(18)は、1位指名に7球団が競合し、抽選の末に北海道日本ハムファイターズが交渉権を獲得した。

 ドラフト翌日の27日には、栗山英樹監督(56)が指名挨拶に訪れ、清宮と面会。各テレビクルーらが殺到した。

 さっそく一部で揉み合いが起きるなど、小さな混乱が発生。過熱した報道合戦を繰り広げた。それだけに、これからも清宮の行くところ現れるところにテレビ、雑誌、新聞、ネット媒体など入り乱れての取材合戦が行われることとなりそうだ。

 これまで高校側がメディア対応を請け負ってきたが、フィーバーに備えて今後は日本ハム球団が主導して広報体制を整えていく形になるという。

「高校卒業は来年春ですが、その前に入団発表やキャンプなど、清宮が出席する球団行事が目白押しです。また年明けからは、若手選手の拠点である千葉県鎌ケ谷市の『鎌ケ谷スタジアム』隣の選手寮『勇翔寮』で生活を送ることになります。そこでは、投手と打者の二刀流で大注目を浴びた大谷翔平と同様に、外出する際には栗山監督の許可が必要となるなど、厳しい管理のもとで生活することになりそうです。またキャンプや練習日などでの報道陣の取材は1日1回に制限される見込みで、清宮もメディア側も球団の監視下に置かれることになるようです。球団の許可を得ずに直撃取材などしようものなら、その媒体は即刻球場、練習場の出入り禁止になることは間違いないですよ」(プロ野球関係者) 

 清宮は、高卒入団1年目から31本の本塁打を打った清原和博氏以上の逸材ともいわれている。早くも来年2月にアメリカ・アリゾナ州で開催される春季キャンプのメンバー入りも濃厚視されており、ますます周囲の期待は高まるばかりだ。

“フクシくん”落合福嗣のナレーションでつづる「プロ野球選手の子ども」の人生

フクシ君落合福嗣のナレーションでつづる「プロ野球選手の子ども」の人生の画像1
イメージ画像(Thinkstockより)
 今年もプロ野球のペナントレースが終わりを告げた。まだまだポストシーズンの戦いがあるとはいえ、試合のないオフシーズン、ストーブリーグの季節も意外ともうすぐそこにある。ただ、試合はなくとも、別角度から野球を楽しめるのがオフシーズンの醍醐味。そのひとつが、密着ドキュメントだ。シーズン中に放送される場合もあるが、オフのほうが選手の内面や私生活、家族を巻き込んだ企画が増えて、見応えあるものが多い。  この分野で一日の長があるのは、なんといってもTBS。年末恒例の『プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達』、最近、放送回数が増えてきた『壮絶人生ドキュメント プロ野球選手の妻たち』、そして間もなく迎えるドラフト会議当日には『ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう 夢を追う親子の壮絶人生ドキュメント』と、おなじみの企画がめじろ押しだ。  この「野球ドキュメンタリー」の分野で、TBS以外で新たな鉱脈を見つけたのがフジテレビ。今年3月に放送された新企画『プロ野球選手の子供に生まれて』。その第2弾が10月2日、早くも放送された。  3月放送の第1弾では、テニスに打ち込む石井琢朗コーチ(広島)の娘、父と同じ野球の道を選んだ前田幸長氏、元木大介氏(ともに元巨人)の息子たちを取材。それぞれの親子の関係性、注目を集めやすい「プロ野球選手の子ども」という境遇・環境だからこその悩みなどを描いた。  今回放送の第2弾では、石井親子のその後、そして新たな親子として、3兄弟がJリーガーという高木豊(元横浜)親子、オヤジ超えを目指して英才教育を施す度会博文(元ヤクルト)親子が登場。「プロを目指すなら、今のうちに負けを経験しておくこと」と語る石井。「(スポーツ界では)オヤジの名前なんて通用しない。自分の実力で切り開かなきゃいけない」と高木。大舞台に挑む息子に「きっと誰かが見ている。だから、いつも、全力で」とメッセージを送った度会と、三者三様の“オヤジの背中”はそれぞれ温かく、そして味わい深かった。  これほど早く第2弾が制作されたのは、よほど第1弾の評判と数字がよかった、ということのはず。その成功の要因のひとつは、なんといってもナレーションを元三冠王・落合博満の息子にして声優の落合福嗣が務めたことだ。声優として確固たる地位を築きつつある福嗣の声はとても聞きやすく、そして番組コンセプトにこれほど合致し、話題性を生む人選はなかったはず。むしろ、福嗣ありきの企画だったのでは? と思えてしまうほど、この番組には欠かせない要素だ。  それにしても……かつて、名著にして怪著『フクシ伝説 うちのとーちゃんは三冠王だぞ!』(集英社)を刊行し、ある意味、「プロ野球選手の息子」を肩書に生きていた感すらある“フクシくん”が、こんなに立派になって……という感慨深さは、2回目でも収まらなかった。  そして第2弾を見て思ったのは、成功する企画には“見えざる力”が働くものだな、ということ。たとえば、今回取り上げた3組の親子のうち、度会の息子は中学生最後の全国大会で大活躍し、見事に全国制覇。その活躍が認められて、U15の侍ジャパンにも選出された。  また、第1弾で「プロになんてなれっこない」と父から断言されていた石井の娘は、海外武者修行を経て、全国大会で準優勝。こうした“結果”は、どんなに番組スタッフが努力したところで実現できるわけではない。むしろ、うまくいかないケースのほうが多いはず。その半面、番組自体の勢いや時流とのマッチングが強い場合には、自然と結果が結びつくからなんとも不思議だ。  ちなみに、今回の番組最後で「ユニフォームを脱いで、(テニスでプロを目指す娘と一緒に)海外を回りたい」と語った石井。するとこの数日後、今季限りでのカープ退団を発表。記者会見で「一番の理由は、東京にいる家族です。『戻って来 てほしい』と……」と発言していたが、番組を見た人はきっと、テニスに打ち込む娘の姿を思い起こしたはず。こうした積み重ねで、番組ファンは着実に増えていくのではないだろうか。  恐らく、遠くない時期に第3弾も放送されるであろう、『プロ野球選手の子供に生まれて』。期待したいのは、落合博満・福嗣親子の物語も見てみたい、ということ。くしくもこの夏、福嗣は自身のTwitterで、父・博満と野球観戦したことをツイートしていた。 《63年弱生きてきて産まれてはじめて野球場の客席でお酒を飲む。ずーっと夢だったんだって。ほら、いつだって野球は『仕事』だったからさ》  あの博満の意外すぎる“小さな夢”をかなえた息子、福嗣。とんねるずやナインティナインにも暴言を吐いていたあの子が、本当に立派になったなぁ……。 (文=オグマナオト)

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 今年もプロ野球のペナントレースが終わりを告げた。まだまだポストシーズンの戦いがあるとはいえ、試合のないオフシーズン、ストーブリーグの季節も意外ともうすぐそこにある。ただ、試合はなくとも、別角度から野球を楽しめるのがオフシーズンの醍醐味。そのひとつが、密着ドキュメントだ。シーズン中に放送される場合もあるが、オフのほうが選手の内面や私生活、家族を巻き込んだ企画が増えて、見応えあるものが多い。  この分野で一日の長があるのは、なんといってもTBS。年末恒例の『プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達』、最近、放送回数が増えてきた『壮絶人生ドキュメント プロ野球選手の妻たち』、そして間もなく迎えるドラフト会議当日には『ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう 夢を追う親子の壮絶人生ドキュメント』と、おなじみの企画がめじろ押しだ。  この「野球ドキュメンタリー」の分野で、TBS以外で新たな鉱脈を見つけたのがフジテレビ。今年3月に放送された新企画『プロ野球選手の子供に生まれて』。その第2弾が10月2日、早くも放送された。  3月放送の第1弾では、テニスに打ち込む石井琢朗コーチ(広島)の娘、父と同じ野球の道を選んだ前田幸長氏、元木大介氏(ともに元巨人)の息子たちを取材。それぞれの親子の関係性、注目を集めやすい「プロ野球選手の子ども」という境遇・環境だからこその悩みなどを描いた。  今回放送の第2弾では、石井親子のその後、そして新たな親子として、3兄弟がJリーガーという高木豊(元横浜)親子、オヤジ超えを目指して英才教育を施す度会博文(元ヤクルト)親子が登場。「プロを目指すなら、今のうちに負けを経験しておくこと」と語る石井。「(スポーツ界では)オヤジの名前なんて通用しない。自分の実力で切り開かなきゃいけない」と高木。大舞台に挑む息子に「きっと誰かが見ている。だから、いつも、全力で」とメッセージを送った度会と、三者三様の“オヤジの背中”はそれぞれ温かく、そして味わい深かった。  これほど早く第2弾が制作されたのは、よほど第1弾の評判と数字がよかった、ということのはず。その成功の要因のひとつは、なんといってもナレーションを元三冠王・落合博満の息子にして声優の落合福嗣が務めたことだ。声優として確固たる地位を築きつつある福嗣の声はとても聞きやすく、そして番組コンセプトにこれほど合致し、話題性を生む人選はなかったはず。むしろ、福嗣ありきの企画だったのでは? と思えてしまうほど、この番組には欠かせない要素だ。  それにしても……かつて、名著にして怪著『フクシ伝説 うちのとーちゃんは三冠王だぞ!』(集英社)を刊行し、ある意味、「プロ野球選手の息子」を肩書に生きていた感すらある“フクシくん”が、こんなに立派になって……という感慨深さは、2回目でも収まらなかった。  そして第2弾を見て思ったのは、成功する企画には“見えざる力”が働くものだな、ということ。たとえば、今回取り上げた3組の親子のうち、度会の息子は中学生最後の全国大会で大活躍し、見事に全国制覇。その活躍が認められて、U15の侍ジャパンにも選出された。  また、第1弾で「プロになんてなれっこない」と父から断言されていた石井の娘は、海外武者修行を経て、全国大会で準優勝。こうした“結果”は、どんなに番組スタッフが努力したところで実現できるわけではない。むしろ、うまくいかないケースのほうが多いはず。その半面、番組自体の勢いや時流とのマッチングが強い場合には、自然と結果が結びつくからなんとも不思議だ。  ちなみに、今回の番組最後で「ユニフォームを脱いで、(テニスでプロを目指す娘と一緒に)海外を回りたい」と語った石井。するとこの数日後、今季限りでのカープ退団を発表。記者会見で「一番の理由は、東京にいる家族です。『戻って来 てほしい』と……」と発言していたが、番組を見た人はきっと、テニスに打ち込む娘の姿を思い起こしたはず。こうした積み重ねで、番組ファンは着実に増えていくのではないだろうか。  恐らく、遠くない時期に第3弾も放送されるであろう、『プロ野球選手の子供に生まれて』。期待したいのは、落合博満・福嗣親子の物語も見てみたい、ということ。くしくもこの夏、福嗣は自身のTwitterで、父・博満と野球観戦したことをツイートしていた。 《63年弱生きてきて産まれてはじめて野球場の客席でお酒を飲む。ずーっと夢だったんだって。ほら、いつだって野球は『仕事』だったからさ》  あの博満の意外すぎる“小さな夢”をかなえた息子、福嗣。とんねるずやナインティナインにも暴言を吐いていたあの子が、本当に立派になったなぁ……。 (文=オグマナオト)

「おのののかのパンツかぶってた!?」巨人解雇の“元カレ”江柄子裕樹に、テレビ界が熱視線

「おのののかのパンツかぶってた!?」巨人解雇の元カレ江柄子裕樹に、テレビ界が熱視線の画像1
 巨人は10月4日、江柄子(えがらし)裕樹投手ほか3選手に対し、来季の契約を結ばない旨を通告した。  江柄子は明治大、社会人・東芝を経て2011年にドラフト6位で巨人入り。6年目の今季は2試合の登板にとどまり、防御率は15.00。通算では34試合に登板し、1勝5敗で防御率は4.10だった。  華やかな活躍をすることがないまま解雇された江柄子だが、このニュースが、なぜかテレビ関係者の間で注目を集めているという。スポーツ紙デスクが、その理由を語る。 「江柄子は、おのののかの“元カレ”といわれているんですよ。昨年1月のバラエティ番組にて、おのがビールの売り子をしていた時期に、プロ野球選手と交際していたことを告白。お相手は『在京球団の投げる人(投手)』『まだ現役』で、しかも『その人には5回浮気された』と明かしています。放送後に芸能マスコミやネット民がお相手探しを開始。すると、おのがTwitterで江柄子投手のプロ初勝利の記事と危険球退場の記事を“お気に入り”に登録していたことが判明し、“江柄子で間違いない”と特定されることとなりました」  現在は恋人がいないというおの。そのせいか、バラエティ番組ではたびたび「元カレ」ネタが登場するのだが、9月24日放送の『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)では、衝撃トークをブッ込んできた。 「女優・斉藤由貴の不倫相手だった男性が、彼女のものと思われるパンティをかぶっている様子が写真週刊誌に掲載された話題について話を振られると、おの自身も『ふざけて好きな人にかぶせたことがあります』と明かしました。その相手が江柄子かどうかはわかりませんが、可能性がなくない ですよね。目 ざとい一部のバラエティ関係者は、江柄子が巨人を去ってフリーになるタイミングで、おのと共演させて過去の交際について突っ込む企画ができないか検討しているそうですよ」(同)  野球ではファンの記憶に残らなかったが、本人の意図しない ところで芸能界には爪痕を残していたようだ。

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 巨人は10月4日、江柄子(えがらし)裕樹投手ほか3選手に対し、来季の契約を結ばない旨を通告した。  江柄子は明治大、社会人・東芝を経て2011年にドラフト6位で巨人入り。6年目の今季は2試合の登板にとどまり、防御率は15.00。通算では34試合に登板し、1勝5敗で防御率は4.10だった。  華やかな活躍をすることがないまま解雇された江柄子だが、このニュースが、なぜかテレビ関係者の間で注目を集めているという。スポーツ紙デスクが、その理由を語る。 「江柄子は、おのののかの“元カレ”といわれているんですよ。昨年1月のバラエティ番組にて、おのがビールの売り子をしていた時期に、プロ野球選手と交際していたことを告白。お相手は『在京球団の投げる人(投手)』『まだ現役』で、しかも『その人には5回浮気された』と明かしています。放送後に芸能マスコミやネット民がお相手探しを開始。すると、おのがTwitterで江柄子投手のプロ初勝利の記事と危険球退場の記事を“お気に入り”に登録していたことが判明し、“江柄子で間違いない”と特定されることとなりました」  現在は恋人がいないというおの。そのせいか、バラエティ番組ではたびたび「元カレ」ネタが登場するのだが、9月24日放送の『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)では、衝撃トークをブッ込んできた。 「女優・斉藤由貴の不倫相手だった男性が、彼女のものと思われるパンティをかぶっている様子が写真週刊誌に掲載された話題について話を振られると、おの自身も『ふざけて好きな人にかぶせたことがあります』と明かしました。その相手が江柄子かどうかはわかりませんが、可能性がなくない ですよね。目 ざとい一部のバラエティ関係者は、江柄子が巨人を去ってフリーになるタイミングで、おのと共演させて過去の交際について突っ込む企画ができないか検討しているそうですよ」(同)  野球ではファンの記憶に残らなかったが、本人の意図しない ところで芸能界には爪痕を残していたようだ。

TBSラジオ「プロ野球中継から撤退」にファンが悲鳴! ラジオはなぜ“巨人戦至上主義”から抜け出せないのか?

TBSラジオ「プロ野球中継から撤退」にファンが悲鳴! ラジオはなぜ巨人戦至上主義から抜け出せないのか?の画像1
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 リーグ優勝は決まっても、CS進出争いがまだまだ佳境のプロ野球。一方、Bクラスが確定した球団のファンの気持ちは早くも来季へ。試合単位、シーズン単位で落胆することはあっても、先へ先へと楽しみを循環できるのも野球ファンの醍醐味のひとつだ。そんな中、その前向きな気持ちに水を差しかねないニュースが飛び込んできた。 <TBSラジオが来季から野球中継撤退へ> 「週刊ポスト」(小学館/9月29日号)が報じたもので、(1)野球中継の聴取率低下で広告収入が激減。(2)各球場のラジオ用ブースの使用契約料もバカにならず、採算が厳しい……という状況のため、1952年から60年以上続いてきたプロ野球中継『エキサイトベースボール』を今季限りで撤退する、というニュースだ。  27日には、さらに続報が流れた。TBSラジオの入江清彦社長が定例記者会見で「具体的に発表できる結論は出ていないが、年内をめどに結論を出す」「(撤退の)検討はずっと繰り返している」と答えたという。  プロ野球ファン、そしてラジオファンとしてはただただ悲しく、残念な気持ちになるニュースだ。もちろん、広告収入が激減、採算が厳しいという側面はあるのだろう。カールの販売中止が決まってから、思い出したように大人買いする消費者のように「ラジオの野球中継っていいよね」と言いつつ耳を傾ける回数を減らしていたのだとしたら、その責任の一端はリスナーや野球ファンにもあるのかもしれない。  一方で、どうしても疑問と不満も拭えない。ポストの記事では、入江社長の〈ラジオで野球を楽しむ習慣が遠のいている〉というコメントも紹介しているが、遠のかせないための施策は十分にできていたのだろうか?  野球ファンの間でよく議論になるのが、ラジオ中継の巨人戦偏向主義だ。これは、巨人寄りの中継をしているということではなく、ラジオのどの局も巨人戦しか中継してくれない、ということ。「パ・リーグきこうぜ!」でおなじみの文化放送『ライオンズナイター』もあるのだが、西武戦が組まれていない日のラテ欄を見ると、NHK、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオ日本のAM5局がすべて「巨人×◯◯」と横並びで、その編成の貧困さに悲しくなることが年に数回はある。  巨人・大鵬・卵焼きの時代ならいざ知らず、なぜラジオは(そしてこれは、民放テレビもそうなのだが)いまだに巨人戦至上主義から脱却できないのだろうか?  地上波テレビでの野球中継が激減した2000年以降、野球人気の低下が叫ばれて久しい。その半面、ここ数年はどの球場も観客動員数で過去最高を更新し続けている。確かに、70年代・80年代のような圧倒的な人気はなくなってしまったのかもしれないが、ファンの多様化・裾野の拡大という意味では、以前よりもいい時代を迎えつつあるのだ。  さらに、16年から導入された、radikoの「エリアフリー」「タイムフリー」は、実は野球中継を楽しむ上でももってこい。ひいきの球団が勝った試合を、最初はCS中継で見て、その後にradikoのタイムフリーで聴き直すことだってできるし、球団地元のローカル局ではどんな応援実況をしていたのか聴き比べることだってできてしまう。むしろ今、ラジオで野球中継を扱うことは、追い風が吹いているようにも感じる。  もったいないと思うのは、野球ファンの多様性をどこよりも紹介しているのもまた、TBSラジオだということ。阪神が負けた翌朝の放送はどことなくテンションが低い『森本毅郎スタンバイ!』。たびたび偏狭なベイスターズ企画をぶち込む『荒川強啓デイ・キャッチ!』。各球団ファンの論客やコラムニストをゲストに招くプロ野球企画が好評の『荻上チキ・Session-22』。そして、『伊集院光とらじおと』『深夜の馬鹿力』でラジオ界を牽引する伊集院光は日本ハムファンの代表格で、トークの枕として日本ハムネタ、プロ野球ネタから番組が始まることは少なくない。  朝から深夜まで、TBSラジオでは巨人以外の野球ネタがめじろ押しなのだ。それなのに、野球中継『エキサイトベースボール』では巨人戦ばかりというちぐはぐさ。きっと何かできることはあるはずなのだ。  折しも先週、文化系野球ファンに人気の不定期刊行雑誌「屋上野球」(編集室 屋上)の最新号が発売。その特集企画が「野球は、ラジオで」だった。全国ラジオ局へのアンケート調査ページで、TBSラジオが「野球中継が一番面白いのは実は『ラジオ』なんです」と答えていているのがなんだか切ない。  恐らく、TBSラジオの野球中継撤退は既定路線なのだろう。それでもいちるの望みをかけ、「屋上野球」の冒頭コラムを引用して終わりたい。 《ラジオで野球中継を聴くということに、ノスタルジーを感じる人もいるかもしれない。懐かしいな。昔よく聴いたなあ。いやいや、今なんです。今、ラジオで聴く野球が、どんどん面白くなっているんです。(中略)ラジオで野球を聴く楽しみを知ったら、あなたの野球はきっともっと広がっていく》 (文=オグマナオト)