渋滞イヤだ! 駐車スペースがない! ペンキを片手に「道路標示」を勝手に描き足す人々

 中国の都市部では渋滞が年々深刻化しているが、その理由は、自動車所有率が増加したことだけではない。人々の交通マナーの悪さも一因にある。譲り合いの精神というものが希薄なこともあり、合流箇所や右左折などでつかえてしまうのだ。ほとんどのドライバーが“自分ファースト”だから起きるわけだが、さらにその上を行く猛者もいる

「澎湃新聞」(11月30日付)によると、江蘇省連雲港市で、道路標示を描き足すという大胆な男(28歳)が現れた。現場は、同市内の片側3車線の交差点。中国では自動車は右側通行だが、その3車線の左端のレーンには左折と転回の矢印が表示されていた。

 男は出勤する際、バスでこの交差点をよく通っていたが、ひどい渋滞にうんざりしていた。それを解消するべく、左折レーンに白のペンキで直進の矢印を付け足したのだ。しかも犯行を行ったのは、まだ明るい日中。あえなくパトロール中の警察官に発見された。

 調べに対し、男は「この道は交通量が多い一方で、左折するクルマはそれほど多くなかったため、直進レーンを増やすべきだと考えた」と弁解した。そんな言い訳がまかり通るはずもなく、男は1,000元(約1万7,000円)の罰金を言い渡された。あってはならない事件だが、ネットでは意外にも「彼には才能がある」「この交差点の設計自体が合理的でない」と、男を擁護する意見が圧倒的に多かった。交通規則への不満の表れだろうか。

 道路標示への細工は、これだけではない。中国では、路上へ勝手に駐車スペースの線を引くケースが急増している。「網易新聞」(5月3日付)などによると、浙江省金華市では、トラック運転手が駐車しようとしたところスペースがなかったため、勝手に路上に線を引いて止めるという事件が起きている。

 また、「大衆網」(11月29日付)などによると、山東省浜州市では、駐車が禁止されている路上に駐車スペースの線が引かれているのを、パトロール中の警官が発見。通り沿いにある店舗が、各々の店の前に勝手に線を引いたのだという。当局は、クルマを止める際には駐停車禁止の標識がないかを確かめるとともに、白線がはっきり描かれていて太さが均一であるかを確かめるよう呼びかけている。

 こうした交通表示の書き換えは、“偽造大国”中国の、新たな潮流といえそうだ。
(文=中山介石)

想像以上にひどい“中高生の文章読解能力崩壊”もう日本語でも会話は通じない!!

 テスト勉強をしていないんじゃない。日本語で書かれた問題文が理解できないんだ!!

 多くの中高生が、文章の基本を理解していない。国立情報学研究所の調査結果が注目を集めている。

 今回明らかになった調査結果は、昨年中高生を中心とした約2万5,000人を対象に実施されたもの。この調査は読解力を測るもので、暗記も何もいらない基礎的な内容が出題されている。

 問題のひとつは、中学の教科書からの引用。「幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた」の一文と、「1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた」の一文とが、同じ意味かどうかを尋ねるというもの。

 これを「同じ」と誤答した中学生が約43%にも及んでいるのである。さらに、高校生でも約28%の不正解者が。

 昨今、高校どころか大学レベルでも「テストの時に、問題文を理解することができない学生がいる」とはウワサされていた。だがその実態は、想像以上に深刻であることが明らかになったのである。

 国立情報学研究所では、こうした読解力に関する調査を継続的に行っているが、それらの資料からは、今回の報道どころではない一大事になっている。例えば昨年発表されたテスト結果「リーディングスキルテストの実例と結果(平成27年度実施予備調査)」には、さまざまな問題例と回答結果が報告されているが、この内容は、惨憺たるものだ。

 いくつかの問題例と結果を並べてみよう。

===

<問>
仏教は東南アジア、東アジアに、キリスト教はヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニアに、イスラム教は北アフリカ、西アジア、中央アジア、東南アジアにおもに広がっている。オセアニアに広がっているのは( )である。

A:ヒンドゥー教
B:キリスト教
C:イスラム教
D:仏教

(正解:B)

<正答率>
公立中学校 53%
中高一貫学校(中学) 64%
公立高校 81%

===

<問>
オーストリア、次いでチェコスロバキア西部を併合したドイツは、それまで対立していたソ連と独ソ不可侵条約を結んだうえで、1939年9月、ポーランドに侵攻した。ポーランドに侵攻したのは、( )である。

A:オーストリア
B:チェコスロバキア
C:ドイツ
D:ソ連

(正解:C)

<正答率>
公立中学校 75%
中高一貫学校(中学) 100%
公立高校 98%

<問>
天の川銀河の中心には、太陽の400万倍程度の質量をもつブラックホールがあると推定されている。天の川銀河の中心にあると推定されているのは( )である。

A:天の川
B:銀河
C:ブラックホール
D:太陽

(正解:C)

<正答率>
公立中学校 100%
中高一貫学校(中学) 100%
公立高校 98%

===

 最後は誰でも正解できる易しい問題で、生徒たちがいかに真面目に取り組んでいるのかを証明するもの。ともあれここから見えてくるのは、文章を正確に理解しようとしても、そもそも文章を読み慣れていないので理解に戸惑ってしまう者が、想像以上に存在している姿である。うん、Twitterなどで、人が書いた内容を理解していないクソリプが送られてくるのは……しようがないことだったんだ。

想像以上にひどい“中高生の文章読解能力崩壊”もう日本語でも会話は通じない!!

 テスト勉強をしていないんじゃない。日本語で書かれた問題文が理解できないんだ!!

 多くの中高生が、文章の基本を理解していない。国立情報学研究所の調査結果が注目を集めている。

 今回明らかになった調査結果は、昨年中高生を中心とした約2万5,000人を対象に実施されたもの。この調査は読解力を測るもので、暗記も何もいらない基礎的な内容が出題されている。

 問題のひとつは、中学の教科書からの引用。「幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた」の一文と、「1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた」の一文とが、同じ意味かどうかを尋ねるというもの。

 これを「同じ」と誤答した中学生が約43%にも及んでいるのである。さらに、高校生でも約28%の不正解者が。

 昨今、高校どころか大学レベルでも「テストの時に、問題文を理解することができない学生がいる」とはウワサされていた。だがその実態は、想像以上に深刻であることが明らかになったのである。

 国立情報学研究所では、こうした読解力に関する調査を継続的に行っているが、それらの資料からは、今回の報道どころではない一大事になっている。例えば昨年発表されたテスト結果「リーディングスキルテストの実例と結果(平成27年度実施予備調査)」には、さまざまな問題例と回答結果が報告されているが、この内容は、惨憺たるものだ。

 いくつかの問題例と結果を並べてみよう。

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<問>
仏教は東南アジア、東アジアに、キリスト教はヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニアに、イスラム教は北アフリカ、西アジア、中央アジア、東南アジアにおもに広がっている。オセアニアに広がっているのは( )である。

A:ヒンドゥー教
B:キリスト教
C:イスラム教
D:仏教

(正解:B)

<正答率>
公立中学校 53%
中高一貫学校(中学) 64%
公立高校 81%

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<問>
オーストリア、次いでチェコスロバキア西部を併合したドイツは、それまで対立していたソ連と独ソ不可侵条約を結んだうえで、1939年9月、ポーランドに侵攻した。ポーランドに侵攻したのは、( )である。

A:オーストリア
B:チェコスロバキア
C:ドイツ
D:ソ連

(正解:C)

<正答率>
公立中学校 75%
中高一貫学校(中学) 100%
公立高校 98%

<問>
天の川銀河の中心には、太陽の400万倍程度の質量をもつブラックホールがあると推定されている。天の川銀河の中心にあると推定されているのは( )である。

A:天の川
B:銀河
C:ブラックホール
D:太陽

(正解:C)

<正答率>
公立中学校 100%
中高一貫学校(中学) 100%
公立高校 98%

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 最後は誰でも正解できる易しい問題で、生徒たちがいかに真面目に取り組んでいるのかを証明するもの。ともあれここから見えてくるのは、文章を正確に理解しようとしても、そもそも文章を読み慣れていないので理解に戸惑ってしまう者が、想像以上に存在している姿である。うん、Twitterなどで、人が書いた内容を理解していないクソリプが送られてくるのは……しようがないことだったんだ。

中国で小学生女児の“生ストリップ配信”が大流行! 視聴者の求めに応じて胸元を……「面白いからやってるの」

 中国の若い女性がネット上で“エロ生中継”をして大金を稼いでいたり、14歳で妊娠した少女が大きなお腹を披露してミルク代を稼いでいるなどといった話題は、これまでも何度かお伝えしているが、最近はついに、女子小学生までもが“ストリップ生中継”をしていることが、中国のニュースネットサイト「ホウハイ新聞」の報道でわかった。

 それによると、中国のショート動画プラットフォームである「美拍」(メイパイ)には人気のある動画に対して報酬を与える機能があり、その報酬獲得を狙って、小学生を含む未成年が生中継で服を脱いだり、セックスを思わせる動作をして見せているのだという。

 それを生で見ているフォロワーたちが、チャット機能を使って女の子たちに服をめくるようはやし立てたり、女の子たちもそれに応じて胸元をめくったり、服をお腹からめくり上げたりしている。人気がある少女などは、すでにフォロワーが2万人近くにまで増えている。

 ストリップ生中継をしている一人の少女は、自分は2005年生まれの小学生で、どうしてやっているのかと問われ、「お金のためにやってるんじゃないの。面白いからやってるの。私、クラスで一番フォロワーが多いのよ」などと自慢しているという。

「ホウハイ新聞」の報道により、この件は大きな社会問題となり、ネットライブの機能を提供している美拍では、12月9日から未成年の登録者に対しては生中継を行う権限をカットすると発表している。

 インターネット情報検閲を強力に進め、政府や共産党に不都合な話がネットにアップされると、あっという間に削除してしまう中国でさえ、ネットライブのようなものだとすぐには対応できないようだ。

 こういった未成年者によるネット上での性的な進出は、これからも止まりそうにない。
(文=佐久間賢三)

“小保方騒動”の再来!?スパコン詐欺に揺れたNHK『仕事の流儀』と「局内の怪しいウワサ」

 スーパーコンピューター開発のベンチャー企業「PEZY Computing(ペジーコンピューティング)」の斉藤元章社長らが、国立研究開発法人から助成金約4億3,000万円を騙し取った詐欺容疑で東京地検特捜部に逮捕され、NHKは大慌てだ。

 1週間後の12月11日放送の『プロフェッショナル 仕事の流儀』で、この容疑者を「日本最速のスパコンを作った開発者」として特集する予定だった。逮捕を受けて、すぐに番組内容の差し替えが決まったが、局内では一部の番組関係者にも疑いの目が向けられている。

「必要以上に斉藤社長を持ち上げようとする担当者がいましたからね。スパコン事業には多くの尽力者がいて、斉藤社長ひとりの手柄ではないのに、やたらと的を絞ろうとしていたところがあって、局内では接待でも受けてるのかとウワサになっていたところ、この事件。国研がらみではSTAP細胞で教訓があったのに」(NHK関係者)

 世界中を混乱させたSTAP細胞の不正論文問題では、14年1月にその論文が発表されるやNHKなどメディアが大々的に研究者を取り上げた。中心人物の小保方晴子氏については「リケジョの星」などと持ち上げ、当時のNHK『ニュース9』などでは「小保方さんは実験中は割烹着を着ている」などと本題に無関係な話を取り上げ、リポーターが同じ格好をして東京・巣鴨での割烹着特集をする始末だった。

 結局、こうした放送の直後、論文や研究不正の疑義が発覚したのだが、そこで浮上したのは、研究を進めた理化学研究所が、莫大な補助金が出る特定国立研究開発法人の指定を目指していたことで、不正騒動がなければ1,000億円もの助成金を獲得できたという見方もあった。スパコン特集の担当は経済・社会情報番組部で、STAP特集をした部署ではないというが、「助成金がらみのベンチャーの後押しをすると、公平な民間競争を妨げることになりかねないので、より慎重さが求められるべきだった」とNHK関係者。

 助成金詐欺で逮捕された斉藤容疑者は、PEZY社開発の「暁光(ぎょうこう)」が世界の計算速度ランキングで4位に入って、スパコン開発の注目人物だった。しかし、虚偽の実績報告書を提出し費用を水増し、助成金を会社名義の口座に振り込ませた疑いがあり、その書類提出はまさにSTAP細胞問題が持ち上がった14年2月だったのである。

 NHKで放送予定だった『プロフェッショナル~』では、PEZY社が「少ない人員や予算で国家プロジェクトや大手企業を上回った」という部分を強調する番組構成になる予定だった。世界各国が国家プロジェクトとしてスパコンに取り組む中、参加者25名ほどの少数精鋭のベンチャー企業が「わずか3年半で快挙を達成した」その主役として斉藤容疑者にスポットを当て、「中国一強」ともいわれる世界に挑んでいるという切り口だ。

「この番組を見れば、政府がその研究に大金を投資しても当然だという感覚になるでしょう。実際そういえる部分があるのも確かですが、当事者はセコい詐欺をやってしまったわけで、所詮こうした研究は莫大な助成金目当てだと裏付けられたようなもの」(同)

 スパコンといえば、民主党政権時代、蓮舫議員が「2位じゃダメなんですか?」と、事業仕分けで予算を大幅カットして完成を遅らせたともいわれる。現政権では、首相御用ジャーナリストともいわれる元TBS記者の山口敬之氏が巨額助成金の仲介をしていたと報じるところもあり、極端な癒着構図の匂いも出てきている。

 NHK関係者は「PEZYベッタリだった番組担当者も、その立場が危ないかも」と話している。
(文=片岡亮/NEWSIDERTokyo)

“小保方騒動”の再来!?スパコン詐欺に揺れたNHK『仕事の流儀』と「局内の怪しいウワサ」

 スーパーコンピューター開発のベンチャー企業「PEZY Computing(ペジーコンピューティング)」の斉藤元章社長らが、国立研究開発法人から助成金約4億3,000万円を騙し取った詐欺容疑で東京地検特捜部に逮捕され、NHKは大慌てだ。

 1週間後の12月11日放送の『プロフェッショナル 仕事の流儀』で、この容疑者を「日本最速のスパコンを作った開発者」として特集する予定だった。逮捕を受けて、すぐに番組内容の差し替えが決まったが、局内では一部の番組関係者にも疑いの目が向けられている。

「必要以上に斉藤社長を持ち上げようとする担当者がいましたからね。スパコン事業には多くの尽力者がいて、斉藤社長ひとりの手柄ではないのに、やたらと的を絞ろうとしていたところがあって、局内では接待でも受けてるのかとウワサになっていたところ、この事件。国研がらみではSTAP細胞で教訓があったのに」(NHK関係者)

 世界中を混乱させたSTAP細胞の不正論文問題では、14年1月にその論文が発表されるやNHKなどメディアが大々的に研究者を取り上げた。中心人物の小保方晴子氏については「リケジョの星」などと持ち上げ、当時のNHK『ニュース9』などでは「小保方さんは実験中は割烹着を着ている」などと本題に無関係な話を取り上げ、リポーターが同じ格好をして東京・巣鴨での割烹着特集をする始末だった。

 結局、こうした放送の直後、論文や研究不正の疑義が発覚したのだが、そこで浮上したのは、研究を進めた理化学研究所が、莫大な補助金が出る特定国立研究開発法人の指定を目指していたことで、不正騒動がなければ1,000億円もの助成金を獲得できたという見方もあった。スパコン特集の担当は経済・社会情報番組部で、STAP特集をした部署ではないというが、「助成金がらみのベンチャーの後押しをすると、公平な民間競争を妨げることになりかねないので、より慎重さが求められるべきだった」とNHK関係者。

 助成金詐欺で逮捕された斉藤容疑者は、PEZY社開発の「暁光(ぎょうこう)」が世界の計算速度ランキングで4位に入って、スパコン開発の注目人物だった。しかし、虚偽の実績報告書を提出し費用を水増し、助成金を会社名義の口座に振り込ませた疑いがあり、その書類提出はまさにSTAP細胞問題が持ち上がった14年2月だったのである。

 NHKで放送予定だった『プロフェッショナル~』では、PEZY社が「少ない人員や予算で国家プロジェクトや大手企業を上回った」という部分を強調する番組構成になる予定だった。世界各国が国家プロジェクトとしてスパコンに取り組む中、参加者25名ほどの少数精鋭のベンチャー企業が「わずか3年半で快挙を達成した」その主役として斉藤容疑者にスポットを当て、「中国一強」ともいわれる世界に挑んでいるという切り口だ。

「この番組を見れば、政府がその研究に大金を投資しても当然だという感覚になるでしょう。実際そういえる部分があるのも確かですが、当事者はセコい詐欺をやってしまったわけで、所詮こうした研究は莫大な助成金目当てだと裏付けられたようなもの」(同)

 スパコンといえば、民主党政権時代、蓮舫議員が「2位じゃダメなんですか?」と、事業仕分けで予算を大幅カットして完成を遅らせたともいわれる。現政権では、首相御用ジャーナリストともいわれる元TBS記者の山口敬之氏が巨額助成金の仲介をしていたと報じるところもあり、極端な癒着構図の匂いも出てきている。

 NHK関係者は「PEZYベッタリだった番組担当者も、その立場が危ないかも」と話している。
(文=片岡亮/NEWSIDERTokyo)

フォロワー200万人! “翼の折れた天使”両腕欠損ガールの動画配信チャンネルに「結婚してくれ!」の声が殺到中!?

 中国のネット用語に「網紅(ワンホン)」いう言葉がある。動画配信などをきっかけに、一躍有名になった素人のことだ。網紅になると、ファンからの送金や広告収入などが殺到し、一夜にして億万長者に上り詰める者も少なくない。自らの才能やルックスを売りにする配信者が多くを占める中、一攫千金を求め、さまざまなバックグラウンドを持った人々も参入している。

「捜狐網」(11月30日付)は、最近中国で障害を持った美女が、その日常生活を動画で配信し、多くの収入を得ていると報じた。動画配信サイトの自身のチャンネルに90万人のフォロワーを集める楊莉(27)は、4歳の頃に事故で両腕を失った。その後、彼女は両足を器用に使い、健常者と変わりない生活をしてきた。彼女が配信している動画では、足を使いクシで髪をとかしたり、歯みがき、料理、化粧、スマホの操作など、見事に両足でこなしている様子を見ることができる。

 

 4カ月前から始めたという彼女の動画配信サイトには、フォロワーから「顔が美人なだけじゃなく、逆境に負けず大学まで卒業して自立してるなんて本当にすごい!」「両腕がなくても、すべて一人でこなす彼女を見ていると、本当に自分が情けなくなる」「こんな綺麗な子と結婚したい!」など、毎日多くのメッセージが寄せられている。ネット上では、両腕を失った彼女を「翼の折れた天使」と呼んでおり、彼女のことがメディアで報じられた現在、フォロワー数は200万人まで急増し、今もその数は増え続けているという。

 

 中国には彼女のように、身体的ハンデを負いながらも、それを武器に多くのファンを獲得する配信者は少なくない。片腕と足を使い包丁を器用に研ぐAさん(1990年代生まれ・本名不詳)も、そんな一人だ。前出の「翼の折れた天使」同様、日常生活を自ら動画配信している。報道によると、彼女は動画配信による広告収入だけで、少なくとも毎月1万元(約17万円)を稼いでいるという。

 中国では、日本のような障害者に対する公的扶助や年金制度などの整備が遅れており、受給できない者も多い。そんな中でも、動画配信という現代のツールを使い、たくましく生きる彼女たち。これからも多くのファンが見守り続けていくだろう。
(文=青山大樹)

中国でトラックが車両火災 近隣住民がアディダス新作シューズ5,000万円分を集団略奪!

 中国由来の熟語に、趁火打劫(ちんかだこう)という言葉がある。意味は、敵の混乱に乗じて土地や民を奪うことである。現代の中国では、この単語が火事場泥棒を指す言葉として、たびたびニュースなどで使われている。今回は事故に遭ったトラックが、その被害を受けてしまった。

「中財網」(11月30日付)によると、11月28日午後、浙江省温州市内の高速道路を走っていたトラックの後輪部分から火災が発生し、小規模の爆発を起こした。この爆発の影響で、積み荷の一部が高速道路の下に落下した。

 本来なら、トラック運転手の安否や爆発の影響などが気になるところだが、近隣住民にとっては積み荷にしか興味がなかったようだ。このトラックには1万4,000足のアディダスのシューズが積まれていたのだ。

 

 高速道路の下に落ちたシューズの入った段ボールは、次々と近隣住民によって持ち逃げされてしまったという。幸い、軽いケガで済んだトラックの運転手はメディアの現場取材に対し「今回、整備不良で、このような事故を起こしてしまいました。燃えてしまったり持ち逃げされたりしたシューズの被害総額は300万元(約5,000万円)以上になります。これからどうやって賠償していけばよいのか、まったくわかりません。商品を持ち逃げした人たちには、一刻も早く返却してほしいです」と、涙ながらに語った。

 今回、事故を起こしたトラックは、福建省の工場から出荷されたシューズを積み、江蘇省の倉庫に運ぶ途中だったという。さらに、積まれていたシューズは、まだ市場では発売されていない新商品だったという。

 

 運転手の男性はケガを負っていたにもかかわらず、治療費を持ち合わせていなかったため入院はせず、長距離列車で自宅に戻ったそうだ。今後、賠償について関係者と話し合いを進めていくことになる。

 今回のニュースは中国でも全国的に大きく報じられ、こうした一連の住民による略奪行為は、人民からも厳しく非難されている。日本でも災害や事故が発生すると、その裏で火事場泥棒に走る事件が後を絶たないが、人の不幸につけ込むような犯罪行為は断じて許されない。
(文=青山大樹)

年上彼氏のアソコを植木ばさみで断ち切ったアルゼンチン女性が美しすぎる!

 日本でも、元ボクサーの法科大学院生が妻の不倫相手の弁護士のペニスを枝切りバサミで切断した事件は記憶に新しいが、今度は海外で、世の男性を身震いさせる事件が起きた。アルゼンチン第2の都市のコルドバで、女性が年上の交際相手のペニスを切断したのだ。

 地元紙「ロス・アンデス」が伝えたところでは、傷害の容疑で逮捕されたのは、女性建築士、ブレンダ・バラティーニ(26)。彼女は11月26日の朝、交際相手であるレゲエ・シンガーのセルジオ・フェルナンデスさん(40)の性器を植木ばさみで切断したと見られている。

 ただ、事件の経緯については加害者と被害者の言い分が真っ向から対立している。被害者のフェルナンデスさん側の弁護士は、2人はバラティーニのマンションで、「セックスゲーム」に興じており、その一環としてフェルナンデスさんは目隠しをしていたところ、突然襲われたと主張している。また、事件前にフェルナンデスさんはバラティーニに別れ話をしており、それが凶行の引き金になった可能性があるとしている。

 一方、バラティーニ側の弁護士は、そもそも2人が交際関係にあった事自体を否定。当日は、騙されてフェルナンデスさんを自室に引き入れたところ、フェルナンデスさんから性的暴行を受けそうになったため、正当防衛でペニスを切断したと主張している。

 ちなみに被害者の男性、大量失血しながらも病院に搬送され、現在は容体も安定しているという。しかし、切断されたペニスが元通りに縫合されたのかどうかは明らかにされていない。

 やはりペニスは、本性の知れない相手にめったやたらと開帳するべきではないということか……。

毒親の極み! 父親が実の娘を13歳から4年間レイプ!! 母親は離婚を恐れ黙認……

 11月23日、四川省の省都・成都市の裁判所で、とある父親に対して、自分の娘に対する監護人としての資格を剥奪する判決が下されたと、中国の複数のメディアが伝えた。

 これは、中国で2017年10月に「民法総則」が施行されて以来、成都市では初めて監護権剥奪が適用されたケースで、施行前の過去の判例から見ても、監護権の失権は非常に珍しいという。いったいこの父娘の間に何が起こったのか。

 今年17歳になる女子高生の麗麗さん(仮名)は、農村で家族と一緒に生活していた。ずっと平和な暮らしを送っていたが、麗麗さんが13歳になると、それが一変した。

 実の父親である李貴(仮名)が、母親や弟妹が外に出かけて家にいない時に、麗麗さんに対して性的なイタズラを始め、ついには無理やり犯すようになったのだ。

 それが何度も続き、耐えられなくなった麗麗さんが母親に訴えた。そこで母親が夫の李貴を問いただすと、李貴は否定も肯定もしなかった。

 母親は世間体を気にし、またこれを警察に通報したら夫に離婚されてしまい、自分が路頭に迷ってしまうことを恐れ、ついぞ通報することはなかった。つまり、娘のことより自分のことを心配したのである。

 母親が助けてくれないことを悟った麗麗さんは、そこで祖母に訴えたのだが、祖母は祖母で、「お前のほうが悪い」と、逆に麗麗さんを怒鳴りつけたという。

 それからも李貴は麗麗さんを犯し続け、それが4年も続いた。そして今年2月、麗麗さんが両親とケンカをしてついに耐えられなくなり、精神が崩壊寸前となったところで、勇気を奮い起こして父親のことを警察に訴えた。

 結果、李貴は逮捕され、8月に裁判で懲役8年6カ月の実刑判決が下され、刑務所に入れられることになった。

 それからも麗麗さんの精神的な傷が癒えることはなく、法律の専門家からのアドバイスを受けて、自分に対する父親の監護権剥奪を裁判所に訴え、今回の判決に至ったのだった。監護権というのは親権に含まれる子供に関する権利の一つで、子供と暮らして世話や教育を行う権利のことを指す。

 これにより麗麗さんの唯一の監護者は母親だけとなったわけだが、この母親も娘である麗麗さんを犠牲にして自分の生活を守ろうとした人間である。そして一家の働き手である父親は刑務所の中にいる。

 中国の農村はまだまだ古い因習にとらわれた考え方の人が多く、麗麗さんを見る村人たちの目は冷たいままであろうことは想像に難くない。鬼畜な父親からは離れることができたものの、麗麗さんの将来の見通しは、まだまだ明るくなりそうにない。
(文=佐久間賢三)