プロ野球、セパ両リーグ優勝チームに風雲急! コーチ陣“大量流出”の異常事態「監督との不仲も……」

 

 プロ野球のセリーグ、パリーグで優勝した2チームが大揺れだ。広島東洋カープ、福岡ソフトバンクホークスのコーチが次々と退団し、ライバルチームに流出するという異常事態が発生しているのだ。

 プロ野球関係者は「両チームの黄金期が今後しばらくは続くと見られていましたが、これで黄信号が灯りましたよ」と声を潜める。

 クライマックスシリーズ(CS)では敗れたものの、37年ぶりのセリーグ連覇を成し遂げた広島東洋カープでは、石井琢朗打撃コーチと河田雄祐外野守備走塁コーチが東京ヤクルトスワローズにヘッドハンティングされ、移籍することになった。

 横浜DeNAベイスターズとの日本シリーズを制して2年ぶりに日本一を奪い取ったソフトバンクホークスでは、佐藤義則投手コーチが東北楽天ゴールデンイーグルスに、清水将海バッテリーコーチ、鳥越裕介内野守備コーチは、そろって千葉ロッテマリーンズに引き抜かれることとなった。

「流出したコーチの中には、旧チームの監督との不仲をウワサされていた者もいました。その間隙を突いて引き抜いたという見方もあり、用意周到な動きです。どのコーチも同一リーグに移籍するということで、旧チームの情報が筒抜けになるのは必至ですね。特に、選手の細かい弱点や性格を熟知しているベテランコーチが多いので、情報流出のマイナス面は計り知れない。ダメージは大きいでしょうね」(同)

 主要コーチが抜けた分、広島東洋カープ緒方孝市監督、福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督の裁量が大きくなるのは間違いないといい、その点についても心配の声が上がっているという。

「カープもホークスも、現有戦力はリーグ内で頭ひとつ抜けている。来年も普通にやれば、優勝すると言われています。ただ、両チームとも監督の采配に未熟な面があるという指摘があるのも事実。強いチームなので、勝っている時はいいんですが、劣勢に立たされたり、負けが込んだりすると、すぐに監督がジタバタしてしまう。今年もそういった場面が数多くみられました。それが一番の不安ポイントですね」(同)

 これで来年のペナント争いが、おもしろくなるということなのかもしれない。